赤い蜘蛛の正体とは? ある日、子供に『ベランダや玄関の横に赤い小さな蜘蛛がたくさん居るよ』と言われ見に行くと、ビックリするほどの数の赤い小さな蜘蛛を見る事がありますよね? ベランダなどで良く見るあの赤い蜘蛛の名前は 『タカラダニ』と言われる正確にはカベアナタカラダニと言うダニの仲間なんです。 赤い蜘蛛と言われている一般的な物は次に上げる物が居ます。 中でも セアカゴケグモは毒性の強い蜘蛛で毒は噛んで注入すると言われています。 毒はメスでメスはオスより体も大きいのが特徴です。 毒を注入されると強い痛みや発熱、発汗などの症状がみられます。 スポンサードリンク それぞれの蜘蛛の特徴 先ほど挙げた蜘蛛の特徴を紹介したいと思います。 タカラダニ このダニは日本全国で見られる 体長1mm前後で全身が赤から赤橙色と派手な見た目のダニです。 4~6月くらいにかけベランダやビルの屋上などで見られますが、意外と素早い動きで歩き回ります。 シロスジショウジョウグモ 赤地に黒点がつくタイプの他に全体が赤褐色や全体が黒色型と異変も多く居ますが、その 多くは赤褐色型の個体が多い。 オスよりメスの方が少しだけ大きい。 アカイソウロウグモ アカイソウロウグモは赤いイソウロウグモの事で名前の通り『居候』をする蜘蛛です。 家の中に居候するのではなく、 他の蜘蛛が張った巣に居候する蜘蛛で種類によっては居候する巣に違いがあります。 アカイソウロウグモは、 主にジョロウグモの巣に居候すると言われています。 セアカゴケグモ ヒメグモ科に分類される 有毒の蜘蛛。 本来は日本には居なかった蜘蛛ですが1995年に大阪で発見されてからチラホラと生息地が出てきた 外来種。 神経毒を持つのはメスと言われており、オスは噛んでも人体に影響がある毒を持っていないともされています。
次のたまに室内でも見かける、気持ち悪い赤い小さい虫の正体は「ダニ」ですが、なぜコンクリートなどに大量発生するのか原因が気になりますよね。 また赤い小さい虫の駆除方法はもちろん、大量発生させないための対策についても知っておきたいところ。 今回コンクリートや室内で見かける赤い小さい虫が発生する原因と、駆除方法を紹介します。 タカラダニは北海道から沖縄まで日本全土に生息している、ごくごく一般的なダニの一種で、体長は1ミリ程。 毎年暖かくなり始める3月頃に卵が孵化し、5月には成虫になり大量発生します。 タカラダニの寿命は約2ヶ月なので7月以降は見かけなくなりますが、繁殖力が強いので駆除しない限りは毎年の暖かくなってくると姿を現します。 タカラダニはなぜ赤いのか、その理由は判明していませんが、基本的にタカラダニは人を刺すような害虫ではありません。 ただ赤い体液に触れると、かゆみなど不快な症状を引き起こす可能性があるので、触れたり潰したりしないようにしましょう。 コンクリートや室内に発生する原因は? 赤い小さい虫・タカラダニは日当たりが良い場所・温かい場所を好む習性があり、エサは花粉やコケ、胞子・菌類。 住処も餌でもあるコケの中と考えられているため、 エサが豊富で暖かい屋外のコンクリートやベランダなどで発見されることが多いのです。 室内でタカラダニを発見した場合、数匹程度であれば外から迷い込んで侵入してきた可能性が高いです。 おそらく家の壁をつたって餌を探していたものが、誤って室内に侵入してしまったのでしょう。 大量発生して見た目も気持ち悪いタカラダニですが、人に害のない虫として認識されているので、好んで研究しようとする人が少ないのが現状。 「何とかしてくれ!」と行政に苦情を言う人も多いようですですが、まだまだ大量発生する原因が分からない虫でもあります。 スポンサーリンク 赤い小さい虫・タカラダニの駆除方法 赤い小さい虫・タカラダニの駆除方法ですが、体液に触れるとかゆみを引き起こす可能性があるので、素手で触れるのはNGです。 