【例】生理周期が28日の方の場合 生理開始から約2週間後に排卵が起こり卵管膨大部で卵子と精子が受精します。 受精卵は4~6日かけて子宮にたどり着き受精7日目に子宮内膜に着床します。 この着床の時期が妊娠3週目ほどです。 着床すると胎盤や胎児の形成がはじまり体は妊娠を維持するために働きはじめるので頃に妊娠超初期症状を感じるようになります。 妊娠超初期症状と生理前症状の特徴・見分け方 生理前症状とは? 生理がある女性の85. 別名、月経前症候群(PMS)とも呼ばれます。 下記症状の内、どれか一つでも過去の生理で3回以上連続して起こっていると対象となります。 【身体的な症状】 下腹部の痛み・頭痛・腹痛・腰痛・関節痛・胸の張り・ニキビや吹き出物・便秘・食欲の変化・身体が重い・めまい・動悸・疲労感・不眠・微熱・吐き気・むくみ・手足のしびれ・肌荒れ・肩こり・体重増加など。 【精神的な症状】 イライラする・落ち込む・集中力がなくなる・やる気が出ない・急に泣きたくなる・涙もろくなる・刺激に過敏になる・神経質になる・甘いものを食べたくなるなど。 生理前症状はいつから? 妊娠超初期症状に比べ、生理前症状は生理がはじまる3~10日ほど前から、早い人でそれより前(約2週間ほど前)からあらわれます。 参考:、 着床出血の有無を確認 着床出血は妊娠超初期症状の1つ。 受精卵が子宮内膜に着床するときに子宮壁が傷つき出血する症状で、生理予定日の一週間前から生理予定日までの間に起こります。 着床出血があれば妊娠の可能性があると判断できますが、着床出血には個人差(着床出血が無い・あっても気がつかない)があり、且つ生理(月経前症候群)とも間違えやすいもの。 着床出血を見分けるポイントは出血量(着床出血は生理の出血と比べるとかなり少量。 )、おりものの変化の有無(普段よりおりものの量が多い・粘り気がある、などおりものに変化がある)が代表的ですが、より詳しく見分ける場合は「」をご参考ください。 基礎体温で高温期を確認 通常女性の基礎体温は0. 3~0. 5度ほどの差で周期的に変化しており、その中で低温期・排卵期・高温期に分かれます。 高温期が2週間以上続くと妊娠のサイン。 「赤ちゃんが欲しい 」と思ったら日頃から基礎体温を測って自分のリズムを把握しておきましょう。 特徴 低温期 低温期は卵巣にある卵胞が成熟する期間。 個人差はありますが大体14~25日間 排卵日 成熟した卵胞が卵子を放出するのが排卵期(排卵日) 高温期 排卵期が終わると高温期になります。 高温期には卵子が放出されたあとの卵胞が黄体という細胞となり着床に備えて子宮内膜を厚くします。 着床しなかった場合はその必要がなくなるので次第に子宮内膜は剥がれ落ちます。 すると体温は下がり低温期になり月経がはじまります。 妊娠検査薬で確認 妊娠検査薬は妊娠することで分泌されるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)ホルモンの量で妊娠しているかどうか?を判定します。 妊娠希望であれば直に妊娠検査薬で確認したくなりますが、娠超初期段階では妊娠検査薬で検出できるほどhCGが分泌されていないため、早くても妊娠3週目の後半ごろ、通常は妊娠4~5週目あたりにご使用ください。 フライング検査に注意! 赤ちゃんを望めばこそ気がはやり、フライングで妊娠検査薬を試される方もいます。 ですが、フライングでの検査は正しい判断が出来ず蒸発線のように勘違いすることもあります。 仮に明確に陽性反応が出たとしてもそのまま妊娠が継続するとは限らず、中にはのように胎嚢が見える前の超初期の段階で赤ちゃんの発育が止まってしまうことがあります。 化学流産は医学的には流産とは認められてませんが、妊娠を希望している度合いが強いほど気持ちの面で割り切るのは難しいものです。 妊娠希望であればフランイングで試したいお気持ちはわかりますが、やはり高い確実性で確認をとりたい場合は生理予定日の一週間後(妊娠検査薬の通常の使用期間)に検査してください。 妊娠超初期症状の可能性がある37症状 妊娠超初期症状は大きく8つのパターンに分かれるため、ご自身で感じているものに近しいところから確認してみてください。 ダルさ・眠け 1. 眠い・眠気 妊娠すると分泌が増える黄体ホルモンの影響(妊娠を助けるための働きの中に睡眠作用がある)で、妊娠超初期は「どれだけ寝てもなぜか眠い」「仕事中なのに寝てしまう」など昼夜問わず強い眠気に襲われることがあります。 だるい・疲れやすい・やる気が起きない 高温期が続く影響で体がだるくなりやすく「家事をするが普段よりも辛く感じる」「だるさからの影響でやる気が起きにくなる」など感じることがあります。 めまい・立ちくらみがする、貧血気味になる 妊娠によりホルモンバランスが変化した影響で自律神経が乱れてめまいがすることがあります。 症状を感じたら無理せず座る・横になる、など安静にしてください。 なお、妊娠初期に突入すると妊婦貧血が起こることもあるため、めまい・立ちくらみ・貧血は妊娠の可能性を示すサインになりやすいです。 参考: 風邪のような症状 4. 熱っぽい・微熱が続く(基礎体温が高い)・寝汗をかく 高温期の影響で「いつもよりも熱っぽい」「体がほてる」など感じることがあります。 症状が落ち着くタイミングは胎盤が完成する妊娠16週頃(高温期が終わり低温期になる)です。 寒気がする• 妊娠すると高温期が続き自分の体温が高くなっているので周りの温度を低く感じる• 妊娠によるホルモンバランスの変化が影響して自律神経が乱れ、体温調節機能が上手く働かなくなる などの理由から寒気を感じることがあります。 鼻水・くしゃみが出る・喉が痛い 妊娠性鼻炎とも呼ばれます。 妊娠すると外から入ってくる異物をできるだけ排除しようという体の働きが強くなり、その影響でいつもより鼻水やくしゃみが出やすくなり、喉が痛い・イガラっぽいと感じることがあります。 また、この時期は汗をかきやすいため体からでる水分量が増え、普段よりも喉が渇きやすく感じることもあります。 生理前に似た症状 7. 胸が張る・痛みを感じる 生理前に胸が張る状況と似ていますが、生理前の胸の張りが排卵直後からはじまることが多い一方で、生理開始予定日を過ぎても胸の張りが続く・張りが強くなる・痛みやかゆみを感じる、などの場合は妊娠超初期症状の可能性があります。 胸の梁や痛みが生活に支障がでるほどの不快感がある場合、サポートブラの着用がおすすめです。 脇の下の痛み 副乳とよばれるものでワキの下が痛くなります。 安定期に入ると徐々に落ち着き出します。 腹痛・下腹部痛 妊娠すると着床した胎芽を育てるために子宮が大きくなろうとして腹痛やお腹の張りを感じることがあります。 生理前の腹痛と似ているためわかりにくいですが、鈍痛・チクチクした痛み・お腹をキュッと引っ張られるような痛みを感じます。 頭痛がひどい 黄体ホルモン(プロゲステロン)にある血管拡張作用が神経を圧迫し、頭痛・偏頭痛が起こります。 ひどい場合、頭痛から吐き気に繋がることもあります。 腰が痛い・重い・腰痛・下半身に痛み 妊娠すると卵巣から骨盤の関節を緩め、赤ちゃんが骨盤を通りやすくする働きを持つ「リラキシン」というホルモンが分泌されます。 ですが、緩んだ関節を支えるために周りの筋肉に負荷がかかるため腰痛や下半身に痛みが起こると考えられています。 足の付け根に痛み 妊娠して子宮が大きくなっていくにつれ、子宮を支える靭帯が圧迫されたり引きつれたりして足の付け根に痛みを感じやすくなります。 足の付け根の痛みは生理予定日あたりから感じる方が多いです。 気持ち悪さ 13. 吐き気・気持ち悪い・匂いに敏感になる・食欲が減る・胃もたれ・胸焼け 女性ホルモンのバランスが乱れる影響で、吐き気を代表とするつわり症状が起こりやすくなります。 