いぬぼく 最終回。 ネタバレOKです。いぬぼく買おうか迷ってます。アニメを見ただけなん...

妖狐×僕SS【いぬぼく】アニメ2期はいつ?続編の放送日を予想|漫画最新刊の発売日と続き速報

いぬぼく 最終回

「今、思い出した事があるんだ」 「何よ、急に」 あたし達の関係に何の変わりもなかった。 恋人になるという関係をすっ飛ばして告げられたプロポーズから半年、SSもそのままにただ毎日が過ぎていた。 「未来から来た手紙に、書いてあったんだけど」 関係は変わってないものの、反ノ塚が学校を卒業してからというもの何故かどちらかの部屋で昼食や夕飯を一緒にする機会がなんとなく増えた。 なんとなくだ。 「勿体つけないで早く言いなさいよ」 今は反ノ塚のなんともむさ苦しい男らしさ丸出しの部屋で夕食を共にして食後の珈琲を飲んでいた。 「あ、んと、ちょっと言いずらいんだけどさ、野ばらちゃん引かないでくれる?」 「あたしが引く内容なのはわかったわ。 早く言いなさいよ」 反ノ塚が溜息をつき、カップの中の液体を勢いをつけて飲み干してからあたしを見る。 その真剣な眼差しはどことなく照れているようだった。 「未来からきた手紙によると、俺は41歳。 野ばらちゃんは14歳。 野ばらちゃんの学校の都合で俺と二人で暮らしてたらしいんだ」 「知ってるわよ」 最近の習慣というのも、頭で考えてしているというよりその事実が少なからず影響しているんだと思っていた。 「で、野ばらを一人で行かせて後悔してる。 って書いてあったとは伝えたと思うんだけど、それ以外にも俺達の関係が書いてあった」 真剣な話の時、この男は無意識にあたしの名前からちゃんを省く癖がある。 珍しく真面目な顔になるもんだからあたしも頬杖をといて反ノ塚を見る。 「アンタとあたしの関係?」 「41歳の俺は14歳の野ばらを抱いたらしい」 「は?」 「いや、あの、27歳の歳の差はあったけど同意の上で、」 「ちょっと待って」 言葉を続けようとする反ノ塚の口を制止させる為に手を伸ばした。 頭が混乱した。 同時に眩暈もした。 「聞いてくれ」 「ちょっと、やっ」 塞いでいた手を掴まれて顔を近づけられた。 咄嗟の事で顔を背けたがそんなの意味を成さなくてソファーに並んで座っていた事が仇になった。 簡単に押し倒されてしまって身体も密着して距離が近い。 「やっぱり、野ばらの方の手紙には書いてなかったのか?」 「近い、離れなさいよ」 そんなの聞いてない。 有り得ない。 理解できない。 「流石に犯罪並な歳の差だとは思うけど、」 「とりあえず退きなさい。 アンタ熱いし重いのよ」 上に乗られて全く身動きが取れなかった。 両手も掴まれたままで顔を背けるのが精一杯の抵抗だった。 「ちょっと荒っぽいけどごめん」 「えっ」 混乱しているうちに右の手首に何か巻かれる感触がした。 「いざって時の為に夏目にもらっといて良かった」 この感触、包帯…? 見て確認できないのはそちらを向くと顔がぶつかりそうだったから。 でもなんとなく察した。 「アンタ、何考えてるのよ」 「俺の本気、わかってもらいたくて」 「きゃっ」 頬から顎に反ノ塚の手が回ってきた。 無理矢理顔を動かされると目が合う。 「…野ばら、確かに順序は色々違うけど、…いや?」 顔に熱が籠るのがわかる。 心音も早くて激しくなっていく。 「な、何の話?」 「言わなくてもわかるだろ?」 唇と唇が触れそうな位置で囁かれて恐怖にも似た感覚が背筋を一気に駆け上がった。

