カローラ ツーリング レビュー。 新型カローラ/カローラツーリング試乗~音振に課題は残るがTNGAによる走りの進化は凄い!~【新型車レビュー・インプレ】

トヨタ・カローラ ツーリング ハイブリッドW×B(FF/CVT)【試乗記】 素材のよさがあればこそ

カローラ ツーリング レビュー

この記事の目次• カローラツーリングの4WDグレードの価格は? カローラツーリングの売れ筋グレードにおける2WD車との価格差は? カローラツーリングの4WD車で一番の売れ筋となっているのは、 「ハイブリッドG-X」です。 同一グレードの2WD車との価格差は、 198,000円となっています。 ハイブリッドG-X 2WD 2,480,500円 ハイブリッドG-X 4WD 2,678,500円 プリウスの2WDと4WDの価格差がおよそ194,400円なので、まずまず妥当な価格差となっています。 カローラツーリング4WDと2WD車との仕様の違いは? ボディスペック 1410 カローラツーリングの2WDと4WDのボディスペックの違いは、全高・最低地上高は同じ、車両重量は4WDの方が60㎏重くなっています。 ガソリン車だと通常4WDの方が最低地上高が高くなるのですが、カローラツーリングハイブリッドの場合、システム上2WDと同じ車高となっています。 パワートレイン カローラツーリングの4WD車は1. 8Lハイブリッドのみの設定となっており、ガソリン車やターボには4WDが用意されていません。 6kgmが搭載されています。 カローラツーリング4WDのライバル車との価格差は? カローラツーリング ハイブリッドG-X 4WDのライバル車には、 「ホンダ・シャトルハイブリッド」の4WD車、「ハイブリッドX ホンダセンシング」が価格帯が近く、適当なライバル車と言えます。 価格は、カローラツーリング ハイブリッドG-X 4WDの2,678,500円に対し、シャトルハイブリッドX ホンダセンシング4WDは2,569,320円と若干安くなっています。 両者の安全装備を比較すると、カローラツーリングハイブリッドG-Xは、インテリジェントクリアランスソナーがメーカーオプションなので、標準ではアクセル踏み間違い防止機能が付いていません。 シャトルハイブリッドXは、アクセル踏み間違い防止機能は標準で付いていますが、ブラインドスポットモニターの設定はありません。 カローラツーリングハイブリッドG-Xはブラインドスポットモニターもメーカーオプションとなりますが装着可能なので、安全装備ではモデルの新しいカローラツーリングが有利となります。 ただ、ボディサイズも大きくなり車格がフィールダーから上がってしまったツーリングは、シャトルと比べるといく分割高な面は否めません。 カローラツーリング4WD車の実燃費は? カローラツーリングのカタログ燃費との差は? カローラツーリングハイブリッドG-X4WD車の燃費は、 カタログ値 WLTCモード が26. ハイブリッドの4WD車としては悪い数値ではなく、標準的な実燃費となっています。 カローラツーリング2WD車との実燃費の差は? 当サイトの調査による カローラツーリングハイブリッドG-X 2WD車の実燃費は、22. 4WDと2WDの実燃費の差は約2. カローラツーリングのライバル車との実燃費の差は? 当サイトの調査による シャトルハイブリッドX・ホンダセンシング4WD車の実燃費は 17. 5kmで、カローラツーリングハイブリッド4WDよりも悪い数値となっています。 やはり新型のカローラツーリングの方が、設計が新しい分、燃費も優れています。 カローラツーリング4WD車の雪道の走行性能は? カローラツーリングの4WDはどんなシステム? 4WDの概要 カローラツーリングハイブリッドに採用されている4WDシステムは、「E-Four」と呼ばれる電気式の4WDシステムが採用されています。 造りはコンパクトで居住性や荷室容量を稼げる反面、4WDの悪路性能はガソリン4WD車と比べて劣る面があります。 発進・加速時 同じ銘柄のスタッドレスタイヤを履いてカローラツーリングハイブリッド2WD車と比較すると、4WD車は発進時のホイールスピンが少ない上、クルマの姿勢変化も少ないので心理的な安心感が違います。 その後の加速も、アクセル開度やエンジン回転数などに応じ伝達トルクが最適になるよう制御されるため、非常にスムーズです。 ただし、最低地上高が130mmしかないので、深雪で埋まった駐車場からの発進は得意項目ではありません。 