囲碁 プロ 年収。 プロ棋士(将棋)の給料年収や対局料賞金ランキング・階級段位を解説!

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棋士(将棋)の給料・年収補足 2015年度のトップランカーの賞金ランキングの平均が4010万円。 そこから給与を算出すると平均が334万円となっておりました。 年代別の年収は実力世界のため算出が難しいですが、予測を立ててみたところ下記となりました。 20代の給料:15~100万円(推定) 30代の給料:60~300万円(推定) 40代の給料:150~600万円(推定) 上記平均給与から算出してみると、平均年収はだいたい 650万円~1200万円となると予測されます。 棋士の収入は将棋連盟から支給される基本給と対局料ですが、棋士はA級・B級1組・B級2組・C級1組・C級2組の5クラスに分けられていて、C級2組の基本給は15万円程度で、名人になると基本給も100万円以上あります。 平均年収. jpを参照してみると、およそですが基本給は下記となっているようです。 B1級:約50万円 B2級:約30万円 C1級:約20万円 C2級:約15万円 といわれてます。 また棋士は竜王・名人・棋聖・王位・王座・棋王・王将の7タイトル戦と、朝日オープン選手権・銀河戦・NHK杯将棋トーナメントなど8つの公式棋戦があり、これらの棋戦に参加すれば対局料が支給されます。 言い換えればタイトル戦やトーナメントなどの公式棋戦に参加できなければ、アマチュアへの指導料や大会の審判料や講演料など副収入しかありません。 しかし大会の審判や講演も棋士であれば誰でも依頼があるわけではないので、やはり実力がない棋士はほとんど稼げない仕組みになっています。 参照: 棋士(将棋)の給料手取り 上記平均給与から算出してみると、手取りはだいたい 55万円~100万円となりそうです。 棋士(将棋)の仕事内容 プロ棋士とも呼ばれる棋士は日本将棋連盟に所属しリーグ戦(順位戦)で対局を行い、名人を目指すことが棋士の仕事ですが、リーグ戦のほかにも各タイトル戦(棋戦)やトーナメント戦などで対局を行いそれらの対局料や賞金が主な収入になります。 女流棋士も棋士と同じく日本将棋連盟に所属していますが、女流棋士は女性限定であるため四段の棋士としてプロ入りしている棋士ではありません。 また指導棋士も女流棋士と同じく日本将棋連盟に所属していますが棋士ではなく、アマチュアへの将棋の普及や指導を行い日本将棋連盟の正会員ではありません。 女流棋士もかっては日本将棋連盟の正会員ではありませんでしたが、2010年11月12日の臨時総会で女流四段以上かタイトル経験者であれば、正会員になれることが決議されました。 棋士は対局で勝つことで対局の機会を得て名人を目指すことができますが、毎日のように対局があるわけではなく年間で多くても70局程度です。 対局のない日は研究会に所属し将棋の研究をしているか、さまざまなアマチュア向けの将棋のイベントで指導対局を行ったり、タイトル戦などでの解説を行ったりします。 棋士(将棋)の仕事の面白さ・向いてる性格 日本の将棋愛好家は約600万人いると言われていますが、棋士の人数は約160人で棋士になれるのは年間に4人くらいしかいません。 プロの棋士になるため奨励会に入会するのが普通ですが、それも小学生の4年生や5年生で大人を打ち負かす天才の集団です。 よく棋士になるのは東大に合格するよりも難しいと言われますがある意味で真実で、もし棋士が将棋でなく東大を目指していれば合格する人も1人や2人ではないでしょう。 しかし東大生が仮に棋士を目指しても、1000人に1人も棋士になれないでしょう。 棋士になりたいと思っていてもなれない人がほとんどのなかで、棋士は好きな将棋を職業にできた恵まれた人たちです。 棋士にとっては将棋を指すこと自体が仕事ですが面白くてしかないはずで、さらにリーグ戦やタイトル戦やトーナメント戦などで勝利すれば賞金が入ってきますが、それ以上に対局に勝利することが棋士の真の面白さと言ってもいいでしょう。 