ドラマ「テセウスの船」最終回あらすじネタバレ これまでの事件の犯人にされた佐野文吾は連行されます。 誰かに青酸カリを飲まされたみきおが入院する病院へ心が行くと、木村さつきにみきおに近づくなと言い、みきおは目を覚ましたが記憶喪失になっていると言って心を追い払います。 その頃、警察に勾留されている佐野文吾の元に1冊の本が差し入れされます。 翌日、和子と心は佐野の面会に行くと、佐野は自分が犯人だと言い出します。 佐野の言葉が信じられない和子と心。 鈴は母和子にお父さんが信じられないのかと聞きます。 和子はお父さんが自分で犯人だと言ったことを明かします。 それでも鈴と慎吾はお父さんを信じたいと言います。 心はもしかしたら家族で埋めたタイムカプセルに佐野が何か書いていたから分かるかもしれないと言って、みんなでタイムカプセルを掘り返します。 佐野が入れていたのは家族に宛てた手紙でした。 佐野は子どもたち一人一人に向けて手紙を書き、みんなと家族になれて本当に良かったと書いてありました。 それを聞いて、子どもたちはお父さんを守りたいと言い、和子もみんなでお父さんを待つことにしました。 真犯人のことを聞き出そうともう一度みきおの入院している病院に行くと、みきおがいなくなっていました。 ベッドの下に落ちていた「THE END」と書かれたメモを見て、心は慌てて学校に向かいます。 学校に行くと、そこにはみきおが心のことを待っていました。 みきおは、鈴のヒーローになりたかったが、鈴は父佐野文吾みたいな正義の人が好きだから、佐野文吾が邪魔だったからこれまでの事件を起こしたと犯行を全て細かく自供しました。 しかし佐野が捕まって鈴が学校でいじめられていることを知ったみきおは、鈴が今望んでいるのは佐野文吾を無罪にしてあげることだと言い、ポケットに仕込んでいたボイスレコーダーを出し、みきおは心の前で青酸カリを飲んで自殺を図ります。 みきおが自供した声が全て入ったボイスレコーダーを持って、心は警察署に行きます。 みきおが犯人だと知った警察は、佐野文吾を釈放します。 家族に迷惑をかけたと謝る佐野に、佐野家はまた家族一丸となり笑顔が戻りました。 心と佐野はみきおの共犯者は誰なのかと考えます。 心は音臼村祭のチラシを見せ、佐野にこの時何があったのかと聞きます。 すると佐野は、毒キノコを入れたのは田中義男の妻だったこと、田中義男は妻が入れたということを県警にかけあって妻が罪にならないようにもみ消しにするように言ったことを思い出します。 翌日、音臼村祭りの当時の調書を見直していた佐野は、石坂校長の息子が祭りに来ていてケンカに巻き込まれて軽い怪我をしたと書かれていたことを見つけます。 石坂校長に話を聞こうと心と佐野は学校や自宅に向かうも、校長はどこにもいませんでした。 先に駐在所に戻った心は、扉に佐野文吾宛ての封筒がはさまっていることに気付きます。 その手紙には、かつての由紀のノートのコピーが入っていて、最後に佐野家の家族皆殺しが嫌なら音臼神社へ一人で来いと書かれた紙が入っていましたが、心は佐野に手紙のことを見せませんでした。 翌朝、和子が慌てて、布団がたたまれていてその上に佐野家で過ごした日は一生忘れないと感謝の言葉が書かれた心からの手紙が置かれていましたと佐野に言います。 その時、30代男性が山小屋付近で倒れていると無線が入り、それが心だと思った佐野は急いで山小屋へ向かいます。 家族の未来を守る為に音臼神社へ一人で向かった心は犯人を待つも犯人は現れませんでした。 急いで駐在所に電話をし、和子から佐野が山小屋へ向かったと聞き、山小屋へ向かいます。 先に山小屋へ着いていた佐野は背後から何者かにナイフで脇腹を刺されます。 振り返ると、刺したのは田中義男の長男正志でした。 正志は音臼祭りの後、そんなキノコを入れただけなのに母が捕まり、父親に捨てられ、苦労して死んでいったこと、殺人犯の子どもとしていじめられ、それを苦に正志の妹は自殺したと言います。 そして父義男が大病して久しぶりに音臼村に戻ってきた正志はその時、佐野から家族は大事にしないとと佐野にのんきに言われたことが許せなかったと話します。 