つわりは通常妊娠2~4ヶ月頃に起こる症状。 妊娠5~6週頃からあらわれ出し、胎盤が完成する12~15週頃には落ち着きはじめますが、早い人で妊娠超初期時につわりを感じる方もいます。 また、普段通りの食事をにもかかわらず胃もたれを感じる場合も妊娠超初期症状の可能性があります。 味覚の変化• 食べ物の好みが変わる (すっぱいものが食べたい、ジャンクフードが食べたい、など)• お酒がおいしくない・飲めなくなった• タバコを吸うと気持ちが悪い 急な味覚の変化は妊娠のサイン。 ホルモンバランスの変化が自律神経に影響して味覚が変化します。 関連記事 15. 唾液の増加 妊娠すると消化器官の運動が低下し、体内に水が溜まりやすくなりますが、溜まり過ぎないように体外に排出するため唾液の量が増えます。 歯・歯茎が痛くなる(妊娠性歯痛) 妊娠性歯痛と呼ばれ、妊娠すると神経が過敏になりわずかな刺激でも痛みを感じることがあります。 いつもとニオイが違う いつもより強いニオイ・酸っぱい・鼻にツンとくる・普段からニオイがある人は逆にニオイが消える おりものの状態が変わる 普段のおりものは半透明からやや白い色で少し粘り気のあるものですが、妊娠すると白色や透明でサラサラしたおりものに変化 など、おりものが普段の状態と変化したら妊娠の可能性があります。 出血がまじる 着床出血があると生理の出血とは違う茶色いや血の混ざったようなおりものになります。 なお、「濃い黄色・緑・茶色・黒いおりもの」「血液が混ざったおりもの」「外陰部にただれやかゆみがある」など場合はおりものに異常が出ている可能性があります。 また、出血が4日以上続くときは不正出血や切迫流産や稽留流産の可能性もありますので、該当する場合はすぐに産婦人科で医師に相談してください。 腸内環境の変化 19. 便秘・下痢 妊娠するとプロゲステロン 黄体ホルモン などの分泌が増えて自律神経が乱れ、消化器系の働きに影響するため下痢や便秘の症状になります。 頻尿 妊娠で子宮が大きくなることで膀胱を圧迫し、頻尿(トイレが近くなる)になることがあります。 胃痛(ムカムカする)・ゲップがよく出る・おならが臭い・おならが増える 妊娠すると消化器官の運動が低下して胃腸が弱くなりやすく、食べた物や胃酸が胃の中に溜まり胃痛の原因となることがあります。 また、消化不良が起こりお腹にガスが溜まるので、たまったガスが逆流してげっぷを引き起こしたりおならが臭くなる・増えることもあります。 妊娠超初期時はお腹で消化しやすいよう、よく噛み少しずつ食事を摂ってください。 体の色々な不調 22. 肌トラブル• 今まで痛くなかったところに痛みが出る• 肌が荒れる・ニキビ・吹き出物が出る• 肌が乾燥してカサカサする・かゆみが出る など、ホルモンバランスの変化が影響して肌トラブル体の様々な箇所に細かな変化・不調があらわれることがあります。 これまで使っていた化粧品が合わない・急に肌が荒れた、などがサインです。 喉が渇く 妊娠すると高温期が続き体外に排出される水分量が増えるので口が渇きやすくなります。 打っすい症状にならないためにこまめな水分補給を心がけてください。 口内炎 女性ホルモンのバランスが乱れると口内炎になる確率が増えます。 疲れすぎないように休む・口内環境を綺麗にする・ビタミンBの摂取、など心がけてください。 生理の遅れ 妊娠の兆候である妊娠超初期症状に加え普段の生理周期よりも遅れている場合、妊娠の可能性があります。 息切れ 妊娠によるホルモンの変化が影響し、呼吸中枢が影響を受ける・自律神経を乱す、などの影響で動機や息切れしやすくなります。 加えて、妊娠すると心臓が血液循環量が増やす・血液量の増加による貧血、なども息切れに影響します。 インプランテーションディップ インプランテーションディップは生理開始予定日の数日前くらいに一時的に基礎体温が下がる現象。 まだ医学的な根拠は明確にはわかっていない面もあり、日本での認知はまだ少ないですが、海外では妊娠超初期症状の目安として考えられています。 耳鳴り 妊娠の兆候として低音のゴーという音や高温のキーンといった耳鳴りの症状が起こることがあります。 また、普段の日常的な生活音が聞き取りづらくなる・小さい音がはっきり聞こえる、などの症状も確認されています。 妊娠中は血行が悪くなりやすいことが耳鳴りの原因になります。 参考: 29. 汗をかきやすくなる 高温期が続くことで普段は汗をあまりかかない人も汗の量が増えたり寝汗が気になり出したり、汗をかきやすくなります。 食欲旺盛・体重の変化 妊娠するとホルモンバランスが乱れる影響で食欲が増すことがあります。 体重増加は難産の原因となるので食べ過ぎにはご注意ください。 むくみやすくなる• 妊娠により分泌される女性ホルモンの影響により体内に水分を貯め込もうと働く• 妊娠して子宮が大きくなると下半身が圧迫されて血液の循環を悪くさせてしまう などがむくみの原因になります。 [ 妊娠超初期症状によるむくみの対策]• 減塩の食事を心がける 野菜・果物・海藻類は塩分を排出してくれるカリウムが豊富、普段の食事に取り入れるとむくみの解消につながります。 ゆったりした衣類を身につけて過ごす 32. 乳首痛 乳首痛も妊娠超初期症状の一つ。 排卵日の3日後・生理予定日1週間前くらいから症状を感じはじめます。 (個人差あり) 痛みは出産まで続きますので、痛みが気になる方はホッカイロで緩和させる・衣類を肌感触の優しいものに変える、などしてください。 情緒・メンタル・まわりの環境などの変化 33. 情緒不安定 妊娠するとホルモンバランスの変化から自律神経が乱れ情緒不安定になりやすく、イライラしたり落ち着かなくなることがあります。 また、情緒不安定の延長で涙もろくなりやすく、普段ならどうとでも感じないようなことでもこの時期になると過敏に反応しやすくなりますが、妊娠を自覚していなくとも起こります。 ペット(猫や犬)が気付く 猫や犬などのペットは環境の変化に敏感に反応するため妊娠超初期症状に気づくことがあります。 [例]• ワンちゃんが急に赤ちゃん返りをする• お腹の上に乗っていた猫ちゃんが乗らなくなった• ワンちゃんがなつくようになった など、実際の話としてペットの行動に変化が見られた事例もあります。 我が子が気付く たまに上の子が「赤ちゃんがいるよ」などとお腹を指さして教えてくれることがあるそうです。 わからない子にはまったくわからないのですがわかる子にはわかるようです。 科学的根拠があるわけでは無い神秘的な現象ですが多くの事例があります。 私が妊娠に気付く前から急に私の服をまくりあげてお腹を叩いたり、卒乳したり、不思議な行動をしていました。 引用: 友人がが二人目を妊娠したことにまだ気づいていないときに、一人目の3歳の子供 女の子 に 「ママ、おなかに赤ちゃんいるよ」 と言われ、友人は 「いないよ~」 と言っていたのですが、その翌週に妊娠が発覚したそうです。 引用: 36. 予感がする・夢を見る• 赤ちゃんがやってくる• 自分が赤ちゃんを抱っこしている なんて夢を見たりする人もいます。 他にも、• 本能的に感じ取る• 手相からわかる• 神秘的な光景を見る など。 科学的根拠があるわけではないのですが不思議な感覚を感じる人はいます。 参考: 、 37. 妊娠初期症状を全く自覚しないことも 個人差もあるので妊娠超初期症状を全く自覚しないこともありますが、決して不自然なことではありません。 なお、より細かな妊娠超初期症状の特徴をしたい方は、「」でもより詳しくお伝えしておりますので、あわせてご参考になさってください。 産婦人科で妊娠が分かるのは妊娠5、6週目に入ってから よりも早い段階では妊娠の確定は出来ないので、より確実性を高く妊娠したか?