英語のライティングには、日本語の作文にはないようなルールがさまざまあります。 これがわかっていると、内容が同じでも、エッセイがより洗練されているように見えます。 逆にわかっていないと、中身は良くても、エッセイそのものが稚拙に受け取られるかもしれません。 今回は、 気をつけるだけでライティングのレベルが上がる、英語エッセイの決まり事を5つ紹介します。 是非これをライティングで活かして、少しでもレベルの高いエッセイを目指してください。 カジュアルな表現を避ける まず第一に、 カジュアルな表現を避けるようにしましょう。 エッセイの中で、日常会話で使うようなカジュアルな単語やフレーズを使うと、ライティングが一気に稚拙なものになってしまいます。 例えば、エッセイで 省略を使うのは好ましくありません。 しかし、ライティングでこういった省略は禁物です。 フォーマルな印象を与えるため、毎度、省略ではない元の形で書くようにしましょう。 同じように、 スラングの使用も避けなければいけません。 フォーマルなエッセイでスラングを使うと、ライティングの印象が悪くなってしまいます。 そのため、例えば「freaking」であったり「savage」のような単語は、エッセイでは使わないようにしましょう。 一人称・二人称を使わない プロフェッショナルなライティングでは、基本 一人称や二人称を使いません。 一人称とは「I」、 二人称とは「you」のことです。 英語のアカデミックなライティングでは、一人称と二人称を使わないというのが基本として教えられます。 その理由の一つは、一人称を使って「I think…」や「I believe…」などと書くと、その主張があなたの 個人的な意見であるという印象を与え、説得力に欠けるからです。 例えば、「I believe humans are mortal」と「Humans are mortal」という文なら、後者の方が説得力がある気がしませんか? これは、前者が主観的に聞こえるのに対して、後者には客観性があるように感じるからです。 アカデミックなライティングでは、 主観性よりも客観性の方が重視されます。 だから、エッセイで「I think…」や「I believe…」などという文言は書かないようにしましょう。 また、 二人称の「you」は、それが誰を指すのかが曖昧であるため、使うべきではありません。 「you」とはあなたのエッセイの読者のことか、何か別のくくりがあるのか、はたまた全人類のことを指すのか。 この部分がしっかり説明されていないと、曖昧さを嫌う英語のエッセイでは減点になってしまいます。 逆に、それがわかっていれば、「you」などという曖昧な単語は使わなくて済むのです。 もちろん、エッセイの種類によっては一人称や二人称を使うべき場合もあります。 しかし、それが見極められるようになるまでは、使わないようにするのがベストでしょう。 単語の曖昧さを無くす 先ほども少し説明したように、英語のライティングでは 曖昧な表現を使うべきではありません。 これも基本的な決まり事の一つで、使う単語はどれも意味が明白なものでなければならないのです。 例えば、「good」や「bad」という単語は、エッセイでは使われることがありません。 なぜなら、「good」や「bad」は主観的な表現であり、人によって意味や感じ方が大きく変わってくるからです。 仮に「He is a good person」という文があったとしましょう。 これでは、彼が優しい人という意味か、道徳的な人という意味か、それともしっかり規律を守る人という意味かが分かりません。 だから、こういった表現は、「He is a kind person」「He is a moral person」「He is a disciplined person」という風に言い換える必要があるのです。 同じ要領で、他にも以下のような単語は避けるようにしましょう。 big• get• stuff• thing• many• everyone 受動態はすべて能動態へ 受動態も、英語のライティングでは使うべきでない表現の一つです。 というのも、受動態を使うと、 動作の主体が曖昧になってしまうのです。 例えば、「I was told to finish homework」なら、誰があなたに宿題を終えるように言ったのかが分かりません。 こういった受動態の文は、「My mother told me to finish homework」という風な能動態へ変形させましょう。 ちなみに、「I was told to finish homework by my mother」といった言い方もありますが、これも周りくどいのでエッセイでは好まれません。 エッセイは基本的に、すべて能動態で書くようにしておけば問題ないでしょう。 Rule of Three(3の法則) 最後に紹介するのが、 「rule of three」と呼ばれる法則です。 これは、3つのものの方が、2つや4つのものよりも見栄えが良く、説得力があるという考えで、エッセイ以外でも幅広く使われています。 例えば、エッセイの構造は「Introduction」「Body」「Conclusion」の3パートに分けるのが良いとされていますが、これも「3の法則」に従っているのです。 これをライティングで活用すると、文章の響きが良くなり、全体的な印象も良くなります。 「3の法則」を使うヒントとして、例えば文章中で例を挙げる際、3つ挙げるようにしましょう。 「Cats like to eat fish, such as tuna, salmon, and tilefish」といった感じです。 何かを形容する際も、「He is likable, intelligent, and hardworking」のように形容詞を3つ並べると、聞こえ方が良くなります。 小さい部分ではありますが、こういったところに目を配れるようになると、エッセイのレベルが格段に上がります。 まとめ 今回は、英語のライティングで気をつけたい決まり事をいくつか紹介しました。 この5つの決まり事を守るだけでも、エッセイがかなり上達します。 是非これらに気をつけながら、ライティングの練習してみてください。 おすすめのオンライン英会話スクール5選• 世界最大級のオンライン英会話 1週間無料体験あり• 講師が欧米ネイティブのみ、ネイティブ系としては格安• 産経グループが運営するオンライン英会話 1回158円~/月5,980円• もはや定番といってもいい人気オンライン英会話• 子供向けならGLOBAL CROWN一択! 1回880円~ オンライン英会話というのは、全部おんなじに見えてシステムや講師、料金など意外と全然違ったりします。 そのあたりはサイトの説明ではいまいちよく分からないので、 体験レッスン複数受けて一番いいと思ったところで習うのがいいかと思います。 値段の差はありますが、実際に通うことと比べるとはるかにコスパがいいかと思いますので、まだオンラインでレッスンを受けたことのない人は、そんなに考えずにとりあえず一度試してみることをお勧めします。
