正しい糖質制限ダイエットのやり方は、意外と知らないもの(写真/アフロ) 正しい糖質制限ダイエットとは? 「糖質制限ダイエット」は2003年頃、米国人医師のロバート・アトキンス氏によって提唱された「アトキンス・ダイエット」に源流を持つ。 日本にも10年ほど前に伝わり、「ローカーボ・ダイエット」とか、「炭水化物抜きダイエット」とか、さまざまな呼ばれ方でブームになってきた。 ただ、広く流行しすぎたせいか、その実践方法は、文字どおりの「十人十色」だ。 まず40代主婦のAさん。 「血糖値の上昇を抑える食べ方をしています。 サラダなどの野菜を食べてからなら、ご飯や麺などの炭水化物を食べてもいいんですよ」 続いて、30代OLのBさん。 「とにかくご飯は一切、食べません。 その代わり、野菜とフルーツ中心の食生活を送っています」 50代主婦のCさんの方法も、また違う。 「白米は消化が悪いんでしょう? だからご飯は、メインの食事前の空腹時にまとめて食べます。 実は、それらは正しいように見えて、厳密にいえばすべて間違ったやり方だという。 『糖質制限2. 0』(KADOKAWA刊)の著者でハタイクリニック院長の西脇俊二医師が語る。 「世間には糖質制限に関して誤った知識が氾濫しています。 そもそも、日本の大学の医学部では、栄養学は教えても、食事療法は学べません。 医師でさえ、食事についてはあやふやな知識しか持っていないんです。 しかも、現在57才にして体内年齢は30代前半というから驚きだ。 では、どんな糖質制限術が「王道」なのか。 「糖は体内で『ブドウ糖』に分解され、エネルギー源として使われます。 しかし、現代人は昔の人よりもはるかに糖質を摂取し、しかもエネルギー消費が少ない。 そのためブドウ糖の多くは使われることなく余ってしまう。 その余剰分が中性脂肪になり、3日後には皮下脂肪、内臓脂肪、筋肉内脂肪となって、体内に蓄積されるのです」(西脇先生・以下同) 糖さえ摂らなければ、新たな「脂肪のモト」が入らなくなるので、太ることはない。 さらに糖が入ってこなくなると、体は蓄えている脂肪を燃焼し、エネルギー源として使い始める。 これがシンプルなやせるメカニズムだ。 「よく糖質制限といいながらも、食べる量を極端に減らして『カロリー制限』をしている人を見かけますが、その必要はないし、ダイエットにも結びつきません。 とにかく『糖質』を断てば、カロリーは気にしなくていいのです」 糖類、糖質、炭水化物の違いは? 糖質制限は、「炭水化物抜きダイエット」とも混同されがちだが、これも勘違いだ。 誤解を解くためには、「糖類」と「糖質」と「炭水化物」の違いを理解する必要がある。 「『糖類』に該当するのは、最も単位の小さな単糖類とそれが2つ連結した二糖類。 ブドウ糖や果物に含まれる果糖は単糖類で、麦芽糖やショ糖などが二糖類です。 この糖類に、でんぷんといった多糖類や合成甘味料などを足したものを『糖質』と呼びます」 意外と知らない「糖類」と「糖質」と「炭水化物」の違い。 果物に含まれる果糖は単糖類だ(写真/アフロ) その糖質に食物繊維を加えたのが「炭水化物」だ。 代表格はご存じ、ご飯やパン、麺類などの穀物だ。 「3つの違いを理解すると、一部の野菜や果物も、糖質と食物繊維を含んだ食物だとわかりますよね。 糖質には『依存性』があることを理解しておかなければ、ダイエットは成功しません」 低GIダイエットと糖質制限ダイエットの違いは? もう1つ、糖質制限ダイエットと混同されやすいのが「低GIダイエット」だ。 GI(GIycemic Index)とは、食べたものが血糖値を上げる速さを数値化するもの。 そばやはるさめ、レタスなど「低GI食品」は血糖値を上げるスピードが遅いため、ダイエットに適していると考えられている。 「厳しい言い方かもしれませんが、糖質制限は中途半端な気持ちや方法でやっても意味がない。 