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元NHKアナ登坂淳一:「必殺仕事人 2020」で時代劇初挑戦 「バッサリ斬られます」

必殺仕事人2009 動画

必殺仕事人2009 ジャンル 企画 山本晋也() 亀山慶二() 出演者 ナレーター 音楽 オープニング 作曲:平尾昌晃「仕掛けて仕損じなし」 エンディング 「」 国・地域 言語 製作 チーフ・ プロデューサー 森山浩一(朝日放送) プロデューサー 内山聖子(テレビ朝日) 柴田聡(朝日放送) 山川秀樹(テレビ朝日) 武田功・三好英明() 編集 園井弘一 制作 朝日放送 テレビ朝日 松竹 放送チャンネル 映像形式 収録 音声形式 新春スペシャル 放送期間 放送時間 日曜21:00 - 23:09 放送分 129分 回数 1 連続ドラマ 放送期間 2009年 - 放送時間 金曜21:00 - 21:54 放送枠 放送分 54分 回数 22 番組年表 前作 続編 『 必殺仕事人2009』(ひっさつしごとにん にせんきゅう)は、とが共同製作し、で放送された。 主演は。 の第31作目、シリーズの第10作目、シリーズの第16作目にして最終作である。 朝日放送『必殺仕事人』シリーズ30周年記念、テレビ朝日開局50周年記念作品である。 ここでは、新春スペシャル版・連続ドラマ版の両方について解説する。 概要 [ ] テレビ朝日系でに放送された『』(以降、『2007』と表記)のが、関東地区で20. また、中村主水を演じる藤田まことにとっては、による休養からの復帰第1作となった。 大倉・田中(10代)、松岡(20 - 30代)、東山(40代以降の女性視聴者)三世代の異なる年代を配し、マニアと呼ばれるコアファン層に向けては不変の中村主水を演じる藤田まことを据えて、幅広い視聴者層をターゲットにしている。 後期仕事人シリーズと同様に、放映当時の現代日本の世相を番組内容に取り込んだり、それらをパロディ化したシーンも少なくなかった。 レギュラーシリーズとしては初となる、独立したエンディングを持たない作品(本編エピローグに重ねて主題歌とスタッフロールが流れる)。 BGMは、『』のオープニングテーマを流用したオープニングをはじめ、旧作品からの流用が中心となっている。 作風は、初期のシリーズに回帰することを前提としており、ハードな印象のものになった。 放送期間が延長され2クール目を迎えると、源太が壮烈な死を遂げてしまうなど、さらにハードな展開になったが、小五郎とこう・ふく、涼次と如月のコミカルなやり取りや、源太と作太郎の血の繋がりを超えた親子愛も強調され、シリアスになりすぎないための配慮がなされている。 新春スペシャル版 [ ] 連続版の開始5日前に当たるの日曜日21:00 - 23:09(通常は「」の枠)に、連続版の事実上の初回となる2時間スペシャルを放送した。 視聴率は18. ラストシーンがそのまま連続ドラマに繋がる形になっている。 連続ドラマ版 [ ] 2009年1月9日から6月26日まで毎週金曜日21:00 - 21:54 に連続ドラマとして放送された。 必殺シリーズの連続版では初めてのになる。 必殺シリーズが連続版として放送されるのは、で放送していた『』終了以来16年10か月ぶり(では17年ぶりと表記している)となり、テレビ朝日系列で放送される連続版の時代劇としては、『』終了以来1年4か月ぶり、テレビ朝日系金曜夜9時枠で時代劇が放送されるのは、当時のネット局であったが制作を手掛けた1974年の『』 (・・制作)終了以来34年3ヶ月ぶりである。 ちなみに同枠は後番組が現代劇ドラマ『』となったため、必殺シリーズ新作はここで途絶え、テレビ朝日系列の連続時代劇は『』まで待つことになる。 テレビ朝日系金曜夜9時枠が三度連続ドラマ枠となった2006年4月から2011年3月までの約5年間、放送されたドラマの中では本作が唯一の時代劇で、本作以降、テレビ朝日系金曜夜9時枠では現在に至るまで時代劇は一切放送されていない。 従来の作品ではメインタイトルに続けてサブタイトルが表示されていたが、本作では話数が表示されており、サブタイトルは映像には表示されない。 放送リストのサブタイトルは新聞テレビ欄用に作成されたものである。 最終話はオープニングなしで本編から始まり、メインタイトルと話数は本編映像に重ねる形で表示された。 また、前述のとおり独立したエンディングがないほか、クレジットではナレーター(本作では「語り」と表記)を除き役名の表記が一切ないのも従来と異なる。 当初は1クールの放送予定であったが、先述のとおり高視聴率を獲得したため、放送期間が2クールに延長された。 4月7日、公式サイトにて源太役の大倉が第11話にて卒業(殉職)することを明らかにし 、大倉のみ1クールの出演となった(12話および最終話には回想シーンのみの登場)。 後任として13話から(当時。 現フリー)のが加わっている。 基本的には1話完結だが、前後編構成の2週完結となる複雑なストーリーのエピソードも作られた(第10話 - 第11話及び第12話 - 第13話及び第21話 - 最終話)。 基本的な挿入歌は「仕事人出陣」で纏められているが、稀に過去の必殺シリーズのBGMを使用することもある(『』の『望郷の旅インストゥルメンタルII』など)。 全22話の平均視聴率は関東地区が11. 2010年3月に、続編となるスペシャルドラマ『』の制作が発表され、同年7月10日に放送された。 