しかも実父に殺される運命の姫に。 血も涙もない冷血な皇帝クロードの娘として生まれ変わってしまった主人公が、生き残るために奮闘する異世界転生ファンタジー漫画です。 毎週日曜日に最新話が更新されます。 前回のあらすじは、イゼキエルがアタナシアに近づこうとすると、突然現れたルーカスによって止められる。 少年二人は互いを牽制しあう。 イゼキエルは帰り際、興味深い本がありますねと言い、彼女の手に触れながら図書館の本を渡し、自分もお茶会に読んで欲しいとささやく。 その本は隠し読みしていた恋愛小説で、ルーカスに取り上げられたアタナシアは、顔真っ赤で取り返そうとする。 図書館警備の騎士達にも見られ、恥ずかしい思いをする彼女。 その後アタナシアは、完璧なイゼキエルに嫉妬しているのかとルーカスに聞くも、俺の方が上だと言い張る彼なのだった。 詳しくはにてまとめてあります 漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」39話のネタバレ 後日、またも皇宮でお茶会が開かれたが、相変わらずのイケメン談議で、アタナシアはついていけない。 前回、クロードにお茶会は楽しかったかと聞かれたので、楽しかったと答えたら、カレンダーが変わる前にまたピクニックが開かれたのである。 前回もそうだが、政治・身分関係なく色々な令嬢たちを招いたようなので、クロードはただアタナシアに友達を作ってあげたいようだ。 今回も参加してくれたヘレナ令嬢は、よほどルーカスが気に入ったのか、毎晩彼の夢をみると話す。 これは運命、私のこれまでの人生は彼と出会うためにあったのだ、孤高の黒狼ルーカス様、と熱弁するヘレナ。 全く理解できないアタナシアは、少し休憩と言い、その場を離れる。 木陰で休むアタナシアに、彼女を気遣い声をかけるジェニット。 ジェニットは、令嬢らとの会話は時間を忘れるほど楽しいと言うのだが、では何故そこから離れて自分の所に来たのだろうかと、アタナシアは疑問を持つ。 令嬢達との会話は初めて聞く内容なので、面白くて仕方がないというジェニット。 とくにイゼキエルのことを優しいカリスマと話すのが面白く、彼に教えたのだそう。 彼は、そんな話何処で聞いたのかと聞くので、お姫様のお茶会だと教えたら、なんとも言えない表情をしたというのだ。 やはりジェニットは女主人公だと思うアタナシア。 彼の表情が本当に面白かったと朗らかに笑うジェニットに、面白そうですねと言い、少し和らいだ表情になるアタナシア。 令嬢達が大盛り上がりしていたので、先に戻って会話を楽しんでくださいと、ジェニットに戻るよう促す。 ジェニットは少し黙ると、お姫様は私のことがお嫌いでしょうかと言う。 直球の質問に、言葉がでないアタナシア。 ジェニットはひどく落ち込むので、アタナシアは慌てて、実は同性の友達がいなかったから、慣れていないのだと説明する。 特に嫌いというわけではないとアタナシアが言い訳すると、ジェニットはキラキラした目で微笑んだ。 ジェニットはもじもじしながら、私も同じです、不快に思うかもしれませんが、私とお姫様は似ていると思いませんかと言う。 初めて見たときから、ずっとお姫様とお友達になれたらと思っていた、失礼でしょうかと、照れながら聞くジェニット。 小説の中で、幼いジェニットが家族という存在に恋い焦がれていた描写は、何度もでてきた。 クロードを本当の父だと思っているだろうし、アタナシアのことも姉妹だと思っているのだろう。 姉妹という単語につられ、失礼ではないと答えるアタナシア。 ジェニットは本当に嬉しいと言い、とても愛らしく微笑んだ。 そのあまりの可愛さに、ジェニットを警戒していたアタナシアの緊張がほぐれる。 ジェニットは、一度招待してみたかったと、アルフィアス公爵邸に来ませんかと誘う。 機会があればと答えるアタナシア。 警戒心が解けたり、そう答えられたのは、クロードが前より怖くないせいなのだろう。 その後、ジェニットは、他の令嬢からイゼキエルの好きなものを聞かれるが、答えに困っていた。 ふと、草陰を走る黒っぽい何かに気がつく。 気になり1人でおいかけてみると、見知らぬ宮殿に迷い込んでしまった。 何者かと声をかけられ、ジェニットが振り向くと、そこにはクロードがいたのだった。 漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」39話の感想 アタナシアが全く理解できない、イケメン談義のお茶会がまた開かれました。 あのルーカスが異様に褒められているので、アタナシア的には聞くに堪えないようでしたね。 アタナシアの手が前回同様タコのようにぐるんと丸まっていましたが、韓国ならではの表現方法なのでしょうか。 耐えられなかったアタナシアは、少し離れたところに移動しますが、ジェニットが寄ってきました。 原作では、アタナシアから父の愛を奪った上に、間接的に命まで奪う人物なので、アタナシアはかなり警戒しています。 それでも、女主人公だからこその可愛らしい微笑みで、アタナシアの警戒心が解けていきました。 おまけにアルフィアス公爵邸宅に行く約束までしてしまいます。 アタナシアより上手のイゼキエルがいるだろうに、また彼が彼女にアプローチしてきそうですね。 アタナシアは気まずい思いをしそうです。 ジェニットはイゼキエルに、この前の茶会での内容を伝えたそうですが、アタナシアはあのとき皆をしらけさせないため、イゼキエルに好意的な発言をしていました。 それでイゼキエルはいてもたってもいられなくなり、アタナシアの図書館へ潜り込んだのかもしれませんね。 皇城から出してもらえないアタナシアなので、この訪問約束が実現するかが、まず問題ですね。 そしてジェニットは、女主人公の力なのか、迷い込んだ先でクロードに遭遇しました。 イベントを生み出しましたね。 もうアタナシアという愛する対象がいるクロード。 彼の目に、ジェニットはどう映るのでしょうか。 ジェニットは宝石眼を隠しているので、冷たくあしらわれてしまうのでしょうか。 次回が気になりますね。 次回のエピソードは それではここまで読んで下さってありがとうございました また次回もお楽しみに.
