同じように、仕事で同僚や上司から、プライベートで家族や友人から、「大変そうだけど大丈夫?」なんて聞かれたとき、とりあえず反射的に「大丈夫」と言うことがクセになっていないでしょうか。 本当は、誰かの助けが必要な状況でも… 本当は大丈夫でなく、誰かの助けが必要な状況でも、「大丈夫」と言うのが大人として当たり前、なんて思っている人は多いのではないでしょうか。 そんなまじめな人は、知らず知らずのうちに自分を追い詰めてしまう「助けを求められない人」かもしれません。 私はスウェーデン、カルマル市に生まれ、自分で興した会社でずっと働いてきました。 昔からずっと、いわゆるリーダー、起業家タイプでしたが、社交性や愛想のよさを隠れみのに、実は不安症を長年抱えていました。 その心の病を妻であるスーサン・ビルマークと共に夫婦で抜け出しました。 共著であるにも詳しくまとめてありますが、ここ数年は心の病の研究に力を入れ、ストレスに悩む人の助けとなるべく活動しています。 こんなことに心当たりはないでしょうか。 平日は精いっぱい頑張って、休みになった途端、疲れがどっと出て休日は寝てばかり。 あろうことかせっかくの長期休みの最初の日に風邪をひいたりする。 もしくは大きな仕事が終わってほっとした途端に体調を崩してしまう。 重度のストレス障害につながりやすい要因はいろいろあります。 いくつか挙げてみましょう。
次の花粉症で倦怠感や眠気が出る原因は? 花粉症の症状の中に、なんとなくだるいと感じる倦怠感や眠気といったものを感じる方がいます。 花粉症による眠気はどこから引き起こされているのかというと、まずは 鼻詰まりが多発することで鼻呼吸ができなくなってしまい酸欠気味なってしまうことでしょう。 また、マスクをしている方も呼吸がし辛くなるので、調子が良い時と比べると間違いなく酸欠になる確率が高いのです。 そのため、 血中酸素濃度が低下して眠気やだるさが誘発されます。 そして、くりゃみや咳を頻発してしまっている人は、かなりの疲れを感じるようになるのでそれだけでも慢性疲労を感じるようになり倦怠感や眠気を感じる確率が通常時より高いと言われているのです。 非常に厄介なことではありますが、このようなメカニズムを理解すると眠気が発生する仕組みも見えてくるので、解決法も模索することができます。 花粉症で倦怠感と筋肉痛が出る原因は? 花粉症になることで筋肉痛になることはありません。 ありませんが、 花粉症になって咳やくしゃみや鼻をかむという動作を頻繁に行っている方は筋肉痛を誘発するかもしれないでしょう。 特に、くしゃみの動作はかなりの筋肉を使うので、くしゃみを連発する人は筋肉痛になる確率は高いでしょう。 特に注意するべく箇所は腹筋でしょう。 くしゃみをするとかなりの圧力が腹部にかかり、筋肉が引っ張られます。 そのため、くしゃみを連発した次の日はお腹が痛いと感じる人もいるかと思います。 更に言うと、くしゃみによる筋肉痛は鈍痛であり、くしゃみをした後もある程度の痛みが継続してしまいます。 花粉症で倦怠感と微熱や寒気が出る原因は? 花粉症によって微熱が出てしまう原因は 鼻の炎症が悪化することで脳に酸素が送られにくくなり、発熱を起こすという説や、 身体が風邪と勘違いしてしまったために花粉を排除するべく体温を上昇させてしまい発熱してしまうという説もあります。 それ以外にも、咳やくしゃみを連発してしまったことで身体が疲れ切ってしまい、 免疫力が低下してしまって発熱することもあるでしょう。 また、寒気や悪寒を感じるようになってしまった場合、こちらも 体が風邪と勘違いした結果脳が悪寒や寒気を感じるように仕向けたものという説が有力となっております。 花粉症による症状は非常に多く、たくさんの日本人を苦しめていることがこれらの症状からも見えてきますね。 花粉症で倦怠感とめまいが起こる原因は? 花粉症でめまいの症状が発生することがあります。 まずめまいの説明をするために、関係していることから解説します。 平衡感覚は平衡感覚器をつかさどる 体が動く方向を感知する三半規管や 体の傾きやその他加速度等を感知する耳石器といった部分が関係しております。 これらの感覚器から得られた情報が脳に伝わるという仕組みなのです。 Sponsored Link めまいとはこれらの 平衡感覚を保つための様々な情報が内耳から大脳皮質までのどこかで障害が発生することで起こされる症状です。 