共通テストは 従来のセンター試験に加え思考力や論理構成力を求める問題が増えるため、これまでと対策を変える必要があるとも言われています。 ではこれまでの勉強法を全て変えなければならないのか?やるべき参考書は? ということで、今回は実際に徳島校の高2生さんからいただいた質問より 2021年入試に向けて、ネクステは必要!? をテーマとして少しお話していこうと思います。 それでは皆さん、今日もごゆっくり!!! 文法問題がなくなる英語、ネクステは使える? ある日の徳島校での会話… 生徒(高2)「先生、僕たちの入試から、英語の共通テストで文法問題がなくなるじゃないですか。 」 景山『そうだね、いまのセンター試験の大問2のように 文法問題を単独で出題されることはないと発表されてるね。 』 生徒「ですよね。 じゃあ僕がいまやってるネクステってそんなに意味ないんですかね?」 景山『意味ない?』 生徒「だって、これって 明らかにセンターの大問2を対策するための本じゃないですか。 4択問題ばかりだし。 それがなくなっちゃったら、あまり意味がないと思うんですけど。 」 景山『なるほどなるほど。 それはね…』 本日のテーマは、 「文法問題がなくなる英語、ネクステは使える!?」と題しまして、徳島校にて挙がった上記の質問に答えていきます。 ご存知の方もおられると思いますが、 2021年1月の入試より、従来のセンター試験に代わり大学入学共通テストが開始されます。 センター試験よりも実用的な思考力を問う問題が出題されるとのことで、全体の平均点がセンター試験よりも1割下がると言われています。 英語についてはプレテストを拝見する限り、センター試験の大問2のような文法の単独問題がなくなり、ほとんどすべての大問を長文をベースとした問題が占めています。 そのため、上記の会話のように、 文法の単独問題がないのなら文法対策が変わるのでは!?という意見が出てもおかしくありません。 しかし私は、テスト形式が変わろうとも、 文法知識向上のためのネクステ利用は、必須であると考えます。 ここからは、その理由をネクステの特徴や本来の意義とともにお話していきます。 NextStage、通称ネクステの特徴 NextStage、通称ネクステは、文法系問題集で売り上げNo. 1を誇る王道中の王道参考書です。 文法、語法、イディオム、会話表現が約1500問収録されており、それらの広範囲を網羅しているため、 センターレベルから難関私大、国公立レベルまで幅広く対応することができます。 すべての問題が 4択問題または並び替え問題であり、現行のセンター試験の大問1,2や、私立大入試問題の文法問題対策がこれ1冊でできることが特徴ですね。 だからこそ、文法の単独問題が出題されない共通テストに対し、4択の文法問題に特化したネクステは不必要では?という考えが出ても無理はないかもしれません。 しかし、上でも書いたように、 文法の単独問題がなくともネクステの利用は効果的だと考えます。 ネクステの重要性、ネクステの意義 ネクステの重要性と強み ネクステの最大の強み、それは、 1冊の中にありとあらゆる 受験に必要な文法事項が網羅されていることです。 ForestやEvergreen、その他東進の先生方が出されている文法の講義本でも、文法事項はすべて書かれています。 しかしこれらは共通して、講義本( 問題がほとんどなく、説明が主である本)なのです。 勉強の3段階は、 「わかる・やってみる・できる」です。 「わかる」にあてはまるのが講義本であり、学校の授業です。 しかし講義本を読みつくしても、学校の授業でノートをとりまくっても、 テスト勉強をしなければテストで点は取れませんよね。 このテスト勉強の部分が「わかる」であり、ネクステなのです。 数々の演習を重ねた向こう側に、成績の向上=「できる」があります。 つまり、 文法を理解し、実際に力にするための演習過程として、ネクステは必須なのです。 しかもそれが1冊だけでこなせるとなれば、避けて通るわけにいきません。 ネクステの取り組み方、新テストへ向けたネクステの利用方法 さて、ここまでネクステの重要性についてお話していきましたが、この時点でもまだ 「文法4択問題の出題されないテストのためにネクステをする必要はないのではないか?」 という問題に答えられていません。 この質問への答えとしてまず、 もう一度ネクステの取り組み方を確認するということから始めさせてください。 皆さんの多くは、ネクステの左ページを解き、右ページの解答解説を読む、という使い方をしていると思います。 ここにもう1歩だけ踏み込んで考えてみます。 皆さんの多くは、 ネクステの左ページを解き、右ページの解答解説を読んでなぜその答えになるか確認する、という使い方をしていると思います。 