棋士(将棋)になるには? 棋士になるにはいくつか方法がありますが普通は、日本将棋連盟の新進棋士奨励会(奨励会)へ入会し、四段に昇段すれば棋士になれます。 奨励会は棋士の養成リーグのようなもので6級から上は三段までありますが、ただ奨励会は誰でも入会できるわけではありません。 奨励会に入会するには入会試験に合格する必要があり、場合によってはプロ棋士の推薦もいります。 小学校の高学年か中学生で奨励会に入会する場合が多く6級からスタートするのが一般的ですが、6級と言ってもアマチュアの県代表クラスの棋力があると言われています。 奨励会で勝ち抜くと昇級や昇段し三段になると半年に1回行われる三段リーグに参加でき、優秀な成績を上げた上位2人だけが四段になれ晴れて棋士になります。 もし26歳までに四段になれなかった場合は退会となり、四段になれるのは奨励会へ入会した全体の約15%ほどです。 もう一つの方法はプロ編入制度と呼ばれるもので、これは2006年に瀬川晶司棋士のプロ編入をきっかけにできた制度で、四段の棋士5人と対局し3勝以上すれば棋士になれます。 ただこれまでプロ編入制度で棋士になれたのは、瀬川晶司棋士を入れて2人しかいません。 棋士(将棋)の階級やタイトル プロ棋士には階級があります。 一般的にプロ棋士と呼ばれる人の階級(段位)は、四段~九段まで。 三段以下は新進棋士奨励会(奨励会)の段級位となってます。 段位は肩書きですが、段位よりも優先されるのがタイトル。 タイトルでの階級別は ・竜王 ・名人 が上位にあり、そのあとにタイトルを持っていれば~冠とつきます。 ~冠というタイトルの中は、 「棋聖、棋王、王位、王座、王将」 があります。 棋士(将棋)の賞金ランキング 1位は羽生善治名人で獲得賞金は1億1,900万円。 2位は糸谷哲郎八段で獲得賞金は5,531万円。 3位は渡辺明竜王で獲得賞金は4,577万円。 4位は森内俊之九段で獲得賞金は3,450万円。 5位は行方尚史八段で獲得賞金は2,689万円。 6位は佐藤天彦八段で獲得賞金は2,616万円。 7位は郷田真隆王将で獲得賞金は2,467万円。 8位は豊島将之七段で獲得賞金は2,459万円。 9位は深浦康市九段で獲得賞金は2,373万円。 10位は広瀬章人八段で獲得賞金は2,042万円。 でした。 女流棋士で有名な人は? 女流棋士で有名と言えば林葉直子元女流棋士で1979年に11歳で女流アマ名人戦に優勝し、同年に奨励会に6級で入会し小学校に在学中に米長邦雄永世棋聖の住み込みの内弟子になります。 1980年には女流2級になりプロ入りし1982年4月に、14歳で女流王将となりその後は女流王将戦10連覇を果たしています。 羽生善治さんってどのぐらいすごい人なの? 羽生善治名人がどのぐらいすごい人なのかは、先ずはタイトル獲得数が挙げられます。 棋士は年間に7回タイトル戦を行いますが、挑戦者になるには棋士の中で予選を勝ち抜く必要があります。 つまり殆どの棋士はこのタイトル戦に、1度も登場することもなく引退していくのです。 そんな中で羽生善治名人はこれまでタイトル戦に126期登場し、94期獲得していますがどちらの数字も歴代1位です。 19歳の時に竜王に挑戦し初タイトルを獲得し,その後は少なくて1つ以上のタイトルを保持し続けています。 また一般棋戦優勝回数は44回でこれも歴代1位タイでNHK杯の優勝回数は10回で、名誉NHK杯選手権者の資格を持っているのは羽生善治名人だけです。 NHK杯は前年度優勝者も必ず参加する必要があり、5連勝して初めて優勝できるため、10回の優勝は驚異的としか言いようがありません。 さらに史上初がいくつかあり例えば名人復位最多回数や、A級順位戦では9戦全勝しこれも史上初です。

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芝野虎丸の年収と彼女がヤバい!名前の由来と学歴・家族構成も!