めまいは平衡感覚と関与している 内耳の異常が鼻詰まりによって引き起こされる可能性があるので、発症確率はそこまで高くはないのですが起こりうるものと言われております。 それとは別に、アレルギーを抑えるための抗ヒスタミン薬を飲むことで 副作用として発生することもあるでしょう。 花粉症で倦怠感と頭痛が起こる原因は? 花粉症の症状で倦怠感や頭痛が引き起こされることもあります。 その原因は眠気と同様に 鼻詰まりで脳が酸欠になって引き起こされるパターンです。 鼻の粘膜異常になって酸素がうまく吸えなくなってしまうと、 脳に酸素が行かなくなってしまうので、酸欠状態になり眠気や頭痛といった症状が出るようになるのです。 それ以外にも、花粉症の方は安眠がとれにくくなるので 睡眠不足に陥ってしまい、頭痛を引き起こしたり、くしゃみや咳を頻発に行うことで筋肉が緊張状態になるので肩こりや首の痛みが発生するようになって頭痛が引き起こされる可能性もあります。 あとは花粉症になってしまって、副鼻腔に炎症が発生するようになり頭痛が発生するようになったり、花粉症による様々な障害にイライラが溜まってストレスがひどくなって頭痛になることもあるでしょう。 花粉症での倦怠感の対策は?市販薬? 花粉症による倦怠感は鼻詰まりによる酸欠状態や、くしゃみや咳を頻発して行うことで身体が疲れ切ってしまうことから発生するものです。 口呼吸が多くなるので、細菌やウイルスも入りやすくなり風邪をひいている可能性もあります。 この花粉症の倦怠感対策は非常に豊富にあります。 例えば、 軽く運動をする・アロマテラピーをする・空気清浄機を使う・マッサージを行う・入浴するといったものですね。 倦怠感の原因が花粉症ならば鼻詰まりの解決とストレスの除去が大切になるので免疫力を少しでも回復させる必要があるのです。 症状を抑えるために市販薬を使うといった方法も一般的な方法としてあります。 市販薬には色々な種類があるので抗ヒスタミン薬と抗アレルギー薬などよく吟味して使うようにしましょう。 薬を使うにあたっては医師や薬剤師と相談するのが無難ですね。 花粉症の原因は?自然治癒できない? 花粉症は花粉が体内に侵入すると、それを誤って排除するべき物質だと体が反応するようになってしまい、リンパ球がIgE抗体を大量に作ってしまうことが原因です。 こうなると、花粉が体内に入るたびに鼻や目の粘膜にある肥満細胞からヒスタミンといった化学物質が分泌されるようになるので、体外に花粉を押し出そうという働きが加速するようになります。 そもそもなんでアレルギーが多発するようになったのかというと、スギの増加・ハウスダストやダニの増加・高タンパクの食事の増加・ストレスの増加・大気汚染などが関与しているので防ぐのが難しいのです。 そして、花粉症はアレルギー体質によって引き起こされるものなので、なかなか 自然治癒させるのは難しいところがあるようです。 ただ、 人によっては健康食品や漢方薬といったものを摂取することで必死に体質を変化させて治療した人もいますし、稀に放置した結果治ったというパターンもあると言われております。 生活習慣を正し、ストレスを排除し、メリハリのある生活を心がけることで自然治癒の可能性もあるかと思います。 倦怠感につきましては次のページも参考にしてください。 花粉症で倦怠感と眠気・筋肉痛・微熱・寒気などの原因と対策まとめ 以上、いかがだったでしょうか。 今回は花粉症における様々な症状の原因や対策について考察しました。 花粉症は様々な症状を引き起こしますが、基本は花粉症による咳・くしゃみ・鼻水・かゆみといった症状から引き起こされるのです。 そのため、もととなるこれらの症状をやわらげることで他の症状を抑えることができます。 基本的に生活習慣が乱れるほど悪化す傾向にあるので、花粉症を悪化させないようにするためにもしっかりとした生活習慣のもと体調管理を行うようにしましょう。 カテゴリー•