まず糖質を徹底的に抑えることで、糖質依存から抜け出し、ダイエットの目標値に達したら、少しずつ制限を緩めていけばいいんです」 意外な効果も!? うつ病も高血圧も更年期障害も治る? 糖質制限を実践するには、「消化力が大切」だという。 「ここでいう消化力とは、食べたものを消化・吸収・代謝する機能のことをさします。 消化力が弱っていると体内に未消化物が残り、それらが体内に蓄積して、さまざまな病気の原因になってしまう」 糖質制限ダイエットの否定派は、まさにこの点を突いている。 食生活が脂質やたんぱく質に偏ることで、腎臓などの臓器に負担がかかるという。 まずはあなたの消化力を自己診断してみてほしい。 ・食事の時間になっても空腹にならない ・食べたものがなかなかお腹の中でこなれない ・胃もたれしやすい ・ランチ後は眠気が強い それらが当てはまる人は、消化力が弱り気味。 究極の糖質制限に取り組む前に、まずは消化力をアップさせる必要がある。 「消化力を上げる最もよい方法は『断食』です。 長くても1日、たいていの人は1食抜くだけでも効果が出ます。 人類にとって歴史の浅い『1日3食』ルールに縛られる必要はありません。 ただ、食べるタイミングは毎日一定にすること。 自分が空腹になる時間を観察し、ちょうどいい食事の時間を探してください」 そもそも消化力が弱い人は、日頃から糖質を摂りすぎているケースが多いという。 脈拍は高まり、呼吸が浅くなり、血管が収縮して血圧も上がる。 一方、消化は副交感神経が優位の時の活動なので、糖を習慣的に摂っていると消化機能がきちんと働く時間がなくなる。 そのため消化力が落ちていくんです」 そうして消化力を高めたうえで糖質制限を実践すると、ダイエットのみならず、さまざまな健康効果が生まれる。 正しい糖質制限ダイエットを続けると、うれしい効果もある(写真/アフロ) 「そもそも私が糖質制限に着目したのは、糖尿病患者にうつ病が多いからでした。 糖を摂りすぎると、血糖値を下げるインスリンの働きが弱まり、異常を感じた体が繰り返してインスリンを分泌してしまう高インスリン血症、いわゆる糖尿病の状態に陥ります。 すると自律神経が狂って交感神経が緊張した状態が続き、うつ病や自律神経失調症などの精神疾患を引き起こします。 ですから糖の摂取を断てば、糖尿病は治ります。 「糖質摂取によって内臓脂肪が増えると、腎臓の塩分排泄機能が阻害されるのと同時に、糖による交感神経優位の相乗効果で高血圧になる。 糖質を制限すれば、腎臓の排泄機能が回復し、高血圧が治りますし、尿酸の排出も改善するので、痛風もよくなります」 さらには、女性の「更年期障害」の改善にもつながる。 「糖を断てば副交感神経が優位になってイライラがおさまり、血液循環がスムーズになることで火照りや冷えも軽減します。 さらに糖質制限食なら、ホルモンの原料であるたんぱく質や脂質を摂取できるので、ホルモンの減少自体も緩やかになります」 また、糖はコラーゲンと結びつきやすい性質があるため、糖を摂りすぎている人は、肌のコラーゲンが柔軟性を失い、くすみやたるみ、しわができやすくなる。 糖質制限は「体若返り」にもつながるのだ。
次の糖質制限の基本 「ケトン体について」 ふつうの食事では炭水化物 (白米、パン、麺類) が主食になっており、 この炭水化物の糖質からブドウ糖をつくってエネルギーとしています。 よく言われているのが、• 「ブドウ糖が足らないと頭が働かない」• 「ブドウ糖不足は体力が落ちてしまう」 などです。 では、「糖質制限ダイエットは危険なのでは?」と考えますよね。 しかし、 私たちのからだにはブドウ糖の他に 「ケトン体」というエネルギーもあるのです。 やり方を解説 【重要】 糖質制限ダイエットは大きく2段階に分かれています。 ダイエット開始から、• 2週間までは「完全糖質オフ期」• 2週間後からの「糖質制限期」 となります。 