製品やサービスを提供するだけではなく、 日々のプロセスをカイゼンしようとする意識があることは、 企業風土、企業文化として、大きな強みです。 ある工場では、 工場内にカメラを設置し、 熟練工と新人工の動きの違いをデータ化しています。 そして、動きについての注意点について動画としてまとめ、 新しい方が配属されると、研修の場で説明されてるなどしています。 こうした取り組みは、 多くの企業で行われていることと思いますが、 個人的には現場のコストダウンの取り組みを見るたびに、 「ここまでやっているのか」と、いつも感銘を受けています。 この企業風土、文化の強みは今後も大切にしていく必要があります。 コストダウンの結果を、営業利益とするのではなく、 プライスダウンしてしまうケースが多く見られるのです。 直接的な値下げという意味も含まれますが、 原材料費の高騰を、コストダウンによって吸収し、 「値段は変えない」といった対応も含まれます。 企業努力が対価に結びついていないということです。 現在日本の製造業の平均的な営業利益率は4パーセントです。 欧米企業では10パーセントです。 この違いは、イノベーションを志向しているかどうかが 大きなポイントとなりますが、 コストダウンが「営業利益」につながっていないことも影響しています。 ここで、整理しますと プライス=顧客へ提供する価格 となります。 重要なポイントは、 コストとプライスは、異なるもので、 別々に分けて考える意識が必要だということです。 そして、コストダウンがプライスダウンに結びつかない状況を 作り出すことが必要となります。 同じ性能の製品やサービスを、 復数の会社が提供している状況(横並び競争)において、 コストダウンをプライスダウンに結びつける手法は有効な方法でした。 この成功体験が呪縛となっています。 日本国内で、国内企業が競争をしている場面では有効でしたが、 現在、グローバル化が進み、 ライバル企業は国内だけではなく海外にも多数存在します。 そこで、海外に進出して、 安い人件費などのメリットを軸にコストダウンを進めてきました。 しかし、 「コスト」を武器とした戦略は、 海外企業も技術的に追随しており技術がコモディティ化してしまっている局面では、 通用しなくなりました。 製造技術が近い状況では、現地企業のほうが有利となるからです。 これまでも多くの方が指摘していますので、 新しいものではありません。 日本企業は、コストダウンから戦略から舵を切る必要があります。 多くの企業でコストダウンを軸にした戦略がとられてしまっています。 その結果、グローバルでの日本企業の影響力落ちてしまっていることを危惧しています。 新しい価値が生み出すことで、 他の企業とのコストダウン競争に巻き込まれることがなくなります。 コストダウン競争の状況でなくなれば、 プライスダウンは、利益として享受することができるようになるということです。 そうなると、 コストダウンを現場の担当者の方が「自分の仕事」と捉えている 企業風土、文化の強みが、俄然輝きを増していきます。 現場の担当者の方のコストダウンが利益率に結びつけば、 現場の方の給料にも反映させることができ、好循環が生まれます。 日本企業が今後、志向していくべきは新しい価値創造だと考えます。 本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。 補足 利益率については下記の記事も参考になると思いますので、 是非ご一読いただければ幸いです。
次のトレンド発生中の「インサイド」「アウトサイド」は、 トレンドのスピード調整を示します。 高値を更新したら追随買い、安値を更新したら追随売りという トレンドフォローのブレイクアウト戦略のシグナルとして活用できるプライスアクションです。 次のローソク足が、発生中のトレンドの方向にインサイドの高値・安値をブレイクしたらトレンドの方向で取引をするブレイクアウト戦略のシグナルとして活用できます。 アウトサイドの当日のローソク足が、発生中のトレンドの方向に前日の高値・安値をブレイクしたらトレンドの方向で取引をするブレイクアウト戦略のシグナルとして活用できます。 インサイドと違い、アウトサイドは 当日のローソク足で判断が可能です。 FXTF MT4には、プライスアクションのサインをチャートに表示できるオリジナルインディケータ「FXTF Price Action」が初期搭載されています。 ナビゲーターウィンドウからインディケータをチャートにドラッグ&ドロップでチャートに表示可能です。 数字が大きすぎると処理に時間がかかる可能性があります。 2 スパイク(ピンバー)の判定基準を指定します。 2のとき、上ヒゲ~下ヒゲまでの値幅(高値~安値の値幅)が、ローソク足の実体箇所(始値~終値の値幅)の2. 2倍以上ならスパイクと判定します。 値が大きいほど実体に対してヒゲがより長いローソク足のみをスパイクと判定し、値が小さいと短めのヒゲでもスパイクと判定します。 3 スパイク(ピンバー)の判定基準を指定します。 3のとき、上ヒゲ(下ヒゲ)の長さが、上ヒゲ(下ヒゲ)を除いた値幅の1. 3倍上(下)により長く突き抜けているときにスパイクと判定します。 値が大きいほど片側のヒゲ(上ヒゲ or 下ヒゲ)がより長いもののみをスパイクと判定し、値が小さいとヒゲの長さの偏りがあまり無くてもスパイクと判定されます。 トレンドの判定は、ハイロー・アクティベーターの基準で判定します。 