塗装状況でも変わるし経過も全然違いますが、キズの隠蔽力に関しては『KF-96』を使ったシリコン洗車の方が隠蔽してる感はあります。 ただ天然ワックスの方が艶の耐久性は感じますね 天然ワックスもシリコンオイルも同じ油分なのですが、結果は全然違います。 天然ワックスは独特な艶感や耐久性などを絶妙なバランスで作られていますが、なんでもキズを隠すような性能は持っていません。 キズだらけのクルマであればシリコン洗車の方が効果を感じやすい傾向にあると思います(これは塗装状態によって経過が違います) 石油系溶剤タイプのワックスの方がシリコンオイルと同じような結果が出やすいかもしれません。 シリコンオイルは撥水しない耐久性のない液体ワックスぐらいのイメージで考えると良いかもしれませんね(メリットはギラギラにならない。 なってもリカバリーが容易) 上記の写真のように、ここまでは天然ワックスではトーンが落ちないと思います。 これはわざと磨き傷をつけてトーンが落ちているのを見ていますが、仕上げ研磨後だとまた結果が違ったりするのが面白いところだと思っています(仕上げ研摩後だとトーンの落ち方が分かりにくいのもあるので判断が難しいところ…) 決してどちらが優れているという事を言いたい訳ではありません。 ユーザーにとって良いと思うものは違う為、ユーザーに合うと思うものを使えば良いと思っています。 ちなみにこれは主観なのですが『天然ワックス』『ガラスコーティング』『シリコン』はそのコーティングの独特の艶感がある。 トーンの落ち方が甘くても、離れてクルマを眺めてみると凄い艶感があるように見えることもあるので、トーンの落ち方だけが艶の見方ではないと思っています。 疑問2 含浸(がんしん)ってやる必要あるの? TW的には事前にケミカルを使って汚れが取れていれば、塗装面に対してダイレクトに施工できるので含浸は不要かな。 テストパネルに2週間ドブ漬けで含浸を行いましたが『艶感』『撥水』『耐久性』が変わったように感じませんでした。 上記にもあるように今回のシリコン洗車のレビューでは、テストパネルに2週間放置施工しました。 普通に除去されました。 疑問3 コーティングって化学的に考えた方がいいの? キレイにしたいなら汚れの性質を見極めた上で中和や馴染ませて落とすことは理解できた方がいいですね。 化学式に関しては理解するに越したことはないですが、正直不要だと思います。 ムダに成分がどうのこうの言う人達もいますが、それが全てのコーティングにとって良い結果になっているわけではありません。 コーティングもキレイがどうかは人それぞれの主観なのでキレイの基準をあげた上で自分にとっての最適化をすると良いです シリコン洗車の説明だと基本的にシリコンとアルカリ性のケミカルしか使いません。 化学的に汚れを理解していれば、酸性ケミカルは必須(というかカーディティリングを行なっている人はほとんど知っている常識) シリコン自体がある程度オールインワン的な存在で、多少万能なのも分かります。 アルカリ性洗剤が汚れに対して有効なのも分かります(強力なのを使うとなんでも落ちる傾向にある) ただ塗装面に対しては酸性よりアルカリ性の方がダメージを与える可能性が高いです。 少しでも塗装面をいたわるならを理解していないのはどうなのかなと… それで化学的にと言われても『うん?』となってしまいますよね。 さらにいえばアルカリ性でも色々なタイプのケミカルがあるので、理解している人であれば少なくともアルカリ性のケミカルを段階を踏んで使う人が多い。 シリコン洗車はある意味万能な洗車方法で面白いスタイル。 なのでもっと 汚れの質とケミカルを理解すると、シリコン洗車がもっと楽しくクオリティアップ出来るのではないでしょうか? 研磨してある状態とシリコン洗車をした状態は全然違います。 確か有名なシリコン洗車ユーチューバーの方も研磨した方が良い結果になると言っていた筈では?『研磨後』『洗車傷がある状態』『ケミカルで汚れを除去していない場合』塗装面は物理的に形は違います。 キレイに塗装面というのは基本的に平らな面であるのが理解できると思います。 基本的に塗装状態は上記のイラストの状態ですよね これを実際の車両で見ると 左から• 何もしないでシリコン• 上記の写真は研磨しないで、シリコンを施工した状態(トーンは落ちてます) 研磨後と研磨前は全然違うのは理解してもらえると思います。 