この配置だと「ト」の字型の道カードを置いて、2枚同時にゴールカードを開けることができなくなります。 7枚だとちょっともの足りないという方におすすめのルールです。 第3勢力:おどけ者 金鉱堀りでもお邪魔者でもない、第3勢力の「おどけ者」を追加したバリエーションルールです。 「 紫色の服を着た金鉱掘りをおどけ者とする」など、金鉱堀りカードの中からあらかじめおどけ者として扱う色を決めておきます。 ゲームの準備 遊ぶ人数によってカードの構成が変わります。 以下の表を参考にしてください。 人数 お邪魔者(必須) お邪魔者(ランダム) 金鉱掘り おどけ者 3 — 1 3 1 4 — 1 4 1 5 1 1 4 1 6 1 1 5 1 7 2 1 5 1 8 2 1 6 1 9 2 1 6 1 10人プレイの時は全てのカードを使います。 5人以上の場合、必須のお邪魔者カードは必ずゲームに入れます。 以下の手順で役割カードを配ります。 必須のお邪魔者カード以外のカードをよく混ぜて、その中から 2枚をランダムに抜きます。 9人プレイの場合は1枚抜きます。 その後、必須のお邪魔カードも入れてよく混ぜて、役職カードを各プレイヤーに配ります。 ルールの変更 基本ルールに道具カードに関する以下の変更を加えます。 各プレイヤーは道具のリペアカードで破壊された道具を直した時、 それらのカードを捨て札にせず、自分の前に置いておきます。 リペアカードの枚数を、おどけ者の勝敗に使用します。 おどけ者の勝敗 おどけ者の得点は以下のように処理をします。 お邪魔者が勝った場合 おどけ者は何も得られません。• 金鉱掘りが金を見つけた場合 ラウンド終了時に道具のリペアカードが自分の前にあれば、 リペアカードの枚数分、金を獲得します。• またおどけ者が金を見つけた時は、 金鉱堀りは金を獲得することができません。 1ラウンドごとに役職カードを配り直して4ラウンドを行い、最もたくさん金を獲得したプレイヤーの勝利です。 人狼で言う「妖狐」のポジションをお邪魔者で再現させた上級者向けルールです。 おどけ者はお邪魔者っぽく振舞いながらリペアカードをためていき、最後の最後に道をつないで金を獲得すると大量得点できます。 カードの組み合わせによってはおどけ者がいない回もあり、疑心暗鬼になりながらハイレベルな心理戦が楽しめます。 4人用:自己中な金鉱堀り 大人数が楽しいお邪魔者を、4人で楽しむためのバリエーションルールです。 金鉱堀りカードの中の1枚を自己中な金鉱堀りとして、その他の金鉱堀り2枚、お邪魔者1枚でゲームを行います。 地図カードを3枚デッキから抜いておきます。 また上記の追加ルールと同じく、真ん中のゴールカードを スタートカードから8マス分空けます。 ラウンドが終了したら、プレイヤーの役職に応じて金を獲得します。 お邪魔者が勝った場合 金カードをよく混ぜてランダムに 3枚引き、そのカードを獲得します。• 金鉱堀りが勝った場合 金カードをよく混ぜてランダムに 4枚引き、金鉱を掘り当てたプレイヤーから 1枚ずつ、それぞれ2枚のカードを獲得します。• 自己中な金鉱堀りが勝った場合 金カードをよく混ぜてランダムに 3枚引き、そのカードを獲得します。 金鉱堀りは金をもらえません。 3ラウンドを行い、最も金を獲得したプレイヤーの勝利です。 自己中な金鉱堀りのお陰で、お邪魔者が孤立することなく深い心理戦が楽しめます。 4人でお邪魔者を遊ぶ際には是非取り入れてみてください。 1人用:お邪魔者ソリティア 1人で遊べる画期的なバリエーションルールです。 プレイヤーは「金鉱堀り」として金塊を見つけることを目指します。 ゲームの準備 4枚のお邪魔者カードと、7枚の金鉱堀りカードをよく混ぜて、その中からランダムに2枚を抜いて9枚の役職カードを用意します。 デッキのカードをよく混ぜて、手札を4枚持ちます。 