金利を増やすためには、FXなので、レバレッジを増やせば、金利も増えますが、それだけリスクも増えます。 低レバレッジで金利を増やす方法として、考えられる方法が 複利運用です。 普通のFX口座では、複利運用はかなり厳しいのですが、 1通貨から取引できるSBI FXTARDEなら、楽にできます。 SBI FXトレードをつかって、南アフリカランドでの複利運用方法をシュミレーションしてみました。 SBI FXトレードでの複利運用シュミレーション 複利運用する方法は単純で、 スワップ金利が貯まれば順次、運用にまわすそれだけです。 SBI FXトレードでは、スワップポイントは1通貨単位で小数点第4位まで計算し、円転したスワップが評価損益として累積されるとのことなので 公式サイト:取引に関するご質問より 、1通貨のスワップ金利も累積されます。 ランド円の1通貨のスワップ金利は、0. 0014円 2016年11月調べ なので、1万通貨取引すると、1日14円のスワップ金利になります。 レートは7. 2円にしています。 下記は、シュミレーションのまとめです。 をご覧ください。 パターン 元本 1年後元本 スワップ合計 年利 通常 72000円 77110円 5110円 約7. レバレッジを2倍にすると、複利効果の伸び率も上がります。 これを5年続けると、レバレッジ2倍の場合、元本が倍になります。 年利という言い方がおかしいので、利率で表しました。 パターン 元本 5年後 元本 5年間 スワップ合計 利率 通常 72000円 97550円 25550円 約35. このサイトのタイトルにもあるスワップ金利生活を実現するための運用方法です。 ただ、 あくまでもシュミレーションの結果なので、為替レートや金利の変動でうまくいかない場合があることはご了承ください。 複利運用すれば、利率の伸び率がいいことは分かると思います。 さらに、伸び率を増やすには、積立を同時に行うことです。 毎月1万円積み立てるイメージ 計算上毎週2500円 でレバレッジ2倍で運用すると、1年で1ヶ月のスワップが約2300円、5年で約11680円、10年で約34000円になります。 最終元本 1週間のスワップ 1ヶ月のスワップ 1年後 約211,811円 約575円 約2,300円 3年後 約583,133円 約1,583円 約6,332円 5年後 約1,075,781円 約2,920円 約11,680円 10年後 約3,131,249円 約8,500円 約34,000円 金利生活としていいラインを考えると、毎週1万円を積み立てるイメージです。 レバレッジ2倍運用すると、1月のスワップ金利が、1年で約6848円、5年で約42,464円、10年で約127,200円になります。 机上の空論ではありますが、毎月10万円のスワップ金利を望むのであれば、このパターンでしょうか? 最終元本 1週間のスワップ 1ヶ月のスワップ 1年後 約630,722円 約1,712円 約6,848円 3年後 約2,040,351円 約5,539円 約22,156円 5年後 約3,910,564円 約10,616円 約42,464円 10年後 約11,713,626円 約31,800円 約127,200円 レバレッジ1倍の場合のシュミレーションの詳細 1年間の運用シュミレーションなので、52週続きます。 週 元本 通貨単位 スワップ 合計金額 1 72000 10000 98 72098 2 72098 10013 98. 1274 72196. 1274 3 72196. 1274 10027 98. 2646 72294. 392 4 72294. 392 10040 98. 392 72392. 784 5 72392. 784 10054 98. 5292 72491. 3132 6 72491. 3132 10068 98. 6664 72589. 9796 7 72589. 9796 10081 98. 7938 72688. 7734 8 72688. 7734 10095 98. 931 72787. 7044 9 72787. 7044 10109 99. 0682 72886. 7726 10 72886. 7726 10123 99. 2054 72985. 978 11 72985. 978 10136 99. 3328 73085. 3108 12 73085. 