ボカロと言うと、米津玄師さんがハチという名前でニコニコ動画で活動され、大ブレイクを果たしたのが記憶に新しいですよね。 米津さんの大ブレイクで、ずいぶんボーカロイドの認知度も上がったのかなと思います。 Ayaseさんは、まさにその新しい風と言えるのではないでしょうか。 今まで顔出しすることなく活動してきたので、謎多き人物でしたが、2020年5月にとくダネの特集に登場しました。 その放送がメディア初顔出しとなり、ファンにとっても注目のオンエアとなりましたね!放送直後、Twitterでトレンド入りするほどに。 そのときの画像はこちらです! YOASOBI、おもしろいな。 とくダネでそう話していたので、 ikuraさんより年上になりますね。 普段はチーズをおつまみに晩酌するということなので、Ayaseさんの年齢は確実に 20代で間違いありませんね。 テレビ出演時の様子や声の雰囲気からして、若さあふれる20代前半だと筆者は読みました! さらに年齢について、TwitterでAyaseさんとファンの間でおもしろいやり取りがありました。 アーボがアーボックになる辺からニョロモがニョロゾになる辺とだけ言っておきます。 ということは、 Ayaseさんの年齢は 22~25歳ということになりますね。 若いわ~ そんなAyaseさんの好きな漫画は、 『東京喰種』だそうですよ。 普段は海外のメタルコアやハードコアが好きな彼の将来の夢は、ロックスターになること!すでにもうスターの香りがプンプンしていますよね。 なかでも『ブリング・ミー・ザ・ホライズン』や、『9mm Parabellum Bullet』や『ONE OK ROCK』『DOES』などがとくに大好きで、高校のときはコピーバンドをやっていたんですって。 ブリング・ミー・ザ・ホライズンの【Medicine】という曲は、Xperia5のCM曲にも起用されたことでも知られています。 【YOASOBI ヨアソビ Ayaseさんの経歴まとめ】出身高校&大学はどこ? 山口県出身のAyaseさんは、時折 地元の方言をおりまぜたつぶやきをしています。 ちなみに2つ目の島の名前は 「わやするっちゃほん島 とう 」です。 ほんの少しでしたが地元でゆっくりしてました。 休暇大事だな。 今日からまたバキバキやりますばいばい山口。 しかしTwitterに注目してみると、Ayaseさん自身が作った料理画像にヒントが隠れていました。 山口県名物の 瓦そばです。 昨日作った瓦そば上手にできたから見てほしいんだった。 下関市を地図で見ると、福岡県北九州市のすぐ隣なんですね。 Ayaseさんは地元にいたときに、福岡県を活動拠点として激しいジャンルの曲を得意とするバンド活動されていました。 そうなると、出身高校も大体そのあたりなのかな?と勝手に予想しました。 Ayaseさんは2017年頃にそのバンドメンバーと上京しましたが、活動休止したことを機に、自分ひとりでできる音楽はないか探していたら、ボーカロイドのことを知ったそうです。 バンド時代は、DTMはプリプロで軽く使うぐらいだったそうですが勉強して、Youtubeでボカロソングを掘るようになったそうです。 そして2018年末頃に、Ayase名義でボーカロイド曲を投稿し始めたんですね。 2019年4月には初音ミクさんの『ラストリゾート』が配信され、再生回数が400万回を超えるブレイクとなりました。 この曲でAyaseさんのことを知った方も多かったそうです。 そして2019年11月にリリースした『幽霊東京』は発売後、即完売となりました! いきなり才能開花となっていることに驚きですよね!実力と強運を持ち合わせた方なんですね。 Sponsored Links 『夜に駆ける』の原作小説は【タナトスの誘惑】 ボカロPのAyaseさんの曲は小説を元に執筆されている YOASOBIは、原作となる小説を元にAyaseさんが作詞・作曲した曲を、ikuraさんが歌う『小説を音楽にするユニット』です。 なんとユニット結成は2019年11月だと言うので、驚きですね! ボーカルのikuraさんと2人で、何度も小説の世界観を大切にしながら曲を作るんですって。 とくにサビの部分は、小説の文章を引用するだけだとおもしろくないので、主人公の目線に立ったときに感じた感情や思いを主人公の気持ちになったものを歌詞にしているそうです。 新曲「ハルジオン」リリースまで一週間を切りました🌼 原作小説「それでも、ハッピーエンド」 橋爪駿輝• 著 の予習はお済ませですか? もう読んだ!という素敵な皆さまへ、原作を咀嚼して歌詞に落とし込む難しさをikuraに力説するAyaseをどうぞ。