タカラダニの活動期間は2ヶ月程なので少し我慢すれば見かけなくなりますが… 今すぐ駆除したい方は、以下の方法がおすすめです。 水で流す ベランダや玄関、家の壁で発見したタカラダニは、水で流して駆除しましょう。 ホースで水をかけられない場合、ジョーロで水をかけるだけでも流れていきます。 時間が経つと再び発生しますが、洗濯物を干す前など、定期的に水で洗い流すようにしておけばシーズンが過ぎると、いつの間にかいなくなりますよ。 ダニ用の液体殺虫剤をまく 水で流した後、液体のダニ用殺虫剤をまいておけば、駆除した後もタカラダニが発生しにくくなります。 ダニ用殺虫剤はコストがかかるので、タカラダニがどうしても苦手で我慢できない人だけ購入を検討するようにしましょう。 コロコロにひっつける じゅうたんのゴミを取るコロコロにタカラダニをひっつけて駆除すれば、処理も簡単。 室内でタカラダニを発見した時にコロコロを使えば、駆除ついでに掃除もできます。 掃除機で吸い込む 室内に迷い込んだ数匹のタカラダニを駆除するには掃除機が便利です。 駆除ついでに掃除もできるので、コロコロ同様一石二鳥な駆除方法ですね! 他のタカラダニの駆除方法として市販の殺虫剤も有効で、キンチョールやゴキジェットなど一般的な殺虫剤でタカラダニは駆除できます。 ただ タカラダニは小さくて軽いので、殺虫剤をかけると飛んでいきますし、死骸を処理する手間が生じるので効率は悪いです。 人に害はない虫だけに息の根を止めて駆除する必要もないと思うので、水で流したりコロコロでひっつけて駆除するのが、最も簡単で効率良い駆除方法といえるでしょう。 赤い小さい虫を寄せ付けない対策 赤い小さい虫・タカラダニを駆除した後、再び寄せ付けないようにするために タカラダニの餌であるコケや花粉を除去する作業も大切です。 屋外で大量発生した時は餌となるコケが生えていないか探してみて、もし発見すれば除草剤や洗剤、熱湯をかけて、出来る限り処理しましょう。 また室内を清潔な状態で保つのはもちろん、ベランダや玄関・各部屋の窓にタカラダニの侵入ルートになるような隙間がないかも確認してください。 見た目が気持ち悪い赤い小さい虫・タカラダニですが、駆除した後にまた大量発生するとメンタルがやられてしまいます。 放置しても害はないですが、一度駆除しようと覚悟を決めたのなら、駆除後の再発生防止にも努めましょうね! スポンサーリンク•
次のタカラダニとは?• 和名:カベアナタカラダニ(宝ダニ)• 学名: Balaustium murorum• 階級:前気門亜目タカラダニ科• 生息範囲:日本全国(世界中にいる害虫)• 生息場所:コンクリート面 建物の外壁や床 、苔の上• 活動時期:5~6月• 体長:0. 寿命:成虫の期間は約1,2か月。 産卵すると24時間ほどで死ぬ• 好物:花粉、アブラムシ、コケなど• 弱点:基本的に弱い• タカラダニに関する相談で多いのが「家の中への侵入」なのですが、何を求めてタカラダニが移動をして、室内に侵入してくるのかは現在はわかっていないようです。 実験で捕獲されたタカラダニは全てメスだったことから「単為生殖」であると思われているので、 繁殖のための配偶者を探す行動ではないと推測されています。 日光のよく当たるコンクリートでできた屋上などで多く発見されることから、家の外壁を上って屋上に向かう習性があり、その途中で室内に迷い込んでしまうのかもしれません。 タカラダニは害があるの? ダニの仲間には人を刺して、痒みを伴う皮疹を生じさせる種類も多くいますが、このタカラダニは 人を刺すことはありません。 飛ぶことはありませんし、人を刺すことも無いので、まずは見えている範囲のタカラダニを下記の方法で駆除しましょう 1.放水して駆除をする タカラダニの多くが「乾燥したコンクリート面」で発見されることから、水にも弱いと考えられています。 