薄力粉と天ぷら粉は同じ。 小麦粉と薄力粉と天ぷら粉と片栗粉って同じだよね?お好み焼き粉もさ

天ぷら粉の作り方|卵なしでサクッと仕上げる我が家の黄金比

薄力粉と天ぷら粉は同じ

【この差】のポイント! 薄力粉は一晩冷蔵庫で冷やし、さらにふるいにかける。 卵は黄身だけを使うとサクッとした天ぷらに仕上がる。 卵と水を溶いてから薄力粉を入れると衣がべチャッとならない。 水分が多い魚介類は最後に揚げる。 食材によって下準備や揚げ方を変えていく。 「主婦が揚げる天ぷら」と「プロが揚げる天ぷら」を比べてみた ある食品メーカーの調査によると、「天ぷら」などの揚げ物を作るのが苦手と回答した主婦は62.5%もいた。 そこで、 「主婦が揚げる天ぷら」と「プロが揚げる天ぷら」は何が違うのか比べてみた。 食材は全て同じものを使用し、火力の弱い家庭用のコンロで「天ぷら」を揚げてもらった。 「薄力粉の下準備」の差 主婦は、スーパーで買ってきた薄力粉をそのままボールの中へ入れていく。 プロの天ぷら職人は、一晩冷蔵庫で冷やした薄力粉を使う。 冷蔵庫で冷やすことによって「グルテン」という粘り気の成分が出にくくなるので、衣がカラッと揚がる。 さらに、 薄力粉は必ずふるいにかける。 ダマがない方がサックリとした衣が作れる。 「卵の使い方」の差 主婦は、卵を割り器の中で溶いていく。 白身も黄身も両方使う。 プロの天ぷら職人は、卵の黄身だけを使う。 白身を入れると衣が膨らんで、その分油を吸ってしまうため黄身だけで揚げた方が衣が薄くなり美味しい。 「卵と水と薄力粉のかき混ぜ方」の差 主婦は、薄力粉が入ったボールの中に冷水と卵を入れて一気に混ぜていく。 プロの天ぷら職人は、卵が入ったボールに水だけを入れてよく混ぜてから薄力粉を入れる。 卵と水と薄力粉を同時に混ぜると、たくさんかき混ぜなくてはいけないので、薄力粉の「グルテン」が出てきてべチャッとした衣になってしまう。 卵と水を先に混ぜておくと、薄力粉を入れてから少ない回数で混ゼることができるので、「グルテン」を抑えられ、カラッとした衣になる。 混ぜる時は、泡立てるようにしないで、優しく薄力粉と水をなじませるような感じで混ぜるといい。 水と粉は同量くらいにして、サラッとした状態にすることで、薄くてべチャッとしない衣になる。 「揚げる順番」の差 主婦は、揚げる順番はあまり考えずに、エビから揚げる。 プロの天ぷら職人は、初めに野菜から揚げていく。 魚介類は揚げてから時間がたつと水分が出てきて衣がべチャッとするので、魚介類に比べて水分の少ない野菜から揚げる。 「食材の下ごしらえ」の差|ナスの天ぷら 主婦は、輪切りにしたナスをそのまま揚げていく。 プロの天ぷら職人は、縦に1/4に切り、ピーラーで皮をむいたナスを揚げる。 皮をむいた部分にはしっかり衣がのるので、油の中に入れても衣が皮から滑り落ちないで揚がる。 揚げ始めて約6分後、口の部分に色が付き始めたら、ナスの天ぷらの出来上がり。 出来上がった「ナスの天ぷら」はどう違う? 「主婦が揚げたナスの天ぷら」は衣が膨らんでいたり、剥がれていたりしている。 「プロが揚げたナスの天ぷら」は衣が薄いのに全く剥がれていない。 「食材の下ごしらえ」の差|かき揚げ 主婦は、「かき揚げ」に使うニンジン・ゴボウ・タマネギを全て細切りにする。 プロの天ぷら職人は、全ての野菜を1cmの角切りにする。 野菜の食感が残るように、細かすぎない大きさに切る。 揚げ方にもポイントがある。 少し固まってきたらひっくり返して折り、油の通り道を作る。 こうすることで、中が生っぽくならずに、カラッとした「かき揚げ」になる。 揚げ始めて約4分後、全体に色が付いたら完成。 出来上がった「かき揚げ」はどう違う? 「主婦が揚げたかき揚げ」は揚げ時間が短いので色が薄く、厚みもない。 「プロが揚げたかき揚げ」はこんがりキツネ色で、厚みもある。 「食材の下ごしらえ」の差|エビの天ぷら 主婦は、エビのお腹に切り込みを入れて丸まらないように揚げていく。 プロの天ぷら職人も主婦と同じようにエビのお腹に切り込みを入れるが、さらに親指を使って切れ目を入れたところから筋を切って、エビを伸ばしていく。 こうすることで、筋も邪魔にならずにより美味しくなる。 魚介類は揚げすぎるとかたくなるので、2分程で揚げる。 出来上がった「エビの天ぷら」はどう違う? 「主婦が揚げエビの天ぷら」は、お腹の筋を切ったにもかかわらず丸まっている。 「プロが揚げエビの天ぷら」は、まっすぐに揚がっている。