を確認するなら、赤ちゃんの心音がはっきりと確認できる5、6週目に入ってから産婦人科で診てもらいましょう。 なお、妊娠検査薬を使用することで産婦人科より早い段階で妊娠の有無を確認できますが、妊娠検査薬が陽性=正常妊娠とは限りません。 万が一の場合、子宮外妊娠・流産などの可能性も残っているため、5、6週目に入ったら必ず産婦人科で診てもらいましょう。 妊娠初期における受診頻度は、何もなければ1ヶ月に1回で済むことがほとんどです。 妊娠しているかも?と思ったら心掛けたい9つのポイント 「」でも解説したように、赤ちゃんを希望している方は少なからず妊娠超初期症状と思われる諸症状が出てきた場合「妊娠しているかもしれない」と考え、お腹のちゃんに万が一のことが無いよう、これまでの生活とは意識を変える必要があります。 そのため、以下でお伝えする10のポイントをこれから生活で心がけてくださいね。 飲酒・喫煙・カフェインを控える• お酒:生まれてくる赤ちゃんの障害や流産のリスクを高める。 カフェインの過剰摂取:胎児発育遅延や流産の可能性を高める。 妊娠中の煙草(副流煙も同様):赤ちゃんの発育異常に影響し、妊婦の喫煙により、自然流産の発生率は約 2 倍、早産率は約 1. 5 倍、周産期死亡率は約 1. 4 倍高くなります。 妊娠中は各種の摂取を控えてください。 参考: 、 、 2. 薬を控える 高血圧やてんかんのくすり・抗がん剤・ビタミンAを含む薬・サプリメントは特に妊娠初期段階で摂取するとお腹の赤ちゃんの成長に影響がでるので控えたいところ。 どうしてもの場合、医師との相談のもとで服用の有無を判断してください。 なお、妊娠しはじめの超初期段階では「体調が悪いので風邪薬や頭痛薬を飲んでしまい、その後に妊娠であることに気付いた。 」ということもありますが、妊娠超初期段階であればお腹の赤ちゃんへの影響はほぼないと考えられてます。 あくまで妊娠初期からの摂取を控えて欲しいので、超初期の段階から習慣づけておきましょう。 インフルエンザ対策 妊婦さんがインフルエンザになってもお腹の赤ちゃんへの直接的な悪影響はありません。 ですが、高熱により脱水症状を起こして下痢・嘔吐症状が起きると妊婦さんの体力・免疫力低下に繋がりますし、妊婦さんの高熱状態が長く続くことはお腹の赤ちゃん成長の妨げともなります。 薬が飲めない時期だからこそ、日々の手洗い・うがいを徹底してください。 ストレス(流産予防) ストレスで血行が悪くなると血液が子宮に届きにくくなり、妊娠状態を維持することが難しくなるため流産のリスクが出てきます。 できるかぎりストレスを溜めない生活を心がけてください。 適度な運動 適度な運動は妊娠初期(特に妊娠6、7週目に起こりやすい)の流産リスク(初期流産)を下げる働きがあります。 なかでも妊婦さんの5人に1人がを経験しており、稽留流産の主な原因は「」と「血行不良による子宮の代謝不良」と考えられていますが、適度な運動は血行促進を助けて子宮の代謝不良改善に役立ちます。 妊娠初期は全妊婦さん共通して流産確率が15%。 原因は先天性異常や無脳症による流産・死産によるによるものです。 先天性異常の場合、赤ちゃん側の問題のため妊婦さん側からの完全な予防はできませんが、無脳症は神経管閉鎖障害により起こるため神経管閉鎖障害の発症リスクを下げる葉酸を摂取することで予防対策を立てることができ、神経管閉鎖障害の発症リスクがが下がれば=奇形予防にもなりますので、厚生労働省でも普段の食事以外に付加的にサプリなどで摂取することを推奨しています。 参考:、 お腹の中で無事の成長を助けるために何かしたい・少しでも流産率や奇形率を減らしたい、という妊婦さんは普段の食事に加え葉酸サプリを摂取し、あとで後悔しないよう自分ができる範囲の対策を進めてくださいね。 [参考] 例えば、アメリカやイギリスでは葉酸摂取によって、胎児神経管閉鎖障害の発生は、この10年間で約10分の1に減少した。 一方、日本では、葉酸摂取の重要性の啓発に対する効果が未だ見受けられず、この10年間で胎児神経管閉鎖障害の発生率は漸増し、アメリカの8倍、イギリスの6倍となっているのが現状である 出典: 日本産婦人科医会によると日本では葉酸の重要性への理解が進んでおらず、葉酸への理解が少ない現状が大きく心配されています。 身体を温める 身体が冷えると血液循環が悪いと子宮がうまく収縮できないため、お産が進むに連れて強くなるはずの陣痛が弱くなり子宮口が開きにくくなります。 その結果、出産までに時間が掛かかりすぎてしまことでママとお腹の赤ちゃんに危険が伴います。 出産を踏まえて、今のうちから身体を温めるよう寒さ対策を心がけてください。 疲れ対策・体を休める 妊娠がはじまると体が疲れやすくなります。 特に妊娠超初期は受精卵が子宮に向かって移動して着床するまで非常に不安定な状態。 トラブルを避けるためにも妊娠がはじまったら体の安静を第一に過ごしてください。 周りの家族に相談を 妊娠し始めの時期はお腹も出ていないため自分から伝えないと周りの人は気が付きにくいため、いざという時に助けてもらいやすくするためにも予め周りの家族に妊娠の旨を伝えてご自身の状況を理解してもらいましょう。 まとめ 妊娠超初期における妊娠の有無は判断に迷うことも多いですが、妊娠・出産を希望する方であれば少なからずでも妊娠の可能性がある時点で生活習慣の見直しと妊婦としての体づくりを意識しはじめてください。 なお、妊娠超初期症状だと思ったら今後どのように過ごすべきか?の確認も踏まえ「」もあわせてご参考なさってくださいね。
次の【例】生理周期が28日の方の場合 生理開始から約2週間後に排卵が起こり卵管膨大部で卵子と精子が受精します。 受精卵は4~6日かけて子宮にたどり着き受精7日目に子宮内膜に着床します。 この着床の時期が妊娠3週目ほどです。 着床すると胎盤や胎児の形成がはじまり体は妊娠を維持するために働きはじめるので頃に妊娠超初期症状を感じるようになります。 妊娠超初期症状と生理前症状の特徴・見分け方 生理前症状とは? 生理がある女性の85. 別名、月経前症候群(PMS)とも呼ばれます。 下記症状の内、どれか一つでも過去の生理で3回以上連続して起こっていると対象となります。 【身体的な症状】 下腹部の痛み・頭痛・腹痛・腰痛・関節痛・胸の張り・ニキビや吹き出物・便秘・食欲の変化・身体が重い・めまい・動悸・疲労感・不眠・微熱・吐き気・むくみ・手足のしびれ・肌荒れ・肩こり・体重増加など。 【精神的な症状】 イライラする・落ち込む・集中力がなくなる・やる気が出ない・急に泣きたくなる・涙もろくなる・刺激に過敏になる・神経質になる・甘いものを食べたくなるなど。 生理前症状はいつから? 妊娠超初期症状に比べ、生理前症状は生理がはじまる3~10日ほど前から、早い人でそれより前(約2週間ほど前)からあらわれます。 参考:、 着床出血の有無を確認 着床出血は妊娠超初期症状の1つ。 受精卵が子宮内膜に着床するときに子宮壁が傷つき出血する症状で、生理予定日の一週間前から生理予定日までの間に起こります。 着床出血があれば妊娠の可能性があると判断できますが、着床出血には個人差(着床出血が無い・あっても気がつかない)があり、且つ生理(月経前症候群)とも間違えやすいもの。 着床出血を見分けるポイントは出血量(着床出血は生理の出血と比べるとかなり少量。 )、おりものの変化の有無(普段よりおりものの量が多い・粘り気がある、などおりものに変化がある)が代表的ですが、より詳しく見分ける場合は「」をご参考ください。 基礎体温で高温期を確認 通常女性の基礎体温は0. 3~0. 5度ほどの差で周期的に変化しており、その中で低温期・排卵期・高温期に分かれます。 高温期が2週間以上続くと妊娠のサイン。 