この記事の目次• 性交による出血ってどんなもの? 性交時や性交終了後の数日間に出血の症状が出てしまう問題にはどの様な物があるのでしょうか? 性交時や、その直後に発生してしまう膣からの出血の症状についてどの様な物があるのか紹介していきます。 性交による出血について 生理の時以外に見られる出血を、量の多い少ないに関わらず「不正出血」といいます。 鮮血のように赤い血や茶色っぽいおりもの、ピンクっぽいおりものなども不正出血のひとつです。 性交による出血は多くの女性が経験します。 原因や体調にもよりますが、例として次のような状態が見受けられます。 性交後に出血に気づき、1日程度で治るもの• 生理まではまだ1週間くらいあるのにおりものに血が混じってきた• もともと不正出血があって、性交をきっかけに量が増えた• トイレに行くと、ティッシュに微量の血が付く 出血については、赤い鮮血、薄いピンク色、茶色いおりもの、などのように例えられます。 下腹部痛があったり、全く痛くないこともあります。 そのときの体調や生理周期の何日目かによっても症状が違い、原因もいろいろと考えられます。 また、 出血が多い少ないということだけでなく、生理以外で出血があることには注意が必要です。 性交時に出血しやすい場合 性交時や性交後に出血しやすい人や状態などがあります。 自分がこれらの状態に当てはまっている場合は、出血の原因が自分の体の状態にあった可能性があります。 当てはまる状態について確認していきましょう。 女性ホルモンが不安定 初経後〜10代は、粘膜が未発達であったり、 ホルモンのバランスが不安定で生理でなくても出血することがあります。 また、20~30代はホルモンの分泌が盛んで、 活発に活動しすぎてしまうことが不正出血の原因になることがあります。 また半陰陽などの男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが乱れがちで、男性ホルモンの量が慢性的に多く発生してしまう人については性交時以外でも不正出血の問題が多く発生しやすい傾向があります。 また睡眠時間や疲労の蓄積やストレスの影響でも女性ホルモンは乱れやすくなります。 これらの問題によって女性ホルモンのバランスが崩れてしまっていないか確認してみましょう。 更年期 閉経すると女性ホルモンが減少します。 性欲や体力が減り、粘膜の潤いがなくなるなど出血しやすくなるとされています。 この場合も女性ホルモンの影響ですが、特に40〜50代の女性や、男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが乱れがちな若い世代でも引き起こりやすい傾向もあります。 初めての性交 最初の性交のときは、いわゆる 「処女膜」が破れ、約半数以上の女性が出血するといわれています。 自慰行為や激しい運動などを既に行っている場合には自然に処女膜が破れてしまうこともあり、既に処女膜が破れてしまっている場合は出血しない場合もあります。 性交に慣れていないとき 性交にあまり慣れていない人や久しぶりにするというときは、 摩擦や刺激が膣を傷つけてしまい、血が出ることがあります。 性交(セックス)回数が少なく、初めての性交の回数が1,2回程度でしばらく性交を行わなかった場合は処女膜がくっついてしまう場合もあり、再び性交の際に痛みや出血が発生する場合もあります。 激しい運動 子宮の粘膜や内膜は、そもそもがとても繊細でもろく、 激しいスポーツや運動などによっても簡単に出血することがあります。 運動ですら出血する可能性があるので、性交によって膣や子宮が直接刺激されると、より出血しやすいともいえます。 頻繁に性交を行っている 激しい性交や、頻度の高い回数で性交を行っている場合も出血が起きやすくなります。 膣内は粘膜になっているので度重なる性交を繰り返すと、粘膜は傷つき傷が回復するよりも前に性交による更なる刺激やダメージを負ってしまうため、出血の問題が発生します。 特に粘膜が傷つくことでの出血が発生しやすく性感染症にもなりやすくなります。 性交で出血する原因 性交によって出血する原因を、子宮の内側と外側に分けて見ていきましょう。 これは女性の半数、多くは8~9割がびらんになっているといわれています。 この「 子宮膣部びらん」は気にするほどのことではありません。 