主人公は、体の筋力が徐々に衰えていく「進行性筋ジストロフィー」という難病を抱えた男性。 筋ジストロフィーによる筋力の衰えは驚くようなスピードで進み、最後には心臓にも及びます。 平均寿命は、10代後半〜20代前半と言われている中、主人公の鹿野さんはなんと34才。 鹿野は、首と手しか動かせず、24時間介助が必要な状態。 さらには、担当医師に「心臓の力が弱っているから、明日にでも入院してもらう」と言われた。 しかし、鹿野はそんな話をまともに受け入れる人物ではなかったのです。 鹿野は、24時間体制でボランティアの介助者に来てもらうことで、自宅での生活をします。 この作品は、 鹿野とボランティアのまっすぐで、時にぶつかっていく、そんな交流を描いた作品です。 変わった作品タイトルからは、想像もつかないような、 笑いあり・涙ありの深いお話です。 2でそこそこ高い評価だと思います。 次に高かった評価と低かった評価を、詳しく取り上げていきます。 引用元は全てprime videoのレビューページです 評価が高かった感想 主人公鹿野は夢や希望を持ち、またそこを支えようとするボランティアのみなさんがいること、なぜ、そこまでボラはするのか、と不思議に思ってみました。 鹿野が生きているということ自体が、周りで支えている人たちにとって 希望であり、勇気なんだ、ということがだんだんわかってきました。 何もできなくても、 存在そのものが、みんなの希望になり得る生き方があるように思い、人生とは何か改めて考えさせられる映画でした。 がんたんさんより 人に頼ることの大切さ,自分の人生を自分らしく生きるとは何か,明日があるとは限らないこと,親子とは,等いろいろ考えさせられた映画でした。 見てよかった!そう思えた映画でした。 エイコさんより 評価が低かった感想 実話だけど 映画だったからこのセクハラも度を過ぎたわがままも許されたのかな・・と思っちゃう Amazonカスタマーさんより 「誰かの助けを借りる勇気も必要」、主人公のこのセリフは正しいと思います。 しかし ボランティアを上からこき使う主人公の姿には到底同情できず、障碍者の方に対する理解というよりも、逆に負のイメージが残ってしまいました。 映画なのでいろいろと脚色されていると思いますが、実際はボランティアたちが続けたいと思うほど、もっと魅力的な方だったのかもしれません。 Amazonカスタマーさんより 感想 私は、原作を読まずにこの映画を見ました。 正直、 最初の20分ほどは生理的に不快を感じるようなシーンが多かったです。 レビューにもあるように、セクハラまがいの発言や、そういった描写があるからです。 「観るのをやめようかな」とも思いましたが、どんな展開なのか気になって観つづけていると、気づけば最後まで観ていました。 主人公のわがままさが鼻につくというレビューが多いですが、それは私も感じました。 でも、その わがままさの裏には鹿野さんなりの考えがあって、最終的には腑に落ちました。 呼吸器の空気を抜いて声が出るようにしたり、病院関係者の方からすると考えられないような無茶なことをされています。 なので、その辺りに詳しい方からすると「そんな無茶なことをするのはやめてくれ」という主張もわかります。 ただ、「 自分の人生なんだし、自分で決めてやってることならいいんじゃないの」とも思いました。 おそらく医療関係者の方々は、世間体を気にしてしまうんだと思います。 子どもを預かる場で万が一のことがあった時に親に説明がつくように、「楽しくても危険なことは辞めましょう」と言われるのと同じです。 でも、本人の人生が充実するのはどっちなんだろう、と思います。 もしかしたら、こういう考えができるのも映画の中の話だと思って観ているからかもしれませんが、人生や生きることについて深く考えさせられる作品でした。 著者の渡辺一史さんは、この他に『』という本も出されていて、こちらも気になります。
次のこんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち 著者 発行日 発行元 言語 形態 ページ数 463 コード [ ] 『 こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち』(こんなよふけにバナナかよ きんジス・しかのやすあきとボランティアたち)は、による書籍。 全身の筋力が徐々に衰えていく進行性という難病を抱え、に在住していた男性の 鹿野靖明(しかの やすあき、 - )を取材したノンフィクション作品である。 