亀甲竹。 京銘竹の1つ「亀甲竹 キッコウチク」って?

亀甲竹の花活け

亀甲竹

但し、下部分は竹皮を取り除くことが必要。 寿命は3~4年で短い。 中国では朱色は幸運の色、日本では鳥居の色が朱色。 奇形な竹 キッコウチク(亀甲竹) 【ブツメンチク(仏面竹)】 ・分 布:秋田・岩手南部地域より以南各地 ・稈 長:7~10m(奇形部は、〜3mまで) ・直 径:5~15cm ・用 途:造園用・飾り床柱・花器など (直射日光に当たらない、湿気のある所) ・ポイント(特徴): モウソウチク(孟宗竹)の突然変異、稈の形が亀の甲、仏様の顔に似ていることから、呼ばれるようになった。 利用法は、1年ものを初冬に伐採して油抜き後に使用する。 真っ黒な竹 クロチク(黒竹) 【ズス竹】 ・分 布:青森県中部以南、中国原産 ・稈 長:3~10m ・直 径:2~5cm ・用 途:茶室庭園用・茶室材料・民芸品など ・ポイント(特徴): 新竹は緑色、2年目に真っ黒(紫黒色)になる。 通常の色は斑点模様の黒褐色。 寿命は5~8年と短い。 南面の乾燥地は黒く良質で、太い稈はあまり褒められるほどではない。 葉の縞模様がきれい シマダイミョウチク(縞大名竹) 【スズコナリヒラ(鈴子業平)】トウチク属 ・分 布:各地で栽培 ・稈 長:3~8m ・直 径:2~3cm ・用 途:造園材料・観賞用・庭園用 ・ポイント(特徴): 半日陰地で寒風は避ける。 初夏に枝を切り(3節は残す)葉切りも行なう。 下方部も枝を残すこと。 きれいな色の竹 キンメイチク(金明竹) 【カタスジダケ】 ・分 布:関東地方以西で栽培 ・稈 長:4~6m ・直 径:3~5cm ・用 途:観賞用・造園用(半日陰地) ・ポイント(特徴): マダケの突然変異。 稈色は秋から初冬にかけてが一番美しい。 細い稈ほど視覚的に満足感がある。 4年生以上は伐採。 釣竿の竹 ホテイチク(布袋竹) 【ゴサン竹(五三竹)】 ・分 布:本州中南部以南・中国からの帰化植物 ・稈 長:8~10m ・直 径:1~4cm ・用 途:釣竿・杖など ・ポイント(特徴): 節部に厚膜脂肪ができるので、これが邪魔になり膨出する。 肥料は与えない方が布袋が多くなる。 黄金色の竹 オウゴンチク(黄金竹) 【キンチク】 ・分 布:各地で栽培 ・稈 長:2~5m ・直 径:~5cm ・用 途:造園用 ・ポイント(特徴): マダケの変種。 色が日焼けしやすい。 枝の幹が光を通して透けて見える。 (スケルトン) 最も小型の竹 オカメザサ(阿亀笹) ・分 布:関東以西 ・稈 長:1~2m ・直 径:~5mm ・用 途:庭園用・生垣用・グランドカバー ・ポイント(特徴): 竹のこが出る前と成長後の2回剪定(3月・9月頃)。 笹ではなく、竹に属する故、タケ類では最も小型の竹であり、笹(ササ)類と誤認されやすい。 計算・商売に強くなる竹 ソロバンダケ(算盤竹) 【ラカンチク(羅漢竹)キョウチク】 ・分 布:中国原産 ・稈 長:3~6m ・直 径:1~3cm ・用 途:日本ではなし(話のネタになるだけ) ・ポイント(特徴): 節部分がソロバンの駒にそっくり。 節に触れると計算力・商売の売上があがると言われている。 気候の変化に弱い性質がある故、栽培が難しい。 突起に注意!四角い竹 シホウチク(四方竹) 【シカクチク(四角竹)】 ・分 布:外来種・関東以西(主に静岡県)中国原産 ・稈 長:4~5m ・直 径:2~4cm ・用 途:庭園用 ・ポイント(特徴): 筍(食用)は秋季。 