通夜 見舞い。 通夜見舞いを詳しく解説。マナーや注意点もご紹介

通夜見舞いとは?地域による特徴とマナー|葬儀,家族葬の平安メモリアル

通夜 見舞い

通夜見舞いは、遺族や親族への「いたわりの気持ち」を表すためのものなので、その品物は気持ちを込めて選ぶことが大切です。 具体的には、軽食やお菓子などが最適とされています。 遺族は故人に夜通しで付き添うため、気軽に口に入れられるものが適していると考えられています。 軽食の場合はサンドイッチやおにぎりなど、お菓子の場合は和菓子や焼き菓子など、好みによらず食べやすいものがよいでしょう。 ただし、食品は賞味期限があるので、遺族にできるだけ気を遣わせないよう、ある程度日持ちするものを選びます。 また、品物を持参するときには、必ず通夜見舞いであることを伝えるようにします。 そうしなければ、お供え物と間違われてしまう場合もあります。 通夜見舞いに現金を包む場合、不祝儀袋の表書きは「御通夜見舞い」または「御見舞」と書きます。 注意すべきなのは、表書きに香典と同じく「御霊前」と書いてしまうことです。 通夜見舞いには「御霊前」と書く習わしはなく、また、香典と混同されてしまうため注意します。 外袋の表、上段中央へ「御通夜見舞い」と縦に書きます。 この際、ペンは必ず薄墨のものを使用してください。 そしてその真下に自分の名前を記入します。 中袋の表中央に包んだ金額を書き、中袋の裏右下に住所と名前を書きます。 また金額の表記については、縦書きで金額を記載する場合は旧字体の漢数字を使用し、横書きの場合はアラビア数字を使用します。 例えば3,000円を包んだ場合、縦書きなら「参仟圓」もしくは「参阡圓」と記し、横書きなら「3,000円」と記入します。 外袋も中袋もどちらもきちんと記入するのがマナーですので、外袋だけでなく中袋へ金額や住所・名前を記入することも忘れないようにしてください。 通夜見舞いの風習がある地域として、茨城県・千葉県・新潟県・福岡県などが挙げられます。 しかし、通夜見舞いの風習がない地域もあり、そのような地域で通夜見舞いをおこなうと遺族が混乱してしまう可能性がありますので注意が必要です。 また、全国には通夜見舞いに似た風習(愛知県・岐阜県・三重県の風習で遺族へのねぎらいを込めて品物を差し入れる「淋し見舞い」など)もあり、地域ごとにマナーが違います。 さらに、地域の違いに関係なく、遺族の事情や自分の立場などでも、通夜見舞いをしてよいものか迷う場合もあるでしょう。 その地域の通夜見舞いの風習がわからない場合は、葬儀社などへ相談し、遺族へ負担や迷惑がないように配慮しましょう。