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プロ棋士に初任給は存在する? 将棋のプロ棋士になった場合、成績でクラス分けされ対局料が変わる 日本の将棋界を仕切っている日本将棋連盟は以前、プロ棋士に対して賞金とは別に月々給料を支払い、成績に応じてボーナスを出すことがありました。 しかし、日本将棋連盟が公益法人化されたことから、月給制は廃止となりました。 そのため初めて将棋のプロ棋士になった月に、初任給という形で給料をもらうことはありません。 現在では、対局料とタイトル戦や公式棋戦での賞金がプロ棋士の主収入となっています。 対局料はその人の実力によってクラス分けされるほか、対局の重要度や注目度によって金額が変化することがあります。 連覇達成なるかどうかなど、重要度が高ければ対局料が増額されます。 実力により下記のように5つのクラス分けがされており、良い成績を収めると一つずつ昇級し、連敗が続くなど成績が悪いと一つずつ降格されます。 数字が在籍している棋士の人数です。 日本将棋連盟は対局料について詳細なことを明かしておらず、はっきりとした金額は不明でした。 平均で15~50万円の間に収まる金額ではないか、といわれています。 A級 10名 B級1組 13名 B級2組 24名 C級1組 39名 C級2組 49名 C級からA級になるには最短でも5~6年はかかるといわれています。 成績が良かったとしても飛び級することはなく、一つずつ上がっていきます。 1年に1期行われ、昇級・降級が決定し、順位が決まります。 昇級できるのは毎回各組で2~3人です。 デビューから4年連続で昇級し、A級まで登った棋士は歴代で2人しかいません。 昇級するのがいかに難しく厳しいかわかります。 プロ棋士になった場合、C級2組からのスタートになりますので一番低い対局料になることが予測されます。 そのほか、注目の対局がある場合は上乗せされます。 対局料はプロ棋士にとって月給のような位置づけになっています。 例えばトーナメント戦の場合、初戦で負けてしまうことが続くと対局数が極端に少なくなってしまう可能性があります。 将棋の八大タイトルは竜王戦・名人戦・叡王戦・王位戦・王座戦・棋王戦・王将戦・棋聖戦です。 この中で名人戦についてはリーグ戦、つまり総当たり戦で戦うことになっています。 そのため、一定の対局数をこなすことができ、対局料の安定につながっているようです。 囲碁棋士の場合の初任給ある?基本給と対局料や賞金で収入が変化する 囲碁のプロ棋士になった場合、日本棋院からもらえる基本給と対局数や対局成績によって変動する変動給が支払われるようです。 日本棋院は基本給と対局料について詳細なデータを公開していません。 基本給に関しては前年の成績を加味して少しずつ上がっていくようです。 対局料については勝っても負けてももらえますが、当然、勝ったほうが金額が上がります。 そのほかタイトルを獲得したり棋戦で好成績を収めた場合に賞金が出ます。 プロ棋士の平均給与はどれくらい? 将棋のプロ棋士は一般的な会社員程度の給与?どんな副業があるのか 対局料を日本将棋連盟が公表していないため、正確な数字はわかりません。 しかし、副業なども含めると、一般的な会社員程度の給与があるのではないかと言われています。 日本将棋連盟ではプロ棋士派遣の斡旋を行っていて、一部が収入になっている? 日本将棋連盟では棋士による出張指導、大会審判、詰将棋作成の斡旋をしてくれます。 例えば四段のプロ棋士に大会の審判のお願いすると64,800円の謝礼金で派遣してくれます。 これは派遣を頼む側が支払うお金なのでこのまま直接棋士に入るわけではおそらくありません。 しかし、何割かは棋士の収入になるのではないかと推測できます。 ちなみに棋士の派遣は女流棋士でも可能です。 奨励会の対局だけでは収入が不十分と感じるプロ棋士の中には、講師や講演を引き受ける、イベントに出演する、本を出版や将棋に関するコラムを書くなどして副業をしている人もいます。 その収入も契約内容や仕事内容によって異なりますので一概にはいえないでしょう。 囲碁のプロ棋士の給与はどれくらい?対局以外にはどんな仕事をしているのか 日本棋院も対局料を公表しておらず、明確な給与の統計は不明です。 1年間の間にどれだけ結果を残したかによって次の年の基本給も変化します。 