登坂・降坂時 雪道での登坂能力は、2WD車を上回ります。 特に、荷室に遊びの道具を満載して荷重がリア寄りになった場合のトラクションには、大きな差が出ます。 また、降坂時は後輪にもエンジンブレーキがかかるので、安定した減速が可能になります。 通常走行時 雪面の情況変化が少ない道路での直進時など、安定した走行をしている場合は前輪駆動に近い状態となり、燃費向上に貢献します。 また、コーナリング時は後輪にも適切なトルクが伝達されるため、スムーズかつ安定した旋回が可能になります。 カローラツーリング4WDのまとめ カローラツーリングハイブリッド4WD車を総合的に評価すると、簡易的な4WDシステムとは言え、雪道での走破性はファミリーカーとしては十分満足できるレベルにあります。 ただし、ロードクリアランスが小さいので豪雪時の使用は控えた方が賢明でしょう。 一方、燃費性能は4WDと考えるととても良い部類で、経済性も兼ね備えた4WD車と言えます。 下取り車があるなら、さらに新車が安く買える 新車を買うなら、購入価格も気になるところではないでしょうか。 もし下取り車があるなら下取り車を高く売ることで、トータルで新車を安く買うことが出来ます。 実は値引きよりも下取り車の方が、新車を安く買うには重要なのです。 ディーラーで査定した下取り車の価格は、かなり低く見積もられています。 何故かと言うと、再販するにしろオークションに流すにしろ、人件費や車両保管、整備等の 経費がディーラーの場合非常に多く掛かってしまいます。 そのため、下取り車の査定金額は低くなってしまうのです。 反対に買取専門店なら、買取った中古車を在庫させずに、すぐにオークションに出す事が出来るので経費がディーラーより掛かりません。 買取専門のため余計な経費は掛けないので、その分査定金額は高くなります。 この買取店の金額とディーラーの査定額を比較すると、平気で20万円以上安く見積もられる事があります。 ただ、 自分の車の相場が分かっていないと、ディーラーの査定額が高いか安いかの判断が出来ません。 そこで、管理人が毎回利用するのが一括査定の「ナビクル車査定」です。 わずかな入力時間ですぐに自分の車の買取金額が表示されます。 この時は、ディーラーで76万円で査定されたフィットシャトルが、上記のように最高96万円の買取金額が付きました。 そこでディーラーに「買取店で96万円の金額がついている」と伝えた所、95万円までディーラーの査定金額がアップしました。 ナビクル車査定の買取金額をディーラーに伝えただけで、なんと 19万円もアップしたのです。 とても簡単なので、ディーラーの下取り金額をアップさせるにはオススメの方法ですね。 ちなみに実際に買取店に査定してもらった所、最高で108万円の金額を付けた買取店があったので、そこに売却しました。 どちらに売るにしろ、ナビクル車査定はオススメできます。 ガリバーの無料スマホアプリで査定 取り合えずおおよその査定額を手軽に知るなら、ガリバーのスマホアプリ 「ガリバーオート」が簡単です。 ディーラーや買取店の査定額が妥当かどうか、アプリで確認してもいいでしょう。 アプリの方が高ければ、そのままガリバーへ売るのもアリです。

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トヨタ 新型「カローラ」「カローラツーリング」試乗で分かった“強みと弱み”

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タグ 2シリーズグランクーペ 320d xDrive 500X AMG AMG A35 4MATIC AMG GT63S Aクラス BMW Bクラス CHR GR SPORT CLA Shooting Brake CLA45S CLAクーペ CX-30 CX-30 SKY-X CX-8 CX30 CX5 Cクラスセダン FIAT FIT FIT CROSSTAR GLB GRコペン Honda e MAZDA2 MAZDA3 FASTBACK NDロードスター OPENDAY2019 RAV4 RX S60 SKY ACTIVE X T-CROSS TOYOTA UX V60クロスカントリー Volkswagen VOLVO VW Vクラス XC40 XC60 XC90 Z4 アクセラ インサイト カローラスポーツ カローラツーリング クロスビー シビック ジープ スズキ スバル スープラ ダイハツ テスラ ディスカバリスポーツ ディスカバリー ディスカバリースポーツ トゥインゴ トヨタ ニッサン ハイラックス ハリアー フォレスター プラド ホンダ マツダ メルセデスベンツ メルセデス・ベンツ モデル3 モデルX ヤリス ラングラー ランドローバー リーフ ルノー レクサス レンジローバースポーツ レヴォーグ ロッキー ヴェラール 新型イヴォーク 新型スカイライン 試乗体感イベント 目次• お世話になったディーラーさん 前回に引き続き伺ってきたのは、 TOYOTA MEGA WEBさんです。 