初夏に出まわるびわ。 昔からある果物ですが、保存方法や保存期間、栄養のこととなると意外と知らないかもしれません。 びわは、常温保存が基本で、冷凍はできますが、冷蔵にはむかず、干して保存もできません。 びわの保存方法や保存食レシピについて解説します。 びわは、果実だけでなく、びわの葉を乾燥させて作るびわの葉茶の健康パワーも注目される植物ですが、今回は果物としてのびわに注目します。 びわにあった保存の方法だけでなく、おいしい食べ方やレシピをご提案します。 あまり日持ちのしない果物ですが、丸ごと冷凍、または保存食に加工すれば保存期間をのばして長くびわを楽しむこともできますよ。 夏に向かう季節に、びわの栄養を効率よく摂取して体の内側から元気になりましょう。 冷凍するときにはなるべく薄く平らにする• アルミのトレイにのせると早く冷えやすい• 冷凍室を強に設定するとなおよし びわの冷凍保存の際の保存期間 びわの冷凍保存の際の保存期間は、約1か月ほどです。 びわの冷凍保存の際の栄養素は? びわの冷凍保存の際の栄養は変化ありません。 冷凍することで保存期間はのびます。 しかし、食感は落ち、解凍しても生の果実のような食感は戻りません。 びわは、カロテンが豊富です。 カロテンは皮膚や粘膜の細胞を正常に保つはたらきがあり、免疫を高めるともいわれます。 抗酸化作用や美肌効果が規程できるビタミンBやC、ポリフェノールも豊富な健康フルーツといえます。 びわを冷凍したあとの解凍方法 冷蔵庫で半解凍させてシャーベットのように食べます。 スポンサードリンク びわのカット(切った)後の日持ちする保存方法は? そもそも日持ちのしない果物なので、カットして保存ということはできません。 どうしても、の場合は、できるだけ空気に触れないようにラップでピッタリ包み込んで冷蔵庫で保存します。 びわの保存方法 使いかけ できるだけぴったり、きっちりラップで包み込みます。 切断面にラップを密着させることができればそうします。 その上で冷蔵庫に保存します。 びわをカットしたときの保存期間 びわをカットした時の保存期間ですが、当日中には食べきるようにしましょう。 びわは、皮をむいたりカットすると、そこから鮮度がどんどん失われていき、色も変わってきます。 小さな果物なので、食べる分だけ皮をむいたりカットしたりしましょう。 びわの長持ちさせる保存方法 風味や鮮度を保持するいちばんよい方法は、風通しのよい直射日光の当たらない20度前後のところです。 びわの芯(種)のくりぬき方 びわの軸のついていた方と、花のあとのある方を少しずつ切り落とします。 菜箸を軸のついていた方から差し込み、種を押し出します。 何度か繰り返すと、種の周りの渋皮状のものもとれます。 種をとった後、皮をむきます。 参考: びわの皮のむき方 種を取らずに皮だけむいてかぶりつく時は、軸をもって、おしりのほうの花のあとの方からむいていくときれいにむけます。 参考: びわの洗い方(下処理)• ハリがあって色つやがよい。 うぶげが生えそろっている。 きれいに色づき、キズなどがない。 びわの旬 品種にもよりますが、露地ものが多く出回るびわの旬は5月中旬から6月頃が中心です。 びわの食べ頃 びわは、収穫した後に追熟するようなことはありません。 置いておいても甘くなったりするわけではないので、入手したら早めに食べましょう。 日本では江戸時代からびわが栽培されているとされ、歴史の古い果物です。 国内では、長崎県や千葉県での栽培が盛んです。 カロテンやポリフェノールを多く含み、免疫を高めたり、インフルエンザなどのウイルスの感染症予防にも効果が期待できるとされる健康果物です。 スポンサードリンク びわの保存食と人気簡単レシピの作り方 一年のうち、わずかな期間しか手に入らないびわ。 生でシンプルに食べることでびわのおいしさを堪能することができますが、たくさんあるときなどは、加工して長持ちさせたり、違ったおいしさを引き出して食べてみてください。 