日本赤十字社助産師学校卒業後、大学病院総合周産期母子医療センターにて9年勤務。 現在は神奈川県横浜市の助産院マタニティハウスSATOにて勤務しております。 妊娠から出産、産後までトータルサポートのできる助... 赤ちゃんが寝返りを始めると、ママが特に気になるのが「うつぶせ寝」ではないでしょうか。 仰向けで寝かせたはずが、いつの間にかうつぶせ寝になっていることもあり、ちゃんと呼吸をしているか少し心配になりますよね。 近年では乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクが高まると考えられていることからも注意が必要です。 今回は、赤ちゃんのうつぶせ寝について、いつから大丈夫なのか、させるときの注意点、突然死のリスクについてまとめました。 赤ちゃんのうつぶせ寝はいつから大丈夫?新生児もいい? 赤ちゃんのうつぶせ寝は、早くて生後6ヶ月で「寝返り」ができるかが目安になります。 さらに、生後9ヶ月頃で「寝返り返り」までできるようになれば、過剰に心配する必要はないでしょう。 新生児の頃は寝返りもできず、気道が細くて柔らかく、圧迫されやすいので、うつぶせ寝はやめておきましょう。 特に目安となるのが、腕や首、腰に力がついてきて、ママの補助がなくても自力で体を動かせる状態になっていること。 うつぶせ寝は、早くできれば良いというものではありません。 赤ちゃんの安全を第一に考えて、生後9ヶ月くらいまではそばで見守ってあげてください。 うつぶせ寝をするときの注意点 うつぶせ寝で長時間の昼寝や、知らない間にうつぶせになっているという状況は事故につながる可能性もあります。 周囲にシーツやタオルがないかを確認し、柔らかいクッションの上では寝かせないなど、寝る環境に気をつけながら、定期的に様子を見ましょう。 関連記事 赤ちゃんがうつぶせ寝をするメリット・デメリットは? 赤ちゃんのうつぶせ寝には、メリットとデメリットがあります。 以下に、詳しい内容をまとめたので、参考にしてみてくださいね。 うつぶせ寝が直接SIDSを引き起こすわけではありませんが、仰向け寝させたことで発生率が下がったという欧米での統計結果もあることから、厚生労働省もうつぶせ寝は避けるように指導を出しています。 乳幼児突然死症候群(SIDS)は、生後2~6ヶ月に多く見られ、原因はまだはっきりしていません。 完全に予防できる方法はなく、生後6ヶ月以降でみられるケースもあります。 近年の研究結果から睡眠や呼吸機能と関係があるのではないかと考えられていますが、赤ちゃんの月齢が低いうちは、うつぶせ寝もリスクと捉えましょう。 関連記事 赤ちゃんのうつぶせ寝は練習が必要? 赤ちゃんがうつぶせ状態で寝てしまうことには注意が必要ですが、パパやママが近くで見ているときにうつぶせ状態になることは危険ではありません。 うつぶせ寝を無理に練習する必要はありませんが、うつぶせの姿勢は首や背中の筋肉を発達させるので、首がすわる練習になりますよ。 生後2ヶ月を過ぎた赤ちゃんがご機嫌で起きているときに、数秒だけうつぶせにして、パパやママが赤ちゃんと同じ目線になって遊んであげると良いかもしれませんね。 ママが足を持って、くるんとうつぶせにしてあげると、寝返りをするコツをつかむことも。 このときも、周囲に危ないものがないか確認をすることが大切ですよ。 うつぶせ寝の練習をミルクや授乳直後に行うと、赤ちゃんが吐いてしまうので気をつけましょう。 その日の様子をみて、嫌がる素振りをみせたら無理に練習しないようにしてください。 赤ちゃんのうつぶせ寝は、環境を整えることが大切 赤ちゃんのうつぶせ寝は、はじめる時期と窒息しない環境を整えることが大切です。 「うつぶせ寝をしていないか?」と心配で、夜眠れない人もいるかもしれませんね。 生後6ヶ月を過ぎ、自分から簡単に寝返りができるようになると、息苦しいときは眠りながら体を動かして、楽な姿勢になります。 寝返り防止グッズなどもありますが、体が自由に転がせるようになると、しっかり着用しないと危険なこともあります。 使用方法を守って、ママも安心して寝ることができるといいですね。