ありがとうございました! こちらは東京お台場近くにある商業施設ヴィーナスフォート内にあるトヨタの大型ショールームです。 現行のトヨタ車がほぼフルラインナップで展示されてあり、ほとんどの車両が乗り込み可能! 今回レビューする新型カローラも10月14日まで特別展示が行われています! 新型カローラツーリングからカローラセダン・カローラスポーツまで揃ってました! 前回もお伝えしましたが、中には普段お目に掛かれないクルマの展示もありました! それは、、 トヨタ センチュリー!! マジかー スゲー!! 広大なショールームの中、ここだけ空気が張り詰めた空間でしたw 間近で見る事が出来て大満足です! この時は知らなかったのですが、 このセンチュリーを試乗されたブロガーさんがいらっしゃるそうで! 今日はなんとこちらに試乗させてもらってました。 ドラヨスさん!レビュー待ってますww こんな感じでショールーム内には様々なクルマが展示されており まさにクルマの現代博物館w 入場無料でゆっくりとクルマを見る事ができますので東京に来られた際は是非! それでは 新型カローラツーリング G-Xモデリスタ仕様の展示車両を中心に新型カローラツーリングの内装の魅力に迫ります! 新型カローラツーリング 内装比較レビュー 運転席ドアを開けた見えがかりはこちら! おー!これですね! 今回の新型カローラから搭載された ディスプレイオーディオが目を惹きます! カローラツーリング ドアトリム比較 カローラツーリングG-X G-Xグレードはカローラの中でも一番下位グレードなので、仕上がりはかなりシンプルでした。 スイッチ類も含めてほぼハードプラ仕上げになっています。 カローラツーリングBxW 最上位グレードのWxBになると質感は一気に上がります。 見た目にも高級感が出てクラスとしては十分な質感でした! ドアトリム周辺もスイッチ周りのグロス塗装やステッチ加飾も入って、満足度は高いそうですね! ちなみに同仕様でのG-XとWxBの車体価格の差は約32万円。 ドアトリムだけ見ても 価格差と質感の差が大きく出ているクルマだと思います。 カローラツーリング シート比較 カローラツーリング G-X 下位グレードのG-Xは ファブリック仕様の シートです。 シートのホールド感としては特に不可もない感触でした。 シート調整は手動式になっています。 調整域も至ってシンプル。 アクセルペダルは 吊り下げ式が採用されています。 本革仕様ではないですが印象が大きく変わります! シートの形状もショルダー部の張り出しが大きくなったデザインでスポーツタイプシートに変更されています。 背中の張り出しも有ってホールド感はなかなか良かったです! シート調整は上位グレードでも手動式! パワーシート設定はオプションでもありません。 ここは少し残念な所です。 記事書きながら思ったんですが、グレードに限らずシートの厚みが薄い気がししました。 レビューした短時間では感じなかった所ですが、所有するとなるとチェックした方が良いポイントだと思います。 シートカラーですが、 画像のブラックの他にホワイトが選べます。 但し¥28,600-のオプション設定です。 なぜホワイトだけオプション設定なのかは謎仕様です。 この辺りの装備内容はライバル車と比べても少し劣る部分がありますね。 カローラツーリング運転席全景比較 画像上 G-Xグレード 画像下 WxBグレードです。 運転席全景は各パーツの配置が整理されており、スッキリした印象でした。 フロントウィンドウも大きめにデザインされて前方視界は良く確保されていました! モデリスタ インテリアパネル 今回のG-Xの展示車には モデリスタ専用のインテリアパネルが装着されていました。 チタニアムグレインというカラーパネルでオプション価格¥29,700-になります。 