大阪桐蔭高校
概要 [ ] 大阪府高等学校野球連盟加盟校で争われる。 通常の大会は北地区（万博、豊中、舞洲・南港中央・花園）と南地区（住之江、久宝寺、舞洲・南港中央・花園）のブロック別に試合があり、4回戦と準々決勝で再抽選がある。 1998年の第80回記念大会より、大会回数下1桁が0の記念大会時のみ、全国高等学校野球選手権北大阪大会と全国高等学校野球選手権南大阪大会の2地区に分けて大会を行う。 大阪府高野連の方針により、全国で唯一シード制を採用していない。 また、参加高校が多いことや各高校から開催球場が近くなるメリットがあるため、3回戦までの組み合わせ抽選は南北で分けた状態で決定する。 記念大会および予選における南北の境界線については、大阪市此花区、港区、西区、中央区、東成区、大東市から北の学校を「北大阪」、大阪市住之江区、大正区、浪速区、天王寺区、生野区、東大阪市から南の学校を「南大阪」としている。 大阪大会特有の事情として、楽器を使った応援を禁止している。 これは、、の3球場は周囲に住宅地が有り、楽器を使った応援が近隣への騒音の原因となることから周囲へ配慮するという事情がある。 また「全選手が同じ環境で試合ができなければ不公平」と全ての球場を同条件とするため、残り5球場でも禁止にしている。 大会規定でも「多数が音のでるものを打ちたたいての応援やメガホンまがいのものを用いて一斉に大声を出しての応援を禁止する」と明記されている。 これは大阪府高野連が主催する春や秋の大会でも同様となっている。 かつてはユニフォームについても規制が厳しく、白地を基本としていたために、それ以外の色やピンストライプなどを入れたりすることができず、強豪大学の付属校であっても、他県の系列校と異なるシンプルなものを着用していた（甲子園出場など、大阪府高等学校野球連盟が管轄しない試合の際には白地以外を着用することは認められた）。 現在は他府県と同様な範囲に緩和されている。 使用球場 [ ] 現在 [ ]• （京セラドーム大阪、開会式と、その直後の1回戦2試合のみ開催）• （大阪シティ信用金庫スタジアム、メインスタジアム、準々決勝の一部・準決勝2試合・決勝戦・閉会式を開催）• 過去 [ ]• （1924年 - 1933年）• （1952年 - 1978年）• （1951年 - 1990年）• （1951年 - 1997年）• ・（1991年 - 1993年頃。 大阪球場の野球場機能停止に伴い球場不足となったための越県開催処置）• （1928年 - 2004年） 大会結果 [ ] 校数について、連合チームは1校として数える。 年度（大会） 校数 優勝校 決勝スコア 準優勝校 備考 全国大会成績 1916年（） 10 2x - 1 桃山中 準優勝 1917年（） 9 11 - 10 北野中 ベスト8 1918年（） 12 市岡中 5 - 3 北野中 （中止） 1919年（） 12 市岡中 2x - 1 明星商 初戦敗退 1920年（） 14 明星商 5 - 1 北野中 ベスト8 1921年（） 11 市岡中 17 - 4 桃山中 初戦敗退 1922年（） 17 市岡中 3 - 0 堺中 初戦敗退 1923年（） 19 明星商 10 - 0 岸和田中 初戦敗退 1924年（） 21 市岡中 ベスト8 1925年（） 24 市岡中 12 - 3 八尾中 初戦敗退 1926年（） 25 4x - 3 高津中 初戦敗退 1927年（） 26 9 - 4 八尾中 2回戦 1928年（） 28 7 - 1 北野中 初戦敗退 1929年（） 31 市岡中 7 - 1 八尾中 ベスト8 1930年（） 32 浪華商 7 - 0 八尾中 初戦敗退 1931年（） 32 8 - 7 浪華商 初戦敗退 1932年（） 35 八尾中 4 - 3 浪華商 ベスト8 1933年（） 35 浪華商 6x - 5 日新商 延長12回 2回戦 1934年（） 35 市岡中 4 - 1 浪華商 ベスト4 1935年（） 35 3 - 0 浪華商 2回戦 1936年（） 34 3 - 1 日新商 ベスト8 1937年（） 37 浪華商 4 - 0 京阪商 初戦敗退 1938年（） 35 京阪商 8 - 1 日新商 ベスト8 1939年（） 34 京阪商 3 - 2 浪華商 初戦敗退 1940年（） 34 市岡中 5 - 0 扇町商 ベスト4 1941年（） 32 日新商 1x - 0 浪華商 延長14回 （中止） 1946年（） 54 浪華商 3 - 2 日新商 優勝 1947年（） 53 浪華商 4 - 0 茨木中 初戦敗退 1948年（） 80 2 - 1 北野 初戦敗退 1949年（） 93 3 - 2 八尾 初戦敗退 1950年（） 91 2 - 0 西野田工 初戦敗退 1951年（） 93 6 - 1 浪華商 ベスト8 1952年（） 96 八尾 2 - 0 明星 準優勝 1953年（） 94 浪華商 6 - 1 岸和田 ベスト8 