ムカデに噛まれたらこうなる ・ムカデに噛まれた状況 ある日寝ていると、 急に激しい痛みが! 反射的に布団をめくってみると、ムカデが腕にへばりついていたのです……。 あまりの驚きで絶句しながらも、とにかく力を込めて引きはがしました。 ちなみにその時はムカデに刺された!と思いましが、実際には「噛まれた」というのが正しいです。 ・ムカデに噛まれたときの痛さ 噛まれたときは身体に激しい痛みが走り、噛み跡は赤く腫れあがりました。 傷口は赤い点のような部分が2か所で、ズキズキした痛みが数時間にわたって続きました。 夜だったので病院にも行けないので、ネットで対策を調べました。 ・ムカデの毒について ムカデは色から判断して「オオムカデ」の一種だったようです。 かなり強い毒性があり、それが体の中に入ると激しい痛みを引き起こします。 毒を注入された場合でも即死に至るケースはほぼ無いようですが、首や頭を刺されていたと考えるとゾッとしますね。 ムカデに噛まれた時の対策は? ・お湯をにつける ムカデの毒に対しては熱いお湯につける方が有効とのこと。 ムカデの毒にはヒスタミンという熱に弱い成分があり、お湯でその威力を和らげます。 ・毒を押し出す 傷口から少しでもムカデの毒素が流れ出ていくように、指で傷口周辺の皮膚を押し出すようにしました。 この時はかなり痛かったと思いますが、不安感の方が強かったのであまり気にしませんでした。 口で毒を吸い出すのは、万が一口内の傷などに毒が入ると大変なので止めましょう。 ・保冷材などで冷やす 毒を洗い流したらステロイド軟膏があれば傷口に塗り、その後保冷剤で冷やしましょう。 こうして炎症を抑えます。 ムカデの駆除方法 筆者の部屋にはゴキブリ用の殺虫剤しかなかったので、これをかけて動きを弱らせて割り箸で掴んで窓の外に放り出しました。 ただ、ゴキブリ用の殺虫剤はムカデに対して効果は薄かったですね。 ムカデを駆除したい場合は、ムカデ専用の殺虫剤を使うのが最も良いでしょう。 ストレートな方法としては、叩いて潰すという方法もあります。 もし、部屋を汚したくないのであれば、容器にいれた熱湯の中に放り込むのも有効です。 ただし、ムカデを捕まえる必要があるので、そこまでできるのであれば部屋の外に放り出す方が早いかもしれません。 ムカデが入ってこないようにするために ムカデに襲われてから、屋内と屋外の隙間を厳しくチェックするようになりました。 戸口や窓を開けっぱなしにしないのが一番の対策です。 侵入経路候補になるような隙間はできるだけ埋めてしまいたくなりますが、クーラーの排水口や、換気扇、屋根裏や床下などからも入ってきてしまうので、残念ながら全てを対処する事はできません。 市販の毒餌剤を購入して設置するのも良いでしょう。 また周囲に庭があったり植物を育てていたりすると、ムカデの隠れ場になります。 定期的に雑草を処理するなど注意しましょう。 ムカデは温かい場所を好む虫なので、人家に入ってくるケースも多いです。 夜行性なので、今回のケースのように就寝時に出現するという可能性も。 ムカデは噛みついてきますし、強力な毒を持っている分、ゴキブリよりも被害は大きいです。 まずはムカデが部屋に入らないようにし、もし入ってきた場合は速やかに駆除することをおすすめします。
次の完治まで長引く結果になってしまいました。 並みの虫刺され薬では効かないだろうと判断しました。 できるだけ病院にはいきたくなかった(待ち時間・いくのがなんとなくおっくう)ので、市販薬で治したかった思いもありました。 キンカンを買うためにドラッグストアへ行き、足にズキズキ痛みを感じながら早く治したい一心で買いました。 キンカンの愛用者はけっこういらっしゃいますね。 知らなかったのが肩こり、軽いわきが、あせも、吹き出物にも効くそうで、意外と万能です。 どんな痛み? 刺されたときは、 「チク!」と来ます。 針につつかれた感覚です。 あるいは小指を角にぶっつけたときの痛みに近いかもしれません。 さらにそこに針を突き刺されたような痛みが襲います。 