質感としては結構ギラギラした色合いで好みが分かれそうな印象。 上位グレードWxBになるとノーマル仕様でも合性皮革のステッチ付き仕上げになるので見た目のスタイリッシュさがありますね! ステアリンググレード比較 カローラツーリングG-X G-Xグレードのステアリングはウレタン仕様。 ここも下位グレードとして大きく差別化されています。 スイッチ類にも加飾は無く、必要最低限って感じです。 カローラセダン WxB 上位グレードWxBになると本革巻き仕様に変わります。 メタリック塗装の加飾も付いていて質感も良い! 新型RAV4と同じデザインを流用しているものと思いますが、同クラスとしてはこれ位の質感は欲しい所です。 魅力ポイント ディスプレイオーディオ搭載! 今回から搭載されたトヨタの新しいインターフェース ディスプレイオーディオです! トヨタもようやく専用インターフェースを導入してきましたね! このディスプレイオーディオはUSBやBluetoothに接続する事でスマホと連携した音楽や ナビゲーションサービスをスマホの様に使用出来るとの事! もちろん、Apple Car Play・Android Car Playにも対応! 更にAppleのAI Siriにも対応してます! スマホでSiriと会話するように、• ハンズフリーで電話を掛けたり• ナビで目的地を設定したり• スマホ内の音楽を選曲したり• 相手にメッセージを送ることも可能みたい! 物理的スイッチも配置 ディスプレイの下にはエアコンの操作パネルが配置され物理スイッチで操作が可能です。 ここの質感はスイッチやパネルのグロス仕上げなどかなり良くデザインされていると思います! シフト周り比較 画像上 G-Xグレード 画像下 WxBグレードになります。 ドリンクホルダー周りとシフトノブの仕様が違っていました。 新型カローラの快適装備ですが、 電動パーキングブレーキ+オートブレーキホールド機能は、• ハイブリッド仕様は全グレード標準装備• ガソリン仕様はG-Xグレードのみオプション設定です。 レビューしているG-Xグレードはガソリン仕様だった為、 ブレーキホールドはオプション設定でした。 今までのレビューからも分かるかと思いますが、 新型カローラツーリングを検討される際は、 ベースのG-Xグレードは余りオススメ出来ません。 装備面や質感を考えると中間グレードのSか予算が許すなら上位グレードのWxBがオススメです! 助手席側グローブボックス 助手席グローブボックス内は起毛仕上げなどの加飾はありません。 ただ、開閉動作がゆっくり開くようになっていました! ここの質感は良くなっていてチョットびっくりですw カローラツーリング後席比較 カローラツーリング後席開口面積は? 後席のレビューに移ります! 新型カローラツーリングの後席ドアですが、 開けてみると開口面積が狭く感じました。 日本仕様にサイズダウンされた全長の影響かもしれませんが、 後席のラゲッジスペースに比重を置いている様に感じました。 画像の様に開閉の角度はこれがMAXなので狭い場所では注意が必要かもしれません。 後席仕上がり比較 カローラツーリングG-X ベースグレードのG-Xは前席と同様ファブリック仕上げです。 後席アームレストの仕上がりは素材だけの違いで形状は同じでした。 後席シート厚みの違い 新型カローラツーリングは後席パワートレインによって、 後席のシート厚が変わります。 画像はガソリン仕様G-Xのシートですがハイブリッドモデルになると、 ハイブリッドモデルはバッテリーがシート下に配置の為 座面高さを合わせるようにでシートが薄くなっています。 正直レビューした短時間では違いは判りませんでしたが、ツーリングとい車名の通り後席に人を乗せて走る方はチェックしたほうが良いポイントかもしれません。 ちなみに後席にエアコン吹き出し口はありませんでした。 ロングドライブ重視のツーリングワゴンで後席エアコンレスは少し残念な所ですね。 魅力ポイント 機能的なラゲッジルーム 新型カローラツーリングの魅力ポイントはこちら! ラゲッジスペースです! 後席利用時の容量は392L! 実際に見ても結構広く感じました。 更にこのラゲッジボードには仕掛けがあります! 2段式になっていますー!! 機能的で面白い発想ですね!このような仕様は初めて見ました。 ラゲッジを上段にセットして後席を倒せばフルフラットに近い空間が生まれます! しかもシートの展開はラゲッジ側面のレバーでワンタッチ操作が可能! 