ミッドサマー あらすじ。 『ミッドサマー』エロいの?評判はいいのかネタバレあり感想まとめ

「ミッドサマー」あらすじ、キャスト、海外の評判、感想、予告編

ミッドサマー あらすじ

「気味の悪い描写、散りばめられた伏線、アリ・アスター監督の手腕に脱帽!」「風景が、音楽が、狂気が、美しい!」「映画で体験した恐怖感が観終わった後も持続しました!」 上映中【2020年2月21日 金 公開】 『ヘレディタリー/継承』で長編デビューを果たした新鋭アリ・アスター監督が、自ら脚本も手掛けた異色スリラー。 家族を事故で亡くしたダニーは、恋人や友人と共にスウェーデンの奥地にある楽園のような村を訪れたことで、異様な事態に見舞われる。 『ファイティング・ファミリー』のフローレンス・ピューがダニーを演じるほか、『シング・ストリート 未来へのうた』のジャック・レイナーや『デトロイト』のウィル・ポールターらが出演。 しかし、しだいに不穏な空気が漂い始め、ダニーは想像を絶する悪夢に襲われる。 映画で体験した恐怖感が映画が終わった後も持続しました。 個人的には最高の映画でした。 今もまだ内容を咀嚼しきれてない。 カルトを描いた映画としてあまりに非凡なのは間違いなく、 かといってホラーと一言で言い切れない。 一つ確かなのはヘレディタリーのときと同じく、 人の純粋な悪意や狂気が何より怖い。 もう一度観る必要がありそう。 あとパンフの装丁が素敵。 その場所は彼女にとってのたどり着いた大地だった。 価値観の相違と言うか多極性、兎に角凄いものを観せられた。 素晴らしい。 日常に理解しがたい文化の裂け目があり、そこに取り込まれる恐怖。 共同体外部の者にはとてつもなく不条理、 不道徳なのに内部にとっては日常である。 映画は唯一無比な個性を表し始め、 めまいのような感覚と異様さの濃度を増していく。 立派な恋愛映画の大傑作である。 時々不気味で気分が悪くなるシーンが多々あるが 描いてるテーマは立派な恋愛映画だ。 何の冗談もなくカップルに観て感じ取って欲しい。 期待のアリ・アスター監督第2作。 『ヘレディタリー』のラストシーンが発展したような世界観。 抜けるような青空、花冠に民族衣装の女たち、謎めいた儀式。 圧倒的映像美に漂う不吉な気配と容赦ない猟奇描写が奇怪な魅力を放ち、 引き込まれてしまう。 色鮮やかな美術にも伏線あり。 気味の悪い描写、散りばめられた伏線、 風習や伝承の文化的側面をMIXさせたアリ・アスター監督の手腕に脱帽。 OPのインパクト、夏?切り替わりが凄い。 ダニーの精神的な心の揺れが物語の核になっている本作。 見知らぬ土地の風習に踏み入ることの怖さが伝わる。 共同体の信仰物というとウィッカーマンがあったが、 その他に啓蒙的な"近代"が忘れた残酷さという点で、 柳田国男の本や叢書『日本残酷物語』に収められた話も想起させる。 アスター監督はベルイマンマニアらしく、演出は簡潔。 白昼の下で繰り広げられる悪夢。 撮っていて気が狂わなかった製作陣がすごい。 鮮やかな色彩で終始不安な気持ちになる映画は初めてです。 美しい。 風景が、音楽が、狂気が、美しい。 音でビックリさせる系ホラーが無理という方はご安心頂いて大丈夫だと思います。 恐怖の感じ方をお伝えするなら 「瞼が固定された状態で上から縫い針が2時間半かけて降りてくる」 みたいな映画でした。 バッチリ不安になりましたよ!! シンメトリーが印象的な格好いい画作りや微細な声や 音に至るまで実に計算され尽くされていて もう怖いやら楽しいやらで口の中がカラカラです 確実に劇場で観るべき映画だと思うんですけど 観てる途中何度も「おいふざけんな! 監督のホラーじゃないよ発言も観た後だと納得しやすい。 いっぱい人は死ぬけど、人によっては救われると思う。 個人的に一番興奮したのは観た人ならわかるであろう、 絶対殺し屋1じゃん!のシーンです。 混ぜるな危険的な要素を混ぜ合わせて できたのはやはり最高の劇薬。 改めて恐怖とは何か、ということを考えさせられた。 個人的にはかなり楽しめました。 オススメ。 そしてパンフレットのデザインが秀逸。 宝物にします。 こんなにいい映画、ひとりでも多くの方が見てもらいたい!... ああいう歳の重ね方に憧れます。 コロナ謹慎の影響でしょうか。。 少し山をやった経験のある人ならばそんなアホな!って突っ込みが炸裂してしまう。 パロディ映画だ。 確実に言... 敵が必要以上に大きすぎ。 その1人の敵に対して、主人公のルフィ1人ではなく、海軍、... 設定等は過去のアニメ プラ...