ーー1. 知っていて欲しいのは、開始1週間前後が一番キツクなります。 どちらのエネルギーも一時的に供給が不安定になっているからです。 (非常に炭水化物が食べたくなります) 食事はタンパク質、脂質の摂取量が少ないと危険なので、しっかり食べましょう。 開始1ヶ月後からが糖質制限の本番といって良いでしょう、最初の体重減少は驚くほど速いのですが必ず停滞期がやってきます。 ここで「この方法は間違いだった」と、やめてしまってはいけません。 大きく体重が変化するのは開始「1ヶ月目」と「2ヶ月目以降」で2ヶ月目はガマンのひと月になる人がほとんどです。 (停滞期はほとんどの人に来ます) 3ヶ月後以降:また順調に痩せだす このような、パターンが多いと思います。 糖質制限ダイエットと一緒に 「フィットネス (筋トレ 」も、おすすめです。 筋肉量を増やせば代謝も上がり停滞期も短くなります。 このように、3ヶ月間ほど頑張ることができれば、順調に希望のスタイルを手に入れることができるでしょう。 最後に 「糖質制限ダイエット」は脂肪を燃焼するダイエット方法なので、スタイル良く痩せることができます。 フィットネス (筋トレ) を合わせてすれば、メリハリのあるカラダにもできます。 おすすめは 「自宅筋トレ」です。 多少のスペースと購入予算が必要になりますが、 ハリのある肩、しまった腕、くびれた腰、上がったお尻が手に入ります。 この記事を読んだ人におすすめ.
次の糖質制限ダイエットのやり方やメニュー!デメリットや痩せない場合の理由は? 私達にとって必要不可欠な三大栄養素の一つである「 糖質」。 生きていくためには摂取しなくてはいけないものの、一方で現代人の食生活は糖質の摂り過ぎによる肥満が深刻化しているとも言われています。 そのような中で、注目を集めているのが「 糖質制限ダイエット」です。 前述した通り、糖質は私達の生きるエネルギー源となるため、摂取すること自体望ましくないという意見もあるものの、 糖質制限によって健康な体を手に入れた方もいらっしゃいます。 そこで今回は、 糖質制限ダイエットの正しい方法やその効果、メリット・デメリットなどについて、調べてみました。 糖質制限ダイエットとは? 糖質制限ダイエットとは、文字通りに 糖質の摂取量を制限して行うダイエット方法です。 糖質が含まれる食べ物というとお菓子や果物などを想像しますが、 実は私達が主食として食べているご飯やパン、麺類などの炭水化物にも糖質が含まれています。 炭水化物は、糖質+食物繊維の総称で、1日に摂取するカロリーの約半分を占めています。 そのため、甘い物を減らすだけでは糖質制限ダイエットは成立しません。 このようなことから、 糖質制限ダイエットは、炭水化物制限(低炭水化物)ダイエットとも呼ばれています。 また、これまでのダイエットでは摂取カロリー<消費カロリーが基本のため、必然的に食べる量が少なくなることから、空腹やストレスを感じることが多かったと思いますが、糖質制限ダイエットでは糖質の摂取量を減らすだけなので、糖質を含まないものであれば満足するまで食べても構わないと言われています。 糖質制限ダイエットの基本やポイントと期間 糖質制限ダイエットを行う上で、基本となるのは次の3つです。 1日3食、しっかりと食べる• 糖質を減らす• 糖質は減らすものの、カロリーは減らさない 糖質制限ダイエットでは、食事を抜くことはありません。 毎食、栄養のバランスを取りしっかりと食べることで必要なエネルギーを補うことが大切です。 特に良質な油を摂ることは、血中のコレステロールや中性脂肪を排出し、ダイエットに有効と言われています。 また、糖質制限ダイエットは、糖質〝抜き〟ではないため、糖質を完全に除外する必要はありません。 糖質制限ダイエットでは、一日の糖質の量を50g以下にすることが目的です。 