基本は退職交渉時に決まった日付、わからなければ退職交渉をした相手に確認しましょう• 職交渉前に退職「願」を提出する場合は、提出日の日付を書く• 一行開けて、提出する日付と所属部署名、自分の名前を書く• 自分の名前の下に認印(三文判はOK、シャチハタはNG)で捺印• 結婚・出産・病気に伴う退職の場合も、自分の意志で退職する場合は「一身上の都合」と書きましょう。 横書き退職届・退職願を書く場合 退職届・退職願は一般的には縦書きですが、企業側から横書きでの提出を求められる場合もあるでしょう。 横書きの場合は次のように記入します。 <手順>• 一行目に中央寄せで「退職届」または「退職願」と書く• 二行目に提出する日付を記載• 宛名として退職する会社の正式名称と正式名称と代表者名(社長)を省略せずに書く• 自分の名前を所属部署から書き、認印または三文判で捺印(シャチハタ不可)• 名前の行から二行改行し、行の最後に「私事、」と書く• その次の行から本文を明記(本文は縦書きの場合を参照のこと)• 最後の行に右寄せで「以上」として締めくくる 縦書きとの違いは、まず日付・宛名・自分の名前が本文より先に来ること、そして文末に「以上」が付くことです。 それ以外のルールは縦書きの場合と変わりません。 パソコンで作成する場合 下記にPC作成用のフォーマット・テンプレートをご用意しました(doc形式。 Microsoft word97以上推奨)。 ダウンロード完了後、お使いのPCのMicrosoft wordでファイルを開く• 提出日付と、グレーになっている部分(あなたの所属と氏名、退職する企業・代表者)を記入• 記入が終わったらグレーの文字は全て消す• プリントアウトの上、あなたの名前の下に認印で捺印 退職届・退職願を入れる封筒の書き方 封筒のオモテには「退職願」または「退職届」と記し、裏には左下に所属部署と自分の名前を記入します。 封をする必要はありません。 退職届・退職願は三つ折りにして封筒に入れましょう。 三角形のオレンジマークの位置を参考に、用紙の向きに注意して封筒へ。 そんな場合は次のように考えるとスムーズです。 また、退職届と退職願はどちらか一方を出せばOK。 退職願も退職届も、自己都合で会社を辞める際に、民法および労働契約法の「労働契約の解約の申し入れ」を行うために提出する書類。 承諾後の効力は同じです。 退職届と退職願の違い 労働契約を従業員側から一方的に解約する告知書類である退職届に対し、 退職願は、「退職させてほしい」とお願いするためのもの。 そのため、提出後も企業側の社長や人事部長など 、 人事権を有する人が受理・承諾するまでは、撤回できる可能性が残ります。 ただし、一度退職の意志を掲げてしまった以上、現実にはなかなか撤回させてもらえない場合も。 仮に残ることができたとしても、上司・同僚との間に気まずいしこりが残ってしまったり、他部署への異動や人事評価への悪影響など、不利益がある こともあります。 撤回する可能性があるなら、 まずは退職願や退職届を書くのではなく、上司に「相談」というかたちで話を持っていくと良いでしょう。 退職届も本人の意志に反して提出したものは無効になる場合も 退職届は退職願と違って撤回できませんが、本人の意思に反するかたちで提出した場合は、無効と見なされるケースもあります。 コラム:「辞表」と退職届・退職願の違い 「辞表」は、経営者や役員(理事、取締役、執行役、監事・監査役、支配人、本店・支店の事業主任者など)等、一定の役職にある人が書くものです。 一般的な従業員の場合は、「退職願」か「退職届」を提出しましょう。 会社都合での退職届・退職願の書き方は? 会社都合退職の場合、退職届や退職願を書いて出す必要はありません。 もし会社都合や解雇の場合に退職届や願の提出を求められたら、慎重に判断を行いましょう。 