「赤ちゃんが欲しい 」と思ったら日頃から基礎体温を測って自分のリズムを把握しておきましょう。 特徴 低温期 低温期は卵巣にある卵胞が成熟する期間。 個人差はありますが大体14~25日間 排卵日 成熟した卵胞が卵子を放出するのが排卵期(排卵日) 高温期 排卵期が終わると高温期になります。 高温期には卵子が放出されたあとの卵胞が黄体という細胞となり着床に備えて子宮内膜を厚くします。 着床しなかった場合はその必要がなくなるので次第に子宮内膜は剥がれ落ちます。 すると体温は下がり低温期になり月経がはじまります。 妊娠検査薬で確認 妊娠検査薬は妊娠することで分泌されるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)ホルモンの量で妊娠しているかどうか?を判定します。 妊娠希望であれば直に妊娠検査薬で確認したくなりますが、娠超初期段階では妊娠検査薬で検出できるほどhCGが分泌されていないため、早くても妊娠3週目の後半ごろ、通常は妊娠4~5週目あたりにご使用ください。 フライング検査に注意! 赤ちゃんを望めばこそ気がはやり、フライングで妊娠検査薬を試される方もいます。 ですが、フライングでの検査は正しい判断が出来ず蒸発線のように勘違いすることもあります。 仮に明確に陽性反応が出たとしてもそのまま妊娠が継続するとは限らず、中にはのように胎嚢が見える前の超初期の段階で赤ちゃんの発育が止まってしまうことがあります。 化学流産は医学的には流産とは認められてませんが、妊娠を希望している度合いが強いほど気持ちの面で割り切るのは難しいものです。 妊娠希望であればフランイングで試したいお気持ちはわかりますが、やはり高い確実性で確認をとりたい場合は生理予定日の一週間後(妊娠検査薬の通常の使用期間)に検査してください。 妊娠超初期症状の可能性がある37症状 妊娠超初期症状は大きく8つのパターンに分かれるため、ご自身で感じているものに近しいところから確認してみてください。 ダルさ・眠け 1. 眠い・眠気 妊娠すると分泌が増える黄体ホルモンの影響(妊娠を助けるための働きの中に睡眠作用がある)で、妊娠超初期は「どれだけ寝てもなぜか眠い」「仕事中なのに寝てしまう」など昼夜問わず強い眠気に襲われることがあります。 だるい・疲れやすい・やる気が起きない 高温期が続く影響で体がだるくなりやすく「家事をするが普段よりも辛く感じる」「だるさからの影響でやる気が起きにくなる」など感じることがあります。 めまい・立ちくらみがする、貧血気味になる 妊娠によりホルモンバランスが変化した影響で自律神経が乱れてめまいがすることがあります。 症状を感じたら無理せず座る・横になる、など安静にしてください。 なお、妊娠初期に突入すると妊婦貧血が起こることもあるため、めまい・立ちくらみ・貧血は妊娠の可能性を示すサインになりやすいです。 参考: 風邪のような症状 4. 熱っぽい・微熱が続く(基礎体温が高い)・寝汗をかく 高温期の影響で「いつもよりも熱っぽい」「体がほてる」など感じることがあります。 症状が落ち着くタイミングは胎盤が完成する妊娠16週頃(高温期が終わり低温期になる)です。 寒気がする• 妊娠すると高温期が続き自分の体温が高くなっているので周りの温度を低く感じる• 妊娠によるホルモンバランスの変化が影響して自律神経が乱れ、体温調節機能が上手く働かなくなる などの理由から寒気を感じることがあります。 鼻水・くしゃみが出る・喉が痛い 妊娠性鼻炎とも呼ばれます。 妊娠すると外から入ってくる異物をできるだけ排除しようという体の働きが強くなり、その影響でいつもより鼻水やくしゃみが出やすくなり、喉が痛い・イガラっぽいと感じることがあります。 また、この時期は汗をかきやすいため体からでる水分量が増え、普段よりも喉が渇きやすく感じることもあります。 生理前に似た症状 7. 胸が張る・痛みを感じる 生理前に胸が張る状況と似ていますが、生理前の胸の張りが排卵直後からはじまることが多い一方で、生理開始予定日を過ぎても胸の張りが続く・張りが強くなる・痛みやかゆみを感じる、などの場合は妊娠超初期症状の可能性があります。 胸の梁や痛みが生活に支障がでるほどの不快感がある場合、サポートブラの着用がおすすめです。 脇の下の痛み 副乳とよばれるものでワキの下が痛くなります。 安定期に入ると徐々に落ち着き出します。 腹痛・下腹部痛 妊娠すると着床した胎芽を育てるために子宮が大きくなろうとして腹痛やお腹の張りを感じることがあります。 生理前の腹痛と似ているためわかりにくいですが、鈍痛・チクチクした痛み・お腹をキュッと引っ張られるような痛みを感じます。 頭痛がひどい 黄体ホルモン(プロゲステロン)にある血管拡張作用が神経を圧迫し、頭痛・偏頭痛が起こります。 ひどい場合、頭痛から吐き気に繋がることもあります。 腰が痛い・重い・腰痛・下半身に痛み 妊娠すると卵巣から骨盤の関節を緩め、赤ちゃんが骨盤を通りやすくする働きを持つ「リラキシン」というホルモンが分泌されます。 ですが、緩んだ関節を支えるために周りの筋肉に負荷がかかるため腰痛や下半身に痛みが起こると考えられています。 足の付け根に痛み 妊娠して子宮が大きくなっていくにつれ、子宮を支える靭帯が圧迫されたり引きつれたりして足の付け根に痛みを感じやすくなります。 足の付け根の痛みは生理予定日あたりから感じる方が多いです。 気持ち悪さ 13. 吐き気・気持ち悪い・匂いに敏感になる・食欲が減る・胃もたれ・胸焼け 女性ホルモンのバランスが乱れる影響で、吐き気を代表とするつわり症状が起こりやすくなります。 つわりは通常妊娠2~4ヶ月頃に起こる症状。 妊娠5~6週頃からあらわれ出し、胎盤が完成する12~15週頃には落ち着きはじめますが、早い人で妊娠超初期時につわりを感じる方もいます。 また、普段通りの食事をにもかかわらず胃もたれを感じる場合も妊娠超初期症状の可能性があります。 味覚の変化• 食べ物の好みが変わる (すっぱいものが食べたい、ジャンクフードが食べたい、など)• お酒がおいしくない・飲めなくなった• タバコを吸うと気持ちが悪い 急な味覚の変化は妊娠のサイン。 ホルモンバランスの変化が自律神経に影響して味覚が変化します。 関連記事 15. 唾液の増加 妊娠すると消化器官の運動が低下し、体内に水が溜まりやすくなりますが、溜まり過ぎないように体外に排出するため唾液の量が増えます。 歯・歯茎が痛くなる(妊娠性歯痛) 妊娠性歯痛と呼ばれ、妊娠すると神経が過敏になりわずかな刺激でも痛みを感じることがあります。 いつもとニオイが違う いつもより強いニオイ・酸っぱい・鼻にツンとくる・普段からニオイがある人は逆にニオイが消える おりものの状態が変わる 普段のおりものは半透明からやや白い色で少し粘り気のあるものですが、妊娠すると白色や透明でサラサラしたおりものに変化 など、おりものが普段の状態と変化したら妊娠の可能性があります。 出血がまじる 着床出血があると生理の出血とは違う茶色いや血の混ざったようなおりものになります。 なお、「濃い黄色・緑・茶色・黒いおりもの」「血液が混ざったおりもの」「外陰部にただれやかゆみがある」など場合はおりものに異常が出ている可能性があります。 また、出血が4日以上続くときは不正出血や切迫流産や稽留流産の可能性もありますので、該当する場合はすぐに産婦人科で医師に相談してください。 腸内環境の変化 19. 便秘・下痢 妊娠するとプロゲステロン 黄体ホルモン などの分泌が増えて自律神経が乱れ、消化器系の働きに影響するため下痢や便秘の症状になります。 頻尿 妊娠で子宮が大きくなることで膀胱を圧迫し、頻尿(トイレが近くなる)になることがあります。 