スタートカードとゴールカードは、通常通り準備します。 ゲームの進め方 役職カードを1枚ずつめくっていき、出た役職に応じて行動を取っていきます。 金鉱堀りをめくった場合 手札のカードの中からカードをプレイします。 道カードや道具カードなどがプレイできる場合は、 ディスカードせずにプレイすることを優先させます。 もしすでにオープンされている役職カードの中にお邪魔者がいれば、道具の破壊カードをそのお邪魔者に対して使うことができます。 お邪魔者をめくった場合 お邪魔者は以下のリストにならって、上から優先順位の高い順に行動を選択します。 地図カードのみ、通常の効果と違うので注意してください。 金鉱堀りのカードがオープンされていれば、まだ道具が壊れていない金鉱堀りから順番に 道具破壊カードを使います。 プレイできる邪魔な道カードがあれば、 邪魔な道カードをプレイします。 他のお邪魔者カードの道具が壊れていれば、 リペアカードを使って直します。 落石カードを最も修復が難しくなる位置に使用します。 地図カードを使って、3枚のゴールカードをランダムにシャッフルして配置し直します。 金鉱堀りにとって有利なカードを1枚選んで、 ディスカードします。 カードを使ったら、その都度手札を4枚になるように補充します。 次の役職カードをめくって、ゲームを続けていきます。 ゲームの終了 9枚の役職カードが全て表になったら、 道具破壊カードをくらっている役職カードを除いたカードを回収します。 残りのカードは脇に置いておきます。 役職カードが9枚オープンする度に、役職カードの再配置を繰り返します。 カードがなくなる前に金を見つけることができれば、あなたの勝利です。 金を見つけられないか、途中で全ての金鉱堀りカードの道具が壊されてしまったら、あなたの負けです。
次の手軽にでき、大勢で楽しむことができるボードゲーム「お邪魔者」のレビューをしていきたいと思います。 道をつないで、金塊を目指していくゲームです。 ゲーム内容自体はよく見る感じのゲームなのですが、色々な仕掛けや工夫がなされていています。 基本情報 プレイ人数:3人~10人(推奨プレイ人数:6人~10人) プレイ時間:約30分 対象年齢:8歳以上 ゲームデザイナー:フレデリック・モイヤーセン 「お邪魔者」はどんなゲーム? プレイヤーは全員穴掘りの名人のドワーフです。 山の坑道を舞台に穴を掘りながら、金塊を目指します。 しかし、その中には金塊を掘り当てるのを邪魔するお邪魔者がいます。 ゲームはまじめな金鉱堀のドワーフとお邪魔者のドワーフとの金塊争奪戦です。 その後その3枚を場に縦に並べます。 そしてスタート地点となる梯子が描かれたスタートカードを金塊カードの反対側に置きます。 本物の金塊は1枚だけです。 (間はカード7枚分) ・ドワーフが描かれた役割カードをプレイヤー人数に合わせた、規定の枚数を混ぜ、プレイヤーに1枚ずつ配ります。 これは他のプレイヤーには見せてはいけません。 配られたカードがラウンドにおけるプレイヤーの役割です。 これはゲーム終了まで公開してはいけません。 「Saboteur」と書かれたドワーフが「お邪魔者」で、何も書かれていないドワーフが「金鉱堀」です。 ・通路カードとアクションカードは一緒に混ぜ、プレイヤー人数に合わせた、規定の枚数を配ります。 残ったカードは山札として、場の端に置いておきます。 自分の番になったら、3通りのアクションの中から1つを選択します。 A、通路カードで通路を伸ばす 通路カードを場にだし、道をつないでいきます。 スタートカードから自分の手札にある通路カードをゴールカードに向かって、繋げていきます。 繋げ方は壁と通路の絵柄を合わせて、他のカードの辺とくっつくように繋げていきます。 カードを横にして、通路を繋ぐことはできません。 また、通路が下図のようにつながっていないものも(画像左)や、辺と辺が接していない(画像右)のものも禁止です。 