(2020. 14タイトルのみ変更しています。 10月に入り10日が経過しました。 この10月には、私たちの生活に大きな変化がありましたね。 そうです、消費税が10%になりました。 【目次】• 消費税の導入 消費税は、1989年4月1日に導入されました。 税の用途は、 社会保障と少子化対策です。 税率は当初は3%。 その後、5%、8%となり、この度とうとう10%になりました。 5%ぐらいまではまだよかったのですが、8%に上がった途端、予想より実際の支払金額が高いという印象を受けるようになりました。 8%は自分では計算しにくかったためかもしれません。 10%の場合、計算はしやすいですが… 1,000円の買い物をしたら100円の消費税、10,000円であれば1,000円の消費税です。 …ということで、本当に必要なもの以外はしばらく我慢です。 そんな状況の中、先日、聴きなれない言葉を耳にしました。 それは、 シュリンクフレーションです。 シュリンクフレーション??? 初めて聞く言葉でしたが、実はよく知っている現象を表す言葉でした。 シュリンクフレーションとは? 販売されている食品・日用品などが、価格は変わらないものの内容量が減ったり、小さくなっていると感じたりしたことはありませんか? 私は何年か前より主に菓子類で感じており、「実質値上げだ」と憤慨しておりました。 この 小売りされる商品の価格は変わらないまま内容量がシュリンク(収縮)していく経済現象を 「シュリンクフレーション shrinkflation 」というのだそうです。 英語で縮むという「シュリンク」と、物価が上昇する「インフレーション」を合わせた造語です。 日本では、「実質値上げ」「隠れ値上げ」「ステルス値上げ」とも呼ばれるそうです。 そして、消費税増税前にもその動きは活発化していたようです。 シュリンクフレーションの例 たとえば、ブルボンは9月17日出荷分から、人気商品「ルマンド」や「アルフォート」などの5種類のビスケット商品の内容量を変更すると発表。 ルマンドは13本から12本に、アルフォートは11枚から10枚になっています。 また、カルビーも7月22日、人気菓子「かっぱえびせん」の1袋の内容量を90グラムから85グラムに減らしています。 どちらの企業も原材料・輸送費・燃料費の高騰を理由にし、自助努力で対応は困難という理由で変更を行っているようです。 からのイラスト 消費者の目から見ればマイナスのニュースですが、公式発表をする企業は良心的です。 内容量減少が公にされないまま小さくなっている商品もたくさんあるのです。 なぜシュリンクフレーションなのか なぜ、商品の値上げではなく、内容量を変更するのでしょうか。 このシュリンクフレーション、実は人間の脳のしくみをたくみに利用しているそうです。 まず、 人の脳は量より価格に過敏に反応するのです。 ・購入時に注目しているのは値段 です。 その反対に 内容量にはあまり関心がなく、 ・量が変わっても気が付かない のです。 また、シュリンクフレーションの場合は ・パッケージに変化がない ことでより気づきにくくなっているのです。 実際の体験から 私が実際にシュリンクフレーションで衝撃を受けたのは、「カントリーマアム」という不二家のお菓子です。 カントリーマアムはクッキーひとつひとつが小さい袋に個別包装されて売っています。 何年か前、久しぶりに購入しあけてびっくり。 え…なに?ちっちゃ…! 以前に比べ、二回りぐらい あくまでも感覚です 小さくなっていました。 以前のサイズであれば、ちょっと甘いものを口にしたい時、ひとつあれば満足できましたが、この大きさではもの足りません。 実際、カントリーマアムは、 2005年 30枚入り 1枚11. しかもひとつひとつは小さくなっている…。 これが値上げでなくて何でしょう。 あまりにショックでその時以来、普通のカントリーマアムは購入していません。 「普通の」と書いたのには理由があります。 余談になりますが、カントリーマアムは地域限定商品が多いのです。 その土地の特色のある産物のフレーバーでカントリーマアムを製造し、地域限定として売っています。 そのような地域限定品については、今でもお土産に買ったりします。 いつの間にか容量が減っている商品wiki これまでいくつか例をあげましたが、このシュリンクフレーションをまとめているサイトがありました。 まとめ シュリンクフレーションは実質的な値上げです。 これまで感じていたよりずっと多くの商品が内容量の減少・小型化を行っていました。 増税だけではなく、このような形でも家計に痛手を与えているということがわかりました。 これからは、値段だけではなく内容量にも注意し、賢い選択をしていきたいものです。 本日もお読みくださり、ありがとうございました。
