要は未舗装路(ダート)も走れるロードバイクって事らしい。 (昔からのランドナーの世界では当たり前の事なのだが…) ある雨天の夜。 仕事で中野事務所から江戸川橋までシクロクロス車GT CX-1で走り、その足で調布の自宅まで帰宅したおり後輪がパンク(涙)。 5気圧トホホ。 スローパンクだったのでエア抜けが急減せず自宅まで26. 8km強行 原因は装着していたA-CLASSのホイールなのか使い回しの28Cタイヤだったのかは不明。 「オンもオフも軽快に」がポイント。 同シリーズは他に23C、28C、32Cとあるがそれぞれ味付けが異なり、出来れば実物を観て自分の用途にあった、もしくはマシンに装着可能なタイプを選ぶのが良いと思う。 GravelKingと同じくセンター砂目で左右サイド杉目パターン(このタイヤもかなりタフ) ホイールは鉄下駄爆音系(笑)なれどタフなFULCRUM RACING7 CX。 ちなみに RACING7に填めるリムフラップ(テープ)はやや太めの18mmサイズ。 もう一年以上交換していなかったので定番シュワルベを装着。 ペダルはオンロードの軽快走行重視で自宅に転がっていた旧67系SPD-SL。 その他、暴れるダート走行のフロント変速時チェーン脱落防止用にTNIボディガードを装着。 もちろん歩行者最優先! 結論を言うと、狛江ダート(土手上)レベルのグラベルでは全く問題無し。 ただ泥濘路や大きな岩がゴツゴツした荒れた河川敷林道(大井川上流などが代表格)、山岳トレイルコースなどは無理。 23Cタイプであればさらに加速しそう。 充填した空気圧は6bar(と冗長性加味しコンマ2、3多め)。 しかしながらダート走行時では、自分(体重59キロ)には乗り心地不快で5bar以下でも良さそうだ。 コイツなら即戦力(自分の場合仕事ライド!)になりそう。 (まぁ山中や林道を行くような所にお客さんは居ないが(笑)) おまけ。 ダート走行はマシンは砂埃まみれ! 帰宅後は自作したマシンハンガーにつるして水洗いジャブン!.
次のシティタイヤからグラベルキングへの乗換 自転車を始めてからの憧れの1つだった グラベルキング。 悪路走行も可能なシクロクロスを買ったからには、 一度は履いてみたいタイヤでした。 低いやすり目をした 独特のセンターノブ。 32C とは思えないほどの細身。 グラベルキングは自転車界隈、特にオフロード・ツーリング愛好家で知らない人はいないであろう 耐久性と快適性を兼ね備えたオールラウンドタイヤなのです。 実際にこのタイヤを履いてみてわかった 安いタイヤ(シティタイヤ)との違いをまとめておきます。 意外と路面抵抗が少ない(転がりやすい) まず感じたのは「 転がりやすさ」です。 「 32Cって太めだし、転がらないんじゃないの?」 確かにロードタイヤ23Cや25Cに比べれば劣ります。 ですが32Cとは思えないほど グラベルキングは よく転がりました。 オンロードでもすーっと転がっていってくれる感じ。 今まで履いていた28Cのシティタイヤの方が細いはず、しかもオンロード向けタイヤのはず・・・ それなのにグラベルキングの方が転がりがいいと感じました。 転がる理由として考えられる2つが以下です。 タイヤ幅は表示サイズよりも小さい オフロードにも入れるがノブは低い これら2つの【スリック】タイヤ特有の形状で オフロードの走破性も持っているのに オンロードでの巡航がかなり快適 でした。 スリックでも力強いグリップ 自転車を部屋から下ろして、 マンションのロビーで転がしていたとき ふと足下から 「 キュッ・・キュッ・・・」 という音がするのです。 「 パンクかな?」 とタイヤを確認しても、新品のグラベルキングには傷一つありません。 何の音かと思ったら グラベルキングが ロビーの床と擦れる音 でした。 独特のノブ どんだけ グリップ力あるんだと。。 横にタイヤを滑らせてみると、摩擦係数が強いのが 手から感じることができます。 こんだけグリップ力があれば 砂地や砂利道、芝でもトラクションかけまくりです。 自分の漕いだ力の伝達率が高そうです。 実際に北海道ツーリングに行ったとき 荷物満載で砂ジャリ道に突っ込んでみました。 