年収が低い棋士でも生活していけるレベルの年収を稼いでいることが予測できます。 囲碁のプロ棋士が目指すのは七大タイトル、さらにほかの棋戦もありますが、すべてに参加資格があるわけではありません。 また、トーナメント戦であれば初回の対局で負けてしまうと、それ以上続けられません。 ほとんどのプロ棋士が、少ないときは月1回、多いときは週2回程度の対局を行うことが多いようです。 また、スケジュールが開いている時は講師として囲碁を教えたり、土日は囲碁のイベントへの参加や、アマチュア大会での審判を行う人も多いです。 プロ棋士の年収統計はどれくらい? 将棋のプロ棋士の年収はどれくらいか?一般的な会社員と同等位と予測される 月々の給与や対局料が公表されていないので将棋のプロ棋士の全体の統計も不明です。 しかし、C級2組のクラスが低いプロ棋士を含めても400~1000万円の間で推移している棋士がほとんどではないかと推測できます。 将棋 2017年「年間獲得賞金・対局料ベスト10」トップスリーはいくら? 将棋のプロ棋士全体の年収統計は発表されていません。 しかし、日本将棋連盟が「年間獲得賞金・対局料ベスト10」を毎年公開しています。 ベストスリーの獲得賞金は以下の通りです。 順位 棋士名 タイトル 年間獲得賞金 1位 渡辺明 棋王 7,534万円 2位 佐藤天彦 名人 7,255万円 3位 羽生善治 竜王 5,070万円 名前の横に書かれた棋王、名人、竜王というのは2017年にタイトルを獲得したということです。 重要な対局をいくつもこなしたり、タイトルを複数獲得するなど賞金が重なった場合は年収1億を超える年もあります。 しかし、タイトルの優勝賞金など支払われる賞金についても公表していないことが多いです。 現在約160人ほどいる将棋のプロ棋士のなかで年収を上げるためには勝ち続けるしか方法はありません。 そのため、1000万円以上の年収を稼ぐプロ棋士は全体の1割ほど、15~16人程度ではないかという推測もされています。 「年間獲得賞金・対局料ベスト10」に入るプロ棋士たちはずば抜けて高い年収であると言っていいでしょう。 平均は一般的な会社員と同程度の年収か?トップレベル棋士ははけた違い 囲碁棋士の月々の給与額や対局料が公表されていませんのではっきりとした統計はわかりませんでした。 しかし、囲碁棋士のなかでタイトルの最終予選にたどり着けるトップレベルの棋士が年収1000万円ほどではないかと推測されています。 さらに、タイトル戦などで優勝できず、惜しくも準優勝や入賞にとどまった場合や予選優勝でも、タイトルによっては賞金が支給されるのではないかともいわれています。 対局料や基本給である程度収入を安定していることを考えると、囲碁のプロ棋士も年収400~1000万円ほどに収まる人が多いのではないかと推測できます。 囲碁のプロ棋士2017年の賞金各時金額、トップは1億円を優に超えている 2017年、賞金獲得金額が一番高かったのは井上裕太プロです。 金額にして1億5000万円をこえているといわれています。 囲碁には棋聖戦・名人戦・本因坊戦・天元戦・王座戦・十段戦・碁聖戦の七大タイトルがあります。 2017年の井上裕太プロはこの七大タイトルをすべて獲得しました。 1億円を超える年収のプロ棋士のすごさがよくわかる功績となりました。 囲碁は中国・韓国でも親しまれるゲーム。 国際戦はあるが強豪国ばかり また、囲碁は中国や韓国でも活発に行われており、囲碁人口は日本の10倍はいるといわれています。 国際戦も開催されており、日本の棋戦より国際戦の方が賞金は大きくなりますが、中国・韓国は囲碁に強いため、太刀打ちできる日本人棋士はほとんどいないようです。

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棋士(プロ棋士)の年収の平均や収入内訳・賞金獲得ランキングを詳しく解説します。

