カマキリの飼育 エサや水のあげ方は? カマキリも人間と同じように餌 エサ や水を求めます。 餌は大きすぎる昆虫でない限りはコオロギやバッタ、イナゴ、クモ、ゴキブリなど色々なものを食べてくれます。 大きすぎる昆虫を餌として与えてしまった場合は、逆に食べられてしまう可能性もあるので注意してください。 また、水に関しては捕食した昆虫から得ることもありますが、直接水を求めることも多くあります。 霧吹きを使って、止まり木や葉っぱなどへ水滴が付くまで吹きかけてあげましょう。 犬や猫のように水に直接顔をつけて飲んでいる様子が観察できます。 水は水道水で問題ありませんが、餌となる昆虫の捕獲が難しいという人も少なくないでしょう。 そう言った方は、ホームセンターでストックが楽なミルワームを購入すると言う方法もありますが、少し気持ち悪いですよね。 では、「飼うのを諦めなければならないのか?」と言うと、そういう訳ではありません。 実は、カマキリは人間の食べ物も食べてくれます。 私達と同じものを食べてくれるのであれば、とっても飼育が楽になりますよね。 しかし、動いていない餌を与える場合には少しあげ方を工夫する必要があります。 何故なら、本来カマキリは動いている獲物にしか反応しませんので、単純に餌を置いておくだけでは食べてくれないことが多くあるからです。 ですので、ピンセットなどでカマキリの顔の近くに餌を持っていき、動かしてあげる必要があります。 そうすることで餌として認識し、鎌 カマ で取りにくるでしょう。 カマキリが食べる昆虫や人間の食べ物、餌のあげ方はこちらで更に詳しく紹介しています。 併せて参考にしてください。 カマキリが人間のヨーグルトや魚肉ソーセージを食べるって意外ですよね。 カマキリの飼育 ケース環境に足場は必要? カマキリが食べる餌についての問題は解決したことと思います。 次は、カマキリのお家となる飼育ケースの環境について見ていきましょう。 飼育するケース内の環境は、カマキリがなるべく快適に過ごせるようにしておく必要があります。 自然環境のような大きなケースを用意することは難しいですが、足場をたくさん作ってあげることで、飼育ケース内で自由に動き回れるようになります。 小さなケースでもストレス無く過ごすために足場は必ず作ってあげましょう。 こちらに、カマキリを飼育するにあたって必要なものをまとめて紹介しています。 必ずしも全て揃える必要はありませんが、なるべくあった方が良いでしょう。 【カマキリの飼育に必要なもの】• 飼育ケース• ピンセット• 霧吹き• 鉢底ネット 硬め それでは、飼育に必要なものをそれぞれ詳細に見ていきましょう。 選ぶ飼育ケースや育てる環境によっては不要なものもありますので、そのあたりの判断は飼い主さんにお任せします。 カマキリの飼育に必要なもの1 飼育ケース カマキリを飼育する上で飼育ケースは必ず必要になります。 素材はガラスでもプラスチックでも、発泡スチロールでもなんでも構いません。 ですが、せっかくカマキリを育てるのであれば、外から観察しやすいものを選んだ方が良いでしょう。 ちなみに、ご存じの方も多いと思いますがカマキリは共食いを行います。 繁殖させたい場合を除き、オスメス関係なく1匹ずつ飼うのが理想的です。 また、カマキリを卵から孵化させたり、羽化や産卵を観察するためには少し大きめのケースを用意したほうが良いです。 カマキリの種類によっても用意する飼育ケースは異なりますが、横30cm、縦50cmのものを用意しておけば間違いないでしょう。 自分が育てるカマキリの種類が分からない。 と言う人は、こちらで種類の見分け方を紹介しています。 カマキリの種類によって卵を産む場所が異なるので 枝や石など 、この機会に確認しておきましょう。 赤ちゃんカマキリを孵化させるために、卵を持ち帰り保管する予定。 と言う人は卵の状態でもカマキリの種類を見分けることが出来ますので、事前にどのような卵からどんなカマキリが産まれてくるのか知っておきましょう。 カマキリの飼育に必要なもの2 ピンセット 先にも少しお伝えした通り、カマキリに人間の食べ物を餌として与えるのであれば、ピンセットが必要になってきます。 