ベビンの直属の部下。 ホクロ…左目の下にホクロがあるボッジを信頼している兵士の一人。 王様ランキング協会の人…各地の王様をランキング付けしている。 牢屋に向かったけど、ベビンとカゲの姿が見えなかったけど、1匹のヘビを見つけてボッジは何かを思い出すように城の外へ飛び出し、 三つ又の大ヘビに会いに行きました。 この大ヘビの名前はミツマタ。 ミツマタは過去にボッジに命を助けられ、その後、再び命を落としそうになった所をベビンにも助けられて、それ以降ベビンの直属の部下になっていました。 ボッジは、ミツマタにカゲを知らないか尋ねると、ベビンが捕らえたことを教えてくれます。 しかし、それ以上の事は恩のあるベビンを裏切れないからと教えてくれず、一つだけ、 カゲは無事でベビンと取引して重大な任務を与えられたということを教えてくれた。 アピスを始末しようとするベビン ダイダは新国王を選ぶときに自分に票を入れなかったアピスを始末するようベビンに命令する。 この命令はダイダの考えとは思えず、ダイダがいつも自室で話している魔法の鏡に何かを吹き込まれたのだと思ったが、それでも命令に従わなくてはならないベビン。 ベビンは、アピスが城の外で一人になったところを狙って始末しようとした。 ボッス王国の四天王同士の激しい戦いが繰り広げられた末、勝ったのはアピスだった。 命を狙われたアピスは城へと引き換えし、ダイダを始末してボッジを国王にすることを決意する。 城を抜け出そうとするボッジ 何かを考えていたボッジは、ヒリング王妃のもとへ向かい「旅に出たい」と言う事を告げた。 しかし、耳も聞こえず、力のないボッジを心配したヒリングは城で大人しくするように伝えると、ボッジは泣いて城を飛び出そうとするけど兵士たちに捕まってしまう。 それでも諦めきれないボッジは窓から逃げ出すことにした。 服の袖を何枚も結んで下りて行ったけど、長さが全く足りず、上って戻る腕力もないボッジが悩んでいるとヒリング王妃が逃げ出そうとするボッジを見つける。 しかし、運よくカバンがクッションになったことで大事には至らなかった。 ヒリングの治癒魔法に助けられ、説教されたボッジは旅に出ないことを約束してくれたけど、コソコソと惨めな様子のボッジを見て、旅に出る許可を出しました。 ボッジがついに旅にでる! ヒリングは、四天王のドーマスとホクロという兵士を共につけることを条件に旅に出る許可を出した。 旅と言っても自由気ままなものではなく、目的地はヒリングの実家で挨拶をしてきたら帰ってくるというものだったけど、ボッジにとっては嬉しいものだった。 こうして3人は旅に出ることになります。 ただ、 ヒリングはボッジと城にいるダイダとなぜか会えなくなる悪い予感を感じます…。 力を求めるダイダ ボッジが旅に出た頃、ボッス王国にはランキング教会の人が調査に来ていた。 ボッス王のころは王様ランキングで第7位だったけど、アピスという騎士が抜け、教会の人が出したゴーレムにも勝てないダイダは90位まで大幅ダウンすると宣告される。 その悔しさから、 鏡の助言により先代ボッス王の力を手に入れる覚悟を決めたダイダ。 ダイダは鏡に連れられて、ボッス王とわずかな者しか知らない城の地下奥深くまで向かい、そこで鎌を持った死神のような二人組と遭遇しました。 そして、その奥にある部屋へと連れて行かれ、氷漬けにされたボッス王を目にします。 ドーマスの裏切りとカゲとの再会 旅に出たボッジたち3人は道中、今まで体験したことのない経験や景色に興奮したり、盗難にあう事件やモンスターから逃げる、狩人に狙われるなどありながらも前に進んで行く。 そんな中、ドーマスが何やら不審な雰囲気を漂わしていた。 そして、冥府へと続く『地獄の門』と呼ばれる大量の炎が巻き上がる穴の前で、ドーマスはダイダからの暗殺命令により、ボッジのことを突き落としてしまった…。 気が狂ったかのように笑っていたドーマスは、罪悪感から途中で泣き出してしまう。 一方、突き落とされたボッジは、 カバンに隠れていたカゲによって命を助けられる。 カゲは、ベビンに隠れてボッジの護衛をするように頼まれていたらしく、城から落ちた時や盗人にカバンを盗まれたとき、毒肉を食べさせられそうになったときなど、ずっとボッジを守っていたのだ。 そして、カゲが「ボッジを最強の男にしてくれる奴に会いに行くんだよ」と提案して、二人は冥府の底へと向かう事になりました。 2巻終わり。 >>『王様ランキング』第3巻に続く 王様ランキングをお得に読む方法 以上、『王様ランキング』第2巻のネタバレでした。 ネタバレを読んで、「やっぱり絵でも読みたい…」と思ったなら、 eBookjapanなら『王様ランキング』をお買い得に読むことができますよ。 