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「女流雀士は儲かるよね(笑)。 月給は50万。 歩合制なのでやればやるほど儲かります。 写真集やDVDの仕事もあるし」 (笑)まで付けられて、お金が入りすぎて笑いが止まらない、みたいなね。 ただこの答えは、女性プロが空気を読んでバラエティ番組の要望に沿うようにしゃべっていると考えるのが自然です。 実際に元のインタビュー映像を見ると、そこまで楽に儲かるとも話していません。 「雀荘勤務は拘束時間が長く、月に300時間近く働く場合もある」と厳しい面も話しています。 50万円貰っても300で割れば、ちょっと時給のいいバイトくらいですからね。 そんな長時間労働では身体ももたないでしょう。 さらに、文章を書いている記者が 盛っている部分もありますね。 「優勝すれば300万円くらいの賞金が出る大会もある」と文章にはありますが、映像ではそんな額は口にしていません。 おそらく有名な麻雀最強戦の賞金(2015年は300万円)を調べて、記事に組み込んだのでしょう。 嘘ではありませんが、ほとんどの麻雀大会では300万円もの賞金が出ることはありません。 また、いまや本物のグラビアアイドルでも赤字が出てしまう写真集やDVDの発売が大して儲かるとも思えませんね。 ついでにいうと文章では「女流雀士にはアイドル的なところがある」と女性プロが発言していますが、映像を見ると「アイドル」という言葉を使ったのはインタビューしている側です。 この 盛られた文章だけ読んだ人には「アイドル気取りの女流プロが調子に乗りやがって」と思われそうで、彼女たちが気の毒になります。 映像では東城りおプロの月間スケジュールを見て、小笠原奈央プロが 月収50万と予想しています。 これは反射的に出た言葉のようなのでリアリティを感じます。 見出しの「女流プロは月収50万」というのもここから来ているのでしょう。 ですが、仕事内容を見ると月に25日みっちり働いています。 しかも、東城プロと言えば飛び抜けた人気を誇るトップクラスの選手です。 それを女流雀士の平均収入のように表現するのは無理がありますね。 男性プロに比べると女性プロの方が収入面で恵まれているのは確かですが、よほどの人気者でない限りは割の良いバイト程度といったところでしょう。 プロ雀士の年収トップは? バビィ:ちょっと前に二階堂亜樹ちゃんが、あるテレビの企画で年収を公表してたんですけど、たしか1000万を楽々超えていたかな? 児嶋:マジですか!やっぱ現役の中では亜樹プロがトップなんですか バビィ:じゃないですかね~。 たぶん 2011年にアンジャッシュ児島さんの麻雀インタビューで馬場裕一プロが答えています。 業界に詳しい馬場プロの言葉なので、 二階堂亜樹プロが当時の収入トップ雀士だったのは間違いなさそうです。 男性プロで圧倒的な知名度を誇る 小島武夫プロでも、亜樹プロには及ばないんですね。 ギャラの単価では小島プロの方が上だと思いますが、年齢的に仕事の数はこなせないからでしょう。 亜樹プロの収入額については 1500万くらいのニュアンスで話していますね。 実際に年収を公表した番組を見ていないのでわかりませんが、多少大げさに答えていたとしても1000万超えで、控えめに言っていたとしても2000万は超えていない、といったところでしょう。 これは年収なので麻雀とは関係ない仕事も含めての合計額になります。 特に二階堂亜樹プロは パチンコ関係のTVやイベント出演も多いです。 勢いが落ちているとは言え、麻雀界に比べればパチ業界にはまだまだお金がありますからね。 TVのギャラはたかが知れていますが、パチンコ屋でのイベントとなるとお店が払う金額も 20万は超えるようです。 (本人が全額もらえるわけではありませんが) これは本職のパチンコライターでいうと中堅クラスの待遇で、他業種であるプロ雀士としては最上位のギャラだと思われます。 そう考えると同じくらいの人気雀士に見えても、他の人が亜樹プロクラスの収入を叩き出すのはかなり難しそうです。 しかし、決して少なくないこの金額も、全国に1000人以上いる麻雀プロの頂点と考えると物足りない気がします。 ちなみに将棋の世界だと、トップ棋士は賞金と対局料だけで 1億超えです。 違う競技で比較しても意味はありませんが、やはり差は大きいですね。 以前はテレ東で放送していて今はAbemaTVに移った番組ですね。 名前の通り、あまり知られていない職業の給料や仕事内容を掘り下げる番組です。 この日の放送は高宮プロに密着。 そこで話していた内容によると、高宮プロの年収は 一千万前後だということでした。 タイミング的にMリーグの年俸は入っていないはずなので、それにしては思ったより高いという印象です。 やはり出演している麻雀格闘倶楽部(ゲーム)がスロットやパチンコになっているのが大きいのでしょう。 