小鍋に材料を全て入れて、トロっとなるまで弱火で煮ていけば(20分ぐらい)完成。 みりんだと少し水っぽいというか、緩い感じになります。 様子を見ながら分量を調節してください。 甜麵醬とでは全くの別物ではありますが、日本の味噌は甘めに作られているものが多いので、何もしなくても十分おいしく食べられます。 甜麺醤(テンメンジャン)の代用品に向かないもの 中華料理の調味料には、他にもよく聞く調味料で 豆板醤や コチュジャンなどがあります。 甜麵醬と一緒に調理されることも多いので、何となく「甜麵醬の代わりをしてくれるのではないか?」と思ってしまいますが、これらは甜麵醬の代用品には向きません。 別名「唐辛子味噌」ともいいます。 コチュジャンは、唐辛子・米・麹などから作られている発酵食品で、甘味・コクと共に辛みを持っている調味料です。 主に韓国で使われている調味料で、代表的な料理にはビビンバやチゲ鍋などがあります。 甜麵醬が甘味噌なのに対し、コチュジャンは甘辛味噌ということになります。 甘味のある味噌ではあるものの、共に辛みも持ち合わせているので、甜麵醬の代用として使うのは難しいでしょう。
次の代表的な韓国料理の一つである ビビンバですが、今や家庭で作るという方も多いんじゃないでしょうか? そのビビンバに欠かせない調味料が、ピリ辛のアクセントをつけるのに重宝する 「コチュジャン」。 唐辛子味噌と言ったりもしますね。 コチュジャンは、日本でもバリエーション豊かに料理で使われるようになってきていて、今や結構ポピュラーになっている感があります。 そのコチュジャンとよく似た、調味料と言えば、 「豆板醤(トウバンジャン)」 麻婆豆腐等に良く使われますね。 他にも辛味系の代表的な調味料としては、 甜麺醤(テンメンジャン)、XO醤(エックスオージャン)などもあります。 でもこれらの調味料、名前は知っていても、どう違うのか、どう使い分けるのか、ということは良くわからない方も多いんじゃないでしょうか。 コチュジャンを切らしている時に、豆板醤を代用に使っても良いのかどうかも気になりますね。 ということで、 コチュジャン・豆板醤の違いや使い分け、代用が可能なのかどうか?など、辛味系調味料の特徴についてまとめてみました。 コチュジャンと豆板醤の違いや使い分けは? コチュジャンの特徴と使い方 コチュジャンの特徴は、辛味がありながら甘みも感じられる独特の味にあります。 そのため、まろやかな辛味が欲しい時に加えると、 コクと辛味が料理にプラスされます。 韓国料理に欠かせないコチュジャンは、普段の料理にもちょっと加えるだけで 韓流料理に早変わり。 実際韓国では日本における醤油のように、いろいろな料理にコチュジャンを加えるんですよ。 和え物に加えたり、• 煮物加えたり、• 炒め物に加えたり、• ご飯にかけて食べるズボラ飯・・ など いろいろと料理に使えるんですね。 豆板醤の特徴と使い方 豆板醤の特徴は、唐辛子の辛味と発酵させてペースト状になった そら豆の旨み。 そのまま使用するだけで辛味と塩気が加わりますが、 加熱することで香りがプラスされて美味しさが増します。 そのため炒め物に豆板醤を加える場合は、具材を炒める前に油に入れて加熱するほうが味が引き立ちます。 豆板醤の主な使い道は、やはり生まれ故郷の 四川料理。 麻婆豆腐や担々麺、回鍋肉などの辛味の強い料理に使われます。 コチュジャンと豆板醤はそれぞれ代用品として使えるの? 豆板醤やコチュジャンを切らした時に、それぞれを 代用出来たらいいのにと思いませんか? ただこの2つの調味料、似ているようで味はかなり違うため、 基本的にはそのまま代用できないと思った方が良いです。 とは言え、他の調味料を混ぜあわせたりしながら、似たような味をつくることはできそうですよ。 コチュジャンが無い場合の代わりは? 手元にコチュジャンがない場合は、 ・ 豆板醤と甜麺醤を同量加える とそれらしい味にはなります。 「豆板醤も甜麺醤もない!」という場合は、以下の調味料を混ぜることで、コチュジャンらしい味になります。 味噌 大さじ1• ごま油 小さじ1• 醤油 小さじ1 甜麺醤とは?XO醤とは? コチュジャンや豆板醤以外にも、中華料理や韓国料理に欠かせない辛味系の調味料がありますので、それらについてもご紹介しましょう。 甜麺醤とは? 甜麺醤(てんめんじゃん)は、八丁味噌によく似た外見の中国の調味料。 小麦味噌の一種で、 強い甘みが特徴です。 北京ダックにつけるタレとしてもお馴染みですね。 その使い方は結構幅広く、お肉や野菜にそのままつけたり、炒め物の調味料など。 火を通すと香りがでるので、麻婆豆腐などの隠し味にも使われることがあります。 回鍋肉 ホイコーロ やジャージャー麺の味付けとしても知られていますね。 XO醤とは? XO醤(エックスオージャン)は1980年ごろに香港で生まれた、比較的新しい調味料です。 名前の由来はブランデーの高級品質「XO」からですが、実はブランデーは使われていません。 XO醤は炒め物やスープに加えると、 深い旨みが加わります。 というのも、材料に金華ハムや干しエビ・干し貝柱などの出汁の出る高級素材が使われているから。 そのため、塩辛のようにXO醤だけを頂いたり、朝粥にXO醤を入れて食べることもあるんですよ。 チャーハンにも隠し味として良く使われます。 辛味系調味料を上手に使いわけよう 【関連記事】• 冷蔵庫で持て余し気味の豆板醤やコチュジャンですが、それぞれ 違った特徴を持っています。 そのため代用は難しい事がわかりましたが、料理での使い方がわかれば、常備していても使いきれますね。 炒め物に入れると、辛味と香りがプラスされる 豆板醤。 具材に混ぜると、辛味と甘みとコクがプラスされる コチュジャン。 普段の料理にちょっとプラスして、いつもと違った味わいにしてみませんか?.
