ポイ捨て 問題。 道にゴミやタバコをポイ捨てする人の5つの心理と特徴

ポイ捨て

ポイ捨て 問題

少し言い忘れ。 各個人がすべきこと ゴミをポイ捨てしないという事と、自主的に道を掃除しようとする意欲。 自分の町を愛してより快適にしていこうとする熱意。 事例研究 尼崎市の市営団地の話。 元々、ペットは飼ってはいけないという約束つまり契約があった。 しかし、違反して飼う人が多かった。 飼っていた人を市が追い出そうとした。 しかし、飼い主はペットを飼うのを認めるべきだと主張。 そして、市は組合を作って清掃を心がけたがいいと言いました。 それはその団地内で犬の糞を捨てるマナーの悪い飼い主で、飼い主に関する住民の多くの人は良くないと思っていたのです。 しかし、ペット組合という組合を作り、団体でマナー教育をしました。 勿論、散歩も一人ずつではなく、所属するする組合として団体でします。 そして、マナーが悪い人を組合の人が注意する体制にしました。 そしたら、住民との和解や合意形成ができました。 ただ、マナーが悪いのが問題です。 馬鹿な高校生の人、分かりましたか。 本来は飼ったらだめなのを、認めてもらう代わりに条件を守った。 それだけです。 埋め立てという言葉が出たので説明します。 大阪市のフェニックス計画 大阪港の舞島なんかがそうです。 あの、橋元知事がいうWBCもそうです。 世界貿易センタービルです。 あそこが埋立地です。 そのフェニックス計画とは、大阪府内から他県からの廃棄物の移動もあります。 ですが、埋め立て量から見てフェニックスはもう数年で終了しますよ。 廃棄物の移動の問題で、広域移動を聞いたことはありますか。 日本のゴミに別の国に買い取らせて廃棄するのは国際法上の違反です。 ですから、現在は国内移動が主です。 神戸のポートアイランドも埋立地です。 それは何のことでしょうか。 埋立地とは何か 残留土壌の廃棄や廃棄物を焼却してから埋め立てるのです。 ただし、埋め立ての問題はあります。 埋め立ての土壌や廃棄物に有害残量科学物質が含まれ、その埋め立てた土壌から海や水に浸透して化学物質が海洋に溶け出たらいけません。 つまり、海洋汚染や水質汚濁や地下水汚染になりますよ。 だから、埋め立てには防水シートなど海と分離する膜を引いてコンクリートの壁を設けます。 そして埋め立てです。 だから、海洋との隔離が問題です。 埋め立て処分場は、市民団体が自然破壊や有害汚染で運動がおこります。 後、その海洋域の漁業権などへの補償問題もあります。 だから、埋立地は長い期間と莫大なお金が要ります。 だから、最後の手段です。 市民に説明責任もありますし、市民が納得しないといけない。 その合意形成も問題になります。 廃棄物処分場はNIMBY(私の庭には作らないで)という住民の自我の問題はあります。 総論賛成各論反対です。 廃棄物処理場の必要性は分かるが、自分の周りには作られたくない。 そういう問題もあります。 ただ、不法投棄は有害化学物質による土壌汚染や地下水汚染で行政代執行などの大きな話になります。 行政代執行とは不法投棄者に代わり廃棄物を処分し、処分費用を汚染者に負担させる方法です。 自然の浄化作用を大きく考えすぎです。 自然の物は自然は分解できても、人工物は自然は浄化できない。 金属や陶器やプラスチックは原型が残るか、分解されても土壌汚染が出ます。 あなたは、山にタイヤが捨てられたり車が捨てられていて、それが自然に浄化されると思いますか。 絶対にされません。 たぶん、NO4さんは悪質な産廃業者ではと思います。 一般廃棄物は家庭。 産業廃棄物は工場や事務所です。 つまり、事務所のゴミを回収するのが産廃業者です。 その悪質な産廃業者が山に不要投棄します。 見た目は悪いけど気にならないは、職業柄が読みとれます。 最低です。 森林問題を知ってますか。 環境汚染が生態系を悪化させる。 例えば、コンビニ袋を飲み込んで、胃に貯まって死ぬ鹿。 それは奈良公園。 それと多くの問題があります。 奈良の鹿愛護会()などを見なさい。 生態系は守られるべき、自然なのです。 それを無視するのは産廃業者のみです。 富士山の産廃問題はいいですか。 良くありません。 それが、富士山が世界遺産にできない要因の一つです。 悪い人がいるから自然や文化が守られない。 そんな問題もあります。 つまり、ポイ捨てが悪いに今回は答えなかったけど、あなたのような高校生はやはり今すぐ辞めるべきだと思いました。 いや、大学は環境系の学部には向かないので、文学部や経済学部や経営学部や社会学部に進学してください。 大学向けに難しくいいます。 ゴミのポイ捨てはなぜ悪いか。 それは公共施設(道路)や他人の家のゴミを捨てることに悪いという認識はありますか。 ないのなら、高校生でも学校を辞めなさい。 なぜ、悪いのか。 社会の倫理やマナーの問題ですよ。 人を不快にしてはいけない、迷惑をかけないは当然の事です。 だから、ポイ捨ては人の迷惑につながるから悪いのです。 さらに、ゴミをポイ捨てすれば道路が汚れますね。 汚れるつまり、汚れは良いことに思いますか。 