2018. 04 2019. 14 【プロ執筆】歯茎の腫れを発見!起こった原因と治し方を紹介 口の中のトラブルは虫歯だけではありません。 歯茎の腫れは放っておくと、症状によっては歯周病で歯を失ってしまう可能性があります。 そうならないためにも、歯茎のケアにも日頃から気をつけて、腫れている状態を見つけたら早めに対処しましょう。 痛みがある歯茎の腫れ、痛みのない歯茎の腫れ、原因は何? 歯茎が腫れると食事をしたりするのにとても不快ですよね。 炎症がひどくなると、出血するようになります。 炎症がさらに進むと膿が出たりと、口臭も伴います。 痛みがあれば歯医者に行くでしょうが、痛みがなければそのまま様子を見る方もいるかもしれません。 しかし、痛みがないからと そのままにしておくと、症状はどんどん進行していくのです。 正しい原因を知って、自分の歯を大切に保ちましょう。 歯茎が腫れる原因 歯茎が腫れる原因は、年齢によっても違いますが、ここでは、主に考えられる5つを挙げてみましょう。 下記ように歯茎の腫れだけでも色々と原因があるため、痛みがないからと放置せず、1度歯医者に行くことをオススメします。 1.歯肉炎や歯周炎 歯肉炎は歯茎だけが腫れることを言い、 歯垢や歯石が原因で起こります。 歯周炎では、歯を支えている歯槽骨が溶け出します。 これは歯肉炎が進行していくと起こる症状です。 2つとも歯垢の中の細菌によって起こるもので、共に 痛みはなく進行していく病気です。 2.細菌によって腫れる 虫歯や歯をぶつけることにより、歯の根の方が感染して、歯茎の腫れが起こることがあります。 見た目は大きく腫れるのではなく、1箇所だけプクっと腫れます。 子どもは特にケガが多いので、外傷によっての歯茎の腫れは多いです。 ただ、外傷した直後に腫れるのではなく、だいたい一週間後くらいに歯の色が変わり、腫れます。 これは歯を噛み合わせると痛みが出て、放っておくと歯を支えている骨を溶かしていきます。 3.親知らずや、生えかけの永久歯の周囲の歯茎の腫れ 大人だと親知らず、子どもは生えかけの永久歯が 歯垢で汚れていると、そこから細菌が入り腫れて痛みを訴えます。 奥歯になるとどうしても歯ブラシが届きににくいですが、歯ブラシに気をつけていても、体調が優れない時などには腫れやすくなります。 4.抜歯した時に残っていた歯の破片 抜歯して歯の根が少し残ったとしても、だいたいはそのまま消えます。 ですが、時に炎症を起こすことがあり、歯茎の腫れとして症状が出ます。 5.腫瘍 歯周病や細菌が原因ではなく、時には ガンや顎の骨の炎症によっても歯茎が腫れるのです。 ガンの場合、初期では痛みがないため、歯周病と間違われやすいです。 すぐに歯医者に行かれない!そんな時はどうする? 休日や夜間に歯茎の腫れに気付いても、歯医者が開いていなければ行かれませんよね。 でも痛みがあって我慢出来なかったら、自宅で応急処置で対処しましょう。 自宅での対処法 自宅での対処法はあくまで応急処置です。 痛みが無くなったからとそのままにせず、1度歯医者に行きましょう。 1.冷やして安静にする 痛みがある場合には、 外から冷やすことで痛みを軽減出来ます。 疲れているときは安静を優先しましょう。 2.市販の痛み止めを飲む 痛みがあると食事も進まず、ますます体力が落ちてしまうので、痛み止めを飲むといいでしょう。 大人と子どもによって使える薬や用量が違うので、きちんと確認をしてから飲みましょう。 3.うがい薬で消毒 喉の炎症の時に使ううがい薬は、 細菌の殺菌にも有効なので、うがいをするのもいいでしょう。 歯科医院での治療法 痛みがないとついついそのままにしがちですが、痛みがなくても正しい治療をして、歯茎の腫れを治しましょう。 原因 治療法 歯肉炎や初期の歯周炎 基本的には歯磨きと、歯石取りで徐々に回復していくでしょう。 しかし、歯周炎が進んでいくと、腫れた歯茎を切除する手術を行なうこともあります。 虫歯、外傷によるもの まずは原因となる歯の治療と、腫れた部分の膿を出します。 歯医者で抗生物質が出されますので、それを飲めば徐々に治ります。 親知らずや生えかけの永久歯の周りの炎症 親知らずは抜歯をすれば、腫れなくなります。 