次の

薄力粉、小麦粉、片栗粉の違い

薄力粉と天ぷら粉は同じ

今回はこの3つの粉の違いを紹介していきます。 「薄力粉」とは 小麦粉と薄力粉はよく同じ意味で使われている印象がありますが、厳密にいうと少々違います。 薄力粉は小麦粉というカテゴリーのなかにある粉のひとつです。 薄力粉とは軟質小麦を原料とした小麦粉で、タンパク質の割合が少ないのが特徴です。 グルテンの量が一番少ないので粘性は弱く、もちもちとした食感を生み出すことはできませんが、逆にサクッとした軽い食感やふんわりした柔らかいものを作るのに一番適しています。 またよく「レシピに小麦粉って書いてあるけど、薄力粉でもいいの?」とインターネット上の掲示板等で質問されているのを見かけますが、基本的にはOKです。 一般的にレシピの中で「小麦粉」と呼ばれるものは薄力粉を指していることが多く、特別「中力粉」「強力粉」と記載がなければ、大抵の場合「小麦粉=薄力粉」と考えてよいでしょう。 料理のなかで圧倒的に使われる機会が多いのは薄力粉です。 「小麦粉」とは 小麦粉とは小麦を製粉したもの。 小麦粉の成分の7~8割は炭水化物であり、その他にもタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル類などを含んでいます。 小麦粉特有のタンパク質である「グルテン」の量や性質によって「薄力粉」「中力粉」「強力粉」の3種類に大分されます。 グルテンは粘着性と弾性の特性をもつもので、量や質が異なると当然硬さなどに違いが出ます。 簡単に説明すると、薄力粉はグルテンの割合が一番少なく 8. 水を含ませた時の粘りが弱いため、ケーキなどの洋菓子や、天ぷらの衣などに使われます。 中力粉は、薄力粉と強力粉のちょうど中間に位置する粉で、グルテンの割合が8. 5~10. 水を含ませた時に滑らかに伸びるのが特徴で、うどんなどの麺類、餃子の皮などに使われます。 強力粉はグルテンの割合が一番多く 11. 水を含ませると強く粘るため、パンやラーメンなどに使われます。 「片栗粉」とは 片栗粉とはでんぷんを精製した粉です。 つまり、これまで紹介した薄力粉を含む小麦粉とは原料に違いがあります。 本来ユリ科のかたくりという植物の根っこから造られていましたが、かたくりの花が減少したことと、ジャガイモが大量に作られるようになったことで、現在ではじゃがいもを原料としているものが一般的です。 片栗粉の最大の特徴は水に加えて加熱すると、粘性が増大し柔らかくなるところです。 この現象を「糊化」 こか と言います。 この特性を利用して、調理で「とろみ」をつけたい際によく使われます。 とろみをつける時の注意点としては、片栗粉を粉の状態で使わないこと。 でんぷんは水に溶けにくく、また粉の状態だとダマになりやすいので、あらかじめ片栗粉を水で溶いておき、少量ずつ回し入れるのがGOOD。 またとろみをつける以外にも、衣にしたり、つなぎにしたり様々な用途があります。 冒頭で「唐揚げで使うのは小麦粉?片栗粉?」とありましたが、これはどちらでもOKです。 小麦粉を使った唐揚げの衣は茶色く、歯ごたえはザクッとしっかりした食感になります。 対して片栗粉を使った唐揚げの衣は白く、補が絶えはカリッとした食感になります。 それぞれ粉の意味・特性を理解すると料理のレパートリーが増えそうですね。

次の

トンカツに強力粉はOKか(至急)

薄力粉と天ぷら粉は同じ

天ぷらの衣作りの基本は、「冷やす」と「混ぜ過ぎない」の2つです。 これは、衣にグルテンを多く作りすぎないようにするためです。 その理由は・・・• グルテンが多いと衣に粘りが出てしまう。 揚げ上がりが、もったりとして、フリッター状になってしまう。 余分な水分が抜けにくくなり、カラッと揚がらない。 このグルテンのもとになっているのが、小麦粉の中にある「たんぱく質」という成分なんです。 天ぷら粉は、たんぱく質の少ない薄力粉に、でん粉などの原料をバランス良く配合することで、粉全体のたんぱく質の量を少なくしています。 そのため、 小麦粉に比べて粘り(グルテン)が出にくく、誰でも簡単にカラッとおいしい天ぷらを作ることができるのです。 また、卵粉が配合されているので卵を入れる必要もなく、水に溶くだけで簡単に衣が作れるのも天ぷら粉の特徴です。

次の