胃痛(ムカムカする)・ゲップがよく出る・おならが臭い・おならが増える 妊娠すると消化器官の運動が低下して胃腸が弱くなりやすく、食べた物や胃酸が胃の中に溜まり胃痛の原因となることがあります。 また、消化不良が起こりお腹にガスが溜まるので、たまったガスが逆流してげっぷを引き起こしたりおならが臭くなる・増えることもあります。 妊娠超初期時はお腹で消化しやすいよう、よく噛み少しずつ食事を摂ってください。 体の色々な不調 22. 肌トラブル• 今まで痛くなかったところに痛みが出る• 肌が荒れる・ニキビ・吹き出物が出る• 肌が乾燥してカサカサする・かゆみが出る など、ホルモンバランスの変化が影響して肌トラブル体の様々な箇所に細かな変化・不調があらわれることがあります。 これまで使っていた化粧品が合わない・急に肌が荒れた、などがサインです。 喉が渇く 妊娠すると高温期が続き体外に排出される水分量が増えるので口が渇きやすくなります。 打っすい症状にならないためにこまめな水分補給を心がけてください。 口内炎 女性ホルモンのバランスが乱れると口内炎になる確率が増えます。 疲れすぎないように休む・口内環境を綺麗にする・ビタミンBの摂取、など心がけてください。 生理の遅れ 妊娠の兆候である妊娠超初期症状に加え普段の生理周期よりも遅れている場合、妊娠の可能性があります。 息切れ 妊娠によるホルモンの変化が影響し、呼吸中枢が影響を受ける・自律神経を乱す、などの影響で動機や息切れしやすくなります。 加えて、妊娠すると心臓が血液循環量が増やす・血液量の増加による貧血、なども息切れに影響します。 インプランテーションディップ インプランテーションディップは生理開始予定日の数日前くらいに一時的に基礎体温が下がる現象。 まだ医学的な根拠は明確にはわかっていない面もあり、日本での認知はまだ少ないですが、海外では妊娠超初期症状の目安として考えられています。 耳鳴り 妊娠の兆候として低音のゴーという音や高温のキーンといった耳鳴りの症状が起こることがあります。 また、普段の日常的な生活音が聞き取りづらくなる・小さい音がはっきり聞こえる、などの症状も確認されています。 妊娠中は血行が悪くなりやすいことが耳鳴りの原因になります。 参考: 29. 汗をかきやすくなる 高温期が続くことで普段は汗をあまりかかない人も汗の量が増えたり寝汗が気になり出したり、汗をかきやすくなります。 食欲旺盛・体重の変化 妊娠するとホルモンバランスが乱れる影響で食欲が増すことがあります。 体重増加は難産の原因となるので食べ過ぎにはご注意ください。 むくみやすくなる• 妊娠により分泌される女性ホルモンの影響により体内に水分を貯め込もうと働く• 妊娠して子宮が大きくなると下半身が圧迫されて血液の循環を悪くさせてしまう などがむくみの原因になります。 [ 妊娠超初期症状によるむくみの対策]• 減塩の食事を心がける 野菜・果物・海藻類は塩分を排出してくれるカリウムが豊富、普段の食事に取り入れるとむくみの解消につながります。 ゆったりした衣類を身につけて過ごす 32. 乳首痛 乳首痛も妊娠超初期症状の一つ。 排卵日の3日後・生理予定日1週間前くらいから症状を感じはじめます。 (個人差あり) 痛みは出産まで続きますので、痛みが気になる方はホッカイロで緩和させる・衣類を肌感触の優しいものに変える、などしてください。 情緒・メンタル・まわりの環境などの変化 33. 情緒不安定 妊娠するとホルモンバランスの変化から自律神経が乱れ情緒不安定になりやすく、イライラしたり落ち着かなくなることがあります。 また、情緒不安定の延長で涙もろくなりやすく、普段ならどうとでも感じないようなことでもこの時期になると過敏に反応しやすくなりますが、妊娠を自覚していなくとも起こります。 ペット(猫や犬)が気付く 猫や犬などのペットは環境の変化に敏感に反応するため妊娠超初期症状に気づくことがあります。 [例]• ワンちゃんが急に赤ちゃん返りをする• お腹の上に乗っていた猫ちゃんが乗らなくなった• ワンちゃんがなつくようになった など、実際の話としてペットの行動に変化が見られた事例もあります。 我が子が気付く たまに上の子が「赤ちゃんがいるよ」などとお腹を指さして教えてくれることがあるそうです。 わからない子にはまったくわからないのですがわかる子にはわかるようです。 科学的根拠があるわけでは無い神秘的な現象ですが多くの事例があります。 私が妊娠に気付く前から急に私の服をまくりあげてお腹を叩いたり、卒乳したり、不思議な行動をしていました。 引用: 友人がが二人目を妊娠したことにまだ気づいていないときに、一人目の3歳の子供 女の子 に 「ママ、おなかに赤ちゃんいるよ」 と言われ、友人は 「いないよ~」 と言っていたのですが、その翌週に妊娠が発覚したそうです。 引用: 36. 予感がする・夢を見る• 赤ちゃんがやってくる• 自分が赤ちゃんを抱っこしている なんて夢を見たりする人もいます。 他にも、• 本能的に感じ取る• 手相からわかる• 神秘的な光景を見る など。 科学的根拠があるわけではないのですが不思議な感覚を感じる人はいます。 参考: 、 37. 妊娠初期症状を全く自覚しないことも 個人差もあるので妊娠超初期症状を全く自覚しないこともありますが、決して不自然なことではありません。 なお、より細かな妊娠超初期症状の特徴をしたい方は、「」でもより詳しくお伝えしておりますので、あわせてご参考になさってください。 産婦人科で妊娠が分かるのは妊娠5、6週目に入ってから よりも早い段階では妊娠の確定は出来ないので、より確実性を高く妊娠したか?を確認するなら、赤ちゃんの心音がはっきりと確認できる5、6週目に入ってから産婦人科で診てもらいましょう。 なお、妊娠検査薬を使用することで産婦人科より早い段階で妊娠の有無を確認できますが、妊娠検査薬が陽性=正常妊娠とは限りません。 万が一の場合、子宮外妊娠・流産などの可能性も残っているため、5、6週目に入ったら必ず産婦人科で診てもらいましょう。 妊娠初期における受診頻度は、何もなければ1ヶ月に1回で済むことがほとんどです。 妊娠しているかも?と思ったら心掛けたい9つのポイント 「」でも解説したように、赤ちゃんを希望している方は少なからず妊娠超初期症状と思われる諸症状が出てきた場合「妊娠しているかもしれない」と考え、お腹のちゃんに万が一のことが無いよう、これまでの生活とは意識を変える必要があります。 そのため、以下でお伝えする10のポイントをこれから生活で心がけてくださいね。 飲酒・喫煙・カフェインを控える• お酒:生まれてくる赤ちゃんの障害や流産のリスクを高める。 カフェインの過剰摂取:胎児発育遅延や流産の可能性を高める。 妊娠中の煙草(副流煙も同様):赤ちゃんの発育異常に影響し、妊婦の喫煙により、自然流産の発生率は約 2 倍、早産率は約 1. 5 倍、周産期死亡率は約 1. 4 倍高くなります。 妊娠中は各種の摂取を控えてください。 参考: 、 、 2. 薬を控える 高血圧やてんかんのくすり・抗がん剤・ビタミンAを含む薬・サプリメントは特に妊娠初期段階で摂取するとお腹の赤ちゃんの成長に影響がでるので控えたいところ。 どうしてもの場合、医師との相談のもとで服用の有無を判断してください。 なお、妊娠しはじめの超初期段階では「体調が悪いので風邪薬や頭痛薬を飲んでしまい、その後に妊娠であることに気付いた。 」ということもありますが、妊娠超初期段階であればお腹の赤ちゃんへの影響はほぼないと考えられてます。 あくまで妊娠初期からの摂取を控えて欲しいので、超初期の段階から習慣づけておきましょう。 インフルエンザ対策 妊婦さんがインフルエンザになってもお腹の赤ちゃんへの直接的な悪影響はありません。 