清いや清らかは神秘的な漢字がします。 だから、潔白や清潔という言葉は綺麗なのです。 汚れるとは悪い意味で使います。 ゴミがポイ捨てされると別の人も捨てる。 だから、一旦汚れたら2倍汚れる。 犬の散歩で糞を捨てるマナーの悪い飼い主がいるから道路が不衛生になる。 さらに見た目が悪くなる。 空き缶を道端にポイ捨てし、見た目が悪い。 それがいいことだと思う根性が許せません。 だから、道を掃除する人がいます。 地下鉄の駅でガムのポイ捨てで地下道にガムが粘りついているのをテコを使って掃除する人がいます。 いつもご苦労様ですしか言えませんよ。 本来、しなくていい事だからです。 日本は汚い。 しかし、シンガポールは綺麗です。 何故か分かりますか。 シンガポールは唾を吐いただけで罰金ですよ。 何が悪いとか聞く子は悪い子です。 人に迷惑がかかるから。 そんな事を聞く高校生に真っ当な学生はいない。 各個人がすべき事。 ゴミをポイ捨てしないという推進や拝啓運動です。 ボランティアやNPOの活動。 市民団体らと協力して、ゴミがない地域を目指すなど。 つまり、まちづくり。 煙草のポイ捨てを見逃さない、家庭ごみのポイ捨てを見逃さないなどあります。 社会や地域が協力して監視する構造が必要です。 一人が点となり、社会の輪ができる。 ポイ捨ては環境問題です。 廃棄物問題の一つです。 それは適性廃棄でないという問題。 つまり、適切に廃棄されていない状態。 だから環境問題です。 つまり、ポイ捨ては廃棄物処理法違反になる可能性もある。 A ベストアンサー 「ポイ捨て」問題には、「ゴミのポイ捨て」と「タバコのポイ捨て」がありますね。 思いついたことだけを少し。 (1)環境問題 ・タバコは、捨てた吸殻で汚れること以外に、不審火・山火事の原因になります。 ・「ゴミ」のポイ捨てでは、レジ袋やビニール製品が海に捨てられると、クラゲなどを食料とする生き物(カメや大型魚?)が誤って飲み込み、命を落とすと聴いたことがあります。 ビニール製品は、腐食・分解しにくいので、長期にわたって影響するようです。 ・釣り人が捨てたゴミの釣り糸に、海鳥・水鳥がからまる、針を飲み込む、という害もあるようです。 (2)ポイ捨てを無くすには? ・まず、親や大人が手本を示すことと、子供にきちんとしつける、ということでしょう。 このレベルは、学校や社会というより仮定でのしつけのレベルです。 ・教育が大切ですが、単に「ゴミを捨てるな」というものでなく(これは上のしつけのレベル)、捨てたゴミがその後どうなるか、どんな影響を引き起こすのか、といった世の中全体の仕組み、想像力を持つようにする、ということが大事だと思います。 これは、「原子力」「石油」「電気」「CO2」「家庭ごみ」などについても共通です。 ・タバコに関しては、タバコに必ず携帯灰皿を付ける、とか、携帯灰皿を持たずにタバコを吸ったら罰金とか、そういう仕組みにする以外ないと思います。 タバコを買うとデポジット料金を取り、付属の携帯灰皿に吸殻を入れて返却すると代金が戻るような仕組みにすれば、タバコの吸い殻を捨てるのはもったいない、という価値観が定着すると思います。 ・タバコは不審火の原因になることが多いので、喫煙者のいる家庭の火災保険の掛け金は高くする。 (3)今行われている対策 ・最近、駅や公共の場にゴミ箱や吸い殻入れがなくなっているが(サリン事件以来?)、それに対する対応策がなされていないように思います。 「ポイ捨て」問題には、「ゴミのポイ捨て」と「タバコのポイ捨て」がありますね。 思いついたことだけを少し。 (1)環境問題 ・タバコは、捨てた吸殻で汚れること以外に、不審火・山火事の原因になります。 ・「ゴミ」のポイ捨てでは、レジ袋やビニール製品が海に捨てられると、クラゲなどを食料とする生き物(カメや大型魚?)が誤って飲み込み、命を落とすと聴いたことがあります。 ビニール製品は、腐食・分解しにくいので、長期にわたって影響するようです。 ・釣り人が捨てたゴミの釣り糸に、... Q 最近自転車を趣味にしたのでよく走っているのですが 車で乗って感じる以上にゴミのポイ捨てが目に留まります。 郊外のドライブルートでは路肩の木々の下には弁当の箱、ペットボトルなど不快になる光景が続きます。 路肩の駐車スペース、無料の駐車場などは当たり前のようにゴミが捨てられています。 社会問題に意識のあるこれを読んでいる皆さんをはじめ 多数の人はポイ捨てはしていないと思います、ポイ捨てするのは一部の人間ということは分かっているのですが その人達は言ってもダメですね、もう良心に期待するのは限界だと思います。 自治体単位で罰則規定が設けられているところはありますが もっと強力にシンガポール並みに法律で処罰して欲しいと思っています。 特にゴミ箱が激減したここ数年ではゴミが目立っている気がします。 何とかして欲しいです、皆さんいい案は無いですか。 A ベストアンサー 一応一般的なことを書いてみますね。 まず、中学生にとって求められる「意見文とは?」から考えてみます。 子供なら、「これ美味しい!」「おしっこ行きたい!」「僕これ嫌い!」で大丈夫です。 