次の-目次-• 咳の分類 ・・・日本呼吸器学会「咳嗽に関するガイドライン第2版(2012年)」から ガイドラインによれば、咳は持続期間により3つに分類されます。 3週間未満の急性咳嗽(がいそう)• 3週間以上8週間未満の遷延性咳嗽• 8週間以上続く慢性咳嗽 急性咳の多くは感冒を含む気道の感染が主体ですが、持続時間が長くなるにつれて感染症の頻度は低下し、慢性咳では感染症以外の原因によるものが多くなります。 次に、喀痰の有無により2つに分けて分類します。 乾性咳(喀痰を伴わない、コンコンという乾いた咳)• 湿性咳(咳のたびに喀痰を伴うゴロゴロいう、湿った痰がらみの咳) 乾性咳の治療は咳そのものですが、湿性咳では気道過分泌を起こしている原疾患の治療が必要になります。 咳が強いときには、持続期間および痰の有無による組み合わせで考えることが、診断のポイントとして重要です。 急性咳では感染症や感染症後の咳が多いのですが、 慢性咳では感染症以外の咳が主体となり、約半数が 咳喘息と言われます。 遷延性咳では感染症後の咳が一番多いことが報告されています。 慢性咳の中で最近多いのが胃食道逆流症による咳で、他には副鼻腔気管支症候群、アトピー咳、喫煙による咳などがあります。 胃食道逆流症では、食道に逆流した胃液が刺激となり、咳喘息と合併したときに慢性咳の原因となると考えられます。 咳喘息は「咳だけ」で、ゼーゼーという喘鳴が少しでもあれば咳喘息ではなく、咳優位型喘息に分類されます。 咳喘息をそのまま放置していると、約3~4割が5年以内に喘息に移行すると言われ、早期から吸入ステロイド薬を使用することによって予防が可能です。 咳の診断と治療 激しい咳が4~5日続いて治る気配のないときに、患者さんがまず訪れるのは専門病院よりも内科診療所のほうでしょう。 始めに発熱があったときには、感染症が原因と容易に推測できます。 しかし熱がないときは、咳がしばらくすると治る急性咳なのか、長引くことになる遷延性咳や慢性咳なのかを予測するのは容易ではありません。 のど(咽頭)の炎症が原因で起こるふつうのかぜの咳は、日中に多く痰のからんだ(ゴロゴロという)湿性咳で、数日でよくなることがほとんどです。 しかし就寝前や夜間、早朝に多く出る痰の少ない(コンコンという)乾性咳は、のどの奥(喉頭)や気管支の炎症が原因で起こりやすく、長引く咳になりやすいと言えます。 *発熱と咳が4日以上続くときは、 「発熱の4日ルール」により肺炎などを疑いながら、胸部レントゲン撮影や血液検査などの詳しい検査が必要です。 熱がなくても咳が1~2週間以上続くときには胸部レントゲン撮影は必要ですし、マイコプラズマ感染症や百日咳、結核や悪性腫瘍などを念頭に検査を行う必要があります。 咳喘息と言われたが!? 咳が少し長引くと、咳喘息と思い込む患者さんが多いようですが実際にそうでしょうか?ガイドラインによれば、咳喘息は8週間以上咳が続くときに疑うとされています。 4週間くらいの咳は多いのですが、8週間以上続く咳はそれほど多くはありません。 したがって、咳喘息の診断は慎重にした方がよさそうです。 しかし、実際には8週間未満でも咳がひどく、咳喘息と診断したくなるような患者さんは多くいます。 このような咳はふだんどうもないのですが、突然咳き込む「咳発作」を伴います。 しかも咳発作は夜寝る前や早朝に多く一晩中続くこともあり、喘息のようなゼーゼーいう喘鳴は伴いません。 もちろん咳発作は日中に起こることもあります。 この咳は乾いたコンコンという乾性咳で、感染症を疑わせる湿性咳ではありません。 どうしてこのような咳発作が起こるのでしょうか? 夜の咳と昼の咳 日中よりも就寝前や早朝に咳き込むとき、咳の原因はのど(咽頭)よりももっと奥(喉頭や気管支)にあると考えた方がよさそうです。 のど(咽頭)が原因のかぜの咳はどちらかというと日中に多く、数日すると自然に良くなります。 それに対して、喉頭や気管支からの咳は長引きやすく、一週間以上咳き込むのがふつうです。 この咳発作に病名を付けるのは難しいですが、気道が過敏になった「気管支過敏」と考えると分かりやすいです。 長引く夜や早朝の咳発作は、「気管支過敏」が原因で起こることが多いと考えられます。 「気道過敏による咳発作」の咳とは? 「気道過敏による咳発作」とはどんな状態でしょうか? 気道過敏と言っても花粉やダニによるアレルギーとは異なります。 気道の粘膜が炎症を起こすと、粘膜にわずかな浮腫が起こります。 こうなると気道が過敏になり、気温差やほこり、会話などの刺激で咳き込みやすくなります。 気管支喘息はさらに気道が細くなり、ゼーゼーという喘鳴を伴います。 「気道過敏による咳発作」では気道粘膜の浮腫だけで、細くなることはありません。 気道があれて炎症を起こすのはどんな時でしょうか? 