1954年（） 94 3 - 0 興国商 ベスト8 1955年（） 93 浪華商 4x - 3 興国商 延長16回 初戦敗退 1956年（） 96 浪華商 2 - 0 清水谷 ベスト8 1957年（） 98 4 - 2 泉尾工 2回戦 1958年（） 101 浪華商 5 - 4 寝屋川 初戦敗退 1959年（） 102 八尾 1 - 0 阿倍野 ベスト4 1960年（） 102 浪商 3x - 2 桃山学院 2回戦 1961年（） 102 浪商 9 - 0 明星 優勝 1962年（） 102 5 - 2 興国商 2回戦 1963年（） 102 明星 4 - 1 PL学園 優勝 1964年（） 110 明星 9 - 0 PL学園 初戦敗退 1965年（） 112 6 - 2 興国 延長10回 初戦敗退 1966年（） 114 4 - 0 桜塚 2回戦 1967年（） 113 明星 11 - 1 PL学園 初戦敗退 1968年（） 114 10 - 2 岸和田 優勝 1969年（） 115 明星 1 - 0 浪商 2回戦 1970年（） 117 PL学園 8 - 1 北陽 準優勝 1971年（） 118 PL学園 4 - 3 浪商 初戦敗退 1972年（） 121 明星 10 - 0 河南 ベスト8 1973年（） 123 北陽 3 - 2 PL学園 ベスト8 1974年（） 124 PL学園 2 - 0 興国 初戦敗退 1975年（） 133 興国 2 - 0 北陽 2回戦 1976年（） 135 PL学園 6 - 4 大鉄 準優勝 1977年（） 135 大鉄 6 - 2 北陽 ベスト4 1978年（） 138 PL学園 9 - 3 近大付 優勝 1979年（） 139 浪商 9 - 3 PL学園 ベスト4 1980年（） 144 北陽 5 - 2 近大付 初戦敗退 1981年（） 147 北陽 2 - 0 近大付 3回戦 1982年（） 152 9 - 1 近大付 2回戦 1983年（） 155 PL学園 5 - 3 桜宮 優勝 1984年（） 163 PL学園 4 - 0 大阪産大高 準優勝 1985年（） 167 PL学園 17 - 0 東海大仰星 優勝 1986年（） 173 6 - 2 大商大堺 初戦敗退 1987年（） 173 PL学園 1x - 0 近大付 優勝 1988年（） 175 2 - 0 桜宮 初戦敗退 1989年（） 178 6 - 3 近大付 ベスト8 1990年（） 181 6 - 4 上宮 初戦敗退 1991年（） 183 8 - 4 近大付 優勝 1992年（） 186 近大付 6 - 4 春日丘 2回戦 1993年（） 186 近大付 6 - 3 PL学園 2回戦 1994年（） 184 北陽 5 - 3 近大付 3回戦 1995年（） 187 PL学園 8 - 4 市岡 ベスト8 1996年（） 187 PL学園 9 - 5 上宮 3回戦 1997年（） 185 2 - 1 関大一 初戦敗退 1998年（） 北90 4 - 0 桜塚 ベスト8 南95 PL学園 2 - 1 上宮 ベスト8 1999年（） 184 北陽 7 - 2 上宮太子 初戦敗退 2000年（） 186 PL学園 4 - 2 履正社 3回戦 2001年（） 187 6 - 5 大阪桐蔭 延長11回 初戦敗退 2002年（） 189 大阪桐蔭 5 - 1 初芝 初戦敗退 2003年（） 193 PL学園 8 - 7 大商大堺 2回戦 2004年（） 190 PL学園 4 - 4 大阪桐蔭 延長15回 初戦敗退 13 - 7 再試合 2005年（） 191 大阪桐蔭 15 - 3 大商大堺 ベスト4 2006年（） 188 大阪桐蔭 4 - 3 金光大阪 延長12回 2回戦 2007年（） 187 4 - 3 大阪桐蔭 初戦敗退 2008年（） 北91 大阪桐蔭 2 - 0 履正社 優勝 南94 近大付 8x - 7 PL学園 延長12回 初戦敗退 2009年（） 185 PL学園 10 - 0 関大北陽 3回戦 2010年（） 186 履正社 3 - 0 大体大浪商 3回戦 2011年（） 187 7x - 6 大阪桐蔭 2回戦 2012年（） 181 大阪桐蔭 10 - 8 履正社 優勝 2013年（） 179 大阪桐蔭 5 - 1 履正社 3回戦 2014年（） 180 大阪桐蔭 9 - 1 PL学園 優勝 2015年（） 180 4 - 3 大体大浪商 2回戦 2016年（） 177 履正社 12 - 0 金光大阪 3回戦 2017年（） 176 大阪桐蔭 10 - 8 大冠 3回戦 2018年（） 北88 大阪桐蔭 23 - 2 大阪学院大高 優勝 南87 近大付 2 - 0 大商大堺 初戦敗退 2019年（） 174 履正社 7 - 2 金光大阪 優勝 2020年（） の影響で中止 大阪代表による選手権大会優勝校 [ ] 大阪代表校は、夏の選手権大会は合計14度の優勝（中等学校大会優勝1回）を誇る。 