麒麟がくる コカイン。 「麒麟がくる」片岡愛之助「複雑ですが、今井翼さんに討ち取られるなら仕方ない(笑)」今夜ついに桶狭間― スポニチ Sponichi Annex 芸能

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主役の明智光秀を演じる長谷川博己。 写真は、2019年10月にNTTドコモの新サービス発表会での長谷川(写真:時事) 「時は天文十六年。 読むは、歌舞伎俳優の市川海老蔵。 今年5月には、十三代目市川團十郎を襲名する。 これだ。 これが大河の語りだ。 懐かしい。 これぞ、僕が久しく待ち焦がれた王道の大河ドラマの匂いだ。 これで今年の楽しみが一つ増えた。 こんな気持ちになるのは、2007年の『風林火山』以来だろうか。 まず、タイトルがいい。 宮本輝の『青が散る』とか司馬遼太郎の『竜馬がゆく』とか、とかく現在進行形の動詞で終わるタイトルには躍動感がある。 中には、前枠の番組とセットにして「ダーウィンが来た!……と思ったら、麒麟がくるって、意味わかんないよ!」と笑いに走る人もいるが、ネタにされやすいタイトルというのは、大体いいタイトルなんです。 その意味するところは、同ドラマの作・脚本(メインライター)の池端俊策サン曰く「麒麟は平和な世に現れるという伝説の生き物。 果たして争いのない世は来るのか。 要は、誰が戦乱を収めるのか、と。 後世の僕らはその答えを知っているけど、果たして主人公の明智光秀の目には、誰が麒麟に映っていたか。 念のために調べてみたが、主演の長谷川博己サンはサッポロビールの「サッポロチューハイ99. 99」のCMに出演中で、ライバル会社とは無縁である。 NHK、セーフ(何が?)。 1話のインディ・ジョーンズばりの冒険活劇も痛快だったし(吉田鋼太郎サン演ずる松永久秀が最高!)、2話で斎藤道三(本木雅弘)が娘婿の土岐頼純(矢野聖人)を毒殺する密室劇にもゾクゾクさせられた。 ちなみに、あのシーン、クランクイン初日(昨年6月3日)に撮られたものだとか。 いやはや、本木サンも矢野サンも、お疲れさまでした。 NHKの番組HPより 『麒麟がくる』が面白いのには理由がある。 俗に、エンタテインメントにおけるクリエイティブとは、優れた旧作をオマージュして、これを現代風にアップデートする作業とされる。 誤解されがちだが、ゼロから1を生み出すのがエンタメ作りの王道じゃない。 1を、2や3や5にアップデートするのが正しいエンタメの作り方。 傑作とはそのようにして生まれる。 それで言えば、『麒麟がくる』は、半世紀以上に渡る大河ドラマへのオマージュが端々に見られる。 例えば、メインテーマと劇伴を担当するハリウッドの巨匠ジョン・グラムは、それらの作曲にあたって過去58作の大河の音楽を全て聴き込んだという。 そして、なんと言っても、そのプロットだ。 明らかに、あの作品をオマージュしている。 ご存知、司馬遼太郎の原作であり、大河フリークの間で今なお大河最高傑作の呼び声高い、名作中の名作。 斎藤道三(平幹二朗)と織田信長(高橋英樹)を軸にしつつ、そこに明智光秀(近藤正臣)を加えた、主要3人の物語だった。 それは、明智光秀(長谷川)を軸にしつつ、そこに斎藤道三(本木)と織田信長(染谷将太)を加えた『麒麟がくる』と、ほぼ相似形にあると言っていい。 そのオマージュぶりは、オープニングから一目瞭然だ。 『麒麟がくる』のタイトルバックは、炎を背景に騎馬が駆けるシルエットだが、これは『国盗り物語』のタイトルバックとほぼ同じ。 敢えて寄せることで、自らオマージュ元を明かした確信犯だろう。 そして、冒頭にも挙げた「語り」もそう。 この先、『麒麟がくる』の前には、「信長と濃姫(帰蝶)の婚儀」から「道三の討ち死に」、「桶狭間の戦い」などのビッグイベントが待ち受ける。 かつて『国盗り物語』が辿った道であり、かの作品へのオマージュを続ける限り、盛り上がりに欠くことはない。 安泰だ。 そう、優れた旧作をオマージュしつつ、そこに現代風のアップデートも怠らない。 これぞ、エンタテインメントの正しい作法。 傑作の匂いがするのは、そういう理由である。 そう言えば、かつて『国盗り物語』で一躍脚光を浴びた女優がいた。 濃姫(帰蝶)役の松坂慶子サンがそう。 当時二十歳。 なんでも、当初は別の大物女優が濃姫役に内定していたが、とある事情から降板し、代役で新人の彼女が抜擢されたとか。 偶然とは言え、川口春奈サンとどこか重なる。 これもある意味、オマージュか。 文:草場滋 (くさばしげる)メディアプランナー。 「指南役」代表。 1998年「フジテレビ・バラエティプランナー大賞」グランプリ。 現在、日経エンタテインメント!に「テレビ証券」、日経MJに「CM裏表」ほか連載多数。 ホイチョイ・プロダクションズのブレーンも務める。 代表作に、テレビ番組「逃走中」(フジテレビ)の企画原案、映画「バブルへGO!」(馬場康夫監督)の原作協力など。 主な著書に、『テレビは余命7年』(大和書房)、『「朝ドラ」一人勝ちの法則』(光文社)、『情報は集めるな!」(マガジンハウス)、『「考え方」の考え方』(大和書房)、『キミがこの本を買ったワケ』(扶桑社)、『タイムウォーカー~時間旅行代理店』(ダイヤモンド社)、『幻の1940年計画』(アスペクト)、『買う5秒前』(宣伝会議)、『絶滅企業に学べ!』(大和書房)などがある.

