2021年秋開幕 女子プロサッカーリーグ『WEリーグ』 参加チームは2020年秋発表 6〜10チームを予定 新リーグの名称は、「WEリーグ(Women Empowerment League)」。 WEリーグは、これまで30年以上にわたって日本の女子サッカーをけん引してきた日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)の上位に位置する、日本女子サッカー最高峰のリーグで、参加クラブは6~10チームを予定しており、今年秋に発表する予定です。 リーグは2021年秋に開幕し、ホーム&アウェイ方式による総当りリーグ戦で順位を決定します。 WEリーグは、クラブ、選手、ファンサポーター、パートナーらとみんな(WE)で創り上げていくリーグを目指していきます。 参照: 日本女子プロサッカーリーグ 概要 【名称】 WEリーグ[うぃーりーぐ](Women Empowerment League) 【ロゴ】 【理念】 女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・ 発展に貢献する。 【ビジョン】 1.世界一の女子サッカーを。 2.世界一アクティブな女性コミュニティへ。 3.世界一のリーグ価値を。 女子プロリーグを核にして様々な雇用を生み出したり、人々の生き方の選択肢を広げたりすることによって、更なる女性の社会進出や持続可能な社会の実現に貢献していくことも目指しています。 スポーツを通して社会に貢献していくことは、スポーツ界にとって重要な使命です。 少女たちの夢となる女子プロサッカー選手という職業を確立していく同時に、女性活躍社会の推進や社会が抱える課題解決にも取り組んでまいります。 公益財団法人日本サッカー協会 理事/女子新リーグ設立準備室長 佐々木 則夫 WE リーグの誕生によって、女子プロサッカー選手という職業が確立され、少女たちの夢の受け皿となります。 そこを核にさまざまな雇用が生まれ、人々の生き方の選択肢を広げる。 多様な考えや目標、生き方があることを知り、認め合い、そして自らの信念や可能性を解き放つことのできるステージへと進んでいくことができる。 リーグに関わる全ての人が手を取り合い、リーグから生まれる「わたしたち」のポジティブなエネルギーが社会全体に波及していく。 私たちは、それを体現するリーグでありたいと思っています。 公益財団法人日本サッカー協会 女子委員長 今井 純子 WE リーグの設立によって、トレーニング環境やゲームレベルのスタンダードは間違いなく向上します。 選手たちにはその中で、パフォーマンスを高め、自身の選手としての価値向上にも目を向けて活躍してほしいと思っています。 しかし、WE リーグ設立はプロ選手だけのためではなく、グラスルーツからシニアに至るまでのすべての日本女子サッカーの発展の契機となると同時に、世界の女子サッカー発展の一翼を担うものでもあると信じています。 WE リーグのビジョンを実現させ、全ての女の子がプロサッカー選手に憧れ、WE リーグを目指す、そんな世界を作っていきます。 なでしこジャパン(日本女子代表)監督 高倉 麻子 女子サッカー選手の長年の夢だった女子プロサッカーリーグ「WE リーグ」がいよいよ誕生します。 このリーグが成功するためには選手の覚悟が必要です。 その覚悟が日本を必ず強くするはずです。 WE リーグが、応援して下さる方々が楽しめる場所、女の子たちの夢の舞台になることを期待しています。 WE リーグをみんなで盛り上げていきましょう。 参照: 『なでしこリーグ』はアマチュアとして存続 日本女子サッカーリーグの過去と現在 2020年6月、ついにプロ化が発表された日本女子サッカーリーグ。 2011年のFIFAワールドカップで優勝を飾ったなでしこジャパンの活躍が多くの人々に感動を与え、一大ブームを巻き起こした女子サッカー。 長い歴史の中で、女子サッカーリーグはどのように変化していったのでしょうか? 日本女子サッカーリーグの変化 「JLSL」日本女子サッカーリーグの創設 1991年のFIFA女子ワールドカップの新設と、1990年の第11回アジア競技大会において、女子サッカーが正式種目になったことを受け、代表チームの強化を視野に入れた全国リーグ 「日本女子サッカーリーグ」が1989年に創設されました。 当時の名称は男子サッカー全国リーグの「日本サッカーリーグ」の略称、「JSL」に倣って 「JLSL」という略称が付けられました。 この頃には、ほとんどのチームが専用グラウンドを持ち、クラブハウスを持つチームも誕生。 プロ契約選手も登場し、世界からも多くの外国人選手が集まる「世界最高の女子リーグ」と呼ばれました。 