スポンサーリンク 甘皮処理はどこをするのか? 「甘皮処理ってどこまでやるの?」 まず、処理をする場所ですが、写真の黒い部分が 『ルースキューティクル』と言って、 爪に貼り付いている角質です。 根元から伸びてきて、爪の表面として出てくる時に、一緒にくっついている、 薄い半透明の皮です。 コレを、ジェルネイルを塗る前に、爪から 剥がします。 この爪に貼りついた薄い皮が、 ルースキューティクルと言って、 ジェルネイルを塗る前に処理しなければいけない、角質です。 つまり、 甘皮処理とは 「ルースキューティクルを取ること」が 最も大切なのです。 甘皮処理をしないとジェルネイルはどうなるの? ルースキューティクルが残っていると、ジェルがそれを辿って 皮膚へ流れていってしまいます。 そして、このルースキューティクルは 角質なので、 すぐに剥がれるものです。 その すぐ剥がれてしまうものの上に「ジェルネイル」が乗っている状態を作ってしまいます。 そうすると、必然的にジェルが 剥がれやすくなりますね。 これが、ジェルネイルが 根元や横から早く剥がれてしまう 原因です。 メタルプッシャーで処理する場合 ネイリストが使う メタルプッシャーは、「爪」と「ルースキューティクル」の間に 差し込んで剥がしていくイメージです。 ただ、買ったばかりのメタルプッシャーは特になのですが、とても 鋭利です。 使い方をちゃんと理解していないと、力のかけすぎで 爪をえぐってしまうことがあるので、 十分に注意して使用してください。 セラミックプッシャーで処理する場合 セラミックプッシャーとは、 軽石が付いてるプッシャーのことです。 この 軽石で ルースキューティクルだけを 削り取ってきます。 本来は「 ドライケア」と言って、爪が乾燥した状態でこのセラミックプッシャーで甘皮を削ります。 しかし、今まで多くのネイル初心者さんへの甘皮処理を教えてきて、ウエットな状態でセラミックプッシャーを使う方が、初心者でも「ルースキューティクル」だけを上手に除去することができて、しかも安全なのでウエットな状態で使用するやり方をお伝えしてます。 セラミックプッシャーでの甘皮処理の手順 セラミックプッシャーを水で濡らす 小さな入れ物に「水」を入れといて、それにセラミックプッシャーをつけながら、常に ウエットな状態を保ちます。 甘皮部分でくるくる回しながら削り取る セラミックプッシャーの先の尖ったところで、甘皮部分(写真D:エポニキュウムまたはキューティクル)を 押し上げます。 そうすると、1〜2㎜ほど皮膚の方へ動きます。 全体の甘皮(キューティクル)を、少し押し上げてから、セラミックプッシャーで円を描くようにクルクルと爪の上で動かします。 しっかり 爪に当てて削ります。 ルースキューティクルが削れてくると、こんな風にポロポロと出てきます。 ガーゼで拭く ポロポロと出てこなくなったら、水に濡らしたガーゼで、しっかり取ります。 キューティクル(エポニキュウム)を押し上げたので、ルースキューティクルがきちんと取れていれば、ポケットができます。 この ポケットが綺麗になるまで、 ルースキューティクルを取りましょう。 残っていたら繰り返す ルースキューティクルが残っていなければ、綺麗に甘皮のラインが整います。 ガタガタしているように見えるということは、まだルースキューティクルが 残っているのです。 見落としがちな、爪の 側面のルースキューティクルも、しっかり取りましょう。 ここでしっかり取っていれば、この後ジェルを塗る時に、ジェルが 横から流れ出すことが無くなります。 このように、 爪と 皮膚の 「 境目」がハッキリして綺麗ですね! ニッパーを使わなくても、ここまで綺麗に処理すると、ジェルを塗るのは簡単です。 ルースキューティクルが 残っているから、 ジェルがはみ出すのです。 爪と皮膚を 繋いでる 『ルースキューティクル』をしっかり離しましょう。 まとめ ジェルネイルをする前の 『 甘皮処理』とは、爪に貼り付いている 角質(ルースキューティクル)を取ることです。 写真の赤いところではありません。 写真の オレンジの部分を爪から剥がしているのです。 セラミックプッシャーで、このルースキューティクルさえ綺麗に取ってあげれば、ジェルを塗る時の失敗が少なく、 ジェルの持ちが良くなります。 爪の 側面も忘れないように、 丁寧に ルースキューティクルを取りましょう! このブログを動画でも解説してます.