3108 10150 99. 47 73184. 7808 13 73184. 7808 10164 99. 6072 73284. 388 14 73284. 388 10178 99. 7444 73384. 1324 15 73384. 1324 10192 99. 8816 73484. 014 16 73484. 014 10206 100. 0188 73584. 0328 17 73584. 0328 10220 100. 156 73684. 1888 18 73684. 1888 10233 100. 2834 73784. 4722 19 73784. 4722 10247 100. 4206 73884. 8928 20 73884. 8928 10261 100. 5578 73985. 4506 21 73985. 4506 10275 100. 695 74086. 1456 22 74086. 1456 10289 100. 8322 74186. 9778 23 74186. 9778 10303 100. 9694 74287. 9472 24 74287. 9472 10317 101. 1066 74389. 0538 25 74389. 0538 10331 101. 2438 74490. 2976 26 74490. 2976 10345 101. 381 74591. 6786 27 74591. 6786 10359 101. 5182 74693. 1968 28 74693. 1968 10374 101. 6652 74794. 862 29 74794. 862 10388 101. 8024 74896. 6644 30 74896. 6644 10402 101. 9396 74998. 604 31 74998. 604 10416 102. 0768 75100. 6808 32 75100. 6808 10430 102. 214 75202. 8948 33 75202. 8948 10444 102. 3512 75305. 246 34 75305. 246 10459 102. 4982 75407. 7442 35 75407. 7442 10473 102. 6354 75510. 3796 36 75510. 3796 10487 102. 7726 75613. 1522 37 75613. 1522 10501 102. 9098 75716. 062 38 75716. 062 10516 103. 0568 75819. 1188 39 75819. 1188 10530 103. 194 75922. 3128 40 75922. 3128 10544 103. 3312 76025. 644 41 76025. 644 10559 103. 4782 76129. 1222 42 76129. 1222 10573 103. 6154 76232. 7376 43 76232. 7376 10587 103. 7526 76336. 4902 44 76336. 4902 10602 103. 8996 76440. 3898 45 76440. 3898 10616 104. 0368 76544. 4266 46 76544. 4266 10631 104. 1838 76648. 6104 47 76648. 6104 10645 104. 321 76752. 9314 48 76752. 9314 10660 104. 468 76857. 3994 49 76857. 3994 10674 104. 6052 76962. 0046 50 76962. 0046 10689 104. 7522 77066. 7568 51 77066. 7568 10703 104. 8894 77171. 6462 52 77171. 6462 10718 105. 0364 77276. 6826 合計 5290 レバレッジ1倍の場合のシュミレーションです。 0807で、約7. 0734で、約7. レバレッジが2倍の場合は、上記の表をベースに、元本の通貨単位が倍になるイメージです。 エクセルなどでシュミレーションする場合は、通貨単位を出すときに、7. 2で割るのではなく、3. 6で割れば、2倍の場合の元本が出ます。