タカラダニの発生個所が屋外のブロック塀や屋上などであれば、放水をして流してしまうのは一つ簡単で効果的な方法でしょう。 2.殺虫剤で駆除をする タカラダニには市販されているピレスロイド系の殺虫剤も有効です。 ドラッグストアなどで販売している殺虫剤を使用することで駆除が可能ですが、発生場所が特定しにくいので、 残効性のある フェノトリンなどのピレスロイド系殺虫剤が良いでしょう。 室内で発生した場合にも使えるこちらの殺虫剤がおすすめです。 3.コケがついていたら除去する コケの付いたコンクリート壁でタカラダニを見かけることが多く、 タカラダニはコケを食べることが確認されています。 コケのある場所が 産卵場所にはならないようですが、摂食行動で集まってくることも想定されるので、タカラダニの発見場所に苔が生えていたら除去するようにしましょう。 タカラダニの最も効果的な忌避方法は「防水材塗布」! タカラダニの駆除は簡単でも、再発生の予防法を取らないとまた5~7月になると発生してしまう恐れがあります。 そんなタカラダニの防除方法で最もおすすめしたいのが 「防水材の塗布」です。 その効果は、 2年半後でも持続していたことから、防水材塗布は長期間にわたってタカラダニの忌避効果を持つことも実証されました。 防水材はどこに塗ると良いのか? 防水材がタカラダニの忌避効果を発揮することが分かった所で、どこに塗布すると良いのでしょうか? タカラダニは、上の画像で示す2か所で卵が多く発見されたことから、産卵場所が• 壁の亀裂• 壁と床の継ぎ目のわずかな隙間 であると考えられています。 雨風などの外的要因から身を守ることが出来る• 天敵であるアリやクモが入り込みにくい• 適度な湿度を保つことが出来る 等が考えられています。 ご自宅のタカラダニを見かけた場所の周囲に、このようなコンクリートの切れ目があればそこがタカラダニの産卵場所になっていることが考えられます。 まずはその場所に放水、もしくは残効性のある殺虫剤で成虫の駆除を行い、防水材を塗布することでその年のタカラダニの再発生予防、また今後数年間の防除対策とすることが出来るでしょう。 ウレタン防水材には「1液型」と「2液型」の2種類があり、2液型は主材と硬化剤を混ぜて使用する必要があり、素人が使うと配合の失敗によって硬化不良などを起こすことがあるので、 1液型のものを選ぶようにしましょう。 1液型は配合する必要が無いので扱いやすいのですが、デメリットは 一度開封すると時間が経つにつれて硬化してしまうため「使い切る必要がある」という点です。 タカラダニ防除を目的に購入する場合は、使用範囲に合った量を購入するようにしましょう! 壁面の亀裂や床面と壁の継ぎ目に塗装する場合は、こちらの商品が量も少なく使い切りに適しているのでお勧めです!• タカラダニは刺さないが、潰すとアレルギー反応を起こす恐れがある• 生態の多くはまだ謎な部分が多い• 水や殺虫剤で簡単に駆除できる。 殺虫剤は残効性のある 「フェノトリン」のピレスロイド系殺虫剤がおすすめ• 産卵場所は 「コンクリート壁の亀裂」「壁と床の継ぎ目」• ウレタン防水材が忌避効果を持つので、産卵場所に塗布すると良い• ウレタン防水材は、 1液型で使い切ることができる量のものを購入する 見た目は不快ですが、タカラダニはあえて潰さなければ実害は少ない害虫ですので、そこまで心配する必要はないでしょう。 発生する期間も短いので、ご紹介した残効性の高い殺虫剤を壁面の亀裂などに散布すれば、その年の発生は十分抑えられるでしょうし、完全に防除したい場合はウレタン防水材を使えば十分だと思います。 タカラダニに悩まされている方は、是非今回ご紹介した方法を使って防除してみてください。
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