でも、中学生になったら、「なぜ自分はこれがおいしいと思うのか」「なぜ自分はおしっこに行きたいのか」「なぜこれが嫌いなのか」ということまできちんと言えなければなりません。 「だっておいしいんだもん」では許されません。 まず自分がどう考えるか、そして次にその理由を書く必要が有ります。 【例文】 私は、自転車通学時のヘルメットは廃止すべきだと思います。 (意見を先に書きます) なぜなら、みっともないからです。 (大きな理由を次に書きます) 自転車通学のヘルメットがみっともないかどうか、30人にアンケートをとったところ、20人がみっともない、5人がみっともなくない、5人がよくわからない、という結果でした。 (調査) このアンケート結果によると、67%の人がヘルメットはみっともないと考えていることが分かります。 (調査のまとめ) 中学生は、ひと目を気にする年頃です。 彼らが毎日みっともないヘルメットを被っているというのは、精神的苦痛を与えかねません。 成長期の中学生にとって、虐待とも言える規則です。 ましてや日本は民主主義国家、多数決の原理に反します。 然るに事此処に至っては先生方に於かれましてはヘルメットの廃止を強く望むものであります。 (あいまいな考察) このような感じで書いてみてください。 難しく考えることはありませんが、何かを言う時は必ずなんでそう思うんだろうと自問(自分に問いかけること)すること、そして、他の人はどう考えているんだろう、ということを覚えておくと、しっかりした文章が書けるようになると思います。 一応一般的なことを書いてみますね。 まず、中学生にとって求められる「意見文とは?」から考えてみます。 子供なら、「これ美味しい!」「おしっこ行きたい!」「僕これ嫌い!」で大丈夫です。 でも、中学生になったら、「なぜ自分はこれがおいしいと思うのか」「なぜ自分はおしっこに行きたいのか」「なぜこれが嫌いなのか」ということまできちんと言えなければなりません。 「だっておいしいんだもん」では許されません。 まず自分がどう考えるか、そして次にその理由を書く必要が有ります。 【例文】 私... Q 夏休みの社会の宿題で、 「税についての作文」というものがでました。 一応、書いてみたので時間がある方は読んでいただけないでしょうか? 枚数は3枚以内ということで、これだと2枚とちょっとくらいです。 題名がまだ決まっていないので、もし何かあればお願いします! 私は、正直に言うと、今まで「税」というものについてよく知りませんでした。 自分が払っている税金と言うと、消費税くらいしかないし、 その消費税は、何かを買うと付いてくるし、 「税金なんかなくて良いのに。 なんで払うんだろう。 」と思ったこともありました。 そこで、税金の使われ方について調べてみました。 すると、税金は、私たちが毎日学校で勉強するために使われていたり、 私たちの生活や安全を守るために使われていることが分かりました。 また、税金によって、医療費が安くなっていたり、ゴミ処理がされているということも分かりました。 もし、誰も税金を払わなくなったら、どうなるだろうか。 と考えてみると、 私たちが今まで当たり前のように通っていた学校には通えなくなってしまうし、 私たちはこれから安心して暮らしていけません。 税金がなくなっても、毎日学校で勉強をしようとすると、 私たち中学生は、月々約7万9千円、つまり年間94万3千円を払わなければなりません。 他にも、税金がなくなれば、警察・消防費として、国民一人当たり約4万5百円、 ゴミ処理費用として、国民一人当たり約1万7千9百円を払い、 医療費は今よりも高くなります。 これらは、税金を払っている今は、税金によってまかなわれているのです。 そう考えると、税金は私たちにとって、とても必要なものだと思います。 今まで、「税について知りたい! 」とか「税金は必要だ。 」と思ったことは 一度もありませんでしたが、今回調べて、税についてよく分かったし、 税金は必要だと思いました。 私たちは、いつも「勉強したくないなあ。 」と思いながら学校に通っていますが、 こうして、当たり前のように毎日学校で勉強ができるのも、 税金があるからできるのだと分かりました。 私たちはまだ、税金を払う立場ではなく、税金を使う立場の方です。 税金によって、私たちは色々な面で支えられています。 日本全国の人々が、税金を払い、 その税金によって、私たちは支えられています。 だから私も、将来、もっと税金を払うようになったら、 他の人たちを支えたいと思います。 夏休みの社会の宿題で、 「税についての作文」というものがでました。 一応、書いてみたので時間がある方は読んでいただけないでしょうか? 枚数は3枚以内ということで、これだと2枚とちょっとくらいです。 題名がまだ決まっていないので、もし何かあればお願いします! 私は、正直に言うと、今まで「税」というものについてよく知りませんでした。 自分が払っている税金と言うと、消費税くらいしかないし、 その消費税は、何かを買うと付いてくるし、 「税金なんかなくて良いのに。 なんで払うんだろ...