糖質の量が20g以下になると、より効果がでやすいと言われていますが、始めはそこまで無理をせず30~50gとなるように糖質制限を始めてみましょう。 糖質制限ダイエットの効果は? 糖質制限によるダイエット効果には、主に以下の3つが考えられます。 摂取カロリーの減少 私達は、食べ物を摂取して得た脂質や糖質をエネルギーに換えて生きていますが、エネルギーへの変換率として最も多いのが、炭水化物(糖質)です。 炭水化物は、一日の食事で得るカロリーの約50%を占めるとも言われているので、 炭水化物(糖質)を抑えることで、必然的に摂取カロリーを減らすことができます。 脂肪燃焼 摂取する糖質の量が減ると、蓄積された脂肪を分解してエネルギーに換えようとします。 このため、脂肪燃焼が促進されダイエット効果が高まります。 血糖値の上昇を抑える 血糖値が上昇すると、膵臓からインスリンというホルモンが分泌され血中の糖を処理しますが、インスリンには余分な糖を脂肪として溜めこむ働きがあることから、血糖値が急激に上がれば上がるほど脂肪になりやすいという側面があります。 また、血糖値が急激に上がるとその分下降も著しくなるため、いわゆる低血糖状態に陥りやすくなります。 低血糖になると脳が糖を要求し、食欲が抑えられなくなることから、 血糖値を上げないことはダイエットを行う上でとても有効と考えられています。 糖質制限ダイエットの成功するやり方 糖質制限ダイエットは、糖質を制限するダイエット方法。 糖質を完全に抜いてしまうダイエット方法ではないということを、必ず覚えておきましょう。 と言うのも、糖質は三大栄養素の一つで、私達が必ず摂取しなければならないものです。 全く摂らなくなると、心身に様々な弊害が起こる可能性もあるため気を付けましょう。 また、 一日50g以下という糖質の目安は、あくまでも目安です。 これまで糖質を過剰摂取気味だった方が、いきなりこの目安にまで摂取量を下げてしまうと、糖質不足に陥りやすくなってしまうため、徐々に目安の値に近付けるという工夫も必要です。 例えば、毎食ご飯を茶碗2杯食べていた方は、まずは一杯にするとか、3食炭水化物だったのを1食だけ炭水化物を抜く、といった具合に調整してみましょう。 なお、ご飯は温かいものよりも冷めたものの方が糖の吸収が穏やかになります。 このように、糖質制限ダイエットは体調をよく見ながら、無理せず少しずつ糖質を制限していく方が成功しやすくなります。 糖質制限におすすめの野菜や果物は?逆にNGなものは? 糖質制限ダイエットは、主に炭水化物を減らすダイエット方法であることに間違いはありません。 しかし、糖質は炭水化物以外にも含まれているため、知らずに摂取してしまうと、せっかく炭水化物を減らしても意味がなくなってしまいます。 特に、野菜や果物には糖質のイメージがないため、種類を問わず食べてしまいがちですが、実は野菜や果物の中にも糖質が含まれているものがあります。 そこで、ここでは糖質制限ダイエット中にお勧めの野菜や果物と、NGなものをご紹介したいと思います。 糖質制限食におすすめの野菜や果物• レタス• キャベツ• ほうれん草• モロヘイヤ• 小松菜• もやし• セロリ• ピーマン• アボカド など NGな野菜や果物• じゃがいも• さつまいも• れんこん• かぼちゃ• とうもろこし• ごぼう• バナナ• アメリカンチェリー• ぶどう• りんご• パイナップル• マンゴー• ラ・フランス など このようにして見てみると、 葉物野菜は糖質が少なく、根菜やイモ類は糖質が多いことがわかります。 野菜だからと言ってどれも糖質が低いと思わず、種類別に糖質制限ダイエットに向き・不向きがあることを覚えておきましょう。 また、果物はヘルシーで体によいイメージがありますが、糖分(果糖)が多く含まれていることから、糖質制限ダイエットを行う時には全般的にNGと言わざるを得ません。 