生えかけの永久歯の周りが腫れている場合は、痛みがなければ歯磨きで様子を見て、痛みがあれば、レーザーで簡単に腫れた部分を切除してあげれば大丈夫です。 残っている歯の破片 歯茎を切開して残っている破片を除去すれば、徐々に痛みは引きます。 腫瘍 手術によって除去します。 虫歯がなくても定期的な検診を! 「痛みがなければ歯医者に行かない」という人も多いはずです。 しかし、 痛みが出て歯医者に行った時には、重度の歯周病だったりすることもあるので、あまり安易に考えるのも注意が必要です。 日頃から自分でのセルフケアはもちろん、歯医者でのプロによるケアを受けて、歯と、歯を支えている骨、そして歯茎の健康にも気をつけていきましょう。
次の歯が割れる、歯根破折(歯根にひび)の原因とその保存について 歯根が割れている:歯根破折の状態 歯が割れ ている:歯冠破折の状態 歯が割れる、歯根破折(歯根のひび)が起こると、どんな症状がでるの? 神経がある歯が割れると、初期症状として歯がしみたり、噛むとズキッと痛かったり、症状がすすむと何もしなくてもズキズキ痛んだり(いわゆる、虫歯などの神経炎症状態の痛み)します。 神経がない歯であれば、破折部から細菌が入り込み、歯肉が腫れたり、歯肉から膿がでたりします、噛むと違和感がでたりします。 歯が割れる事はある日突然起きます。 歯が割れたり、歯根の破折に対して確立した治療法はなく、 歯科医院で診てもらうと抜歯という宣告を突然受け、患者側は「急に抜歯だなんて、本当に抜歯しかないのか?」と戸惑う事がよくあります。 そんな方へ、『歯が割れる、歯根の破折』について、解説を致します。 つまり、歯周病、虫歯、のリスクがない方、歯は健康でなんでも噛める方にとっては 歯根破折が一番のリスクとなります。 また、メンテナンスクリーニングが確立しつつある現代において、歯の破折や歯根破折が抜歯原因のトップになると考えられています。 歯が割れる、歯根破折(歯根にひび)に対する治療とは、 歯が割れる、歯根破折に対する治療は現在の歯科医療において確立された方法はなく、「抜歯するしかないという考え」が一般的です。 ここで問題なのが、歯科治療の研究組織である歯科大学には歯周病科やインプラント科はあっても歯根破折科はありません。 そんな状況があってか、歯の破折や歯根破折に対しての治療が研究は少なく、治療法が確立していないのが現状です。 その様な状況において、割れた歯を保存治療していこうという試みは昔から一部の開業歯科ではされ、最近では保存できているという良い報告も多くなってきました。 歯の破折は理論的に感染源を除去して、再感染しないように歯科材料で破折部を接着などで密閉し続ける事ができれば治ります。 つまり、 感染源が取り切れるのか、接着し密閉できるのか、それが維持し続ける事ができるのかの3つが治療のポイントになります。 当院では、 2007年にマイクロスコープ導入後、歯根破折歯の保存を試みてきました。 以前は破折した歯は抜歯せざる得なかったですが、マイクロスコープ(歯科顕微鏡)、CT、超音波切削器具、や接着技術などの先端医療機器・技術発達から歯科治療が変化してきた事で、現在は歯根破折した歯でも、 状態によっては、感染源の除去と接着処置で密閉し、保存できる歯があると考えています。 歯の状態の見極めがとても大切です。 歯が割れる、歯根破折(歯根にひび)原因は?• 過度な力:歯ぎしり、くいしばり、ガムや硬い物を噛む習慣、ブリッジや入れ歯の支えとなっている歯、転倒などでの外傷• 不良な修復物や根管治療:応力を集中させるような、適合不良なポストコア(土台)、適合不良な詰め物、過度な応力がうける根管治療• 歯根と骨の癒着(ゆちゃく):歯の神経をとって長らく経過している歯などによく起こる現象• それらの経験を分析し、 保存の確立が高い症例、保存の可能性が低い症例、もしくは保存できたとしても長い予後が望めない症例を歯の状態から治療前に見極め治療の提案をしております。 基本的には接着保存治療が成功する可能性が高く、5年以上は何事もなく使える可能性が考えられる症例においては接着保存を勧めております。 また、成功する可能性が低い症例や見極めが難しい症例におては保存治療は勧めておりません。 