違法な森林伐採によって、どんなことが起こっているのか、わかりますか?違法な森林伐採によって、世界の森林は確実に減少しているのです。 日本は、自国の森林を伐採しない代わりに、他国の森林を伐採しています。 なぜなのか?それは、他国のほうの森林のほうが比較すると価格が安いためです。 そのために、他国では、日本に輸出するために、伐採を行っているのです。 それすべてが、違法な森林伐採とは言えませんが、中には、そういった違法伐採によった木材も輸入されているということなのです。 このことから、言えることは、私たち日本人は、資源を無駄にしているということなのです。 確かに、現在、その木材が、違法伐採であるかどうか?といった品質表示の明記があるわけではありません。 でも、知らず知らずのうちに、もしかすると違法な森林伐採による木材である可能性は高いのです。 そのために、森林がなくなっている国も増えているのです。 現代の私たち、日本人として、安い木材は魅力ではあるかもしれないけれど、できることならば、日本の木材を利用するように心がけたいものです。 違法な森林伐採によって、建てられた家だとしたら、どう感じますか?できれば、正規なルートで伐採された木材を利用しましょう。 森林伐採を防止する対策 森林伐採を防止する対策としては、これから先、森林の環境について、しっかり学んでいかなければなりません。 自然森林を守り、そして、保護していくことも大切な役割です。 動物も人間もうまく共存していくために、森林は欠かせないのです。 森林伐採を行うことで、1番困るのは誰でしょうか?私たち自身なのです。 豊かな水・豊かな土地・豊かな環境をつくっているのは、森林なのです。 私たち自身が生きていけるのは、森林があるからなのです。 森林は、水をため、空気を作り、食べ物もつくりますよね?私たちが思い描く未来には、森林がなければ、どのようにして暮らしていくのでしょうか?そこまで、科学は発達しているのでしょうか?それとも、もっと豊かな環境を求めて、違う星へと飛び立つのでしょうか?遠い未来のことは誰にもわかりません。 私たちができることは、今現在の地球環境を守ることです。 森林を守っていくことなのです。 今、森林は? 今も森林は、どんどん森林伐採されています。 それを行っているのも人間です。 そして、それを指導しているのも人間です。 でも、実際、私たち自身、森林伐採をさせないために、何かしているのか?といわれたら、何もできていないかもしれません。 でも、森林破壊を防ぐために私たちができることだってあるのではないでしょうか?私たちが住んでいるからこそ、今、森林伐採を止めることは可能なのではないでしょうか?これから先、わたしたちの生活の中に密接している地球環境、そして自然環境をもっともっと守っていくことが大切なのです。 森林伐採をすることは、それが、環境破壊になり、 地球温暖化になる原因のひとつなのです。 森林がなくなると地下水も汚染されます。 森林は、空気をキレイに浄化し、土をキレイにします。 そして、その土を通る水も浄化するのが森林の役目。 そうした環境がなくなるということは、決して人事ではないのです。 限りある資源だからこそ、もっと大切にしていかなければならないのです。 森林伐採をしないために、私たちができること 1使い捨てのわり箸をやめて、自分の箸を持ち歩くこと。 2環境保護団体に積極的に参加すること。 3紙の使用量を減らすために、無駄になる紙を使用しないこと。 4植林のためにも、環境保護活動をする団体を援助すること。 5古紙をしっかりと回収に出してあげること。 6森林伐採された地域の方々に、できるかぎりの資金援助をしてあげること。 7家やマンション、アパートを建てるときには、高くても国内産の木材を使うこと。 8比較的に、成長の早いユーカリを植樹したり、森林を増やす運動に積極的に参加すること。 小さなことかもしれません。 でも、何もしないでいるよりも何か行動を起こすことが大切です。 森林は、植樹しても元の森林に戻すまでは、何年も何十年もかかります。 でも、将来を担う子供たちのためにも、緑のある地球を残していきましょう。
次の地球の平均気温は、20世紀のわずか100年間で、約0. 74度上昇したと言われています。 74度というと、大した気温上昇ではないと思われるかもしれません。 しかし、12万5000年前の氷河期と、現在の平均気温の差が、たった5度であることを考えると、その深刻さがわかると思います。 地球温暖化の最大の原因は、私たちが大気中に排出している温室効果ガス。 石油や石炭など化石燃料を燃やすと発生する二酸化炭素はその代表ですが、これらの温室効果ガスは、大気中に太陽熱を閉じこめ、ちょうど温室のように地球全体を温める効果を持っています。 今も人間活動による二酸化炭素などの排出量は増加しており、その量は、地球全体の森林などの生態系が吸収できる二酸化炭素の量の倍以上となっています。 