簡単登録無料• 別途料金は発生しません• 割引クーポンが豊富 リンク先: 初回登録で半額クーポン! 『王様ランキング』を無料で読む方法として、FODの登録して1300ポイントもらえる方法を利用すれば、漫画を無料で読むことも可能です。 サービス一覧 U-NEXT FOD music. 王様ランキング第2巻の感想・考察 ついにボッジの旅が始まる第2巻!! ボッジは世間知らずゆえに、町で簡単に金貨を見せてしまって盗人にあったり、信用した狩人に命を狙われそうになってしまったりと冒険らしい展開が続きます。 でも旅自体は全然メインではなく、ドーマスの裏切りと力を求めるダイダがメイン。 カゲと一緒に「最強の男」になるために冥府へと向かうボッジと、ボッスの力を手に入れて簡単に強くなろうとするダイダ。 二人共強くなろうとするのは同じですが、どう考えてもダイダが鏡の言いなりです。 これから二人共強くなっていくんでしょうけど、非力なボッジがどう強くなるのかも見ものですし、ダイダのほうはかなり悪い展開になっていきそうなので続きが気になりますね。。 以上、『王様ランキング』第2巻のネタバレ感想でした。
次の人気WEB漫画『王様ランキング』、3巻について語ります!• 王様ランキング3巻について 王様ランキング3巻 収録話 ・第28話~第41話 ・描き下ろし漫画「薄ら笑いを浮かべる彼」 ・あとがき 王様ランキング3巻 主要登場キャラクター ・ ボッジ:この物語の主人公。 ヒリングの許しを得て外の世界に旅立つ ・ カゲ:暗殺一族の末裔。 べビンの密命を受け、ボッジを陰ながら守っていた ・ ダイダ:ボッジの弟。 王様ランキング90位に転落したことで、禁断の術に手をだす ・ 鏡:鏡の中からダイダに指示をする謎の存在 ・ ドーマス:ソードマスター。 ボッジを裏切り、冥府の穴につきおとす ・ ホクロ:ボッジの従者。 その名の通り顔にホクロがある素朴な男 ・ ベビン:ダイダの剣の指南役。 人相は悪いが実はいい人(多分) ・ アピス:王の槍。 ダイダの命で討伐に来たベビンを返り討ちにする ・ デスハー:冥府の王で王様ランキング2位の実力者だがヒドイ顔。 ・ デスパー:一文字違いのデスハーの弟。 大金に目がない ・ 冥府騎士団:世界最強と呼ばれる冥府の騎士団 王様ランキング3巻はこんな内容 王様ランキング3巻では、ついに冥府にたどり着いたボッジは、自らを強くしてくれる師匠「デスパー」に出会います。 ボッジの修行生活とその成果がこの巻のメイン。 一方、ダイダに秘薬を飲ませようとする鏡の存在感がどんどん増しています。 第28話 ボッジが旅立つ数日前、ダイダの部屋に呼ばれたドーマスは、「なぜボッジではなく私に票を入れたのか」と叱責されます。 弁明するドーマスに「ある計画の実行」を命じるダイダ。 それは ボッジの暗殺計画なのでした… ボッジを突き落とした後、必死で自己正当化をしようとすドーマスを、笑顔で迎えるホクロ。 一方、ボッジとカゲは冥府の底を目指し歩く途中、毒ガスに巻き込まれてしまいます。 第29話 毒ガスを吸い気絶するボッジとカゲでしたが、突如現れた、謎の甲冑の1団に連れ去られます。 その頃ダイダは、ボッス王の力を手に入れるため、鏡の指示のもとで怪しげな儀式を行っている最中でした。 再び城に戻ってきた「王の槍」ことアピスは、ダイダのいる地下室の奥深くを目指、あるき続けます。 第30話 怪しげな怪鳥から絞り出した血を加え、秘薬は完成しました。 しかし、いざ飲もうとするダイダの心の中に(これは飲むべきではないものだ)と本能が囁きかけます。 鏡に飲むように促されるダイダの脳裏に、ベビンとの過酷な修行が思い出されます。 何事も決して楽な道などありませぬ この時間こそが あなたを作る 周りにもそして何より己自身にだまされないように! (引用:王様ランキング3巻より) ダイダは秘薬の盃を置き、飲むことをやめたと鏡に告げるのでした。 第31話 甲冑の1団に連れ去れたボッジとカゲが連れられたのは、 王様ランキング2位である、冥府の王「デスハー」の目前でした。 すんげぇ顔した王様だ…! 一方、ドーマスからボッジを葬ったことを聞いたホクロは、圧倒的な力の差があるにも関わらず、剣を抜いてドーマスに構えます。 「本気か?」 「けじめです ボッジ様を守れなかった自分への!」 第32話 ホクロの渾身の一撃は、ドーマスの左手首を奪います。 気絶したホクロを肩にかつぎあげたドーマスは、いずこかへ消えていくのでした。 「で、この冥府には何しに来たのかな?」 そう尋ねるデスハーに、カゲは「ボッジを最強の男にしてくれる人物を探しに来た」と答えます。 