2010年2月に、長年主水役として必殺シリーズに出演してきた藤田まことが死去したが、藤田の元所属から「藤田も新しいメンバーとの『必殺』を喜んでいた」と聞かされ、追悼の意味を込めて制作されたという。 藤田もオープニングと回想シーンのみではあるが登場し、エンディングには藤田の名も表記されている。 キャストは、本作とほぼ同じ。 出演者 [ ] 仕事人 [ ] 渡辺小五郎(わたなべ しょうごろう) 演 - () 南町の定町廻り。 表の顔は中村主水と同様に昼行灯で、忙しいことが何より嫌いなマイペース主義者。 作中では昼行灯と呼ばれることは殆ど無く、周りからは変わった人物と見られることが多い。 市中見廻りと称して芝居見物に興じており、仕事をさぼることにかけては主水も呆れるほど。 渡辺家ので、嫁と姑から豪華な食事や弁当を用意されるなど、主水とは対照に過保護な環境に辟易している。 好物は主水とは対照的に質素な物を好むが、第15話で、川兆御用達の「玉露の茶漬け」の味を気に入り、話の終盤で、茶漬けの費用一品が掛かりすぎて、ご飯に梅干のみという質素倹約な食事で、ぼやいていた。 今作から登場した仕事人の中では、裏の仕事のルールについて、厳粛にわきまえており、血気にはやったり、情に流されがちな涼次や源太、匳をたびたび戒めている。 そのシビアさは仲間内だけにとどまらず、第10話では仕事から降りつつも、涼次が殺しを頼み人に目撃された際、依頼人を全く躊躇せずに斬り捨てた。 出会ったばかりの仕立て屋の匳が「小五郎が仕事人」とばらさない為の取引を一蹴した際、主水からは「何故見逃したんでい、二度もよ」と言われたが「無駄な殺生はもう嫌なんだな」と軟化された。 その場は笑って済んだが、その後、主水の言葉が重くのしかかり、自分自身も仕事人の掟に従えなかったことを悔やむ場面もある。 しかし、第21話で怒りの余り衆目の前で刀を抜きかけたり、最終話では頼み人が瀕死とはいえ、正体を明かしてしまうなど、情に突き動かされ、仕事人としての掟を逸脱しそうになったこともある。 お富の正体が指名手配中の女詐欺師であることを早くから見抜いたり、自分に嫌疑が掛けられていた殺人事件の真犯人を独自調査で突き止めたりするなど、優秀だが、普段は「無能な同心」を装っているため、奉行所や幕府内部でも彼の実力を知る者は殆どいない。 このあたりは『』当時の主水の初期設定と共通している。 第21話で突如現れた謎の鬼面集団に最初は躊躇するが、最終話で、鬼面のニセ仕事人の正体が奉行所の同僚である伝七であったことに驚愕する。 伝七の本当の気持ちを知り、やるせないままの現状を振り切って加納一派に命を狙われている大老の松坂を渾身の一刀両断で葬り、さらに暗殺を企てていた加納自身も主水の手によって葬られ、作中最後の大仕事を完遂した。 経師屋の涼次(きょうじやのりょうじ) 演 - 伊賀の抜け忍。 掛け軸や襖絵の補修を行う経師屋・絵師を表稼業とする。 左利きだが、右手で絵を描いている描写も存在する。 小五郎とは衝突が絶えず、匳とも険悪な雰囲気になっているが、仕事の際には連携している。 食事に並々ならぬ執念を持っているのは相変わらず。 表稼業より裏稼業に力を入れており、裏の儲けをに注ぎ込んでいる(自宅での自炊が主である。 また、自分で捌いた鍋にあたったことがある)。 稀に、裏の仕事の際に絵師の仕事を取り入れることがある。 ぶっきらぼうな振る舞いをしているが情には脆く、如月のことは口には出さずとも大切に思っている。 源太のことも気にかけているようで、新春スペシャルでは裏稼業への迷いを見せる源太に、自分たちが地獄に落ちる身であるとした上で「どうせ地獄に落ちるなら、落ちるべき奴を先に送ってやるまでだ」と自身の矜持を語っている。 第10話で伝七に殺し道具を調べられたものの、主水が錐を抜いたため、難を逃れた。 昔の恋人のおゆきと再会した折に川兆の女将になることを打ち明けられて喜ぶが、彼女が川兆を乗っ取ろうとしていることを知り、お菊や小五郎の反対を押し切って自らの手でおゆきを葬った。 第21話にて突如現れた鬼面集団・ニセ仕事人の登場で仕事の調子を狂わされ刀を奪い奮戦するも、敗退。 加納肥後守実守一派に囚われの身となり、最終話では凄惨な拷問を受けて死の寸前まで追い込まれたが、口を割らなかった。 乗り込んだ小五郎に助けられ一命を取り留めた彼は、わずかに残された体力を頼りに一派の一人・巳ノ助を仕留めた。 仕事を終えて後日、如月と共に江戸から旅立っていった。 『2010』では田舎に身をひそめていたが、ひそかに江戸に舞い戻り如月と再会。 如月が江戸から出ていくという条件で依頼を受けた。 からくり屋の源太(からくりやのげんた) 演 - () からくり仕掛けを作る職人だが、『2007』で殺された恋人・薫の遺した小料理屋「その」を、彼女の息子の作太郎と共に板前として支えている。 設定年齢22歳。 薫の仇を取るために仕事人になったが、その後も仕事人としての自分に苦悩し続けていた。 しかし、その悩みを小五郎に一蹴され、「このまま行けば、お前はいずれ必ずヘマをする。 その時は俺がお前を斬るぜ」と断言される。 その危惧は現実となり、迷いを抱えたまま仕事に臨んだ源太は殺しに失敗し、蘇生した標的に逆襲され、返り討ちで撲殺した直後、標的の遺体近くから立ち去ろうとする現場を大河原伝七に目撃されるという大失態を犯す。 主水と涼次の手助けでその場は切り抜けたものの、小五郎達は源太の仕事人としての限界を感じていた。 「行き別れの母」と偽る近江の女狐 お冨への情けに流され、心を許してしまった直後に胸を刺され、致命傷を負う。 最期は力を振り絞ってお冨を葬り去り、そのまま息絶えた。 