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「麒麟がくる」とキリングループがコラボ 近畿・中部で限定オリジナル商品

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長谷川博己主演のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合/毎週日曜20時ほか)の第17回「長良川の対決」が10日に放送され、本木雅弘演じる斎藤道三の壮絶な最期が描かれると、ネット上には「ああ…巨星墜つ…」「道三様ロス」「神回」などの反響が巻き起こった。 道三(本木)と高政(伊藤英明)による長良川を挟んだ親子の戦いが幕を開ける。 一進一退の攻防が続く中、自ら大軍を率いて押し寄せた高政によって道三軍の敗色は濃厚になっていく。 道三は手下に「馬じゃ! 馬を引け!」と命じると槍を片手に、1人で高政のいる最前線に攻め込んでいく。 兵に囲まれた高政が気配を感じ取って遠くに目をやると、たった1人で乗り込んできた父・道三の姿が飛び込んでくる。 霧の中で槍を構え、馬に乗って駆けてくる道三の姿がスローモーションで映し出されると、ネット上には「道三様かっこ良すぎるんだけど…」「何この登場の仕方。 神かよ」などの声が相次いだ。 道三は息子・高政に一騎打ちを要求。 自軍の兵に「手出し無用!」と声を上げた高政は馬を降りて槍を手にし一騎打ちに応じる。 槍が激しくぶつかり合う中、道三は高政に「そなたの父の名を申せ」と問いかける。 すると高政は「わが父は土岐頼芸様!」と言い放つ。 この言葉を一笑に付した道三は「そなたの父はこの斎藤道三じゃあ!」と一喝。 すると高政は手下に「この者を討て!」と命じる。 高政の手下によって体を槍で突かれた道三は、口から血を噴き出しながら高政の元に歩み寄る。 道三はそのまま高政の体にもたれかかると「わが子…高…政…愚か者…勝ったのは道三じゃ…」と言い残し、その場に倒れこんで最期を遂げる。 道三の壮絶な最期に、ネット上には「ああ…巨星墜つ…」「間違いなく私は道三様ロスになる」といった声が集まり、さらに「神回では??」「今日のは泣ける…」などのコメントも寄せられた。

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『麒麟がくる』大河史上一番地味な家康が登場!? NHKに愛された男・風間俊介、徳川家康役抜擢の裏側|日刊サイゾー

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6月29日発売の「実話ナックルズ」がNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に出演中の、演技派女優Xの「違法薬物使用疑惑」を報じている。 記事によれば、実際Xに薬物を届けた売人が「南米由来の薬物がメインだが、それだけでなくいろいろな種類を買ってくれる。 売人仲間の間では上客として有名」と告白。 裏社会では筋金入りのジャンキーと呼ばれているというのだ。 現在、新型コロナの影響で放送休止中の「麒麟がくる」は、放送前に濃姫役の沢尻エリカが自宅に違法薬物を所持していたとして逮捕。 緊急降板することとなり、急きょ沢尻の出演シーンを撮り直すという事態に見舞われている。 もし、沢尻に続く逮捕者が出れば、呪われた大河となることは間違いないだろう。 では、問題の女優Xとは誰なのだろうか。 記事中に何度も出てくる「演技派」という言葉から考えられるのは、数々の映画やドラマに出演している女優だろう。 「麒麟がくる」の出演リストを見ると、ドラマや映画で十分に主役を張れそうな名前がズラリと並ぶ。 年齢や特徴などがわかる明確な記述はないため特定することは難しいが、裏社会に詳しいジャーナリストは「芸能界では数年前から南米由来のパーティー向け薬物が流行っている。 正直、誰がやっていても驚きはない」と証言する。 昨年、ピエール瀧が逮捕されたときに明らかになったように、このパーティー向け薬物は、吸引後数十分で効果が抜けるため、景気づけに仕事前に使用する人間も多いという。 「コロナ禍において、警察やマトリはけっして捜査の手をゆるめているわけではありません。 むしろふだんよりも多くの有名人がクスリで摘発されています。 この理由は2つ。 ひとつはコロナ疲れからくるストレスを違法薬物で発散させたいという有名人が意外に多かったということ。 そういう人間ほど警戒心が薄れやすい。 そしてもうひとつは、違法薬物の取引価格の高騰。 外国との人の往来が激減したことで、国内に供給される量が減ったのが一因。 こうした状況で、クスリが入手できるのは、それなりの人脈と金を持つ一部の金持ちや有名人に限られてきますからね。 嫉妬にかられたクスリ仲間から『あいつやってまっせ』みたいなタレコミが寄せられることも増えたそうです」(前出・ジャーナリスト) 芸能人の薬物疑惑は後を絶たず、そのほとんどが疑惑のままで終わることは確かだが、裏社会の専門誌である「実話ナックルズ」だけになぜか説得力もあるような…。 「麒麟がくる」にマトリがくるような悲劇が訪れないよう、祈るばかりだ。 (金沢伝之助).

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