しかし、 性交で直接びらんを刺激してしまったり、 細菌に感染して炎症(膣炎)が起きた場合は、びらんのところから 出血しやすいのです。 びらんからは粘液が分泌されるので、びらんが広範囲になると粘液も増える傾向にあります。 透明なおりものが増えたと感じることがあるかもしれません。 膣部洗浄や抗菌薬の投与などの治療法で完治を目指すことが出来ます。 萎縮性膣炎や細菌性腟炎などの症状がありまう。 次のようなことに注意してください。 排尿や排便後に清潔にできていない• 通気性の悪い下着やストッキング、ズボン• 性交や性交後、不潔なままにしている• 汚れた下着やナプキンを長時間使う• 免疫力が下がっているとき(抗生物質の服用や風邪をひいているとき)• 膣の洗いすぎ 膣炎になってしまっている時は体の免疫力を高めることを意識すると自然に完治することも目指せます。 細菌性の膣炎の場合には原因となる最近に対して有効な成分の薬の投与や軟膏を塗って治癒力や殺菌などで治癒を補助する必要がある場合もあります。 子宮頸管ポリープと呼ばれるもので40代〜50代の女性に多く発生しやいです。 子宮頸管ポリープの症状には性交時の出血の他におりものの増加や普段の生活の中での不正出血などの症状があります。 月経の周期でいうと、28日周期の場合で13~15日目ごろにあたります。 この時期は 女性ホルモンが大きく変化するので、 子宮内膜も不安定になって少しだけ剥がれてしまうことがあります。 また、排卵するために卵巣の表面が破け、そこでも少量の出血があると場合があります。 排卵出血が毎回必ずあるわけではなく、量や時期も人それぞれで、下腹部の張りや排卵痛があったりなかったりと、症状も一定ではないことが多いです。 性交によって感染し、遺伝や体質に関係なく、がん化する可能性があります。 子宮頸がんは初期症状がほとんどないといわれています。 そのため、 生理に関係なく出血が見られたり、性交による出血が増えたり、おりものが増える、血が混じるなど、今まで全くなかった症状が少しでも現れたら、 必ず病院を受診しましょう。 子宮頸がん検診、子宮体がん検査、子宮がん検診について また、定期検診を受けていない場合も、なるべく早く病院に行って検査を受けてください。 子宮頸がん検査は検査自体の所要時間が5分〜10分ほどの短いもので子宮内膜の細胞を摂取するだけなので痛みは伴わない負担の少ない検査です。 粘膜などが傷ついている場合は採取の際に若干の痛みが発生する場合もありますが、基本的には痛みは少ないものになります。 あまりハードルの高くないものですので子宮頸がん検査をタイミングで受けるようにしましょう。 子宮頸がん検査も子宮体がん検査も3000円〜1万円ほどの金額で受けることが出来ます。 金額の差は病院ごとの値段設定や処置の種類でも変わってきますのであらかじめ病院に問い合わせてみましょう。 自治体によって無料で受けられたり、安値で受けられる割引制度などもありますのでそちらを利用してみるのもいいでしょう。 子宮は着床に向けて子宮内膜を厚くして準備していますが、 排卵が起こらないと内膜を維持するために必要なホルモンが分泌されないのです。 そうして子宮内膜が剥がれて出血がみられることがあります。 成人女性の4人に1人がかかるといわれています。 特に生理痛や経血の量が多く、レバーの塊のようなものが主な症状です。 そのため、慢性的に貧血気味になったり、動悸や身体のだるさなども現れることがあります。 性交によって筋腫部分が出血するとは限りませんが、圧迫や刺激によって不正出血が起こることも考えられます。 経膣エコーや場合によってはMRIで診断されます。 場所や大きさ、状態などをよく把握するためにも、躊躇せずに婦人科を受診しましょう。 また、定期的に検査を受けることで成長度合いなどもわかってきます。 性交による出血の対処方法 恋人やパートナー、夫婦で過ごす大切な時間をより良く過ごすためにも、一人で悩まず、お互いによくコミュニケーションを図っていくことが大切です。 性交による出血の問題は、自分の体の異常反応としても起こりますが相手の性交時の配慮が足りないことでも発生してしまうこともあります。 今後更なる出血の問題を起こさないためにもパートナーとの相談、コミュニケーションはしっかり行っていきましょう。 