遺骸は小五郎たちによってされたが、小五郎の言葉が暗示するかのように、直前に閉じていた眼を見開き、炎の中へ落ちていくという演出がなされた。 必殺シリーズでは、過去にも殉職者は多数出ているが、テレビシリーズの中盤において殺しの実行役が殉職したのは『』の噺し家塩八以来となった。 最終話のエンディングで、お菊が源太の墓参りに訪れた際の回想として、12話振りの再登場を果たした。 仕立て屋の匳(したてやのれん) 演 - 当時 源太に代わり、第13話から登場。 第12話の時点で、小五郎の追う外道を瞬殺で仕留めていた。 表稼業は腕のいい仕立て屋だが、素行と態度が悪く、酒に酔って騒いだり、強請りを働いたりして「悪たれの匳」と悪名を轟かせている。 しかし心根は優しく義侠心に溢れ、社会的弱者を見過ごすことが出来ない性格で、帳外れの集団で一員で知り合った弟分の伊助らに仕立てを覚えさせて自立させようとした。 子供好きで近所の子供たちを対象に裁縫教室を開いている。 小五郎チームに加わった後もこの傾向は変わらず、ゴミ屋敷にいた行き場の無い名も無き老人たちの世話に積極的に献身し、彼らが悲劇的な最期を迎えた際は怒りと悲しみを隠せなかった。 ペットは白い文鳥で並々ならぬ愛情を注いでおり、侵入者の察知にも役立てている。 最終決戦を前にして一度は文鳥を空へ放つが、生還後に鳥は再び舞い戻ってきた。 コンセプトは「の」。 元は一匹狼の仕事人だったが、弟分の伊助が口入屋の松蔵一味に殺されたことを知り、帳外れ集団を匿っていたことを隠すための取引を一蹴された小五郎達の力を借りるために自ら頼み人となり、松蔵を葬った後に仕事人の仲間入りをする。 そのため、源太を含む仕事人の中では唯一、依頼人となった人物でもある。 裏稼業に積極的で、時には独断で人の助太刀に加わろうとしたこともあった。 しかし上記の心根から小五郎チームに加わるまで、これまで頼み料を受け取らなかったため、主水から頼み料の意味を「仕事人の道義」として諭されており、それ以降は受け取るようになったが自分の取り分を非常に安く済ませたこともある。 「匳」の名は涼次役の松岡昌宏が命名したもの。 には珍しい着用者で、『』時のを彷彿させる。 中盤から加入する殺しの実行役としては、『』における島帰りの龍以来となる。 花御殿のお菊(はなごてんのおきく) 演 - 仕事人グループの元締。 情報収集や、仕事の請け負いなどの事務部門を担当する。 表向きはの師匠を生業にしている。 殺しに手を染めることはないが、標的を罠に誘うなどして、他の仕事人をサポートすることはある。 酒豪のようで、第2話で行ったように酒の飲み比べで、悪人を酔い潰して、殺しやすくすることも。 冷静さと的確な判断力を持つ。 過去に主水と組んで、仕事の実行役をしていたことを匂わせる演出がある。 ただし、主水は「(殺しをしたことが)あるぜ」と答えた直後に「冗談だよ」とフォローともとれる発言もしており、その真偽を含め詳細は語られなかった。 同話で窮地に陥った際には、『』のおせいが使用したような刃物を仕込んだ扇子を使おうとしたが、涼次に止められ、本作で腕を見せることはなかった。 玉櫛(たまぐし) 演 - 流しの仕事人。 涼次と同じ伊賀の抜け忍で、懐剣を得物とする。 『2007』に引き続いての登場だったが、新春スペシャルで悪徳商人に狙われた貧乏長屋の住人を守るために小五郎の旧友の浪人 権堂伊左衛門と共闘するも、悪徳商人からの誘惑を前に、出世欲に目が眩んだ伊左衛門に裏切られて斬殺。 事件の被害者となる形で退場する事となった。 (なかむら もんど) 演 - 歴代の作品で、リーダー・参謀役を務め、長きに渡って、法で裁けぬ悪人達を数多く始末し続けてきた、ベテランの仕事人。 本作ではチームリーダーの地位を小五郎に譲ってはいるものの、チームのご意見番 として、今なお強い発言力と存在感を持つ。 『2007』までは書庫番で、のんびりしていたが、への異動となり、姑のせん、妻のりつからの扱いはさらに酷くなっている。 仕事人としての腕は健在で、若い仕事人たちへの忠告も怠らない。 仕事人としての身分が露見しそうになった涼次や源太をフォローし、危機から救う、涼次と匳に共同作戦を張るよう指示するなど、老練さにも一段と磨きがかかっている。 表だけではなく、裏にも親交が深い人間が存在する。 かつて、旗本の大槻玄太夫が住んでいた古びたゴミ屋敷で暮らす「始末人のあやめ」もその一人で、あやめが自身に何かあった時に備え、頼み料を託し、他の仕事人と共に、土蜘蛛の一味を葬った。 その他 [ ] 如月(きさらぎ) 演 - 玉櫛の妹で、姉を追って江戸に来たの。 玉櫛に代わる、新しいキャラクターとして、新春スペシャルのラストシーンより登場。 の腕は一流だがらしくなく、少女らしい一面も。 姉とは違い、で話す。 彼女は仕事人ではなく、姉や涼次が仕事人であることは知らなかったが、第19話では三番筋の尼寺で仕事人に殺しの依頼を出来ることを涼次から聞き、おみつの仇を討つために頼み人となった。 おみつと出会う以前に奥州黒川藩の藤戸又兵衛にも出会っている。 最終話で敵に捕らわれ、涼次の口を割らせるために拷問を受けるが、最後まで涼次が白状しそうになることを制止した。 土壇場で小五郎に助けられ、涼次の仕事の現場を目撃 して正体を知るが、仕事人の掟を外れ、涼次と共に何事もなかったかのように旅立っていった。 坂本勘助(さかもと かんすけ) 演 - 南町奉行所の筆頭同心で、小五郎と主水の上司。 生真面目だが、権力にはからっきし弱い事なかれ主義者。 大河原伝七(おおかわら でんしち) 演 - 南町奉行所の定町廻り同心で、小五郎の同僚。 