また、 ウリ科の植物は連作障害をおこしやす いので、過去3年きゅうりやかぼちゃなどの ウリ科の植物を育てた場所への植え付けは避 けます。 連作障害の詳細はこちらの記事をご覧下さい。 根を深く広く張るので、深さ30㎝程土を耕し 苦土石灰を1㎡あたり150g混ぜこみ、2週間 ほど寝かせたら、粒状肥料1㎡あたり2㎏を混 ぜ、苗を植えます。 株間は70~90㎝が目安です。 プランター植え ヘチマは生育が旺盛なので、出来れば庭植え が好ましいですが、プランターで育てる場合 は、 深さがたっぷりある大型のプランターを 選びます。 市販の野菜用培養土などの水はけの良い土に、 10号鉢に1株、60㎝プランターに1~2株を目 安に植え付けます。 株同士の間隔が30㎝以上空くように苗を植え、 株元が埋まらないようにします。 たっぷりと水やりをし、日当たり、風通しの 良い場所で管理しましょう。 水やり・肥料 水やり ヘチマはたっぷりの水が必要な植物なので、 土が乾いてきたらしっかりと水やりをします。 ただし、湿度を嫌い根腐れをおこす事もある ので注意が必要です。 肥料 ヘチマは非常に生育が旺盛なので、随時肥料 をやらないとつるが思ったように伸びてくれ ないなどの生育不良をおこします。 植え付けから10日程たったら肥料をあげ、お 盆が過ぎて葉や茎の成長が終わるまで一月に 2回程度追肥します。 収穫 食用 7月~9月が旬の食用のヘチマは、繊維が固く なる前の若い果実を収穫する必要があるので、 着花から10~14日を目安に収穫します。 ヘチマたわし たわしにするヘチマの収穫時期は、9月上旬 頃の つる茶色く変色し、果実が黄ばみ完全に 熟した頃が適期です。 ヘチマ水 地面から50~60㎝のところで切り取った茎 を瓶の中に差し込んでヘチマ水を採ります。 増やし方 ヘチマは1年草なので、種を採取し、翌年再び 種まきをし栽培します。 実が熟し茶色く変化したものから種をとり、 乾燥させ通気性の良い袋に入れ保存しましょう。 注意する病気や害虫 ヘチマは病気に強く、害虫もほとんど付かない とされていますが、つるや葉っぱが混み合い風 通しが悪くなると 稀に、うどんこ病やべっと病 に感染する事があります。 事前に適度に剪定したり、誘引したりして予防 しましょう。 また、 一度病気にかかった所は治療出来ないの で、怪しい葉などを見つけたら早めに切り落と して殺菌剤を散布すると安心です。 仕立て方 緑のカーテン [用意する物]• 丈夫な支柱• つるもの用ネット• 麻紐 ヘチマは緑のカーテンを作る代表的な植物の 中で、最も葉が大きく沢山茂り影が濃い植物 なので、 真夏の日差し対策にとても活躍して くれます。 本葉が6~7枚程になったら株のそばに丈 な支柱を立て、間につるもの用ネットを はり、つるを誘引していきます。
次の自分で育てた苗か、市販されているものを鉢やプランター、地面に植え替えていきます。 植え替えは4~5月で、苗の本葉が4~5枚生えたものを植えていきます。 鉢・プランター 深さ30cm以上ある10号鉢に1株か、60cmプランターに1~2株が植え付けの目安です。 土は市販の野菜用培養土など水はけと通気性の高いものであればかまいません。 株同士の間隔が30cm以上空くようスコップで苗よりも一回り大きな穴を掘る• 株元が土に埋まらないよう植え付ける• たっぷりと水やりをする• 日向に置く 地植え ウリ科の植物は連作障害を起こしやすくなっています。 過去にキュウリやカボチャなどウリ科の植物を育てた場所への植え付けは避けるようにしてください。 根を広く、深く張るので、深さ30cmほど土を耕す• 植え付ける2週間前に、苦土石灰を1㎡あたり150g(コップ1~1. 5杯)混ぜ込む• 1週間寝かせたら、堆肥を1㎡あたり2kg混ぜ込む• 株同士の間隔が70~90cm空くよう苗よりも一回り大きな植え穴を掘る• 苗を植えて、たっぷりと水やりをする ヘチマ 糸瓜 の水やり、肥料の与え方は? 