しかし、1996年には日本女子代表がアトランタオリンピックで3戦全敗したことが打撃となって観客は激減。 さらにシドニーオリンピックへの出場権を逃したことや、バブル景気の崩壊を受け、スポンサー企業を持っていたチームは相次いで解散や地域クラブ化、プロ契約選手や外国人選手も次々と契約解除に追い込まれる事態となりました。 人気復活の兆し 様々な要因により、一時はその存続が危ぶまれたL・リーグ。 しかし、2003年、女子サッカーは第4回女子ワールドカップ(アメリカ開催)により再び人々の関心を集めることとなります。 同年、10月23日にはJリーグ、『東京ヴェルディ1969 vs 清水エスパルス』の後座試合として、『日テレ・ベレーザ vs 宝塚バニーズ』の試合がL・リーグとしては初めてとなる国立霞ヶ丘陸上競技場において開催されるなど、少しずつ人気回復への策が取られるようになっていきました。 2004年からは上位と下位の各8チームずつの二部制に移行。 6月に開幕したこのシーズンは日本サッカー協会の施策のひとつ、「女子サッカーの活性化」により、全てスタンドのある会場で試合が実施されました。 4月に行われたアテネオリンピック・アジア予選の影響もあり、以前に比べて観客も増えていきます。 オリンピックでリーグが中断される前の最後の試合となる7月25日の『日テレ・ベレーザ vs TASAKIペルーレFC戦(稲城中央公園総合グラウンド)』では女子サッカーでは現在においても異例と言える2500人もの観客を集めました。 「なでしこ」誕生 日本女子サッカー代表に 「なでしこジャパン」という名称が付いたのも2004年のこと。 オリンピック本戦でサッカー日本女子代表がベスト8の戦績を収めたことが、女子サッカーの注目度を更に押し上げました。 世界規模の大会でのなでしこジャパンの躍進をL・リーグから作っていこうという趣旨が込められ、同年9月、新たに 「なでしこリーグ」という名称が付けられます。 (その後、スポンサー名を冠した mocなでしこリーグ(2006年) plenusなでしこリーグ(2008年) 、プレナス なでしこリーグ(2010年)と名称変更。 ) そして2011年、FIFAワールドカップ(ドイツ開催)でのアメリカ代表とのあの劇的な決勝戦。 PKまでもつれ込んだ熱戦を制し、見事優勝の栄冠に輝いたなでしこJAPANは人々の心に深い感動を刻み、女子サッカーの一大ブームが巻き起こります。 なでしこリーグもその影響を受け、1万人を超える観客が詰めかける試合もあったということです。 『なでしこリーグ』現在の編成 日本女子サッカーリーグは2014年から3年間の計画でクラブの運営や選手のプレー環境の向上を目指す構想をスタート。 その一環として、2015年、1部10チーム、2部10チーム、3部(チャレンジリーグ)最大12チームの3つのリーグが編成されました。 なでしこ1部リーグ 10チーム。 Jリーグクラブライセンス制度を参考に「サッカーに専念できる選手を最低3人以上保有する」、「15歳以下のアカデミーチームを保有する」などを義務付けています。 参照: なでしこ2部リーグ 10チーム。 1部昇格を念頭に置くチームのみで構成されています。 参照: チャレンジリーグ(3部) 最大12チーム。 大学、高校などの強化目的で参加するチームで編成されています。 参照: 『WEリーグ』は初年度は2021年9月に開幕予定、2022年5月頃に終了する見込み。 まずは6〜10チームでスタートし、そこから徐々にチーム数を増やしていく方針です。 現行の『なでしこリーグ』はアマチュアとして存続し、WEリーグからなでしこリーグへの降格は複数年は実施しないことも決まっています。 WEリーグに参入するチームが発表されるのは2020年の秋。 皆さんが応援しているチームの参入もあるかもしれませんね!発表されるのが楽しみです。 参照:、、 最後に いよいよ女子サッカー選手の夢の舞台、プロサッカーリーグが始動へと動き出しました。 『WEリーグ』はプロサッカー選手の活躍の場であると共に、女子サッカーに今後ますますの発展をもたらし、サッカーが大好きで日々懸命に練習に取り組む女子選手達の希望となっていくでしょう。 2021年の開幕を楽しみに待ちながら、応援して行きましょう! 関連記事.
次の日テレの籾木結花。 顔写真。 2019年3月28日撮影。 同年4月27日朝刊[なでしこゴコロ]「スポーツで社会を豊かに」掲載。 もみき・ゆうか…米ニューヨーク生まれ。 幼少期に都内に移り、中学生で日テレの育成組織、メニーナに入団。 日テレでは背番号「10」をつける。 日本代表では出場24試合、8得点。 yomiuri. jpg?