するとこんなに荷物を積んでいても、 力強いグリップ力のおかげなのか、安定して走ることができました。 また、オンロードで走ってみると 32Cという太さゆえ、スタートこそ重いですが 走り出せば コーナーも曲がりやすいし、 加速もしやすい。 オフロードの走破性を意識した結果 オンロードでの安定性が生まれている と言えそうです。 オフロード(グラベル)向けでもあるので、当たり前といえば当たり前かもしれませんが。 今まで履いていたシティタイヤだと、 ツイートにあるようなボコボコのグラベルには 怖くて絶対入れません。 でもグラベルキングなら、気圧を下げることで しっかりエアボリュームが生まれて 地面をがっちりキャッチしてくれました。 サイクリングロードに急に現れたグラベル。 シティタイヤなら回避してしまうようなところでも、グラベルキングなら楽しんで走ることができます。 林道も走れる? グリップ力があるんだったら本格的な林道も走れるのでは? そう思って林道へも行ってみました。 広見林道はかなりガレ場が多いので、担いだり押したりしながらの走行ですが… 参考になれば幸いです。
次のグラベルキングというグラベルタイヤに交換し、チューブレス化・シーラント交換を行いました。 また、ヒルクライムや200kmロングライドを通してグラベル向けスリックタイヤの乗り心地や転がりについてのインプレもまとめています。 はじめに 皆さまおはようございます。 つい先日、Everesting. ccから承認を受けまして、無事に 日本で54番目の殿堂入りを果たすことができました。 ホールオブフェイムの証である グレーストライプジャージの購入権も同時に手にしたわけですが、購入するかどうかは迷い中です。 今年はすでに 100万円近く自転車用品にお金をつぎ込んでいることが発覚し、そろそろ自制すべきだと焦り始めました。 結果、いまは「 やっぱり上下で3万円は高いなぁ・・・」となってしまっているのですが、おそらくそのうち、気が付いた時にはもう注文していることでしょう・・・。 さて、今回は前々から「エベレスティングが終わったらやろう」と計画していた タイヤ交換を行います。 チューブレス化からヒルクライム、200kmのロングライドを通したニュータイヤのインプレッションも、さっそく行なっていきましょう! タイヤを交換するタイミング CANYON GRAILにこれまで履かせていたタイヤは WTBのグラベルタイヤ スリック の Exposure 30でした。 もちろんチューブレスレディです。 使用歴は 7ヶ月、 走行距離は3000km足らずでした。 Exposure30は柔らかく、摩耗が比較的早めのタイヤではありましたが、トレッド面は未だ円形を保っています。 倍の 6000kmは問題なく走れそうです。 それではなぜこのタイミングで交換するのかと言いますと、それは「 フロントタイヤの サイドからの エア漏れに、もう いい加減我慢できなくなってきた」ためです。 チューブレスタイヤは、ハズレ個体を引くと空気漏れとの勝負に・・・ 以前から当ブログの読者の方には伝わるかと思いますが、私はこのチューブレスタイヤを装着してから今に至るまで、 ずっと 空気漏れに悩まされ続けていました。 シーラントの塗布方法を色々試したり、 タンク付き空気入れ インフレーター を購入してビード上げしてみたりと、 タイヤとリムがぴっちりと隙間無く噛み合うように様々な工夫してきたつもりでしたが、「 結局どうやっても次の日には2barも抜けてる!」そして「 これは明らかにタイヤのビードの初期不良 歪み だ!」と結論づけるほかありませんでした。 タイヤを前後入れ替えてもやはり当該のタイヤだけにエア漏れが起こるため、ホイールの リム精度ではなく、やはり タイヤそのものに不備があることがわかりました。 この道路は表面にうっすらと苔が生えているような 古いコンクリートで、当日の天気は 霧でした。 登りは問題なくグイグイ漕いで進めたのですが、肝心の 下りのコーナーでブレーキをポンピングして軽く減速をかけただけでなんと 後輪がスリップ。 反応が一瞬遅れていたら大事故の可能性もあったと思います。 これ以上乗ってはいられないと判断し、そこからはGRAILを押して下りました。 