ここでこれに加え、 残りの選択肢3つがなぜ違うのか、という点まで言及して確認を行うことができていますか? ネクステに限らず、問題集を解く目的は そこで間違えた問題や理解できなかった問題が次に出題されたとき、自信をもって解くことができる状態にすること、です。 つまり、 なぜその答えになるか、そしてなぜ残りの選択肢ではだめなのか、根拠を持ったうえで解答を選ぶことができたとき、はじめて意味があるのです。 ここまでネクステを使いこなせている人、実はなかなかおられないのではないでしょうか? 上記の取り組み方を実践したとき、ネクステは最強の文法問題集になると私は思います。 ・圧倒的な問題数で1冊で文法を網羅 ・選択肢の選び方、切り方にフォーカスした勉強方法により、文法を根本的に理解 たかが4択、されど4択。 文法の単独問題が出題されないからこそネクステをやる意味、ご理解いただけましたでしょうか? ついでに…文法講義本の重要性について 最後に少し脱線しますが、 ForestやEvergreenといった文法系講義本についてお話をして終わりたいと思います。 上でも述べましたが、講義本と言うのは問題数が少なく説明がメインになっている参考書のことを指します。 比較的分厚いわりに問題が少ない、つまり、 各単元ごとに非常に詳しい説明がされているのです。 これからの入試において、この講義本の理解がより重要になると私は考えています。 ご存知の通り、共通テストでは文法単独問題が出題されず、より実用的な英語や論理的思考力を問う問題が出題される見込みです。 つまり、 なぜその文はそういう意味になるのか、今まで以上に根拠を明確に、知識として蓄えておく必要があります。 この点において、ネクステは解説部分が圧倒的に薄いという欠点があります。 膨大な問題数を1冊にまとめたがあまり、解説部分を削っているんですね。 つまり、 理解を深めるためにはこの講義本の読み込みが必須なのです。 とはいえ、この講義本の使い方を間違えてはいけません。 にて以前お話ししましたが、 講義本を丸暗記しないこと! 講義本はあくまで、ネクステで分からない問題が出てきたときに辞書のように調べるためのツールにすぎません。 ネクステの問題を、ネクステの解説だけでは理解できないときに、講義本を使う。 根本的な理解のために講義本を使うことができるかが、これからの勉強のカギだと考えます。 今日はここまで! いかがでしたでしょうか? 今日は、 大学入学共通テストにむけてのネクステの利用法についてのお話をしていきました。 最後に、今回のテーマについて武田塾教務部長の中森先生がお話をしている動画をご紹介しますので、ぜひご覧ください。 武田塾徳島校では大学受験を控える皆様からのお悩みを伺い、 一緒に解決していく「無料受験相談」を実施しております。 科目ごとの勉強法、残り〇か月での志望校対策などはもちろん、 家で勉強できない、科目選択はどうしたらいいの?志望校を一緒に決めてほしい!など、勉強や受験に関することなら何でも無料でご相談に乗らせていただきます。 今回ご紹介したカリキュラムはあくまで標準的なものであり、カリキュラムというものは100人いれば100の異なるカリキュラムを作るのが当然です。 無料受験相談では、入塾の意思にかかわらず、個別カリキュラムのご紹介をさせていただきます! 校舎長の景山が全力でアドバイスいたします!!! 大学受験の勉強法といえば武田塾 校舎一覧• 北海道エリア• 東北エリア• 北関東エリア• 東京エリア• 南関東エリア• 甲信越エリア• 北陸エリア• 東海エリア• 近畿エリア• 中国エリア• 四国エリア• 九州・沖縄エリア• その他•
次のリーディングとリスニングの配点が「100:100」に• 4技能の英語力も試験に影響してくる• リスニングの対策をガチでやる必要がある この3点が、大学入学共通テストの英語で大きく変わった点だと思います。 それぞれ順番に解説をしていきますね。 以前のセンター試験までは、リスニングとリーディングの配点は「1:4」でした。 それが大学入学共通テストでは「1:1」つまり同じ配点となるんです。 大学入学共通テスト「英語」リーディングとリスニングの配点が1:1となるが、大学が傾斜をかけたら1:1でなくなる? — takemura takebossa つまり。。。 2021年に受ける学生は「リスニング対策」をリーディング並み、あるいはそれ以上にする必要が。 センター試験までは「リーディング」「リスニング」だけが求められてました。 ただ「2024年」に新たな試験を導入するという方針となっています。 リーディングとリスニングの配点が同じである以上、片手間に対策するわけにはいきません。 