この状態になるのを知っているので、とてもじゃないですが同じようには見えないですね… ちなみに撥水力の順番としては• 研磨してある状態• スケールを除去した状態• 何もしてない状態 こうなる理由は先ほどあったイラストを見てもらえば分かりますが、研磨してある状態は平坦なので水を遮るものはありません。 洗車傷がある状態だと、キズがあり水が多少引っかかります。 ただ汚れを除去しないと汚れがダム状態になって、そこに水が引っかかるため撥水の低下にも繋がります。 ごめんなさい。 これに関しては鉄粉が沢山ついているクルマである程度の期間試さないと分からないです。 ただ取れやすくなる可能性はあると思ってます。 と言ってもいきなり取れるというよりはシリコン洗車をしていく中で除去しやすくなるのかな?イメージ的には錆びたネジに対して潤滑剤を使って緩みやすくするようなイメージで除去しやすくなる感じなのかな? あくまで可能性の話ですが、シリコンによって除去しやすくなる可能性もあります。 ただ黒い鉄粉と錆びた鉄粉は除去のしやすさが格段に変わるので、錆びた事によりスムーズに除去出来るようになることもあります。 実際にしてみたら、そんなに悪い影響はない感じはします。 施工前のイメージは石油系溶剤のワックスと同じ方向性のイメージでしたが良い意味で裏切られた感じはします シリコンオイルの特性的にコーティングの要素はあるのかな? コーティングと比べてしっかり定着しないので、シャンプー洗車をすると撥水と艶感はだいぶ落ちる傾向にあるようです。 耐久性があるのを一概に良いとは思っていないので、定期的に再施工しても問題ないのはメリット。 硬化系コーティングだと、再施工時に問題が起きることもあります。 定期的にリセットをする事で劣化したコーティング皮膜の入替は大事。 コーティングは施工時が一番キレイだと思っているので、定期的なコーティングは塗装のキレイに維持にも役立つ(施工するコーティングにもよります) 使用するケミカルはシリコン以外も使った方が良いとは思いますし、使った方が色々簡単でクオリティもアップ。 可能性を挙げるならば『汚れ量が多い』『塗装が劣化しすぎてうまく拭き上げられない』の二点かな この二点は割とあるあるだと思います。 汚れにコート剤が引っかかってムラになるパターンです。 イメージ的には汚れにコート剤が固着してしまったり、マイクロファイバークロスでは拭き上げれない引っ掛かり方をしてる感じ。 ケミカルを理解している人なら、汚れの除去は容易ですし 汚れを除去した後なら問題なく拭き上げれると思います。 水拭きを一回挟むだけでもキレイに拭き取れるとは思うのですが… TW自身、汚れが蓄積している状態から施工をあまりしたことがないので分かりませんが施工の難易度が高いと思ったことはありません。 あとは塗装が非常に弱い状態だと何を施工してもムラになる塗装も存在しています。 これに関してはレアなパターンですが稀にありますが基本は気にする必要はありません。 ちなみにシリコン洗車はケミカル除去しないで施工してる方が高い効果を得れるかもしれません。 それが良いか悪いかはその人の判断によりますが。 これに関してはTWでは検証できないので、興味がある人は試してみてください(キレイの方向性が違う為) シリコン洗車の疑問まとめ• シリコン洗車と天然ワックスの艶感はどっちも凄いがシリコンの方が分かりやすい傾向にある• 含浸は他のケミカルを理解して、汚れを除去していれば必要ない。 含浸してもコーティングとしての効果はあまり変わらない(シリコン以外のケミカルを使わないなら意味あるかも)• コーティングって化学的に考えることも大事だが、基本的にコーティングの特性を理解していない事には始まらない(ガラスコーティングなら〇〇、天然ワックスなら〇〇)自分のキレイの基準を上げて良いと思うものを使う。 キレイの基準を少しづつアップデートしていく• キズありシリコン塗布後と研磨後の塗装状況は一緒ではない(もし一緒ならTWは研磨しないで維持します)• シリコン洗車時、ショップタオルも良いがTW的にはも塗りやすくてオススメ• 鉄粉は取れやすくなるかは経過観察しないと分からないが除去しやすくなる可能性はあると思う• を使った洗車ならそんなに悪影響はないと思う。 自分のキレイの基準を上げるのに色々な洗車スタイルを知るのも一つですね。