6:4分割モードで長物だけを積み込む事も可能です。 ラゲッジを下段にセットするとデっキ部の高さが生まれ、背の高いものも倒さず積み込み可能です! 画像を撮り忘れましたが、ラゲッジボード自体がリバーシブル仕様になっていて防汚対応ボードにも変更可能! サイドにも細かな配慮がされていました。 タイヤハウスの凹凸部分を効率的に使える様に仕切り板が付いています! デッドスペースを上手く利用して小物を収納する事が可能です! 仕切りをとり外せばラゲッジ全面として使用する事も出来ます。 ここが許容出来るかがポイントだと思います! カローラツーリングより広い全幅でワイド感のあるスタイリングは 国産Cセグハッチバックの隠れた名車かも! 一部改良前に試乗させて頂いた事があるのですが、今度改めて試乗させて頂こうと思っています! まとめ 今回MEGA WEBでスタッフの方と少しだけお話出来たのですが、 今回の新型カローラの特別展示コーナーは以外に盛り上がっていないと言われていました。 いつもトヨタの新型車が発売されるとMEGA WEBはお客さんが殺到するらしいのですが今回は余り盛況していないようです。 ユーザーさんの中には、 先代からのカローラという車名のイメージが強すぎて抵抗を感じる方もいらっしゃるとの事でした。 先代の5ナンバーサイズから大型化し3ナンバーサイズのクルマとしフルモデルチェンジした新型カローラ。 価格面で先代より高くなっている点も大きなポイントになっていると思います。 全体の仕上がりとしてはグレードによる質感の差や同クラスとの装備差を比べると劣っている点も実際に見てみると感じるポイントもありました。 ネガティブな要素だけではなく、 日本の道路事情に合わせてダウンサイジングしたボディーサイジングや、先進的なインターフェースの導入、個人的にはとても魅力を感じた機能的なラゲッジスペースなどカローラ独自の魅力も併せ持つ1台だと思います! まだ試乗は出来ていないので新型カローラツーリングについてはまた追ってお伝えします! 当ブログではいつもお伝えしていますが、 クルマの魅力は自分で体感してナンボ! お近くのディーラーで新型カローラツーリングの魅力を是非体感してみて下さい! クルマの購入を検討中の方はクルマの下取りを検討されていると思うのですが、 買取業者への一括査定サービスは連絡や交渉が面倒だなって思われているアナタ! 面倒な手続きや買取交渉を代行して行ってくれる新しいサービスがこちら!.

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トヨタ 新型「カローラ」「カローラツーリング」試乗で分かった“強みと弱み”

カローラ ツーリング レビュー

まず新型カローラの外観については、2018年に発売された新型「カローラスポーツ」と同様に「キーンルック」と呼ばれるフロントマスクが採用されており、先代と比べて存在感が高められている。 トヨタ 新型「カローラ」「カローラツーリング」の外観は、「カローラスポーツ」と同様の「キーンルック」デザインが採用されていることが特徴だ ボディサイズは、セダン、ワゴンともに全長は4,495mm、全幅は1,745mmと共通だ。 先代の「カローラアクシオ」「カローラフィールダー」に比べて、全長は95mm伸びて、全幅は50mm広がっている。 先代は5ナンバー車であったが、新型では3ナンバー車となった。 ボディサイズが拡大した理由は、走りや乗り心地などの基本性能を向上させるために、カローラスポーツと同じ「TNGA(Toyota New Global Architecture)プラットフォーム」が新たに採用されているからだ。 新型「カローラ」の内装は、基本的に「カローラスポーツ」と同様のデザインが採用されている 内装は、カローラスポーツと基本的に同じデザインで、その質感は高い。 エアコンスイッチが比較的高い位置に装着されており、ドライバーがエアコンの左端にまで手が届きやすいなど、各スイッチの操作性も良好だ。 新型「カローラ」のフロントシートは厚みがあって座り心地がよく、安定した姿勢で運転がしやすい フロントシートの座り心地は、先代と比べて大幅に向上している。 乗員の体の沈み込みは少なめだが、シートにボリューム感がある。 特に、腰のあたりがしっかりと作り込まれていて、体重を受け止めやすくなっている。 そのため、着座姿勢が乱れにくく長距離を移動するときも快適だ。 