金鉱堀のプレイヤーはゴールに向けて通路を繋げ、お邪魔者はゴールにたどりつかないように、妨害していきます。 B、アクションカードの使用 カードに両肩に何かしらのシンボルが描かれたカードはアクションカードと言います。 手札からアクションカードを出すことで、その効果を発揮させることができます。 赤色のシンボルが書かれたカード(画像右)は破壊カードです。 これは他のプレイヤーの前に赤色のシンボルのカードを置きます。 このカードがある限り、そのプレイヤーは通路カードを置くことができません。 緑色のシンボルが書かれたカード(画像左)は修理カードです。 赤色の破壊カードを置かれたプレイヤーを選択し、対応するシンボルの破壊カードを取り除きます。 上の画像ですと、ツルハシが描かれた、破壊カードを除去することができます。 修理カードはシンボルが2個書かれているものがあります。 これは2つの内、どちらかを選んで修理することができます。 両方を修理することはできません。 落石カードは場の通路カード1枚に対して使用します。 場におかれている通路カードを1枚任意に取り除くことができます。 ゴールカードとスタートカードは選択できません。 宝の地図カードは3枚のゴールカードの内の1枚を見ることができます。 これは他の人に見られないようにします。 見終わったら、カードを元に戻します。 これで得た情報は、周りに公言しても問題ありませんし、黙秘しても大丈夫です。 C、手札を1枚捨ててパス 手札から任意のカードを1枚捨ててパスします。 手札が1枚も無い場合は何も捨てなくて大丈夫です。 A~Cのどれかのアクションが終了したら、山札からカードを1枚補充して、手番は終了です。 次の人の番になります。 ラウンドの終了 3枚のゴールカードのどれか1枚に到達したら、ゴールカードを表にします。 そのゴールカードが、金塊だったら金鉱堀が報酬を受け取ります。 金塊でなかった場合は、そのままゲームが続きます。 それ以外のゲーム終了のパターンは、プレイヤーが手札を全て使い切ってしまった場合です。 この場合はお邪魔者チームの勝ちとなります。 報酬について 報酬は金カードにて行います。 金塊に到達して、金鉱堀が勝利した場合は、混ぜた金カードの山札からプレイヤーの数に合わせた規定の枚数を裏向きのまま取り出します。 最後に通路カードを出し、金塊を得た金鉱堀が最初に金カードの束を手にし、1枚を選びます。 そして、右隣の人に渡します。 それを金カードが無くなるまで回します。 この時金カードを選べるのは金鉱堀だったプレイヤーのみです。 全員が手札を使いきり、金塊に到達しなかった場合はお邪魔者チームの勝ちです。 お邪魔者チームの報酬は、ゲームに参加したお邪魔者の人数によって決まっています。 金鉱堀のように、金カードを選ぶわけではありません。 規定の報酬を受け取ります。 これでゲームの1ラウンドが終了です。 ゲームの勝敗 ゲームは3ラウンド行います。 3ラウンド終了後に金カードに描かれている金塊の個数の合計が一番多いプレイヤーが勝者です。 感想:多くの仕掛けが面白い このゲームで一番面白いところは、誰がお邪魔者なのか最初は分からないところです。 最初にあからさまに妨害してしまうと、破壊カードで狙われて、身動きが取れなくなってしまうことがあります。 お邪魔者の人数が少ないときに、これは致命的です。 なるべく最初のほうでだれが金鉱堀かお邪魔者か見極めることが重要なポイントとなります。 宝の地図カードの使い方も面白いと思いました。 お邪魔者であったら嘘をついても良いので、正直に言っても信用されないことがあり得ます。 心理戦的な要素も組み合わさっていて、面白いと思います。 まとめ 簡単に遊べることながら、様々な要素が組み合わさっていて面白いゲームだと思いました。 誰がお邪魔者か?というのを予想していくのが楽しいです。 露骨にお邪魔してくるプレイヤーや、うまくごまかすプレイヤーもいたりと、色々な戦略をとることができます。 大人数でやるほど面白いゲームだと思います。