また、死んだ虫を与える際にもピンセットで動かしてあげると食べてくれることがあります。 生き餌 生きている餌 しか与えないという方は必要ありませんが、値段も高いものではありませんので、是非準備しておくことをお勧めします。 ピンセットは挟む部分が細いものを選び、カマキリが餌を取りやすくしてあげましょう。 カマキリの飼育に必要なもの3 霧吹き 霧吹きはカマキリに水を与えるために必要なものです。 飼育ケージの中に置いてある枝や葉っぱ、石などに吹きかけてあげることで水滴を飲んでくれます。 必ず1日に1度は水をあげましょう。 この時、カマキリの体に直接吹きかけても問題ありませんが、カマキリの体の構造上鎌 カマ か頭についた水滴しか飲むことができません。 可能な限り、周りの環境に水滴を作ってあげましょう。 カマキリの飼育に必要なもの4 枝 木の枝を折ったものを入れておきましょう。 大きさは飼育ケージの天井まで届くような、大きめのサイズが理想です。 また、この枝に葉っぱがあれば、霧吹きで水滴を作りやすくなります。 枝だけの場合だと水分を吸収してしまうかもしれません 枝の役割はカマキリの止まり木になる他、幼虫が脱皮する際や産卵の際に使われます。 なるべく飼育ケージ内でガタガタと動かないような形で入れておきましょう。 カマキリの飼育に必要なもの5 石 石は必ずしも必要ではありませんが、先にもお伝えした通り、飼育するカマキリによっては自然の環境内で石や石の隙間に卵を産み付ける種類のカマキリも存在します。 コカマキリやウスバカマキリ、ヒナカマキリなど なるべく自然の環境に近い中で育てられるよう、飼い主として出来ることはしてあげましょう。 カマキリの卵が産み付けられる場所については、こちらでカマキリの種類毎に紹介しています。 カマキリの飼育に必要なもの6 鉢底ネット 硬め カマキリの飼育には、鉢底ネットも用意したほうがいいでしょう。 鉢底ネットは飼育ケージの側面に貼り付けて使用します。 こうすることで、カマキリが移動できる場所が増え、小さいケース内でもストレス無く動き回ることが可能です。 また、鉢底ネットには柔らかめ 網戸のような素材 と硬め プラスチック素材 がありますが、カマキリの卵を産み付ける場所になる可能性もあるため、プラスチック素材の硬めのものを用意しましょう。 100均やホームセンターで簡単に手に入ります 鉢底ネットに卵を産み付けられた際には、卵の周りの鉢底ネットをハサミで切り取り、隙間の小さい虫かごやケースなどで保管しておきましょう。 何もしなくても、来年の春になれば赤ちゃんカマキリが産まれてきます。 カマキリの飼育 寄生虫ハリガネムシとは? カマキリのお腹の中には寄生虫がいると聞いたことがありませんか?全ての個体にいる訳ではありませんが、確かに多くの個体のお腹の中にはハリガネムシと言う寄生虫が住み着いています。 見た目は黒く細長い体で、長いものだと40cmを超えるものがカマキリのお尻から出てくることもあります。 ウネウネと出て来るその様子は非常に気持ち悪く、まさに寄生虫と言った感じです。 彼らは寄生虫ですので、カマキリなどの昆虫の体内で成長し、一生のうちのほとんどを宿主の体の中で過ごします。 成熟すると体外へ出てきますが、飼っているカマキリから出てくると思うと堪ったものではありませんね。 あまり気持ちの良いものではありませんので、ペットにするカマキリからは追い出したい気持ちはよく分かります。 しかし、ハリガネムシを体から追い出してしまうと、カマキリは死んでしまうことも多くありますので、安易にハリガネムシは追い出さないほうが良いでしょう。 何故ハリガネムシがいなくなると死んでしまうのか。 ハリガネムシの死亡説や洗脳説、人間の爪の間から侵入すると言った都市伝説、ハリガネムシの出し方については、こちらで紹介しています。 カマキリの飼育 冬越しは可能?寿命は? カマキリを飼育する上で知っておいていただきたいのが、冬越しと寿命についての問題です。 カマキリは春から秋にかけて見られる昆虫で、冬にはほとんど見掛けることがありません。 