次のはじめに 最近、スーパーやコンビニで買い物をしていると、 以前と比較して容量・数量が減少している商品が目に入りませんか? パッケージはそのままなのに内容量を見ると明らかに減っている商品です。 日本では「実質値上げ」「隠れ値上げ」「ステルス値上げ」と冗談交じりで呼ばれたりしていますが、 これは「 シュリンクフレーション shrinkflation 」と言う、小売りされる商品の価格は変わらないまま内容量がシュリンク(収縮)していく経済現象です。 昨今、あらゆる商品が増税や製造コスト、企業努力等の要因により減少しています。 このまとめwikiは、 シュリンクフレーションが発生している商品の情報を共有し、 消費者として価格の変動のみでなく内容量や品質の変化にも意識を向けたいと思い開設しました。 2020-06-13• 2020-06-09• 2020-05-26• 2020-04-29• 2020-04-23• 2020-04-17• 2020-04-13• 2020-03-28• あなたの力が必要です 数多くの商品を網羅するには私個人の力では限界があります。 なにより、このwikiは 誰でも自由に編集が可能です。 ほんの少しの編集や些細な情報でも大歓迎です。 あなたの声をお待ちしております。 リンクについて このwikiはリンクフリーとなっており、リンクのご連絡も不要です。 リンクする場合は、下のバナー画像をご利用ください。 いつの間にか容量が減っている商品wiki 更新通知Twitterアカウント• -- 2020-03-22 日 16:39:57• -- 2020-03-22 日 16:39:58• 情報有難うございます。 後ほど追加します。 -- 2020-03-27 金 17:21:59• を追加しました。 -- 2020-03-28 土 23:04:56• とを追加しました。 -- 2020-03-28 土 23:28:47• を追加しました。 -- 2020-03-28 土 23:52:16• アレルゲンや原材料名表示も変化。 -- 2020-05-01 金 08:37:38• 再確認したら無印と「焦がしとうもろこし」の違いでした -- 2020-05-01 金 08:43:33• クー 425ml -- 2020-05-01 金 11:46:35• ネスカフェエクセラ とうとう180gに -- mayumi 2020-06-13 土 21:54:39.
次の2018年01月25日 08時30分 値段は同じなのに内容量が減る「シュリンクフレーション」を確認できる「いつの間にか容量が減っている商品Wiki」 原料の価格高騰や人件費の上昇などによる生産コストが上昇し、どうしても商品を値上げしたい時に、商品の価格帯を変えないまま内容量だけを減らすことによって、消費者に分かりづらい形で実質的な値上げを行われる現象を、英語のShrink 縮む になぞらえて「 」と呼びます。 「 いつの間にか容量が減っている商品Wiki」はさまざまな商品の価格・内容量の変化をまとめたサイトで、最近値上げをしたり内容量を減らされた商品でシュリンクフレーションが起きていないかチェックすることができます。 いつの間にか容量が減っている商品wiki 「いつの間にか容量が減っている商品wiki」では「菓子」「飲料」「インスタント食品」「冷凍食品」「加工食品」「日用品」という6つの商品カテゴリでまとめられています。 例えば、不二家の「 」を見てみると、2006年では30枚入りだったのが2016年に20枚入りになるまで少しずつ減らされていて、さらに1枚当たりの重量も11. 0gから10. 0gに減っていることが分かります。 またロッテの「 」は、2006年には75gで税抜100円だったのに対して、2015年には50gで税抜110円となっています。 また2016年には、「子供や高齢者向けに筋肉への負担を1割軽減するためのパッケージ変更」という理由で、容器が一般的な紙パックからキャップ付きの新型パックに変更されます。 それに伴って、筋肉への負担=牛乳の容量という明治独自の換算式によって、価格は変わらずに内容量が1000mlから900mlへ減っています。 サントリーの「 」は、ペットボトルが500mlの内容量だったのが470ml、450ml、430ml、425mlとブランド・パッケージのリニューアルごとに少しずつ減っていることが分かります。 日清食品によるプレスリリースでは、原材料の価格高騰などによってコストが上がってしまったために価格改定を行った旨が告知されていました。 こちらも原料事情や労働環境の変化、物流コストの上昇などのさまざまな状況の変化によって、価格の改定や内容量の変化に踏み切ったとメーカーから公式に告知されていました。 理由は特に公表されていませんが、 ため、原油価格の高騰や漁獲量減少の影響を大きく受けた可能性があります。 エバラ食品工業の「 」は、容器をリニューアルしたことで容量・価格が共に変化しています。 ただし100g当たりの値段で考えると、リニューアル前よりもむしろリニューアル後のほうが安くなっていて、実質値下げされている「逆シュリンクフレーション」 が確認できました。 割合としては2割減ですが、一度で大量に使うアイテムではないので、内容量の変化は他の商品に比べると実感しづらい側面があります。
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