「気管支が弱い」体質の人、荒れた天気や梅雨、台風などの季節的な気圧の変化(低気圧)、さらにかぜなどの感染症の影響が加わると、気道粘膜が炎症を起こして過敏になり、咳発作を起こしやすくなります。 またかぜが長引いて気道に炎症が及ぶと、ホコリや気温の変化に敏感になり、とくに身体があたたまる就寝前や気温が下がる早朝に咳き込みやすくなります。 8週までの急性咳と遷延性咳では、感染症がおもな原因ですが、このような「気道過敏による咳発作」による咳も多いと考えられます。 この状態が8週間以上続くと、一部の人は咳喘息と診断されるようになります。 *マイコプラズマと百日咳の検査 咳の出る感染症の中で、マイコプラズマと百日咳はよく知られています。 大人ではこれらの感染症にかかっても熱が出ることはそれほど多くはなく、気がつくことも診断することも困難を伴います。 血液検査ではマイコプラズマ抗体(迅速診断に用いられるPCR法とPA法が中心)を調べますが、一般に抗体価は1週目から上昇しピークは2~3週目でその後は急速に低下します。 検査のタイミングによっては陽性に出にくいことがあります。 抗体検査の問題点としては• 抗体の存在自体が感染を意味しない(過去の感染でも陽性となる)• 偽陽性・偽陰性がしばしば起こり、判定には慎重を要する• 1回の検査では病期によって抗体価が変動するため、結果の判定がむつかしい• 2週以上の間隔を開けて調べるペア血清は、確実だが時間がかかり治療には役立たない マイコプラズマ抗原検査 咽頭拭い液を使用したマイコプラズマ抗原検査キットは、採血が不要で簡便です。 マイコプラズマの存在そのものを検出するため、今まで広く使用されてきた抗体検査と異なり、判定結果と発症時期について悩まずにすみます。 つまり陽性となればマイコプラズマ感染症と診断できますが、陽性に出ないこともあり注意すべきです。 「気道過敏による咳発作」の治療 気道過敏が原因の咳には、のど(咽頭)の炎症が原因で起こる咳の薬(いわゆるかぜ薬)は経験的にほとんど効果がありません。 気管支過敏が気道の炎症と考えて、気管支喘息の薬がしばしば使われます。 しかし気管支喘息のような気管支の収縮は起こらないため、気管支拡張薬はほとんど効果が期待できません。 気管支喘息では気管支の炎症を抑えるため、ステロイドやロイコトリエン受容体拮抗薬を使います。 気道過敏が原因の咳発作の場合も、抗炎症作用を期待してこれらの薬を組み合わせて治療を行います。 経験上、発症後まもない気道過敏による咳発作にセレスタミンが効果的なことがしばしばあります。 セレスタミンには抗ヒスタミン剤とステロイド薬が配合されています。 つまり気道過敏を改善する作用が考えられます。 抗ヒスタミン剤は喀痰を粘調にして出にくくする欠点があり、湿性痰で感染が原因の咳には使用は控えたほうがよいでしょう。 セレスタミンを一日2回内服(5日間)します。 必要に応じて、去痰剤や抗生剤などを追加することがあります。 リン酸コデイン入りシロップを就寝前に適量を内服します。 *セレスタミン内服時の眠気、排尿障害など、またリン酸コデインシロップの便秘に注意します。 これらの薬は50歳くらいまでとし、高齢者には控えます。 セレスタミンはステロイドが含まれるため長くても7日くらいまでとし、くり返し処方しないように気をつけます。 セレスタミンはアレルギー性鼻炎や皮膚疾患のための薬なので、適応に注意します。 これでも咳が改善しないときには、吸入ステロイド薬を併用します。 気道過敏による咳発作には、ドライパウダータイプよりもやや旧式のエアゾールタイプ(キュバールなど)の方が効きやすい印象があります。 咳喘息が強く疑われるようになると、セレスタミン、プレドニンなど内服ステロイド薬の効果が少なくなります。 即効性の薬がなく治療に困ることになりますが、吸入ステロイド薬とロイコトリエン受容体拮抗薬などを組み合わせて、根気よく治療を続けることになります。 ロイコトリエン受容体拮抗薬のキプレス(シングレア)を就寝前に内服します。 必要に応じて去痰剤や麦門冬湯などを併用することがあります。 アドエア(またはシンビコート)を定期吸入します。 これらの薬は効果が出るまで時間がかかるので、根気よく薬を続けることが大切です。
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