何故なら、カマキリはほとんどの場合冬を越すことが出来ずに死んでしまうからです。 外敵からの捕食や温度の関係で死ぬというわけではなく、これはカマキリの寿命です。 冬越しするカマキリも中には存在しますが、一般家庭での飼育であれば冬越は難しいでしょう。 カマキリは春の4月~5月に孵化して、冬の10月~11月に死んでしまうことが一般的です。 ペットとして可愛がってあげられる期間もたったそれだけしかありません。 寿命にして 孵化してから およそ半年ほどです。 犬や猫のように数年生きることはありませんので、一緒に要られる短い時間の中で目一杯可愛がってあげましょう。 そんなカマキリの一生についてはこちらで紹介しています。 カマキリの飼育まとめ カマキリの飼育はそれほど難しいものではありません。 正しい知識を持って飼育してあげれば冬までは生きてくれることと思います。 飼育の難易度としては、赤ちゃんカマキリの飼育が餌などの関係で一番難しくなります。 子供さんと一緒に観察することが目的であれば、ある程度大きくなったカマキリを捕まえてペットとしたほうが良いでしょう。 どうしても赤ちゃんカマキリから育てたいという人は、しっかりとした知識をつけて育ててあげましょう。 ちなみに、「カマキリの卵を持って帰り孵化を待っているが、いつまで経っても孵化しない。 」と場合には、卵が空の可能性があります。 卵を注意深く見てみましょう。 また、現在は世界のカマキリの飼育も人気です。 日本では見られない派手なカラーや容姿のカマキリを育ててみるのも、また違った面白さがあるでしょう。 世界のカマキリは見ているだけでも面白いので、併せて参考にしてみてください。
次の卵を見つけよう カマキリの卵は冬の間に見つけることができます。 いちばん多いのはオオカマキリの卵で 、ススキなどの茎にみられます。 地上から約1メートル以内の高さにあります。 ほかのカマキリでは、木の幹、コンクリートや板壁などに生みつけていることもあります。 枝先や茎に生みつけられている場合は卵嚢の下10センチあたりを切り取って、植物ごと持ち帰りましょう。 壁や幹の場合は卵嚢だけはがし、棒や板に接着剤でくっつけます。 卵の保管方法 卵嚢は 屋外、暖房の入らない室内または冷蔵庫で保管しましょう。 暖房があると、間違って早めに孵化してしまい、えさを用意できなくなってしまいます。 大きめのビンの中に入れましょう。 枝や棒が倒れないように立てかけたり、剣山で固定したりするとよいでしょう。 このとき、卵嚢の表側の中央部分が容器の壁に当たらないように注意してください。 そこから幼虫が出てくるからです。 また、 卵嚢の下には10センチくらいの空間をあけておいてください。 カマキリの赤ちゃんは、孵化すると糸状のものにぶらさがって脱皮をするので、十分な空間がないと失敗してしまいます。 スポンサードリンク 卵から孵ったら 孵化した幼虫は、20cm程の飼育ケースで20~30匹育てることができます。 中には脱皮の足場になる枝を入れて固定しておいてあげましょう。 乾燥に弱いので、スポンジやティッシュを湿らせて入れておき、毎日霧ふきで水気を与えてあげましょう。 あまり吹きつけると赤ちゃんが水滴に足をとられるので、あくまで軽めにしてください。 赤ちゃんの餌は? 餌はショウジョウバエやアブラムシ(アリマキ)です。 アブラムシはバラやギシギシなどにくっついていることが多いので探してみましょう。 ショウジョウバエは、古くなったバナナや牛乳などをビンに入れておくと集まってきます。 ビンごと飼育箱の中に入れてしまいましょう。 餌は 幼虫の数の2倍くらい入れます。 食べつくす前に補給してあげましょう。 そうでないと共食いを始めてしまう可能性があります。 まとめ カマキリの赤ちゃんの孵化は一風変わっているので、卵から持ち帰って観察してみると面白いかもしれません。 肉食なのでえさを用意するのが手間ですが、ショウジョウバエをうまく増やして与えるとよいでしょう。 小さな幼虫が立派なカマキリに成長したら、感慨もひとしおだと思います。 スポンサードリンク.