主に相談すべき要点や自分での予防対策方法については以下のようなものになります。 膣や子宮を傷つけないようにする 女性側にとって刺激が強すぎたり、圧迫や摩擦で怪我がないようにしてもらうように伝えてみましょう。 爪を整えたり、身体を清潔にしてから行為をすることも必要です。 また、性交後もシャワーを浴びたり、 身体を洗って清潔にしておきましょう。 特に相手の爪のケアは非常に重要になります。 性交時に膣内を相手が触れる機会も多いため爪を切るだけでなく、ヤスリなどで削るなどの処理を行ってもらうようにしてもらえれば問題に繋がることはなくなるでしょう。 免疫力を落とさない 人間はウイルスや細菌などに感染した場合、自己免疫力を発揮して細菌を退治し、身体を守っています。 しかし、体力が落ちたり身体が弱って風邪をひいたときなどは免疫力が下がっています。 過度なダイエットやストレス、冷え性なども体力や免疫力を奪います。 健康で元気に過ごすためにも、きちんと栄養の豊富な食事をとり、体温を上げて、老廃物を溜めないように、基本的な体調管理をきちんと行うことが大切です。 特に膣内の免疫力を落とさないためには、石鹸などの洗浄力の強いもので洗浄しすぎないことや、腸内の細菌を整えることなどが重要になります。 女性ホルモンを整える 女性は生理などの影響でホルモンのバランスが崩れやすくなっています。 女性ホルモンのバランスが特に崩れやすい生理周期2週間目〜4週間目にかけては何かしらの対策を行うことが問題を引き起こさないために重要になります。 この期間はPMS(月経前症候群)の症状もきつくなる時期でもあります。 有効な方法としては大豆から摂取できる大豆イソフラボンが女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをするので、このイソフラボンを生理周期2週間目から4週目までの間1日200mlずつ飲み続ける事が有効な方法としてあります。 また普段から睡眠や栄養補給をしっかりして体の調子を整えることでも女性ホルモンのバランスが整いやすくなります。 婦人科を受診する 性交による出血は、いつもあるわけではないし、痛みもなくて見過ごしがちです。 もしも出血の原因が病気によるものだとしたら、なるべく早く治療を始めるほうがいいので、一度検査を受けてください。 女性は特に結婚や出産といったイベントが控えています。 そのためにも自分の身体の健康や状態をよく知っておいて損はありません。 もし不正出血や性交時の出血などが続いているのに放置してしまっていると妊娠しづらくなる不妊症の問題につながってしまったり性感染症を性交を行った人全員に感染させてしまうこともあります。 出血の原因が自分で特定で居ない場合はしっかり病院での検査を行うことを習慣づけていきましょう。 まとめ 性交の出血について、原因や対処法などを中心にまとめました。 いかがでしたでしょうか。 たまに出血してしまう場合や出血の回数が1回の場合、また出血の原因が自分でも明らかな場合は特に心配しなくても良いものになりますが、頻繁に出血を繰り返す場合や、原因が不明な場合についてはなんの病気や症状の問題が起こっているのかわからないのでしっかり検査をすることが重要になります。 病気や炎症が進行してしまうと、治療に時間もお金もかかる問題に発展してしまうので注意しましょう。 ・性交の出血は多くの女性に経験があります。 ・子宮はもともと出血しやすい場所です。 ・女性ホルモンのバランスが崩れていると出血しやすいです。 ・性交時や性交後は、手や身体を清潔にしましょう。 ・通気性の悪い下着やズボンを長時間身につけないようにしましょう。 特にこれらの事には注意していきたいですね、 婦人科は女性特有の病気全般を診ているので、高齢の方から若い人まで様々な人が受診しています。 恥ずかしい気持ちもあって、つい後回しにしてしまいがちですが、検査だけでも受けておきましょう。 女性の医師がいる病院を選んでもいいでしょう。 定期的に通うこともあるでしょうから、話しがしやすい先生や通院しやすい病院というのもポイントになります。 関連記事として、 ・ ・ ・ ・ ・ これらの記事も合わせてお読みください!.
