佐々木小次郎VSポセイドン、ついに決着!天下最強の剣士VS天上最強の槍使いの闘いの行方は!?さらに第四回戦開戦!人類最悪の殺人鬼「ジャック・ザ・リッパー」VS鋼の勇者「ヘラクレス」!正義と悪の頂上決戦を見逃すな!! 目次 第19話 燕が見た深淵(月間コミックゼノン9月号) 第20話 正義vs悪 第21話 紳士の条件 第19話 燕が見た深淵 戦乙女フリストは『震える者』と『脅かす者』の二つのチカラが同居する唯一のワルキューレ。 佐々木小次郎はこれまで戦ってきた歴戦の剣豪たちの剣術を完全に模倣してポセイドンに対抗する。 武蔵の二天一流や富田流の小太刀。 柳生新陰流の水の如き足さばきや一刀流の破壊力。 ポセイドンに少しずつ攻撃がヒットしてくる。 武蔵は真似や模倣ではなく小次郎の魂に剣豪が宿っていると話す。 海のゼウスと畏怖されるポセイドンが傷だらけに。 ついに成るか神殺し! 人類側が神殺しに期待を持つ中、不気味な笑みとともに「驕りが過ぎる」とポセイドンが本気を出す!神速のトライデントが小次郎に当たる。 小細工なしの力勝負。 小次郎は千手無双を繰り出すが、来るとわかっていても躱しきれない。 ポセイドンの必殺技『四十日四十夜の大洪水(メデューサ・アロペ・デーメテール)』が小次郎を襲う。 地球全土を飲み込む大洪水のごとき突きの嵐が一気に形勢を逆転させる。 残像がまるでドームの様に広がる。 ドームの中で荒れ狂うのは斬撃の嵐。 小次郎は(ここまでか…)と諦めかけるが、人類側の応援が小次郎を奮い立たせる。 剣に生きる者たちは本能で『佐々木小次郎の本領はここからだと』知っていた。 そしてついに暗い海の深淵の底へ人類の切っ先が届いた瞬間、小次郎の能力『千手無双』が進化し、神羅万象すら読む『萬手無双』が発動。 ポセイドンの超神速の攻撃を満身創痍の小次郎がゆっくり躱す。 数万手先までポセイドンの動きを読んでいる小次郎に攻撃は全く当たらない。 ポセイドンの懐まで掻い潜った小次郎は二天岩流奥義『双燕斬虎万刃撩乱(そうえんざんこばんじんりょうらん)』でポセイドンの右腕を斬り飛ばす。 無表情のまま斬られた右腕を左腕で受けとめ、左腕で攻撃するが小次郎は左腕も斬り飛ばす。 なおもポセイドンはトライデントを口で受けとめ諦めないが、小次郎が胴を真っ二つに斬りトドメを刺す。 人類初の勝者は、最強の敗者だった!!!! 第20話 正義vs悪 人類側の1勝2敗で迎える第四回戦が始まる前に神々が集まり、ついに神々も人類が強いことを認める。 ゼウスが「ギリシャの借りはギリシャに返させてくれんかのう?」と言って自信をもって選ぶ神とは… 闘技場内の回廊を歩いているブリュンヒルデの前にギリシア神話の英雄ヘラクレスが現れ次に出場するのは自分だと宣言する。 北欧とギリシャとはいえ、お互い半神半人のためヘラクレスを「お兄様」と呼ぶほど二人は仲が良い。 人類の終末に本心では反対しているヘラクレスは、神代表の一人として完膚なきまでに勝つと言いながらも、その上で人類救済を申し出るのが狙い。 ロキからは「相変わらずどっちの味方なのかわからない」と言われると「いつも正しい者の味方だ」と話す。 次の対戦相手を事前に知りうることができブリュンヒルデは内心ほくそ笑む。 そしてヘラクレスの対戦相手だけは最初から決めていたと言い、誰なのか聞くゲルに対して「クソ中のクソのゲボカス野郎」と嫌悪感を露にしてまで選ぶ人間とは…。 舞台はこれまでで最大の規模となり、再現されたのは19世紀イギリスロンドン。 ここで引き離されたくない人類側は百年前のイギリスを震撼させた殺人鬼ジャック・ザ・リッパーを選ぶ! イギリス史上最悪の連続殺人犯の素顔が晒される。 神側はギリシア神話の英雄ヘラクレスが登場! 第21話 紳士の条件 観客席には『シャーロック・ホームズ』シリーズ作者のアーサー・コナン・ドイルがジャックを複雑な心境で見つめる。 