1980年代までの優勝校はほとんどがに入っている高校である。 （1946年） - （初）• （1961年） - 浪商高等学校（旧 浪華商業学校・15年ぶり2度目）• （1963年） - （初）• （1968年） - （初）• （1978年） - （初）• （1983年） - PL学園高等学校（5年ぶり2度目）• （1985年） - PL学園高等学校（2年ぶり3度目）• （1987年） - PL学園高等学校（2年ぶり4度目）• （1991年） - （初）• （2008年） - 大阪桐蔭高等学校（北大阪代表・17年ぶり2度目）• （2012年） - 大阪桐蔭高等学校（4年ぶり3度目）• （2014年） - 大阪桐蔭高等学校（2年ぶり4度目）• （2018年） - 大阪桐蔭高等学校（北大阪代表・4年ぶり5度目）• （2019年） - （初） 学校別選手権大会出場回数 [ ] 全国優勝、 準優勝。 出場 校名 出場年度 17回 1962 1970 1971 1974 1976 1978 1983 1984 1985 1987 1995 1996 1998 2000 2003 2004 2009 13回 1926 1930 1933 1940 1946 1947 1953 1955 1956 1958 1960 1961 1979 10回 1991 2002 2005 2006 2008 2012 2013 2014 2017 2018 10回 1916 1918 1919 1921 1922 1924 1925 1929 1934 1940 08回 1917 1920 1923 1963 1964 1967 1969 1972 06回 1966 1973 1980 1981 1994 1999 05回 1988 1992 1993 2008 2018 04回 1997 2010 2016 2019 04回 1931 1932 1952 1959 03回 1936 1938 1939 02回 1965 1977 02回 1968 1975 01回 2015 01回 2011 01回 2007 01回 2001 01回 1998 01回 1990 01回 1989 01回 1986 01回 1982 01回 1957 01回 1954 01回 1951 01回 1950 01回 1949 01回 1948 01回 1935 01回 1928 01回 1927 前身校時代を含む。 放送体制 [ ] NHK大阪放送局 [ ] では準決勝及び決勝戦を生中継で放映している。 は決勝戦（一部Eテレの場合あり）を、（一部FM放送の場合あり）は準決勝・決勝戦を放送する（但し2008年は南北の決勝戦のみ放映）。 また2009年より、デジタル総合テレビでも準決勝を中継した（アナログ総合テレビは通常の定時番組）。 なお、（大阪）及び民放ラジオポータルサイト（2018年の実験配信）では同時配信は行われない。 かつては開会式も生中継又は録画で放映していたが、2008年を最後に2009年以降は放映されていない。 朝日放送テレビ [ ] では決勝戦のみを生中継で放映している（決勝戦については2012年まででも放送していた）。 他に大阪府内のケーブルテレビ局にも配信され、コミュニティチャンネルで生中継されている。 かつては開会式と準々決勝、及び準決勝も放映していたが、2007年を最後に2008年以降は放送されていない。 また開会式は、2007年まで大阪府内のケーブルテレビ局にも配信され、コミュニティチャンネルで生中継されていたが、2008年に後日録画で放映されたのを最後に、2009年以降は放送されなくなった。 ケーブルテレビ（J:COM） [ ] では2015年に大阪府内のJ:COMチャンネルで開会式を当日の夜に配信する。 また、豊中ローズ球場、久宝寺緑地野球場で行われる試合（両球場とも2・3回戦）を生中継する。 2016年からは開会式と舞洲で行われる3回戦から準々決勝までの試合を生中継。 2018年からは準決勝も生中継を行う。 バーチャル高校野球でも配信される。 脚注 [ ]• THE PAGE 2015年7月16日. 2015年7月20日閲覧。 他に埼玉、千葉、神奈川、愛知、兵庫、福岡（100回大会）が2代表制となる• ,withnews,2017年7月3日• ,朝日新聞デジタル,2017年7月19日• 敗者復活• リーグ戦で代表校を決定• 2017年度までは、2018年4月1日の認定放送持株会社移行に伴う商号変更ならびに分社化前のため、朝日放送。 J:COM 2015年6月22日• - の影響で本大会・地方大会とも全面中止が決まったことに伴う代替大会として、大阪府高等学校野球連盟の主催による「」を実施。 外部リンク [ ]• - 朝日新聞デジタル.
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