次のの受講生の間で「」「」「」のライティングセクションで困っているという人が多くいるのでこの記事を書きました。 この記事では、英語エッセイの「型」「パラグラフ」「テクニック」を全体像から細部まで紹介します 英語のエッセイで困っている人は参考にしてください! 英語エッセイの正しい書き方 英語のエッセイには確固たる書き方とテクニックがあります。 人によっては英語の資格によって書く必要があったり、留学先の課題で提出を求められているはずです。 ちなみに英語圏では高等教育で「Argumentative Writing」といった必須クラスがあって、そこで徹底的にエッセイの型を叩き込まれます。 早速ですが、ライティングの構成は以下3つに大きく分かれます:• 構成1:導入• 構成2:ボディ• 構成3:結論 エッセイの長さによってボディの数が変わります。 例えばIELTSのエッセイでは250-270字の範囲ですのでボディパラグラフは2つ、TOEFLのエッセイは400字弱ですのでボディバラグラフは3つが理想となります。 英語エッセイ基本の型 まず全体像を把握するためにエッセイの型について確認してみましょう。 今回は英検1級やIELTSなどおよそ300字のエッセイを書かないといけないことを想定しています。 自分はどなのか?と問うと必ず何か書くことが出てきます 導入部分の書き方 それでは 導入パラグラフから順番に書き方を詳しく見ていきましょう。 導入パラグラフでは以下2つについて述べます。 1文目:トピックに関する一般論• 2文目: ポジションとメインアイデア ポジションとメインアイデアとは何でしょうか? ポジション: 問に対する自分の答えとなる意見 メインアイデア: ポジションの根拠となるサポート メインアイデアはポジションと分けて3文目として書いても構いません。 導入パラグラフでは自分のポジション 意見 を明確に展開する必要があります 導入パラグラフの練習 それでは格好の良い導入パラグラフを例題と共に確認してみましょう。 エッセイの例題を以下と仮定します。 例題: Developing an industry is more important than saving the environment for endangered animals. Do you agree or disagree with the statement? 書き始める前に、自分でポジションとメインアイデアを考えてメモしてみましょう モデルアンサー The debate on the competition between economic development and the protection of endangered species has been going on for decades. I disagree with the statement that developing industry should take precedence over saving the environment for endangered species because I firmly believe that destroying the environment will eventually take its toll on humans in the long run. 以下のように色を分けています。 普通: 一般論として話の導入• 赤字: 自分のポジション• 黒字: メインアイデア 問のパラフレーズ 自分のポジションを書く際には直接的に問に答えることが大切だと上記で述べました。 注意点としては、その際に問の表現を少しパラフレーズして述べることです。 パラフレーズとは違う表現を使うことです。 もう一度例題の文章とポジションを確認してみましょう。 例題: Developing an industry is more important than saving the environment for endangered animals. Do you agree or disagree with the statement? ポジション: I disagree with the statement that developing industry should take precedence over saving the environment for endangered species 例題に対してどこがパラフレーズされているか分かりましたか?• 参照: ボディ部分の書き方 導入パラグラフで明確にした自分のポジションに対するメインアイデアを展開するのがボディパラグラフです。 エッセイの8割を占める重要なパラグラフです。 再度ストラクチャーで確認してみましょう。 ボディ 1文目: トピックセンテンス 2文目: 理由 or 例の1 3文目: 詳細 4文目: 詳細 Optional 5文目: 理由 or 例の2 6文目: 詳細 7文目: 詳細 Optional トピックセンテンスで述べるメインアイデアに対する理由か例を述べる必要があることが分かります。 トピックセンテンス そのボディパラグラフで 最も大切なのが冒頭の文章、つまりトピックセンテンスです。 トピックセンテンスに書くことは、導入パラグラフで述べたメインアイデアの1つです。 そのパラグラフの要約です。 つまり、読み手がトピックセンテンスをみただけでパラグラフ全体のメッセージを読み取れる必要があります。 理由 or 例 トピックセンテンスで示したアイデアの妥当性を強調するために理由と例を上げます。 客観的な理由や例を考えられない人は、 自分もしくは他人の経験について書いても構いません。 ポイントとしてはエッセイを書き始める前にメインアイデアに対する理由と例をメモしいておくことです。 そうでないと、ボディで何もかけなくなってしまいます ボディを書く練習 それでは例題に対して私が用意するポジションを用いてボディパラグラフを書いてみてください。 例題: Some people say that advertising encourages us to buy things that we really do not need. Others say that advertisements tell us about new products that may improve our lives. Which viewpoint do you agree with? Use specific reasons and examples to support your answer. ポジション: In my opinion, I strongly believe that advertising encourages consumers to buy unwanted items for three compelling reasons. メインアイデア: three compelling reasons メインアイデアはthree compelling reasonのうち1つで良いので考えて、トピックセンテンスとしましょう。 