小五郎には面倒ごとを押し付けられてばかりいるが、小五郎のくれる豪華な弁当に釣られている模様で、恨みに思わず率先して世話を焼く。 正義感は強いが、いささか空回り気味。 反面、小五郎や主水に肩を持ち、奉行所に殺しの事実をもみ消した権力者の永井を疑うなど、良識的な一面も持ち合わせる(第8話)。 最終話で、彼が第21話から登場した神出鬼没に現れる鬼面集団「 ニセ仕事人」の頭目であったことが判明する。 志を同じくする仲間らと「仕事人」として、加納肥後守の屋敷に乗り込むが、加納家の用心棒らに斬られ、同じく乗り込んだ小五郎の眼前で絶命する。 死ぬ間際に、自分も世にはびこる悪人を成敗したかったことを激白する。 思うに任せぬ役人の仕事には嫌気が差したのだと語って息絶えた伝七だが、その懐中にはが忍ばせてあった。 そこまでの起因となったのは、第20話での貴恵との出会いとその死であるが、最終話で、そのことが語られることはなかった。 番太の半次(ばんたのはんじ) 演 - 主水の勤務するで下働きしている。 主水の愚痴や八つ当たりに、いつも付き合わされている。 渡辺こう 演 - 小五郎の姑。 説教が多く、婿に対して過保護的で、小五郎を辟易させている。 夜の営みが皆無で、子作りに消極的な小五郎には手厳しい。 渡辺ふく 演 - 小五郎の妻。 豪華な朝食や弁当を用意し夫に尽くす良妻だが、夜は積極的に子作りをせがみ、小五郎を閉口させる。 なお、二人の名前を並べると「こうふく(幸福)」となる。 演 - 主水の姑。 あいかわらず、婿養子の主水をいびる。 近所の奥様方を集め、自宅で料理教室を開いている。 世間体を気にするあまり、近所に対しては婿を大切に扱っているように吹聴しているが、自身番に回された主水には失望している。 登場は新春スペシャルのみ。 演じる菅井は再登板することなくに死去したため、本作が最後の出演となった。 演 - 主水の妻。 あいかわらず、婿養子である夫の主水をいびる。 せんと一緒に料理教室を開く。 登場は新春スペシャルと最終話の2回のみ。 最終話の登場シーンはエンディングテーマの後であったため、クレジットの方が本人の登場より先に流れた。 作太郎(さくたろう) 演 - () 源太の亡き恋人・薫の遺児。 しっかり者で、母の遺した小料理屋を源太とともに切り盛りしている。 源太とは血の繋がりはないが、実の父親以上の思いを抱いている。 お富が源太の母親でないことをいち早く見抜き、小料理屋で稼いだ銭を全て差出し、源太を守ってほしいと三番筋で依頼したが、結果的にその依頼が元で、源太を失ってしまう。 源太の火葬には小五郎や主水らとともに立ち会ったが、その後は登場しないため消息は不明。 ゲスト [ ] 新春スペシャル [ ]• 権堂伊左衛門 -• 恵比寿屋善兵衛 -• 与平 -• 又蔵 -• 芳之助 -• 銀五郎 -• 平吉 -• 伊勢屋 -• 弥三郎 -• 増吉(回想) -• トネ -• ハツ - 和泉敬子• ツネ -• 徳次 - 連続ドラマ [ ] 第1話 「一刀両断」• 直助<信次> -• お絹 -• 駿河屋仁吉 -• 次郎 -• ブ男客1 -• ブ男客2 -• 野崎吉右衛門 -• 鬼丸 -• 直助の手下 -• お佐代 - 第2話 「厚顔無恥」• 佐藤みち -• 佐藤数馬 -• 笠原監物 -• 笠原太平 -• 加治田文蔵 -• 松村金八 - 仲野毅 第3話 「偽装詐欺」• 平吉 -• お静 -• 桐野半兵衛 -• 鶴屋忠左衛門 -• 佐久間銀次郎 - 稲健二• 吾介 - 第4話 「薬物地獄」• 安川新吾 -• 杉内久左衛門 -• 望月十郎 -• 平内 -• 塚田軍兵衛 - 入江毅• 入船の嘉助 -• 米七 - 第5話 「因果応報」• 正円 -• 棟方宗兵衛 -• 佐平 -• 松木屋 - 谷本一• 田上重太郎 -• 茂兵衛 -• 仁吉 - 細川純一• 耕太 -• お千代 - 第6話 「夫殺し」• 伊勢崎藤五郎 -• 初枝 -• 百瀬清水 -• 隆玄 -• 作治 -• 喜兵衛 - 第7話 「金が仇」• 藤戸又兵衛 -• 江上屋芳太郎 -• 勘六 -• 香坂仁兵衛 -• 高田久蔵 -• 鳶頭の政五郎 -• 信乃 -• 酔客 - 第8話 「一発勝負」• 嘉助<受け取りの吉蔵> -• 富吉<弁天の吉蔵> -• えん -• 永井又五郎 -• 伊佐次 -• 沖田庄右衛門 - 安部潮• 大黒屋 -• 伝兵衛 - 第9話 「怪物親」• 椿伊織 -• きぬ -• 畠中伊右衛門 -• 牧山有三 -• 島田儀一 - 井之上淳• 高田トヨ -• 佐々井玄也 -• 畠中修吾 -• 了雲 - 田中勲 第10話 「鬼の末路」• 小山内儀助 -• 小山内セツ -• 乙部松右衛門 -• 喜平 -• 留吉(第11話冒頭にも登場) - 第11話 「仕事人、死す!! お富 -• 末吉 -• 以蔵 - 第12話 「冤罪」• 矢部甲斐守忠孝 -• 長田清兵衛 -• さと -• 遠野兵衛門 -• 西山右近 -• 永井為蔵<石川六右衛門> - 第13話 「給付金VS新仕事人」• 伊助 -• 松蔵 -• なつ -• 田島民部 -• 南村彦左衛門 -• 熊五郎 -• - 第14話 「武士の異常愛」• おゆう -• おかね -• 森岡安之進 -• 聖天の権三 -• 鮫七 - 岩佐好益• 三次 - 第15話 「昔の女」• おゆき -• 藤一郎 -• おしん -• お佐枝 -• 清蔵 -• 卯之助 -• 多吉 - 大石昭弘• 喜兵衛 -• 藤兵衛 -• - 第16話 「食品偽装」• 志乃 -• 道玄 -• 池辺四郎 -• 佐吉 -• 次郎兵衛 -• 渋沢九十郎 -• 女の客 - 第17話 「ゴミ屋敷」• あやめ -• 土蜘蛛の十兵衛 -• 大槻玄太夫 -• 八重 -• 雅蔵 -• 老婆 -• 老人 -• - 第18話 「的は婿殿」• 藤野左兵衛 -• お春 -• お志津 -• 富江 -• 薮田又蔵 -• 北村喜兵衛 - 第19話 「玉の輿」• お鈴 -• おみつ -• 備前屋宗右衛門 -• 喜助 -• 又右衛門 -• 久蔵 -• 儀平 -• - 第20話 「女の一分」• 尾山田貴恵 -• 津田兵馬 -• 花田宗重 -• ぬい -• 出羽屋藤右衛門 -• 中野兵庫 -• 横峰右京太夫 -• 尾山田半兵衛 - 第21話 「最終章〜仕事人狩り! 