私は左足の甲を刺されました。 ズキズキズキズキと疼く痛みが1時間くらいずっと続いた後、ピークは過ぎますが腫れは甲の上あたりが真っ赤になりました。 まだズキズキは残ります。 ブヨの10倍ぐらいのキツさです。 毒がひどいとかゆみを通り越して痛みがでることを身をもって実感しました。 いつ治った? 私の場合、 10日間で治りました。 蚊なら数時間、ブヨなら1日でピークは過ぎますので、(後日また痒みがぶり返すことはあるものの)ムカデはきついです。 キンカン使うとどんな感じ? アンモニアが入っているだけあってやはり臭いです。 ウナのようなミントの良い香りはしません。 トイレです。 スースーというより ツンとつく臭いで、塗っている間気にしながら使うことになります。 臭いのせいで使うのはやめておく人も多いと思います。 しかし、わかりやすい臭いのおかげで、 効果は抜群です。 塗ると刺された箇所がスースーして熱がとれた感じがして落ち着きます。 説明書には1日に何度か塗るよう書かれていたため、早く治したいのもあり5,6回は塗っていました。 痒みはある? 治ってきますと、虫刺されなので痒みが出てきます。 キンカンで対処できます。 痒みはブヨと同じで、腫れる範囲が広い(冷やしたせいもある)のがブヨとの違いです。 ムカデに刺されてから、すっかり精神が参ってしまい、冬であろうといつであろうと毎日行っているのがお風呂の栓を閉じることです。 本当に閉じれたか、湯が空になったお風呂にわざわざ入って栓を指でさわって確認するぐらい神経質になっています。 たまに開けたまま寝るとすぐムカデが出る気がします。 近頃は粉はしたりしなかったりと気まぐれです。 しても今は通気口の周りぐらいです。 すぐとなりがお風呂場・トイレ・庭の構造なので、粉はまったくのムダではないと思います。 畳を開けている最中にムカデを発見したりします。 ただ畳が重くて大変なうえ、去年の粉が残って床板が真っ白になり、掃除機で吸ったりといろいろやることがあります。 元々はたまに巣を勝手につくるスズメバチ用に買いました。 が、 「ハチにも効くのだからムカデも効くのでは?」と推測して実際やってみたら効きました。 (よく見ると裏にムカデも効くと書いていました。 他はアブ・ガ・クモ・ヤスデ・ゲジ・ケムシ・カメムシです)。 効くまでに時間差がありますが最後には丸まってくれます。 (効いていないようならもう一度) ジェット噴射のいいところは、ムカデに触れないで倒せるところです。 しかし、万が一しとめ損ねて刺されたり逃げられたりしたら困ります。 遠くからでもやっつけることのできるジェット噴射がおすすめです。 ふと上を見上げたら「いた!」ことがたまにあります。 「なにかたたく道具!」と探し回らずにすみ、スッとジェット殺虫剤を取り出してシュッと出せば簡単です。 ただし、 薬剤で壁や家具が汚れるのが嫌な人にはおすすめできません。 寝る時は、ムカデにも気持ちが通じると知り、 「ムカデさん、あなたが来てしまったら殺さなくちゃいけないから来ないでください」 と心に念じるスピリチュアルなこともやってみました。 それをして以来、見ていないのでもしかしたら通じたかもしれません。 ムカデが出そうな日 妙に蒸し暑い日はあぶないです。 雨上がり、雨が降る前、急に湿気で空気が暑くなってきて、虫が異常に沸いた日は出る確率が高いです。 また、空気から独特の臭いがします。 ムカデとの初対面 寮生活をしていたときです。 寮は周りが草むらに覆われていて、木造建てでした。 夜寝ているとなにか違和感があり、起きました。 すると大きい(8cm)のが背中にいて、慌てて振り落したのがムカデとの初対面です。 よく刺されずにすんだなと今思い出しても冷や汗が出ます。 同じ寮に住んでいた人からは「首にいた!」といっていました。 その人も無事でした。 飼い猫の反応 ムカデに刺されてぎゃーぎゃーさわぐ私の姿を、当初じっと見ていたウチのネコ。 以来、ムカデが来たら妙にそわついてなかなか寝なかったり、コタツで這っているムカデを手でちょいちょいやって私に来ないように(?)