モデルアンサー To begin with, advertising creates unrealistic expectations about products with exaggerated and misleading claims. For instance, advertisements for prescription drugs create unrealistic expectations about the effectiveness of the drugs and its side-effects. In these kinds of advertisements, the visual images only show healthy, happy people. It never truly shows the actual downside effects of the drugs. Similarly, beauty and health products may not live up to their promises, resulting in wasted consumer dollars. Disclaimers are often hidden in very small print on product packaging and in out-of-the way spots in ads. 黒字がトピックセンテンス、赤字が例の列挙となっています。 アイデア: 広告は製品に対して非現実的でミスリードな解釈を生む• 例1:処方箋の非現実的な効果や副作用• 例2:美容や健康製品なども紹介と実際の効果が違う 後続のボディパラグラフの練習も一緒にした人は下記を参照にしてください。 参照: 結論部分の書き方 結論パラグラフに関するよく聞く悩みは、「既に導入とボディパラグラフで内容を書ききったので何を書けばいいか分からない」というものです。 結論パラグラフで書くことは再度確認してみましょう。 ポジションの言い換え• メインアイデアの要約 特に新しいことを書く必要がないことが分かります。 一方で、すでに書いてあることをパラフレーズして書く必要があります。 もしパラフレーズに頭を使う時間がない場合は下記のテンプレを使用してください。 1文目: In conclusion, I am of the opinion that___. 2文目: This is because ___, and ___. モデルアンサー 上記テンプレを使用した結論パラグラフのモデルアンサーが以下になります。 In conclusion, the success of a company partly depends on the skill of its managers. This is because with good leadership ability, kindness, and compassion, relationships between management and employees can run smoothly and this will benefit the company. 結論パラグラフの詳しい解説は以下になります。 参照: 英語エッセイを書く時のテクニック さてここまで導入、ボディ、結論の書き方をまとめてきました。 英語エッセイは決まり事だらけなので、それゆえに多くのテクニックが使えます。 具体的には以下のようなテクニックがあります。 冒頭の定型表現• 反証の挙げ方• 比較の導入• 類似の導入• 原因と結果• アイデアを巧みに 1つずつ詳しくみていきましょう テクニック1. 冒頭の定型表現 ボディ、結論パラグラフの冒頭で使用する定型表現です。 ボディ 以下のような語彙をボディパラグラフの冒頭で使用します。 First, Second, Third• 結論 最後の結論パラグラフの冒頭で使用するのが以下のような語句です。 In summary• In conclusion• All things considered• Overall• Taking everything into consideration• To sum up 迷う人は上2つで構いません。 全体としては以下のようになります ボディ1 First of all, reducing of banning smoking in public places and workplaces lowers health risks to those affected by second hand smoke. Exposure to secondhand smoke has several harmful effects. For one thing, …. ボディ2 Secondly, young the people who around smokers are more likely to pick up the addiction, whether at a young age or later on in life. They… ボディ3 Lastly, smoke-free rule can lead to a rise of people breaking the habit. Being unable to… 結論 To sum up, I believe enforcing the smoke-free rule to be a good thing. Fewer children… 参照: テクニック2. 反証の挙げ方 敢えて自分の意見に反証を持ってくることでアイデアの妥当性を主張します。 反証を挙げるための定番の英語表現は以下です。 Conversely• On the contrary• By contrast パラグラフ内での使用方法をみてみましょう。 By contrast, in an Asian education system, students are taught to learn in a subservient way. That is, forming an opinion of their own is not highly encouraged. 欧米の教育に「対して」By contrast以下でアジアの教育システムについて反証しています。 もう1点注目すべきは、That isを使用して自分の意見を主張していることです By contrast以下の反証表現が実質的に自分のポジションである場合、以下のような語を使用して自分の意見に繋げることが可能です。 That is• In other words• To put it simply 参照: テクニック3. 比較表現 アイデアを比較するテクニックを紹介します。 相違点や類似点の双方を比較することができるメリットがあります。 比較の基本としては、以下2パターンがあります。 compare A with B• make a comparison between A and B 例文で確認してみましょう。 When it comes to living, people like to compare rural life with City life. Luke makes a comparison between a picture taken of Aida three years ago and one that happened taken recently 数量詞をつけた比較 数量詞をつけた比較を行うことでAとB の大きな、もしくは小さな差を表現することが可能です。 例文をみてみましょう。 