次の妊娠すると生理は止まります。 これは成人女性なら誰でも知っている常識のはずでした。 セックスの後に生理が来なければ妊娠を疑い、生理が来れば妊娠の心配はいらない、このように学校での性教育でも習ったはずです。 ところがネットの世界では、生理が来た直後に妊娠が発覚した、なんていうエピソードも多く見かけますし、妊娠しているはずなのに生理が来てビックリ、なんて体験をしたことがある人も実際にはたくさんいるようです。 なぜこのようなことが起きるのでしょうか。 実はこのような誤解は、妊娠時の着床出血と生理とを混同してしまうことによって簡単に起きてしまうといいます。 受精卵が子宮内膜に到達して着床した際、つまりめでたく妊娠が確定した直後に、わずかですが出血を起こすことがあって、それを着床出血、または妊娠生理、あるいは月経様出血などと呼んでいるのですが、着床出血の長さが2日から1週間ほどと、ちょうど生理期間と類似しているため、着床出血と生理の経血とが混同されやすいのです。 着床出血が起きる時期も、生理開始予定日の1週間前(排卵日)から生理予定日の間に出血が始まるので、生理の出血と勘違いしてしまっても不思議ではないとも言えます。 通常であれば少量の出血で済むのですが、まれに生理の経血量と変わらないくらい出血する人もいて、その場合は判断がもっと難しくなってしまいます。 生理が終わったのに胸が張ったままだったり、お腹が張ったような感じでトイレが異様に近い、などの普段と違う症状が続くことによって、なにか変だと気づくと同時に、妊娠が発覚するような事態になるわけです。 着床出血は、受精卵の着床過程での生理的現象なので、誰にでも起こりうる自然な生理的現象として心配無用な出血で、血の色は人によって様々ですが、出血量がわずかな場合が多いことが特徴の一つとして挙げられます。 妊娠の際に着床出血に気付く人の割合は、全体の約2%という統計も出ていますから、たとえ着床出血があったにしても微量すぎて見過ごしていたりして、ほとんどの妊婦さんはそれとハッキリ認識しないままに妊娠・出産を経ることになるようです。 逆に、着床出血がまったくない人も大勢いますので、気をつけていたからといって着床出血が見られるというものでもないようで、気になる人は前もって基礎体温をつけることを習慣づけておくと良いかもしれませんね。 このように、生理と着床出血を混同していた場合には、勘違いしていても大した問題には発展しませんが、同じようなタイミングで、同じように出血していても、なかにはその出血自体が危険なサインとなっている場合がありますので、注意が必要です。 妊娠初期には、流産や子宮外妊娠、胎盤を作るための新しい血管が急速にできるために出血する絨毛性出血、奇胎組織が急速に発育することで出血を起こす胞状奇胎など、着床出血のほかにも出血するかもしれない場面に遭遇する可能性が多くあります。 正常の範囲の出血であれば、腹痛などの痛みが伴わないのが普通ですが、出血と一緒に腹痛がある場合には、異常な出血の可能性が高いので無視はできません。 もしも、妊娠したかもしれない兆候を自分なりに感じたら、それ以降は自分の体を注意して観察し、普段よりも慎重になって少しの体の変化にも気づいてあげられるように、心も体も準備しておきたいものです。 出血の原因がハッキリしない場合は特に、出血が見られたなら、大丈夫とすぐに自己判断して決めつけてしまわないで、大事をとって産婦人科医に診てもらうようにすると安心です。 また、妊娠を待ち望んでいる人の場合、着床出血らしき出血があった時、勢い勇んで直ちに妊娠検査したくなるかもしれませんが、焦りは禁物です。 着床出血が起こるのは、前回の生理から3週間後くらいなので、妊娠時特有のホルモンである「hCG」が妊娠検査薬に反応するレベルにまだ達していない可能性が高いのです。 正しい判定結果が出なければ検査をする意味がありませんから、妊娠検査は着床出血と思われる出血があった2週間後以降に行うのが良いでしょう。 妊娠検査薬で陽性が出たら、念のため産婦人科を受診して、妊娠をはっきりと確認し、今後の予定などについて医師と話す機会を持ってておくと安心して出産に備えられますよね。 女性の体は、実際のところ、女性自身が思っている以上に繊細にできているので、日常的にストレスを抱えていたり、精神的にダウンしたりすることによって、不正出血が起きてしまうなんてことも珍しくないのです。 着床出血かと期待したら、ただのストレス性出血だった、みたいなこともあったりする訳です。 生理みたいだけど生理ではないかもしれない出血があるというのはそれほど珍しい体験ではなく、誰でも経験しうるものなのです。 ほとんどの場合、そのような不正出血は放っておいても大した問題にはならないことが多いのかもしれません。 不安要素はすぐに取り除いてあげて、できるだけ快適に生きるのが、心にとっても体にとっても一番ですから。 関連記事: ライタープロフィール 円谷ミナミ 基本的に斜めの姿勢で世の中を見つめるフリーライター。 性的思考はボーダーレス。 ただし多少女性に甘い。