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映画「ミッドサマー」感想ネタバレあり解説 自分が思う以上に僕らは箱庭で生きている。

ミッドサマー あらすじ

大学生のダニ( フローレンス・ピュー)と大学院生のクリスチャン( ジャック・レイナー)のカップルは、その冷え切った関係に終止符を打てないでいる。 別れを切り出したいクリスチャンであったが、ダニの身に突如降りかかった最悪の不幸によって、その願いも遠のいていくことに。 以来、表面的には交際を続けていた二人であったが、人類学専攻のクリスチャンは、3人の友人と研究も兼ねたスウェーデン旅行を、傷心のダニ抜きで計画。 しかしその計画もダニにバレてしまい、最終的に彼女も同行することが決まった。 そして、その期待を裏切らない展開が冒頭から炸裂していきます。 躁鬱を患っていたダニ( フローレンス・ピュー)の妹が、なんと 実の両親を巻き込んで無理心中。 ホースが口に固定された状態で二酸化炭素中毒死を遂げた妹の姿は、あまりにも無残。 言いようの無い 強烈な気持ち悪さが、内からこみ上げてくるのを私は感じていました。 前作『』でもそうでしたが、アリ・アスター監督は、この手の不快感を観客の腹の底から沸き立たせるのが本当に上手いんですよね。 プロット自体は伏線も散りばめられていて非常に分かりやすく、 なんなら先も読めるのに、なぜかゾクゾクしてしまう。 吐き気に近い気持ち悪ささえ感じる。 生理的な嫌悪感というのかな。 初めから全てを物語る絵 それは本作が、前作同様《 儀式》を中心に進行していくからでしょう。 《儀式》はそれ自体が仲間内のものである為、 自ずと物語には得体の知れない奇妙さが付き纏います。 ハルガのコミューンに属していない登場人物(や私たち観客)は、いわば部外者。 「郷に入れば郷に従え」ではないけれど、コミューンに足を踏み入れた彼ら(そして私たち)には、おとなしくそこの掟に従うという選択肢しか残されていないのです。 逃げ場のない恐怖。 美しい大平原に延々と降り注ぐ太陽のもと、《儀式》の全貌を目の前で堂々と見せられ、 暗闇や茂みに隠れることを許されない状況は、まさに生き地獄そのもの。 中盤で登場する 初老カップルの 投身自殺場面も、見たくないのに思いっきり見せられショックを受ける方は多いと思います。 私も二人が死ぬことは予測できていましたが(下記 *参照)、 あんなに間近で細部まで見せられるとは思っていなかったので、なかなかの衝撃でした。 「2発目要る!?」と思わずにはいられないトドメの木槌攻撃や、「名シーンをじっくり振り返ってみよう!」と言わんばかりの逆再生&スローモーション映像によって、更に得体の知れない恐怖に取り込まれていく感覚を覚えました。 何より眩い自然風景の映像がとても美しく、 その場で見せられる残虐性とのミスマッチが対比としてうまく働いていたのが、不気味ながらも印象に残っています。 * 前日、ペレがジョッシュ(ウィリアム・ジャクソン・ハーパー)に「ハルガでは人生を季節に準える」と説明している。 0〜18歳は春、18〜36歳は夏、36〜54歳は秋、54〜72歳は冬の4区分。 横で会話を聞いていたダニは 、「72歳になったら何が起こるの?」とペレに尋ねるが、ペレはこれに死を意味する首切りのジェスチャーで答える。 ダニはジョークと捉えて鼻で笑うだけであった。 そんなのアリ・アスター!? (とダジャレも漏れる) 例えば、ダニの彼氏クリスチャンがドラッグを飲まされ、ペレの妹マヤとの性交を強いられるシーン。 マヤと文字通り一心同体の裸女性軍団の大活躍によって、「一体何を見せられているのだろう?」と困惑、からの笑いが襲ってくる瞬間です。 そして、クリスチャンの行為を目撃し泣き崩れるダニを、これまた別の女性陣が一緒になって悲しむ場面が続きます。 共感の嵐、嵐、嵐。 意図はわかる。 それでも初めて見る光景だったので、 やかましいわと 動揺を隠せませんでした。 その後、事が終わり我に返ったクリスチャンが(追い打ちをかけるように) 裸一丁で外へ猛ダッシュ。 無防備な彼を不憫に思う一方で、あまりの絵面のおかしさにもう一笑い。 アスター監督も役者さんもいたって真剣なのでしょうが(いや、監督に関しては眉唾ですが)、やっぱり恐怖と笑いは隣り合わせだと感じた瞬間でした。 アスター監督の作品は、そういった点からもエンターテイメント性に富んでいて好みです。 また(まだあるんかい)、最後に 熊の着ぐるみを着せられるクリスチャンにいたっては、変な白い粉を吹きかけられ全く動けないものだから、余計置物(ぬいぐるみ)のようで可愛らしく、なんだか 滑稽にさえ見えましたね。 実はアスター監督、私生活で実の弟さんを亡くしているのですが、当時長く付き合っていた彼女ともその後破局をしています。 つまりこのことから、 ダニ=アスター監督、クリスチャン=元彼女であることは想像に難くない訳で、事実、監督はダニを自身に準えていることを明らかにしています。 「この映画はダニのもので他者(クリスチャンら他)のものではない」というでの発言通り、本作はアスター監督を主人公とした《 喪失と再生》の物語と言えそうです。 それは喪失によるトラウマを抱えるダニが、ハルガのメイクイーンに選ばれたことをきっかけに、クリスチャンに見切りをつけ立ち直ることを決意したように。 もちろん、 ダニ以外は生かしてもらえません。 映画作りを通して、内に渦巻くいろんな想いを外へと発散・昇華させているアスター監督。 彼にとって映画作りは、まさに 自己セラピーなんでしょうね。 私も辛い失恋の経験はあるので、ダニの気持ちは痛いほどに伝わってきました。 ただ、喪失という点においては監督の実体験とは比べられないので、「すごい共感できた!」とはいかず、爽快感は得られず。 エンディングなんて、口ポカーンでフィニッシュ! 私たち観客がそれぞれ歩んできた道によって、ダニとクリスチャンのどちらにより共感を覚えるか異なるのも、また興味深いところです。 視点によっては、ホラーにもコメディにもなり得てしまう。 ただ個人的に一番興味があるのは、元ネタとなった 監督の元カノの反応ですね。 向こうからしたら、恐怖以外のなにものでもなかろうに・・・これは、もはや 壮大な復讐劇と呼ぶべきかもしれません。 監督、優しそうな顔して考えることは結構えげつないのかも・・・なんて。 ジョッシュを演じたウィリアム・ジャクソン・ハーパーも、脇がびっしょり汗で濡れてしまったとか。 ダニを演じたフローレンス・ピューも、本作撮影において相当な心的ストレス(トラウマ)を体験したことを、自身ので明かしていました。 いかがでしたでしょうか? アリ・アスター監督には、今後も引き続き変わった作風を期待していきたいと思います。 YOU MAY ALSO LIKE・・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・.