雨宮騏一郎 -• 杉浦又兵衛 -• 日村早雲 -• 伊能玄十郎 -• きよ - (最終話にも出演)• 松坂伊勢守忠宗 - (最終話にも出演)• 加納肥後守実守 - (最終話にも出演) 第22話 「最後の大仕事!! 桐ノ屋朝経 -• 巳ノ助 - 殺し技 [ ] 渡辺小五郎 剣の達人であり、真正面から大刀で悪人を斬り倒す。 無抵抗の者もいれば、刀同士の対峙でも太刀を弾き、容赦なく一刀両断する。 剣技は迅速かつ豪快で、序盤の殺陣は最初に剣豪、下忍一味を一対多の大立ち回りでも発揮し、片付ける役回りも多かった。 BGM『裁きの刻』に乗せて、殺しを行う(第1 - 10、12 - 20話)。 第5、17話は『』、第15話は同じく必殺仕掛人の『出陣のテーマ』も合わせて使用。 第11話は『必殺! 』のみ。 第21話は『東海道五十三次殺し旅』。 最終回は『必殺! 』、『仕置のテーマ』を使用。 経師屋の涼次 悪人の背後に回り、仕込み筆から抜き出した長い錐を相手の背中から深く突き刺し、心臓まで到達させ、血を体内に噴出させる。 の針、の骨外しで使用した演出(本作では)、村雨の大吉の心臓掴みの心音挿入を融合させた描写が特徴。 『2007』では毒を使う仕事人だったが、毒の入手先だった長崎の異人問屋が御上の手入れを受けたことにより、毒を入手できなくなったため、本作では殺し技を変更した。 レントゲンのシーンで左下に表示されているアルファベットと数字は、的となった人物の名前と撮影日が表示されている。 一度伝七が筆の中蓋を確認した際に、暗器を用いたが、同行した中村により錐が外されたため未遂、未使用に終わった。 BGM『闇夜に仕掛ける』に乗せて、殺しを行う。 第15話は『今日を生きる』。 最終回はサウンドトラック未収録の『想い出の糸車』アレンジが使用された。 からくり屋の源太 からくり人形を作動させ、悪人がそれに気を取られている隙に、筒に仕込んだ紐付きの蛇の玩具を、相手の首めがけて飛ばして絞殺する。 手元で蛇の玩具を操作して、喉に突き立てて刺殺したり、吊るし技を使う場合もあった。 第10話では仕留め損ねた相手を門のつっかえ棒で何度も殴ったのち、庭石で撲殺した。 BGM『旅愁』に乗せて、殺しを行う。 劇場用映画『』で、当初使われる予定が、結局未使用に終わった、旅愁のスローアレンジを使用。 これは第29弾『』最終回で、すたすたの松坊主の殺しの際に使用された物と同様である。 第11話は『嘆きの詩』を使用。 仕立て屋の匳 仕立てに使う針と仕付け糸を投げて、悪人の首に絡ませ、絞殺する。 源太と同系の殺し技を使うが、源太が距離を取って絞殺していたのに対して、匳は格闘も織り交ぜた接近戦という違いがある(絞殺する際、足で相手の体を固定させるのが特徴)。 イントロにアレンジを載せたBGM『夜霧を裂いて』に乗せて、殺しを行う。 第14話のみ『闇夜に仕掛ける』を使用。 その際、涼次と連携して、仕事を遂行した。 中村主水 悪人を油断させながら、一瞬の隙を付いて、脇差を相手の急所に刺す。 歴代『仕事人』シリーズ同様、BGM『仕事人から一言〜中村主水のテーマ』に乗せて、殺しを行う。 第11話は『必殺! 』、第17話は『夜を貫く』、第21話は『夜霧を裂いて』を使用。 スタッフ [ ]• 企画 - 山本晋也(朝日放送)、亀山慶二(テレビ朝日)• 脚本 - 、、、、、、松下和惠• 音楽 -• 監督 - 、、酒井信行、、井上昌典• 主題歌 - 「」()• 語り -• 美術監督 - ()• 撮影 - 藤原三郎• 照明 - 林利夫• 美術 - 犬塚進• 録音 - 中路豊隆• 殺陣 -• 特技 - 軍団• 特殊小道具 - 布目真爾• 編集 - 園井弘一• スクリプター - 野崎八重子• VFX・技術協力 -• 題字 - 糸見渓南• OP - あわ工芸座、阿波人形浄瑠璃研究会青年座、民芸部• チーフ プロデューサー - 森山浩一(朝日放送)• プロデューサー - 内山聖子(テレビ朝日)、(朝日放送)、山川秀樹(テレビ朝日)、武田功・三好英明()• プロデューサー補 - 、飯田新、西原宗実、渡邊竜、高根澤淳• 制作協力 - 松竹京都撮影所(現・)• 制作 - 朝日放送、テレビ朝日、松竹 放送日程 [ ] 新春スペシャル [ ] 放送日 脚本 監督 関東地区 関西地区 2009年1月4日 寺田敏雄 石原興 18. 第10 - 12、21、22話は前後編のストーリーとなっている。 第11話は15分拡大(21:00 - 22:09)。 はテレビ朝日開局50周年記念番組『 』(2009年1月30日 - 2月8日)の第一夜『 』(19:00 - 21:48)の放送のため休止。 2月6日放送の第4話は『50時間テレビ』内の番組として放送。 話 放送日 サブタイトル 脚本 監督 関東地区 関西地区 第1話 2009年1月 09日 一刀両断 寺田敏雄 石原興 14. 