ステンレス同様、型紙がはみ出しすぎると紙が焦げます。 中まで焼くには、途中で切れ込みを入れるなどの配慮が必要。 容器の深さにもよりけり。 何度もお菓子作りをするならステンレスやガラスの型を持っている方がいいですが、たまにしかつくらないなら100均で売っているアルミ製のパウンドケーキの型で十分美味しくできあがります。 アルミの型って本当に優秀なんですよ。 型の高さは、 庫内に置いた時に上にぶつからない高さであることも大事です。 また、トースターで使う時はアルミの型の中でも普通サイズの大きい方を選ぶよりも、小さいサイズを選んだほうが焼き時間も短くキレイに焼けます。 トースターで焼いた紅茶のパウンドケーキ• 小ぶりな容器で焼いたレモンのパウンドケーキ 自分好みのお菓子が作れるとコーヒーや紅茶がおいしくてですね。 いろんな種類で試すのが楽しいんですよ。 ただねその場合、レシピに書いている分量で、どれくらいの大きさの型を何個用意すればいいのか、そのへんがちょっと迷うんですよね。 いろいろ試してそのへんも記事にしていきたいなと思ってるところです。 セリアの「パウンドケーキミックス粉」を使って作ってみる 今回は準備する材料に残りがでないように、1番とりかかりやすいセリアに売っていた「パウンドケーキミックス粉」をもとに作っていきます。 使う材料 用意するものは卵1個、バター40g、ミックス粉のみ。 好みでドライフルーツやナッツ、チョコチップなどを使うのもまたよし。 (写真では自分で作っておいたラムレーズンを使ってます) あたりまえですが、ホットケーキミックスを使うとどうしても特有の風味が出てしまうのですが、専用のミックス粉だとそれがないです。 バターの使用量が少なくてすみます・・ 小麦粉は大容量のを買えばそれほど高くないし、砂糖も卵も特売で買い置きしたりして常備しているものなので、ちょっとくらいお菓子に使ったからといって気にせずにいられるんですが、問題はバター。 バターがね、200gで400円くらいするじゃないですか。 パウンドケーキ作るっていったら普通は小麦粉100gに対しバターも100gくらい使うんですよね。 新品のバターの半分をいきなり使うんですよ。 分かってても、こんなに使うんかーい!って毎回失敗できない緊張感を伴うんですよ。 バターたくさん使うと美味しくなるんですけどね・・。 それが専用のミックス粉を使うと、バターが40gでいいんですよね。 穏やかでいられます。 若干出来上がりの分量は少なめですが、経費少なめって魅力的なんですよね。 ミックス粉の分はかかりますが・・。 ミックス粉の内容 すでに開けたあとの写真しかなくて申し訳ない・・ セリアのミックス粉は小麦粉と砂糖とベーキングパウダーと思しきものが配合されています。 小麦粉や砂糖くらいならどこの家でもありますが、ベーキングパウダーはお菓子作りしないとおいていないものなので、たまにしか作らず期限切れを起こしてしまうよりも、使い切りで材料を用意してチャレンジしてみるのは無駄にしなくてすごくいいと思います。 しかし肌感覚ですが、このサイズならギリギリ2個でもいけると思います。 事前準備と作り方 バターと卵はぬるくしておく パウンドケーキづくりで重要なのは、 バターと卵を常温に戻しておくことです。 冷蔵庫から出してすぐ作るのは厳しいので、30分~1時間は冷蔵庫から出してぬるくしておきましょう。 卵はほぐしておく また、卵は先に別容器に割りほぐしておきます。 箸でもいいけど、フォークで混ぜると白身が切れていい具合になります。 泡立てもなくていいよ。 使う型に油を塗っておく 型にはサラダ油を塗っておきます。 風味的にバターを塗る方が良いんですが、塗りにくいのでキッチンペーパーでサラダ油を伸ばしても大丈夫です。 材料を順番に混ぜる 常温に戻したバターはクリームのように白くなるまでひたすら混ぜます。 手動で大丈夫。 とにかく一生懸命混ぜます。 すこーしずつ溶いた卵を入れていきます。 少しってどれくらいかって、大さじ1くらいずつでしょうか。 ドバっといれると混ざりにくくなってしまいます。 さらにここで卵が冷たいと、ほんとに少しずつ入れないとバターと卵が分離してしまいます。 いくら混ぜても分離気味の時の例。 しかし分離したらミックス粉を大さじ1くらいいれるとよく混ざるってパッケージに書いてました。 ミックス粉を少し足すとクリーミーになります なんかどうしても分離気味な時は、ミックス粉を少し入れてまぜていけば解決です。 それでも卵が冷たいといくら混ぜても、こんなふうに微妙に分離気味になってしまうのですが・・、まあこれくらいなら大丈夫です。 最後にミックス粉を入れて、全体をさっくりと切るように混ぜ合わせて生地をまとめます。 レーズンやナッツなどのトッピングを入れる時はここで入れてサックリと混ぜ合わせます。 なんかちょっと固めの生地の仕上がりですが、大丈夫です。 アルミ製の小さな方にいれます。 ある程度型に入れる分量を抑えておくとトースターの庫内が大惨事になりません。 ギリギリを狙うと膨らみすぎて生地があふれることがあり、庫内が大惨事になります・・。 ) あとは、180度で15分焼きます。 焼き始めから5分で香ばしい香り漂います 5分ほど焼くと生地が膨らんで表面に焦げめが付き始めます。 