それを聞いて高笑いしたデスハーは、「探しているというその男はオレだ」と2人に告げるのでした。 第33話 強くなりたいならまず実力を見せよ、とデスハーが呼び寄せたのは、冥府騎士団最強の隊長でした。 必死で打ちこむボッジでしたが、あまりの非力さに落胆するデスハー。 「ボッジは攻撃をよけるのはすごくうまいんだ」と懇願するカゲに、冥府騎士団の隊長の槍が襲いかかります。 第34話 隊長の槍をことごとくよけるボッジに、とうとう隊長は本気を出しますが、それすらもかわすボッジ。 (さすがボッス王の息子!)と心の中で舌を巻く隊長に面目躍如のカゲとボッジですが、デスハーは完全に興味を失います。 「無理だ! 根本的な才がない!」 第35話 カゲが出した推薦状を破り捨てたデスハーは、2人を王宮の外に追い出します。 落胆する2人でしたが、先程ボッジと戦った隊長が現れ、ボッジたちが探している人物はデスハーと不仲の弟 「デスパー」であることを教えます。 破りすてられた推薦状を受け取った2人は、デスパーを探しに冥府の王宮を後にするのでした。 第36話 とうとうデスパーの館を見つけ、扉をたたいた2人の前に現れたのは、兄とは似ても似つかぬ淡麗な中年の男でした。 べビンの推薦状を読んだデスパーは、デスハーとの確執についてペラペラと喋ります。 兄者は顔がコンプレックスでね 自分で言うのはなんですが 私は整っているでしょう?顔が (引用:王様ランキング3巻より) ナルシストなデスパーにちょっと不安を覚えるも、改めてカゲとボッジは修行してくれるよう懇願するのでした。 第37話 「弟子入りを希望するなら相応の金を出せ」と要求するデスパーに、カゲは全財産を差し出します。 目の眩むような高額に弟子入りを快諾したデスパーは、ボッジの潜在能力を図るために手を握ります。 そこで判明したのは、なんと 魔神の呪いによってボッジの腕力が完全に失われているという事実でした。 「どんなに鍛えても強くはなれない。 なぜなら強くなる元の腕力がゼロだから」 そう言われて落胆するボッジでしたが、 「私たちには色んな可能性がある。 あなたは誰よりも強くなる」とデスパーは微笑みかけるのでした。 ちょっとキモいけど、デスパーが好きになってきました! 第38話 大金を手にして酒場にでかけたデスパーは、ボコボコになって帰ってきます。 デスパーさん実は弱いことが判明!(頭はいい) デスパー邸で朝を迎え、カゲは掃除、ボッジは食事の準備をするのですが、ボッジの作った食事のあまりにまずさにデスパーとカゲはのたうち回ります。 の苦しみの最中、デスパーはボッジにボッス王の面影を見るのでした。 第39話 修行のスタートは、ボッジの「武器選び」から始まりました。 デスパーに、ありとあらゆる武器の揃う武器庫に連れられたボッジは、自分に合いそうな武器を探すよう命じられます。 剣や巨大な斧の前に一旦足がとまるのですが、「自分には使いこなせるものではない」と考え、ひとつひとつ武器を見て回るボッジ…。 ようやくある武器の前で足がとまり、(これだ)と指差すボッジの背後で、デスパーは「あなたにぴったりだ」と微笑むのでした。 第40話 デスパーとの修行がついに始まります。 稽古の後、いつもフラフラになるボッジを心配するカゲですが、 「孤独は成功のスパイス」とデスパーは修行内容を教えてくれません(ほんとうはカゲを驚かせたくてだまっているのですが)。 「孤独は成功のスパイス」とは名言! 自分自身を知るべく書を読み、狂鳥相手の修行に励むボッジ。 また、師匠であるデスパー自身も、ボッジとカゲがいる暮らしにより心の潤いを感じはじめているのでした。 第41話 修行場から聞こえた轟音に駆けつけたカゲが目にしたのは、なんとボッジが巨石を割った光景でした。 デスパーの指導の腕は本物でした! 一方、力を手に入れる秘薬を放棄したダイダのもとに、アピスが到着します。 アピスの槍がダイダの胸を突こうかとする直前、「やめよ!」と制止する声に戸惑うアピス。 その声の主とは一体・・・?! 王様ランキング3巻まとめ 3巻のメインキャラクターはなんといってもデスパーでしょう。 兄のデスパーの醜さとは対象的な容姿ですが、正直気持ち悪い中年には違いありません(笑)。 しかし、今まであらゆる人間に可能性を否定され虐げられてきたボッジにとっては、デスパーは心強い理解者です。 ちょいちょい読者の胸が熱くなるような名言を言うので、人気のキャラクターになりそうですね。 また、本編とは直接関係ありませんが、描き下ろし漫画「薄ら笑いを浮かべる彼」はベビンのショートストーリーで、ベビンとデスパーとの修行が描かれており、ベビンファンは必見です!.