みきおは佐野文吾が邪魔だという目的が一緒だったから共犯したと言います。 再び佐野に襲い掛かる正志は、心は殺したと言うと佐野は逆上し、ナイフを取り上げ、正志の上へ馬乗りになってナイフを向けます。 しかし、心のことを裏切れないと言う佐野はナイフを下ろし、正志が今まで苦労してきたことに気付いてあげられず申し訳なったと謝ります。 そこへ心がやってくると、正志はお前を殺人犯にするから殺せと言って、なんとか自分をナイフで刺させようともみあい、心も加わり、3人で正志のナイフを取り上げようとしていると、ナイフが心の胸に刺さってしまいます。 心は、家族の未来を守る為にここにきたと言い、佐野はお前は俺の息子だと言うと、心は笑顔を浮かべながら死んでいきます。 30年後、佐野家は家族みんな集まって外食を楽しんでいました。 そこへ心と由紀夫婦がやってきて、由紀が女の子を妊娠したと言います。 佐野は子どもの名前を提案させてほしいと言い、明るい未来へと進んでいく、未来と書いて「みく」と言う名前を提案すると、心は全く同じ名前を考えていたと言います。 佐野は心がタイムカプセルに入れた指輪をポケットからこっそり出して、指輪の内側に刻まれた「YUKI TO SHIN」の刻印を感慨深く見つめるのでした。 ドラマ「テセウスの船」最終回感想!結末にガッカリ? 原作漫画のストーリーとは全く違い、ドラマオリジナルだったので、最後まで気を抜くことなく見入ってしまいました。 みきおの犯行の動機は原作漫画とほぼ同じだったのでなんとなく受け入れられたのですが、まさかみきおの共犯者が正志(霜降り明星・せいや)だったことには驚きです。 せいやは芸人ですし、他の俳優陣に比べると演技力はそんなにないだろうから、犯人という重要な役はないと思っていただけに、まさかの大どんでん返しでした。 でも、迫力ある演技でとても惹きつけられて、手に汗を握りました。 心が死んでしまうところも、原作漫画では、佐野を守るために自分が犠牲になって死んでしまいますが、ドラマではもみあっていてナイフが刺さってしまうという事故のような形でしたが、佐野を守るためだったという点では、原作漫画と同じでしたね。 心が死ぬ時、佐野が俺の息子だと叫ぶシーンは、漫画でもドラマでもやはりぐっとくるものがありました。 佐野と家族を守るために未来からきた心の目的は果たされたということですよね。 心が死んでしまうのは悲しいけれど、今まで味わえなかった家族のしあわせをタイムスリップした後、十分味わえたという意味では、心の人生はいい人生だったのではないでしょうか。 心が死んでしまって悲しい気持ちになりましたが、数十年が経った未来では、佐野家は昔と変わらず家族団らんで幸せそうでしたのでとてもほっこりとしましたね。 しかし、最後のシーンでどうしても気になることがありました。 大人になった佐野慎吾役で、ハライチ・澤部が出てきて、一気に目が覚めたというか、ちょっと残念な感じがしたのは私だけでしょうか。 子供の時の慎吾の髪型(坊主)と同じ髪型だから澤部がキャスティングされたと考えられても仕方ないですよね。 せっかくほっこりした最後のシーンで、もちろんストーリーも最後キレイな結末を迎えていたのですが、澤部に一気に全部持って行かれたような気がして・・・。 ある意味ガッカリはしましたが、ずっと緊迫していただけに、緊張と緩和で思わず笑ってしまい、それはそれでよい結末だったのかな、と思っています。 最後の澤部で若干の引っかかりを感じはしましたが、たいてい原作漫画のドラマはハズレというか、やっぱり原作の方が面白いと思うことが多いですので、ドラマ「テセウスの船」に関しては原作漫画と同じくらい、素晴らしいオリジナルストーリーで、とても面白く、楽しませてもらいました。 来週から、なんともじれったい心と文吾のコンビがもう見られないと思うと、しばらくはテセウスロスになりそうです。 また、続編や映画化などで二人のコンビを見られる日が来ることを期待して待ちたいと思います。