とは言え、果物にはビタミンやミネラルが豊富に含まれており、炭水化物などの糖質に比べて血糖値も穏やかに上げるため、どうしても食べたい時は無理をせずに食べましょう。 ちなみに、いちごやラズベリー、レモン、グレープフルーツ、スイカなどは果物の中でも比較的糖質が少ない種類となっています。 野菜や果物以外で糖質制限ダイエット中に食べても良い物は?逆にNGな物は? 糖質制限ダイエットの、一番のメリットは「お肉が食べられる」という部分ではないでしょうか。 これまで、お肉に多く含まれる脂質はダイエットの敵と見なされ、ダイエット=お肉を食べないという認識を持っていた人も多いと思います。 しかし、糖質制限ダイエットでは糖質を制限するだけなので、お肉は牛肉、豚肉、鶏肉は食べてもOKです。 この他に、魚、卵、チーズなども摂取しても問題ありません。 逆に糖質制限ダイエット中に控えたい食べ物には、ご飯やパンなどの主食、お菓子などがあります。 さらに、ダイエットの強い味方というイメージのある春雨も、原料に炭水化物が含まれるためNGです。 その他に以外なものではケチャップやソース、ドレッシングなどの調味料も糖分が含まれているものは摂取不可となっているので気を付けましょう。 お肉やお魚を食べる時は、基本的には塩コショウで味付けをするのがよいでしょう。 糖質制限ダイエットおすすめのメニュー 糖質は、炭水化物に限らず、野菜や果物などにも含まれています。 しかしそうなると、糖質制限ダイエットではどのような食事をすればいいのか、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。 そのような方のために、 糖質制限ダイエットでお勧めのメニューをご紹介します。 朝食のメニュー 朝食は一日の活動の源になるので、もし炭水化物(ご飯やパン)を食べたいのであれば、朝食で摂取するのがよいでしょう。 ご飯と一緒に食べるなら、糖質を含まない豆腐やわかめの味噌汁や、たんぱく質の多い卵焼き、焼き魚などがお勧めです。 昼食のメニュー 糖質を含まない野菜をメインとした、サラダやスープがお勧めです。 ちなみに、マヨネーズは糖質が少ないためサラダにかけても問題ありません。 また、無糖のヨーグルトに低糖のジャムを加えたり、ナッツを加えて食べ応えをアップするのもよいでしょう。 夕食のメニュー 糖質制限ダイエットでは、お肉やお魚といったたんぱく質は食べても問題ありません。 そのため、通常のダイエットでは敬遠しがちなお肉を使ったメニューも食べることができます。 特にお勧めなのが、きのこをたっぷりと使ったお鍋です。 きのこには食物繊維が豊富に含まれており、カロリーも少ないため、たくさん食べても太りにくい食材です。 糖質制限ダイエットのおすすめレシピ 糖質制限ダイエットでは、パンやケーキは食べられない、と思っていませんか? 材料を集める手間さえ惜しまなければ、糖質制限ダイエットをしていてもパンやケーキも食べることができます! ここでは、スーパーなどで買いやすい材料を使った、お勧めのレシピをご紹介します。 HB全粒粉100%パン糖質制限 糖質制限用のパンは、ふわふわ感が足りないと言われますが、こちらのレシピではふわふわな食パンを焼くことができます。 参考URL: 糖質オフ!大豆粉でチーズ蒸しパン 大豆粉と豆乳を使ったヘルシーで美味しい蒸しパンです。 材料を混ぜ、蒸し器で蒸すだけでできる簡単さも嬉しいですよね。 参考URL: 【糖質制限中】おからと紅茶パウンドケーキ 紅茶の葉を変えることで、風味や味も変えることができるので、お好みのものを探してみるのも楽しいかもしれません。 参考URL: コンビニで買える糖質制限ダイエットにおすすめの「飲み物」 糖質制限ダイエットを手軽に行いたい時は、コンビニを利用するのもよいでしょう。 