してくれるようになりました。 もし守ってくれていたのだとしたらうれしいです。 とはいえ食べると危ないので見つけ次第すぐ退治しています。 おわりに 数年ぐらいはノイローゼで安眠できませんでした。 どきどきしながら何度も枕のまわりを確認したり、タオルケットを裏返したりして憂鬱でした。 当時刺されたのが夏だったのもあり、 常備していた冷えピタを貼ったのがよくありませんでした。 悪化して長引いた原因かもしれません。 毒がよわいから冷やす程度で済むのだと学習しました。 ベトネベートは使ったことがあります。 手にずっと残っている軽い湿疹に1か月塗り続けたのですが、いまいち効き目を感じませんでした。 もしまたムカデに刺されたらこちらで報告します。
次のスポンサーリンク ムカデに赤ちゃんが刺された場合の応急手当て ムカデに赤ちゃんが刺され場合の応急手当には、 大切な順番があります。 (1)すぐに「お湯」で毒を弱める まずは、 シャワーで43度以上の「お湯」を10分~20分ほど流し続けて、「ムカデに刺された(噛まれた)ところを」を温めましょう。 この応急手当は、タンパク質でできている「ムカデの毒」を弱めるのが目的です。 タンパク質は熱に弱く、 43度以上というのがポイントになります。 (2)ステロイド系の外用薬を塗る 毒を弱めたあとは、傷になっているところに外用薬を塗ります。 市販の薬では、『抗ヒスタミン剤やステロイド剤が入っている薬』を使います。 赤ちゃんには、「ムヒ・ベビーb」がおすすめ。 スポンサーリンク ムカデに刺された(噛まれた)ときに注意すること ムカデに刺された(噛まれた)ときに注意することは、 「冷やさないこと」「お湯の温度を下げないこと」「口で毒を吸い出さない」です。 傷みを抑えたいとき、気持ちとしては冷やしたくなりますよね。 しかし、タンパク質でできている「ムカデの毒」は温めて弱くする必要があります。 冷やしてしまうと、タンパク質でできている「ムカデの毒」は弱まらずに、全身に毒がまわってしまいます。 必ず、43度以上の「お湯」でなければいけないということです。 「口で毒を吸い出さない」というのは、口で吸い出し人にとって危険なことだからです。 とっさの判断でやってしまった場合は、水やアルコールを口に含んで、毒を吐き出すなどの処置をしましょう。 そのあとは、早急に病院に行ってください。 ムカデを近づけないように赤ちゃんを守る方法 全面蚊帳(かや)、底付きの蚊帳(かや)を用意して守ってあげてください。 赤ちゃんのベビーベッドにセットできる「ベビー用の蚊帳」があれば、虫除け対策ができます。 楽天やAmazonでチェックしてみてください。 ムカデを退治するための対策アイテム ムカデは 「熱湯」をかけると即死します。 トングでつまんで、バケツの熱湯につける方法もあります。 でも実際には、電気ポットのお湯を沸騰させるにしても時間がかかってしまいます。 準備している間に、逃げられてしまいますよね。 そこで活用したいのは、市販の殺虫剤です。 ムカデ対策に特化したアイテムには、次のようなものがあります。 ムカデキンチョール 駆除・忌避スプレー フマキラー ムカデ 駆除 殺虫剤 スプレー フマキラー 殺虫スプレー 凍殺ジェットムカデ忌避剤ムカデンジャー(スプレータイプ) 置くだけムカデンジャー(設置タイプ)ムカデコロリ秒殺ジェット(スプレータイプ) ムカデコロリ 毒餌剤(設置タイプ) ムカデブロック(スプレータイプ) ムカデブロック(設置タイプ) カダン ムカデ用 誘引殺虫剤 ハウスタイプ(設置タイプ) カダン ムカデ用 殺虫スプレー(スプレータイプ) ムカデを仕留めることができたら、割り箸やトングでつまんで処理をしましょう。 まとめ ムカデに赤ちゃんが刺された場合の応急手当ては、「お湯で毒を弱める」「ステロイド系の外用薬を塗る」です。 ポイントは本文でお確かめください。 そして必ず、「アナフィラキシーショックの心配があるので病院に連れて行ってあげてくださいね。
次の