次のとても感動する、美しい美しい物語。 人間讃歌の物語。 これが王様ランキングで一貫して描かれているテーマではないかと、私は思います。 人生っていうのは、人間って言うのは、いや、生きとし生けるものの全てはとても素晴らしいんです、と問いかける物語ではないかと思うのです。 この巻を読む前、きっと皆さんはダイダの事が嫌いだったのではありませんか?ボッジを騙して王になりやがって、ザマァみろ、自業自得だ。 ヒリングの事を、ボッス王を盲目的に信じる少し愚かで、ちょっと強さの足りない人だと思っていませんか?ヒリングの護衛ドルーシって…誰?って思っていませんでしたか? その全てが今巻で覆されるでしょう。 彼らを愛おしく思うようになるでしょう。 彼らに没頭するようになるでしょう。 なぜなら彼らの弱さや、苦しみ、辛さを赤裸々に表現してるからです。 漫画という技法を大変上手に使って、です。 苦しい状況、その時の彼らの表情、状態を絵で描く、しかし、言葉で、セリフで答えは言わない。 後は読者が考えてくださいね?お好きにどうぞ。 とこう言うわけです。 だからこそ、登場人物の気持ちを想像するに至り、彼らを好きになってしまうのです。 そしてそれは、おそらく4巻まで明らかに敵だと思っていたミランジョも、ボッス王ですらもそうなのです。 彼らの苦しみ、弱さを描き、そして少しづつ、少しづつ救われていく。 それは何故か?それは彼らも人間で、弱く儚い、愚かで直情な人達だからです。 人間は素晴らしくて、愚かなんだ。 と、そう思わせてくれるお話です。 そう思ったらもう、彼らをただの悪とは見れません。 彼らにすら幸せになって欲しい、人間讃歌の物語でした。 何が悪か?何が正義か?そう言う事を問いかけている作品であるとも言えます。 今巻を読むまで、ダイダは王の器ではないと思っていました。 しかし、読み終わった後、あれ?ダイダも!あれ?王の器か…?そう思ってしまいました。 先の展開を読ませない、話の組み立ても成長しているように感じています。 この人間讃歌というテーマはきっと作者自身の性によるところが大きいと思います。 作者が人を信じているからこそ、この作品の登場人物達も美しい人間に描けているのではないかと。 この作者の努力があるからこそ、ストーリーの組み立ても段々と上手くなっているのだと。 作品から作者の人柄まで見える、そういう珍しい作品でもあると思います。 (このレビューには4巻まで、そして一部5巻のネタバレを含みますのでご了承ください) 4巻まで読んで、ボッス王も鏡も、何がしたくて何を考えて今までのような行動をしていたのか一向に見えてきません。 「こういう背景があったなら過去のこういう発言、行動はなかった筈じゃないの?」というのが多すぎて、一人の人間が一つの目的に向かって進んでいるようにはとても思えないです。 しかもこれがストーリーの中核になっている。 キャラクターとか絵自体は魅力的だと思っていましたが、残念ながら私はこの矛盾に耐えられなかったので、この巻でこの作品とはさよならです。 あとこの際ついでに書きますが、タイトルにもなっている「王様ランキング」は5巻時点でもかなり影が薄いです。 タイトルにしてるくらいなんだからそろそろメインになる気配くらいは出したほうが良かったんじゃないでしょうか。 そして全編通して微妙に作者の文章力の低さが見え隠れします。 ネットにあげたものの商業版なんだからもうちょっと編集は仕事しましょう。 追記 そういえばそろそろ忘れそうになっていましたが、ダイダは1巻で特になんの恨みもない主人公に対して後遺症を負わせる目的で滅茶苦茶に暴行を加えたサイコ野郎です。 まだ反省もしていません。 今後彼はしれっと善玉づらして物語に参入していくのかと思うとどうにも納得いきませんね。
次の