ここでは、コンビニで買える糖質制限ダイエットにお勧めの飲み物をご紹介したいと思います。 アイスコーヒー カロリー:表記なし コンビニ名:セブンイレブン、ローソンなど コーヒー飲料には糖分が含まれている場合がありますが、最近はコンビニの店頭で挽き豆で淹れるコーヒーが飲めるようになりましたよね。 こちらの場合、シロップやミルクを入れなければ糖質制限ダイエットでも飲むことができます。 グリーンスムージーoff plus カロリー:40㎉ コンビニ名:ローソン 糖質を60%抑えたスムージーです。 一食分の野菜118gと、乳酸菌が200億個配合されています。 水 カロリー:0㎉ コンビニ名:セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど 水は0㎉なので糖質制限ダイエット中は気軽に飲める水分ですよね。 各社コンビニごとに名産地の水を販売しているので、ダイエット中に飲み比べてみるのも楽しいかも知れません。 お茶 カロリー:各商品で異なるものの、多くは0㎉ コンビニ名:セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど 水に並んでカロリーを気にせず飲めるのがお茶です。 お茶と一口に言っても、緑茶も麦茶もウーロン茶もほうじ茶も、基本的には糖質が殆ど含まれていません。 紅茶 カロリー:表示なし コンビニ名:セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど 紅茶の中には糖分が含まれているものもあるため注意が必要ですが、無糖のものを選ぶと糖質制限中でも飲むことができます。 糖質制限ダイエットのメリット・デメリット 糖質制限ダイエットのメリットと言えば、何といっても 「お腹いっぱいになるまで食べてもOK」ではないでしょうか。 通常のダイエットは、空腹との戦いと言っても過言ではありません。 そして、多くの人はその空腹に耐えきれなくなってダイエットに挫折していきます。 しかし、糖質制限ダイエットでは、糖質さえ制限すれば、お肉やお魚、卵といったたんぱく質や脂質を食べても問題ありません。 また、糖質を含まない焼酎や糖質ゼロビールなどのアルコールも大丈夫、というのですから、「今って本当にダイエット中?」と思ってしまうほど、ストレスなく続けることができます。 とは言え、その一方で 過度の糖質制限は体に思わず弊害を招く恐れもあります。 中でも、脳にとって糖分は唯一のエネルギー源のため、糖質を制限することで糖不足が起こると、集中力の欠如、落ち着きがなくなる、鬱状態になるなどの症状を引き起こすことがあります。 さらに、糖質を減らすことでその分たんぱく質や脂質を多く摂取するようになると、コレステロール値や血圧が上がり、心筋梗塞や脳梗塞といった重大な病気の原因になることも考えられます。 糖質制限ダイエットは危険性はないの? 糖質制限ダイエットは、比較的短期間でダイエット効果が見えやすいため、人気のダイエット方法となっています。 せっかくダイエットを始めるのだから、目に見える成果を手に入れたいと誰もが思うものですが、早く痩せられるということは、逆に言うと体にとって必要な栄養がそれだけ足りていないということにもなります。 特に糖質は脳にとって唯一のエネルギーと言われているため、足りなくなると集中力が切れやすくなったり、イライラしやすくなるなどの症状が現れます。 また、糖質以外は制限をする必要がなく、お腹いっぱい食べても問題ないと言われているため、たんぱく質や脂質を多く摂り過ぎてしまう傾向にあります。 これらの栄養は、過剰摂取すると動脈硬化や高血圧などの生活習慣病を招く恐れがあることから、糖質のみを制限して他は好きなだけ食べるという食べ方に問題がないとは言えません。 このようなことから、 糖質制限ダイエットは危険がないとは言えないダイエット方法です。 