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雨に濡れる路上のマスク ポイ捨て急増、潜む感染リスク [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル

ポイ捨て 問題

ゴミ問題が解決されない理由のひとつに、そもそもゴミのポイ捨てとゴミ拾いに関するデータがないことがあるそうです。 そのため、全国でゴミ拾い活動が盛んに行われても、実際のところポイ捨てゴミが本当に減っているのかわかりません。 そういう意味でも、ゴミ拾いの可視化やデータを地道に集めることには意義があります。 今回、株式会社ピリカ代表の小嶌不二夫さんに、ゴミのポイ捨てとマチの関係について聞きました。 小嶌:PIRIKAは2011年5月の(テスト版)リリースから、4年が経ちました。 現在、アプリは4万ダウンロードを超え、ぼくらが一番大事にしている「拾われたゴミの数」は世界中で1800万個を超えるまでになっています。 PIRIKAは、「捨てられるゴミ<拾われるゴミとなれば、ポイ捨てゴミが地球から減っていく」というシンプルな考えに基づいて事業を展開していますが、ゴミ問題の深刻度や現状を把握できるデータがないことは大きな課題のひとつです。 だからこそ、できるだけ多くの個人や企業、団体にPIRIKAを利用していただき、正確なデータを集めていけたらと考えています。 そうすれば、ゴミ問題を可視化し、データ分析を行うことでより適切にゴミ問題にアプローチできるのではないかと考えています。 2014年5月、福井県庁が県内の清掃活動にPIRIKAの導入を開始しましたが、1年経ってみてどうでしたか? 小嶌:福井県での利用に関しては、「」というサイトを立ち上げリアルタイムに拾われたゴミの数字やPIRIKAに投稿された様子をマッピングすることで利用を把握することができます。 現在時点で、福井県のPIRIKA投稿ユーザーはのべ1万8000人を超え、拾われたゴミの数は約365万個となっています。 さきほど、PIRIKAを通じて1800万個のゴミが拾われていると言いましたが、福井県が5分の1を占めるほど存在感があり、大阪と東京に次ぐ数です。 福井県の人口は80万人と東京や大阪の10分の1以下の規模ですが、局地的にここまで熱心に利用していただいているのは、福井県環境政策課の担当の方々のおかげです。 (参考)ごみ拾いアプリ「ピリカ」を使用した清掃活動 福井県ホームページ 県の職員の方々は地道に説明会を開催するなど周知を徹底してくださり、今春にはを開くなど、PIRIKAが長く使われるように取り組んでいただいています。 福井県の導入から1年が経ち、参加する企業や団体は100以上となりました(PIRIKA全体の登録企業や団体は300ほど)。 やはり、県が推進力となって動いてくださることで、PIRIKAという一民間企業では到底できないようなスピードでの導入や広がりにつながったのだと思います。 福井県の事例ができたことで、検討してくださる自治体も増えましたが、福井県ほどのスピード感で動いているところはまだありません。 やはり、担当者さんのマインド次第であることや、タイミングの問題もあります。 福井県では、2018年に開催する「福井しあわせ元気国体・大会」に向けて、県内の美化に取り組むためにPIRIKAを導入し、清掃活動への意識を高めようとしたようです。 一般的に、ポイ捨てゴミや美化に関する取り組みは、県ではなく市区町村など基礎自治体の管轄となることが多いため、県単位での利用・導入となると国体などの大きな理由が必要になりがちです。 街の中心地は大規模の幹線道路であることが多く、大都市のような街の中心地=駅周辺の場合とはゴミの分布にも違いがあります。 また、地方では主な移動手段が車であるため、歩行者が少ないことも特徴です。 そういう意味では、個人の活動よりも企業や団体のゴミ拾い活動が盛んになっています。 ほかにも、PIRIKAではどうしようもないのですが、降雪がある冬場(11月~3月)にはほとんどゴミ拾いがおこなわれないことも顕著にわかっています。 植え込みがある道路上には2. この目的や仕組みを教えてください。 小嶌:PIRIKAを引き続き伸ばしていくだけでなく、ポイ捨て調査の事業にも力を入れていこうと考えています。 「捨てられるゴミよりも拾われるゴミを増やす」という考えで事業を展開していますが、そもそもどれだけのゴミが捨てられているのかを知らないと、どれだけゴミを拾えばいいのかは把握できません。 端的に言えば、これまでのゴミ問題に対するアプローチは間違っていたと思います。 