できればこの時点で切込みを入れるといいのですが、サイズが小さい時は入れなくても大丈夫です。 多少形がいびつになるだけですから・・。 表面だけ焦げやすくなるので、アルミホイルを上にふんわりかぶせて残りの10分焼きます。 時間が来たら竹串や箸を指してみて、生っぽい生地がついてなければ出来上がり。 心配ならもうちょい焼いても問題ありません。 多少焼きすぎてもサックリした食感になるだけで、それはそれで美味しいです。 できれば温度設定ができるタイプが望ましいのですが、こまめに焼け具合をチェックできるなら1000wくらいのパワーが出せるタイプならアルミホイルを駆使すればいけると思います。 焼き上がり後 途中で切込みを入れないとこのように「いびつ」になります。 でも味はいいよ。 焼けたら型に入れたまま少し冷まし、型に添わせて竹串をぐるっと入れてからひっくり返すと簡単に型からはずれます。 焼き立ては軽い口当たり。 2~3日おいてから食べると馴染んでしっとりした食感を楽しめます。 セリアで買ったミックス粉で作ったパウンドケーキはバター少なめですが、上品な味わいでコンビニやスーパーで買ってくるパウンドケーキとなんら変わりありません。 材料を全部用意して作る正統派なパウンドケーキの方がやはりバターの風味がよくなるので高級感がでますが、パッと作れるお菓子としてこういうのもいいですよね。 作って次の日以降に食べるのが私は好きです。 日持ちについて パウンドケーキらしさを感じたいなら数日おいてから食べるのがおすすめ。 冷めたらラッピングしておくなり、ラップで包んだり、ジップロックにいれておくなどしましょう。 常温で1週間くらいが限度ではないかと思います。 ただし湿度が高すぎたり、部屋の温度が高いと傷みは早いです。 なるべく素手で触らないように、手袋やトング、箸を使って包んだりすることも大事ですよ。 食べきれないと思ったらカットして冷凍しましょう。 自然解凍で食べられます。 軽く低音でトースターで温め直しても美味しさが復活します。 冷蔵庫での保存は風味も飛ぶ上に、食感がボサボサになるのでおすすめしません。 材料代が最も安いレシピもいける?! バターを使うのがためらわれる場合は、なんとサラダ油を使うレシピもあります。 なんとベーキングパウダーも使いません。 バター無しで作ってみたパウンドケーキ• サラダ油使用だとあっさりした味わい バターを使った時のジュワッとしたコクがないので物足りなさもあるかもしれませんが、食べやすいパウンドケーキも悪くないです。 プレーンならはちみつやメープルシロップ、フルーツソースあたりを付けて食べるといい感じ。 アルミ製の型を使って焼きましたが、アラジントースターでもレシピどおりの170度で30分を目安で大丈夫でした。 トースターは機種によって焼き上がり時間は違うんですよ。 なので焼き時間は正確には測れないんですが、パウンドケーキを作っていて一つ言えることは「 生焼けでなければ普通に美味しくなる」ということ。 そこそこ材料が混ざっていればなんとかなるので、クッキーの次に難易度が低いのではないかと思います。 私も今後もいろんな種類にチャレンジしてみます。
次の目次 c gonzalocalle - Fotolia. ポップアップトースターには当てはまりません。 たとえば温度調節機能がついているトースターもありますが、それでもオーブンほど厳密な温度管理は難しいといえるでしょう。 また、加熱の方法も異なります。 機種による違いはありますが、基本的にオーブンは赤外線で庫内の温度を上げることによって食材を加熱します。 そのため、オーブンは食材の中までじっくり火を通すことが得意です。 一方のトースターは、熱を直接食材にあてて加熱するので、トーストなどのカリッと焦げ目をつけたい料理に向いています。 また、食材が短時間で焼けるのも大きな特徴。 ただし、短時間で高温になるということは、焦げやすい・中まで火を通しにくいということでもあります。 熱源からの距離によって焼きムラができやすいという点にも注意が必要です。 トースター調理の際は、このようなトースターの長所・短所をしっかりつかんでおくことが大切です。 トースター調理ではすぐに食材の表面が高温になってしまうため、中までしっかり火を通すための工夫が必要になります。 今回おすすめしたい工夫は、次の2つです。
次の作り方• 焼くバットにバターを薄く塗り(材料外)、小麦粉を(材料外)軽くふっておく。 ボウルに、室温で戻したバターをクリーム状に練る。 てんさいとう A 、エリスリトールを入れ泡立て器ですり混ぜる。 室温にもどしておいた溶き卵を少しずつ入れてしっかり混ぜる。 1に、ふるった粉類を入れ、さらにレモン汁 A を入れてさっくり混ぜあわせる。 レモンエッセンスも加える。 生地をバットに流し入れる。 170度の設定のオーブントースターで焼く。 (バルミューダBALMUDA 焼き上がったら、レモン汁 B とてんさいとう B を合わせたレモン汁を上からかけ、クッキングホイルでふたをする。 (乾燥しないように)• 冷めたら、12等分に切っていただく。
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