次のスワップポイント狙いなら、なぜ南アフリカランドがいいの? そもそもスワップポイントって何? スワップポイントとは、FX取引を行ったときに発生する通貨ペア間(例えば、米ドル円だったら米ドルと日本円)の金利差調整分のことです。 FXは、異なる2つの国の通貨を交換する取引なので、このときそれぞれの政策金利も交換することになります。 しかし、各国の政策金利は異なるため、その差額を調整する必要があり、このような仕組みがあります。 き スワップポイントは、原則、高金利の通貨を買って低金利の通貨を売ることによってその差額分を受け取ることができます(逆に、高金利の通貨を売って低金利の通貨を買うとその差額分を支払うことになるので注意) スワップポイントは毎日付与されるので、小さな利益をコツコツと積み重ねたいという方に向いているでしょう。 ただし、為替の値動きによって通貨の価値自体が下がってしまった場合、スワップポイントで得た利益以上の損失が生じる可能性もあるので要注意。 今後の値動きについて、長期的な見通しも必要です。 なぜ南アフリカランドは政策金利が高いのか? 高金利の通貨を買い、低金利の通貨を売ることでスワップポイントを得ることができますが、なかでも南アフリカランドは高金利通貨として有名です。 南アフリカランドが高金利である理由は、 他の新興国と同様に外貨を集めたい背景があるからです。 一般的にお金は政策金利が高いところに流れます。 ですから、政策金利を高くすることで自国の通貨を魅力的にし、資金の流入を図っているのが南アフリカなど新興国の特徴です。 他の通貨ではトルコリラも高金利通貨として有名です。 しかし、まだまだカバー先の銀行(MUFGなどの邦銀や、シティバンクやゴールドマン・サックスなどの外銀)の提示もワイドでさらに流動性もありません。 そのため、不測の事態でカバーができないことや顧客にプライスを提示できない(つまり取引できない)ことにもなりかねません。 日本との金利差は?狙うなら南アフリカランド円! 上述したように、スワップポイントとは2国間の金利差調整分です。 では、日本と南アフリカの政策金利をそれぞれ見ていきましょう。 長らくデフレが続き、金融緩和を行っている日本はマイナス金利となっています。 まだまだ出口戦略を語るには時期尚早という声も多く、このマイナス金利の状態はしばらく続く見通しです。 南アフリカの政策金利は・・・ 南アフリカの政策金利は、なんと3. 75%です。 日本とは異なりインフレ圧力が強いのが南アフリカをはじめとする新興国です。 そのため、インフレを抑える目的もあり、政策金利を高く設定しています。 日本と南アフリカの金利差は・・・ 「3. もちろんスワップポイントは金利差以外の経済情勢、その他の要因によっても変化はしてきます。 ただ、高金利の南アフリカランドと低金利の日本円の金利差はかなり大きく、その結果FX会社が提示するスワップポイントも高くなりやすいです。 スワップポイントを利用した南アフリカランドの運用方法は? ここからは、「 サヤどり」と「 ドルコスト平均法」という運用方法についてご紹介します。 スワップポイントを狙ったもっとも単純な取引方法は、その通貨のポジションをもち続けること。 ポジションをもっている間は毎日スワップポイントが入ってきます。 しかし、 ポジションをもっているだけの状態だと、為替の変動による影響をもろに受けることになります。 せっかく毎日スワップポイントを得ていても、為替の変動によってそれよりも大きな損失を出してしまっていては、結果として損をしてしまいます。 スワップポイントのサヤどりとは? 受け取りスワップポイントが高い会社で買い、支払いスワップポイントが低い会社で売ることで(買いと売りの両方のポジションを持つことで)、為替の変動による損失は抑えつつ、スワップポイントの差益のみを受け取る方法を指します。 為替変動の影響は基本的には受けないため低リスクである一方、買いスワップポイントと売りスワップポイントの差益しか得られません。 サヤどりのやり方 まず 同じタイミングで買い注文と売り注文を出す「両建て」が必要です。 為替がどんなふうに変動しても、買いポジションと売りポジションの両方をもっていますから、片方は含み益を出し、もう片方は含み損を出している状態となり、結果的に 損失を相殺することができます。 ですが、ただ両建てを行うだけではスワップポイントによる利益は確保できません。 