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死後の「お見舞金」について

通夜 見舞い

通夜見舞いとは 通夜見舞いとは、夜通し故人の傍に付きそう遺族や親戚を気遣い、差し入れるものを指します。 最近では、通夜は葬儀や告別式に参列できない人が弔問する場になっていますが、もともとは近親者のみで、故人の傍でロウソクや線香の火を守りながら夜を過ごすというものでした。 通夜見舞いとは、そのような人が「夜に軽くつまめるように…」という気遣いから持っていくものです。 誰が持っていくか 通夜見舞いを誰が持っていくかというと、親戚やごく親しい友人が一般的です。 つまり、自宅が近所というだけや、会社の同僚という関係であれば、持っていく必要はありません。 何を持っていくか 上記の通り、夜に軽くつまめるものを持っていきます。 具体的には、お菓子や飲み物、軽食(サンドイッチやおにぎりなど)が一般的です。 金額でいえば、2000円から3000円ほどを目安に用意しましょう。 注意点 通夜見舞いは、お供え物とは異なります。 その為、お供え物はお菓子や線香などを包んで熨斗をつけますが、通夜見舞いには熨斗はつけません。 また、お供え物と間違われないため、渡すときは必ず「通夜見舞いです」と言付けます。 軽食や飲み物はお供え物と間違われることはないだろうと思っても、生前故人が好きだったものを、包まずにお供えすることがある為、間違われないよう言い添えると良いでしょう。 通夜見舞いをお金で渡す地域 通夜見舞いを、現金でお渡しする地域があります。 具体的には、関東の東部や福岡県や新潟県など一部の地域です。 この場合の通夜見舞いは、遺族への差し入れではなく、故人が生前、闘病中などにお見舞いに行けなかった方が、代わりの気持ちとして通夜に渡すものです。 包む金額は1000円から2000円程度で、表書きは「通夜見舞い」とします。 ただし、金額は喪家との関係よって異なる地域がありますので注意しましょう。 通常、通夜見舞いと香典をそれぞれ渡すこととされていますが、通夜に通夜見舞い、告別式に香典を渡すという特殊な風習が残る地域もあるようです。 通夜見舞いがない地域 遺族への差し入れや現金などの通夜見舞いを渡す風習がまったくない地域も増えています。 通夜見舞いを持っていく際は、そういった風習があるかどうか、事前に確認しておくことが大切です。 また、通夜見舞いの風習がある地域であっても、喪家が十分に軽食などを用意していることもありますので、何が必要かを確認しておくべきでしょう。 お菓子は賞味期限が長いものが多いですが、おにぎりやサンドイッチは食べきれずに結局は処分ということも、少なくはありません。 忙しい中、互いに嫌な気分にならないよう、十分に配慮しましょう。 大人ならば知っておくべきマナーまとめ• とても親しい間柄の場合、二千円~三千円分の軽食を通夜見舞いとして差し入れる。 差し入れる際は、喪家が用意している軽食を確認した上で、不足しているものを選べると良い。 一部地域では、故人の生前に見舞えなかった方が「見舞い」として現金を包む場合がある。 通夜で「通夜見舞い」と「ご香典」を包むといった特殊な風習もある。

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淋し見舞いとは?書き方と渡し方|葬儀・葬式なら【よりそうのお葬式】

