お手紙や文章の得意な方「却って・反って」と「遣わせ・使わせ...
ビジネスで出すお礼メールは、回りくどい表現をせずにシンプルな内容、シンプルな文章にしましょう。 忙しいビジネスマンは、一日に何十通、何百通というビジネスメールに目を通します。 くどくどと長いお礼メールはかえって心証を悪化させてしまうことにもなりかねません。 書き方のポイントとして、まず件名です。 受け取った側が本文を読まなくても、ひと目でお礼メールであると判断できるように工夫した件名にしましょう。 ビジネスでのお礼メールでは、手紙やはがきで出すお礼状のような「時候の挨拶」は使わない書き方が多いです。 また初対面だった相手でない限り、「いつもお世話になっております」のような定型フレーズに続けてお礼の一言を書きます。 ・訪問した相手への面談お礼メール いつもお世話になっております。 本日は貴重なお時間をいただきまして誠にありがとうございました。 次回は3月7日の午前10時に伺わせていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。 ・初めて訪問した面談のお礼メール 本日はお忙しい中、お時間を割いていただき、誠にありがとうございました。 これを機に末永くお付き合いをいただけますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。 メールにて恐縮ではございますが、取り急ぎお礼申し上げます。 ・面談で宿題をもらったときのお礼メール 平素よりお世話になっております。 先ほどはご多用な中、貴重なお時間をいただき厚く御礼申し上げます。 ご面談時に気に掛けておられました初期コストに関しまして、 次回はご要望に沿ったご提案ができるよう、尽力いたします。 社内で再度検討のうえ、ご提示できるプランが固まり次第、 あらためて連絡を差し上げますので、よろしくお願いします。 他にも何か気になる点がございましたら、 いつでも私までお気軽にお申し付けいただければと存じます。 メールにて恐縮ですが、急ぎお礼まで。 ・取引先に送るお礼メール いつもお世話になっております。 年の瀬のお忙しい時期に貴重なお時間を頂きましたこと、 あらためて御礼申し上げます。 弊社の取扱い商品に関しましてご質問などありましたら、 お気軽にご相談いただけましたら幸甚です。 今後とも何卒宜しくお引き立ての程、お願い申し上げます。 取り急ぎお礼を申し上げます。 リクルーター面談でもお礼メールを出すべきなのか、判断に迷う人も多いですが、必須と考えましょう。 リクルーター面談は就活する学生全員が受けられるわけではありません。 大きなチャンスですが、一次面接と考えれば手抜きは禁物です。 一歩でも内定に近づけるよう、しっかり書き方をマスターしてリクルーターにお礼メールを出しましょう。 キーポイントのひとつは件名です。 誰からのお礼メールなのか、メールの件名だけでリクルーターがわかるようにすべきです。 リクルーターは就活生だけではなく数多くのビジネスメールを忙しく処理します。 件名で内容がわからないメールは後回しにされたり、開封されない可能性もあります。 下のような件名がベストです。 リクルーターの心証が一気に低下し、内定が遠のいてしまいます。 リクルーターからもらった名刺をよく見て正確に入力します。 メール本文ではお礼の言葉はもちろん、リクルーターが話してくれた内容のポイントに触れます。 長文にならないよう注意して、今後の抱負などを自分なりの表現でまとめましょう。 転職時の中途採用やアルバイトの募集では候補者が少ないため、一般の就活よりも意欲や積極性を高く評価する傾向があります。 お礼メールで熱意をアピールすることは、一般の就活以上に効果が期待できます。 特にアルバイト募集では、能力を見極めるための時間や手間をかけられないケースが多く、採用担当者の心証が大きく結果を左右しかねません。 また新卒者のような手厚い入社後研修もできませんから、バイトとはいえビジネスマナーをわきまえている候補者が有利です。 転職の場合、企業側は「すでに社会人としての基本が出来ている」前提で中途採用を考えています。 お礼メールくらいは転職活動では常識と考え、他の候補者に負けないクオリティを目指さなければいけません。
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