概要 [ ] 2016年に「登録不要で完全無料な」漫画サイトとして開設された。 違法コピーされた書籍をインターネットブラウザ上で誰でも無料で読むことができた。 漫画の他に、雑誌、小説、写真集の海賊版を掲載していた。 「」と呼ばれる、契約者の情報を徹底的に秘匿するサービスを提供しているのを経由してのサーバー上に開設されていた。 さらにサービスのを経由し、日本国内のユーザにコンテンツが配信されていた。 2017年から口コミで利用者が急激に伸び、2018年1月にはWebサイト分析ツール「」の調べで月間利用者数が約9892万人、日本国内のサイトランキングではなどの大手サイトを超え31位となり 、その影響規模の大きさから社会問題として話題になり始めた。 違法性 [ ] 2018年2月9日、衆院予算委員会でに関する違法性について取り上げられた。 また、2月13日にはが漫画村を念頭に海賊版サイトについての見解を発表 、2月16日には、漫画家の交流団体・が漫画村を名指しして利用者にアクセスしないよう求める声明を発表した。 このような動きに対して2018年3月、漫画村運営者は「漫画家さんが無料で広告してくれた」 とコメントを出し、有料プランの「漫画村プロ」を発表した。 は、漫画村を念頭に海賊版サイトへの接続をする措置を検討し 、2018年4月13日に「インターネット上の海賊版サイトに対する緊急対策(案) 」を発表。 漫画村による出版社の被害額が約3000億円に上ると推計されることから、緊急的な措置として、漫画村を含む悪質性の高い3サイトに対してを行うよう、インターネット接続業者に要請した。 2018年4月17日、は同社が開発した広告配信システムから、悪質性の高い3サイトへの広告配信を停止したことを発表した。 ブロッキングの発表に前後して同年4月11日、漫画村は接続が不安定になりアクセスできない状態が続いており 、4月17日午後3時32分からは接続不能となった。 海賊版漫画の画像データが保管されていた、運営側のみが操作できる別のサーバーへの接続もできなくなっていたため、運営側が自ら閉鎖したと推測されている。 同年5月14日、が違反容疑で捜査を開始したことを複数のメディアが報じた。 講談社などの複数の出版社が2017年に、著作権を侵害されたとして海賊版サイトを同法違反容疑でした 同年4月、作品を無断で掲載されていた漫画家が原告(代理人弁護士・中島博之)となり、配信サービスを提供していたに対し、漫画村に関する情報開示を求めて東京地裁に提訴し、同社は訴訟外で通信ログなどを開示していた。 同年6月12日、上記とは別の漫画家が原告(代理人弁護士・)となった民事訴訟を米国で提訴、漫画村に()サービスを提供していたクラウドフレア社と子会社は、サーバー契約者の氏名や住所などの資料を提出した。 同年11月9日、漫画村の運営者とみられる東京都新宿区の男性が、2017年6月に米国の企業の有料配信サービスを利用する契約をしていたとみられることがわかった。 刑事告訴、損害賠償請求を求める民事訴訟に進んでいくことになった。 2019年7月7日、漫画村の元運営者の男が入国管理局によっての国際空港で拘束された。 フィリピン当局は日本大使館を通じて身柄拘束の要請を受けていた。 9月24日に男は日本に強制送還され、同日中に著作権法違反の疑いで逮捕された。 7月10日にはアルバイトの男1人と派遣社員の女1人が逮捕された。 2019年11月7日、実行役の飲食店従業員の男に福岡地裁で、懲役1年6カ月執行猶予3年、罰金50万円の判決が言い渡された。 2019年12月5日、実行役でイベントコンパニオンの女に福岡地裁で、懲役1年2カ月執行猶予3年、罰金30万円の判決が言い渡された。 運用とその問題 [ ] 漫画村は国交のない、著作権が保護されない国で運営されているため、閲覧者・アップロード者問わず違法性はないと主張している。 大量のアクセスに対処するために大手サービスを利用しているが、海賊版サイトの運営を手助けしている形のCloudflareに対して批判が高まっている。 収入源として、通常の広告に加え、ユーザーには見えない裏広告の配置 や、マイニングのスクリプトの設置をしているが、利用者がセキュリティーのリスクにさらされる危険性が専門家に指摘されている。 