提出することで、自己都合退職にされてしまう可能性があります。 どうしても退職届や願を出してほしいと言われた場合は、退職の理由に 「貴社、退職勧奨に伴い」 と書きましょう。 退職願・退職届の書き方や文面はほぼ同じ• 基本はA4縦書き。 手書きの場合はシンプルな便箋に。 既に退職交渉が済んでいる場合は退職届• 自己都合で退職するなら求められなくても必ず提出 退職届も退職願も、退職できるか否かを決める大切な書類です。 くれぐれも間違いや誤解のないよう、細心の注意を払いましょう。 また、会社が辞めさせてくれない場合や引き止めにあってしまった場合は以下の記事も参考にしてください。
次の「退職願」「退職届」「辞表」の違いとは?出し方や時期(タイミング)は? 「退職願」「退職届」「辞表」の違いとは 役割 退職願 退職願とは、退職(労働契約の解除)を会社に願い出るための書類のことです。 口頭で伝えても構いません。 書面の退職願を直属の上司に提出することで、退職の意思が固いことを示し、会社に退職(労働契約の解除)の申し入れをした根拠にすることができます。 次の転職先が決まっていて、退職交渉の時間が短い場合は準備していくことをおすすめします。 退職届 退職届とは、退職することが確定したのち、退職を会社に対して届け出るための書類のことです。 辞表 辞表とは、社長や取締役など雇用関係のない立場の人が、務めている役職を辞めることを届け出るための書類のことです。 (辞表を提出し役職を外れた後、一般社員として勤務を続ける場合もあります) 公務員が辞めることを届け出る場合も辞表を提出します。 (退職届と同じ扱いになります) 会社員など雇用されている人の場合は、辞表の提出は必要ありません。 いつまでに、誰に提出する?出し方や時期(タイミング)は? 退職願・退職届の出し方と時期の一般的な流れ• 退職の意思を 固める• 退職希望日を記載した 退職願を作成• 直属の上司に退職を申し出、 退職願を直接手渡す。 退職の承認を得て、退職日を決める• 上司に確認しましょう。 退職 (労働契約解除) 退職願・退職届は就業規則に記載のある相手に対し、期日までに提出する必要があります。 一般的には、直属の上司に対し、退職を希望する日の1~2カ月前までに申し出ることを規定している会社が多いようです。 退職願・退職届を出すタイミングと出し方は、就業規則や社内規定でメールや郵送などの指定がなければ、会議室などほかの社員がいない場所で直属の上司に直接手渡しすることがマナーです。 ・退職願サンプル ・退職届サンプル(自己都合退職の場合) ポイント• 書き出し:私儀(読み:わたくしぎ)と書きます。 退職理由:自己都合退職の場合は、「一身上の都合」と書きましょう。 退職日:退職願の場合は、退職希望日を記載しましょう。 退職届の場合は、上司との話し合いで決めた日付を記入します。 西暦でも、元号でも構いません。 会社の公式書類に使用しているものに合わせるのがよいでしょう。 文末:退職願の場合は、「お願い申し上げます」など願い出る旨を書きます。 退職届の場合は、退職が確定した後に提出するため「退職いたします」と事実を報告する旨を書きます。 届出年月日:退職願・退職届ともに提出する日付を記入します。 所属部署、氏名:宛名より下の位置に所属と名前を記入し、名前の下に捺印します。 宛名:最高執行責任者の役職と名前を書きます。 代表取締役社長などが一般的です。 敬称は殿。 自分の名前よりも上にくるように書くことがポイントです。 封筒の書き方・封入のポイント 一度出した退職届を撤回することはできますか? 原則、退職届を撤回することはできません。 退職願は上司に提出したあと、人事責任者(労働契約の解除ができる立場にある人)に渡され、人事責任者の承認が下りると退職が確定します。 