雨・ダウンヒル・急カーブでも安心できるスリックタイヤに替えたい! グラベルキング32c チューブレスコンパチブル という選択肢 そうしてGRAILのNEWタイヤに選んだのはコチラ。 Panaracerの GRAVELKING 32c Tubeless Compatible の ブラウンサイドです。 私がGRAILを購入した時点では「チューブレス・ ブラックサイド」か「 クリンチャー・ブラウンサイド」しかラインナップにありませんでした。 しかし今シーズンから待望の「 チューブレス かつ ブラウンサイド」が登場し、わざわざ海外通販でExposure30を調達する必要がなくなりました。 もちろん転がり抵抗は上がってしまいますが、 セミスリックや ブロックタイヤに比べれば実質ロードタイヤみたいなものです。 GRAILの初期タイヤ|シュワルベ G-One Bite 半年経ったシーラントはどうなっているのか?交換すべき? シーラントは再利用。 リムの腐食もなし さて、グラベルキングを チューブレス化していきましょう。 まずは旧タイヤの空気を抜き、ホイールから外します。 気になるタイヤ内の様子ですが、前回同様に シーラントの硬化は見られません。 タイヤ内部にこびり付いたゴム塊もわずかでした。 よって このまま再利用することにいたします。 再利用はもちろんメーカー非推奨です。 色の変化的に、あと半年は保つでしょうか。 来シーズンの始まり つまり ちょうど1年 にシーラントの全交換をすればちょうど良いかな、と思っています。 回収したシーラント量は 27g。 もともと注入していた量は40gほどだったはずなので、タイヤ内部に ゴムのエアーシール層を張ったり、空気を入れるごとに リムの隙間で固まったりして、 ちょっとずつ液体量が減ってきてはいるようです。 次はホイール側、 2ヶ月前に貼り替えたチューブレス用 リムテープを確認してみます。 テープの剥がれや、リムの腐食等はなさそうです。 そもそもリムは カーボン製なので、ニップルさえ気をつけていれば腐食する可能性はありませんね。 リンク インフレーターでだれでも簡単ビード上げ グラベルキングをホイールに装着し、シーラントも40mlになるよう補充しました。 あとはチューブレス化の鬼門: ビード上げですが、インフレーターポンプを手に入れた私にとってもはやビード上げは朝飯前です。 まずフロアポンプで、タンクの気圧が 6. 5barほどになるように空気を溜めていきます。 あとは貯めた空気を放出するだけですが、もし タイヤとリムの組み付けが悪かったり、 バルブと金具にわずかな隙間でもあればそこから空気が逃げていってしまうだけなので、せっかくのポンピングの苦労が水の泡です。 ここはじっくりと確認しましょう。 タイヤをよくほぐして、極力リムから ビードが浮かないようになっていることを確認し、インフレーターとホイールをつなぎ直して一気にエアを解放。 緊張の一瞬です。 すると バコン!と小気味よくビードの上がる音が。 あとはリムサイドからシーラントが染み出してくるので、ホイールを 色々な角度に傾けたり、 上下に シェイクしてリムとの隙間を埋め、内部にシール層を張ります。 これでチューブレス化のすべてが完了です。 超簡単。 やはり以前の原因はタイヤの個体差か グラベルキングに変えてから空気圧をこまめに計測するようにしていましたが、結果として3日経過でも 4. 5barと 変化なし、一回のライドを挟んで1週間経過で 4. 0barでした。 今度はしっかり タイヤとリムが密着し、 シーラントで細かな隙間を完全にブロックできているようです。 こんなにあっさりと空気漏れが解決したあたり、やはりexposureの一件は タイヤの個体差 ほぼ初期不良 だったのでしょう。 悪く言えば「 キレが悪くなった」と感じます。 パワーを上げてからの 反応が若干遅くなり、 加速にもたつくような感覚はやはりあります。 加速は苦手な印象ですが、一方で タイヤの重量自体は軽くなっているので、峠を登り続ける上で最終的なパワー効率はグラベルキングの方が良いのかな?と思います。 