さらに、糖質制限を長く行っている人のデータが少ない状態であることも、「すぐに痩せられるから」と言って安易に糖質制限ダイエットに手を出さない方がよいと言われている一つの理由です。 糖質制限ダイエットで痩せない場合の理由は? 糖質制限ダイエットをしているのに、なかなか痩せないという方の多くは、糖質を減らしているようで実は減らしていないことが考えられます。 糖質は、ご飯やパン、パスタ、うどんといった炭水化物以外にも、野菜や果物にも含まれています。 また、以外と盲点なのが調味料です。 特に、ケチャップやソースには多くの糖質が含まれており、「卵は糖質が入っていないから」と、スクランブルエッグにケチャップをたくさんかけて食べていたら、元も子もありません。 さらに、揚げ物の衣やカレー・シチューなどのレトルト食品、かまぼこなどの練り物にも小麦粉が使われていることから、糖質を多く含んでいるため、これらの食べ物を摂取していると糖質は全く制限されていないことになってしまいます。 糖質制限ダイエット中にアルコールを飲んでも大丈夫なの? 糖質制限ダイエット中でも、アルコールを飲むことができます。 ただし、何でもよいわけではなく 糖質を含まない種類に限定され、基本的には焼酎やウイスキーといった蒸留酒になります。 また、最近は 糖質ゼロのビールやチューハイが販売されていますが、こちらも糖質が入っていないため飲んでも構いません。 しかし、「糖類ゼロ」は避けるようにして下さい。 糖類ゼロには、多糖類や糖アルコール、人工甘味料となった糖質が含まれるからです。 注意しましょう。 糖質制限ダイエットの口コミ 糖質制限ダイエットは、これまでのカロリー制限とは違い、糖質を抑えるだけのダイエット方法ですが、 「今まで色々なダイエットに挑戦してきて失敗したけれど、糖質制限ダイエットはみるみる体重が落ちた!」 「空腹を我慢する必要がないのに、痩せてびっくり」 と、ダイエットの成功を実感している方が多いと言われています。 しかし一方で 「糖質制限を止めた途端、リバウンド。 痩せ体型を維持するためには、一生ダイエットを続けなくてはいけないの?」 「糖質制限ダイエットを止めたら、以前よりも太りやすくなった気がする」 など、糖質を制限したことによる反動もあるのが現状のようです。 糖質制限ダイエットでリバウンドした場合の原因と対処法 糖質制限ダイエットは、効果が高い一方でリバウンドをしやすいダイエット方法とも言われています。 その原因は主に2つ。 まず1つは、糖質制限のみを行ってしまうと、エネルギー不足に陥った体が筋肉を分解してしまうから。 筋肉はに関わる大切な部分であり、筋肉量が多い人ほど基礎代謝が高く痩せやすい体質だと言われています。 そのため、筋肉が減ってしまうことで代謝が落ち、太りやすい体になっていることが考えられます。 そしてもう1つは、糖質の摂り過ぎにあります。 糖質制限ダイエット中は当然ながら糖質の摂取を抑えた食事を行っていたものの、ダイエット後にそれまでと同じように糖質を摂ってしまえば、当然ながら元に戻ってしまいます。 その際には、筋肉量の減少もあるため、以前にも増して太りやすくなってしまっているため、リバウンドが起こりやすくなってしまうのです。 このようなことを避けるためには、糖質制限ダイエット中から筋トレを行って筋肉量を減らさないようにすることと、ダイエット後も引き続き糖質の摂り過ぎに注意することが大切です。 糖質制限ダイエットの効果的なやり方や成功ポイントと口コミ!のまとめ 糖質制限ダイエットは、一切の糖質を摂らないという方法ではありません。 糖質不足は体に深刻なダメージを与えかねませんので、体調などに合わせながら摂取量を調整して行うようにして下さい。
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