次のYOASOBIのコンポーザー・Ayaseさんとボーカル・ikuraさんが、6月22日(月)放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK! 」にゲスト出演。 二人が出会ったきっかけや、音楽チャートを席巻中の配信曲「夜に駆ける」の制作裏話など、パーソナリティ・さかた校長、こもり教頭の質問に答えました。 さかた校長:YOASOBI先生は、2019年11月に「夜に駆ける」を発表して活動がスタートということですけど……11月からなんですね。 こもり教頭:まだ1年経っていなくて、やっと半年が過ぎたなーってくらいですよね。 YOASOBI:はい。 さかた校長:お二人が出会ったきっかけはなんだったんですか? Ayase:ikuraがインスタグラムで楽曲のカバーを弾き語りしているのを見つけまして、「一緒にやりませんか?」と声をかけました。 直感的に「いい声だ! 透明感がすごい!」と思って。 ikura:(笑)。 さかた校長:ikura先生は、声がかかったときはどうだったんですか? ikura:最初は、小説を音楽にするってどういうことだ!? と思ってしまって、どうしようかな……と考えたんですけど、Ayaseさんの曲を聴いて「これは絶対一緒にやるべきだ!」と思いました。 これは、始められたきっかけがあるんですか? Ayase:「monogatary. でも一緒にやると言ってもどうやっていけばいいのか? というのを、みんなで相談しながらやっている、という感じです。 こもり教頭:スタッフさんと相談しながら、いままでの3作ができたのですね。 Ayase:そうですね。 【YOASOBI「夜に駆ける」 Official Music Video】 さかた校長:「夜に駆ける」は主要な音楽配信チャートで軒並み1位と、とてつもない勢いで席巻していますけど……活動を始めて半年という状況で、お二人がどういった感じで思っているのかというのを聞きたいと思うんですけれども。 実感というのはありますか? Ayase:実感はまだそんなにないんですよね。 自粛で外にそんなにまだ出ていないというのもあるんですけど、SNSとかを見て「いっぱい聴いてくれているんだな」というのを感じている状態です。 ikura:私もまだ実感はないんですけど、チャートとかを見て「この方たちの中に名前があるんだ……!」と思うと、ちょっとだけ実感します。 こもり教頭:チャートの中に自分たちの曲がバンっと首位で入っているというのは、最初に見たときはどうだったんですか? Ayase:いやでも変な感じですよ。 活動が始まってまだ半年ですし、「本当に!? 」という気持ちが強かったですね。 こもり教頭:「夜に駆ける」には原作(の小説)があるということですが、この曲を作る上でのポイントだったりはありますか? Ayase:そうですね、(小説とMV、音楽を)行き来してもらうにはどうしたらいいか……というので、歌詞でどこまで説明したらいいかとか、この描写をどこまで音に落とし込むのか、みたいなところのバランスをとるのはすごく意識して作りましたね。 こもり教頭:曲はスルスルっとできました? つまるところもありました? Ayase:この「夜に駆ける」を作るまでに、デモを20〜30曲くらい作ったんです。 バランスの調整もそうですし、「なんか、こうじゃない。 なんか、こうじゃない……」を繰り返したので、スムーズにはできていないですね。 ikura:(笑)。 こもり教頭:それは、「出てこないな……」より、「こっちも違うな、あっちも違うな……」なんですか? Ayase:そうですね。 そんな感じで、何回やってもピッタリこないな、というのがずっとありましたね。 さかた校長:それを経て、経て、経て! 1曲が出来上がって……そしてikura先生が歌で表現するということですけど、どういう気持ちで歌われていますか? ikura:そうですね……主人公になって歌うということはすごく意識しています。 小説を何度も何度も読み返して、主人公の気持ちを……どういうふうに言葉を置いて、どういうふうに発声して、というのを考えてやっています。 さかた校長:すごい……! そういうのを制作段階から踏まえて……僕はまんまと感動させてもらいました。 YOASOBI:(笑)。 どこから入っても面白い発見があって、どんどん深まっていくというのがあると思うので、好きに楽しんでください、という感じです。 ---------------------------------------------------- <番組概要> 番組名:SCHOOL OF LOCK! tfm.