下方部の節には突起があり注意。 春には枝の剪定。 折り曲り竹 ムツオレダケ(六折竹) ・分 布:兵庫県川沿い ・稈 長:3~4m ・直 径:2~4cm ・用 途:ほとんどない ・ポイント(特徴): 稈がジグザグ状に折れ曲がる、マダケの変種。 従って暖房付きハウスで越冬。 株立ちで根が広がらない。 竹の子は10~11月。 最も奇形な竹 ラセンチク(螺旋竹) 【ラセツチク(螺節竹)】 ・分 布:鹿児島県南部以南(亜熱帯産) ・稈 長:~6m(奇形部は、~2mまで) ・直 径:4~6cm ・用 途:園芸品 ・ポイント(特徴): 節がラセン状になる。 天然記念物の竹 キンメイモウソウ (金明孟宗) ・分 布:日本各地 ・稈 長:8~15m ・直 径:~12cm ・用 途:庭園用 ・ポイント(特徴): 稈が3種構造組織のため、黄色と緑色に分かれる。 交互の黄色と緑色が鮮やかである。 筍は柔らかく、アクがなく、とても美味である。 最も節間が長い竹 ダイミョウチク(大名竹) 【トウチク(唐竹)】 ・分 布:関東以西の河川敷 ・稈 長:8~10m ・直 径:3~5cm ・用 途:庭園用・観賞用 ・ポイント(特徴): 節間長は60~80cm。 日本国内では最長。 夏頃に枝切り。 目立たないササ カンチク(寒竹) ・分 布:各地で栽培 ・稈 長:3~5m ・直 径:1~2cm ・用 途:庭園用・内装材 ・ポイント(特徴): 秋季の竹の子は美味である。 笹(ササ)類ではあるが、その中では大型種。 肥料は施さなくてもよい。 細い稈や紫褐色が好まれている。 半日陰地で湿気のある場所。 奇形な竹 ダイフクチク(大福竹) 【ブットチク・ブッタンチク】バンブー属 ・分 布:アジア亜熱帯地域・国内は栽培 ・稈 長:1~2m ・直 径:1~3cm ・用 途:盆栽用・観賞用 ・ポイント(特徴): 筍は6~9月、~12月、夏期から初冬まで。 稈色は緑色と白っぽい色の2種類がある。 鳳凰状の葉 ベニホウオウチク (紅鳳凰竹) ・分 布:関東以西の太平洋側で栽培 ・稈 長:3~5m ・直 径:1~2cm ・用 途:庭園用・生花の材料(水上げがよい) ・ポイント(特徴): 株立ちで根が広がらない。 黄色い(レモン色の)竹 スホウチク(蘇方竹) 【クジャクザサ】 ・分 布:外来種で、各地で栽培 ・稈 長:3~5m ・直 径:3~4cm ・用 途:庭園用 ・ポイント(特徴): 鮮やかな黄色(レモン色)。 株立ちで根が広がらない。 筍は秋期(短月)。 黄金色(葉)のササ オーゴンザサ(黄金笹) 【カムロザサ(禿笹)】 ・分 布:栽培 ・稈 長:30~50cm ・直 径:2~3mm ・用 途:観賞用。 庭園のカバープラント ・ポイント(特徴): 初夏期から緑色が強くなる。 3月と9月に剪定(少し葉を残すと肥料を施す必要なし)春に筍(竹の子)。 風変わりでユーモラスな竹 ラッキョウヤダケ (辣韮矢竹) 【ラッキョウチク】 ・分 布:各地の庭園に植栽・盆栽 ・稈 長:2~4m(奇形部は、~1. 5mまで) ・直 径:1~3cm ・用 途:箸置・飾り物など・庭園用 ・ポイント(特徴): 地下茎もラッキョウ状の形。 ヤダケの変種。 冬は室内で越冬。 半日陰地。 小金色の竹 オーゴンキョウチク (黄金京竹) ・分 布: ・稈 長:~3m ・直 径:1~2cm ・用 途:なし ・ポイント(特徴): ソロバンチクと同種。