ですが、高熱により脱水症状を起こして下痢・嘔吐症状が起きると妊婦さんの体力・免疫力低下に繋がりますし、妊婦さんの高熱状態が長く続くことはお腹の赤ちゃん成長の妨げともなります。 薬が飲めない時期だからこそ、日々の手洗い・うがいを徹底してください。 ストレス(流産予防) ストレスで血行が悪くなると血液が子宮に届きにくくなり、妊娠状態を維持することが難しくなるため流産のリスクが出てきます。 できるかぎりストレスを溜めない生活を心がけてください。 適度な運動 適度な運動は妊娠初期(特に妊娠6、7週目に起こりやすい)の流産リスク(初期流産)を下げる働きがあります。 なかでも妊婦さんの5人に1人がを経験しており、稽留流産の主な原因は「」と「血行不良による子宮の代謝不良」と考えられていますが、適度な運動は血行促進を助けて子宮の代謝不良改善に役立ちます。 妊娠初期は全妊婦さん共通して流産確率が15%。 原因は先天性異常や無脳症による流産・死産によるによるものです。 先天性異常の場合、赤ちゃん側の問題のため妊婦さん側からの完全な予防はできませんが、無脳症は神経管閉鎖障害により起こるため神経管閉鎖障害の発症リスクを下げる葉酸を摂取することで予防対策を立てることができ、神経管閉鎖障害の発症リスクがが下がれば=奇形予防にもなりますので、厚生労働省でも普段の食事以外に付加的にサプリなどで摂取することを推奨しています。 参考:、 お腹の中で無事の成長を助けるために何かしたい・少しでも流産率や奇形率を減らしたい、という妊婦さんは普段の食事に加え葉酸サプリを摂取し、あとで後悔しないよう自分ができる範囲の対策を進めてくださいね。 [参考] 例えば、アメリカやイギリスでは葉酸摂取によって、胎児神経管閉鎖障害の発生は、この10年間で約10分の1に減少した。 一方、日本では、葉酸摂取の重要性の啓発に対する効果が未だ見受けられず、この10年間で胎児神経管閉鎖障害の発生率は漸増し、アメリカの8倍、イギリスの6倍となっているのが現状である 出典: 日本産婦人科医会によると日本では葉酸の重要性への理解が進んでおらず、葉酸への理解が少ない現状が大きく心配されています。 身体を温める 身体が冷えると血液循環が悪いと子宮がうまく収縮できないため、お産が進むに連れて強くなるはずの陣痛が弱くなり子宮口が開きにくくなります。 その結果、出産までに時間が掛かかりすぎてしまことでママとお腹の赤ちゃんに危険が伴います。 出産を踏まえて、今のうちから身体を温めるよう寒さ対策を心がけてください。 疲れ対策・体を休める 妊娠がはじまると体が疲れやすくなります。 特に妊娠超初期は受精卵が子宮に向かって移動して着床するまで非常に不安定な状態。 トラブルを避けるためにも妊娠がはじまったら体の安静を第一に過ごしてください。 周りの家族に相談を 妊娠し始めの時期はお腹も出ていないため自分から伝えないと周りの人は気が付きにくいため、いざという時に助けてもらいやすくするためにも予め周りの家族に妊娠の旨を伝えてご自身の状況を理解してもらいましょう。 まとめ 妊娠超初期における妊娠の有無は判断に迷うことも多いですが、妊娠・出産を希望する方であれば少なからずでも妊娠の可能性がある時点で生活習慣の見直しと妊婦としての体づくりを意識しはじめてください。 なお、妊娠超初期症状だと思ったら今後どのように過ごすべきか?の確認も踏まえ「」もあわせてご参考なさってくださいね。
次のこの記事の目次• そもそも「妊娠超初期症状」って何?時期や自覚症状について ドラマで目にする、急に吐き気がしてトイレに駆け込み、「もしかして・・・私、妊娠したかも?」というシーン。 あれは俗に「妊娠初期症状」と呼ばれるもので、「妊娠超初期症状」とは異なるつわりの始まりのようなものです。 では、「妊娠超初期症状」とは何なのか?いつ頃からあらわれて、どんな症状なのか?それを知っておくことで妊娠の可能性をイチ早く知ることができるかもしれません。 【時期】症状が出るのは生理予定日の1週間くらい前から 生理予定日の1週間前から、生理予定日までに自覚する方が多いようですが、早いと「排卵日から数日後に感じ始めた」という方もいるようです。 生理予定日の1週間前というと、排卵日から数えて1週間後、つまり受精卵が着床する時期にあたります。 着床とは 受精卵が子宮内膜(血液でできたベッドみたいなもの)に潜り込み、根をおろし、子宮内膜と結合することで、これをもって妊娠が成立します。 着床が起こると、その時にはがれた子宮内膜が血液として外に出たり(着床出血)、体が妊娠を察知して妊娠継続に必要なホルモンを出したりするため、様々な体調の変化が出てくる人もいます。 そのため、この時期に妊娠超初期症状を感じやすいのです。 【妊娠超初期の自覚症状】風邪に似ているとも言われている! 妊娠超初期症状を自覚していて、その後妊娠が判明したという方は、排卵日から生理予定日までの約2週間で、次のような体調の変化を感じています。 いつもより基礎体温が高い• 体がだるい、咳や鼻水など風邪のような症状• 胸の張り、乳首痛• 着床出血• イライラする• 便秘、下痢、胃痛などの胃腸の変化• 下腹部痛や頭痛• オリモノが増える とはいえ、妊娠超初期症状を全く感じない人もいますし、反対にこのような症状に全て当てはまったのに、いつも通り生理が来たという方も沢山います。 普段のPMS(月経前症候群)と明らかに違う症状が出た場合は妊娠を疑ってもいいかもしれませんが、過度な期待は禁物です。 生理前の女性のからだは敏感で、ストレスや冷え、運動不足などによっても様々な症状が出るからです。 それは、どちらの症状も黄体ホルモン(プロゲステロン)の働きによるものだからです。 黄体ホルモンとは 受精卵の着床と成長を助ける働きをする、妊娠には必要不可欠な女性ホルモンのこと。 妊娠超初期症状や生理前症状を引き起こすという困った面もあります。 これが不足すると、受精卵がうまく着床できなかったり受精卵が育たずに、妊娠を継続できず流産してしまう可能性があります。 女性の体内では、排卵日から生理予定日前までの間に黄体ホルモンの分泌が増えますが、これは、妊娠してもしていなくても同じです。 そのため、どちらの症状かを確実に見分けることは難しいのです。 妊娠超初期症状と生理前症状の違い 生理予定日あたりから、黄体ホルモンの分泌量に変化が出てきます。 妊娠した場合、受精卵を引き続き育てるために黄体ホルモンの分泌は増え続けますが、妊娠に至らなかった場合は生理予定日までに分泌が減っていくので、様々な症状が和らぐと言われています。 そのため、生理予定日付近で突然症状が治まれば、「妊娠ではなく生理前の症状だ」と気付くことができるかもしれません。 では、生理予定日より前に妊娠の可能性をさぐる事はできないのでしょうか? 違いを見分けるチェックポイント 自覚症状だけで妊娠を断定することはできませんが、いくつかの症状の違いを知ることで、妊娠の可能性が高いことを早めに知ることができるかもしれません。 自分の症状がいくつ当てはまるのかチェックしてみましょう。 妊娠超初期 生理前 基礎体温 ・いつもより体温が高い。 ・高温が続き、下がる気配がない。 ・高温期が始まって7~10日あたりで体温がさらに上がる(俗にいう二段上がり)場合がある。 高温期12~14日目あたりで体温が徐々に、またはガクッと下がる。 出血 排卵日から7~10日後あたりで出血することがある(着床出血)。 生理直前までなし オリモノ 量が増える、サラサラになる 量が減る 下腹部痛 ・いつもより早く鈍痛が来る。 ・一日数回の痛みが毎日来る。 ・いつもと違う種類の痛みがある。 ・いつもはあるのに、全く腹痛がない。 軽い鈍痛 その他 ・ほてりや咳、鼻水など、風邪っぽい症状が出る。 ・イライラが続く。 イライラするが、生理がくるとおさまる。 