次のスポンサーリンク これまでも、が、シリコンに焦点化して書いてみたいと思います。 さて、そもそもコーティング剤、ワックス、シリコンは、それぞれ目的が違うように思います。 コーティング剤は、塗装表面に例えば強固なガラス被膜を作り、紫外線や各種の汚れから塗装を守ることを第一にしています。 専門店で しっかりした施工をするのであれば、塗装面の油分・ワックス成分や汚れ並びに古いコーティング剤を落とし、恐らくは一回はバフがけ等して塗装面をなるべく平滑化して施工しますので、結果として十分な艶や撥水効果等が期待できます。 また、コーティング剤の種類により親水化したり撥水化したり仕上がりは色々選べます。 簡易的なコーティング剤も、仕組みは同じですが、素人が下地を作るのは難しく下地をしっかり作れない場合が多いので、耐久性や艶、撥水性能はプロに頼んだ時に比べ良くありません。 おっさんも、やってみたことがありますが、例え道具が揃っていたとしても、かなり難しいと思いました。 従って、しっかりした下地を作ってから施工を行うコーティング業者の施工価格が高目なのは当たり前だと感じています。 ですから、きっと、プロ用のコーティング剤を手に入れたとしても、仕上がりは雲泥の差があるはずです。 ワックスは、おっさん世代にはなじみが深く、今まで一番使われてきたモノで、簡単に言えば、コーティング剤のガラス皮膜に当たる部分が、カルバナ蝋となっているわけです。 コンパウンド入りの物や固形・半練り等種類も価格も豊富です。 洗車して、基本的に良く水分を拭き取ってからワックス掛けすれば良いのですが、拭き取りに力も時間も取られますし、そんなに耐久性も高くないなど、使い勝手は良くないかも知れません。 スポンサーリンク 最近は、コーティング剤と同じく親水のモノや撥水のモノなどがあります。 それと顔料?が入ったものがあり、ボディーカラーに合わせたモノを使うことによって、細かい傷をこれで埋めてキレイな仕上がりとなるものもあります。 色あせもある程度カバーできます。 さて、クルマに使う シリコンですが、これは元々可動部の潤滑剤として使われていたようです。 特に石油系溶剤タイプは、この用途での使用と限定されます。 ボディーの撥水やつや出し使うのは、「無溶剤」と明記があるものです。 こちら、ほぼ万能に使えます。 潤滑や滑りをよくする目的、防水防錆目的、撥水目的、つや出し目的など、まさに万能です。 ただし、5-56などとは違って、浸潤性能は期待できないようです。 ですから、さび付いたボルトナットに使っても意味が無いという事になります。 スポンサーリンク とにかくツルツルと良く滑るのがシリコンですので、ボディーに使えば、水は転がり落ちます。 細かい傷の部分にも入り込みますので、曇りガラスに水を付けると透けるように、ボディー全体が鏡面のようになります。 ただし、細かい傷だけしかカバーしません。 施工も、洗車後に、スプレーして拭き上げるだけと超簡単。 施工方法はどちらがいいのか解りかねますが、濡れたボディーに直接スプレーして拭き上げる方と、拭き上げてからスプレーして伸ばす両方いらっしゃいます。 YouTubeにどちらの動画もあると思いますので、参考にして下さい。 それから、洗車後、クロスでボディーの水分を拭き上げる際に、なるべくボディーを傷つけたくないと、クロスにシリコンを少量スプレーして拭き上げるという使い方もあるようです。 ただ、おっさんは、ボディーへのシリコンスプレー仕上げは、あまり好きではありません。 結構ムラになって、虹色が見えたりして、これをリカバリーするのに中性洗剤を少量入れた水にクロスを浸して固く絞って仕上げるのが面倒なのです。 そこで、あまりシリコン系も使わず、ワックスもまず使うことは無く、いつも使っているのは超簡単にコーティングできて、そこそこの艶が出るになってしまいます。 し かし、エンジンルームや内装系・タイヤにはバシバシ使っています。 メッチャ艶が出てキレイになります。 しかも、汚れが付きづらいです。 ただし、ウェッティーに仕上げると、むしろ埃を呼んでしまうように思います。 また、フロントウインドーに使うとよほど注意して薄くのばさない限り、ギラつきが出ると思います。 おっさんは、絶対にやりません。 内装系では、レザーシートやビニールレザーシートには使わないで下さい。 当たり前ですが、お尻が滑って運転がしづらく、大変なことになります。 