漫画村が起こしたブロッキング議論 [ ] 悪質サイトに対するブロッキング要請を日本政府が検討していたことに対し、は、「の侵害」に当たるとして反対の声明を発表。 要請があっても原則応じることはできないとした。 また、情報法制研究所は、政府が特定のサイト名を挙げてブロッキングを要請することは、憲法が禁止するにあたるおそれがある、と緊急提言した。 は、に対するブロッキング対応と比べて、慎重なプロセスを飛ばした拙速な点を憂慮するとし、ブロッキングには立法に向けて十分な議論がなされるべきだと声明を発表した。 一方で、日本政府は「あくまで法制度整備が行われるまでの臨時的かつ、緊急的な措置」であると説明。 漫画村から大きな被害を受けていたやは政府の対策措置を歓迎し、「の協力が不可欠」「海賊版対策において大きな前進」と評価した。 NTTのブロッキングによる議論 [ ] 2018年4月23日、はコンテンツ事業者団体からの要請、および政府の閣僚会議で決定された「インターネット上の海賊版対策に関する進め方について 」に基づき、海賊版3サイトに対するブロッキングを準備が整い次第実施すると発表した。 具体的には、、のISP提供3社が、漫画村と、の海賊版とされる3社に対し実施する。 この判断について、NTT社長のは5月11日の記者会見で、「ネットの自由を守るため、無法地帯にしない取り組みが必要」と述べ、さらに「政府の検閲とかそういうのは私も大嫌い」とした上で「ネット社会の自由やオープン性を守るために、無法状態で放置しておきたくない。 なんらかの取り組みをしたいという思いがあった」とブロッキングに踏み切った理由について述べている。 ブロッキングについては前述した日本インターネットプロバイダー協会が反対の姿勢を示しているが 、このNTTのブロッキング発表を受け、団体や個人による抗議、訴訟が行われた。 2018年4月25日、とが「強く抗議するとともに、ブロッキングを行わないことを求める」との意見書を発表した。 両会はNTTと前述のISP提供3社を含めた4社について、「具体的な事実および法的根拠を示さず」海賊版3サイトを対象としたブロッキングを行うことは「の利用者の『通信の秘密』(第2項、電気通信事業法第4条第1項)を侵害するものです」としている。 2018年4月26日、NTTコミュニケーションズと個人でプロバイダ契約を結んでいるの男性弁護士が、同社に対しブロッキングの差し止めを求める訴訟をに起こした。 同弁護士はブロッキングはに違反し「通信の秘密」を侵害するものだと主張した。 脚注 [ ] 注釈 [ ]• 朝日新聞デジタル 2019年9月25日. 2019年12月16日閲覧。 2019年7月11日閲覧。 KAI-YOU 2018年1月20日. 2018年4月15日閲覧。 公益社団法人日本漫画家協会 2018年2月13日. 2018年4月15日閲覧。 一般社団法人マンガジャパン 2018年2月16日. 2018年4月15日閲覧。 - 2018年4月17日時点でのアーカイブ• 朝日新聞. 2018年4月11日. 2018年4月15日閲覧。 首相官邸 2018年4月13日. 2018年4月15日閲覧。 ねとらぼ 2018年4月13日. 2018年4月15日閲覧。 株式会社ジーニー Geniee,Inc.. 2018年4月22日閲覧。 CNET Japan 2018年4月11日. 2018年4月15日閲覧。 朝日新聞デジタル 2018年4月17日. 2018年4月19日閲覧。 - (2018年5月14日配信、2018年5月14日閲覧)• 日経新聞 2018年11月9日. 2019年7月9日閲覧。 Buzzfeed. 2019年7月9日閲覧。 朝日新聞 2019年7月9日. 2020年3月22日閲覧。 朝日新聞 2019年9月24日. 2020年3月22日閲覧。 デジタル 2019年7月10日 同日閲覧• デジタル 2019年11月7日 2019年12月16日閲覧• デジタル 2019年12月5日 2019年12月16日閲覧• Yahoo! ニュース 個人. 2018年4月8日. 2018年4月15日閲覧。 