次のこんにちは、KAORUです! ドラマ「テセウスの船」がついに最終回を迎えました。 結果として文吾は殺人犯として捕まることはなく、心の目的は果たされました。 未来から来た心はおそらく死んでしまった。 しかし和子のお腹の中にいる心は生まれてきて、31年後、由紀と結婚し未来が生まれてくる未来が待っていました。 それにしても回収されなかった伏線や謎が多すぎてモヤモヤしている人が多いはず! ということで 「【テセウスの船】最終回ネタバレ全容まとめ!時系列で分かりやすく解説。 回収されなかった謎も!」と題しまして、【テセウスの船】最終回ネタバレ全容まとめ!時系列で(推測にはなりますが)分かりやすく解説していきます。 Contents• 最終回で回収された謎 《1977年3月19日》音臼村祭り 祭りで配られたキノコ汁に毒キノコが混入しており、それを食べた徳本の母親が亡くなった。 当時、文吾は事故として処理しようとしたが、田中義男が村の威信に関わるからと事故として処理するのではなくきちんと調べるよう働きかけた。 結果、誤って毒キノコを入れたのは田中義男の妻で正志の母親だったことがわかった。 すると今度は田中義男はその事実を権力を使って隠そうとした。 転向してきて虐められてたときに、鈴が助けてくれた。 鈴の正義の味方である文吾が邪魔だった。 木村さつきは高校生のときに妊娠しており、そのことを校長に相談していた。 さつきは中絶したことで、罪の意識をずっと背負って生きてきた。 しかし文吾と心を見ているうちに気持ちが変わり、東京の息子に会いに行った。 校長室で描いていた絵は孫へのプレゼントだった。 1月7日 土 : 三島千夏・パラコートにより自宅倉庫内で死亡 実行犯は加藤みきお。 パラコートの効き目を実験するために。 1月15日: 三島明音失踪 指示:加藤みきお 実行犯:長谷川翼 明音に好意を持っていた翼を利用して犯行させた。 目的は鈴の喧嘩してい明音を懲らしめることで鈴を喜ばせるため。 1月17日:長谷川翼が死亡 これは自殺だったと考えてよいかと思います。 明音が生き延びたことで、自分がしてしまったことが公になることが予測されるので、小児性愛者であることがバレた上で生きていくことが耐えられなかったのではないでしょうか。 1月20日:オレンジジュースが音臼小5年の教室に届く 猟奇的でサイコパスな犯行はすべて加藤みきおの犯行でしょう。 1月22日:田村心 音臼神社から転落 金丸刑事を突き落としたのが田中正志でほぼ確定なので、ほぼ同時刻のこちらの犯行は加藤みきおだと思います。 1月22日:金丸刑事が崖から転落して死亡 金丸の目線からして大人の犯行なので田中正志です。 文吾が犯人でない証拠を見つけると言っていた金丸ですが、それが一体何だったのかは検討がついていません。 Paraviで明かになることを願います。 目的は加藤みきおが鈴のヒーローになるため。 正志はみきおに協力しただけ。 3 月13日:仙南キャンプ場にて加藤みきお殺人未遂 文吾を殺人犯にしたい正志。 音臼小事件を起こさなかったので、加藤みきお殺人の容疑を文吾に着せようとした。 3月13日:佐野文吾を監禁 3月14日:佐野文吾を解放 文吾に容疑を向けさせるため。 3月15日:事件の証拠が山で発見される 田中正志が自分で証拠を置き、自分で通報した。 3月15日:佐野家の庭から青酸カリが見つかる これもいつ青酸カリが埋められたのか未回収のままですが、猪鍋を食べている間でしょうね。 井沢と徳本が佐野家に現れたタイミングが良すぎて、正志に協力しているのかと思いましたが違うようです。 このへんの細かいところが曖昧なままなのが本当に不満です。 3月15日:加藤みきおが音臼小に心を呼び出し、犯行の動機を自白 動機は自分だけが鈴のヒーローになること。 だが、今鈴が学校で虐めに遭っていることは本意ではない。 鈴が喜ぶのは文吾を無罪にすることだと言って、自ら青酸カリを飲んだ。 自らの自白を録音していたため、そのレコーダーを心が警察に持ち込んだことで文吾は釈放された。 3月16日:文吾宛の犯人からのメッセージを心が受け取る。 そこには3月19日に家族3人を皆殺しにされたくなければ1人で来いとのメッセージが。 3月17日:ついに黒幕の正体が明かに 心が犯人に指定された場所に行くがこれはフェイク。 