ジャックは神器錬成として鋭利で巨大な大バサミを振り回す。 試合開始直後、ジャックがいきなり敵前逃亡。 驚きながらも追いかけたヘラクレスが見たのは紅茶の時間(ティータイム)を楽しむジャックだった。 接近するジャックの目の前にはピアノ線のような罠が張られており、「くだらん!」と外すと周囲から一斉にナイフがヘラクレスを襲う! 二重三重に張られた罠だが、人器(人が作った道具)ではヘラクレスの強靭な肉体をかすり傷一つつけることはできない。 またしても敵前逃亡するジャック。 追いかけてきたヘラクレスの棍棒を大バサミで受けとめるが、粉々に粉砕されてしまう! 壁際に追い詰められたジャックは苦し紛れにナイフ(人器)を投げる!先程と同じように弾くかと思われたが、ナイフは深々とヘラクレスに刺さった!? 巨大な大バサミが神器だと言ったのはジャックの嘘。 本物は腰につけている『神器を創出する袋』そのものだった。 卑怯な手を使うジャックにゲルは「なぜ、あんな奴を選んだのか?」とブリュンヒルデに質問すると「人間が唯一神に勝っているのは『悪意』だ」と答える。 ジャックの底知れぬ悪意が善なる最強神を穿つと信じる。 ***感想・評価・考察***.
次の偉そうにしてるけど、試合には出ないので凄さを証明する場が無い…小物に分類して良さそうです。 しかしアダムの模倣は考える程に恐ろしい能力です。 アダムと対峙したを想定するととんでもない事になりそうだ。 痛い所を完コピされるという事はつまり自分を客観視する事に繋がり使い手の心の成長を待たずして力を失う事になるだろう… 一瞬でお布団があったら潜って足をバタバタしたい気持ちにさせられるのだから無理もない。 奇天烈な動作でも翻弄する事が出来なかったゼウス様は、今度こそ本気の一撃をお見舞いするつもり。 かつて自分が喰らい、見切れなかった父クロノスの一撃をもって挑む! でもゼウス様はその時クロノスに勝利している。 技が強かったらその時ゼウス様は負けてたんでねぇのかしら… 技の名は時を超える拳 またしても0. 00000000…秒的な演出があったので恐らく不思議パワーとかじゃなくて単純にものすご~く速い一撃。 前回のジャブよりもはるかに速いとみて良かろうと思います。 が、これにもアダムはカウンターを合わせて来ちゃうんですねぇ….
次の9話「華麗なる模倣」より アダムのメリケンサックに対し、ゼウスも素手で戦う。 先に仕掛けたのはゼウス。 亜光速ジャブを連打するゼウスだが、アダムは涼しげな顔でそれを避けていく。 メテオジャブからの神の斧というローキックを全てかわしたアダムは、その技を完コピしてそっくりそのままゼウスに食らわすのだった。 アダムの誕生は神のコピーゆえに、自分が見た神の技は 「神虚視(かみうつし)」という技で完コピ出来ると言うのだ。 しかし、ゼウスも本気を出す。 その技は自らの父親から受けた最期の一撃。 何が起きたか気づかないほどの速度で相手の顎を貫くストレートだった。 しかし、次の瞬間、倒れていたのはアダムではなくゼウスだった。 崩れ落ちるゼウスに 「いい技ありがとう。 おじいちゃん」と声を掛けるアダムだった。 終末のワルキューレ2巻の感想 終末のワルキューレ2巻では、アダムVSゼウスまでが描かれてました。 1試合1巻のペースで進んでいくと、読みやすくて良いですね。 トール神と呂布奉先は想像以上に良い勝負でしたが、2戦目はまさかの人類代表にアダムが登場。 まさか、ゼウス相手に圧倒するとは思いもしませんでしたね。 このまま、アダム圧勝で2戦目は終わるのでしょうか? ちなみに、 U-NEXTでは、終末のワルキューレ全巻が配信されてるので僕もU-NEXTを使って読んでます。 現在、 31日間の無料体験キャンペーンもやってるので、是非この機会にご活用ください。
次の