こんにちは。 同じくRh-で2人の娘の母です。 グロブリン注射は日本では産後72時間以内に一度注射するだけの事が多いようですが、 Rh-の多い欧米では妊娠27週あたりで1回、産後に1回と2回打つ事が多いそうです。 妊娠中でも胎盤が一部剥がれたり、その他の理由で出血があった場合にまれではありますが 感作(=赤ちゃんとお母さんの血液が混じり、お母さんに抗D抗体ができる)が起こる可能性があるからだという事のようです。 実際一人目の妊娠でも抗体ができる事がありますからね。 私も6年前長女を妊娠中に医師に同じように言われ、納得して注射を2度打ちました。 次女の時も同様です。 私の場合は恩師が内科系・血液(免疫)系の医師だったので、セカンドオピニオンとして意見を聞いたり ネットで調べたりして情報を集め、自分なりに納得して受けました。 もちろん血液製剤ですからリスクはあります。 ただ非加熱製剤ではありません。 最終的に判断するのはご自分ですから、よく考えてみて下さい。 今後子どもが何人欲しいか等にもよると思いますので。 もう少し主治医に詳しく説明してもらったらいいと思いますよ。 打つ場合打たない場合のメリットデメリット、 打つ事でどの位危険性が下がるか、等を。 またこれについては福井医科大学(今は福井大学でしょうか)のHPに少し載っていたと思います。 そういえばグロブリン注射は昨年あたりから保険適用になったそうですね。 私の頃は自費で1本2万円でしたから注射よりも懐が痛かったですよ~。 これからお腹が大きくなってきて大変だとは思いますが頑張って下さいね。 再度出てきてすみません、No. 1の者です。 2の回答を読み思い出したのですが、上の子の妊娠中(6年前)には若手の医師が担当でしたが、 20週過ぎの検診時に「妊娠27週頃にグロブリンを打つのをすすめる」と言われました。 下の子の妊娠中(3年前)には年配の医師が担当でしたが、特に何も言われなかったので自分から 「前回は27週でグロブリンを打った、今回も希望する」旨を伝えました。 その年配医師は「私はあまりやった事はない」と言っていましたが、快く希望を聞いてくれました。 おそらくこの方法が日本に入ってきたのは割と最近なのではないでしょうか。 また今までそれで大きな問題がなかったとも言えますね。 最終的にこの辺も医師によく聞いて納得して処置を受けられますように。
次の侵入した胎児赤血球に反応して沢山の抗体を産生する前に赤血球を破壊してしまえば、母体で抗D抗体が作られなくなります。 侵入した胎児赤血球を攻撃する薬剤が 「抗Dヒト免疫グロブリン」です。 これは人の血液から作られた血液製剤(注射製剤)です。 このグロブリン製剤を胎児赤血球が母体に侵入して間もない頃(最も可能性の高い時期が分娩後ですね)に筋肉注射します。 以前は分娩後だけでしたが、最近では妊娠中に胎児血液が混入することもわずかながらあるため 妊娠28週にもグロブリン製剤を投与することが一般的となってきました。 このグロブリン製剤は自費ではなく保険がききます。 抗Dヒト免疫グロブリンはD抗原を攻撃する抗体なので妊娠中の投与でわずかに胎盤を介して胎児へ移行する可能性もありますがその量は少ないといわれています。 このグロブリン製剤は人の血液から作られています。 (血漿分画製剤) もちろんウイルスの検査は厳密に行われていますが、検出感度以下のウイルスが混入している可能性はゼロではありません (パルボウイルスB19など)。 ただし、ウイルスの混入は非常にまれであると考えられるため、抗Dヒト免疫グロブリンを使用するメリットの方が上回ると判断して使用されている訳ですね。 この抗Dヒト免疫グロブリンの投与は分娩後と妊娠中だけではありません。 理論的に胎児赤血球が母体に血管内に混入する可能性がある場合も投与が勧められています。 妊娠7週以降まで胎児の存在が確認できた自然流産• 妊娠7週以降の人工妊娠中絶• 異所性妊娠後(子宮外妊娠)• 腹部打撲後• 妊娠中の羊水検査や逆子の外回転術後など 免疫グロブリンを投与してすぐに風疹や麻疹などの生ワクチンを接種すると、それらのワクチンの効果が減少することがあります。 そのため、抗Dヒト免疫グロブリンを投与した後は、生ワクチンの接種を3ヶ月以上延期するように添付文書に記載してあります。 分娩後赤ちゃんがRhマイナスであれば当然、このグロブリン製剤を投与する必要はありません。 不適合ではないですからね。 スポンサーリンク 妊娠中はどんな管理をするの? まず重要なことは妊婦さんのRh式血液型が何かをスクリーニングします。 Rhマイナスであればご主人さんの血液型もチェックします。 ご主人さんも珍しいことにRhマイナスなら何もする必要はありません。 