朝、駐在所に来た連絡は犯人が文吾を誘き出すための罠。 風速計の小屋に現れた正志が、文吾を刺した。 正志の母親が音臼村祭りでキノコ汁に毒キノコを入れてしまった件で、文吾のせいで母親がやったことが村中に知れ渡り、正志と妹は殺人犯の子供として辛い人生を送ることに。 妹はそのことを苦に自殺。 父親からは見捨てられ、人生に悲観し文吾を恨んでいた。 さらに、父親の介護のため音臼村に戻ってきたとき、久しぶりに会った文吾が正志に「家族は大事にしないとな」といった一言で恨む気持ちが爆発したことが動機。 自分が殺人犯の子供として生きてきた苦しみを、文吾を殺人犯にすることで文吾の家族にも同じ苦しみを与えてやりたかった。 揉み合いのすえ、ナイフが心の腹部に刺さり・・・ おそらく心は死んでしまったのでしょう。 ですが、文吾が捕まらずに済んだ未来には、笑顔で笑う佐野家のみんなと、由紀と結婚し未来を設ける心の姿。 めでたしめでたしという最終話となりました。 その後まったく出番がなかったので、わざわざ原作と変えた理由が不明。 もしかしたらあとで文吾から本当のことを聞いたのかもしれませんね。 一生懸命考察をしてきた側からしたら、最終回で伏線がすべて回収されてスッキリ!を期待していたので、こんなザックリ曖昧な終わり方は正直不完全燃焼・・・ 「きっとこうだったのだろう」という部分が多く、まだまだ考察は終わりそうにありませんね。 田中正志黒幕説は、最終回直前には結構ネットで多くあがっていました。 まさか俳優初めてのせいやにこんな大役を任せるとは驚きでしたが・・・ 木村さつき妊娠説も声としては多く上がっていましたよね。 それが事件につながるものではありませんでしたが、加藤みきおを溺愛する理由になりました。 校長は怪しさ満載だったのものの、本当の良いおじいちゃんでしたね。 みきおの犯行の一部始終が明らかになりました! 「テセウスの船」原作漫画をお得に読む方法 私は今日この日まで、無料で読める1話のみ読んだだけで、原作漫画をあえて読まずにドラマを楽しんできました。 ですがついに最終回を迎え、これから漫画の方を一気読みしたいと思っています! そこで、なるべくお得に原作漫画を読む方法をリサーチしてみましたので、ぜひこの機会にみなさんも原作漫画を一気読みしちゃいましょう! e book Japanで1・2巻無料! では、今なら「テセウスの船」が1・2巻無料で読むことができます! 1〜2巻には1〜16話までが掲載されています。 続きはFODでポイントでお得に読んじゃおう! 漫画が読めるサービスはたくさんありますが、 動画配信サービスが実はとってもお得なんです!! 私が おススメする漫画をお得に読むことができる動画配信サービスは、 ズバリ、 FODプレミアムです! FODプレミアムは動画配信サービスとして有名なのですが、漫画や雑誌も種類豊富なラインナップを取り揃えているんです。 FODプレミアムであれば、 2週間の間に最大1冊、無料で読むことができます。 どういうことかといいますと・・・ 例えば月末28日に無料おためし登録をし、600円の電子書籍漫画を1冊購入する場合• 無料お試し登録でまず 100ポイントGET!(はじめて登録の人限定)• 28日、8日にログインすれば 各400ポイントGET!• Tverでも無料で無逃し配信をしていますが、 放送から1週間までという縛りがあるので、 例えば3話からテセウスの船を見始めた方は1話はもう見ることができません。 ドラマ以外にもバラエティやアニメ、スポーツ、韓流作品も数多く配信されています! そして、何より 無料お試し期間 を試さない手はありません! 初回登録であれば 登録から2週間は無料で動画が見放題です。 (レンタル作品は課金が必要です) また、もしも無料期間中に解約する場合は 自主的に解約手続きをしなければ自動で翌月から料金が発生してしまうので注意が必要です。 最新の配信状況はParaviサイトにてご確認ください。 まとめ ということで 「【テセウスの船】最終回ネタバレ全容まとめ!時系列で分かりやすく解説。 回収されなかった謎も!」と題しまして、【テセウスの船】最終回ネタバレ全容まとめ!時系列でまとめました。 4月6日のParaviでも再びテセウス熱が盛り上がりそうですね。 最後までお読みいただきありがとうございました!.