1人では体を動かせないうえ、痰の吸引を24時間必要とする鹿野が選んだ自立生活と、それを24時間体制で支えるボランティアたちの交流が描かれている。 書籍のタイトルは、夜中にいきなり「バナナが食べたい」と言い出した鹿野に対して、ボランティアの一人が心に浮かべた感想から取られた。 鹿野の自由奔放な性格の象徴として紹介されるエピソードであると同時に、と介助者との対等な関係がいかに構築されるべきかという、の本質を問うタイトルとなっている。 第35回、第25回をそれぞれ受賞している。 映画 [ ] こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 監督 脚本 原作 「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」 製作 石塚慶生(企画・プロデュース) 飯沼伸之 寺西史 製作総指揮 吉田繁暁 伊藤響 出演者 音楽 主題歌 「」 撮影 藤澤順一 編集 西潟弘記 制作会社 製作会社 「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会 配給 松竹 公開 上映時間 120分 製作国 言語 興行収入 11. 4億円 『 こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』のタイトルでに公開された。 主演は。 支援作品。 キャスト [ ]• 鹿野靖明:• 安堂美咲:• 田中久:• 高村大助:• 前木貴子:• 塚田心平:• 泉芳恵:• 鹿野清:• 鹿野光枝:• 田中猛:• 野原博子: スタッフ [ ]• 原作:「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」(刊)• 監督:• 脚本:• 音楽:• 主題歌:「」()• 製作代表:大角正、• エグゼクティブ・プロデューサー:吉田繁暁、伊藤響• 企画・プロデュース:石塚慶生• プロデューサー:飯沼伸之、寺西史• ラインプロデューサー:阿部智大• 撮影:藤澤順一• 照明:• 美術:三ツ松けいこ• 録音:鈴木肇• 編集:西潟弘記• 衣装デザイン:小川久美子• ヘアメイク:小沼みどり• 装飾:松尾文子• VFX:• 音響効果:• 記録:松村陽子• 音楽プロデューサー:高石真美• 宣伝プロデューサー:櫻糀恵介• 制作主任:堤健太• 制作担当:木村広志• 助監督:茂木克仁• 制作プロダクション:• 制作協力:松竹映像センター• 配給:• 製作幹事:松竹、• 製作:「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会(松竹、日本テレビ放送網、、、、、、、、、、、、、、、) 関連商品 [ ]• (ノベライズ)・(原案)・(脚本)『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』、、2018年12月4日発売、 - 映画ノベライズ• 『』2019年1月号、、2018年12月3日発売 - 映画の脚本が収録されている• 西造(作画)・渡辺一史(原案)・橋本裕志(脚本)『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』、掲載 - 同名映画のコミカライズ版 脚注 [ ].
次の今回の絶対おすすめ映画シリーズは 『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』です。 映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』はタイトルの通り実話の映画化となっています。 大泉洋さんが大泉洋さん以外のキャスティングは考えられないと思えるほどの好演をしてくれていて、コミカルでありながら感動できる映画となっています。 観終わった後に『観て良かった』と心から思える映画です。 それでは『こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話』の映画紹介です。 映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』は2018年公開の日本映画です。 上映時間は120分。 原作は渡辺一史氏の『こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち』です。 監督は 前田哲監督。 『パコダテ人』『陽気なギャングが地球を回す』『ブタがいた教室』『猿ロック』などを撮っている監督です。 