また「リーディングはいいけど、リスニングは... 」という学生も多いと思うんですよね。 リーディングと違ってリスニングは 聞き取れないと問題を解く情報が得られない という特徴があるので、リスニングの対策は必須になったといえます。 大学入学共通テストに向けてやるべき英語対策 では、学生が試験に向けてやるべき対策を挙げると... 発音も合わせて勉強する• 音声が1回でも対応できるリスニング力をつける• 長い時間、英語を聞き取る集中力 少なくともこの3つは必要になるかなと思います。 理由はいうまでもなく 聞き取れる英語を増やすため また英検といった試験でもスピーキングをするので、発音は知っておいて損はないです リスニングの勉強で意識しないといけないのは 自分が出せない音は聞き取ることができない ということです。 入試の前に少しずつでも「音声を使って自分で声に出す」練習はしておくといいですね。 これだけでもかなりリスニング力は付くはずです。 それでも、1回で聞き取れるリスニング力があると、かなり強い武器になります。 また他の受験者と「差をつけられる」という点も大きいですね。 何故かと言うと、英語の配点が同じになったので リスニングの問題数も自然と増えてしまうから まだ具体的にどれくらいの問題数になるのかはわかりませんが... This is a book. This is a book that I bought at department store across the station when I was a high school student in Osaka school. こういう長文になると、最後まで聞いてから訳すのはかなりハードです。。。 どうしてもリーディングで和訳をするクセが学生の子はつきがちです。 無意識にきれいな英語に直したくなりますが... リスニングでは「英語の語順で理解する」力が必要です。 【まとめ】大学入学共通テスト向けの英語対策は意外と大変 ここまで大学入学共通テストにおける 「英語の対策」について紹介しました。 やはりセンター試験とは特徴が変わってくるので 学生の子にとって難しく感じるテストになる のは間違いないと言えます。 特に学校側では「リスニング」の練習が不足気味になりますからね... ここは学校以外でも、しっかり対策や練習をしておく必要があります。 大学入学共通テスト中止ってのがあって真っ先に英語のリスニングのこと思い出した よくよく思えばリスニングの対策高校に入るまでほとんどなかったのに急に大幅に配点上げられて対応出来るはずないよね 自分だってくもんやってなかったらリスニングまともに出来てた自信ないし。 — まっすー masukura1 センター試験でもリスニングはありましたが、そこまで力を入れてた学生は少ないはず。 だからこそ「早めから対策をする」のが後々、大きな差になってくると思います。
次の第1~3問までは、イラストを含んだ少し短めの広告文などが多く、とにかくスピーディに解いていきたいところ。 第4~6問は文章量が多めの英語長文で、しっかりと文章を読まなければいけない分、配点も高くなっています。 第1~3問をいかにスピーディに解いて、第4~6問に時間を残せるかがカギになってくるでしょう。 >> 大学入学共通テストの英語の解く順番 大学入学共通テストの英語は、どんな順番で解いていくのがベストでしょうか? 大学入学共通テストに限らず、英語の試験を解く際には 「速く解けるものから解く」ことが鉄則。 時間がかかる大問ほど、タイムスケジュール通りに解き切れない可能性が出てくるからです。 例えばいきなり第6問から解き始めて、想定以上に時間がかかってしまったとします。 そうすると残りの問題を解く時間がかなり少なくなってしまい、焦りも出て大崩れしてしまうこともあるでしょう。 そのため早く解ける大問から順番に解いて、タイムスケジュールが狂わないようにするのがおすすめです。 大学入学共通テストの英語は第1問が速く解きやすいですが、それ以外の大問はさほど変わりません。 ページをめくる手間や、マークミスをしてしまう危険性も考慮すると、第1問から順番に解いていくのがベストでしょう。 本番は焦りも出て、解く順番を複雑にしてしまうと、そこでタイムロスをしてしまう可能性もありますからね。 >> 大学入学共通テストの英語のスピードを上げるコツ 共通テストの英語を速く解くコツがあったら、ぜひ教えてください! 共通テストの英語はこれまでのセンター試験と比べて、 「部分的な理解で解ける問題」も多くなりました。 特に前半の問題はその傾向が強く、例えば広告文の問題では、設問で問われている情報を見つけられさえすれば、すぐに答えられることもあります。 