このため、今後100年間に最大で6. 4度の気温上昇が予測されています。 たった今から、排出を削減していかなければ、地球の将来が危ういのです。 石油や石炭といった、エネルギー問題と深くかかわる地球温暖化問題は、各国それぞれの責任のあり方や、国内事情が大きく異なります。 しかし、全人類が共有する地球の明日を救うためには、国際的に協力して、排出を削減していかなければなりません。 地球温暖化をくい止めるには、省エネルギーを推進し、石油や石炭に替わるエネルギー、すなわち太陽光や風力といったエネルギーを積極的に開発・利用していくことが必要です。 2015年12月にフランス・パリで開催されたCOP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)で、歴史的な「パリ協定」が成立しました。 この目的のため、パリ協定の下で国際社会は、今世紀後半に世界全体の温室効果ガス排出量を実質的にゼロにすること、つまり「脱炭素化」を目指しています。 さらに、気候変動による影響に対応するための適応策の強化や、諸々の対策に必要な資金・技術などの支援を強化していくことも定められています。 今後は、このパリ協定を国際的に着実に実施していくことが必要です。 WWFは、国際社会がパリ協定の約束を着実に達成するように、パリ協定実施に関わる細則に関する国連交渉に働きかけつつ、各国での取組みについても、更なる強化に向けた政策提言を展開しています。 「地球温暖化の影響」調査と、「適応」 異常気象による被害や海面上昇による海岸浸食、北極圏の海氷の激減など、温暖化の悪影響は、すでに世界各地に現れています。 WWFでは、この温暖化の悪影響に関する調査を行ない、「温暖化の目撃者」や、「ホッキョクグマの衛星追跡調査」などを通じて、温暖化の脅威を広く伝え、社会の意識を変える活動を、率先して行なってきました。 また、「適応」のための取り組みも行なっています。 「適応」とは、温暖化の悪影響に対する抵抗力をつける活動のことです。 温暖化の悪影響は、経済発展がまだ初期段階にある途上国ほど、強く受けています。 歴史的に見ても、現在起きている温暖化の原因となる二酸化炭素を、ほとんど排出してこなかった、それらの国々の多くは、温暖化の脅威に適応する十分な技術や資金を持ちません。 従って、温暖化を引き起こしてきた大きな責任を負う先進国が、これらの国々を支援する必要があります。 WWFでは、適応に関する調査を世界各地で行ない、国際交渉の中で、途上国に対する適応の支援が組み込まれるよう働きかけています。 温室効果ガスの排出を削減するには、世界全体のエネルギー供給の方法を、根本的に変革する必要があります。 エネルギーの効率を飛躍的に高め、温室効果ガスを排出しない再生可能エネルギーの供給を、世界各国で大幅に増加しなければなりません。 そして、いまだに電気を使わない生活をしている、多くの途上国の人々のための、持続可能な開発を進めながら、エネルギー転換を世界的に達成していく必要があります。 WWFでは、先進国、新興工業経済途上国を中心に、世界各国のエネルギー事情を調査し、それぞれの国で達成可能なエネルギー源のバランスを提案し、推進する活動を行なっています。 また炭素固定貯留など新たに推進される技術については、環境効果と悪影響防止の観点から、調査や監視などを行なっています。 脱炭素社会へ向けた「カーボン・プライシング制度」 温暖化を防止するためには、個人の善意や、暮らしの中の省エネなどの、自主的な取り組みに頼るだけでは不十分です。 温室効果ガスの排出を大幅に削減し、脱炭素社会へと変革するには、社会の中に「炭素を排出するにはお金がかかる」という、経済的な仕組みを作り、普及させていくことが不可欠です。 そのための仕組みとして、カーボン・プライシング制度が世界各国・各地域で導入されています。 代表的なのは、温室効果ガス排出量に応じて課税する「炭素税」と、社会全体で排出できる量に制限をかけつつ、企業間でその量を取引ができるようにする「排出量取引制度」があります。 WWFは、効果的な「排出量取引制度」の制度設計を提案し、大幅な削減を可能にする社会への変革を推進する活動に取り組んでいます。 企業とのパートナーシップ WWFは、企業とのパートナーシップを通じて、気候変動問題の解決に貢献していくことを重視しています。 WWFが国際的に推進している取組みの1つに、「Science Based Targets(以下「SBT」)」があります。 世界の平均気温の上昇を「2度未満」に抑えるために、企業に対して、科学的な知見と整合した削減目標を設定するよう求めるものです。 WWFは、SBTのようなイニシアティブの推進を通じて、企業の積極的な温暖化対策の取組みの促進をはかっています。 WWFの活動.