水やり ヘチマはたくさんの水を必要とする植物なので、土が乾いたらしっかりと水やりをします。 ただ、土が常に湿っていると根腐れを起こすので、特に春咲きは土が乾いてから水やりをしていくようにしてください。 一方、夏以降は生育が旺盛になりたくさんの水を必要とするので、毎日朝と夕方の2回水やりをするくらいがちょうどよいですよ。 肥料の与え方 ヘチマは、肥料が足りないとつるが思ったように伸びてくれません。 市販の培養土であれば肥料が混ざっているので大丈夫ですが、地植えや無肥料の土を使うときは、1㎡あたり150gほどの粒状緩効性化成肥料を土に混ぜておきます。 その後は、植え付けから10~15日後を皮切りに、8月中旬まで月1回肥料を施します。 一握り(30gほど)の粒状肥料を株元の土と混ぜ合せ株元に寄せていきます。 ヘチマ 糸瓜 の誘引、支柱立ての時期と方法は? ヘチマのツルは3m以上伸びるので、早い段階でツルを誘引していきます。 本葉が6~7枚ほどになったら、株のそばにネットを張ったり、支柱やフェンスを立てたりしてください。 ネットにはツルをひっかけるだけで、絡まって上へと生長していきます。 きれいに整えたいときは、麻紐などでツルをゆるく結んでください。
次の栽培環境・日当たり・置き場 日なたか、明るい日陰で育てます。 鉢植えの場合、盛夏の間だけ明るい日陰に移してもよいでしょう。 庭植えの場合、土を盛った上に植えるとよりよいです。 水やり 鉢植えの場合、表土が乾いていれば十分に与えます。 庭植えの場合はよほど乾燥しないかぎり、雨水だけで問題ありません。 肥料 3~4号鉢を基準に、植えつけの際に三要素等量か、リン酸が多めの緩効性の固形肥料を元肥として一つまみか二つまみほど施します。 4月から5月の成長期には三要素等量の液体肥料を2000倍に薄めて追肥します。 子株には夏の間も施します。 秋にはリン酸が多めの緩効性の固形肥料を追肥します。 盆栽づくりの場合は、秋の施肥だけでもかまいません。 病気と害虫 害虫:ヨトウムシ ヨトウムシは好んでホタルブクロの葉や蕾を食害します。 5月から6月の発生時期には夜間に見回って防除しましょう。 用土(鉢植え) 水はけさえよければ、土質を問いません。 例えば、庭土6、腐葉土(またはバーク堆肥)3、もみ殻くん炭1の配合土で植えつけます。 庭土が粘土質ならば砂や軽石小粒、パーライトなどを混ぜ、砂質ならば黒土などを適宜加えます。 市販の草花用培養土でもよく育ちます。 植えつけ、 植え替え 鉢植えは毎年、2月から3月に植え替えるのを基本としますが、盆栽づくりの場合は1年おきの植え替えでもかまいません。 地植えの場合は必ずしも植え替えは必須ではありません。 しかし地下茎が伸びてあちこちに移動するので、不必要なところに生えたものを2月から3月に移植します。 ふやし方 タネまき:2月から3月に、赤玉土やバーミキュライトの苗床にまきます。 タネはあらかじめ湿らせた川砂に混ぜて、1か月ほど冷蔵庫の野菜室に入れてからまくと発芽がそろいます。 順調に成長すると2年目には開花します。 株分け:2月から3月に植え替えと同時に行います。 親株から伸びた細い地下茎の先についた子株を切り分けます。 主な作業 タネの採取:夏の終わりごろから秋口に果実が熟します。 乾燥した果実のへたの部分に穴があいて、そこからタネがこぼれ落ちます。 果実の一部が茶色に変色して乾燥し始めたら果実ごと採取して紙袋に入れ、数日間乾燥させて袋ごと振ると、簡単にタネがとれます。 特徴 ホタルブクロは、各地の平地から山地に広く分布する多年草です。 日当たりのよい草原や、林縁などで多く見られます。 初夏から夏の前半にかけて釣り鐘形の花を茎に多数咲かせます。 細い地下茎を伸ばしてふえ、開花した株はタネと多数の子株を残して枯れます。
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