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竹灯り制作3作品目 毘沙門亀甲

亀甲竹

但し、下部分は竹皮を取り除くことが必要。 寿命は3~4年で短い。 中国では朱色は幸運の色、日本では鳥居の色が朱色。 奇形な竹 キッコウチク(亀甲竹) 【ブツメンチク(仏面竹)】 ・分 布:秋田・岩手南部地域より以南各地 ・稈 長:7~10m(奇形部は、〜3mまで) ・直 径:5~15cm ・用 途:造園用・飾り床柱・花器など (直射日光に当たらない、湿気のある所) ・ポイント(特徴): モウソウチク(孟宗竹)の突然変異、稈の形が亀の甲、仏様の顔に似ていることから、呼ばれるようになった。 利用法は、1年ものを初冬に伐採して油抜き後に使用する。 真っ黒な竹 クロチク(黒竹) 【ズス竹】 ・分 布:青森県中部以南、中国原産 ・稈 長:3~10m ・直 径:2~5cm ・用 途:茶室庭園用・茶室材料・民芸品など ・ポイント(特徴): 新竹は緑色、2年目に真っ黒(紫黒色)になる。 通常の色は斑点模様の黒褐色。 寿命は5~8年と短い。 南面の乾燥地は黒く良質で、太い稈はあまり褒められるほどではない。 葉の縞模様がきれい シマダイミョウチク(縞大名竹) 【スズコナリヒラ(鈴子業平)】トウチク属 ・分 布:各地で栽培 ・稈 長:3~8m ・直 径:2~3cm ・用 途:造園材料・観賞用・庭園用 ・ポイント(特徴): 半日陰地で寒風は避ける。 初夏に枝を切り(3節は残す)葉切りも行なう。 下方部も枝を残すこと。 きれいな色の竹 キンメイチク(金明竹) 【カタスジダケ】 ・分 布:関東地方以西で栽培 ・稈 長:4~6m ・直 径:3~5cm ・用 途:観賞用・造園用(半日陰地) ・ポイント(特徴): マダケの突然変異。 稈色は秋から初冬にかけてが一番美しい。 細い稈ほど視覚的に満足感がある。 4年生以上は伐採。 釣竿の竹 ホテイチク(布袋竹) 【ゴサン竹(五三竹)】 ・分 布:本州中南部以南・中国からの帰化植物 ・稈 長:8~10m ・直 径:1~4cm ・用 途:釣竿・杖など ・ポイント(特徴): 節部に厚膜脂肪ができるので、これが邪魔になり膨出する。 肥料は与えない方が布袋が多くなる。 黄金色の竹 オウゴンチク(黄金竹) 【キンチク】 ・分 布:各地で栽培 ・稈 長:2~5m ・直 径:~5cm ・用 途:造園用 ・ポイント(特徴): マダケの変種。 色が日焼けしやすい。 枝の幹が光を通して透けて見える。 (スケルトン) 最も小型の竹 オカメザサ(阿亀笹) ・分 布:関東以西 ・稈 長:1~2m ・直 径:~5mm ・用 途:庭園用・生垣用・グランドカバー ・ポイント(特徴): 竹のこが出る前と成長後の2回剪定(3月・9月頃)。 笹ではなく、竹に属する故、タケ類では最も小型の竹であり、笹(ササ)類と誤認されやすい。 計算・商売に強くなる竹 ソロバンダケ(算盤竹) 【ラカンチク(羅漢竹)キョウチク】 ・分 布:中国原産 ・稈 長:3~6m ・直 径:1~3cm ・用 途:日本ではなし(話のネタになるだけ) ・ポイント(特徴): 節部分がソロバンの駒にそっくり。 節に触れると計算力・商売の売上があがると言われている。 気候の変化に弱い性質がある故、栽培が難しい。 突起に注意!四角い竹 シホウチク(四方竹) 【シカクチク(四角竹)】 ・分 布:外来種・関東以西(主に静岡県)中国原産 ・稈 長:4~5m ・直 径:2~4cm ・用 途:庭園用 ・ポイント(特徴): 筍(食用)は秋季。 