妊娠している可能性のある症状について、さらに詳しく見てみましょう。 基礎体温 きちんと基礎体温をつけているということが前提ですが、高温期が始まって7~10日あたりで体温がさらに上がる(俗にいう二段上がりをする)方がいるようです。 今までと違い、体温が二段上がりしてそのまま高温が継続している場合には、妊娠している可能性があるかもしれません。 とはいえ、二段上がりを経験しなかった妊婦さんはとても多く、特に二段上がりしなくても高温期が16日以上続いている場合には期待ができるかもしれません。 基礎体温は室温や体調に影響を受けやすいので、あくまで参考として、過度な期待をしないようにしましょう。 着床出血 排卵日から数えて7~10日後あたりに出血があった場合、着床出血の可能性があります。 茶色いオリモノのような出血だったり、生理が終わりかけくらいの出血量だったりと、人によって様々です。 ただし、体温の二段上がりと同様に、「着床出血が全くなかった」という妊婦さんは多いので、出血がなくても妊娠している可能性はあります。 オリモノが増える 通常、生理が近づくにつれてオリモノの量は減っていきますが、妊娠している場合には、量が増えたりサラサラになったりすることがあるようです。 普段からオリモノの状態を観察していて、毎月同じ状態という方は、とてもわかりやすい症状ですよね。 下腹部痛 人によりさまざまですが、「振り返ってみるといつもの下腹部痛と違った!」という方が多いです。 生理予定日前に軽い鈍痛があり、また生理がくるのか・・・と思っていたら妊娠していた。 いつもより早く鈍痛がきたので、もしかして?と思った。 いつも生理前になると鈍痛があるのに、今回はなかった。 いつもと全く変わらない。 また、痛みの種類も、鈍痛、キリキリ、ギューっとした痛み、チクチクなど、さまざまです。 以上のことからわかるように、その月だけの症状で判断するのはとても難しいことです。 症状から違いを見分けるためには、普段から基礎体温をつけて、オリモノの状態や生理前症状を手帳にメモしておくなど、自分の体の特徴をきちんと知っておくことが大切なのです。 妊娠検査薬はいつから反応する?フライング検査について 妊娠超初期症状にいくつか当てはまると、早く妊娠したかどうかを知りたくなりますよね。 かといって生理予定日前後に病院にいっても、まだ検査はしてくれません。 そんな時にイチ早く妊娠の可能性を知ることができるのが妊娠検査薬です。 妊娠検査薬とは?そして使う時期 正しい使い方としては生理予定日の約1週間後からとなります。 メーカーにもよりますので、説明書をきちんと読んでから使用しましょう。 妊娠検査薬とは 女性のからだの中では、妊娠するとhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)と呼ばれるホルモンが分泌されます。 このホルモンに妊娠検査薬が反応して、妊娠がわかるという仕組みになっています。 説明書に書いてある時期より早く検査した場合は、尿中のhCGの量が足りず、妊娠しているにも関わらず陰性になることがあります。 フライング検査のポイントと注意点 フライング検査とは、検査薬の正しい使用時期よりも前、たとえば生理予定日前後に検査をすることです。 最近の妊娠検査薬はとても精度が高く、説明書に書いてある時期より前でも陽性反応がでることもあります。 生理予定日の1週間後まで待てない!という方のために、フライング検査のポイントと検査する際の注意点をお伝えします。 ポイント1. 生理予定日より前に使える検査薬を使う インターネットで購入できる海外製品などで、早くから検査可能なものも販売されていますので、これを使ってみるのも手かと思います。 「こんなことなら気づかなければよかった・・・」と思う方も中にはいるかもしれません。 しかし、妊娠に気付かずに赤ちゃんに悪影響のある生活を送ってしまって、後悔するケースがあるのも事実です。 妊娠に気づかない理由3つ ここでは、妊娠に気付かない理由と、その場合のリスクについて説明します。 着床出血、または不正出血があっても、それを生理だと思い込んでしまう 生理が軽い人や、普段から生理周期が不安定な人は、「出血=生理」と思ってしまい、妊娠に気付きにくいかもしれません。 体調が普段と全く変わらない 「妊娠したら何か体に変化があるはず」と思っていて、普段と何も体調が変わらないために、妊娠に気付かないということもあります。 妊娠超初期症状がない人もたくさんいるので、症状がないからといって妊娠していないと決め付けないようにしましょう。 生理前の症状と同じ、または似ている 先にお話したように、妊娠超初期と生理前の症状はとてもよく似ているため、意識してチェックしないと見逃す体調変化がほとんどです。 中には、「下腹部痛があったので生理だと思い、鎮痛剤を飲んでしまった」という人もいます。 リスク1. 喫煙、飲酒を続けてしまうことになる…母体胎児への影響 喫煙やアルコールの過剰摂取は、赤ちゃんがうまく育たなかったり、流産や早産のリスクが上がる原因になります。 中でも喫煙は、血液の流れを阻害して、赤ちゃんに酸素や栄養を届きにくくしてしまい、流産、先天奇形、低体重児などの原因になるということがわかっています。 また、胎盤早期剥離などを引き起こし、赤ちゃんだけでなく母体も危険にさらす可能性があるので、妊娠の可能性がある場合には喫煙は絶対にやめましょう。 無事生まれてきたあとも、赤ちゃんに障害が残ったり、乳幼児突然死症候群の原因にもなります。 またアルコールの過剰摂取も危険です。 アルコールは、胎盤から赤ちゃんに移行して、FAS(胎児性アルコール症候群)という、奇形をともなう先天性異常を引き起こす原因になるのです。 少しの量であれば影響は少ないと言われていますが、安全性が確立されているわけではありません。 ちなみに、「1日ビール1本だから、2日ガマンして3日目に3本飲むのがok」ということではありません。 それだと45mlのアルコールを一気に摂ってしまうことになり、危険な量にあたります。 一切飲酒しないのが一番安全です。 お酒が大好きな人にとってはすごくストレスが溜まりますので何か他の解消法を見つけることをおすすめします。 リスク2. 市販薬やピルの服用は、時期によって注意が必要 妊娠超初期(妊娠4週未満までの時期)の薬やピルの服用は、ただちに胎児に影響が出ることはないと言われていますが、薬の種類や量によって流産や着床障害の原因になるものもあるので、なるべく飲まないのが安心です。 危険なのは生理予定日以降に妊娠に気づかず薬を飲んでしまった場合です。 妊娠4週~7週前後は「絶対過敏期」といって、薬の影響をもっとも受けやすい時期です。 心臓や消化器官など、赤ちゃんにとって大切な器官が作られる時期のためで、この時期に薬を飲んだことで奇形を起こす可能性があります。 また、ピルを飲んでいる場合は「妊娠するはずがない」と思っているかもしれませんが、実はピルを飲んでいても0. 1%程度の確率で妊娠することがわかっています。 妊娠に気付かずピルを飲み続けてしまったことで、ただちに赤ちゃんに影響は出るということはないと言われていますが、中用量や高用量ピルを飲んでいる場合には、注意が必要です。 ピルは女性ホルモンに似た成分を含んでいるため、ホルモンバランスが乱れ、ママの体調が不安定になる可能性があるため、赤ちゃんにとっても安全とは言えません。 薬は飲まないほうが安心なのは確かですが、病状によっては飲んだほうがいい場合もあります。 頑なに薬を飲まず、病気が悪化して赤ちゃんに悪影響をおよぼす可能性もあるからです。 妊婦に処方できる薬もたくさんありますし、体調不良の場合は病院にいって、妊娠の可能性があることを伝えた上で処方してもらいましょう。 