次のドラマ「テセウスの船」最終回あらすじネタバレ これまでの事件の犯人にされた佐野文吾は連行されます。 誰かに青酸カリを飲まされたみきおが入院する病院へ心が行くと、木村さつきにみきおに近づくなと言い、みきおは目を覚ましたが記憶喪失になっていると言って心を追い払います。 その頃、警察に勾留されている佐野文吾の元に1冊の本が差し入れされます。 翌日、和子と心は佐野の面会に行くと、佐野は自分が犯人だと言い出します。 佐野の言葉が信じられない和子と心。 鈴は母和子にお父さんが信じられないのかと聞きます。 和子はお父さんが自分で犯人だと言ったことを明かします。 それでも鈴と慎吾はお父さんを信じたいと言います。 心はもしかしたら家族で埋めたタイムカプセルに佐野が何か書いていたから分かるかもしれないと言って、みんなでタイムカプセルを掘り返します。 佐野が入れていたのは家族に宛てた手紙でした。 佐野は子どもたち一人一人に向けて手紙を書き、みんなと家族になれて本当に良かったと書いてありました。 それを聞いて、子どもたちはお父さんを守りたいと言い、和子もみんなでお父さんを待つことにしました。 真犯人のことを聞き出そうともう一度みきおの入院している病院に行くと、みきおがいなくなっていました。 ベッドの下に落ちていた「THE END」と書かれたメモを見て、心は慌てて学校に向かいます。 学校に行くと、そこにはみきおが心のことを待っていました。 みきおは、鈴のヒーローになりたかったが、鈴は父佐野文吾みたいな正義の人が好きだから、佐野文吾が邪魔だったからこれまでの事件を起こしたと犯行を全て細かく自供しました。 しかし佐野が捕まって鈴が学校でいじめられていることを知ったみきおは、鈴が今望んでいるのは佐野文吾を無罪にしてあげることだと言い、ポケットに仕込んでいたボイスレコーダーを出し、みきおは心の前で青酸カリを飲んで自殺を図ります。 みきおが自供した声が全て入ったボイスレコーダーを持って、心は警察署に行きます。 みきおが犯人だと知った警察は、佐野文吾を釈放します。 家族に迷惑をかけたと謝る佐野に、佐野家はまた家族一丸となり笑顔が戻りました。 心と佐野はみきおの共犯者は誰なのかと考えます。 心は音臼村祭のチラシを見せ、佐野にこの時何があったのかと聞きます。 すると佐野は、毒キノコを入れたのは田中義男の妻だったこと、田中義男は妻が入れたということを県警にかけあって妻が罪にならないようにもみ消しにするように言ったことを思い出します。 翌日、音臼村祭りの当時の調書を見直していた佐野は、石坂校長の息子が祭りに来ていてケンカに巻き込まれて軽い怪我をしたと書かれていたことを見つけます。 石坂校長に話を聞こうと心と佐野は学校や自宅に向かうも、校長はどこにもいませんでした。 先に駐在所に戻った心は、扉に佐野文吾宛ての封筒がはさまっていることに気付きます。 その手紙には、かつての由紀のノートのコピーが入っていて、最後に佐野家の家族皆殺しが嫌なら音臼神社へ一人で来いと書かれた紙が入っていましたが、心は佐野に手紙のことを見せませんでした。 翌朝、和子が慌てて、布団がたたまれていてその上に佐野家で過ごした日は一生忘れないと感謝の言葉が書かれた心からの手紙が置かれていましたと佐野に言います。 その時、30代男性が山小屋付近で倒れていると無線が入り、それが心だと思った佐野は急いで山小屋へ向かいます。 家族の未来を守る為に音臼神社へ一人で向かった心は犯人を待つも犯人は現れませんでした。 急いで駐在所に電話をし、和子から佐野が山小屋へ向かったと聞き、山小屋へ向かいます。 先に山小屋へ着いていた佐野は背後から何者かにナイフで脇腹を刺されます。 振り返ると、刺したのは田中義男の長男正志でした。 正志は音臼祭りの後、そんなキノコを入れただけなのに母が捕まり、父親に捨てられ、苦労して死んでいったこと、殺人犯の子どもとしていじめられ、それを苦に正志の妹は自殺したと言います。 