通夜 見舞い

そもそも通夜見舞いとは何なのでしょうか? 通夜見舞いとは、 一部の地域(関東の東部・新潟県・福岡県の一部)で見られる風習で、お通夜に持参するお金や差し入れのことです。 通夜見舞いとして包むお金は 香典とは別物になりますし、品物を差し入れる場合も お供え物とは別物になります。 また、通夜見舞いと似た意味の言葉に「お淋し見舞い(おさみしみまい)」や「伽見舞い(とぎみまい)」がありますが、通夜見舞いとは違う地域の風習で、お金を包むこともありませんし厳密には意味が異なります。 それでは通夜見舞いについて、もう少し詳しく見ていきましょう。 通夜見舞いの金額相場は? 通夜見舞いにお金を包むのは、故人の生前にお見舞いに行けなかった方が包むものになりますので、故人との関係性にもよりますが、 香典よりは少額になるのが一般的です。 通夜見舞いとしてお金を包む場合の金額相場は、 1,000円~2,000円が目安になります。 通夜見舞いは品物でもいいの? 通夜見舞いは品物でも問題ありません。 通夜見舞いとして、 サンドイッチやおにぎりなどの軽食や、 和菓子や焼き菓子などのお菓子を差し入れることも珍しくありません。 お通夜はもともとご遺族・親族や親しい友人たちが夜通しお線香やろうそくの火を絶やさずに、故人の傍に付き添いながら故人を偲ぶ儀式でした。 通夜見舞いに軽食を差し入れする目的は、これらの夜通し故人に付き添うご遺族・親族などが軽くつまめるように差し入れをすることで、半通夜が主流となった今でも残る風習のようです。 通夜見舞いに品物を差し入れる場合の 金額相場は、2,000円~3,000円程度になります。 通夜見舞いであることをしっかり伝える 通夜見舞いを渡す時は、 お供え物と勘違いされないように通夜見舞いであることをしっかり伝えましょう。 軽食や飲み物だからお供え物とは勘違いされないだろうと思っても、故人が好んだ食べ物や飲み物をお供え物として供えることも考えられますので、お供え物と混同されないように気を付けましょう。 通夜見舞いに使用する袋に関するマナー 通夜見舞いで包むお金や品物は、香典やお供え物とは異なるというお話をしましたが、通夜見舞いに使用する袋に関するマナーにも異なる点があります。 それでは、 通夜見舞いの熨斗と通夜見舞いの表書きについて見ていきましょう。 通夜見舞いの熨斗(のし)について 通夜見舞いで 軽食などの品物を差し入れる場合は、基本的には熨斗は必要ありません。 和菓子や焼き菓子の差し入れで箱に入っているものは、 黒白結び切りの水引の熨斗をしても問題はありません。 通夜見舞いとしてお金を包む場合は、 香典と同じく黒白結び切りの水引の不祝儀袋に包みましょう。 不祝儀袋は包む金額が1,000円~2,000円と少額ですので、金額に見合った不祝儀袋にしましょう。 通夜見舞いの表書きの書き方 通夜見舞いの表書きについて、香典に使用する袋との比較を交えながらご紹介します。 まず香典に使用する袋の表書きは宗教・宗派によって異なります。 仏式(浄土真宗を除く)の場合の表書きは「御霊前」「御香典」になります。 仏式でも浄土真宗の場合の表書きは「御沸前(御仏前)」になります。 神式の場合の表書きは「御霊前」「御玉串料」になります。 キリスト教の場合の表書きは「御霊前」「御花料」になります。 通夜見舞いの表書きは、宗教・宗派に関係なく「御通夜見舞」になります。 香典と同じように 水引の上部の中央に縦書きで書きます。 また、お供え物の表書きは「御供」になりますが、通夜見舞いに軽食や和菓子や焼き菓子などの差し入れにのしをする場合の表書きは「御通夜見舞」になります。 名前の書き方は、香典やお供え物と同じように 水引の下部の中央に縦書きでフルネームで書きましょう。 香典と通夜見舞いは両方必要なの? 香典と通夜見舞いは別のものというお話をしてきましたが、お通夜に香典と通夜見舞いは両方必要なのでしょうか? 結論からお話すると、 生前にお見舞いをした場合は香典のみになります。 香典は一部の場合を除き、お通夜や葬儀に持参するのが一般的です。 一部の場合とは、家族葬などでご遺族が香典を辞退されている場合です。 通夜見舞いにお金を包むのは、故人の生前にお見舞いに行けなかった場合に包むものなので、生前にお見舞いをした場合は香典のみになります。 また、地域によっては通夜見舞いの風習がない地域もありますので、その場合も香典のみになります。 どちらにしても、 通夜見舞いでお金を包んだから香典は包まなくていいということはありませんので、注意してください。 また、お通夜見舞いと香典の両方を包むからといって、香典にまとめて(香典に包む金額+お通夜見舞いの金額)包んではいけません。 下記の記事では、お葬式に参列する時のマナーについて、服装・髪型から香典や焼香まで全て解説しています。 ぜひ、あわせてご覧ください。 そもそも通夜見舞いは、一部の地域(関東の東部・新潟県・福岡県の一部)で見られる風習で、お通夜に持参するお金や差し入れのことです。 通夜見舞いに包むお金の金額相場は、1,000円~2,000円程度になります。 お金以外にも夜通し故人に付き添うご遺族・親族などが軽くつまめるように差し入れをすることもあります。 渡す場合は相手が勘違いしないように「通夜見舞いです」といって渡しましょう。 通夜見舞いに使用する袋に関するマナーについては、品物を差し入れる際は基本的に熨斗は必要ありません。 表書きに関しては、香典のように宗教・宗派による違いはありません。 通夜見舞いの表書きは「御通夜見舞」になります。 香典と通夜見舞いは両方必要かについては、故人の生前にお見舞いをした場合は香典のみになります。 通夜見舞いと香典の両方を包むからといって、香典にまとめて包まないようにしましょう。 以上の点を中心に解説してきました。 通夜見舞いは一部の地域の風習ですので、初めて聞いたという方もいらっしゃったのではないでしょうか。 お通夜や葬儀に関するマナーには、地域に特有のマナーというものが数多くあります。 転勤や結婚を機に引っ越しをして戸惑った経験をお持ちの方も多いと思います。 この記事が皆さんの葬儀に関するマナーを知る助けになれば幸いです。 「終活ねっと」では、この他にも葬儀に関する記事を多数記載しています。 ぜひ、あわせてご覧ください。 最後までお読みいただきありがとうございました。

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