多くのFX会社におけるスワップポイントは、支払額の方が高め(「受取額<支払額」)になっているためです。 実はスワップポイントはFX会社によって異なります。 そのため 受け取りスワップポイントの方が高く(「受取額>支払額」)となっている組み合わせでトレードをすれば、両建てをしつつスワップポイントをプラスにすることができます。 ちなみにFX会社によってスワップポイントが異なる理由は、FX会社のカバー先との関係性や、銀行との交渉力、顧客をひきつけるためのマーケティング力などが挙げられます。 特に南アフリカランドのような高金利通貨の場合は、新規顧客獲得のため一定のマーケティング費用として 赤字覚悟でより高いスワップポイントを提示することがあります。 サヤどりのメリット• 一定期間ごとに、それぞれの口座の証拠金調整が必要になる• 片方では支払い続けるため、受け取ったスワップを一定額振り込まないと、証拠金維持率を保てない 一見デメリットのないトレード方法に見えるサヤどりですが、いくつか注意しなくてはいけないポイントもあります。 当然ですが、買いと売りの2つのポジションを同時にもつことになるため、通常の取引の2倍以上の資金が必要となります。 そして、両建てをするということは、含み益も相殺してしまうということです。 たとえ自分の予想どおりに相場が動くような場面があっても、片方の口座の利益が、もう片方の口座の損失に相殺されてしまいます。 サヤどりをする際の注意点• スワップポイントの変動により「受取額>支払額」ではなくなる可能性がある• 相場変動によるロスカットで両建てが解消される可能性がある 忘れてはならないのは、スワップポイントは各国の政策金利やFX会社の都合により変動の可能性があるということです。 「受取額>支払額」という関係が崩れてしまった場合には損失を出すばかりですから、そうならないよう定期的にチェックするようにしましょう。 また、 ロスカットにも注意しなくてはいけません。 をかけすぎた状態などで、自身の為替予想に反して相場が大きく変動すると 片方のポジションにだけロスカットや追加保証金がかかることがあります。 そうなると両建てが解消されてしまいますから、そのまま放置していると、 損失が拡大する恐れがあります。 そういった事態を防ぐために、大幅な為替変動に備えて十分な資金を入れる、また指値注文でロスカットが起こった際にもう片方のポジションも決済されるようにしておく必要があります。 サヤどりの参考例を実際に計算してみた! ここでは、スワップポイントの 支払額が少ない会社をA社、 受取額の高い会社をB社として計算してみます。。 A社の南アフリカランドのスワップポイントの支払額は、 10万通貨あたり-90円。 B社の南アフリカランドのスワップポイントの受取額は、 10万通貨あたり130円だったとします。 この2社でさやどりをした場合は、 「受取額(130円)>支払額(90円)」となります。 得られる額を計算してみると以下のようになります。 ただ、実際にはロスカットや追加証拠金などを考慮する必要があるので レート変動に耐えられるバッファ(余裕資金)をもたせておくことが必要です。 ボリンジャーバンドというテクニカル分析を用いた2016~2018年の期間での平均変動率は23.24%でした。 よって、最大でこのくらいの変動があることを念頭に各自バッファを決める必要があります。 サヤどりの候補になるFX会社はここ! サヤどりでは、スワップポイントの受取額と支払額の差額が大きいほど、有利と言えます。 2020年7月時点で、スワップポイントの受取額が大きいFX会社で代表的なのはFXプライムbyGMOです。 一方、 スワップポイントの支払額が小さいFX会社で代表的なのはSBI FXトレードとFXプライムbyGMOです。 「一ヶ月に3万円買う」など一定期間における購入金額を決めて毎回その金額で取引すること。 対象通貨が高いときには少なく、安いときには多く買い、その結果平均購入単価を下げる働きがある取引方法です。 保有ポジションを時間的に分散して、価格変動に対してのリスクヘッジを行うことがおもな目的です。 こちらは、価格が下がり続けると為替差損が大きくなっていくため、 比較的ハイリスク・ハイリターンな取引方法です。 ドルコスト平均法の特徴は? ドルコスト平均法は、 数量ではなく、金額にフォーカスして買い増していく点に最大の特徴があります。 