下方部の節には突起があり注意。 春には枝の剪定。 折り曲り竹 ムツオレダケ(六折竹) ・分 布:兵庫県川沿い ・稈 長:3~4m ・直 径:2~4cm ・用 途:ほとんどない ・ポイント(特徴): 稈がジグザグ状に折れ曲がる、マダケの変種。 従って暖房付きハウスで越冬。 株立ちで根が広がらない。 竹の子は10~11月。 最も奇形な竹 ラセンチク(螺旋竹) 【ラセツチク(螺節竹)】 ・分 布:鹿児島県南部以南(亜熱帯産) ・稈 長:~6m(奇形部は、~2mまで) ・直 径:4~6cm ・用 途:園芸品 ・ポイント(特徴): 節がラセン状になる。 天然記念物の竹 キンメイモウソウ (金明孟宗) ・分 布:日本各地 ・稈 長:8~15m ・直 径:~12cm ・用 途:庭園用 ・ポイント(特徴): 稈が3種構造組織のため、黄色と緑色に分かれる。 交互の黄色と緑色が鮮やかである。 筍は柔らかく、アクがなく、とても美味である。 最も節間が長い竹 ダイミョウチク(大名竹) 【トウチク(唐竹)】 ・分 布:関東以西の河川敷 ・稈 長:8~10m ・直 径:3~5cm ・用 途:庭園用・観賞用 ・ポイント(特徴): 節間長は60~80cm。 日本国内では最長。 夏頃に枝切り。 目立たないササ カンチク(寒竹) ・分 布:各地で栽培 ・稈 長:3~5m ・直 径:1~2cm ・用 途:庭園用・内装材 ・ポイント(特徴): 秋季の竹の子は美味である。 笹(ササ)類ではあるが、その中では大型種。 肥料は施さなくてもよい。 細い稈や紫褐色が好まれている。 半日陰地で湿気のある場所。 奇形な竹 ダイフクチク(大福竹) 【ブットチク・ブッタンチク】バンブー属 ・分 布:アジア亜熱帯地域・国内は栽培 ・稈 長:1~2m ・直 径:1~3cm ・用 途:盆栽用・観賞用 ・ポイント(特徴): 筍は6~9月、~12月、夏期から初冬まで。 稈色は緑色と白っぽい色の2種類がある。 鳳凰状の葉 ベニホウオウチク (紅鳳凰竹) ・分 布:関東以西の太平洋側で栽培 ・稈 長:3~5m ・直 径:1~2cm ・用 途:庭園用・生花の材料(水上げがよい) ・ポイント(特徴): 株立ちで根が広がらない。 黄色い(レモン色の)竹 スホウチク(蘇方竹) 【クジャクザサ】 ・分 布:外来種で、各地で栽培 ・稈 長:3~5m ・直 径:3~4cm ・用 途:庭園用 ・ポイント(特徴): 鮮やかな黄色(レモン色)。 株立ちで根が広がらない。 筍は秋期(短月)。 黄金色(葉)のササ オーゴンザサ(黄金笹) 【カムロザサ(禿笹)】 ・分 布:栽培 ・稈 長:30~50cm ・直 径:2~3mm ・用 途:観賞用。 庭園のカバープラント ・ポイント(特徴): 初夏期から緑色が強くなる。 3月と9月に剪定(少し葉を残すと肥料を施す必要なし)春に筍(竹の子)。 風変わりでユーモラスな竹 ラッキョウヤダケ (辣韮矢竹) 【ラッキョウチク】 ・分 布:各地の庭園に植栽・盆栽 ・稈 長:2~4m(奇形部は、~1. 5mまで) ・直 径:1~3cm ・用 途:箸置・飾り物など・庭園用 ・ポイント(特徴): 地下茎もラッキョウ状の形。 ヤダケの変種。 冬は室内で越冬。 半日陰地。 小金色の竹 オーゴンキョウチク (黄金京竹) ・分 布: ・稈 長:~3m ・直 径:1~2cm ・用 途:なし ・ポイント(特徴): ソロバンチクと同種。