キャストは 鹿野靖明・・・大泉洋 安堂美咲・・・高畑充希 田中久・・・三浦春馬 高村大助・・・萩原聖人 前木貴子・・・渡辺真起子 塚田心平・・・宇野祥平 泉芳恵・・・韓英恵 鹿野清・・・竜雷太 鹿野光枝・・・綾戸智恵 田中猛・・・佐藤浩市 野原博子・・・原田美枝子 他。 映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』あらすじ・ネタバレ 舞台は北海道札幌。 34歳の鹿野靖明 大泉洋 は幼い頃に難病である筋ジストロフィーを患い、現在は動かせるのは首と手とだけになっていました。 24時間365日誰かの付き添いが必要な状態ですが、鹿野は医師の反対を押し切って病院を飛び出し、自らボランティアを募り、施設住宅で生活していました。 鹿野とボランティアのメンバーは明るく、言いたいことを遠慮なく口にする鹿野をボランティアメンバーは愛していました。 そして鹿野にはユーモアのセンスがあり、ボランティアたちは鹿野の住む部屋で笑いが絶えない時間を過ごしていました。 その鹿野のボランティアメンバーの中に田中久 三浦春馬 という医大生がいました。 鹿野ボラの中ではまだ新人の部類です。 田中は気の優しい真面目で少々内気な青年で、そんな田中は鹿野からよくイジられ、介護の技術の面でも注意されることがありましたが、田中は将来医者としての自分の糧になると、鹿野ボランティアに参加していました。 実は田中には安堂美咲 高畑充希 という恋人がいました。 田中が鹿野のボランティアばかりに時間を割くので、ある日美咲は浮気調査も兼ねて、田中のいる鹿野宅を訪れます。 ボランティアの人材は常に不足していて随時募集をしていることもあり、突然訪れた美咲は鹿野と鹿野ボランティアのメンバーから新たなボランティアメンバーだと勘違いされてしまいます。 田中はなぜか美咲が恋人だと言ってくれず、ちょうど欠員が出てしまったために、美咲は田中と共に夜勤として泊りで鹿野宅でボランティアに参加することとなりました。 歯に衣着せぬ鹿野の物言いですが、美咲もサバサバしていて言いたいことを言う性格なので負けていません。 深夜2時を過ぎても鹿野のお喋りは止まらず、しかも突然バナナを食べたいと言い出します。 田中は急いでバナナを買いに行こうとしますが、鹿野と2人きりになることを嫌がった美咲は自分が買いに行くと田中を残しバナナを買いに行きます。 しかし売り切れていたり深夜のため店が閉まっていたりでなかなかバナナは売っていません。 美咲がようやく帰ってきた時には美咲の顔には汗が滲んでおり、半ばキレ気味に鹿野にバナナを渡す美咲。 鹿野はそんな美咲を見て「やべぇ!なんかグッときたー!」という始末です。 鹿野に気に入られた美咲はその後も勝手にボランティアのシフトに組み込まれ、鹿野宅でボランティアに参加します。 しかしわがまま三昧の鹿野に対し美咲は怒りを露にし辞めると言って出て行ってしまいます。 鹿野は田中に代筆をしてもらい美咲に謝罪の手紙を書き、デートを申し込みます。 鹿野は田中が美咲と恋人関係にある事を知りません。 田中の説得で鹿野と会うことをオーケーした美咲は、鹿野・田中・高村 萩原聖人 と共にキャンプ場でバーベキューをします。 高村はずっと鹿野を支えているベテランボランティアです。 美咲と鹿野はこのバーベキューを存分に楽しみ、二人の関係は修復されます。 しかし、美咲が田中に嘘をついていたことが原因で美咲と田中の関係に溝ができてしまいます。 自然消滅状態になる中でも、美咲は鹿野ボラを辞めずに鹿野宅で鹿野のお世話をしていました。 そして鹿野が英検2級を取ろうと懸命に努力して、アメリカに行く夢を叶えようと奮闘する姿を見て、美咲は大きく影響を受けます。 しかし鹿野の病状は進行していて、手を動かせる範囲も以前より狭くなってきていました。 また呼吸器にも影響が出てきていて、医師から人工呼吸器の着用をしなければ死ぬと宣告されます。 入院生活が絶対条件の中で、鹿野は自宅に帰りたいと医師に話します。 もちろんそんなことはできないと一蹴されますが、鹿野は「ボランティアのみんなは俺の家族なんだ、家族のせいで俺が万が一死ぬようなことがあっても俺は誰も絶対に恨まない」と強く言い、美咲も「鹿野ボラを舐めないでください」と医者に詰め寄り、ボランティアメンバーもみんな強い眼差しで鹿野の退院を訴えました。 自宅に戻った鹿野とボランティアメンバーとの生活が再び始まりました。 田中は人間としての自分に悩み医者になる夢にも迷いが出てきていました。 鹿野は俺たち友達なんだからなんでも相談しろと田中を思いやります。 