寺田敏雄 石原興 11. では(TBS系列)で、16:53 - 17:50に放送された。 この他に、、、を放送地域とするが2009年10月7日から、毎週水曜22:00 - ()、19:00 - ()、16:00 - ()(終了となる11月以降、22:17 - 、19:17 - 、HST17:17 - に変更)放送中。 脚注 [ ] []• 新春スペシャルの権堂伊左衛門の台詞より。 第11話は15分拡大(21:00 - 22:09)。 第15話以降は『 幡随院長兵衛』に改題。 2009年4月7日. 2015年12月26日閲覧。 2009年4月20日. 2015年12月26日閲覧。 頼み人も以前に悪事を働き、公式ホームページ内のスペシャルコンテンツ「悪人の末路」に他の悪人と同様に記載されている。 2009年2月20日. 2015年12月26日閲覧。 中盤で死亡する例として、『』での為吉のように連絡役が殉職することはあった。 第13話の脚本を担当した、の発案• 道具の扇子は、代わりに涼次が乱戦で使用した。 かつてののような立場• 演じる谷村も出身。 小五郎が目の前を塞ぐように如月の前に立ったため、涼次が手を下す瞬間自体は見ていない。 目黒は『』における同心 成川役。 西田は『』以降、過去のシリーズでレギュラー出演した与力鬼塚役。 西村は『』における仕事人・鶴吉役。 『』第2話と同タイトル• 田中は『』における早縄の清次役。 第13話冒頭にも登場。 本田は『』『』における直次郎役。 火野は『』など幾多のシリーズに出演。 『闇夜に仕掛ける』のテンポを下げたバージョン。 このアレンジは『新・必殺仕事人』第33話で秀の事を話し合う加代と勇次のシーンで流れていたものと同じものである。 2016年1月2日閲覧。 『必殺仕事人2007』から引き続き担当。 第10話までと第11話以降では、ナレーションの挿入が異なる。 2009年2月19日. 2015年12月26日閲覧。 2009年2月12日. 2015年12月26日閲覧。 2009年5月5日. 2015年12月26日閲覧。 前後番組 [ ] ・共同制作・ 前番組 番組名 次番組.

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必殺仕事人2010

必殺仕事人2009 動画

概要 [ ] 本作は、の単発スペシャル『』、の単発スペシャル・の『』に続くものである。 上述の2作品にも出演し、長年でを演じたも出演が予定されていたが、に死去。 また、回想シーンではによる『』のOPナレーションを引用し、哀悼の意を表した。 本作では藤田に代わり、が「流し」の仕事人役で出演した。 脚本については、削減・といった、放映当時の世相を反映した要素が盛り込まれている。 また、放送形態については、シリーズ初のが行われた。 あらすじ [ ] ある夜のこと、晴らせぬ恨みを晴らすべく、小五郎は悪党どもを地獄へ送るのだが、匳が通りすがりの武士に仕事を目撃されてしまう。 匳はすぐさま武士の口を塞ごうとするのだが、既に武士は何者かの手によって殺された後だった。 近頃、武士だけを狙った辻斬りが横行しており、辻斬りに面を見られた匳は身動きが取れなくなってしまう。 それから間もなく、中村主水が突然の人事異動で西方に赴任することになり、主水が住んでいた屋敷に同心の 結城新之助とその家族が越してくる。 無人となっていた主水の屋敷に潜んでいた匳から、仕事でドジを踏んだことを知った小五郎はその不手際を責める。 同じ頃、幕府では若き勘定吟味役の 風間右京乃助が筆頭老中の 沢木丹波守輔忠を後ろ盾に次々と事業仕分けを行い、幕府の財政を立て直そうとしていた。 しかし右京乃助によって御狩り場の普請を中止させられた普請奉行の 酒巻勘解由は激しく反発し、大奥御年寄の 霧島は贅沢な暮らしを続けようとして、右京乃助の言葉に耳を傾けようともしない。 更に右京乃助の事業仕分けによって江戸の町は仕事を失った人足たちであぶれ、人々は不況の原因を作り出した右京乃助を「天下の敵役」として憎んでいた。 一方、とある村に潜伏していた涼次は、事業仕分けによって仕事を失い、首を括った家族の死体を目撃するとともに、唯一生き残った少女から右京乃助殺しを依頼される。 そして遂にふくが懐妊し、こうはようやく渡辺家の跡継ぎが出来たことを喜ぶのだが 小五郎は人殺しの自分が父親になることに苦悶するようになる。 その後、坂本は辻斬りの現場に残された梵字から、下手人は不動明王に関わりがある者と考え、小五郎を始め同心たちに寺への探索を命じる。 結城とともに廃寺を訪れた小五郎は貧しい人々へ炊き出しを行っている旗本の三男坊、 柿本平三郎と、飾り職人の 陣吉やその妹の お咲と知り合いになる。 平三郎の正体は風間右京乃助その人であり、その周りには右京乃助を狙う涼次や炊き出しの手伝いをしている如月、そして謎の坊主、 童山といった面々がいた。 事なかれ主義に徹する沢木や、勝手気ままに振る舞う霧島に辟易していた右京乃助は身分の差関係無しに働ける社会を目指しており、その理想を陣吉たちに物語っていた。 ところがある日のこと、お咲が右京乃助の子を身籠もっていることを告げられ、武家殺しが自らが語っていた理想を曲解した陣吉たちの仕業だと知り、突然窮地に立たされてしまう。 更に右京乃助は酒巻と手を組んだ霧島から、炊き出しのための資金を得るために、右京乃助の父親が先代の将軍から譲り受けた茶碗を骨董屋に質入れしたことを突き止められてしまうのだった。 事が露見すれば御家断絶、自身は切腹という危機を前に、遂に霧島に屈した右京乃助は巨悪へと変貌を遂げ、事態は思わぬ結末を迎えることになる。 