歯の破折、歯根破折への保存治療のご相談は、初診で来院されて、直接状態を診て(必要に応じてCT撮影)から治療相談させて頂いております。 診断については、メールではお答えはしていませんし、電話での問合せで歯科医師が直接応じる事はしておりません。 ) 保存が難しく抜歯を考える際は、どういった治療法がいいのかといった、欠損治療のご相談をさせて頂いております。 欠損に対する治療法は多種多様(ブリッジ、入れ歯、インプラント、歯牙移植、歯科矯正、接着ブリッジ、骨造成、歯肉移植など)に対応しています。 どの治療法がベストかは個人により異なります。 一人で悩まずご相談ください。 痛みのある歯をエックス線で確認したが、むし歯など異常な所見は見つからなかったので経過を観察した。 治療2 2週間後痛みは鈍くなるが、神経の反応は消失していた。 もともとあった詰め物を除去すると、破折線を確認する。 治療3 神経は壊死しており、根管は感染していた。 感染源を除去し、感染根管治療をおこなう。 治療4 感染根管治療後のエックス線写真。 この時点で痛み腫れなどの症状はなくなる。 治療5 感染根管治療後破折部の感染を除去して、歯科用接着剤を破折部に流す。 治療6 接着処置が終了した状態。。 治療7 接着処置後ファイバーとレジン樹脂にて歯の補強処置を行い、仮歯で2か月経過観察行った。 治療8 症状がないのを確認してセラミッククラウンをセットした状態。 他院で破折のため抜歯と言われたが、残せないのか相談したく来院。 治療中1 痛みを取るために抜髄処置を行い、破折部の状態を確認した。 破折した歯はしっかりとしていて、接着治療をして保存を試みるべき状態であった。 治療中2 治療2マイクロスコープと超音波チップを用いて、破折部の感染の除去を行い、接着処置を行った。 その後、ファイバーとレジンで土台をいれて仮歯を装着。 治療中3 破折歯の歯肉に炎症がなくなり、自覚症状もなくなる。 仮歯を装着して、実際噛めるのかを1カ月様子をみる。 治療中4 最終クラウンをセットした状態。 保存症例3(意図的に抜歯をして、口腔外接着法+再植で対処した症例症例) 天然歯の奥歯の破折に対して、根管治療を行った後に、意図的に抜歯して、お口の外で接着処置をして再植して、歯を保存した症例 治療前 上顎臼歯が完全に破折している。 歯肉の炎症もひどく、痛みもあって来院 治療中1 CT撮影後、歯根携帯を確認し、通常の接着治療では接着ができないと判断し、意図的抜歯、接着、再植をする計画を提案。 治療中2 お口の外に歯を取り出す事で確実に接着処置を行う事ができる。 治療中3 一度抜歯した歯を再度植立し、縫合で固定する。 歯が安定した後にファイバーとレジン樹脂で土台を入れ、仮歯を入れて咬めるかを確認する。 治療中4 仮歯を入れて咬めるかを確認を十分取りその後、セラミッククラウンを装着。 患者は噛む力が強く、普段から硬いものを頻繁に噛むことがあるという。 痛みのある歯以外の奥歯はあっちこっちで欠けている。 拡大しよく観察すると歯が一部欠けていて、大きなひびがはいっていた。 治療中 神経の炎症があったために、神経をとり根管治療を行う。 同時に破折した大きさ深さを確認 幸い破折線は歯根部深くには達してなかった。 歯周外科を行って歯を保存していく事とした。 歯周外科処置を行って、歯肉を開き骨削合をして健全な歯質を掘りおこす。 歯周外科後3ヶ月の状態・歯肉は治癒をし、レジン樹脂で土台で歯を補強する。 治療後 メタルクラウンを装着した状態。 歯根破折をした炎症のある歯を放置すると、 歯根破折を起こし細菌感染が起きると、炎症が引き起こされて歯を支えている骨の吸収が始まります。 そのため、歯根破折して炎症のある状態を長期に放置すると大きく骨が吸収してしまいます。 大きな骨吸収は抜歯後の処置(ブリッジ、インプラント、入れ歯)に悪影響を与えます。 歯根破折して保存不可と診断した歯につきましては、速やかに抜歯する事が骨の保存と抜歯後の処置の成功につながります。 歯根破折した歯につきましては、早めの診断、早めの処置、そして残念ながら保存不可となったら早めの抜歯をお勧めします。 症例1 歯根破折した歯を長期に放置していた。 時々腫れる事もあったが、大きな痛みはなかった。 