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ミッドサマーのあらすじ・ネタバレ!ヘレディタリーで有名になったアリ・アスター監督の最新作

ミッドサマー あらすじ

ダニーとクリスチャンのカップルは破局寸前だった。 そんなある日、ダニーの妹が両親を巻き込み自殺するという事件を引き起こした。 トラウマに苦しみ続けるダニーを見たクリスチャンは「誰かがそばにいてやる必要がある」という思いから、すぐに別れを切り出すのを思い留まった。 翌年の夏、ダニーはクリスチャンと一緒にパーティに参加した。 席上、ダニーはクリスチャンが友人(マーク、ジョシュ、ペレ)と一緒にスウェーデンの人里離れた村を訪れる予定であることを知った。 クリスチャンはペレから「自分の一族の故郷であるハルガで、今年夏至祭が開催される。 夏至祭は90年に1度しか開催されないので、見に来てはどうか」と誘われたのである。 文化人類学を専攻するクリスチャンは、学問的関心もあってハルガ行きを決めたのであった。 ところが、その祭りはただの祝祭ではなく、ペイガニズムの祭りだったのである。 そうとは知らずに参加したダニーたちは、一般社会では決して行わないような祭りの催しを見て恐怖する。 一応あの最後のダニーの笑顔に関してアリ・アスター監督はこう言っています。 「 ダニーは狂気に堕ちた者だけが味わえる喜びに屈した。 ダニーは自己を完全に失い、ついに自由を得た。 それは恐ろしいことでもあり、美しいことでもある」 と脚本に書き付けています。

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