キャスト [ ] 『仕事人2009』のレギュラーのほかに、新キャストが加わる。 仕事人 [ ] 渡辺小五郎(わたなべ しょうごろう) 演 - () 南町奉行所の定町廻り同心。 『仕事人2009』後も仕事を続けてきたが、妻のふくの懐妊の知らせと涼次の仕事の標的である右京乃助の善行と人柄を見て、仕事人としての己の在り方に苦悩する。 ふくの懐妊に対して、かつて主水が妻のりつが懐妊した時と同じく複雑な思いを抱いている。 その悩みから、衆目の前で豹変した右京乃助と斬り合う寸前にまで激昂するが、土壇場で匳に救われる。 経師屋の涼次(きょうじやのりょうじ) 演 - () 『仕事人2009』の最終話で如月と共に江戸から旅立ち、地方で盗みをしつつ生活していたが、右京乃助の事業仕分けのために職を失い自殺した両親を持つ少女からの仕事の依頼を受け、江戸へ舞い戻り右京乃助の身辺を探り始める。 悪人を臭いで察知する能力を身につけている。 仕立て屋の匳(したてやのれん) 演 - (当時) 『仕事人2009』では坊主頭だったが、本作では髪を伸ばして束ねている。 冒頭で何者かに仕事を見られたため窮地に立たされ、主水に相談しようとする。 お菊の提案でに便乗して一旦江戸を離れるが、物語終盤に江戸へ舞い戻り小五郎の窮地を救い、そのまま仕事に加わる。 花御殿のお菊(はなごてんのおきく) 演 - 主水と匳が江戸から去ったことで弱気になり、小五郎に愚痴を零していたが、終盤の仕事で、無事に元締の役割を果たす。 カルタのリキ(かるたのりき) 演 - 主水に代わり、新たに加入した流しの仕事人。 常にを携帯しており、掴み所がなく、不気味な笑みを絶やさない謎の男。 表向きは坊主の 童山(どうざん)を名乗り、を生業としている。 沢木からの依頼で右京乃助を護衛し、仕事を行おうとした涼次を妨害していたが、右京乃助が自分の依頼人である輔忠を手に掛けたことを見抜き、小五郎らに協力する形で仕事に加わる。 お菊の古くからの知り合いであり 、投げるカルタには裏仕事のキーワードが隠されている。 カルタは通常の紙製のものと、仕事に用いられる金属製のものの2種類がある。 (なかむら もんど) 演 - 回想シーンのみの登場。 長きに渡って法で裁けぬ悪人達を数多く始末し、小五郎たちを支え続けてきた、ベテランの仕事人。 しかし、西方へ配置換えのため、家に置手紙とを残し、誰にも挨拶せず、江戸を去っていった。 その後の消息は不明。 小五郎は、置手紙を見つけた際に『』の前口上を口ずさんだ上、仕事の際には主水の残していったを懐から覗かせた上で、悪人への止めに彼の技(刀で突き刺す)を使った。 涼次は、もし主水が今も江戸にいたら彼が仕事を担当したであろう悪人に「中村」の根付を持って、仕事を遂行 し、その完了時には口上を口ずさんだ 上で「合掌」と呟いた。 匳は仕事の遂行の際に、主水のトレード マークであるマフラーを着用した。 その他 [ ] 如月(きさらぎ) 演 - 『仕事人2009』の最終話で涼次の正体を知ったが、彼とは共に何事もなかったかのように江戸を旅立っていった。 後に涼次と別れて江戸へ戻った後、柿本平三郎を名乗る風間右京乃助が行う炊き出しを手伝っていたところ、江戸へ戻ってきた涼次と偶然再会する。 お咲とは特に親しくなっていたため、彼女の死で右京乃助の豹変を悟り、江戸を去るとの条件で本作の頼み人となる。 坂本勘助(さかもと かんすけ) 演 - 南町奉行所の筆頭同心で、小五郎の上司。 相次ぐ武家殺しの解決に躍起になる。 結城新之助(ゆうき しんのすけ) 演 - 新たに、南町奉行所へ配属された定町廻り同心。 『仕事人2009』の最終話で絶命した大河原伝七の後任に当たる人物である。 主水が去った後の屋敷に入る。 両親、妻、8人の子供という12人の大家族とともに暮らす。 ふくの妊娠の知らせを聞き、小五郎に世話を焼く。 また、実際に登場する以前の『仕事人2009』第13話「給付金vs新仕事人」のラスト シーンで、役人でありながら「ご公儀振る舞い金()」を辞退しなかった人物の一人として、こうとふくの会話の中で名前のみ登場している。 はつ 演 - 結城新之助の妻。 新之助曰く、「8人の年子を男女交互に産み分けた偉丈夫」。 ふくの体調の変化に敏感に反応し、こうにおめでたを告げる。 渡辺こう 演 - 今回、ふくが妊娠したと聞いて飛び上がって大喜びするが、つわりがただの食あたりだったとふくから聞かされて落胆し、薙刀を持ち出して成敗するとまで言い出す。 小五郎がとりなすも、近所からご祝儀までもらったからには今更餅だのカビだの言えないとして、今日から十月十日子作りを死ぬ気で励むよう、小五郎とふくに迫る。 渡辺ふく 演 - 今回、待望の跡取りを妊娠したと町医者に診断されるが実は妊娠ではなく、つわりと思われたのは、正月の残りの餅をカビが生えているのに気づかずこっそりつまみ食いしたところ当たっただけであったことが判明する。 ゲスト [ ] 風間右京乃助 演 - 幕府方。 江戸城の改築や橋の付け替えの中止など、を次々と行い、幕府の財政を立て直そうとする。 守旧派からは反発を受け、削減により、庶民生活の大不況を招いたことから、内外から「天下の敵役」と見なされている。 自分の事業仕分けで庶民が困窮したことに悩み、代償行為として「旗本の三男坊 柿本平三郎」を名乗り、身銭を切ってを行う。 炊き出し仲間に対して理想の平等社会を説いたが、それが陣吉らによる武士連続殺人事件を招くこととなる。 陣吉らによる暴走やお咲の懐妊に懊悩している最中、霧島に弱みを握られ、豹変してしまう。 