次の毎年、ベランダでゴーヤを育てている私ですが、去年のある日、グイグイと伸びはじめたゴーヤの葉を眺めていると、何やら動くものが… よく見ると小さな「 カマキリの赤ちゃん」です。 どうやら風にでものって飛ばされてきたようですね。 そのときに、妻が心配していたのが 赤ちやんのエサです。 カマキリの赤ちゃんのエサは何? そもそもカマキリは肉食性の昆虫であり、自身より小さなコオロギやバッタなどの昆虫や小動物を捕食します。 なので、成虫になったカマキリには、それらの昆虫などを与えてあげればよいのですが、赤ちゃんには大きすぎるんですよね。 そこで、小さなカマキリの赤ちゃんでも捕食できるエサとなるのが、• アブラムシ• コバエ です。 アブラムシというのは、テントウムシが好んで食べるあの小さな虫で、コバエとは、キッチン周りや食卓に現れる、あの小さなハエです。 このアブラムシや、コバエならカマキリの赤ちゃんでも、喜んで捕食をしてくれます。 では次に、このアブラムシとコバエの捕まえ方を見ていきましょう。 下の写真の、公園や河川敷などでも見かける雑草ですね。 残ったアブラムシは、雑草を枯らせないようにして、涼しいところで保管しておけば長生きしてくれますし、いなくなっても雑草はたくさん生えていますから心配は要りませんね。 コバエの捕まえ方 あのぶんぶんと飛ぶコバエを捕まえるのは難しいと思われるかもしれませんが、意外と簡単なのです。 そのコバエにも色々種類があり、代表的なのが、• ショウジョウバエ• ノミバエ• クチキバエ• キノコバエ になり、どれもカマキリの赤ちゃんのエサとして与えられます。 ショウジョウバエやノミバエは、生ゴミがある場所や、トイレによく発生し、クチキバエやキノコバエは、カブトムシの飼育ケースの中に発生するあのコバエです。 その中でも、私がカマキリの赤ちゃんの エサとしておすすめしたいのは、クチキバエとキノコバエになります。 そうすることで、自然に発生してくれますから、その小瓶をカマキリの赤ちゃんのいるケースに移してあげるだけでOKです。 元気に育てるためにも大事な 4点を覚えておきましょう。 <1>水は必ず与える 当然と言えば当然なのですが、カマキリの赤ちゃんも水を飲みますし、飲まなければ弱って死んでしまいます。 なので、必ず与えるようにしましょう。 水の与え方ですが、私のやり方を紹介すると、空になった麺棒ケースに水を湿らせた大き目のガーゼを入れておくだけです。 <2>共食いに気をつける 去年の私のように、偶然1匹の赤ちゃんを見つけて飼育を始めれば問題はないのですが、卵から飼育を始めたのなら、気をつけないといけないのが共食いです。 なぜなら、卵が孵化すると、一気に 100~200匹ほどのカマキリの赤ちゃんが出てきます。 そして、そのまま飼育してしまうと、動くものを捕食する習性なで必ず共食いを始めてしまいます。 2回目の脱皮が終わる 2週間後には、もうアブラムシやコバエのエサでは小さくなるので、コオロギなどの少し大き目なエサを与えるようにしてあげなければなりません。 もし、エサとなる物を捕まえるのが難しいのなら、ペットショップにエサ用のコオロギが販売されてますので利用するのもおすすめです。 <4>正しい環境で飼育する カマキリは自然界では良く動き回り、餌を見つけては捕食する行動範囲の広い昆虫です。 そのため、あまり小さなケースに入れてしまうと ストレスで弱ってしまう恐れがあるので、飼育ケースは 大きめな物にしてあげましょう。 とくに、カマキリは脱皮をしてぶら下がる傾向にありますから、それを邪魔しないためにも、縦に長い飼育ケースがおすすめです。 私の場合は、カブトムシを飼育するケースを縦にして使うようにしています。 カマキリの赤ちゃんのエサは、• アブラムシ• コバエ でした。 あ!そうそう、あとですね。 どうしてもエサがない場合は、冷蔵庫の中などにあるソーセージやお肉、刺身などを細かく切り、 動かしながら与えてあげても食べてくれますよ。 しかし、これはあくまでも応急処置ですから、やはり与えるのは 生きているエサにして上げて下さいね。 こんにちは! このブログを運営している「さる吉」と申します。 ファッション業界に勤めて30年以上が経ちました。 旅行や食べ歩きが大好きな中年オヤジではありますが、若さを保つ為に日々トレーニングも欠かさずやっている健康オタクでもあります。 旅行先は、仕事でバッグや服などの仕入と遊びを兼ねての韓国が多く、もう50回以上です。 そんな私が、今まで仕事や日常生活などで経験し培ったお役立ち情報をどんどん紹介していきます。 最近の投稿• 最近のコメント• に sarukici より• に シライシエイイチ より• に sarukici より• に より• に sarukici より アーカイブ• カテゴリー•
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