どういうことかというと、環境問題でもどんな問題でも、取り組みの最初には測定をします。 そして、数値に問題があれば、施策を打ち、もう一度測定をすることで施策の効果を確かめる。 これが多くの問題解決に共通する基本的なアプローチです。 しかし現状は、ポイ捨てゴミ問題に関する有効な計測手法がないため、効果が不明確な施策をやみくもに行うことしかできません。 その結果、どれくらいのペースで回収すればゴミ問題はなくなるのか、そもそも拾うことで問題が解決するのか、といったことが明確にはわかりません。 誰かかが悪い訳ではなく、皆頑張っているのに結果が出ないことが問題なのです。 だからこそ、安価で有効な測定手法を開発し、調査をおこなう必要があると考えています。 そうすることで、ゴミ問題の把握と同時に、既存の取り組みの効果の有無も見えてくるので、効果的かつ効率的に解決へと向かうのではないでしょうか。 「フクロウ」による調査については、自分たちが企画する場合もありますが、自治体からの依頼を受ける場合があります。 代表的な例は、昨年11〜12月にかけて実施した東京23区の調査です。 これは私たちだけでなくPIRIKAユーザーや環境団体の方にもお手伝いしていただき、総勢25名ほどで、各区の乗降人数の多い駅周辺(計345地点)を調査しました。 植え込みの有無で道路上のゴミの数が2. 5倍違うのです。 もっと言えば、植え込みのデザインや植物の種類によっても、捨てられるゴミの数が違ってくるのかなとも考えています。 23区の調査を通じて、改めてゴミ問題を考えたときに、街のデザインは人間の行動に大きな影響をもたらしていると思います。 ということは、ポイ捨てしづらい街のデザインの研究の余地はかなりありそうです。 街の景観のデザインを改善し、環境美化のための維持管理コストがぐっと下がるとすれば、行政にとってもよいことではないでしょうか。 私たちとしては、道路舗装や建築物、側溝やゴミ箱、喫煙所の有無など環境要因を数字で解き明かし、有意義な議論ができる地盤を作っていきたいです。 たとえば、ゴミ問題に関して「ゴミ箱があるからゴミがポイ捨てされるという意見と、ゴミ箱がないからゴミがポイ捨てされる」という意見があります。 どちらの意見ももっともらしいですが、主張を裏付けるデータがなく、感情論や個人の限定的な体験をもとにした議論となっていることがよくあります。 だから、もっと正しい議論をするためには定量的なデータが重要になってくるのです。 ちなみに、フクロウを活用した調査はこれまで東京以外にも、千葉県、福井県、福岡県、大阪府などで実施してきました。 たとえば、同じ草むらを調査したとしても、人によって見つけられるゴミの量が違えば、調査の精度が下がってしまいます。 ほかにも、人力の場合、大勢の協力者が必要になり、人件費などのコストがかさむため、別の方法を考えているところです。 新しいアプローチとしては、自転車にカメラを付けて、町中を走りながら調査するという方法を考えています。 撮影した画像中のゴミをコンピュータで解析し、ゴミがどこにどれだけ落ちているのかをヒートマップで表します。 ちょうど今開発を進めているところですが、これまでよりもかなり安いコストで調査することができるようになると思います。 小嶌:何度も強調しますが、ぼくらはポイ捨てされるゴミよりも回収されるゴミを増やしていきたいと思っています。 そのために、捨てられるゴミと拾われるゴミの双方の数字をきちんと把握し、解決に向けた本質的な取り組みをしていかなければなりません。 これまでに1800万個以上のゴミがPIRIKAを通じて回収されていますが、PIRIKAの力で地球上から回収されるゴミが1800万個増えたというわけではなく、もともと熱心にゴミ拾いをしていた企業や団体、個人の方々の活動が可視化された部分が大きいと思います。 今はまだ、拾われるゴミの数を増やすというよりも、データを収集し現状を正確に把握する段階で、そこから得られた情報をもとに、環境美化やゴミ問題解決のための正しい取り組みが何なのかを見つけていけたらと考えています。 全国でゴミ拾い活動が盛んに行われているのに、ゴミ問題が解決していないのはなぜなのか。 そして、そもそも解決に向かっているのか。 ゴミ問題がない世界に向けて、まだまだ道のりは遠いです。 せっかくのゴミ拾い活動が自己満足で終わらないよう、ちゃんと問題解決に結びつくためにデータをおさえていくことが重要です。 現在は都市部を中心に事業を展開していますが、今後は地方の大都市、さらには小さな市町村へと広げていく予定です。 