His salary as an online tutor is slightly higher than that of a teacher. Western countries consume two times more oil than the Middle East. It is much easier to travel to a different place now than it was thirty years ago. この他にもアナロジー、相違点の強調としての比較、comparativeの使い方など比較は盛り沢山ですので下記を参照にして下さい。 参照: テクニック4. 類似表現 類似表現を使用する理由は、思いつくアイデアが似ている際に片方を捨てるのではなく、双方書く事により主張をより際立たせることができるためです。 Although progress is generally associated with providing positive outcomes for humanity, it also produces many negative outcomes. The improved forms of transportation have created unprecedented levels of pollution across the planet. Likewise, The benefits of modern medicine have also created problems of overpopulation. By the same token, the science of agriculture has generated wildly unhealthy cheap foods. Accompanying each technological progress is some form of negative or dangerous attribute. 大差のない事例を羅列していますが、類似表現を使用するとまとまりが生まれます 参照: テクニック5. 原因と結果 原因と結果に着目して書くということは、 論理を重視するということです。 例題を活用して原因と結果とは何かを考えてみましょう。 例題: With the increasing popularity of e-books, will printed books become obsolete? 何が原因で結果か考えてみてください 原因: increasing popularity of e-books 結果: printed books become obsolete 原因を表す表現 まずは原因を表す定番の英語表現を覚えましょう。 Because ebooks are increasingly popular, printed books will eventually become obsolete. Because of the increasing popularity of ebooks, printed books will eventually disappear. Due to the increasing popularity of ebooks, there has been a fall in paper book sales. Owing to the increasing popularity of ebooks, the sales of paper books has declined substantially. 参照: 結果を表す英語表現 次に結果を表す定番の英語表現を覚えましょう。 Ebooks are increasingly popular, consequently, there has been a fall in paper book sales. Ebooks are increasingly popular, therefore, there has been a fall in paper book sales. Sitting in the hot sun for a long time leads to excessive sweating resulting in dehydration. Exhaust fumes contribute to air pollution. こういった単語はそれぞれ違うニュアンスをもっていて使い方が異なります。 以下から確認して下さいい。 参照: テクニック6. アイデアを巧みに 最後に、英語エッセイにてアイデアを効果的に表現するためのテクニックを紹介します。 最初のテクニックが一般化です。 一般化の役割としては主に2つあります。 自分の主張が一般的なものと合致していることを示したい時• ある事象のパターンを示したい時 主張が一般論と合致していることを示したいパターンの使い方をみてみましょう。 Today people attend college or university for many reasons. 大学に通う3つの理由をメインアイデアとして一般化したい時に使用していますね 次に2つ目の用法として、ある事象のパターンを示したい際の一般化をみてみましょう。 On the whole, the more northerly the breeding ground is, the more likely a species will migrate south for the winter. The main reason for this annual shifting of residence is that during the northern winters food becomes scarce and the cold temperatures make survival difficult. 鳥の渡り行動に関してのパターンをon the whole以下で示していることが確認できます アイデアを巧みに見せるテクニックは他にも4つあります。 以下から参照にしてください。 参照: メッセージ 英語エッセイの基本的なストラクチャーと導入、ボディ、結論の書き方を分けて紹介しました。 日本ではなかなか英語のエッセイについて教えられることがない、 教えられる人が少ない? ので、へー、なるほどーと思った人もいるかと思います。 しかし、英語のエッセイは実際に自分で書いて誰かに 辛辣な…うっ… フィードバックをもらう中で初めて上達します。 理解できることと、実際に自分で書けることは別次元です。 ライティングは全4技能で最も難易度が高いですが、練習をしていく中で必ず上手くなりますよ! 諦めたらそこで終わりです.