実際にはユーザーに表示されない「裏広告」をページに仕込んでいたことがNHKにて放送された()。 NHK生活情報ブログ 2018年3月1日. 2018年4月15日閲覧。 一般社団法人 日本インターネットプロバイダー協会 2018年4月12日. 2018年4月16日閲覧。 一般社団法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構 2018年4月11日. 2018年4月16日閲覧。 インターネットコンテンツセーフティ協会 2018年4月11日. 2018年4月15日閲覧。 ITmedia NEWS. 2018年4月11日. 2018年4月20日閲覧。 ハフポスト日本版. 2018年4月13日. 2018年4月15日閲覧。 ITmedia NEWS. 2018年4月13日. 2018年4月15日閲覧。 - 知的財産戦略本部・犯罪対策閣僚会議(2018年4月13日配信、2018年5月14日閲覧)• - 公式サイト(2018年4月23日配信、2018年5月14日閲覧)• - 日本経済新聞(2018年5月11日配信、2018年5月14日閲覧)• - ITmedia(2018年4月25日配信、2018年5月14日閲覧)• - (2018年4月25日配信、2018年5月14日閲覧)• 外部リンク [ ].
次の無料で漫画を読むことができると話題になった有名サイト「漫画村」の後継サイト(クローンサイト)、「漫画村. club」や「星のロミ」。 サイトが閉鎖されて見ることができなくなった漫画村の後継サイトとして誕生しましたが、今ではその二つも閉鎖してしまいました。 「漫画村. clubや星のロミの代わりになるサイトはないの?」と探している人も多いですよね。 その漫画村. clubや星のロミの代わりになる、無料で漫画を読めるサイトをご紹介しますので、お金を一切かけずに漫画を読みたい人はこの記事を参考にしてみてください。 【漫画村の代わり】漫画村. clubや星のロミが閉鎖された本当の理由は逮捕? 漫画村. clubや星のロミは、無料かつ無制限で漫画が読み放題のサイト・漫画村の後継サイトとして話題になりました。 漫画村の利用者はこぞって漫画村. clubや星のロミに流れましたが、すぐにサイトは閉鎖されて見れなくなりましたね。 漫画村の一件での業界側の被害額は、約3200億円とも言われています。 それが社会問題となり、漫画村は閉鎖に追い込まれました。 その後、漫画村. clubや星のロミのような類似サイトが出てきましたが、それも次々と閉鎖されたようです。 そして、運営者は2019年7月に著作権法違反の疑いで逮捕。 大手出版社4社から提訴されていて、サイトはいまだに閉鎖状態です。 漫画村. clubや星のロミは、漫画村同様に著作権法を完全に違反していたため、今後の復活もないでしょう。 【漫画村の代わり】漫画村. clubや星のロミが復活したって本当?最新情報をご紹介 しかし「漫画村. clubや星のロミが復活した?!」という噂が、最近SNSなどでも見かけるようになりました。 でも調べたところ、漫画村. clubや星のロミの復活はないようです。 おそらく、漫画村. clubや星のロミが復活したことをほのめかして別サイトに誘導していると思われますが、中には詐欺まがいのツイートもあるため注意が必要ですね。 漫画村. clubや星のロミが復活することは今後も無いと思うので、そういった情報には惑わされないようにしましょう。 【漫画村の代わり】違法アップロードサイト・海賊版サイトは非常に危険!ウィルス感染に注意 漫画村. clubや星のロミはそもそも、違法アップロードサイトであり海賊版サイトです。 違法アップロードサイトや海賊版サイトは合法サイトではないため、万一読める状態だとしても、とても危険なリスクがあるんです! ・端末のウィルス感染リスク ・個人情報漏洩リスク ・詐欺被害に遭うリスク ・違法行為による法的リスク などなど……。 特に一番危険なのは、ウィルス感染リスクです。 違法漫画サイトを利用して、パソコンやスマホがウィルスに感染してしまったという人も結構いるんですよね。 感染してしまうと、ネットバンキングのログイン情報を読み取られてしまったり、電話帳の個人情報が漏れたりと、甚大な被害を被ってしまいます。 