ゴミは最終的に海や川に流れていくものも多く、海辺では特にゴミの容積が大きいので、どこかのタイミングで河川部や海辺での活動や事業も考えていかなければならないと思っていました。 そういう意味では、今回の「」プロジェクトは、PIRIKAにとっても貴重な機会であり、とても大きな意味のあるチャレンジになると考えています。 ぜひ、みなさんもPIRIKAを使って海辺や川辺のゴミ拾いを行っていただけると嬉しいです。 小嶌不二夫(こじま・ふじお) 株式会社ピリカ代表取締役。 1987年、富山県生まれ。 2009年、京都大学大学院エネルギー科学研究科に入学、半年で休学(後に中退)。 ベトナムでインターン生として営業職に従事し、2ヵ月目から営業成績1位に。 2010年、かねてからの夢であった環境問題解決事業を立ち上げるためのヒントを探すべく世界一周の旅に出発、18ヵ国を旅する。 帰国後、「地球からポイ捨てごみを無くす」ことを目的に、ごみ拾いの見える化と記録を行うスマートフォンアプリPIRIKAを開発、2011年に会社化。 ピリカはこれまでに世界74ヵ国で利用され、累計1800万個以上のごみが拾われている。 2013年、ドイツで行われた「eco summit 2013」で金賞を受賞。 (2015年7月15日の「」より転載).

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タピオカゴミ、渋谷でポイ捨て急増…写真だけ撮り8割残す人も : 国内 : ニュース : 読売新聞オンライン

ポイ捨て 問題

海洋プラスチックによるごみ問題とは 普段私たちが使っているプラスチック製のペットボトルや容器などは、ポイ捨てされたり適切な処分がされないことにより海に流され、海洋プラスチックごみになります。 海洋プラスチックによるごみ問題とは、そうしたプラスチックごみが海洋汚染や生態系に及ぼす影響を問題視したものです。 軽量で加工がしやすく丈夫であることから、プラスチックはレジ袋やペットボトルの他にも、プラスチック製のストローやスプーン、おもちゃや釣り糸などといったあらゆるものに利用されています。 海に流出する プラスチックごみの量は世界中で年間800万トンという試算や2050年には海洋プラスチックごみの重量が2倍になると予測されています。 また、日本は島国のため多くのごみが海岸に流れ着きます。 それらの プラスチックの排出源は主に東アジアや東南アジア地域であるという推計も出ていますが、地域よっては日本製のプラスチックごみが多い場所もあります。 (出典:「第3章 プラスチックを取り巻く状況と資源循環体制の構築に向けて」) (出典:「「未来に残そう青い海」」) マイクロプラスチックとは? プラスチックごみは大きな形状のまま漂流するもののほか、細かい粒子として海洋に流れ込むマイクロプラスチックというものもあります。 例えば歯磨き粉や洗顔剤にスクラブ入りと表記されているものがありますが、これが細かくなったプラスチックです。 マイクロプラスチックは2種類に分けることができます。 一次マイクロプラスチック 一次マイクロプラスチックは先述したスクラブやマイクロビーズなど マイクロサイズで製造されたプラスチックで、排水などを通じて自然環境中に流出したプラスチックごみを言います。 一度流出すると 自然環境中での回収はできず、製品化されたあとは対策も難しいとされています。 二次マイクロプラスチック 二次マイクロプラスチックは、ペットボトルやビニール袋など、大きなサイズで製造されたプラスチックが 自然環境中で紫外線や衝突などの影響を受け、破砕され細分化されてマイクロサイズになったものを言います。 これらはこのような状態になる前に、廃棄管理やリサイクルなどを行うことで発生を抑制することや、マイクロ化する前であれば回収も可能なため、ある程度の対策ができます。 (出典:) マイクロプラスチックのもとになる5大プラスチック マイクロプラスチックのもとになるのは「4大プラスチック(汎用樹脂)」と呼ばれる原料です。 プラスチック自体は100種類以上ありますが、その中でも以下のプラスチックは多くの製品に使われています。 プラスチックの種類 使用されている製品 ポリスチレン PS ハンガー、食品用トレ、プリンター ポリエチレン PE 高密度ポリエチレン HDPE バケツ、洗剤ボトル、灯油タンク 低密度ポリエチレン LDPE レジ袋、ラップ、紙パック飲料などの内外面 ポリエチレンテレフレタート PET ペットボトル・卵パックなどの透明な容器・包装フィルム・衣類の繊維 ポリプロピレン PP ストロー・ペットボトルキャップ・文具・医療器具 (出典:環境省公式サイト) 中国ではプラスチックごみの輸入を停止 中国では2017年まで海洋プラスチックごみの発生量が世界トップを維持していました。 