例えば、南アフリカランド円を毎月1日に10万円分ずつ買っていくような方法です。 ドルコスト平均法のメリット• リターンが大きい• レート変動に対するリスクヘッジになる• 初期投資額が低く抑えられる ドルコスト平均法で毎月一定額を購入することで、毎月の受け取りスワップポイントがその一定額分増えていくことになります。 サヤどりと比べ、買い取引だけなのでレート変動の損益がそのまま反映されます。 結果的にレートが長期的に上昇に向かえばスワップポイントだけではなく為替差益も得ることができます。 また、南アフリカランドは新興国通貨ということもあり、一般的に相場の動きは激しいですが、ドルコスト平均法を使うと高いところでも低いところでもポジションが持てます。 買うポイントがたまたま安値ならいいですが、ピンポイントでそういった買い時のタイミングを狙うのはプロでも難しいこと。 ドルコスト平均法でトレードするポイントを分散すれば、「ものすごく高いときにたくさん買ってしまった」といった失敗を避けることができます。 つまり、 マーケットの短期中期的な変動の影響を小さく抑えて投資ができます。 ドルコスト平均法のデメリット• リスクが高くなる• 買うタイミングを分散するためそれまで 現金(キャッシュ)を多く抱えることになる サヤどりと異なり、ドルコスト平均法では南アフリカランド円を買うだけなので、レート変動に対してはヘッジができず、レートが下がると損失を被ることとなります。 また、一度に50万円分の南アフリカランド円を購入するのと、毎月10万円分の南アフリカランド円を購入するのでは、40万南アフリカランド円分の現金がすぐに投資に回されず、機会損失となってしまう恐れがあります。 ドルコスト平均法の仕組みについて ドルコスト平均法は、毎月一定の決まった日に「一定の金額」の買い付けを行うことです。 例えば以下のように取引をしていきます。 9月1日 10万円分の南アフリカランド円• 10月1日 10万円分の南アフリカランド円• 11月1日 10万円分の南アフリカランド円 大切なのは、 数量を等分(10万南アフリカランド円)ではなく、金額を等分(10万円分)することです。 南アフリカランドはレート変動が激しいため、上昇時には少ししか買えなくても下落時にはより多くのポジションを買うことができます。 このように、時間をずらして購入することで高値でも安値でも買うことができます。 ただ、ロスカットや追加証拠金請求をされないように、一定の投資予定金額を入れておくようにしましょう。 さらに日々付与されるスワップポイントで買い増しを行っていけるようになれば複利効果を得ることもできます。 ドルコスト平均法の準備にかかるコストは? では、具体的に「ドルコスト平均法」の具体例を見ていきましょう。 ドルコスト平均法の場合、サヤどりとは異なり 単純にスワップポイントの受取額が重要になってきます。 付与されるスワップポイントは日々異なるので、各FX会社のスワップカレンダーをチェックし、受取額の高いFX会社をチェックしましょう。 次に、「準備にかかるコストはいくらか?」を実際のFX会社で見ていきましょう。 先ほどと同じくDMMFXを例に紹介します。 サヤどりの場合は、買いと売り両方のポジションをもつことになるので156万円が必要(南アフリカランド円のレートを7. 8円と想定)でした。 しかし、 ドルコスト平均法は、買いのみのポジションで済むので78万円で取引が可能です。 レバレッジをかけた場合も同様です。 新興国通貨でスワップ運用するときの注意点は?新興国通貨の共通点を解明! 新興国通貨でスワップ運用するときには以下の2つの注意点があります。 新興国通貨は価格変動が大きく、スワップポイント以上に為替差損が出る可能性がある• 流動性が低く、政治や社会情勢によって通貨が暴落するなどのリスクがある 2018年8月にも新興国通貨でスワップポイントが高いことで有名な通貨だったトルコリラが暴落し、過去最安値を更新しました。 単純にスワップポイントが高いという理由だけで取引を行うとスワップポイント以上にレート変動で大損をしてしまうこともあります。 そもそも新興国とは、先進国(日本やアメリカなど)と比較して急速に経済発展を続けており、高い成長の見通しがある諸国をいいます。 特に代表的なものが「BRICs」と呼ばれる、ブラジル、ロシア、インド、中国の4ヶ国です(ここに南アフリカランドを加えて5カ国とする場合もあります)。 