次のある日、お姫様になってしまった件について25話ネタバレ 「私とダンスの練習しよ!」 「ヤダ」 ルーカスはリンゴを齧りながら、即答します。 「やっぱりデビュタントの時パパと踊ることになりそうなの」 (今は興味ないフリしてるけど) 「だけど身長が合わないでしょ?ハイヒール履くだろうけど、踊ってる時に足踏んじゃったらどうしよう」 「で、俺が大人の姿に変身して練習相手になれって?」 「うん!あの時お兄ちゃんとパパの身長同じくらいじゃなかった?違っても同じくらいに変身できるでしょ?」 「なんで俺が…」 「世界一最強の能力者で、宇宙最高の美少年天才魔法使いのルーカス様!ダメかな?ね?」 「……俺は忙しいからこれで練習しな」 「うわっ!!何よこれ!」 アタナシアの前に現れたのは、人間サイズの紙人形です。 「いっつもゴロゴロしてるくせに何が忙しいのよ!」 「俺は毎日息するのに忙しいんだ」 「どうせ作るなら、目口鼻くらい描いてよ」 大人しく紙人形と練習するアタナシアを、ルーカスはソファーに横ばいになって見つめます。 「うわっ!」 不意に足をとられて、床に倒れこむアタナシア。 「床掃除してんの?面白いか?」 「何これ!ペラペラじゃん!関節もないし!倒れても掴んでくれないし!ぐにゃぐにゃしてるし変だよ!それにのっぺらぼうみたい!」 「めっちゃディスってんな。 こいつ傷つくよ」 「えっ、ただの人形じゃないの?言葉わかるの?」 「わかるわけないだろ」 からかうルーカスにイラッとするアタナシア。 「本当の人間みたいな人形は作れないの?」 「俺にできないことがあると思うか?」 「じゃあ作ってよ。 できたらカッコイイ人形さんね」 「ヤダね」 「なんで嫌なの?」 「さあな。 なんでかわかんねーけど、気分悪いからヤダよ」 「いっそフィリックスに練習相手になってもらった方がマシね」 「お前意外と鬼だよな。 あの騎士を袋叩きにして殺す気か?」 「はぁ疲れた。 そういえばイゼキエルが帰ってきたみたいだよ」 「イゼキエル・アルフィアス?」 (アルランタの学術院を首席で早期卒業してきたそうだ。 すごいなぁ) 「6年経ったけど、どう成長したか気になるな」 (だけど私だって今まで遊んでばかりだったわけじゃないし) 「お前もあのシロの息子に興味あるのか?」 「もちろん!この6年間、事あるごとに思い出してどれだけ辛かったことか!」 (私の黒歴史!あの日以来、私がこの数年間一生懸命勉強した量を考えたら…) 「そんなに気になるなら、直接見て来いよ。 早く言えばよかったのに。 俺にとってはそんな難しいことじゃないからさ」 どことなく含みのある表情でルーカスは言うと、すぐに場面が切り替わりました。 大空の下にさらされたアタナシア。 「ヒマしてたからちょうどよかったよ。 そんじゃ楽しんで来いよ」 アタナシアは状況を理解して、途端に青ざめます。 (この…) 「このサイテーヤロォォォー!!」 急降下するアタナシアでしたが、落下の直前に抱き留められます。 「…大丈夫ですか?」 横抱きする形でアタナシアを受け止めたのは、成長したイゼキエルでした。 「お会いするたびに僕を驚かせてくれますね。 会いたかったですよ、天使様」 イケメンに育ったイゼキエルに、思わず固まるアタナシア。 (イゼキエル?あの時の可愛さはどこへ!?) 25話はここで終了です。
次の韓国の小説ある日目を覚ますと、お姫様になった。 金のスプーンを口にくわえて生まれたのはいいけれど、よりによって実父の手で死ぬ悲運のプリンセスなんて。 血も涙もない冷血漢皇帝クロード。 死にたくなければ、彼の目についてはいけない。 ところが、「いつから私の城にこのような虫けらが住んでいたか?」皇帝の目に留まったアタナシア。 果たして彼女は生き残ることができるだろうか?「私...... どうしよう...... size ; self. get 0. target ; if link. attr 'href' ; link.
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