また、今後は法改正されて違法アップロードサイトから読むこと自体が犯罪になってしまう可能性もあるため、違法と知りながら読んだら逮捕されてしまう危険性も出てきました。 ウィルスに感染して個人情報を取られたり、万一逮捕されたりしてしまったら…と思うと怖すぎますよね。 そんな状態にならないためにも、違法ではなく合法で安全な漫画サイトで漫画を読むようにしましょう! 【漫画村の代わり】漫画村. clubや星のロミの代わり・後継・代替となる合法の無料漫画サイトはココ! 「じゃあいったいどこで読めば安全なの?!」と思いますよね。 「漫画は読みたいけど、できるだけお金もかけたくないし…」そんな気持ちの人は多いでしょう。 そんな人におすすめできるのが、31日間無料トライアルのあるU-NEXT。 U-NEXTは、漫画などの電子書籍を見ることができるサイトです。 本来は基本料金が1,990円(税抜)かかりますが、初回は31日間無料トライアルがあるので、その間に解約すればお金は一切かかりません。 加入特典として600円分のポイント(新刊1~2冊分)がプレゼントされるので、それを使って有料漫画を無料で読むことができます。 また、U-NEXTは漫画だけでなくアニメやドラマや映画が膨大にあるので、漫画を読み終わったら動画コンテンツを楽しむことも可能です。 特にアニメは見放題作品が多く、最初から最後まで一気に全話視聴することもできますよ。 漫画や動画を楽しんだ後は、31日間以内に解約してしまえば完全に無料なので、気になる人はぜひU-NEXTに登録してみてくださいね。 【漫画村の代わり】漫画村. clubや星のロミの代わり・後継・代替となるサイトのまとめ 漫画村. clubや星のロミのような無料で無制限に漫画を読めるサイトは、現在完全に閉鎖されているので、いくら探しても見つかることはありません。 そもそも海賊版サイトは違法ですし、あなたのパソコンやスマホがウィルスに感染してしまう危険性もあるので、絶対に利用しないようにしましょう。 お金をかけずに漫画を読みたいなら、合法サイトであるU-NEXTの31日間無料トライアルを利用してみてください。 漫画を読み終わったらアニメなどの動画を楽しむことだってできますし、無料期間内に解約すれば完全に無料なのでお金は一切かかりません。 私もU-NEXTの無料トライアルを利用しましたが、本当に0円で漫画を読んだりアニメをたくさん見ることができて、すごく楽しめましたよ。 無料期間内に解約したので、もちろんお金は一切取られませんでした。 U-NEXT、かなりおすすめです! この無料トライアルキャンペーンはとてもお得なので、気になったら今すぐU-NEXTに登録してみてくださいね。
次の概要 [ ] 2016年に「登録不要で完全無料な」漫画サイトとして開設された。 違法コピーされた書籍をインターネットブラウザ上で誰でも無料で読むことができた。 漫画の他に、雑誌、小説、写真集の海賊版を掲載していた。 「」と呼ばれる、契約者の情報を徹底的に秘匿するサービスを提供しているのを経由してのサーバー上に開設されていた。 さらにサービスのを経由し、日本国内のユーザにコンテンツが配信されていた。 2017年から口コミで利用者が急激に伸び、2018年1月にはWebサイト分析ツール「」の調べで月間利用者数が約9892万人、日本国内のサイトランキングではなどの大手サイトを超え31位となり 、その影響規模の大きさから社会問題として話題になり始めた。 違法性 [ ] 2018年2月9日、衆院予算委員会でに関する違法性について取り上げられた。 また、2月13日にはが漫画村を念頭に海賊版サイトについての見解を発表 、2月16日には、漫画家の交流団体・が漫画村を名指しして利用者にアクセスしないよう求める声明を発表した。 このような動きに対して2018年3月、漫画村運営者は「漫画家さんが無料で広告してくれた」 とコメントを出し、有料プランの「漫画村プロ」を発表した。 は、漫画村を念頭に海賊版サイトへの接続をする措置を検討し 、2018年4月13日に「インターネット上の海賊版サイトに対する緊急対策(案) 」を発表。 