次の- 目次 -• 甘皮処理のメリット 甘皮とはルースキューティクルという爪表面を覆っている角質です。 角質は爪の成長を妨げたり水分を奪って乾燥しささくれの原因となってしまいます。 そのため、定期的に甘皮処理をする必要があります。 甘皮処理をすることによって、爪の成長を妨げられることがなくなり、健康な爪に育ちます。 また、見た目もよくなりますしジェルネイルの持ちも良くなるメリットがあります。 甘皮処理の注意点 甘皮は爪を細菌から守る役割があります。 そのため 甘皮を処理しすぎてしまうと、細菌に感染してしまう危険性があります。 また、爪を傷つけてしまうと成長の妨げになり爪が変形してしまう恐れもあります。 甘皮処理をおこなう際は、正しいやり方で丁寧に優しくケアをおこなってください。 また、爪を守ってくれているものですのでやり過ぎには注意してください。 多くても月に2回程度の頻度で行いましょう。 甘皮処理に必要なもの 甘皮処理で必要なアイテムは手に入れやすいものが多いです。 最低限必要なものは、コットン・ガーゼ・ウッドスティック・やすり・化粧水・ハンドクリームです。 キューティクルニッパーは慣れない方が使うとかえって傷つけてしまうため、なくても問題はありません。 処理を始める前にコットンスティックを作っておきましょう。 コットン・ウッドスティック・やすりで簡単に作ることができます。 コットンの中側をウッドスティックの角をやすりで丸くしたものに巻き付けることで完成します。 家での甘皮処理のやり方 1.お風呂に入りましょう ますは甘皮を柔らかくします。 一番簡単な方法はお風呂に入ることです。 いつもと同じようにお風呂に入って構いません。 指先までしっかりとお湯に浸かりさえすれば、特別なことをする必要はありません。 お風呂に入る予定がない場合は、ボウルにお湯を張り指を浸す方法でも問題はありません。 2.コットンスティックで甘皮を押し上げましょう あらかじめ作っておいたコットンスティックをお湯でしっかり湿らせましょう。 そして コットンスティックを使ってふやけている甘皮を優しく押し上げます。 力をかけすぎないことがポイントです。 一気に剝がすのではなく、何度も丁寧に優しく甘皮を剥がしていきましょう。 3.気になる部分をキューティクルニッパーで処理しましょう キューティクルニッパーを持っていて気になる部分が残っている方は部分的に除去を行いましょう。 深くカットしてしまうとささくれになってしまいますので注意しましょう。 4.最後の保湿がとても大事です 最後に化粧水とハンドクリームを使い保湿をおこないましょう。 その際、爪の根元部分を中心にしっかり保湿をすることが重要です。 保湿をしっかりとおこなうことによって、綺麗で健康な爪が生えます。 綺麗で健康な爪を目指そう 健康な爪に変身できる甘皮処理はとても魅力的です。 家でも簡単に行うことはできますが、危険が伴っていることを忘れないようにしましょう。 間違ったやり方で甘皮処理をすると、爪に負担がかかり傷つけることになりかねません。 自信のない方はネイルサロンで処理してもらったほうがいいかもしれません。 正しい方法でケアすることによって、綺麗で健康な爪を手に入れてください。
次のはじめまして。 表参道のサロン『Sea Room』でネイリストをしている愛須です。 甘皮処理は正しい知識を持って行わないとケガに繋がることも。 この甘皮をどういった作業で、何のために処理を行うのかを知っていれば、より確実にきれいに爪先を整えることができるでしょう。 どんな作業? 甘皮処理とは 爪にある薄い皮(甘皮)をきれいにする作業のことです。 爪には2つの甘皮があり、それぞれをルースキューティクルとキューティクルといいます。 これをきれいに処理しないとネイルのノリが悪くなるだけでなくささくれなどのトラブルを引き起こします。 甘皮処理はティッシュだけで行うのは難しいため、いくつかの道具を使って行います。 甘皮は手だけでなく、足にもあるので、甘皮処理をするなら手だけではなく足の爪まで行うことをおすすめします。 なんのためにするの? 甘皮処理は爪をきれいに保つ目的もありますが、甘皮処理をするとささくれなどのトラブルを回避することができます。 またネイルをする人にとっては、 ネイルのノリを左右する大事な作業となります。 甘皮処理をするのとしないのでは、ネイルのノリだけでなく塗りやすさにも影響するので、ネイルを十分に楽しみたいなら必要不可欠な作業です。 サロンでも甘皮処理をしてくれますが、サロンでは1回数千円と高くついてしまうので、なるべく自身で甘皮処理を行った方が良いでしょう。 では、甘皮処理に必要な道具をみていきましょう。 プッシャー• キューティクルリムーバー• キューティクルニッパー• ネイルオイル• お湯とボウル 続いて、 甘皮処理に必要な道具を、それぞれ詳しくみていきます。 プッシャーにはいくつか種類があり、電動タイプ、セラミックタイプ、メタル、ウッドなどさまざまなタイプがあります。 