次の自分の主張と結論を先に述べる 例:現在の高校の英語教育は生徒にとって最適とは言えない。 (主張) 私の理想とする英語教育法は、リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングをバランスのよく学習することである。 (結論)• 自分の主張の背景を述べ、理由を列挙する。 (理由の詳細は本論( Body)で書くため内容には踏み込まない) 例:近年、日本の英語教育のテーマは、『文法と日本語訳』と『コミュニケーション指向』の間を行き来していて、現在はコミュニケーション指向の教育政策が採用されている。 (主張の背景) 現在の高校英語教育の 3つのポイントを見ていきましょう。 パラグラフの論点と自分の主張(トピックセンテンスと呼ばれている文)から始める 例:英語の授業は全て英語で行われるのが適切とされているが(主張)なので必ずしもそうではない。 自分の主張が正しいことを裏付ける、例、事実、根拠をあげる。 (サポーティングディテールと呼ばれている) 例:なぜなら... だから私はこのような意見であり、こうあるべきだと主張する(結論) 例:だから英語の授業を全て英語で行うのではなく、柔軟に日本語も使うべきだと思う。 本論( Body)が複数ある場合はこれを繰り返す。 なお、各パラグラフの文頭のはじめ方は下記のようにすると読みやすい構成になるのでオススメである。 1つ目の理由は~、• 2つ目は~、• 結論 序論で主張した結論を以下の方法で表現方法を変え再び述べる(全く同じ文を2度以上使う事は好まれないため表現方法を変える) ・パラフレーズ( paraphrase)する。 (言っている内容は同じだが、文の倒置などで他の言い回しにする) ・シノニム( synonym)単語を同意語に置き換える。 最後に自分の理想や願望を述べる。 英語エッセイの書き方【肉付け -英文 -】書き出しから結論まで例文解説 課題 Do you think the current English language education in high school in Japan adequately prepares students for the future? 訳:現在の日本の高校英語教育は生徒の今後の為になると思いますか? 第1 パラグラフ:序論(Introduction )書き出し エッセイタイトルを決める Well-balanced high school English education 訳:バランスのとれた高校の英語教育 自分の主張と結論を先に述べる 主張 In my opinion , I con not say the current English language education in high school in Japan adequately prepares students for the future. 結論 I think that my ideal English education is to improve listening , speaking , reading and writing well-balanced development. 訳:私の意見では、現在の高校の英語教育は生徒の将来のために十分な準備をしているとは言えない。 私の理想とする英語教育法は、リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングをバランスのよく学習することである。 太字箇所は課題文をそのまま引用しているので、 パラフレーズ( paraphrase)とシノニム( synonym)すべきである。 (英語は同じ表現を複数回使うことを嫌う) 自分の主張の背景を述べ、理由を列記する 主張の背景 In recent years , Japanese English education theme has gone back and forth between Japanese-translation with grammar and communication-oriented. And now , Ministry of Education decided to adopt a communication-oriented educational policy. 訳:近年、日本の英語教育のテーマは、『文法と日本語訳』と『コミュニケーション指向』の間を行き来している。 そして現在は文部科学省によってコミュニケーション指向の教育政策が採用されている。 主張結論に対する理由の列挙 Now let us look at following three points in current high school English education. 「英語の授業は全て英語で」• 「 CAN-DOフォーマット」• 「アドバンス・ランゲージ・アクティビティ」 第 2パラグラフ:本論 2( Body) そのパラグラフの論点と主張 トピックセンテンスから始める First , English classes are conducted in English. 私は上記のようなトピックセンテンスを書いたが、だからどうなのか!!の大事な主張が抜けていますよね、下記の方が適切です。 訳:まず、英語の授業は全て英語で行われるが、〇〇なので、それが最適な英語教育方法だとは思わない 2-2. 意見の正当性を裏付ける、例、事実、根拠をあげる。 ここでは利点と欠点を列記している。 この方法はとても便利で、 太字の部分を覚えるだけで応用できるので覚えておこう。 F our 利点の数 advantages are shown below. First of all , To have opportunities to speak English in Japan. Secondly , students become that they can think English in English. Thirdly, 〜 Finally, 〜 訳:以下に4つの利点を示します。 1つ目は~、 2つ目は~ Two disadvantages are shown below. First of all , the implementation status differs depending on the school. Furthermore , if the learning method changes in the middle , the burden on the students will increases. Secondly , we can not deal with the current college entrance examination. Some college entrance examination might include such as fill in the blank , filling up grammar and English translation. "All English class" might be impossible to correspond to those examinations. 訳:以下に 2つの欠点を示します。 1つ目は~、そのうえ〜、 2つ目は~ 2-3. 結論 だから私はこのような意見であり、こうあるべきだと主張する Learning English in English has a lot of advantages , also has some problems. I think that students should study grammar in Mother language. We ought not to be an inclination to one side and we should seek the optimal balance flexibly. 