次の「小説を音楽・映像で具現化する」ユニット=YOASOBIが、いよいよ本格的なブレイクを果たそうとしている。 昨年11月にデビュー曲「夜に駆ける」を発表し、活動をスタートした。 この曲が今年に入ってからネットを起点に支持を広げ、YouTubeに公開された同曲のミュージックビデオは再生回数2千万回を突破(6月11日現在)。 TikTokでも関連動画再生数が1億回を超え、大きな注目を集めている。 これらの人気を受け、3月~4月頃からストリーミングサービスでの再生回数も上昇。 5月に入るとApple Music、LINE MUSIC、Spotifyなど主要サービスのランキングで軒並み1位を獲得し、『めざましテレビ』『とくダネ!』などテレビ番組で紹介されるなどマスメディアでの露出も増えた。 結果、Billboard JAPANが発表する総合ソングチャート「JAPAN HOT 100」(6月15日付)では、Official髭男dismやKing Gnu、TWICEやLiSAといった人気アーティストをおさえて3週連続の1位を獲得した。 先日発表された同チャートの「」でも、同曲は総合25位にランクインしている。 こちらのランキング上位には総合首位となったOfficial髭男dism「Pretender」を筆頭に昨年に発表された楽曲が多く並んでいる。 デビュー曲でそこに割って入ったYOASOBIは「2020年上半期、最もブレイクを果たしたニューカマー」と言えるだろう。 プロジェクトの始まりは、ソニー・ミュージックエンタテインメントが運営する小説・イラスト投稿サイト「」上で昨年7月から9月にわたって行なわれたコンテスト「モノコン2019」だ。 コンポーザーのAyaseは2018年12月にボーカロイドを使用した初の楽曲「先天性アサルトガール」をニコニコ動画とYouTubeに投稿し音楽活動を開始したボカロP。 「ラストリゾート」などで人気を博し、2019年11月には1stEP『幽霊東京』を発表。 歌い手としてボーカロイド楽曲のセルフカバーも発表するなど活動歴は短いながらも確固たる人気を築き上げたクリエイターだ。 Ayase(画像提供:ソニー・ミュージック) ボーカリストのikuraは「幾田りら」名義で活動する19歳のシンガーソングライター。 アコースティックセッションユニット「ぷらそにか」のメンバーでもあり、昨年11月にミニアルバム『Jukebox』をリリースしている。 ikura(画像提供:ソニー・ミュージック) それぞれキャリアを重ねてきた二人により、「モノコン2019」の「ソニーミュージック賞」で大賞に輝いた物語を楽曲化するユニットとしてYOASOBIは結成された。 「夜に駆ける」は、同コンテストで大賞を獲得した星野舞夜による小説「タナトスの誘惑」をもとにした楽曲。 そのストーリーをもとに歌詞が書かれ、アニメーションのミュージックビデオが制作された。 「タナトスの誘惑」は、飛び降り自殺を図る「彼女」とその姿に一目惚れした「僕」が織り成す物語で、それゆえ、ミュージックビデオでもビルの屋上から身を投げる少女の姿が描かれる。 今年1月には、第2弾楽曲として「あの夢をなぞって」が発表された。 こちらも同じく「モノコン2019」で大賞を獲得した、いしき蒼太による小説「夢の雫と星の花」を原作にしている。 花火大会の夜を舞台にした青春のラブストーリーで、ミュージックビデオでも夜空に浮かぶ花火の鮮やかな光がポイントになっている。 小説のストーリーありきで楽曲が作られ、それをもとに映像が制作されるという形でYOASOBIのクリエイティブは進んでいる。 だからこそ、先に小説を読んでいた人は歌詞や映像のディティールが鮮明に伝わるし、逆に楽曲を先に聴いた人は小説を読むことで曲の背景を深く知ることができる。 物語と音楽が深く絡み合っているのが大きな魅力となっているわけである。 それを支えるのがAyaseの手掛ける楽曲のキャッチーな魅力、そしてボーカリストとしてのikuraの卓越した表現力だろう。 そのことを如実に示すのが、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にikuraが出演しこの曲を歌い上げた一発撮りの動画だ。 こちらの動画も1000万回を超える再生回数(6月11日現在)となっている。 「THE FIRST TAKE」は2019年11月にスタートしたYouTubeチャンネル。 その緊迫感と臨場感に満ちた映像が評判を呼び、登録者数100万人を超える(6月11日現在)人気チャンネルとなっている。 4月から5月にかけての外出自粛期間には同チャンネルはアーティストの自宅やプライベートスタジオで撮影された「THE HOME TAKE」というコンテンツを展開していたが、YOASOBIはその第3弾として登場。 「ハルジオン」(画像提供:ソニー・ミュージック) こちらは作家・橋爪駿輝が書き下ろした短編小説「それでも、ハッピーエンド」を原作にした楽曲で、同日には小説の電子書籍版も発売。 別れの失意とままならない現実に打ちひしがれながらも、再び未来に向け立ち上がり歩みだす主人公を描くストーリーが、軽やかなビートの楽曲と鮮やかな色合いのアニメーション映像に昇華されている。 そして、さらなる新曲の制作も予定されている。 2020年1月~2月には「monogatary. com」にてYOASOBIの新曲の原作を募集する「夜遊びコンテストvol. 1」が開催。 500作品を超える投稿から以下の2作品が大賞を受賞し同サイトにて公開中だ。 YOASOBIのブレイクは、小説と映像と音楽が絡み合う新たな表現の可能性を見せてくれそうだ。
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