ちなみに、中古車を販売するときに、エンジンルームや内装のプラスチック部分にシリコンスプレーを吹きまくって、アラを消す場合もよくあるようです。 それから、シリコンスプレーは家庭内でもつや出し等に大活躍。 ただし、フローリングの床に付けてしまうと、カーリングが出来る位滑りますので厳禁です。 笑 せっかくですから、おっさん家のとっておきの使い方をお教えします。 便器や便器周りの壁や床 立つところは、滑るからダメですよ にスプレーしておくと、尿の汚れが直ぐに落ちて処理しやすいです。 最後に、シリコンスプレーの値段は、それこそピンキリなのですが、自分に取って使いやすい製品が出てくると思いますので色々使って見ることをお薦めします。 おっさんが使ったシリコンスプレーその1 ガレージ・ゼロ シリコーンスプレー GZSS03 198円 とにかく安いのとスプレーノズルの構造が好きで買いましたが、スプレーされる範囲が狭くて、意外と使いづらかったです。 おっさんが使ったシリコンスプレーその2 KURE シリコンスプレー 値段もそこそこ、スプレーの範囲も適切なのですが、スプレーノズルの脱着が若干面倒です。 おっさんの普段使いのスプレーです。 というか、コスパと施工の楽さを考えるとイチオシです!! おっさんが使ったシリコンスプレーそ3 ワコーズ SL シリコーンルブリカント シリコーン系潤滑スプレー とにかくスプレーパターン・品質・ノズルの形状全て神レベルです。 ただし、高いのが玉に瑕です。 最後におっさんが使ったシリコン スプレーではありません その4 巷で話題の 信越化学工業 シリコーンオイル KF-96-50csのご紹介です。 これだけだと使い勝手が悪いので、有機溶剤OKのスプレーボトルも必要です。 フルプラ ダイヤスプレー エクセレント 500 8cmノズル付 NO. 3530 が良いようです。 これ、とにかく濃いシリコンの液体です。 コスパも凄くいいです。 ただし、ガス圧で噴射するスプレーに比べて、あくまでも霧吹きで塗布するという事と粘度の関係であまりまんべんなく広がるような霧状にならないので、施工性は良くありません。 しかし、塗布した時のつやつや感と満足感半端ないです。 ただし、こちらは粘度が高いので使いづらいようです。 Miniのタイヤに信越化学工業 シリコーンオイル KF-96-50cs施工 12年落ちのW203 C230のエンジンルーム シリコンスプレー施工 つたない動画ですが覧下さい。
次の満足度: このレビューは、 3人が参考にしています。 用途: バイクの水無し洗車に使用してます。 YouTubeでシリコンスプレーを使ったカブの水無し洗車を紹介してたので真似をしてます。 私は2スト車メインなので晴天時走行でもそれなりにオイル汚れが付着してしまいます。 以前は水洗車してましたが、安価なこのシリコンスプレーならサビを気にする事なく盛大に使用でき、普通のオイル汚れならスプレーで洗い流す事が出来ます。 樹脂パーツやホース類にもシリコンなら安心して使えます。 シリコンスプレーで落ちない場合のみパーツクリーナー モノタロウ緑缶 を使用します。 一回の洗車で、シリコンスプレー1缶を使いますが水洗車の拭き取り手間と洗車所要時間を考えると安価なこの商品なら水無し洗車が良いと思います。 これは注文コードについてのレビューです。 このレビューを評価してください: [2020-05-06] 満足度: 用途: 放置バイクのねじ外しに イメージだけで556の代替品と思っていました。 全く違いますね。 粘度が低く浸透させるにはこちらの方が優秀です。 ガス圧が高く、ねばりつかずに表面を覆う感じです。 放置していたバイクのねじを外す前にこれを吹きました。 盛り上がらすサラサラで、こういうのが欲しかったんですと思っています。 ブレーキの固着にもこの粘度でしたら、修理後に後でパーツクリーナーで落としてしまえます。 耐久性を求めるのではなく、その場での固着したものの分離用途としては非常に優秀です。 防さびについては用途が違います。 他のもので守ってください。 ぶくぶくした後さらっとしてしまうのを見て感動しました。 これは注文コードについてのレビューです。 このレビューを評価してください: [2020-04-21].
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