他にも最近ではトルコのリラやメキシコのペソなどを導入するFX会社も増えてきました。 これら 新興国通貨の共通点は先進国と比較して政策金利が高いこと。 そのため、低金利である先進国(日本やスイスなど)との通貨ペアにおいては高スワップポイントが提供されることが多いです。 南アフリカランドと他の通貨の異なる点は? 南アフリカランドと 他の新興国通貨との大きな違いは、リスク思考のFX投資家に選好される点です。 スワップポイントの高さはトルコリラやメキシコペソには及びませんが、取引をするうえでの流動性は南アフリカランドの方が高いと言えます。 新興国の中でも、南アフリカはアフリカを代表する国として注目が集まっています。 特にサブサハラ・アフリカ地域(サハラ砂漠より南の地域)は、ラスト・フロンティアと呼ばれ、2030年代に総人口が中国やインドを抜くという予測もあります。 南アフリカは世界有数の資源国であり、金・プラチナ・ダイヤモンドなどの鉱物資源の産出量が豊富。 さらに、南アフリカでは徐々にサービス業の比率が高まっています。 長期的に見て非常に有望なマーケットとされています。 ただし南アフリカランドの変動には、失業率、貿易収支などがかかわっています。 これらの指標が大きく動いたときは、南アフリカランドのレートも大きく変動することがよくあります。 また、中国が最大の貿易相手国であるため中国の経済指標の結果もレートに影響を与え、財政赤字の大きさから財政リスクが顕在化しやすいという特徴があります。 リーマン・ショックやギリシャ危機など、世界的な信用問題が波及しやすいと言えます。 南アフリカランドの今後の見通しは? 南アフリカランド円は過去10年にわたって長期的な下落トレンドが続いています。 2008年9月のリーマン・ショックで南アフリカランドが15円から7円台まで急落した後、12円台まで反発する局面もありました。 しかし2012年から2014年までは9~11円のレンジ相場で推移し、2015年に入ってからは、原油安などの影響で再び9円台割れとなっています。 さらに、その後も下落し2018年8月にはトルコリラの急落を受け、新興国通貨に波及し、7円台を推移しています。 インフレやストライキ、慢性的な電力不足などの問題で南アフリカ経済は停滞が続いておりこの下落トレンドが続く可能性もあります。 そういった場合、 ドルコスト平均法で時間を分散して取引していく手法が有益と言えるでしょう。
次のスワップポイントとは? 2国間の金利差調整分としてもらえる利益のことで、日本円のような低金利通貨で南アフリカランドのような高金利通貨を買うと、その金利差を金融機関(FX取り扱い業者など)より毎日還元してくれるものです。 長期投資に向く高金利通貨のなかでも人気があるものは、この南アフリカランドのほか、やなどがあります。 それぞれの金利は時期によって上下しますが、日本円(マイナス0. その中でも南アフリカランドの政策金利はなんと6. 近年、FXのスワップポイント運用でも大注目で、南アフリカランドを取り扱うFX会社も増えています。 スワップが高いとこんなメリットが! スワップポイントが高ければ高いほど、当然インカムゲイン(利回り収益)も大きくなります。 たとえば、1Lotあたりの買スワップが100円の通貨ペアの場合、買ポジションを1Lot保有すると、1年間(365日)で36,500円のスワップ収益を得ることができるのです。 でも1Lotあたり80円を提示している場合だと29,200円、この差は見逃せませんよね! 少ない資金で取引できる 通貨ペア レート 1Lotあたりに必要な証拠金 南アフリカランド/円 7. 4円 2,960円 米ドル/円 109円 43,600円 豪ドル/円 75円 30,000円 2019年11月調べ みんなのFXより 10万円の証拠金で運用した場合 通貨ペア 円 保有数 Lot 1Lotあたりの買スワップ 1日あたりの買スワップ 年間買スワップ 南アフリカランド 33. 8 12円 405円 147,825円 米ドル 2. 3 55円 126円 45,990円 豪ドル 3. 3 18円 59円 21,535円 南アフリカランドのメリットとデメリット 南アフリカランドのメリット.
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