びわの保存食の種類• コンポート• ジャム• サワードリンク びわの保存食レシピの簡単作り方と保存期間 保存期間は冷蔵庫で2週間、冷凍庫で1ヶ月程です。 コンポートからゼリーなどにしていくことも可能です。 酸味が少なく、柔らかいので、食べやすく、消化もよい果物です。 皮や種、種の周りの薄皮をしっかりと取り除き、初めての時は加熱して柔らかくつぶしてからあげましょう。 まとめ びわは、常温で早めに食べきるよう気を付けたい果物です。 食べきれない時は、冷蔵保存よりも冷凍や、加工して保存するようにした方がよいです。 日本での歴史が古く、昔から夏の始まりを告げる果物として愛されてきたびわ。 栄養も豊富で、体にうれしい成分がたっぷりです。 びわをおいしく食べて、夏に向けて体を内側からととのえていきたいですね。
次の酸味が少なくほどよい上品な甘みが特徴のびわ(枇杷)は、ジューシーな果汁を持ち、傷みやすいこともあって高級品として扱われることも多いフルーツです。 本記事ではびわを急速冷凍し、活用する方法を解説します。 びわの基本 びわは強い抗酸化作用を持つカロテンを豊富に含んでいるため、高血圧や心筋梗塞、がんを予防する効果があるといわれています。 葉にはタンニンやビタミン様物質が含まれており、古くからせき止めの薬として用いられています。 軸がしっかりしていて、皮の色が鮮やかでハリがあるもの、白い粉状のブルームと産毛に覆われているものがよいびわとされています。 この状態がよいときに食べたり冷凍をしたりするとよいでしょう。 びわの旬は4~6月とされており、長崎県で主に収穫されています。 びわは冷凍をすると、冷凍保管中に変色してしまう性質を持っています。 そのため、冷凍をする際には加熱をしてから保存する必要があります。 加熱済みのびわは、食感が既に変化しているため、問題なく冷凍・解凍できます。 凍ったままフードプロセッサーなどにかけることで、再加熱なしでソースにするなどして使うことができます。 びわを使った食品の冷凍方法 焼きびわ、コンポート 袋に入れて脱気包装をするか、ラップ等で隙間なく包装して冷凍。 解凍する場合は、自然解凍、流水解凍、加熱調理。 ジャム 袋に入れて脱気包装をする。 解凍する場合は、自然解凍、流水解凍、加熱調理。 果物を使ったケーキ・デザートの冷凍・保存・解凍について 果物・フルーツは、生の状態で凍らせると解凍時に食感が維持できず、ドリップが出て水っぽくなってしまうことがあり、注意が必要です。 果物を使ったケーキやデザートの急速冷凍・保存・解凍の方法を紹介します。 コンサルティング・商品開発のご相談は お気軽にこちらからどうぞ•
次のびわの葉エキスの作り方は? びわの葉のエキスはエタノールを使用した作り方と、焼酎を使用した作り方があります。 どちらの方法でも、まずは びわの葉を下ごしらえします。 エキスに使う葉は大きくて厚みがあり 緑の濃いものを選びます。 葉の両面をきれいに洗って汚れを落とし、水分が残ったままで使用するとカビの原因になってしまうので、その後しっかりと乾燥させます。 準備ができたら、固い軸を取り除いた葉を2~3cmほどに切り、容器の中に葉を入れます。 びわの葉エキスの保存方法 びわの葉を押しこんでムダな空気を抜き、そこに葉の分量の 2倍程度のエタノールを加えます。 びわの葉エキスの保存方法は、冷暗所に置き、3~4ヶ月して液にしっかり色がついたら、葉を取り除いてできあがりです。 使用する時は水で2倍くらいに薄めます。 焼酎でびわの葉エキスを作る方法は? 焼酎もエタノールと同様の作り方になり、35度以上の焼酎1. 8リットルに対して120g以上の葉を入れます。 保存方法はエタノールと同じく冷暗所になり、夏なら3ヶ月程度、冬は5ヶ月程度置いて、液が色づいたら葉を取り出します。 焼酎は 【びわの葉酒】として飲むこともできます。
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