次のエクベリ,ペオ 環境コンサルタント。 OneWorld ワンワールド 代表。 シティ・エコヴィレッジ東京の共同代表。 スウェーデン・マルメ MALMO 市生まれ。 NGO平和・環境団体のリーダー、ジャーナリストを経て、1997年OneWorld ワンワールド 国際環境ビジネスネットワークを設立。 2000年冬から2001年春まで世界一周 5大陸 環境リサーチを行う。 国連の国際環境会議に参加 南アフリカ地球サミットなど。 武蔵野大学 東京 非常勤講師。 在日16年目。 15歳と19歳の時、サッカー リフティング の世界記録を更新 エクベリ,聡子 サステナビリティ・環境教育者。 株式会社イースクエア取締役。 主に企業向けのCSR 企業の社会的責任 や環境に関する教材開発や研修に携わる。 2000年冬から2001年春まで世界一周 5大陸 環境リサーチを行う。 オーガニックの作物も宅配便が便利!? ネットショッピングでエコ商品を買っちゃいましょう!? 結局ネットで便利に世界中の物買う事奨めてどうするんだろう……。 自分はそりゃ部屋で荷物待つだけだろうけど、商品は車や飛行機や船って色んな非エコな旅して手元に来るんじゃないの? さっき福岡の人は北海道産より熊本産牛乳買いなさいって言ってたのに……。 エコビジネスなのかな? スウェーデンの国としての取り組みは素晴らしいと思います。 日本はエコと言っても経済を回すために物を買わせようと言う取り組みや、ファッション的なエコの方が先に悪目立ちしてましたが、そのうち変わって行くと思います。 ありとあらゆる物にエコが組み込まれだしてはいるなとは思いますし。 一般の人までは解りませんが。 エコっておしゃれ。 しかも簡単!この本を読むとそう思えます。 なにかを我慢したり、昔の生活に戻ったり、特別な機器が要ったり。 エコロジーを実践するとなるとそんな「心構え」がいるような気がしますが、そんなことはありません。 地球や環境を守りたいという思いと、ちょっとした工夫で大きな成果が出せます。 例えば、この本に出てくるエクベリ夫婦は月のゴミの量が1ヶ月サッカーボール1個分。 ゴミになるような商品をかわないことと、リサイクルできるものはリサイクルにまわすこと、そして生ゴミや紙などの分解可能なものはコンポストで分解するという、たったそれだけです。 ゴミの量も驚異的ですが、減量方法の簡単さも脅威的です。 他にも住、食、衣、遊、働の5つのテーマにそって、それぞれおしゃれで簡単なエコロジーの実践を紹介しています。 また、コラムで環境問題の実際や、スウェーデンでの取り組み、環境によい商品を提供している企業の紹介など、この一冊で日常のエコロジーについては充分分かるようになっています。 エコな生活をしたいと思うすべての人におすすめの本です。 この本ではごみを減らす具体的な方法や 食べ物や着るものを選ぶときの判断のしかたや 生活の中のちょっとしたポイントなどを 理由も含めて楽しく読むことができます。 これを読んでから家で家事をするときや 外で買い物をするときなどに こうしたらもっといいんじゃないかな? というアイディアが出てくるようになりました。 この本ではスウェーデンの取り組みの写真もたくさんあり 章ごとのポイントもレイアウトに工夫がしてあってとっても見やすいです。 内容は濃いですが、本自体は薄くて軽いので 出歩くときにも持ち歩いて、何度も目を通しています。 この本の中で紹介されていることを 楽しく少しずつ日々の生活に取り入れていこうと思います。 この本に会えてよかったです。 「赤地に白抜き字」のページはやめてください。 目が疲れて読みにくいことこの上ないです。 こういうところで変なスタイル重視に走って「自然体」ができずにいて、 エコもなにもあったものではありません。 私は「1ヶ月のゴミがサッカーボール1個分」というキャッチコピーに つられてこの本を手に取ったのですが、その「最後までどうしても残ってしまった」 ゴミとはなんだったのかの言及について物足りなさを覚えました。 それ以外の本書で提唱されている内容は、ふだん普通に新聞・テレビに接していれば どれも知っている、という程度のものです。 まあ、エコ生活に徹している人はそうしたメディアに触れない暮らしを 送っているのかもしれませんが….
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