ホイールベースは先代よりも40mm伸ばされ、前輪を前へ移動させることで、前輪とペダルの間隔が40mm広がった。 それによって、ペダルの配置を先代よりも右へ寄せることができ、運転姿勢が改善されている。 新型「カローラ」のリアシートは、ボディサイズの大きさから考えるとやや狭いことが気になる リアシートは、ミドルサイズカーとしては足元空間が狭い。 身長170cmの大人4名が乗車して、リアシートに座る乗員の膝先空間は握りコブシひとつ半にとどまる。 先代は、握りコブシ2つ分ほどの余裕があった。 新型はホイールベースこそ伸びたが、そのぶんボディ前側の拡大に費やされており、リアシートは狭くなった。 さらに、リアシートは床と座面の間隔も不足している。 腰が落ち込んで、膝が持ち上がる姿勢になりやすい。 開発者は「前後席の乗員間隔は(先代に比べて)30mm縮まり、後席の床と座面の間隔も40mm少なくなった」と言う。 リアシートの頭上空間は、セダンが握りコブシ半分程度で、ワゴンはルーフが後方へ水平に伸びているため、握りコブシひとつ弱ほど。 これについては、セダンやワゴンでは平均的と言える。 膝先空間が少し狭いが、座り心地そのものはいい新型「カローラ」のリアシート リアシートは、足元空間は狭くなったが座り心地はいい。 背もたれの高さと、座面の長さが十分に確保されている。 リアシートの背もたれは、とくにセダンはしっかりと作られており、体のサポート性がいい。 座面は、ノーマルエンジン車が良好だ。 ハイブリッドはリアシートの下に駆動用電池を搭載するので、違いが生じないように設計されてはいるものの若干の底突き感がともなう。 乗降性は、あまりいいとは言えない。 全高が、セダンでも1,435mmと低めだから、頭を下げて乗り降りする形になる。 先に述べた足元空間の狭さも、乗降性を妨げている。 ボディスタイルの変更によって、新型「カローラ」の視界は先代よりもやや見にくくなっていることが気になる 試乗してみると、ボディスタイルが視界や取りまわし性に影響を与えていることがわかる。 先代よりもフロントピラーを寝かせているから、斜め前方の視界がさえぎられやすい。 たとえば、左折するときには横断歩道を渡る歩行者などが見えにくく、少々気を使ってしまう。 トヨタ 新型「カローラ」(画像上)「カローラツーリング」(画像下)ともに、サイドウィンドウが後方に向かって持ち上げられたデザインが採用されている また、側方の視界は平均的だが、斜め後方と真後ろの視界は先代に比べて見にくくなっている。 これは、新しいボディデザインによって、サイドウィンドウの下端を後ろに向けて持ち上げているからだ。 真後ろのウィンドウも、上下、左右寸法ともに小さくなった。 後方の様子を映すバックガイドモニターは用意されているが、ドライバーが実際に後方を振り返って安全を確認することも大切だ。 購入前には縦列駐車などを行って、視界と取りまわし性を確かめたいところだ。 特に、視界が良好な先代から乗り替えるユーザーは注意してほしい。 エンジンは、直列4気筒1. 8Lガソリンと1. 8Lハイブリッド、1. 2Lターボの3種類が用意されている。 先代は1. 5Lが主力だったが、新型はプラットフォームの刷新とボディの拡大によって車重が150kgほど増えていることから、排気量を拡大した。 トヨタ 新型「カローラツーリング」(1. 8Lのノーマルエンジンとハイブリッドに試乗した。 ノーマルエンジンは、排気量が1. 8Lとあって実用回転域の駆動力が高く、運転しやすい。 一定速度で巡航すると、エンジン回転数が1,500rpm前後に下がることもあるが、粘りがあって排気量の余裕を実際に感じる。 アクセルペダルを踏み込むと、エンジン回転数が直線的に吹け上がり、4,000rpmを超えるとさらに活発になる。 その際、走行時の騒音が抑えられていて遮音が入念に行われていることがわかる。 基本的なハイブリッドシステムは、「プリウス」などに搭載されているものと同じ「THSII」だ。 市街地を時速50km前後で穏やかに走れば、積極的にEVで走行してくれる。 このとき、エンジンの停止と再始動が頻繁に繰り返されるが、遮音性が高いためにノイズは小さく、エンジンが再始動したことなどは注意しないとわからないレベルだ。 わずらわしさを感じることがないので、新型カローラの静かで滑らかな走りを味わえる。 また、モーターの反応はすばやく、アクセルペダルを軽く踏み増しただけでもすぐに動力が高まる。 車重とのバランスもいい。 