所属団体が潤えば人気プロのギャラも上がると。 ただこういう番組なので 若干盛っている可能性もあります。 番組の趣旨がどう見てもMリーグを盛り上げることにあったので、人気選手として微妙な額は口にしづらいでしょうからね。 番組内容も麻雀を知らない人向けに作られていました。 健康麻雀・勉強会・プロ試験・高宮プロのスケジュールと、ちょっと知っている人ならツッコミどころ満載です。 プロ雀士の収入を知るソースとしてはやや信頼性に欠けるかもしれません。 スポンサーリンク 麻雀プロの収入の内訳 麻雀プロの仕事内容といくら貰えるのかを検証します。 この額は雀士の人気や所属団体によって大きく変わります。 対局料 本業とも言えるリーグ戦の対局。 残念ながらこれに関してはギャラはありません。 逆に年間で 1万円ほどの会費を取られます。 雀荘を借りて行われるので、その場所代も含んだ金額です。 若手のプロには痛い出費ですね。 プロとして収入を得られない人は、これがそっくり マイナスになります。 では、モンドなどのTV対局はどうでしょう? 実はこれも出演料はほぼ無し。 優勝すれば賞金はありますが、そんなに大きな額ではありません。 ただ番組出演によって上がった知名度は、その後の仕事に大きく影響します。 間接的ですが、TV対局に出ることは高い金銭的価値があると言えそうです。 近年よく見かける、麻雀ゲームでの一般ユーザーとプロ雀士の対局。 これにはギャラが発生します。 シェアの大きな「麻雀格闘倶楽部」に登場する日本プロ麻雀連盟の雀士だと、若手でも 1ゲームで4~500円のお金になるそうです。 当然有名なプロだとギャラも跳ね上がります。 月に数万円から十数万円と悪くない副収入ですが、ゲームに出演できるプロはごく一部です。 もちろんゲームそのものの人気が落ちれば報酬もダウンします。 タイトル戦の賞金 麻雀のタイトル戦の賞金額はあまり公開されていません。 金額が大きくないので体裁が悪いのが理由の一つ。 もう1つは、煽るような高額賞金だと法律的に「賭博」にあたる可能性があるからです。 囲碁将棋やゴルフの高額賞金が問題にならないのに変な話ではありますが、それだけ世間的な麻雀のイメージはまだまだ良くないということなんでしょうね。 各団体の大きなタイトル戦の賞金額は 約100万と言われています。 これでもアップした方で、昔は2桁の賞金額が当たり前でした。 今でもビッグタイトル以外は50万円くらいではないでしょうか。 モンド杯の賞金額もそのくらいだと聞いたことがあります。 最も大きなタイトル戦と言える「麻雀最強戦」は、麻雀界では珍しく賞金額を全面に押し出してきたイメージがあります。 確かスタートが 100万円。 (これでも当時は高額でした)150から200へとアップしてきて2015年の前田最強位は 300万円を手にしています。 これに匹敵するのが、アベマTVで放送されているトッププロを集めた年間リーグ戦のRTDです。 2017年の賞金は 1位300万円・2位120万円・3位80万円・4位40万円と優勝以外でもかなり大きな額となっています。 他に大きな額が動く大会としては、ネット麻雀Maru-Jan(マルジャン)が開催した「全国麻雀選手権」が賞金総額1000万円で優勝賞金 500万円と高額です。 また、「麻雀プロ団体日本一決定戦」では優勝した日本プロ麻雀連盟が 700万円を手にしました。 (名目は賞金ではなく団体運営協力金) 麻雀のゲーム性からすれば、どんな強者でも毎年優勝できるものではありません。 賞金は臨時ボーナスのようなものですね。 執筆業 昭和の時代から平成の初め頃までは、麻雀プロとして食べていくには 文章力が欠かせないと言われていました。 戦術等の書籍はもちろん、雑誌や新聞のコラムや何切るクイズの執筆など。 紙の媒体に勢いがあった時代にはプロの重要な収入源でした。 映像メディアの強い現在では、文章力より トーク力やキャラクター性のほうが強い武器になりますね。 そうはいっても、麻雀プロの本は今でも書店に並んでいますし、雑誌の仕事も無くなったわけではありません。 特に、素人には本の印税というものは魅力的に映りますが、実際のところはどうなんでしょう。 現在、麻雀関連で一番売れているのは福地誠さんの本です。 福地さんはブログであけっぴろげに印税額を公開しています。 それによると、大体1冊本を制作して 50万円くらいが関の山のようです。 