次の机にうつぶせで寝るとゲップが出る! 学校や会社、または家など、 休み時間のちょっとした仮眠で、 机にうつ伏せで寝ること、 よくあると思います。 でも、何故か ゲップが出てしまうこと、 ないですか? 寝ている途中で、お腹に空気が溜まる感じで 苦しくて寝ていられなかったり、 寝ている最中にゲップが出て、 目が冷めてしまったり、 起きた後、盛大にゲップが出てしまって 困ったなんて経験してる人が、 実は結構たくさんいるんです。 えっ、私はゲップなんて出たことないけど・・・。 そういう人も確かにいます。 が、油断は禁物・・・。 以前は出なかったけど、 今は何故か出る、ってことも あるんですよ。 では、何故ゲップが出るんでしょうか? 横になって寝る時は、 ゲップはほとんど出ませんよね。 机でのうつ伏せ寝に限って出る理由・・・。 それは、簡単に言ってしまうと、 お腹に空気が溜まるからです。 人によっては、おならが出るということも・・・。 人間の体は、首の前から気管、食道、 頚椎の順に並んでいます。 気管は空気を肺に送る道、 食道は食べ物や飲み物を送る道です。 うつ伏せで寝ると、 器官が食道に上から押される形になります。 すると、器官が狭くなり、 逆に食道が広がりやすくなるせいで、 入ってきた空気が胃に 入ってしまうと考えられます。 また、急いで食事をすると、 食べ物と一緒に空気が胃に 入ってしまうことがありますが、 通常は腸へ行き、おならとして出ていきます。 でも、机にうつ伏せで寝ると、 お腹が圧迫され、空気が腸へ行きにくくなります。 すると、口からゲップとして 出てきてしまうのです。 普段から口呼吸の人は、 特に口からたくさん空気を吸いがちなので、 注意です。 机にうつ伏せ 楽な寝方は? では、ゲップが出ないようにする うつ伏せ寝の方法はないのかというと、 正直難しいです。 一番良いのは、しっかり横になって寝ることですが、 それでは全然解決になっていません。 何しろ、横になって寝ると 寝すぎてしまって、 仮眠ではなくなってしまいますから・・・。 それに、どうしても仮眠スペースは 机しかないという場合もありますし。 そこで、ある程度のゲップは 我慢する方向で、 少しでも楽に寝られるようにする 方法です。 1.お腹が圧迫されると、 やはりゲップが出やすくなるので、 まず、締めているベルトをゆるめましょう。 2.机にうつ伏せる時の姿勢も大事です。 お腹を机に押し付けるようにせず、 イスを引き気味にして体は後ろの方へ、 頭だけ乗せるようにします。 3.顔の向きは、右でも左でも楽な方で。 腕の位置も気になるところですが、 これは本当に人それぞれ好みがあるようで、 色々試してみて、自分に合うパターンを 探してみてください。 例としては、 ・両腕を机に置いてその上に おでこを乗せる。 ・片腕だけ机に乗せて、もう片方は机の下へ。 ・両腕とも机の下で、頭だけ机に乗せる。 などです。 腕の上に直接、頭を乗せると、 腕がしびれたり、おでこに変な跡がついたりするので、 小さめのクッションを腕の上に乗せて、 その上に頭というのがオススメです。 また、うつぶせ寝専用の枕というものも あります。
次の眠る姿勢によるメリット・デメリットは? 友人には眠る姿勢を変えたらとアドバイスしました。 言葉では簡単ですが実際はそんな簡単な問題ではないという事に後から気づき謝りました。 小さいころからの姿勢を変えるというのは並大抵の努力では変えれません。 自然といつもの姿勢で眠っているものですから。 横向きでもうつ伏せでも眠る姿勢にはメリットとデメリットがあるのですよ。 眠る姿勢を変えようとするときの参考にしてください。 