上司に提出後、人事責任者の承認が下りる前であれば、撤回できるケースもまれにありますが、原則撤回できないと考えておいたほうが良いでしょう。 退職届は、上司に提出した時点で労働者側が労働契約の解除をしたことになりますので、撤回することはできないと考えたほうがよいでしょう。 辞表は、社長または執行役員に提出した時点で役職の契約の解除をしたことになりますので、撤回することはできないと考えたほうがよいでしょう。 過去の判例でもケースにより判断が分かれますが、退職願は、「退職(労働契約の解除)を会社に願い出るための書類」ですから、 上司に提出後、人事責任者の承認が下りる前であれば、撤回できる可能性があると解釈するのが良いでしょう。 一度会社に退職を申し入れたあとで、撤回することはできる限り避けてください。 仮に退職願を撤回することができた場合でも、希望に沿わない部署への異動を命じられるなど、不利益を被る可能性が高いためです。 もし、退職するかどうかを迷っているのであれば、退職願を書くのを一度やめて、直属の上司や(直属の上司への相談が難しい場合は)その上の上司か人事部に「相談」という形で、現職を続けることが困難な状況にある理由を伝え、解消できないかを話し合いましょう。 また、家族や友人に客観的な意見をもらうことも有効です。 そうした手続きを経ても問題の解決が見込めず、退職の決断ができたら退職の意思を伝えることをおすすめします。 直属の上司が退職交渉に応じず、退職願も受け取ってもらえない場合は、直属の上司のさらに上の上司に対して、「直属の上司に退職を申し出たが取り合ってもらえない」ことを相談しましょう。 それでも難しい場合は、所属する部署の部門長まで「直属の上司およびその上位組織の上司に退職を申し出たが取り合ってもらえない」と相談します。 部門長に相談をしても取り合ってもらえない場合は、人事部に相談するようにしましょう。 仕事の進め方と同様に、決裁をする順番に沿って話を進めるようにすることがポイントです。 類似のケースとして、「直属の上司との関係の悪化が原因で退職をするために、初めから直属の上司を飛ばして、その上位組織の上司に退職願を提出し退職交渉をしたい」という方がいらっしゃいます。 直属の上司を飛ばして上位組織の上司に相談することは、会社員としてのマナー違反に当たり、退職交渉が難航する原因となってしまうので、避けましょう。 直属の上司が退職交渉に応じてくれない可能性が高い場合でも、まずは直属の上司に退職願を提出し、退職を希望する旨を伝えます。 そのとき直属の上司が「退職交渉に応じなかった」場合、直属の上司の上司に「直属の上司に退職を願い出たが取り合ってもらえない」と相談することがトラブルの生じにくい退職交渉の進め方です。 (退職願の提出先や提出期限は会社により異なりますので、退職交渉を始める前には 必ず就業規則を確認してください) 退職届は、会社に退職すること(労働契約の解除)を届け出るための書類ですから、退職理由が自己都合・会社都合いずれの場合も提出することを就業規則で定めているケースはあります。 会社都合で退職をする人が退職届を提出するときに気をつけることは、退職理由の記載の仕方です。 「一身上の都合」と書くと、会社都合退職にも関わらず自己都合退職として処理され、退職後に受給する失業保険の金額や期間などが変わる場合がありますので、注意が必要です。 会社都合退職の場合は、「事業所閉鎖のため」「事業部門縮小のため」「早期退職のため」など会社と合意した具体的な退職理由を書くようにしましょう。 なお、会社都合退職の場合、退職願を提出する必要はありません。 ・退職届サンプル(会社都合退職の場合) 会社都合退職の場合は、会社規定の退職届に記入することが一般的です。 もし決められた書式がない場合は、下記のように書くのがよいでしょう。 wardnm cutString itemc.