リスク3. 子宮外妊娠に気付けないと命の危険も 妊娠に気付かず病院にもいかないで子宮外妊娠を放っておいた場合、怖いのが「卵管破裂」です。 卵管から大量出血を起こし、命を脅かす危険もあるのです。 子宮外妊娠とは 卵管や卵巣など、子宮以外の場所に受精卵が着床してしまうことで、妊娠を継続することはできず、自然に流産したり手術をすることになります。 妊娠検査薬は陽性になりますし、妊娠超初期症状が出る人もいます。 また、命の危険まではなくても、卵管を切除しなくてはならないケースもあります。 症状にもよりますが、子宮外妊娠を早期発見することで卵管を残せる確率が高くなることもありますので、妊娠にイチ早く気づくことが大切になってきます。 妊活を頑張っていてまだ妊娠経験がない人にとって、「受精できた」「着床できた」という事実は、結果的に流産してしまったとしても、一筋の光になるのではないでしょうか。 とはいえ、「すぐ流産してしまうなら、生理と思っていたほうがショックが少なかった」という気持ちになる人もいると思いますので、これはリスクというより考え方かと思います。 妊娠判定までを穏やかに過ごすためのポイント3つ 病院で妊娠判定を受けることができるのは、生理予定日から1週間以上経ってからです。 妊娠を心待ちにし、さらにいつもの生理前と違う症状を感じている人にとっては、長い長い1週間ではないでしょうか。 そのモヤモヤ期間を少しでも穏やかに過ごすためのポイントをお伝えします。 赤ちゃんや自分のために、妊活中のような生活をする 妊娠していてもしていなくても、可能性がある限りは赤ちゃんと母体に良い生活を心がけたいものです。 生理予定日までにできることはそう多くはありませんが、妊活中のような生活を送ることで赤ちゃんが育ちやすい体内環境をつくることはできますし、体調が良くなることで気持ちも前向きになります。 具体的には次のとおりです。 温活、規則正しい生活、ストレスをためない 体をあたため、自律神経をととのえることは、赤ちゃんが育ちやすい子宮の環境をつくるだけではなく、不妊の原因をとりのぞいて妊娠しやすい体づくりのために、とても大切なことです。 バランスの良い食事 栄養をバランスよくとることも大事ですが、特に葉酸は妊活や妊娠継続にとても重要な栄養素です。 子宮内膜をフカフカにして着床しやすくしたり、受精卵の細胞増殖を助けてくれるはたらきをしたりするため、妊娠前から積極的にとりたいものです。 妊娠したあとも、赤ちゃんの先天性異常を予防するはらたきがあると言われていますので、食事やサプリメントで継続的にとることが推奨されています。 (ただし、どんな栄養素にもいえることですが、とりすぎは禁物です…。 ) 禁煙、アルコールとカフェインを控える タバコやお酒が悪影響であることは先にお話したとおりで、すぐにでも禁煙し、アルコール量は控えるべきです。 一方、カフェインについては具体的に赤ちゃんにどういった影響が出るかは明らかにされていませんが、胎盤をとおして赤ちゃんの体内に入り、蓄積されてしまうと言われています。 また、利尿作用があるので体の水分をうばいますし、体を冷やす効果もあるため、ストレスをためすぎない程度に量を控えることをおすすめします。 薬をなるべく飲まない 「100%赤ちゃんに影響がない」と明確に書いてある薬はありませんので、心配な場合にはなるべく薬を飲まないようにするか、症状が重い場合は薬剤師や医師に相談してから飲むのが安心です。 長引く症状を自力で治そうとすることは、かえって病気を悪化させたり、他の病気を併発させることもあるので、重症の場合は病院にいくのがベストです。 フライング検査をしてみる すでに少し書きましたが、フライング検査は生理予定日前のモヤモヤを減らすための有効な手段です。 「覚悟していても、やっぱり陰性が出たらショックが大きい!」 「陰性が出ても妊娠を期待しつづけてしまい、余計にモヤモヤ・・・。 」 こんなこともあるので、生理予定日まで我慢してからフライング検査をしてみることをおすすめします。 そこで陰性が出たら「今月も生理がくるのか~」と思うようにすれば、生理がきたときの落胆は多少減るのではないかと思います。 もし陽性が出た場合に、まずは受精・着床ができたことを喜びましょう。 でも、フライング検査で陽性がでたからといって、安心できるものでもありません。 陽性が出て喜んだのも束の間、遅れて生理がきてしまったというのもよくあるケースです。 もし早く検査していなければ普通に遅れて生理がきただけと思えたのに、一度妊娠したと喜んだ後にだめだったというのは、とてもショックなことです。 もしそうなった場合でも、「hCGに検査薬が反応してくれた。 妊活も一歩前進!」 と頭を切り替えて、前向きになることが大切です。 陽性が出た場合でも、あと数日~1週間後にもう一度検査をするのがよいでしょう。 そこでまた陽性が出たら、病院で妊娠判定をしてもらいましょう。 ポイント3. 妊娠以外のことに目を向ける 妊娠のことばかり考えていても良い結果がでるというわけではありませんし、かえって一日一日が長く感じられ、ストレスが溜まってしまう事もあります。 そこで、頭を少し切り替えてリフレッシュするのも一つの方法です。 好きなことをしてストレス発散! 美味しいものを食べたり、楽しいことをしたりしてストレス発散しましょう。 リフレッシュやストレス発散は赤ちゃんにとっても良いことです。 本やマンガ、映画などで現実からひと時離れるのもいいかもしれません。 また、もし妊娠していたら、すぐつわりが始まって好きなものが食べられなくなったり、体調が安定せず出かけることが難しくなる場合もあります。 もちろん暴飲暴食はいけませんが、今のうちに自分を甘やかしてあげましょう。 忙しくして気を紛らわす 時間があると、どうしても妊娠のことばかり考えてしまいがちです。 考えたところで結果が変わるわけではないですし、どうせなら早く生理予定日が来てほしいですよね。 体に負担がかかりすぎない程度に忙しくすることで、気を紛らわしたり、生理予定日までの一日一日が早く過ぎるように感じられるかもしれません。 大切なのは日頃からの体調チェック!妊娠に早く気づくために これまでお伝えしてきたように、妊娠超初期症状と生理前症状はとてもよく似ています。 また、症状の有無や種類にも個人差があり、「これがあるから妊娠」という決まった症状はありません。 そこで大切なのが、日頃から基礎体温を測ることや、生理前の細かい体調の変化を意識しておくことです。 見た目や性格が違うように、女性の体の変化も千差万別です。 まだ基礎体温をつけていないという人は、まず婦人体温計を買って、明日から基礎体温をつけてみましょう。 「1ヶ月のうちでこんなに体温って変化するんだ!」と驚くはずです。 すでに基礎体温を測っている人は、継続することに加えて、生理前の自覚症状やオリモノの状態を観察してメモしておくなどすれば、より妊娠を早く気付くことができるかもしれません。 また、妊娠だけではなく自分の体調が安定しているのかどうかもわかりやすいので、病気の予防にもつながります。 普段の体調との違いをチェックして、「妊娠したかな?」と期待をして嬉しい気持ちになったり、「生理がきそう…」と感じて落ち込んだり、そんなことを繰り返す中で妊娠がわかったときは、涙が出るほど嬉しくなるのではないでしょうか。 妊娠を心待ちにしている生理予定日前のときほど、自分の体調の変化に敏感になることはなかなかありません。 これをいい機会として、自分の体の変化を知り、自分の体をいたわり、赤ちゃんを迎え入れるからだ作りをすることが、妊娠への第一歩です。
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