次の2021年秋開幕 女子プロサッカーリーグ『WEリーグ』 参加チームは2020年秋発表 6〜10チームを予定 新リーグの名称は、「WEリーグ(Women Empowerment League)」。 WEリーグは、これまで30年以上にわたって日本の女子サッカーをけん引してきた日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)の上位に位置する、日本女子サッカー最高峰のリーグで、参加クラブは6~10チームを予定しており、今年秋に発表する予定です。 リーグは2021年秋に開幕し、ホーム&アウェイ方式による総当りリーグ戦で順位を決定します。 WEリーグは、クラブ、選手、ファンサポーター、パートナーらとみんな(WE)で創り上げていくリーグを目指していきます。 参照: 日本女子プロサッカーリーグ 概要 【名称】 WEリーグ[うぃーりーぐ](Women Empowerment League) 【ロゴ】 【理念】 女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・ 発展に貢献する。 【ビジョン】 1.世界一の女子サッカーを。 2.世界一アクティブな女性コミュニティへ。 3.世界一のリーグ価値を。 女子プロリーグを核にして様々な雇用を生み出したり、人々の生き方の選択肢を広げたりすることによって、更なる女性の社会進出や持続可能な社会の実現に貢献していくことも目指しています。 スポーツを通して社会に貢献していくことは、スポーツ界にとって重要な使命です。 少女たちの夢となる女子プロサッカー選手という職業を確立していく同時に、女性活躍社会の推進や社会が抱える課題解決にも取り組んでまいります。 公益財団法人日本サッカー協会 理事/女子新リーグ設立準備室長 佐々木 則夫 WE リーグの誕生によって、女子プロサッカー選手という職業が確立され、少女たちの夢の受け皿となります。 そこを核にさまざまな雇用が生まれ、人々の生き方の選択肢を広げる。 多様な考えや目標、生き方があることを知り、認め合い、そして自らの信念や可能性を解き放つことのできるステージへと進んでいくことができる。 リーグに関わる全ての人が手を取り合い、リーグから生まれる「わたしたち」のポジティブなエネルギーが社会全体に波及していく。 私たちは、それを体現するリーグでありたいと思っています。 公益財団法人日本サッカー協会 女子委員長 今井 純子 WE リーグの設立によって、トレーニング環境やゲームレベルのスタンダードは間違いなく向上します。 選手たちにはその中で、パフォーマンスを高め、自身の選手としての価値向上にも目を向けて活躍してほしいと思っています。 しかし、WE リーグ設立はプロ選手だけのためではなく、グラスルーツからシニアに至るまでのすべての日本女子サッカーの発展の契機となると同時に、世界の女子サッカー発展の一翼を担うものでもあると信じています。 WE リーグのビジョンを実現させ、全ての女の子がプロサッカー選手に憧れ、WE リーグを目指す、そんな世界を作っていきます。 なでしこジャパン(日本女子代表)監督 高倉 麻子 女子サッカー選手の長年の夢だった女子プロサッカーリーグ「WE リーグ」がいよいよ誕生します。 このリーグが成功するためには選手の覚悟が必要です。 その覚悟が日本を必ず強くするはずです。 WE リーグが、応援して下さる方々が楽しめる場所、女の子たちの夢の舞台になることを期待しています。 WE リーグをみんなで盛り上げていきましょう。 参照: 『なでしこリーグ』はアマチュアとして存続 日本女子サッカーリーグの過去と現在 2020年6月、ついにプロ化が発表された日本女子サッカーリーグ。 2011年のFIFAワールドカップで優勝を飾ったなでしこジャパンの活躍が多くの人々に感動を与え、一大ブームを巻き起こした女子サッカー。 長い歴史の中で、女子サッカーリーグはどのように変化していったのでしょうか? 日本女子サッカーリーグの変化 「JLSL」日本女子サッカーリーグの創設 1991年のFIFA女子ワールドカップの新設と、1990年の第11回アジア競技大会において、女子サッカーが正式種目になったことを受け、代表チームの強化を視野に入れた全国リーグ 「日本女子サッカーリーグ」が1989年に創設されました。 当時の名称は男子サッカー全国リーグの「日本サッカーリーグ」の略称、「JSL」に倣って 「JLSL」という略称が付けられました。 この頃には、ほとんどのチームが専用グラウンドを持ち、クラブハウスを持つチームも誕生。 