しかし東アジア地域の海洋の環境保護を軽視し、人体や生活環境に対して重大な危害をもたらしたことから、「固体廃棄物輸入管理制度改革実施案」を公表。 廃プラスチックなど環境への危害が大きい 固体廃棄物の輸入を、2017年末を機に禁止するとともに、2019年末までに国内資源で代替可能な固体廃棄物の輸入を段階的に停止する意向を示したのです。 2016年には月60万トンを輸入していた廃プラスチックを 18年には月3万トンまで激減させました。 これまで回収方法や廃棄方法についての体制を見直し、早急な整備を行うことで国内の固体廃棄物の回収率を高めたのです。 (出典:) プラスチックごみが海に与えている影響は? プラスチックごみは海洋の汚染だけでなく、海に生きる生物や産業、私たちの体にまで影響を与えます。 海洋プラスチックごみが増えることで、プラスチックに付着する有害物質やプラスチックそのものの有害性により、海はどんどん汚れていきます。 それだけではなく、目に見えないマイクロプラスチックは 北極や南極にも行き着くほど広く分布しており、海氷の中に含まれているとの調査報告も挙がっているのです。 (出典:) 海の生命体に与える影響 マイクロプラスチックのような微量な粒子は、海洋生物の体内に取り込まれることで、 体内に蓄積される可能性があります。 また海洋生物がプラスチック製品を餌と間違えて取り込んでしまい、それが体内で消化されないため内部を傷つける、あるいは腸閉塞を起こして死んでしまうといった事例もあります。 生物が消化できないプラスチックごみは、海洋生物に悪い影響を及ぼしているのです。 海の産業に与える影響 漁業や養殖業で本来得られるはずの 漁獲量が減るといった問題や、漁獲用の網などにゴミが絡まってしまうことで、 海洋生物がかからない、網が使えなくなるといった損失もあります。 そしてプラスチックごみは、産業は何も漁業だけでなく観光業にも影響を与えます。 観光業の場合は、きれいな海を求めてやってくる人が多く、海水浴やダイビングなどを楽しむ人たちにとってはプラスチックにより汚染された海では魅力がなくなってしまいます。 そのため 観光業での収入が減ることで経済的損失も大きくなります。 実際にこの海洋プラスチックゴミの問題が深刻なアジア太平洋地域では漁業や養殖業で年間3. 6億ドル、観光業で年間6. 2億ドルもの損失が出ていると推定されています。 私たち人体への影響 先述したとおり、海洋生物が体内に取り込んだマイクロプラスチックは 細かな粒子であり、分解されないため体内に蓄積されている可能性があります。 マイクロプラスチックを飲み込んだ海洋生物が市場に出回れば、それらを口にする 私たちの体内にもマイクロプラスチックが入り込む可能性があるのです。 また私たちが普段使っている歯磨き粉や洗顔料、化粧品にもマイクロプラスチック(一次マイクロプラスチック)が入っています。 それらは洗面所などから流れますがかなり小さいため、排水処理施設では処理しきれず海に流れ着きます。 プラスチックは様々な化学汚染物質を付着する性質もあり、体内で消化できないことから魚の体内に影響が出るのは明らかです。 さらにそれを口にする場合、人体にも影響を及ぼす可能性があります。 (出典:「海のプラスチックごみを減らしきれいな海と生き物を守る!」,2019) (出典:「第3章 プラスチックを取り巻く状況と資源循環体制の構築に向けて」) (出典:「未来に残そう青い海」) (出典:「洗顔料や歯磨きに含まれる マイクロプラスチック問題」,2016) 日本政府の取り組み 日本政府では、海洋プラスチックごみに対して様々な取り組みをすべく議論を重ね、「第4次循環型社会形成推進基本計画」と「海洋プラスチックごみ対策アクションプラン」の2つを主軸とした対策に取り組んでいます。 これは政府だけでなく関係機関、地方自治体、漁業関係者などと連携した海洋環境改善のための計画です。 以下で詳しく解説します。 第4次循環型社会形成推進基本計画 政府の取り組みを行う上で作られたのが、「循環型社会形成推進基本計画」です。 第四次まで進められているこの計画は、循環型社会形成推進基本法に基づいて、循環型社会を作り上げていくための施策を 総合的に、そして計画的に推進するための基本計画になります。 第四次計画ではその方向性として3つの項目が新たに挙げられました。