仰向けの場合 メリット• 肩や腰に負荷がすくない• 血液のめぐりが良い• 背中が曲がらないので内臓を圧迫しない デメリット• 舌が気道をふさぎ、いびきをかきやすくなる• 腰が反り、腰痛を感じやすい 横向きの場合 メリット• 舌の落ち込みが無いのでいびきをかきにくい• 右側を下にすることで胃の圧迫を防ぎ消化をサポートする。 腰の角度は自由なので、腰痛を感じにくい デメリット• 小さな面積で体を支えるので接地面が圧迫され血流を妨げる• 歯茎やあごに負担がかかり、顔が歪んだりする。 うつ伏せの場合 メリット• 気道確保ができ、いびきを抑える• 安心感があり、眠りやすい デメリット• 体重が胸を圧迫する• 首が曲がった姿勢が続く• 腰に負担がかかる リンク うつ伏せだけでなくほかの仰向きや横向きにも対応しているので、色んな寝方を試せるし、うつ伏せで眠っても眠りやすいような機能がたくさんあるのでおすすめです。 うつ伏せの状態で両サイドを抱え込むように眠ることで仰向けで眠るよりも自然な呼吸になりいびき防止、肩こり解消にもなります。 腕の乗せ場は緩やかな斜線と肌へのフィット感がよいニット生地の2重仕様なっていて、 うつ伏せながら読書やスマホ等も快適にできるようになっているんです。 うつぶせ寝だけでなく、横向きや仰向きにも最適で、 頭を下げて首をあげる構造なので自然な状態で重心がまっすぐになるので 横寝によって気道を確保することで楽な姿勢になっています。 枕として合わないなと感じても大丈夫です。 腰から上にかけてぴったりフィットする形状のため安定性も向上し通常の背あてクッションよりも姿勢正しく使うことができるので、2次利用もできてしまうトンデモ枕です。 首の痛みの原因と対策は? 首の痛みの原因は眠る姿勢が悪いというのもあるんですが、ただ起床時に痛いから眠り方が悪いではないようです。 日常の生活においても、首が痛くなる行動を何気なくしていて、それが原因で痛いという事もあります。 首はとても大事な場所で、脳から身体、身体から脳へと情報が行き来するような場所です。 そういうところの痛みはいち早く原因を付き止め、改善して毎日を快適にすごしたいですね。 姿勢が悪い 背中が丸くなり猫の背中のような猫背で前かがみの状態で正面を見たり、逆に、椅子に浅く座って反り返った状態で正面を見たり、そんな姿勢をすると頭の重みを支えるために首にかかる負担がかなり大きくなります。 改善ポイント 机や椅子などの高さや、見ているモニターの位置を調節して、背筋を伸ばしていられる環境や意識付けをしましょう。 背中の真ん中に左右の肩甲骨を寄せる意識をすることで猫背の改善もしてみましょう。 スマホやPCの影響 今はスマホでもPCでもゲームにのめり込めるようなものがたくさんありますよね。 ついつい無理な姿勢で長時間やり続けるという事が原因で首への負担が無意識に大きくなり結果的に痛くなってしまったというケースが増えているのが現状です。 改善ポイント 身体の正面でタイピングできるようにキーボードの位置を整えたりして、腕の重みが首や肩に掛からないようにしましょう。 疲れを感じる前に休憩を取りましょう、その時にストレッチをすると筋肉がほぐれて、首の痛むことが減るでしょう。 寝具があっていない 仰向けで眠る時と横向きで眠る時では枕の高さも変わってくるんです。 もちろんうつ伏せだって同じで、枕の高さは変わってきます。 高さの合わない枕を使えば当然、首に負担がかかってきます。 マットレスや敷布団も同様で合わないと体への負担もかかってきます。 改善ポイント すぐに買い替えをお勧めします。 その時にしっかりと自分にあったものを選びましょう。 まとめ うつ伏せで眠るって自分がしないからあまり考えたことがなかったです。 聞いただけで苦しそうと思っていましたが、案外違うんだなと感じました。 それにうつぶせ寝枕があるというのも初めて知りました。 不思議な形でしたね。 色んな寝姿勢に対応しているので、使ってみて新しい寝姿勢の探求もしてみると意外なことが判ったりしそうですね。
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