参考: 事例で紹介 【監修】陳満咲杜氏プロフィール 陳 満咲杜(ちん まさと) (株)陳アソシエイツ代表取締役 大学時代より株投資を開始。 中国情報専門紙の株式担当記者を経て黎明期のFX業界へ。 香港や米国の金融機関で研修を重ね、トレーダーとしての経験を積む。 GCAエフエックスバンク・マネージングディレクター、イーストヒルジャパン・ チーフアナリストを経て独立。 日本、中国、台湾地域をカバーした執筆、講演、情報サービス、投資家教育などの活動に取り組んでいる。 ザイFX!コラム二ストとして2009年から執筆。 4年超にわたって放送された「陳満咲杜のFXトレンドの真実」(ラジオNIKKEI)は好評を博す。 日本テクニカルアナリスト協会検定会員。 ・取引対象である通貨の価格の変動により損失が発生することがあります。 ・お客様が当社に預託した証拠金を担保として、実際に多額の通貨を取引することから、外国為替相場の変動が損益に与える影響は、証拠金と取引額の倍率に従って大きく増幅され、その損失額が証拠金額を上回ることがあります。 ・法人口座の場合は、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額以上の委託証拠金額が必要となります。 為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。 ・当社の提示するビッド価格 売付価格 とアスク価格 買付価格 には差 スプレッド があります。 相場急変により、ビッド価格(売付価格)とアスク価格(買付価格)のスプレッド幅が広くなったり、意図した取引ができない可能性があります。 ・取引システムまたは金融商品取引業者及びお客様を結ぶ通信回線等が正常に作動しないことにより、注文の発注、執行、確認、取消しなどが行えない可能性があります。 ・各国の金利水準は、時として大きく変動することがあり、FX取引に係る日々のスワップポイントにも影響します。 また、取引対象である通貨の金利の変動によりスワップポイントが受取りから支払いに転じることもあります。 ・口座管理費及び取引手数料は無料です。 ・「バイトレ」は、期日のある取引であり、その結果がお客様の予想通りとなった場合は権利が発生し、所定のペイアウト金額を受取ることができ、予想が外れた場合は購入したオプションが無価値となる、自動権利行使されるオプションです。 「バイトレ」では、お客様の最大損失額はお客様が支払ったプレミアムの範囲内となり、お客様は短期間で利益を得ることもありますが、投資資金の全額を失う可能性があるリスクの高い金融商品です。 ・取引はロット単位で行い、ペイアウト金額を1,000円とする取引を1ロット(最低取引単位)とする取引とペイアウト金額を10,000円とする取引を1ロット(最低取引単位)とする取引とします。 1ロットあたりの取引に必要なプレミアムは変動します。 ・オプション購入後に注文を取消すことは出来ませんが、取引可能時間内であれば、売却することは可能です。 売却する場合、購入価格と転売価格には差(スプレッド)があり、転売時に損失を被る可能性があります。 ・為替、金利等の変動リスク、信用リスク、流動性リスク、電子取引によるリスク等の取引リスクにより、損失が生じるおそれがあります。 ・口座管理費及び取引手数料は無料です。 お取引に際しては、取引説明書(契約締結前交付書面) 等の内容を十分にご理解いただき、ご自身の判断と責任においてお取組みください。
次のプロパー商品:値引きしていない定価での販売のこと。 フルプライス full price とも呼ぶ。 プロパー社員:企業が直接雇用した従業員 新卒、生え抜き で、中途や出向と区別のため使う。 プロパー融資:銀行から信用保証協会を挟まず、直接融資を受けること。 マークアップ Markup• 原価 仕入値 に加える一定の利益 利幅 の比率。 IT用語:ページにタグと呼ばれる目印をつけ、PC コンピューター が正しく動作できるようにする事。 マークアップとは、利益、利幅の事なので、例えば、100円で仕入れたものを150円で販売した場合、この100円と150円の差額、50円は、マージンと呼ばれます。 333… 販売価格 売価 に対しての利益の割合を利益率 マークアップ率 といいます。 あれっ!?原価と売価の差額は、どちらもマークアップって呼ぶ。。。 つまり、 『マークアップ』とは、 原価と売価の差額が、原価または売価に対して何%かを表します。 その基準が原価に対してなのか、売価に対してなのかの違いになります。 そして、マージン、付加価値という言葉も出てきました。 これらは、下記を参考にしつつ、意味を捉える方が全体を掴めます。 売価から値引き 値下げ すること。 IT用語:文書を記述するための軽量のマークアップ言語。 プロパー消化率:値引きなしで売れた時の消化率• セール消化率:値引きありで売れた時の消化率 モノは、できる限り在庫を残したくない且つ値引きせずに売りたい。 これが基本です。 そのため、プロパーの消化率を向上させること、プロパーでできる限り売ることが大切となります。 しかし、この消化率は、ごく単純な指標でしかありません。 しかし、ここには値引き分があるため、金額としては、ロスが生じています。 つまり、より厳密に運営を考えた場合は、金額による別の指標が必要になります。
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