今後の将棋上達においての基礎にもなりますので、知っておく事をおすすめします。 形 まずは、矢倉囲いと棒銀の型をご説明します。 上手の左側の赤枠部分が 矢倉囲い、右側の赤枠が 棒銀にあたる部分です。 銀、角、金2枚で玉を強固に囲い、銀と飛車で攻めるという陣形です。 守りの駒が多く、攻めの駒が少ないようですが、序盤では一般的に金・銀を守りに多く使います。 矢倉囲い+棒銀の強さ 矢倉囲いは各々の駒の連携が強く、玉にピッタリよっている非常に固い守りです。 飛車は基本的に一番強い攻め駒なので、飛車のいる側は主戦場になる事が多いです。 なので玉はその反対側に囲っておくのが守りの基本です。 その矢倉で、左側によせた玉を固く囲い、右側から銀と飛車を中心に、守りの角が攻めにも利いている、攻守ともに強い陣形です。 この時の角は守りの位置にいますが、攻めにも関わっています。 詳しくは後述します。 弱点もある どんな戦法も一長一短ありますが、 矢倉囲いの弱点は、 横からの攻めに弱いことです。 特に飛車を利用して八段目、九段目辺りを、飛車と銀の組み合わせで攻めらると弱いです。 上図のように相手の2九竜と、6九銀の連携で、こちらの7八金が責められています。 これは矢倉囲いをしているとよく見かける攻め方です。 「玉は金で守るもの」です。 囲いの要は金なので、それがはがされると、囲いは一気に弱体化します。 これで相手の持ち駒に金か銀でもあったら、玉はかなり危険な状態にあると言えます。 矢倉囲い+棒銀での戦術 矢倉で玉を囲ったら、飛車と銀で相手を攻めるわけですが、よくある局面を例に取って、具体的な戦術をご説明します。 STEP1:陣形を整える 上図を見てください玉を矢倉で囲って、棒銀で攻める準備が出来た状態です。 矢倉囲いにおいて、角は守りの一部ですが、棒銀の先端に向かって利いているので、攻めの役割も兼ねています。 その時の状況によって、ここからズバッと攻めあがって行く事も出来ます。 また玉頭を攻められた場合に、先発の銀がやられても、さらに裏から角が利いている状態となり、玉頭がとても強固です。 準備万端の状態です。 相手の駒組みはその時により様々ですが、ここまでのこちらの駒組みはスムーズに行えると思います。 分かり易くするために、こちらの手番を「」で表します。 上記ステップ1の図から、「 3五歩」と突きます。 以後、同歩、「 同銀」、3四歩打と続いて上図になります。 STEP3:銀を犠牲にして戦線を破る ここで3五の銀を逃げず、「 2四歩」と突きます。 ここで相手が3五歩と銀を取って来たら、「 2三歩成」です。 銀は取られましたが、「 2三歩成」が相手は痛いです。 同金と取ったら「 同飛車成」です。 銀を取られはしたものの、陣地を破って飛車成を作れたら、こちらが優勢です。 参考 STEP3で、相手が3五の銀を取って来なかった場合はどうなるのか。 つまり、こちらが突いた「 2四歩」を同歩と取って来た場合です。 それが下図です。 ここから、「 同銀」、同銀、「 同飛車」、2三歩打、「 2八飛車」となって下図の状態です。 敵陣を破ってはいないものの、飛車の前がすっきりして銀を持ち合ってまずまずの状態です。 まずは慣れよう 必ずしも上記の例の様に上手く行く訳ではないですし、その時により駒の位置は様々ですが、ちょっとした将棋好き程度の相手なら成功する可能性は高いです。 まずはこの戦法で何度も打ち、中級者、上級者への道の足がかりになれば幸いです。 Twitterで紹介!.
次の「変換レベルは以下の7種類があります。 初期設定では3の3年生に設定されています。 1年生(すべての漢字にひらがなをふります)• 2年生(1年で習う漢字以外をよみがな変換します)• 3年生(1〜2年で習う漢字以外をよみがな変換します)• 4年生(1〜3年で習う漢字以外をよみがな変換します)• 5年生(1〜4年で習う漢字以外をよみがな変換します)• 6年生(1〜5年で習う漢字以外をよみがな変換します)• 小学校で習う漢字はそのまま 漢字の変換レベルは文部科学省の学年別漢字配当表(小学校学習指導要領 国語)を元に漢字の学年を判別しています。 漢字で構成される熟語等の場合、最も高い学年の漢字をその学年とみなし、設定されたレベルに応じて変換の有無を決定します。 ふりがなのサイズは、大・中・小の3つから選ぶことができます。 ユーザーは最も読みやすい表示にすることが可能です。 このような場合、単語の登録を行うことで正しい変換結果が得られるようになります。 [単語登録] 3.読み、語句、品詞を設定し、[登録 A ]をクリックします。 4.単語の登録が終わったら、[閉じる]でダイアログを閉じます。 変換結果がページに反映されます。
次の棒銀とは 棒銀とは 居飛車の時に用いられる戦法です。 飛車先の歩を突きながら、3九の銀を進出させて攻撃するオーソドックスな戦い方になります。 動きがシンプルで覚えやすく、破壊力も十分なため、初心者によく勧められる戦法になります。 では早速動きを見ていきましょう。 居飛車での戦法なので、飛車先の歩を動かしていきます。 相手も居飛車で戦うようです。 これで角の通る道が開けました。 ここで今回の攻めの主役である 銀を動かしていきます。 先手は攻めの銀を生かして飛車先の突破を本格的に狙います。 後手は自陣の整備をすすめつつ、棒銀による攻めに対抗しようとしていきます。 飛車先での戦いがいよいよ始まります。 攻めようとしている地点にどれだけ駒が効いているか、相手の駒より自分の駒の効きの方が大きいかを判断するようにしましょう。 上図では2四の地点が攻めの争点になっています。 現在この地点には 先手の歩・銀・飛車の3枚が効いています。 対して 後手は歩と銀の2枚しか効いていません。 攻める側は守る側より1枚以上駒の効きが大きければ、その地点での攻防を制することができます。 ここで大切なのは銀を取られた瞬間に飛車で銀を取り返そうとしてはいけないことです。 もしここで銀を取ってしまうと…。 飛車が取られてしまうので引くか3四の歩を取るかの2択になるのですが、歩を取っても3三に銀を打たれるとそこで完全に攻めが止まってしまいます。 将棋は 先手を取ることで優位に立てるので、どのような局面でも先手をとれるように意識してみましょう。 ではどうするのかというと…。 この盤面では先手側は自陣がほぼ手付かずなのに対し、後手側は守りの銀を剥がされ、金も取られようとしているという状態になっています。 これは先手の棒銀が成功したと言える盤面です。 このように、 攻め駒を相手の守り駒と交換できることが攻めの成功の秘訣となります。 端攻めを絡める 上図は棒銀のもう1つの攻め方を示すために配置した局面です。 棒銀では、この 1筋を逆に狙っていく作戦もとることができます。 後手は同歩と取りますが…。 このように、 端攻めを絡めることができるのも棒銀の特徴です。 終わりに いかがでしたでしょうか? 今回は棒銀の基本的な攻め方について紹介しました。 ポイントとしては、• 居飛車での戦法で飛車先の突破を目指す• 攻めの銀を相手の守り駒と交換する• 端攻めの時は銀を先に捨てる手を考慮する ということを考えて指すということです。 棒銀は将棋の中でもオーソドックスな戦法ですので、後手側の対策もあります。 次回以降でどのような対策があるのか、攻める側はそれに対しどう戦うのかをお示しできたらと思います。
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