「設問を先に読み、その答えを文章から探し出す」というイメージで解いていくと、スピーディかつ正確に解き進められるでしょう。 最初に英文を全て読んでから解こうとすると、細かい部分が頭から抜けてしまい、設問の回答をもう一度探しに行かなければいけないケースも出てくるはずです。 大きなタイムロスになってしまうので、「設問の答えを探すために長文を読む」という意識で、問題に取り組んでみてください。 読み飛ばしやテクニックでは攻略できない 「部分的な理解で解ける問題」が多くなったとお伝えしましたが、1つ誤解がないように解説していきます。 これは「英文があまり理解できていなくても、解ける問題が増えた」ということではありません。 設問の内容をしっかりと理解したうえで、必要な部分に目星をつけて、そこを正確に読めればスピーディに解ける問題も多くなったということです。 とにかくスピードを上げようとするあまり、「英文を読み飛ばす」「英文を理解せずに、答えだけを探す」といった解き方をしている受験生もいます。 ただしこれでは、いつまで経っても英語力は伸びていかないので注意してください。 大学入学共通テストの英語は多くの人が関わって作っているので、 「テクニック」で解けてしまうような問題は、ほとんど出題されません。 設問の意図を十分に理解し、英文をしっかりと読み取るという「正当な英語力」を鍛えていくことがとても大切です。 入試本番で大崩れしないために 入試本番で大きな失敗をしないために、2つのポイントをお伝えします。 1つ目は 見直しの時間を必ず作ること。 マークが1個ズレてしまったなどというミスは、意外とよくあるものです。 上記でお伝えした時間配分で問題を解いていき、最後に2分だけでも残しておくことで、大失敗を防ぐことができます。 2つ目は わからない問題で立ち止まりすぎないこと。 本番は1点でも多く取りたいと考えますから、1問も落としたくないという気持ちが出てきてしまうものです。 しかしその1問を考えすぎた結果、他の問題に手が回らなくなってしまい、結果として大失敗してしまうという受験生も多く見られます。 共通テストを実際に解いてみて、「この問題は受験生は迷うだろうな」という設問もやはりありましたからね。 入試本番でも冷静に 「分からない問題にはチェックをつけて、後で解く」という切り替えをできるようにしてください。 仮に解きなおす時間が無かったとしても、他の問題でカバーできますからね。 共通テストのプレテストを解く前に センター試験は何年分も過去問がありましたが、共通テストは実施されてからの期間が浅い分、ほとんど解ける問題がありません。 とはいえもちろん、共通テストの英語を時間内に解き切れるようにするには、同じ形式の問題演習が大切です。 そのため 大学入学共通テストの模試を積極的に受けるようにしてください。 模試を受ける前に時間配分をしっかりと確認しておき、実際に解く中で「もっとこの問題を速く解こう」「この問題はもう少し時間をかけたい」など、自分なりの反省が見えてくるはずです。 反省点をノートにまとめていき、自分なりの「共通テストのタイムスケジュール」を確立していきましょう。 模試やプレテストの点数が低い場合 共通テストの模試の点数が思うように取れないのですが、どうしたら良いでしょうか? 模試の点数が悪いと、「とにかく問題演習をしよう」「スピードを上げて解き切れるようにしよう」という、得点に直結する部分に目が向きますよね。 しかし 本当に大切なのは「英語力を鍛える」ことです。 点数を上げるための勉強は、必要とされる英語力が備わっているからこそ、活きてくるものです。 英語力が無い状態で点数を伸ばそうとしても、「付け焼き刃のテクニック」にしかならないので、時間の無駄になってしまいます。 まずは 「英単語や熟語を覚える」「文法をしっかり勉強する」「英語長文を正確かつスピーディに読めるようにする」という、大切な英語力を伸ばすことを一番に考えてください。 まずはスピードよりも正確性を重視 共通テストは「英語長文が読めれば高得点が取れる」という形式になっていますから、最も時間をかけてトレーニングをしてください。 スピードを上げることももちろん大切ですが、英文を理解できない状態ですと、速く読むことはできません。 読解力がまだ足りない状態で、速さばかりを求めてしまうと、ただ雑に読むだけになってしまって、英文は読めるようになりません。 また雑に読むクセがついてしまい、長文がどんどんニガテになってしまう可能性もあります。 まずは1文1文の英文を正確に読む力を身につけてから、徐々にスピードも上げていきましょう。 >> 大学入学共通テストの配点と時間配分まとめ.
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