自身の上役であった沢木を自害に見せかけて殺害し、御狩り場の普請を認可することで対立していた酒巻を懐柔、酒巻にお咲をお腹の子もろとも始末させるとともに、事件の秘密を知る陣吉たちを馬上から斬り捨てる。 その後霧島の推挙によって老中に昇進し、その日の夜に小五郎の口を塞ごうと渡辺家を訪れる。 最期は小五郎との鍔迫り合いの末、「表と裏の顔の使い分けは、俺の方が年季が上」と吐き捨てられた挙げ句、小五郎に腹部を貫かれて息絶える。 陣吉 演 - 飾り職人で、右京乃助の炊き出しを手伝っている。 右京乃助の掲げる理想社会に共鳴しているが、そのためには武士を一掃しなければならないという考えに至り、仲間とともに武士を狙った連続殺人を行う。 お咲 演 - 陣吉の妹。 右京乃助に思いを寄せ、彼の子を身籠もる。 当初は右京乃助の身を案じて1人で子を育てようとするが、如月の助言を受けて右京乃助に懐妊を告白する。 しかしそれが結果として右京乃助が悪に堕ちる遠因となってしまう。 霧島に取り込まれたことで悪へと豹変した右京乃助に欺かれ、右京乃助と手を組んだ酒巻の手によってお腹の子もろとも殺されてしまう。 上州屋総兵衛 演 - 材木商。 右京乃助の事業仕分けにより、手がけている猟場の工事が中止となる。 仕事が無くなった人足たちに、せめてもの温情でわずかばかりの生活費を配るが、実は風間右京乃助の悪評を広めるための行動であった。 右京乃助の豹変により再び工事の受注ができることになり、酒巻をに招いて豪奢なをする。 酒巻勘解由 演 - 幕府方普請奉行。 右京乃助の事業仕分けに反発している。 霧島に右京乃助が取り込まれた後は、逆に右京乃助と組む立場になる。 しかし、老中に昇進した右京乃助とは立場が逆転してしまう。 椿弥一郎 演 - 普請組頭。 酒巻勘解由の部下。 霧島 演 - の奥女中の頂点に立つ。 右京乃助の言葉を無視し、贅沢三昧の暮らしを続けようとする。 によるを言い出す。 右京乃助の弱みを握り、さらに昇進をちらつかせることで自在に操るなど、極めて狡猾。 また右京乃助の男振りに目を止め、右京乃助を取り込んだ後は男女の関係となり、逆に右京乃助の頼みを聞き入れる立場になる。 その後右京乃助が老中に就任する前の夜に涼次によって始末される。 沢木丹波守輔忠 演 - 幕府方筆頭。 風間右京乃助の改革の後ろ盾。 性急な改革により恨みを買っている右京乃助のためを思い、彼と勘解由や霧島との間を取り持とうとし、本人の知らない所で用心棒を雇って身辺を守らせる。 しかし、政治手法は重要な案件でも「熟慮する」という言葉で先伸ばしにするであり、かえって右京乃助を苛立たせる。 その右京乃助の態度に、一時憤慨したこともあった。 霧島に取り込まれた右京乃助に暗殺され、その死は乱心の末の自害とされる。 殺し技 [ ] 渡辺小五郎 剣の達人であり、大刀で悪人を斬り倒す。 今回は、江戸を去った主水の技も扱う。 本作以降のBGMは「中村主水のテーマ」に乗せて仕事を遂行する。 経師屋の涼次 悪人の背後に回り、仕込み筆から抜き出した長い を相手の背中から深く突き刺して心臓まで到達させ、血を体内に噴出させる。 の針、の骨外しで使用した演出(本作では)、村雨の大吉の心臓掴みの心音挿入を融合させた描写が特徴。 仕立て屋の匳 仕立てに使う針と仕付け糸を投げて悪人の首に絡ませ、絞殺する。 『仕事人2009』では絞殺の際に足で相手の身体を固定していたが、本作では行われていない。 冒頭の仕事のシーンでは、針と糸を投げる演出がの組紐に似たものとなっていた。 カルタのリキ 金属製のカルタをのように飛ばし、悪人の喉元を切り裂く。 悪人が絶命する際、絵札に描かれている文字にちなんだ、を呟く。 スタッフ [ ]• 脚本 -• 音楽 -• 監督 -• テーマ曲 - 「」• 撮影 - 藤原三郎• 照明 - 林利夫• 編集 - 園井弘一• スクリプター - 野崎八重子• VFX・技術協力 -• 題字 - 糸見渓南• 衣装 - 松竹衣装• 語り -• 監督補 - 酒井信行• 劇中ダンス指導 - コトバタクミ• ワイヤーセッティング - 夏山剛一• チーフ プロデューサー - 森山浩一(朝日放送)• プロデューサー - 内山聖子(テレビ朝日)、柴田聡(朝日放送)、武田功(松竹)、渡邊竜(松竹)• 制作協力 -• 制作 - 、、 遅れネット局 [ ]• ():土曜日 15:00 - 17:12 脚注 [ ] []• 2010年5月17日. 2015年12月26日閲覧。 この枠は通常、『』の時間でも月1回(原則第3週)解説入り放送をしているが、2010年7月はその代替で放送されるため。 内藤は『』において、の旧友 ムササビの健役でゲスト出演している。 正道の仕事人役として出演するのは本作が初めてである。 主水との面識の有無は不明。 BGMも、主水の曲『仕事人から一言〜中村主水のテーマ』が流れた。 この口上は、藤田が担当した『』の前口上の一部である。 本田は『』における直次郎役。 『仕事人2009』に永井為蔵<石川六右衛門>役で出演。 津川は必殺シリーズで数多くの悪役を演じ、『』では主人公の柳次役で出演。 酒巻の部下 椿を「み」の文字が書かれたカルタで仕留め、酒巻に対し「身から出た錆」と呟いている 外部リンク [ ]•

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必殺仕事人2009とは (ヒッサツシゴトニンニセンキュウとは) [単語記事]

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