トヨタ 新型「カローラツーリング」(1. 運転のしやすさが考慮されているので、操舵の反応そのものは機敏というわけではないが、操舵角に応じて車両は正確に向きを変えてくれる。 先代の反応の鈍さは、払拭されていると言っていいだろう。 走行安定性は良好だ。 カーブを曲がったり車線変更するときなど、4輪がしっかりと踏ん張ってくれる。 峠道などを走っても、曲がりにくさを感じることはない。 たとえば、危険を避けるために急に車線変更するような場面においても、後輪の接地性が高いのでクルマの挙動が不安定になりにくい。 トヨタ 新型「カローラ」(1. 17インチは、乗り心地は少し硬いが引き締まっており、タイヤが路上を細かく跳ねる粗さも抑えられている。 走りの総合バランスがすぐれているのは、1. 8Lのノーマルエンジンを搭載する「S」だ。 16インチタイヤを装着するSグレードは乗り心地が柔和で、カローラのイメージにも合っていると思える。 特にセダンはトランクスペースが独立しているから、ノイズを抑える効果も高く、快適な走りを満喫できる。 16インチタイヤのSグレードで峠道を積極的に走ると、17インチに比べてタイヤにゆがみが生じるが、カローラの性格を考えると欠点にはならないだろう。 したがって、もっとも推奨したいグレードはノーマルエンジンの「S」グレードだ(価格はセダンが213万9,500円、ツーリングが221万6,500円。 いずれも消費税10%込み)。 同)にグレードアップしたい。 トヨタ 新型「カローラ」「カローラツーリング」全車に標準装備されている純正「ディスプレイオーディオ」 価格は、カローラとしては高めの印象を受けるが、新型は「ディスプレイオーディオ」が標準装備されており、スマートフォンのナビアプリなどを使うことができる。 また、従来からのナビソフトをオプションで組み込むことも可能だ。 「エントリーナビキット」(オプション価格は6万6,000円、消費税10%込み)、Tコネクトナビキット」(11万円、同)の2種類が用意され、ディスプレイオーディオは標準装備されているからキット価格も安い。 このほか、通信機能も備わっているのでエアバッグが展開したときなどはオペレーターが呼びかけを行い、応答がないときは消防や警察へ取り次いでくれる。 これは、緊急自動ブレーキやエアバッグなどと同様の安全装備に位置付けられる。 これらの機能や装備を考えると、新型カローラは価格が高められたものの割高にはなっていない。 新型カローラは、先代に比べてプラットフォームやデザインなどさまざまな面が刷新された。 それによって、走りや乗り心地、安全性などについては先代から大きく向上した。 だが、ボディデザインによって視界がやや見えづらくなり、リアシートが狭いなどの欠点も見られるようになった。 だが、トータルで見ればすぐれたクルマへと成長していると言えるだろう。 上級化が進んだトヨタ 新型「カローラ」。 今後は、これまでのカローラの立ち位置を補うようなコンパクトな5ナンバーセダンやワゴンも必要なのではないだろうか 開発者によると、これまでのカローラの平均年齢は、セダンのアクシオが70代、ワゴンのフィールダーでも50〜60代に達する。 さらに、ビジネスに使う法人ユーザーの比率も高く、アクシオは全体の40%、フィールダーでも25%を占めるという。 特に法人の場合、購入可能な車両が5ナンバー車に限られていたり、価格の上限も決められていることなどが多い。 そこで、従来のカローラアクシオとフィールダーも「EX」と呼ばれるグレード名で一部を併売している。 ただし、先代は基本設計が古いので安全装備や衝突安全性などが見劣りする。 そうなると、カローラが上級化したことで、さらにコンパクトな新しい5ナンバーセダンやワゴンが必要になるだろう。 かつて、トヨタにはヴィッツをベースにした「プラッツ」「ベルタ」というコンパクトセダンがあった。 当時はカローラも5ナンバー車だったから、プラッツやベルタは存在感を発揮できなかったが、今ならばメリットがあるだろう。 視界にすぐれた運転のしやすいコンパクトなセダン&ワゴンが登場すれば、上級化された新型カローラによって不在となった枠を補えるはずだ。 今は運転のしやすいサイズの小型車が減り、軽自動車への依存度が過剰なほどに高まっている。 その点からも、トヨタには今後の小型車の充実に期待したいところだ。

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