次の【食べ物雑学】豆板醤(トウバンジャン)、コチュジャン、甜麺醤(テンメンジャン)の違いって? 醤(ジャン)は味噌のこと。 それぞれ原料+ジャンという命名法で、味や特徴が異なる。 【雑学解説】なんとなく一緒かと思ったら、かなり風味が違う調味料 これらの調味料を一緒にしていると、きっと中華料理・韓国料理好きに怒られてしまう。 それほど風味が違うし、何なら原産国も異なるのだ。 まず、すべてについている「醤(ジャン)」とは日本語でいう味噌のこと。 ペースト状で料理の味つけに使う調味料といった位置づけで、味噌同様に発酵食品である。 とっても体にいい調味料なのだ。 それぞれの名前は「原料+ジャン」という法則でつけられている。 豆板醤(トウバンジャン) 豆板醤は中国発祥。 その味の特徴は「辛さ」! ピリッと辛い、そのまま舐めたら大変な唐辛子ベースの調味料である。 主な原料はそら豆が中心で、大豆や米・ごま油・塩などを加えて発酵させ、最後に唐辛子で辛みを強調する。 ピリ辛な中華料理、特に激辛で有名な四川料理には欠かせないので、麻婆豆腐や担々麺に使うことが多い。 コチュジャン コチュジャンは韓国発祥。 豆板醤に比べると辛みがまろやかで、唐辛子のほかにもち米の麹が使われている。 原料であるもち米麹の甘みがきいた甘辛い風味だ。 辛いだけではないので、強すぎる辛さが苦手な人でも食べられる。 ビビンパやダッカルビなどの韓国料理によく使われている調味料である。 甜麺醤(テンメンジャン) 甜麺醤は中国発祥。 複雑でコクのある甘みが特徴で、意外なことに辛みはまったくない。 濃い赤茶色をしていて、トウガラシは入っておらず、主な原料は小麦粉である。 激辛四川料理に「うまみとコク」を出すための隠し味に使われたり、ホイコーロー・北京ダックのタレなど甘めの味つけに使われている。 スポンサーリンク 【追加雑学】他の調味料で代替できるの? すべてが「醤=味噌」なので、味噌をベースに再現すると失敗が少ない。 もしあるなら甘みとコクが特徴の八丁味噌が最適なのだが、普通の味噌でももちろん可能だ。 冷蔵庫に豆板醤だけはある! という場合、そこに甘みを足してやるとコチュジャン風になるので便利だ。 砂糖・味噌を好みの量で足して甘辛さを調節する。 また、味噌に唐辛子を多めにいれ、ごま油で風味をつけると豆板醤の代わりになる。 塩気が足りなければ、しょう油を足してみよう。 甜麺醤は辛みがないぶん味噌で再現するのが簡単だが、ここはできれば八丁味噌が欲しいところだ。 辛みより複雑な甘みとコクがある調味料なので、八丁味噌に砂糖やしょう油・ごま油・ショウガを加え、水で溶きのばして火にかけて煮詰めよう。 唐辛子を使っていない甜麺醤なら、自宅でも簡単に再現可能! 甜麺醤をおいしく手作りしたいなら、八丁味噌(赤味噌)さえ用意すれば簡単に本格的な風味を再現可能! 焦がさないように注意して作り置きすれば、炒め物やタレまで使える万能さにとりこになるかもしれない。
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