次の流産とは 妊娠21週6日までに胎児が育たなかったり、なんらかの原因で流れてしまうことを言います。 (それ以降は死産になります。 ) 流産は全妊娠の15%の確率で起こると言われています。 その中でも「初期流産」「早期流産」と言われる 妊娠12週以内の流産は流産全体の98%をも占めています。 生理予定日直後など妊娠したことに気づかないまま、出血と同時に流れてしまうケースもあります。 しかしこの場合は流産ではなく「生理の遅れ」として認識される場合がほとんどです。 妊娠初期の流産の原因は? 妊娠初期の流産の原因は 胎児側に問題があることがほとんどです。 原因例としては、染色体異常や臓器がちゃんと育たなかった等があります。 母体側が原因となることは0ではありませんが、可能性としては低いです。 妊娠継続に必要な黄体ホルモンが十分に分泌されず、胎児が育たなかった。 子宮内膜が正常に機能せず、胎盤が作れない状態になってしまった。 子宮筋腫、子宮内膜症などもともと子宮の機能に問題があった等が考えられます。 妊娠初期の流産確率は? 週数経過別 流産確率 5~7 週 22~44% 8~12週 34~48% 13~16週 6~9% 同じ妊娠初期でも13週以降の流産確率はぐっと減りますね。 ちなみに13週頃の赤ちゃんは器官形成を終えたぐらいです。 また赤ちゃんの心拍確認後も、少しですが流産確率が減ります。 個人差はありますが、心拍確認は妊娠6~7週頃にできます。 心拍確認後の流産確率は16~36%です。 年代別流産確率 全妊婦のうち流産は15%とはじめにお伝えしましたが、35歳以上になるとその確率は上がってきます。 35~39歳で20%、40歳以上では40%以上になります。 加齢とともに流産率が高くなる主な理由は、「胎児の染色体異常が年齢とともに高くなるため」です。 ちなみに染色体異常が原因の流産は、全体の約60%にも上ります。 妊娠初期からできる流産の予防方法は? これで確実に予防できる!という方法ではありません。 しかし母体側のリスクを軽減するための方法はあります。 葉酸を積極的にとる 葉酸は赤ちゃんの細胞形成をサポートしてくれる大事な成分です。 葉酸を多く含む食材を取り入れることをおすすめします。 しかしつわりが生じている場合は食べ物で補うことは困難だと思います。 その場合はサプリ等で摂り入れることも一つの手です。 以下の動画でママ達がどのように葉酸を摂取してきたか紹介しています。 参考までにご覧ください。 禁煙する、タバコを控えてもらう 喫煙は流産や早産の発症確率が高くなります。 また、赤ちゃんの発育遅延につながる恐れがあります。 受動喫煙でもこの可能性は同じようにあるので要注意です。 家族や周囲の人が喫煙者なら、禁煙してもらうか自分の周りでは吸わないようにお願いしましょう。 喫煙が赤ちゃんに与える影響について詳しく知りたい、タバコを辞めれず困っている人はこちらもご覧ください。 夏場でもインナーシャツや薄手の腹巻を着用する、エアコン対策に常に長袖を一枚持ち歩くようにするなどしましょう。 食べものに関しても冷たいものの摂りすぎは避け、できるだけ常温や温かいものを取り入れるようにしよう。 最後に 妊娠初期の流産は決して少ない確率ではありません。 もしもあなたが流産を経験していて、今も自分を責めているならその必要はありません。 とはいえ、たった1%の確率でも妊娠中は不安に思うことも多いでしょう。 しかしこれからは赤ちゃんの成長のためにできることを一番に考えてみましょう。 気持ちを大らかに保ち、健やかなマタニティライフを送ることは赤ちゃんの成長に最も重要なことです。
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