保存不可を診断をして抜歯。 骨はこの時点で大きく吸収を起こしていて、感染が顎骨内部まで広がり、抜歯窩保存術の適応ではなかった。 抜歯後1か月後の状態、骨は失い顎骨は陥没している。 この状態までいくとブリッジやインプラントなどの欠損修復は難しい、骨を造成させるのも至難の業である。 もっと早く抜歯していれば、このような事にはならなかった。 症例2 上顎前歯の歯根破折歯を長期に放置した症例。 破折部の骨と歯肉が喪失してしまっている。 ここまで状態が悪いと複雑な処置をしないと審美性の回復は難しい。 歯根破折に対して、保存治療について、3つのまとめ 1 『破折=抜歯』ではない。 状態によっては保存の可能性もある。 現在の歯科において一般的に破折した歯をすべて一緒に診て、抜歯と診断しまう傾向があります。 2、 破折した歯の状態を見極める。 歯冠破折や、歯根の状態がいい歯は保存の可能性が十分ある。 どこでどのよな事が破折が起きているかを把握するのが大切です。 破折が歯冠から起きる歯冠破折なのか、歯根から起きる歯根破折を鑑別します。 更に、 a 歯質の状態 b 残存歯質の量 c 破折への感染状態 d 破折線の位置方向 e 歯根の形態 f 咬合力を見極め総合的に保存の可能性の判断します。 当院の実績では歯冠破折、歯の状態がいい歯根破折は保存の可能性が十分あります。 3、治療の成功率、再発のリスクを理解する 破折したばかりで感染が少ない歯は、接着がしっかり行えるので保存できる率が高いです。 逆に、破折してから何カ月も経って接着面の感染が広がっていると、確実な接着が行いにくく成功率は下がり、再発のリスクも上がります。 保存治療が失敗し、歯肉の腫れなどが再発した時の事も想定して治療計画を立てるべきです。 臼歯:8万円(オールセラミッククラウン) 前歯:オールセラミッククラウン12万円 ジルコニアセラミックス15万円.
次の初めて書き込みさせていただきます。 2週間前にの上(鼻の下)に違和感があり、腫れてくるような気がしてました。 体調が悪かったこともあり、様子見てたんですが。 その1週間後少しずつ腫れてきたので、に受診しました。 の結果、明らかな病巣はみつかりませんでした。 ジスロマックとロキソニンをもらって帰りました。 その後腫れは引かず、今は前歯の真上まで腫れてる部分が下がってきました。 は痛くありません。 叩いても響きません。 黙っていれば痛みはありません。 このまま放置してると、そのうち破裂しそうな感じです。 でも笑ったりしても痛いし、鼻の下の皮膚が突っ張ってるのでどうにかならないものか?と悩んでいます。 切開などで出してもらうことは、この場合可能なんでしょうか? 勇気を振り絞って行ったで、何もしてもらえなかったので、困っています。 ご意見聞かせていただければと思います。 宜しくお願いします。 返信をくださったの先生方へ 本日、あまりに腫れて日常生活にも支障きたす感じになってきたので、に行ってきました。 即、を切開することになりました。 (あまりに腫れがひどかったんだと思います。 ) を起こしている最中ということで、が効かないと言われました。 ものすごい激痛の中膿を出してもらいました。 やはり病巣は、はっきり見えないけど、きっと怪しいはコレだ!と言い、腫れが引いてからのを始めます。 今回の腫れは今まで慢性化していて、さほど腫れたりはせずに居れたのが、体調不良などで急性になったとおっしゃってました。 あと、かなりの激痛で膿を出したあと、気を失いました。 一瞬自分がどこにいるのか?わからなくなり、数秒か数分意識がありませんでした。 少し意識が戻ってきたときモニターを付けられ、自動血圧計を付けられ、おでこに冷たいタオル、頭を下げて足が高くなってました。 自分でもビックリして、怖くて涙が止まりませんでした。 こうゆうことは、あることなんでしょうか? 今後にかかるとき言った方がいいんでしょうか? タイトル 前歯の歯茎が腫れているが、歯医者で治療してもらえない 質問者 チッチャンさん 地域 非公開 年齢 30歳 性別 女性 職業 非公開 カテゴリ 回答者•
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