ここでは、税抜き価格1000円 セルA3 に「1. 08」を掛けた数字を、ROUNDDOWNというエクセル関数を使って小数点以下の数字を切り捨てて表記させています。 まず、税抜き価格1000円をセルA3に打ち込みます。 08,0 と打ち込んでください。 上手く打てない場合は、上記赤字の計算式をコピーして、ご自分のセルに貼り付けてください。 注:計算式をコピーして使う場合、【A3】の部分はご自分が作ったエクセル表の【税抜き価格】が表示されているセル番号を入力してください。 すると、税込価格1080円が自動的に計算されて表示されます。 消費税を計算する 消費税を求める計算は、 「税込み価格」ー「税抜き価格」です。 あとは、セルA3の「税抜き価格」の数値を変えるだけで、自動的に「税額」と「税込価格」を計算してくれます。 こちらも小数点の計算になるので、同様に 「ROUNDDOWN」関数を利用します。 今度は「税込価格」から「税抜き価格」を求めます。 08,0 となります。 その他は全て同じです。 消費税を計算する 消費税を求める計算は、 「税込み価格」ー「税抜き価格」です。 みなさんもご自分のエクセル表で今すぐ試してみてください。 びっくりするほど簡単に消費税の計算が出来るようになりますよ。 【エクセルを覚えよう!! 】やさしいExcelマスター特集 Excel 基本編 1. エクセルをはじめよう 2. 集計表と家計簿 3. 住所録と名簿 4. 魅せるグラフの作り方 Excel 関数編 1. はじめての関数入門 2. 面倒な計算がすぐ終わる 3. 集計や分析が簡単 4. 時間をらくらく管理.
次の2019年10月1日より消費税10%となりました。 これまでより支払額が増える…… かと思いきや、食料品に関しては8%のままであったりと結構ややこしくなります。 特に学生さんなど、手持ちのお金で支払えるのか心配になることもあるでしょう。 そんな時は、8%を無視して10%で計算してしまえばいいのです。 計算間違いがない限り、計算結果より増えることはありません。 そして、この10%増しという計算方法。 実はコツさえつかめば簡単に暗算で出来てしまいます。 今回はその方法を紹介します。 消費税10%の計算方法 まずは消費税10%増しの金額を出す方法を考えてみましょう。 8%の計算よりも10%の計算の方がはるかに楽になります。 「10%増し」の計算方法は、まず元の値段を「100%」とします。 次に元の値段の「10%分」を計算します。 最後に元の値段に「10%分」を加えれば完了です。 「10%」は「100%」の「1/10(十分の一)」です。 計算の時はパーセントの数字を使うのではなく、1/10もしくは小数にして「0.1」を使います。 10%増しの算数的手法その1 まずは10%の量を出して、もとの量に加える方法を説明します。 280円を例にとると、まず全体の100%は280円ですね。 これを元の金額に加えると…… 280+28=308 となり、280円の10%増しは308円となります。 10%増しの算数的手法その2 続いてかけ算を使う方法です。 もとの量を100%とすると、10%増しは110%になります。 110%を分数にすると「110/100(百十分の百)」、小数にすると「1.1」となります。 もとの量にこの数字をかけ算しましょう。 10%の簡単な計算方法 「10%増しの算数的手法その1」を応用します。 実は全体の10%の値を出すのは簡単です。 桁を一つ下げればよいだけです。 135円を例にとると、桁を一つ下げたら13.5円。 小数点以下は大体の店で切り捨てますので、「13円」です。 別の考え方をすると、「135」の一の位を「無視」すればよいのです。 あとは「135+13」を暗算すればよいのですが…… 普通の計算方法 135円に消費税10%をかけてみましょう。 くりあがりがないから、まだ暗算しやすいですね。 筆算にするとこうなります。 小数点以下は切り捨てるので「148円」という答えが出てきます。 特殊な条件の「暗算」ができればよい 筆算ならできるけど暗算が苦手、という人は数多くいるでしょう。 ただ、今回必要となってくる暗算は状況が結構特殊なのです。 この筆算を見てもらえばわかるように、足される数・足す数に出てくる数字は同じものです。 また、一桁ずらしているだけなので、足す数と足される数は 『並んでいる』状態にあります。 これが「特殊な条件」です。 普段の計算ではありえない手法を使います。 もう一つ条件を加えます。 『小数点以下』は計算後に省略するのではなく、 『計算前』に省略してしまいます。 これからやる計算のポイントは…… 〇元の数字を覚えていること 〇1桁+1桁の暗算ができること 〇くりあがりの「有無」を覚えること 〇コツをつかむのにちょっと練習が必要 では、実際に計算をしてみましょう。 