訳:英語で英語を学ぶことには多くの利点があり、またいくつかの問題があります。 私は母語で文法を学ぶべきだと思うし、偏らず柔軟に最適なバランスを求めるべきと考える。 第 3・4 パラグラフ:本論 3・4 ( Body ) 第 2パラグラフ:本論 2( Body)と同じことを繰り返す。 第 5 パラグラフ:結論( Conclusion ) 結論 In conclusion ,I con not say the current English language education in high school in Japan adequately prepares students for the future. 訳:結論、私は現在の日本の高校英語教育は生徒の今後の為に適切だとは言えません。 私はこの課題では実行していないが、 太字箇所は課題文と、 第1 パラグラフ:序論(Introduction )の文頭で事前に2度も出て来ている表現なので、パラフレーズ( paraphrase)とシノニム( synonym)すべきである。 (もしボキャブラリーやアイデアが無くても、できる範囲で3つの文の言い回しを変えた表現にしたい) 理由【全ての本論( Body)の要約】 As discussed before , Currently , There are proceeding that various measures for reforming English language education by Ministry of Education. these are English language education to biasing towards communication-oriented education. 訳:前に述べたように、現在文部省の英語教育改革のための様々な対策が進められています。 これらはコミュニケーション指向の教育に偏った英語教育です。 最後に自分の理想や願望を述べる I hope on a series of policies become "listening" , "talking" , "reading" and "writing" well-balanced manner. Because I believe that it is the most efficient way to learn English as a second language. 訳:私は、一連の政策が "聞く "、 "話す "、 "読む "、 "書く "というバランスの取れたやり方になることを願っています。 なぜなら私はそれが第二言語として英語を学ぶ最も効率的な方法だと信じているからである。 ここまでで文の構成方法についての解説は終わりです。 このあとは次のような流れでみていきます。 今までのまとめ• 書くときのポイント・私がよく使う汎用性の高い便利なフレーズ例• レポート課題全文• パラグラフライティングをベースに英語でのエッセイ・レポート・論文の書き方について "とても"わかりやすく解説されている。 特に初めて英語でエッセイやレポートを書く方・英語のパラグラフライティングについてまだ学んでいない方にぴったりな内容です。 英語エッセイの書き方と簡単なルール【まとめ】 型にハメ込んでいきましょう。 基本の型• 序論( Introduction )• 本論( Body )• 結論( Conclusion ) キーフレーズ エッセイの基本の型に、下記のようなキーフレーズを覚えておくとグッと書くスピードが上がるので覚えておきましょう。 序論(Introduction )書き出し• 冒頭: In my opinion , ……(私の意見では... ) 本論(Body )• 冒頭: 本論1 (Body-1 ) First ,… (最初に... 冒頭:本論2 (Body-2 ) Second , … (2つ目に... 冒頭:本論3 (Body-3 ) Third , … (3つ目に... ) Three advantages are shown below. (3つの利点を下に示す) Three disadvantages are shown below. (3つの欠点を下に示す) Two reasons are illustrated below. (2つの理由を下に示す)• First of all , …. Furthermore , … (まず第1に... そのうえ... Secondly , … (次に... Thirdly,... (3つめは... Finally,... (最後に... ) 結論(Conclusion )• 冒頭: In conclusion , …… (結論として... 文頭: As discussed before ,(前で述べたように... ) 解説は以上となります。 本記事の最後に大学に提出した合格レポート課題を参考資料として貼っています。 学習にお役立てください。 英語エッセイの書き方を勉強している大学生にお得な情報 Amazonの 会員を ご存知でしょうか? 学割会員の事で以下のような特典が正規会員の 半額で利用できます。 趣味で毎月様々な固定費などを払っている方は見直すと、 年間で1万円以上の節約になるかもしれません。 音楽聴き放題• 映画・TV見放題• 本・マンガ・雑誌見放題• アマゾン購入時のお急ぎ便無料• Amazon Photosでスマホの写真データを容量無制限でCloud Driveに保存可能(圧縮なしのオリジナルデータのまま保存可能) Prime Student会員についてメリット・デメリットと、どんな方が利用すると得をするか解説しています。 5パラグラフエッセイ例文【英語エッセイの書き方と簡単なルール】 大学の合格レポート課題 学習者の参考になればという思いで貼っておきます。 注意点• 内容・テキストの無断転載・無断使用はおやめ下さい。 ミスや最適な表現でない箇所もあります。 Well-balanced high school English education In my opinion , I con not say the current English language education in high school in Japan adequately prepares students for the future. I think that my ideal English education is to improve listening , speaking , reading and writing well-balanced development. In recent years , Japanese English education theme has gone back and forth between Japanese-translation with grammar and communication-oriented. And now , Ministry of Education decided to adopt a communication-oriented educational policy. Now let us look at following three points