次の基本は退職交渉時に決まった日付、わからなければ退職交渉をした相手に確認しましょう• 職交渉前に退職「願」を提出する場合は、提出日の日付を書く• 一行開けて、提出する日付と所属部署名、自分の名前を書く• 自分の名前の下に認印(三文判はOK、シャチハタはNG)で捺印• 結婚・出産・病気に伴う退職の場合も、自分の意志で退職する場合は「一身上の都合」と書きましょう。 横書き退職届・退職願を書く場合 退職届・退職願は一般的には縦書きですが、企業側から横書きでの提出を求められる場合もあるでしょう。 横書きの場合は次のように記入します。 <手順>• 一行目に中央寄せで「退職届」または「退職願」と書く• 二行目に提出する日付を記載• 宛名として退職する会社の正式名称と正式名称と代表者名(社長)を省略せずに書く• 自分の名前を所属部署から書き、認印または三文判で捺印(シャチハタ不可)• 名前の行から二行改行し、行の最後に「私事、」と書く• その次の行から本文を明記(本文は縦書きの場合を参照のこと)• 最後の行に右寄せで「以上」として締めくくる 縦書きとの違いは、まず日付・宛名・自分の名前が本文より先に来ること、そして文末に「以上」が付くことです。 それ以外のルールは縦書きの場合と変わりません。 パソコンで作成する場合 下記にPC作成用のフォーマット・テンプレートをご用意しました(doc形式。 Microsoft word97以上推奨)。 ダウンロード完了後、お使いのPCのMicrosoft wordでファイルを開く• 提出日付と、グレーになっている部分(あなたの所属と氏名、退職する企業・代表者)を記入• 記入が終わったらグレーの文字は全て消す• プリントアウトの上、あなたの名前の下に認印で捺印 退職届・退職願を入れる封筒の書き方 封筒のオモテには「退職願」または「退職届」と記し、裏には左下に所属部署と自分の名前を記入します。 封をする必要はありません。 退職届・退職願は三つ折りにして封筒に入れましょう。 三角形のオレンジマークの位置を参考に、用紙の向きに注意して封筒へ。 そんな場合は次のように考えるとスムーズです。 また、退職届と退職願はどちらか一方を出せばOK。 退職願も退職届も、自己都合で会社を辞める際に、民法および労働契約法の「労働契約の解約の申し入れ」を行うために提出する書類。 承諾後の効力は同じです。 退職届と退職願の違い 労働契約を従業員側から一方的に解約する告知書類である退職届に対し、 退職願は、「退職させてほしい」とお願いするためのもの。 そのため、提出後も企業側の社長や人事部長など 、 人事権を有する人が受理・承諾するまでは、撤回できる可能性が残ります。 ただし、一度退職の意志を掲げてしまった以上、現実にはなかなか撤回させてもらえない場合も。 仮に残ることができたとしても、上司・同僚との間に気まずいしこりが残ってしまったり、他部署への異動や人事評価への悪影響など、不利益がある こともあります。 撤回する可能性があるなら、 まずは退職願や退職届を書くのではなく、上司に「相談」というかたちで話を持っていくと良いでしょう。 退職届も本人の意志に反して提出したものは無効になる場合も 退職届は退職願と違って撤回できませんが、本人の意思に反するかたちで提出した場合は、無効と見なされるケースもあります。 コラム:「辞表」と退職届・退職願の違い 「辞表」は、経営者や役員(理事、取締役、執行役、監事・監査役、支配人、本店・支店の事業主任者など)等、一定の役職にある人が書くものです。 一般的な従業員の場合は、「退職願」か「退職届」を提出しましょう。 会社都合での退職届・退職願の書き方は? 会社都合退職の場合、退職届や退職願を書いて出す必要はありません。 もし会社都合や解雇の場合に退職届や願の提出を求められたら、慎重に判断を行いましょう。 提出することで、自己都合退職にされてしまう可能性があります。 どうしても退職届や願を出してほしいと言われた場合は、退職の理由に 「貴社、退職勧奨に伴い」 と書きましょう。 退職願・退職届の書き方や文面はほぼ同じ• 基本はA4縦書き。 手書きの場合はシンプルな便箋に。 既に退職交渉が済んでいる場合は退職届• 自己都合で退職するなら求められなくても必ず提出 退職届も退職願も、退職できるか否かを決める大切な書類です。 くれぐれも間違いや誤解のないよう、細心の注意を払いましょう。 また、会社が辞めさせてくれない場合や引き止めにあってしまった場合は以下の記事も参考にしてください。
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