次の

漫画家・藤原ここあさんが死去 『妖狐×僕SS』など

いぬぼく 最終回

夏休みに御狐神は凛々蝶の実家へ凛々蝶と一緒に向かいます。 そしてその後、『悟ヶ原思紋(サトリの先祖帰り)』(常に相手の心が読める) の家へ向かい、御狐神の過去(少しだけ)などが話されます。 その後、カルタが『犬神命(犬神の先祖帰り)』(犬神に変身(噛みついた相手に呪い)) に重症を負わされ、意識不明になります。 で、カルタが入院している病院へ集まります。 (この時カルタには呪いの紋章が) 数日後?カルタが突然姿を消し、夏目が能力で探すと、森林公園にカルタ一人でいました。 森林公園に急いで行くと、がしゃどくろの姿から戻れなくなったカルタがいました。 その夜?呪いの原因の命がカルタの目の前に現れて、カルタの自我を無くした直後、野ばら、蜻蛉、御狐神が現れます。 (この時、カルタと同じ状態の先祖帰りがたくさんいる) で、命の目標は呪いを先祖帰りたちに与え、『百鬼夜行』というモノを行うことでした。 自我を無くした先祖帰りたちと野ばらたちが戦いますが、不利。 御狐神は能力などで、命よりも優位にたちますが、命の呪いが浮き出てきて、凛々蝶を襲わないように自害しようとしたところに凛々蝶が現れ、命と戦います。 傷を負っている命は不利で、同じく弱っている御狐神を攻撃しようとします。 が、それを凛々蝶が守ろうとします。 そんな凛々蝶を守るために御狐神が分身を作り守ります。 (御狐神の分身が負った傷は本体と共有する) で結果的に御狐神は首を切られ死亡。 野ばらは百鬼夜行を追った末に死亡。 蜻蛉は独自で百鬼夜行を調べるも同じく死亡。 凛々蝶や夏目。 渡狸たちも死亡し、自我を無くした先祖帰りたちはおそらく純粋な妖怪と見なされ、殺処理されました。 生き残ったのは(入居者で)連勝のみになりました。 第二章はまた質問してください。

次の

妖狐×僕SS【いぬぼく】アニメ2期はいつ?続編の放送日を予想|漫画最新刊の発売日と続き速報

いぬぼく 最終回

あんまりアニメは見ていないのですが、原作の漫画だと 凛々蝶が双熾に告白、もちろん付き合う、ラブラブで幸せな日々 と行くわけですが、わりと突然ある事件が起き、質問者様がおっしゃる通り主要キャラがバンバン死にます。 正確には、双熾が壮絶な死に方で絶命します。 その後、長い「序章が終わり」という形で第二章が何事もなかったかのように始まります。 この二章は、基本的に一章 序章 と設定や流れは同じです。 そして、重要なのが、主要キャラのほとんどが一章 序章 後に何らかの形で命を落とし、転生しており二章に登場するというところです。 第二章の主人公はもちろん凛々蝶です。 外見や性格も一章とほぼ同じです 凛々蝶が章樫館に越してきて、双熾がSSになるところから物語は始まります。 一章と同じです。 しかし、そこは一章あっての二章で、ところどころ違うところもあったりして面白いです。 何より、一章の凛々蝶や双熾を思い出してしまって泣けてきます。 先ほど、外見や性格もほとんど同じと説明しましたが、過去の生い立ちや性格などが微妙に異なっていて、 結論から言うと、それによって二章の凛々蝶と双熾は恋愛関係にはなりません。 かなりそれに近い、擬似的な恋人ごっこはしますが。 ここがまた切ないです。 二章が始まると、それはそれで二章のキャラクター達にも愛着が湧いてきます。 その辺が鬱展開と言われる所以かと思われます。 しかし、最新巻では二章のキャラクター達が一章のキャラクター達を救おうと奮闘しているところですので、私の予想では最後は一章のキャラクター達がちゃんとハッピーエンドになるのではないかな?と思っています。 ちなみに、二章では反ノ塚以外全員転生しています。 年齢やSSとマンションの住居人、使用人などは一章と結構違っています。 カルタ 20代 がわたぬき 小学生 のSSだったり、ちのちゃんが使用人ではなくマンションの住居人だったりします。 あと、転生前の記憶はある人とない人がいます。 なかなか複雑な内容ですので、私の拙い説明でご理解していただけるかは不安ですが、参考までに。

次の