• 地域循環共生圏形成による地域活性化• ライフサイクル全体での徹底的な資源循環• 適正処理の更なる推進と環境再生 このうちのライフサイクル全体での徹底的な資源循環では、 必要なモノ・サービスを、必要な人に、必要なときに、必要なだけ提供するという取り組みが行われています。 これは過剰な供給などを行わないことを徹底しており、便利で大量に生産されるプラスチックを 徹底した管理のもと資源循環を推進するという取り組みを行う方針です。 また適正な処理の更なる推進と環境再生のなかには安定的・効率的な処理体制の確立に加え、 環境再生を目指してマイクロプラスチックを含む海洋ごみ対策への取り組みも盛り込まれています。 海洋プラスチックごみ対策アクションプラン 海洋プラスチックごみ対策アクションプランというものも政府で策定されています。 これは プラスチックの有効利用を前提としつつ、海洋の新たな汚染を生み出さないため取り組みを徹底していくためのプランです。 具体的には、 プラスチックごみの回収から適正処理を徹底するとともに、ポイ捨てや不法投棄、非意図的な海洋流出の防止を進めます。 また、 既に流出したプラスチックごみの回収にも取り組む方針です。 それだけでなく、海洋に流出しても影響や負担が少ない素材の開発や、その素材への転換などを推進していく取り組みも進められています。 (出典:) 海洋プラスチックごみを減らすために私たちができること 日本政府を中心として上記のような取り組みが行われていますが、プラスチックごみを削減するには 私たち消費者が積極的に取り組むことも必要です。 プラスチック製品は私たち消費者が使い、そして処理を適正に行っていないためにごみとなって海に流れ着いてしまうことがほとんどです。 プラスチックごみの削減、そして海洋プラスチックごみを出さないためにどのようなことができるのか紹介します。 3Rを心がける 3Rとは 「リデュース(Reduce)」「リユース(Reuse)」「リサイクル(Recycle)」のことを言います。 3Rはどれもプラスチックごみを出さないための工夫であり、場合によっては資源にもできる方法を説いています。 これを意識することで海洋プラスチックごみ削減にも繋がるのです。 リデュースは マイバックやマイ箸の持参によるレジ袋や使い捨て食器の削減、リユースは詰め替えの使用による ボトルの再利用と廃棄ボトルの削減などが具体的な方法として挙げられます。 そしてリサイクルは プラスチックを分別回収し原料として再利用を行う方法です。 どれも ちょっとした行動や意識の変化でできることであり、取り組みやすい方法でもあります。 プラスチックごみを減らすための行動をする 上記の3Rも含めた プラスチック削減のための行動は何よりも大切です。 もっと具体的な対策の一例を以下に挙げます。 レジ袋をもらわなくていいようにマイバックを持参する• 小分けにするポリ袋の使用を控える• タンブラーなどマイボトルを持参し、プラスチック容器の使用を減らす• プラスチック製のスプーンやフォークをもらわず、マイ箸やマイスプーンなどを常備する• プラスチック製ストローの使用を控える• 繰り返し使える詰め替え用ボトルなどを購入する• ラップの使用を減らすためにも、タッパーやふた付きの容器などに食品を保存する。 レジャーや屋外などで出るごみは分別して、必ず持ち帰る• ごみが溜まりやすい河川敷や海岸などの清掃活動に参加する• ごみのポイ捨てや不法投棄はせず、所定の場所や時間に分別して捨てる これはできることの一部であり、まだまだ私たちにできるプラスチックゴミ削減のための行動はありますが、まずはこのようなことから始めてみてはいかがでしょうか。 ゴミ拾いやボランティアに参加する ごみ拾いやボランティアに参加することも、プラスチックごみの削減に大きく貢献できます。 海に流れ着くプラスチックごみの量は非常に多く、定期的な清掃を行っていますが、海岸は広いため多くの人が清掃活動に積極的に参加することが求められます。 また清掃活動を行う団体の中には、海洋ごみの問題をもっと多くの人に知ってもらおうとイベントを行っているところもあり、ボランティアとして参加することで多くの人の認知度を上げて海洋プラスチック削減の手助けを行うことができます。 (出典:) 海洋資源、生物を守るために私たち一人ひとりが行動しよう! 海洋プラスチックごみは世界的に深刻な問題として取り扱われています。 既に日本でも取り組みを進めていますが、プラスチックごみ削減のためには私たち個人の行動が不可欠です。 まずは日常の暮らしのなかでできるアクションから始めてみてはいかがでしょうか。

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