漫画村による出版社の被害額が約3000億円に上ると推計されることから、緊急的な措置として、漫画村を含む悪質性の高い3サイトに対してを行うよう、インターネット接続業者に要請した。 2018年4月17日、は同社が開発した広告配信システムから、悪質性の高い3サイトへの広告配信を停止したことを発表した。 ブロッキングの発表に前後して同年4月11日、漫画村は接続が不安定になりアクセスできない状態が続いており 、4月17日午後3時32分からは接続不能となった。 海賊版漫画の画像データが保管されていた、運営側のみが操作できる別のサーバーへの接続もできなくなっていたため、運営側が自ら閉鎖したと推測されている。 同年5月14日、が違反容疑で捜査を開始したことを複数のメディアが報じた。 講談社などの複数の出版社が2017年に、著作権を侵害されたとして海賊版サイトを同法違反容疑でした 同年4月、作品を無断で掲載されていた漫画家が原告(代理人弁護士・中島博之)となり、配信サービスを提供していたに対し、漫画村に関する情報開示を求めて東京地裁に提訴し、同社は訴訟外で通信ログなどを開示していた。 同年6月12日、上記とは別の漫画家が原告(代理人弁護士・)となった民事訴訟を米国で提訴、漫画村に()サービスを提供していたクラウドフレア社と子会社は、サーバー契約者の氏名や住所などの資料を提出した。 同年11月9日、漫画村の運営者とみられる東京都新宿区の男性が、2017年6月に米国の企業の有料配信サービスを利用する契約をしていたとみられることがわかった。 刑事告訴、損害賠償請求を求める民事訴訟に進んでいくことになった。 2019年7月7日、漫画村の元運営者の男が入国管理局によっての国際空港で拘束された。 フィリピン当局は日本大使館を通じて身柄拘束の要請を受けていた。 9月24日に男は日本に強制送還され、同日中に著作権法違反の疑いで逮捕された。 7月10日にはアルバイトの男1人と派遣社員の女1人が逮捕された。 2019年11月7日、実行役の飲食店従業員の男に福岡地裁で、懲役1年6カ月執行猶予3年、罰金50万円の判決が言い渡された。 2019年12月5日、実行役でイベントコンパニオンの女に福岡地裁で、懲役1年2カ月執行猶予3年、罰金30万円の判決が言い渡された。 運用とその問題 [ ] 漫画村は国交のない、著作権が保護されない国で運営されているため、閲覧者・アップロード者問わず違法性はないと主張している。 大量のアクセスに対処するために大手サービスを利用しているが、海賊版サイトの運営を手助けしている形のCloudflareに対して批判が高まっている。 収入源として、通常の広告に加え、ユーザーには見えない裏広告の配置 や、マイニングのスクリプトの設置をしているが、利用者がセキュリティーのリスクにさらされる危険性が専門家に指摘されている。 漫画村が起こしたブロッキング議論 [ ] 悪質サイトに対するブロッキング要請を日本政府が検討していたことに対し、は、「の侵害」に当たるとして反対の声明を発表。 要請があっても原則応じることはできないとした。 また、情報法制研究所は、政府が特定のサイト名を挙げてブロッキングを要請することは、憲法が禁止するにあたるおそれがある、と緊急提言した。 は、に対するブロッキング対応と比べて、慎重なプロセスを飛ばした拙速な点を憂慮するとし、ブロッキングには立法に向けて十分な議論がなされるべきだと声明を発表した。 一方で、日本政府は「あくまで法制度整備が行われるまでの臨時的かつ、緊急的な措置」であると説明。 漫画村から大きな被害を受けていたやは政府の対策措置を歓迎し、「の協力が不可欠」「海賊版対策において大きな前進」と評価した。 NTTのブロッキングによる議論 [ ] 2018年4月23日、はコンテンツ事業者団体からの要請、および政府の閣僚会議で決定された「インターネット上の海賊版対策に関する進め方について 」に基づき、海賊版3サイトに対するブロッキングを準備が整い次第実施すると発表した。 具体的には、、のISP提供3社が、漫画村と、の海賊版とされる3社に対し実施する。 