次のまた、自分の道具が壊されても、2枚のカードを選択して修理することも可能になりました。 ただしその場合、自分の手持ちのカードの数が1枚減ってしまうので注意が必要です。 【 緑の金鉱堀と 青の金鉱堀】 まず金鉱堀について。 お邪魔者2は従来の金鉱堀が2種類にわかれました。 緑の金鉱堀と青の金鉱堀です。 青の金鉱堀が金塊を見つけると、緑の金鉱堀は報酬がもらえません。 逆に、緑の金鉱堀が金塊を見つけても、青の金鉱堀は報酬なしです。 つまり金鉱堀同士でも敵対しているということです。 【 ボスという役職】 青と緑の金鉱のどちらが金塊を見つけても報酬がもらえます。 ただし報酬が通常の金鉱よりも1金少なくなります。 【 お邪魔者という役職】 従来のお邪魔者と変わらない役割です。 とにかく邪魔してください。 【 地質学者という役職】 新しく加わった通路カードの中に水晶付きのカードがあります。 ラウンド終了後に置かれている水晶の数が地質学者の報酬です。 金塊を見つける必要はありません。 【 横着者という役職】 金塊を見つけても見つけなくても報酬をもらえる立場の役職です。 ただし、他のプレイヤーより2金少ない報酬となります。 ラウンド終了時、金塊を見つけられず、お邪魔者が牢屋に入っていると、 横着者の1人勝ちで報酬が得られます。 そのはしごまでの通路が落石で壊れてしまっても問題ありません。 ただしスタートカード以外のはしご付きの通路は落石で壊すことが出来ます。 追記:はしごはスタート地点から直接道がつながってなくても置けます! 【通路カード:扉】 緑色の扉と青色の扉が描かれている通路カードがあります。 扉が置かれてもそのまま掘り進めることは誰でもできます。 ただし、金鉱堀達にとって扉は大きな意味があります。 例えば緑の扉ごしのルートで金塊を見つけたとします。 この場合、誰が金塊を見つけても、青の金鉱堀には報酬が入りません。 青の金鉱達は扉を壊すか、迂回ルートを作るか、はしごを扉の先に置きましょう。 ちなみに緑と青の扉を通ったルートで金塊を見つければボスの1人勝ちになります。 【牢屋のカード】 お邪魔者2では妨害のカードに「牢屋」が新たに加わりました。 牢屋に入れらたままだと、通路カードが出せなくなってしまいます。 さらにラウンド終了時に牢屋に入ったままのプレイヤーは報酬がもらえません。 牢屋脱出のカードを使うか、手札を犠牲にして脱出しましょう。 (牢屋のマークは右から2番目です) 【泥棒のカード】 1番右のマークは泥棒のマークです。 ラウンド終了時、泥棒カードでこのマークを解除していると、 好きなプレイヤーから1金奪うことが出来ます。 これを阻止するためのカードもあるので、泥棒の準備をしているプレイヤーがいれば使用しましょう。 【手札交換カード】 手持ちのカードを他のプレイヤーと交換することが出来るカードです。 残りの手持ち枚数状況もこれで変化するので上手く使いましょう。 【帽子交換カード】 1人のプレイヤーの役職をランダムで変更させるカードです。 自分にも他のプレイヤーにも使用することができます。 【役職検査カード】 他のプレイヤーの現在の役職を盗み見ることが出来ます。 盗み見た情報は使用者以外のプレイヤーには伝わりません。 自分の次の手番の人の役職がわからない時に使えば効果的です。 _____________________________________ Copyright C Since 2014 Japanese sabs skypers.
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