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竹の育て方とは?苗の鉢植えの時期と方法は?

亀甲竹

日本にも自生する竹は、アジアを起点にいまや世界に知られる植物になりました。 そんな竹の硬質さを日本人は昔から利用し、さまざまな竹細工を作り、生活の知恵にしてきました。 日本文化と仲良し、そんな竹の種類と魅力を紹介します。 竹は日本人の生活備品にかかせない植物であった? 出典: 竹の種類の前に、竹とはどういうものなのかご紹介します。 現在竹は世界的に生息しますが、もともとはアジア原産の植物であり、 兵器などにも 利用されてきたものになります。 竹という素材は 極めて強固 であり 、そのうえ 柔軟性も 兼ね備えており 、 多くの 加工品に 活用されています。 中は 空洞 ですがとにかく 外皮とも いえる部分の 密度が 高く 、 強靭な 硬度を誇ります。 しかし工夫次第では 柔軟性を保ったまま 加工することもでき 、 竹カゴや 簾 、 梯子などにも 使われています。 住宅の 設備として 活用されていたこともありました。 竹の植物としての最大の特徴は、やはり その 成長 速度でしょう。 特に 竹林など密集して生えている場合、 光を強く求めてどんどん上に高くなってきます。 地下茎によって 繁殖していき 、 家が近くに ありますと そこに影響を 及ぼすほどに範囲を広げていきます。 強く根を張りすぎて、 家の土台を盛り上げてしまうこともあるのです。 加工できる竹の種類は少ない?竹の種類を紹介 出典: 実は竹には多くの種類があります。 世界で見れば 1300種類は ありますし 、 日本だけでも600種を 越えるのです。 しかし種類はともかく 、 実用性がしっかりと ある 竹は多くありません。 加工して工芸品などにできるような竹はそうそうないのです。 例えば 真竹という のがあります。 日本の竹の中で最も 竹材料として 優れているものになります。 或いは 、 孟宗竹という のもあります。 これもかなり有名な竹の種類といえます。 かなり 厚みが あり 、 日本の竹の中では最も大きく育つものになります。 これらの竹は工芸品などの材料に利用することができます。 有名な竹の種類とは 虎斑竹(トラフダケ) 虎斑竹(トラフダケ)は高さ10~15m、直径は3~10cm程度になる竹です。 この虎斑竹は、高知県の安和の竹林(ちくりん)にのみ育ちます。 竹に熱を加えると、虎模様がでる様子から虎斑竹とついています。 虎模様がでる理由は、竹が生えている土の中に細菌がいて、その細菌が影響しているとも言われている。 しかし、安和の竹林でした育たないのかは未だ解明されていません。 淡竹(ハチク) 淡竹(ハチク)は、虎斑竹と同じように高さ10~15m、直径は3~10cm程度になる竹です。 竹全体が粉を吹いているように白くなっていることから淡竹と呼ばれていると考えられている。 寒さに耐性があり、細く割れるところから抹茶を立てる際に使う茶筅(ちゃせん)や、提灯(ちょうちん)の骨に利用さています。 真竹・苦竹(まだけ) 真竹・苦竹(マダケ)は、高さが10~20m、直径5~15cm程度になる竹です。 節と節の間が長い竹の種類です。 非常にしなりがあり、竹製品や竹細工、竹を利用した工芸品の材料として利用されています。 孟宗竹(モウソウチク) 孟宗竹(モウソウチク)は、中国の産地による竹で、孟宗にちなんでつけられました。 原産は中国であるが、日本全国に生えているため、竹細工や竹しゃもじとして利用されていたりする。 亀甲竹(きっこうちく) 亀甲竹(キッコウチク)は孟宗竹が変異してできた竹です。 地面から2~3mのところが亀の甲羅のようになっているので、亀甲竹と名前がつきました。 布袋竹(ホテイチク) 布袋竹(ホテイチク)は、高さが3~5m、直径3~4cm程度になる竹です。 真竹の節と節の間が、布袋様(ほていさま)のように膨らんだように見える竹です。 黒竹(くろたけ) 黒竹(クロタケ)は、高さが3~5m、直径2~3cm程度の小型の竹です。 渋い黒色のまま竹林に生えており、黒竹と呼ばれるのは、その所以からです。 紫竹とも呼ばれ、竹細工に利用され主に観賞用で好まれています。 篶竹(スズタケ) 篶竹(スズタケ)は、高さが2m、直径1cm程度笹の仲間です。 寒冷地に多くみられ、標高の高い山に生えている竹です。 長く使用することで、艶(つや)がでて、魅力が増します。 煤竹(すすたけ) 煤竹(ススタケ)とは、自然に生える竹ではありません。 藁葺き屋根(わらふきやね)の家で作れる竹です。 どのように作られるかというと、藁葺き屋根の天井裏で長い間、煙に燻され(いぶされ)続けてうまれる竹です。 ありとあらゆる竹の種類の中で、一番高価な竹です。 1本数十万はくだらない竹で、流通量は少ないです。 蓬莱竹 ホウライチク 蓬莱竹 ホウライチク は、竹では珍しく、根を広げない竹です。 株立ちと呼ばれる種類の植物で、川岸の護岸目的で多く利用されてきました。 竹では通常、春に筍(たけのこ)が生えるが、夏に生えるのが特徴です。 花を咲かせる竹の種類とは? 竹と いえば 青く 伸びた節 、 そして末端に 茂る笹が容易に想像できますが、 竹も 花を咲かせることがあります。 ただし一度花が咲いてから次に咲く準備ができるまでの スパンは 非常に長く 、 孟宗竹では60年程度 、 真竹では120年程度と されています。 種類によって 花を咲かせるための スパンは 違うのですが、竹の花自体が非常に珍しいことは 確かであり 、 古くは 凶事の前触れと されていました。 一斉に 開花して 一斉に 枯れる ことから、 開花病や十年枯病と 呼ばれることもありま す。 実際にはただ花が咲いて枯れるだけで、特に病気ではありません。 竹は日本家屋に用いられていた? 出典: 日本文化にも竹の存在は欠かせません。 竹から作られる 日用品 も そうですし 、 茶道具などにも 用いられることもありました。 かぐや姫の元ネタとしても 有名な日本最古の物語である竹取 物語では 「 野山にまじりて 竹を 取りつつ 、 よろ づの 事に 使いけり 」 という文が出てきます。 竹を取って 様々なことに使っていた 、 というくらい、日本人は 古くから竹とともに 生活してきたの です。 日本家屋で まだ 土塀を 使っていたときには中に竹を入れることによって 、 強度を 高める工夫もされていました。 茶道の ような 日本文化の粋とも いえる 部分にも 使って 、 日用品としても使えるほど、 種類に富んでおり 、日本の 文化を支えていた存在といえるのです。

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