この判断について、NTT社長のは5月11日の記者会見で、「ネットの自由を守るため、無法地帯にしない取り組みが必要」と述べ、さらに「政府の検閲とかそういうのは私も大嫌い」とした上で「ネット社会の自由やオープン性を守るために、無法状態で放置しておきたくない。 なんらかの取り組みをしたいという思いがあった」とブロッキングに踏み切った理由について述べている。 ブロッキングについては前述した日本インターネットプロバイダー協会が反対の姿勢を示しているが 、このNTTのブロッキング発表を受け、団体や個人による抗議、訴訟が行われた。 2018年4月25日、とが「強く抗議するとともに、ブロッキングを行わないことを求める」との意見書を発表した。 両会はNTTと前述のISP提供3社を含めた4社について、「具体的な事実および法的根拠を示さず」海賊版3サイトを対象としたブロッキングを行うことは「の利用者の『通信の秘密』(第2項、電気通信事業法第4条第1項)を侵害するものです」としている。 2018年4月26日、NTTコミュニケーションズと個人でプロバイダ契約を結んでいるの男性弁護士が、同社に対しブロッキングの差し止めを求める訴訟をに起こした。 同弁護士はブロッキングはに違反し「通信の秘密」を侵害するものだと主張した。 脚注 [ ] 注釈 [ ]• 朝日新聞デジタル 2019年9月25日. 2019年12月16日閲覧。 2019年7月11日閲覧。 KAI-YOU 2018年1月20日. 2018年4月15日閲覧。 公益社団法人日本漫画家協会 2018年2月13日. 2018年4月15日閲覧。 一般社団法人マンガジャパン 2018年2月16日. 2018年4月15日閲覧。 - 2018年4月17日時点でのアーカイブ• 朝日新聞. 2018年4月11日. 2018年4月15日閲覧。 首相官邸 2018年4月13日. 2018年4月15日閲覧。 ねとらぼ 2018年4月13日. 2018年4月15日閲覧。 株式会社ジーニー Geniee,Inc.. 2018年4月22日閲覧。 CNET Japan 2018年4月11日. 2018年4月15日閲覧。 朝日新聞デジタル 2018年4月17日. 2018年4月19日閲覧。 - (2018年5月14日配信、2018年5月14日閲覧)• 日経新聞 2018年11月9日. 2019年7月9日閲覧。 Buzzfeed. 2019年7月9日閲覧。 朝日新聞 2019年7月9日. 2020年3月22日閲覧。 朝日新聞 2019年9月24日. 2020年3月22日閲覧。 デジタル 2019年7月10日 同日閲覧• デジタル 2019年11月7日 2019年12月16日閲覧• デジタル 2019年12月5日 2019年12月16日閲覧• Yahoo! ニュース 個人. 2018年4月8日. 2018年4月15日閲覧。 実際にはユーザーに表示されない「裏広告」をページに仕込んでいたことがNHKにて放送された()。 NHK生活情報ブログ 2018年3月1日. 2018年4月15日閲覧。 一般社団法人 日本インターネットプロバイダー協会 2018年4月12日. 2018年4月16日閲覧。 一般社団法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構 2018年4月11日. 2018年4月16日閲覧。 インターネットコンテンツセーフティ協会 2018年4月11日. 2018年4月15日閲覧。 ITmedia NEWS. 2018年4月11日. 2018年4月20日閲覧。 ハフポスト日本版. 2018年4月13日. 2018年4月15日閲覧。 ITmedia NEWS. 2018年4月13日. 2018年4月15日閲覧。 - 知的財産戦略本部・犯罪対策閣僚会議(2018年4月13日配信、2018年5月14日閲覧)• - 公式サイト(2018年4月23日配信、2018年5月14日閲覧)• - 日本経済新聞(2018年5月11日配信、2018年5月14日閲覧)• - ITmedia(2018年4月25日配信、2018年5月14日閲覧)• - (2018年4月25日配信、2018年5月14日閲覧)• 外部リンク [ ].
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