電動など機能性が高いものは少々高額になりますが、セラミックや一部のメタルタイプであれば100均でも売られています。 最近ではキューティクルリムーバーがプッシャーにしみ込んだものも売られているので、手軽に甘皮処理をしたい人にはこうしたタイプもおすすめです。 またウッドスティックとガーゼ(コットン)を組み合わせたものでも代用ができるので、プッシャーが使いづらい場合にはこちらを使用するのもおすすめです。 やりすぎると痛くなってしまいます。 血が出てくることもあるので、力加減には注意しましょう。 また、初心者の方が甘皮処理を行う場合、オススメはメタルです。 こちらも甘皮処理に必要不可欠な道具の一つです。 キューティクルリムーバーを使用しないと、爪が削れてしまったり出血したりと良いことはありません。 100均で手軽に手に入るので、費用を惜しまずキューティクルリムーバーを使用した方が爪を傷つけずに済みます。 押し上げられたキューティクルなどを切りそろえる際に使いますし、ささくれの処理にも役立ちます。 ニッパーにもいくつか種類があり、バネが1本のものや2本のものなどがあります。 自身の使いやすいものや、爪との相性を見て使うニッパーを決めましょう。 処理後の爪は乾燥しているので、爪の乾燥防止や傷から守るためにもオイルを塗ることをおすすめします。 またネイルオイルを塗ることで爪にツヤを与えたり、ささくれを防止するなどの効果も得られます。 100均でもいくつかの商品があるので、含まれている成分や塗り心地などで選ぶようにしましょう。 【セルフ】甘皮処理のやり方 では、 甘皮処理のやり方を6つの手順に分けて紹介します。 最初は甘皮をふやかす作業で、甘皮に キューティクルリムーバーを塗ってから38度程度のぬるま湯に5分程度浸からせておきます。 甘皮を十分にふやかさないと爪自体に傷を作ることになるので、甘皮をふやかすときは手抜きをしないようにしましょう。 プッシャーは爪に立てて使いますが、45度程度の角度で使用します。 斜めに立てながら 爪の先から根本に向かって優しくこする(削る)とカスのようにして甘皮が剥がれていきます。 根本のキューティクルも皮膚から浮いてくるので、根本まできちんと処理をしましょう。 これを処理するために、 コットンやガーゼを使って甘皮のカスを絡めとってきれいにします。 コットンやガーゼがない場合は柔らかいタオルでも代用が可能です。 甘皮のカス処理(ルースキューティクル処理)をしないとカスが邪魔になりますし、ネイルオイルを塗る際に汚くなってしまうのできちんと処理しておきましょう。 初めはきれいにやろうと思い、キューティクル部分(皮膚と繋がっている根本の部分)を切りすぎて出血することがあります。 それを避けるためにも、やりすぎないことが大切で、あくまで浮いているキューティクルだけをニッパーで処理するようにしましょう。 ここまでで爪はきれいな状態になっていますが、このままの状態で放置すると爪が乾燥してトラブルを引き起こしやすくなります。 ネイルオイルを丁寧に塗って爪を乾燥やトラブルから保護してあげましょう。 YouTubeなどではネイリストが甘皮処理の動画も配信しているので、プロのやり方を動画で勉強するのもおすすめです。 甘皮処理が痛いと感じたらやめるべき? 人によって手の形や皮膚の厚さが異なるように、人によって甘皮の厚さや長さなども当然違います。 そのため一般的な手順に従って行っていても、甘皮が極端に薄い人では甘皮をふやかしただけで痛みを感じる場合もあります。 甘皮処理の途中で痛みを感じる場合には、無理に続けようとせずに様子を見ながら進めるようにしましょう。 痛みが引かない、または痛みが強くなる場合にはセルフでの甘皮処理は控えた方が良いでしょう。 痛みがすぐに引くのであれば、様子を見ながらそのまま進めても問題ありません。 しかしトラブルが発生した場合には痛みを感じた場合でもそうでない場合でもすぐに甘皮処理を中止しましょう。 【サロン】甘皮処理のメリット・デメリット 甘皮処理はセルフでも十分きれいになりますが、プロに任せた方がきれいに仕上がるのは確かです。 ただしサロンで行ってもらう甘皮処理にもメリットとデメリットがあるので、それぞれを見比べて サロンで行ってもらうかを判断しましょう。 サロン処理のメリット サロンで処理してもらうメリットはプロが行うことで 自身よりきれいに仕上がるという点です。 サロンには資格や知識を持ったネイリストがいるので、プロに行ってもらった方が慣れていない自身よりも丁寧にかつ確実に甘皮を処理してもらえます。 またプロに行ってもらうとトラブル発生率も低くなるので、トラブルなく爪先をきれいにしたい人に向いています。 サロンに行くとネイリストとお話しもでき、日々のハンドケアの悩みなども聞いてくれます。 アドバイスや相談もできるので、そうした面では得られるものは大きいといえるでしょう。
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