1.十の位と一の位をたし算する 筆算を見てもらえばわかる通り、計算後の一の位は「5+3」をしています。 これは足される数の「十の位」と「一の位」です。 一桁ずらして計算しているのでこのような位置関係になります。 であるならば、このように元の数の「135」の十の位と一の位を足してしまえばいいのです。 その答えが、計算後の一の位となります。 なお、「くりあがり」が発生するときの説明は下の方で行います。 2.百の位と十の位をたし算する 同じ理屈で計算後の十の位は足される数の「百の位」と「十の位」を足したものです。 3.百の位の判断 百の位の数字はくりあがりの「有無」で変わります。 くりあがりがなければ「そのまま」、くりあがりがあれば「1を足す」の2通りです。 特に計算は必要なく、「そのまま」か「1を足す」かだけで終わってしまうのです。 計算の流れを図で確認してみると…… このようになります。 くりあがりがないとかなり簡単に済みます。 イメージを図示してみるとこのようになります。 元の数字を覚えていれば、最初の計算「3+5=8」の結果を忘れていてもすぐに計算しなおすことができます。 では次はくりあがりがある場合です。 くりあがりがある場合 くりあがりがある場合は、上記の作業に加えて「くりあがりがあった」ことを覚えておくだけです。 頭の中のイメージはこのような感じです。 さいごに ちょっとだけ考え方のコツがいる計算方法ですが、慣れるとすぐにできるようになります。 小学生の生徒に教えてみたところ、授業中内でほとんどの子が出来るようになりました。 計算というよりも「パズル」として認識しているようです。 消費税10%ともなれば、10%増しの計算はよく出てきます。 ならば、効率化された計算方法には需要があるはずです。 覚えていて損はないと思いますので、頭の体操がてら試してみてください。
次の08をかけると求まります。 1をかけます。 64』、『123. 30』と端数が出ているので、内税(税込金額)を求めるときに、端数処理をする必要があります。 端数処理は次の内税計算を参考にしてください。 内税(税込)は『金額』+『消費税』で求まりますが、消費税に端数がある場合は端数処理する必要があります。 消費税は切り捨てるのが一般的のようですが、『切り捨て』の方法とあわせて参考までに『切り上げ』の方法も紹介します。 金額+消費税の合計から内税を計算する 以下のように、ROUNDDOWN関数の第一引数に金額(C5)と消費税(E5)の足し算を指定して、第二引数に『0』を指定すると小数点第一位が切り捨てられます。 INT関数は桁数指定が不要なので、INT C5 + C6 のような記述になり、ROUNDDOWN関数より簡単に書けます。 小数点以下の切り捨て 金額から内税を計算する 今度は、 金額から消費税込みの内税を一気に計算する方法です。 消費税を別のセルで管理(入力)する必要がない場合は、こちらの方法の方がシンプルなのでおすすめです。 『金額』に1. 08の部分が1. 1, 0 切り上げたい場合は、ROUDDOWN関数をROUNDUP関数に置き換えてください。 08)で割って、一旦消費税なしの金額に戻します。 08)』の部分。 1 ちょっとした算数ですが、内容が理解できるとそんなに難しいものではありません^^ 消費税や内税の合計で誤差が出る場合 消費税や内税(税込)を合計する場合は、端数処理をしていないと合計の値に誤差が出てしまいます。 合計で差が出ないように、端数処理(切り捨て)について次の記事で詳しく書いているので、ぜひ参考にしてください。 シート全体やブック全体で、一括置換しても問題ない場合は、次の 表を選択する操作は不要です。 消費税の計算式は表の中に埋め込まれていることが多いので、ここでは 表の中だけを一括置換する方法を紹介します。 まずは、表の中のどこかをクリックし、ショートカットキー『CTRL』+『A』を押します。 次に、『CTRL』+『H』を押して置換ダイアログを表示させ、『検索する文字列』に『0. 08(内税の場合は1. 08)』、『置換後の文字列に0. 1(内税の場合は1. 『置換前の値』と『置換後の値』をまとめると、次のようになります。 08 0. 1 消費税を求める率 1. 08 1. 1 内税を求める率 消費税率入力専用のセルを1つ作って計算する ここまでは、商品ごとに消費税率を入力する列(セル)を用意していました。 しかし、これだと 商品ごとに消費税率を入力する手間がかかるため、消費税率を入力するセルを1つだけ用意し、そこから計算する方法を紹介します。 イメージとしては、次のエクセルのようになります。 すると、次のように 消費税を計算した結果が自動で入力されます。
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