そして父義男が大病して久しぶりに音臼村に戻ってきた正志はその時、佐野から家族は大事にしないとと佐野にのんきに言われたことが許せなかったと話します。 みきおは佐野文吾が邪魔だという目的が一緒だったから共犯したと言います。 再び佐野に襲い掛かる正志は、心は殺したと言うと佐野は逆上し、ナイフを取り上げ、正志の上へ馬乗りになってナイフを向けます。 しかし、心のことを裏切れないと言う佐野はナイフを下ろし、正志が今まで苦労してきたことに気付いてあげられず申し訳なったと謝ります。 そこへ心がやってくると、正志はお前を殺人犯にするから殺せと言って、なんとか自分をナイフで刺させようともみあい、心も加わり、3人で正志のナイフを取り上げようとしていると、ナイフが心の胸に刺さってしまいます。 心は、家族の未来を守る為にここにきたと言い、佐野はお前は俺の息子だと言うと、心は笑顔を浮かべながら死んでいきます。 30年後、佐野家は家族みんな集まって外食を楽しんでいました。 そこへ心と由紀夫婦がやってきて、由紀が女の子を妊娠したと言います。 佐野は子どもの名前を提案させてほしいと言い、明るい未来へと進んでいく、未来と書いて「みく」と言う名前を提案すると、心は全く同じ名前を考えていたと言います。 佐野は心がタイムカプセルに入れた指輪をポケットからこっそり出して、指輪の内側に刻まれた「YUKI TO SHIN」の刻印を感慨深く見つめるのでした。 ドラマ「テセウスの船」最終回感想!結末にガッカリ? 原作漫画のストーリーとは全く違い、ドラマオリジナルだったので、最後まで気を抜くことなく見入ってしまいました。 みきおの犯行の動機は原作漫画とほぼ同じだったのでなんとなく受け入れられたのですが、まさかみきおの共犯者が正志(霜降り明星・せいや)だったことには驚きです。 せいやは芸人ですし、他の俳優陣に比べると演技力はそんなにないだろうから、犯人という重要な役はないと思っていただけに、まさかの大どんでん返しでした。 でも、迫力ある演技でとても惹きつけられて、手に汗を握りました。 心が死んでしまうところも、原作漫画では、佐野を守るために自分が犠牲になって死んでしまいますが、ドラマではもみあっていてナイフが刺さってしまうという事故のような形でしたが、佐野を守るためだったという点では、原作漫画と同じでしたね。 心が死ぬ時、佐野が俺の息子だと叫ぶシーンは、漫画でもドラマでもやはりぐっとくるものがありました。 佐野と家族を守るために未来からきた心の目的は果たされたということですよね。 心が死んでしまうのは悲しいけれど、今まで味わえなかった家族のしあわせをタイムスリップした後、十分味わえたという意味では、心の人生はいい人生だったのではないでしょうか。 心が死んでしまって悲しい気持ちになりましたが、数十年が経った未来では、佐野家は昔と変わらず家族団らんで幸せそうでしたのでとてもほっこりとしましたね。 しかし、最後のシーンでどうしても気になることがありました。 大人になった佐野慎吾役で、ハライチ・澤部が出てきて、一気に目が覚めたというか、ちょっと残念な感じがしたのは私だけでしょうか。 子供の時の慎吾の髪型(坊主)と同じ髪型だから澤部がキャスティングされたと考えられても仕方ないですよね。 せっかくほっこりした最後のシーンで、もちろんストーリーも最後キレイな結末を迎えていたのですが、澤部に一気に全部持って行かれたような気がして・・・。 ある意味ガッカリはしましたが、ずっと緊迫していただけに、緊張と緩和で思わず笑ってしまい、それはそれでよい結末だったのかな、と思っています。 最後の澤部で若干の引っかかりを感じはしましたが、たいてい原作漫画のドラマはハズレというか、やっぱり原作の方が面白いと思うことが多いですので、ドラマ「テセウスの船」に関しては原作漫画と同じくらい、素晴らしいオリジナルストーリーで、とても面白く、楽しませてもらいました。 来週から、なんともじれったい心と文吾のコンビがもう見られないと思うと、しばらくはテセウスロスになりそうです。 また、続編や映画化などで二人のコンビを見られる日が来ることを期待して待ちたいと思います。
次の