正直パワーメーター でも判別不能な誤差レベル レース機材と思わなければ、間違いなく 「 走れる」タイヤではあると思います。 コーナーリングのグリップ力ですが、これは 顕著に向上していたのでその点は満足です。 ただしまだ濡れた道は走っていないため、 ウェットコンディションの検証はこれからやっていくことになります。 総評として、アンダー15万円ロードバイク完成車付属のコンフォートタイヤと比べれば、間違いなくグラベルキングの方が楽にヒルクライムできる、というイメージなタイヤです。 比較対象:specialized Espoir グラベルキング チューブレス で215kmロングライド 距離215km、峠を3つほど越えて 獲得標高3,400mほどのロングライドをしてみました。 もがいて平地を高速巡航したり、 ダウンヒルで攻めてみたりとガチガチのロードバイクのような走り方もときどき試してみましたが、その上で 転がりは申し分ないという感想に落ち着きました。 Exposureの ロードノイズは コォー・・・とか ゴォー・・・というロードタイヤ特有の重低音でしたが、GravelKingはミックスパターンのトレッドが作用してか、 サー・・・という 軽いロードノイズに変わりました。 音の感触的にはやはり 転がり抵抗が増えているのは確かなのでしょう。 ただ、パワーメーターの値で顕著にわかるような違いは特に現れませんでした。 結局ヒルクライム以外ではっきりと違いを感じることがなく、exposure同様にやはり 「よく走る」グラベルタイヤであるのは間違いなさそうです。 タイヤ幅が2mm増えていても、球の膨らみの関係上、設置面積がそこまで増えた訳ではないのでしょう。 一方で、 同じ空気圧でも エアボリュームが増えたことにより、 走りの快適性や、 突き上げの気持ち良さは微量ですが向上したことを感じ取れました。 悪路でも振動をバッチリと吸収してくれ、また路面追従性によって インピーダンスロスを軽減してくれるので、デコボコ道では特に走りやすくなったことを感じました。 特に150kmを超えて身体が疲れてくると、振動が少なく体に ダメージの少ないタイヤの方がパワーを継続してかけやすいと実感しました。 ただ、流石にこ れ 32c 以上太いタイヤだと、スピードを上げて走るのには向かないかも?というような予感はあります。 今度試しに 38Cのグラベルキング チューブレス を買ってみて、同じく200kmほど走ってみても面白いかもしれません。 リンク まとめ|グラベルキングは「買い」か? どんな人向け? 結論を言えば、私の中で Exposure 30c と GRAVELKING TLC 32c の お気に入り度合いはほぼ同程度といったところです。 どちらも よく走るグラベルタイヤですし、チューブレスによる快適性は申し分ありません。 そして 反応性やグリップ性では一長一短な関係にあります。 どちらが優れているとかではなく、 人によって好みが分かれるようなタイヤ関係にあるように思います。 ただしかし、私の入手したExposureに限っては エア漏れという大減点ポイントがあるので、少なくとも私は元のExposureに履き替えることはないですね。 次の買い替え時にどちらにするかは再度考える必要があるでしょう。 まとめとして、こんな人にグラベルキングの購入をオススメします。 ・ 初めてのチューブレスに挑戦したい 安く国内に流通している。 質も確か。 舗装路での性能を本当に求めるなら、スペシャの新型チューブレスあたりになるのではないでしょうか? というわけで、今回は タイヤ交換とその レビューを行いました。 コメント欄やTwitterなど、よろしければぜひ皆さまのベストチョイスなタイヤもお教えください。 当ブログ、更新頻度は相変わらず低いですが、実は記事のネタは大量にストックしてあり、 10個以上の下書きがあとにつっかえている状態です。 もっと早く書き上げられるようにしたいものです。 それでは記事をここまで読んでくださった全ての皆さんに、 ありがとうございます。 またお会いしましょう!.
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