ご主人さんがRhプラスの場合は不適合妊娠として管理していく必要があります。 間接クームス試験を行い、不規則抗体が存在するかどうかを検査します。 不規則抗体が陽性であれば、どのような抗体が存在するかを精密検査をします。 妊娠期間中は4週間に1回の間接クームス試験を行い陰性が続くことを確認します。 間接クームス試験で抗D抗体が陽性となれば2週間に1回の抗体検査を繰り返し、抗体の値が急上昇しないかどうかを注意深く検査してゆきます。 抗体価(抗体の量)が8倍未満であれば月1回程度の採血検査、16倍以上ないしは32倍以上となれば胎児貧血の可能性が出てきますので超音波検査なども利用し、より厳密な胎児管理を行います。 超音波で胎児水腫(水ぶくれの状態)をチェックしたり、胎児の脳の血液の流れをみて、胎児貧血の程度を判定します。 胎児貧血が重症でまだ体外生存が難しい週数では子宮内胎児輸血を行うことも。 体外生存が可能であれば分娩を行い、体外で貧血の治療を行います。 妊娠中に抗D抗体が産生されてしまったら妊娠中や分娩後の抗Dヒト免疫グロブリンの投与は不要となります。 スポンサーリンク ABO式血液型不適合妊娠 Rh式血液型で血液型の不適合がおこるとすれば当然ABO式血液型でもおこらないの?と疑問が出てきても当然ですね。 もちろんABO式血液型でも不適合妊娠はおこりえます。 ただし、Rh式血液型のD抗原とその抗体の反応ほど強烈な反応が起きないため症状が軽くすむという訳です。 O型の女性がA型の赤ちゃんを妊娠した場合を考えてみましょう。 O型の妊婦さんにはA型に対する抗体とB型に対する抗体が存在しています。 このためRh式と違って、最初の妊娠でも不適合が起こりえます。 胎盤を介して母体のA型に対する抗体が胎児へ移動します。 ただし、このときの存在する抗体は形の大きなIgM抗体と呼ばれるものが多く、大きさが大きいので胎盤を通過できません。 通過できるのはごく一部のIgG抗体と呼ばれる小さいものがわずかです。 そのため、母体から移行した抗体が出生後の新生児の赤血球を攻撃しても軽い溶血ですむことが多い訳です。 生後5日目以内に黄疸がでて光線療法で改善することが多いですね。 まれに重症化して交換輸血が必要となることもあります。 スポンサーリンク.
次のこんにちは。 同じくRh-で2人の娘の母です。 グロブリン注射は日本では産後72時間以内に一度注射するだけの事が多いようですが、 Rh-の多い欧米では妊娠27週あたりで1回、産後に1回と2回打つ事が多いそうです。 妊娠中でも胎盤が一部剥がれたり、その他の理由で出血があった場合にまれではありますが 感作(=赤ちゃんとお母さんの血液が混じり、お母さんに抗D抗体ができる)が起こる可能性があるからだという事のようです。 実際一人目の妊娠でも抗体ができる事がありますからね。 私も6年前長女を妊娠中に医師に同じように言われ、納得して注射を2度打ちました。 次女の時も同様です。 私の場合は恩師が内科系・血液(免疫)系の医師だったので、セカンドオピニオンとして意見を聞いたり ネットで調べたりして情報を集め、自分なりに納得して受けました。 もちろん血液製剤ですからリスクはあります。 ただ非加熱製剤ではありません。 最終的に判断するのはご自分ですから、よく考えてみて下さい。 今後子どもが何人欲しいか等にもよると思いますので。 もう少し主治医に詳しく説明してもらったらいいと思いますよ。 打つ場合打たない場合のメリットデメリット、 打つ事でどの位危険性が下がるか、等を。 またこれについては福井医科大学(今は福井大学でしょうか)のHPに少し載っていたと思います。 そういえばグロブリン注射は昨年あたりから保険適用になったそうですね。 私の頃は自費で1本2万円でしたから注射よりも懐が痛かったですよ~。 これからお腹が大きくなってきて大変だとは思いますが頑張って下さいね。 再度出てきてすみません、No. 1の者です。 2の回答を読み思い出したのですが、上の子の妊娠中(6年前)には若手の医師が担当でしたが、 20週過ぎの検診時に「妊娠27週頃にグロブリンを打つのをすすめる」と言われました。 下の子の妊娠中(3年前)には年配の医師が担当でしたが、特に何も言われなかったので自分から 「前回は27週でグロブリンを打った、今回も希望する」旨を伝えました。 その年配医師は「私はあまりやった事はない」と言っていましたが、快く希望を聞いてくれました。 おそらくこの方法が日本に入ってきたのは割と最近なのではないでしょうか。 また今までそれで大きな問題がなかったとも言えますね。 最終的にこの辺も医師によく聞いて納得して処置を受けられますように。
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