美咲は鹿野に影響され自分の夢を追う事を決め、鹿野は周りの人間たちに夢とパワーを与え続けていました。 鹿野は美咲と田中の関係に気付き、みんなで行った旅行先である企みを決行します。 美咲と田中は鹿野ボラと鹿野が言った北海道旅行には不参加でしたが、旅行先で鹿野が倒れてしまい、連絡を受けた美咲と田中は鹿野のいる病院へと駆け付けました。 しかし病院に着いてみると鹿野の容体は決して悪くなく、田中と美咲は鹿野と病室で会い、仲直りをしました。 鹿野と美咲と田中の3人はいろいろな話をしました。 美咲は教員になる決意をさらに強め、田中は医者になることを目指し続けることを決めました。 英検二級の合格とアメリカに行くことを目標にしていた鹿野でしたが、その夢は叶えることができずに他界してしまいました。 七年後、田中と美咲は結婚していました。 田中は医者になり自分の信念に基づいた活動をしていて、美咲は小学校の教師になっていました。 鹿野は関わったすべての人たちに夢と希望と元気を与え続けていたのでした。 ボラのメンバーは鹿野のお世話をしているように見えますが、実はお世話をしていたのは鹿野だったと関わった人たちは感じていました。 映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』評価・感想 はっきり言ってとても良い作品です。 ストーリーが素晴らしく、相当原作がいいのではと思います、読んでないので読みたいなと思わせてくれました。 ただ正直言うとこの監督はあまり僕の好みではなさそうです。 演出とか撮り方とか「うーん」と気になってしまう部分がいくつかありました。 鹿野の幼少期の描写とか個人的には全然良くない作りでした。 ただそれがあったとしても充分に感動したので、やはり脚本がいいのと、そして役者陣の力によるところが大きいと思います。 大泉洋さんはもう本当に、この人以外いったい誰が鹿野靖明を演じられたんだろうと思うぐらい、めちゃくちゃ魅力的でした。 実は僕映画館で初めて予告映像を観た時に大泉洋さんだって気付かなかったんですよね。 それぐらい見事になり切っていました。 絶対に暗くなってはいけない役だったと思います。 映画自体のテイストを大泉洋さんが握っていると言っても過言ではない立ち位置だったわけですが、大泉洋さんの良さがふんだんに出ていて、他の役者ではできない芝居をしていて、やはり稀有な俳優であるということをこの作品でより知らしめていると思います。 何気ないセリフの微妙なイントネーションや間とか、声のボリュームとかが本当に絶妙で、リアルなんだけどクスッとしてしまうんです。 大泉洋さんの得意技だと僕は思っているんですが、今回も本当にやられました。 鹿野靖明、すっごく魅力的でした。 高畑充希さんは僕は今まで見たこの人の作品の中で一番良かったです。 「こんな芝居できるんだ!」って普通に思いました。 最初の方の三浦春馬さんと電話で話しているシーンで「あれ?うまいな!?」と思いまして。 そう思ってたら全編通して良かったです。 表情なども大げさに表現しているわけじゃないのにしっかり伝わってきて、揺れ動く難しい役どころをしっかり演じているのではないでしょうか。 今まであんまり好きな女優さんではありませんでしたが、イメージ覆りました。 萩原聖人さん、渡辺真起子さん、宇野祥平さんと非常に良かったです。 人間味あって、このポジションの人達がしっかり芝居できるというのはマストだったと思いますので、素晴らしいキャスティングだったと思います。 中でも萩原聖人さんすっごく良かったなぁ。 綾戸智恵さんは、どうして??実生活で介護されてたから出たんですかね?何か理由があるんですかね。 悪くはなかったと思うんですけど、もっといい女優さんいくらでもいると思うのですが。 こんな大事な役をなぜジャズシンガーに。。。 でも悪くはなかったんですけどね。 個人的には八千草薫さん的な人に演じて欲しかったと思ってしまいました。 佐藤浩市さんはさすがで、出番めっちゃ少ないのにかなり印象に残っています。 まとっている空気感が違う! 笑 非常にいい作品なので、ぜひ観て欲しいなと思います。 障害者の介護ということも考えさせられる映画ですし、なおかつしっかり楽しませてくれる映画です。 ちなみに僕は普通に泣きました。 自信を持ってお勧めいたします!!おすすめ映画です。 映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』 あなたと過ごした日々は宝物でした。
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