プロ契約選手も登場し、世界からも多くの外国人選手が集まる「世界最高の女子リーグ」と呼ばれました。 しかし、1996年には日本女子代表がアトランタオリンピックで3戦全敗したことが打撃となって観客は激減。 さらにシドニーオリンピックへの出場権を逃したことや、バブル景気の崩壊を受け、スポンサー企業を持っていたチームは相次いで解散や地域クラブ化、プロ契約選手や外国人選手も次々と契約解除に追い込まれる事態となりました。 人気復活の兆し 様々な要因により、一時はその存続が危ぶまれたL・リーグ。 しかし、2003年、女子サッカーは第4回女子ワールドカップ(アメリカ開催)により再び人々の関心を集めることとなります。 同年、10月23日にはJリーグ、『東京ヴェルディ1969 vs 清水エスパルス』の後座試合として、『日テレ・ベレーザ vs 宝塚バニーズ』の試合がL・リーグとしては初めてとなる国立霞ヶ丘陸上競技場において開催されるなど、少しずつ人気回復への策が取られるようになっていきました。 2004年からは上位と下位の各8チームずつの二部制に移行。 6月に開幕したこのシーズンは日本サッカー協会の施策のひとつ、「女子サッカーの活性化」により、全てスタンドのある会場で試合が実施されました。 4月に行われたアテネオリンピック・アジア予選の影響もあり、以前に比べて観客も増えていきます。 オリンピックでリーグが中断される前の最後の試合となる7月25日の『日テレ・ベレーザ vs TASAKIペルーレFC戦(稲城中央公園総合グラウンド)』では女子サッカーでは現在においても異例と言える2500人もの観客を集めました。 「なでしこ」誕生 日本女子サッカー代表に 「なでしこジャパン」という名称が付いたのも2004年のこと。 オリンピック本戦でサッカー日本女子代表がベスト8の戦績を収めたことが、女子サッカーの注目度を更に押し上げました。 世界規模の大会でのなでしこジャパンの躍進をL・リーグから作っていこうという趣旨が込められ、同年9月、新たに 「なでしこリーグ」という名称が付けられます。 (その後、スポンサー名を冠した mocなでしこリーグ(2006年) plenusなでしこリーグ(2008年) 、プレナス なでしこリーグ(2010年)と名称変更。 ) そして2011年、FIFAワールドカップ(ドイツ開催)でのアメリカ代表とのあの劇的な決勝戦。 PKまでもつれ込んだ熱戦を制し、見事優勝の栄冠に輝いたなでしこJAPANは人々の心に深い感動を刻み、女子サッカーの一大ブームが巻き起こります。 なでしこリーグもその影響を受け、1万人を超える観客が詰めかける試合もあったということです。 『なでしこリーグ』現在の編成 日本女子サッカーリーグは2014年から3年間の計画でクラブの運営や選手のプレー環境の向上を目指す構想をスタート。 その一環として、2015年、1部10チーム、2部10チーム、3部(チャレンジリーグ)最大12チームの3つのリーグが編成されました。 なでしこ1部リーグ 10チーム。 Jリーグクラブライセンス制度を参考に「サッカーに専念できる選手を最低3人以上保有する」、「15歳以下のアカデミーチームを保有する」などを義務付けています。 参照: なでしこ2部リーグ 10チーム。 1部昇格を念頭に置くチームのみで構成されています。 参照: チャレンジリーグ(3部) 最大12チーム。 大学、高校などの強化目的で参加するチームで編成されています。 参照: 『WEリーグ』は初年度は2021年9月に開幕予定、2022年5月頃に終了する見込み。 まずは6〜10チームでスタートし、そこから徐々にチーム数を増やしていく方針です。 現行の『なでしこリーグ』はアマチュアとして存続し、WEリーグからなでしこリーグへの降格は複数年は実施しないことも決まっています。 WEリーグに参入するチームが発表されるのは2020年の秋。 皆さんが応援しているチームの参入もあるかもしれませんね!発表されるのが楽しみです。 参照:、、 最後に いよいよ女子サッカー選手の夢の舞台、プロサッカーリーグが始動へと動き出しました。 『WEリーグ』はプロサッカー選手の活躍の場であると共に、女子サッカーに今後ますますの発展をもたらし、サッカーが大好きで日々懸命に練習に取り組む女子選手達の希望となっていくでしょう。 2021年の開幕を楽しみに待ちながら、応援して行きましょう! 関連記事.
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