in current high school English education. Secondly , students become that they can think English in English. Two disadvantages are shown below. First of all , the implementation status differs depending on the school. Furthermore , if the learning method changes in the middle , the burden on the students will increases. Secondly , we can not deal with the current college entrance examination. Some college entrance examination might include such as fill in the blank , filling up grammar and English translation. "All English class" might be impossible to correspond to those examinations. Learning English in English has a lot of advantages , also has some problems. I think that students should study grammar in Mother language. We ought not to be an inclination to one side and we should seek the optimal balance flexibly. Second , Goals and evaluation from the viewpoint of "what can we do with English? " CAN - DO format Compared to "writing" skill by English learner of Japanese , it has become clear that the four skills are not well-balanced , such as "listening" , "speaking" and "reading" are low. At junior high and high schools , efforts are being made to set learning goal CAN - DO format and improve guidance and evaluation method from the viewpoint of "what can you do with English? Using CAN - DO format education , and most of the English high school classes are conducted in English. Then it is advantage that students become speaking English confidently. However it is disadvantage that we can not deal with the current college entrance examination. Because Can-do list is different from the ability to answer called paper tests. Because of college entrance examination. That is why , I believe that the optimum balance should be considered. Third , Advance language activities presentations , discussions , negotiations , etc. One high school in Tokyo has been "debating" in the English classes for over 10 years. Starting in 2014 , they have also started improvised debate lessons in order to give their students "improvisational speaking ability" that is closer to actual communication. In recent years each high schools have their own curriculum to train their presentation skills , discussion skills and negotiations skills. I think these are very interesting , but the English class hours are limited , I think it is a prerequisite to study listening , speaking , reading and writing skills in a well-balanced manner. In conclusion ,I con not say the current English language education in high school in Japan adequately prepares students for the future. As discussed before , Currently , There are proceeding that various measures for reforming English language education by Ministry of Education. these are English language education to biasing towards communication-oriented education. I hope on a series of policies become "listening" , "talking" , "reading" and "writing" well-balanced manner. Because I believe that it is the most efficient way to learn English as a second language. 最後まで読んでいただきありがとうございました、ここまで大変長かったと思います。 更に勉強を進めたい方はおすすめ参考書を貼っておきますので参考にしてみてください。
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