福地さんの本は共著が多いので印税を半分にしているとしても100万円。 制作にかけている手間や苦労もブログに載っていますが、どう見ても割りに合っていません。 (手を抜かないから売れているともいえますが) 最も売れている麻雀ライターがこれならば他の麻雀プロの本だと、お小遣い程度にしかなっていないのではないでしょうか。 かつては花形だった出版業界も今は厳しいですね。 雀荘へのゲストのギャラ 雀荘ゲストや各種イベントへの出演、麻雀教室の講師など。 これが麻雀プロの主たるお仕事ですね。 特に 雀荘へのゲストは需要も多く大事な収入源です。 集客力を買われて呼ばれるので、タイトル獲得やTV出演などの知名度がモノをいいます。 なかなかお呼びがかからないプロから高額報酬を取る有名プロまで、そのギャラには大きな格差があります。 並のプロが8時間の雀荘ゲストをこなすと 2~3万円がギャラの相場のようです。 これが女流プロになると少し上がって 4万円くらい。 中でも、モンドや麻雀格闘倶楽部でお馴染みの有名プロを多数抱える 日本プロ麻雀連盟はゲスト料が高いことで知られています。 大物クラスは安売りはしないので、6時間ゲストで5万円以上かかります。 地方にあるお店で1泊してもらうような場合だと 2桁を超えるギャラが必要になります。 ここまで高いとたびたび呼べるような金額ではありませんが、雀荘のオープンイベントなどで声がかかるようです。 ほとんどの麻雀プロはお客さんに来てもらいたいので、ブログやツイッターで月間のゲストスケジュールを発表しています。 それを数えれば、ゲストでの月収はだいたい見当がつきそうです。 雀荘従業員としての仕事 プロ雀士は兼業で雀荘メンバーの仕事をしている人が大半です。 これを麻雀プロの仕事とみなしていいのかは微妙ですが、プロ資格があれば貰える給料もアップするので無関係とはいえませんね。 中にはオーナーとしてお店の経営をしているプロもいます。 「〇〇プロのお店」というやつですね。 専属プロや常勤プロなど雀荘との関わり方もプロによって様々です。 「〇〇プロ推薦の店」みたいな名前だけ貸しているパターンもありますね。 この辺はプロのブランド力を活かした仕事と言えます。 メンバーとしての収入はお店や腕前によってかなりの開きがあります。 大企業並みの給料を貰う人間もいれば生活するだけで手一杯の人まで。 ちなみにプロでもそうでなくても、女性の労働条件を優遇しているお店が多いですね。 まあ、客は男ばかりなのでこれは仕方がないですね。 プロ雀士の収入に革命!Mリーグ発足 【2018年7月追記】 ここに来てプロ雀士の収入形態を一変させるような大きな動きがありました。 麻雀をオリンピック種目化する目的を持ったプロのリーグ戦「Mリーグ」の発足です。 目的もビッグスケールですが、リーグ選手には 最低年俸400万円が保証されるというのも雀士にとっては大きいです。 選手になれば他の仕事も激増するのは目に見えていますからね。 現状では3人編成の7チーム21人と狭き門ですが、プロジェクトが進めばチーム増加や下位リーグの設立も予想されます。 麻雀プロにとってひとつの大きな目標になるのは間違いありません。 まとめ 派手な世界に見える麻雀界でも、突き抜けた高収入のプロはまずいないようですね。 1000万円プレイヤーが片手で数えるくらい、いるかどうか。 TVでよく見る人気のプロでも5~700万円くらいの年収ではないでしょうか。 ほとんどのプロはお金ではなく、麻雀が好きだからこそ続けているんだと思います。 もう少し食べやすい世界になってくれると良いのですが…。 【追記】 Mリーグによって雀士の収入にも夢が出てきました。 1000万プレイヤーがごろごろ出現する可能性も十分ありますね。 うまくいくといいなあ…。 参考書籍やサイト この記事に書いた数字は以下のものを参考にさせてもらいました。 ・最強戦の2015年賞金は300万円 ・団体ビッグタイトル賞金は約100万 (書籍) ・二階堂亜樹プロのパチイベントのギャラは20万超え ・将棋トップは1億超え ・麻雀格闘倶楽部のギャラ (書籍) ・麻雀本の印税額 ・雀荘ゲストのギャラ価格 (動画) ・Mリーグ最低年俸は400万円 (アベマTV) ・高宮プロの年収は一千万前後 (アベマTV).

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