ソノラマ文庫(ソノラマぶんこ)は、創刊のを中心とした文庫。 が出版していたが、同社が9月末を以て廃業、手続きに入ったため現在は刊の 朝日文庫・ソノラマセレクションや レーベルに引き継がれている。 レーベルとしての発売第1巻目は11月10日に刊行された原案、著の「」である(を参照)。 緑色の装丁の時代には、背の上部に「SF」や「推理」といったようにジャンルが書かれていた(最初期には無い)。 SFや推理小説が多かったが、怪奇などもあった。 の『』や、の『』、の『』などの人気シリーズを擁した。 後にライトノベルと呼ばれるような作品をメインとしたレーベルは以前にもあったが、ライトノベル時代まで継続したレーベルとしては最古参のグループに属する。 派生レーベルとして、監修の海外シリーズや、朝日ソノラマ航空戦史シリーズ・スパイ戦史シリーズ等がある。 ミリタリ系は、だいたい現在の乃至に似た方向性であった。 ソノラマ文庫海外シリーズは全35冊が出版された。 シリーズの前半はSF的要素が強い内容だったが、途中からはマイナーなホラーアンソロジー・シリーズを中心に据えていた。 当時あまり話題にならなかったためか現在は古書店に出回ることが少ない。 1冊数千円で売買されることもある。 航空戦史シリーズ、新戦史シリーズ(カバーが青)、スパイ戦史シリーズ(カバーが薄緑)については現在の光人社NF文庫やと同様の客層で、、、、らを執筆陣に擁した。 学研M文庫などから復刻されているものもある。 1985年から1994年までは「獅子王」(1992年には「グリフォン」と改名しリニューアル)という朝日ソノラマの小説誌が存在し、同誌の連載作品の多くがソノラマ文庫で単行本化されていた。 主な作品 [ ]• また、新たに記事を作るときはリンクをつけてください。 あ [ ]• アドナ妖戦記シリーズ(、全6巻)• シリーズ()• アベニールをさがして()• に移籍)• 完結) か [ ]• 怪獣男爵()• 風の名はアムネジア()• ガッチャマン(柿沼秀樹、梅津泰臣、全3巻)• 株式学園の伝説シリーズ(、全3巻)• 機械獣ヴァイブ(山田正紀)• 続刊予定無し)• (富野由悠季(原作:矢立肇、富野由悠季))(全3巻。 に移籍)• シリーズ(、に移籍)• 逆宇宙シリーズ( 「逆宇宙ハンターズ」全5巻 「逆宇宙レイザース」全6巻 外伝 ベルバランの鬼火/修羅鏡 各1巻)• シリーズ()(に移籍)• 薩次&キリコシリーズ(スーパー&ポテトのシリーズ)(辻真先、ソノラマ文庫としては全6巻)• (、全4巻)• ( 「クレイジー・リー」シリーズ全4巻 外伝1巻 「ダーティプリンス」全5巻)• 黄金の竜騎兵(児島冬樹 続刊「黄金の一角獣」全1巻) さ [ ]• 私闘学園シリーズ( 全9巻)• スター・ハンドラー シリーズ()• 真・デビルマン(、全4巻)• ソルジャー・クイーン シリーズ(嵩峰龍二、本編6巻、外伝3巻。 未完)• (、全3巻)• 修羅の大空() た [ ]• タイムパトロールJ・Jシリーズ(風見潤)• シリーズ()• - (外部リンク)• 罪深い神々の惑星(児島冬樹 「辺境パトロールシリーズ」)• (富野由悠季(原作:矢立肇、富野由悠季))(全3巻。 に移籍)• トレジャーハンター・八頭大 シリーズ(エイリアン・シリーズ)(菊地秀行、に移籍) な [ ]• 猫の尻尾も借りてきて() は [ ]• (富野由悠季(原作:矢立肇、富野由悠季))• ピニェルの振り子()• 吹け、南の風()• ペリペティアの福音(秋山完)• シリーズ(笹本祐一)• - (外部リンク)• シリーズ() ま [ ]• 魔界都市〈新宿〉(菊地秀行)• 魔聖界ロードシリーズ(渡邉由自 全4巻 完結) や [ ]• 幽霊鉄仮面()• ゆらぎの森のシエラ()• 妖神グルメ(菊地秀行)• シリーズ(笹本祐一 全4巻 完結) ら [ ]• (、全5巻。 朝日ノベルズにて全3巻に改訂再版) わ [ ]• シリーズ()(本編19冊、外伝2冊。 に移籍) 関連項目 [ ]• 外部リンク [ ]• (朝日新聞出版)•
次の概要 [ ]• 社長 飯田隆• 所在地 6-11-7 オリコミビル にの関連会社 朝日ソノプレス社として創業。 ニュース記事を含むさまざまなトピックに、その現場でのインタビューなどを録音、あるいは音楽などをソノシート盤として収録し、「音の出る雑誌」という触れ込みで『月刊 朝日ソノラマ』という雑誌を発行する。 同時に雑誌や漫画単行本、文庫の出版も手がけていた。 ソノシートは音質はに劣るものの、廉価で薄く曲げても壊れにくく長時間再生が可能なため、高価なLP盤に手を出せない客層に歓迎され、競合するレコード会社や出版社も相次いでソノシート事業に参入した。 だが『月刊 朝日ソノラマ』は、総花的な内容のためか売り上げが低迷。 そこで『月刊 朝日ソノラマ』の内容を報道に特化する一方、別途音楽・児童向けの分野にも進出した。 中でも児童向けは『』をはじめとするテレビ番組主題歌のヒットを契機として、もっとも多く発行された。 ・・・などを中心に、主題歌や物語のダイジェスト、または放送素材を収録し、ジャケットの中身は絵本・漫画などを掲載した。 これは読者である子供に買い与え易い価格であったために数多く出回るようになった。 これに競合レコード会社や出版社が便乗し、一斉に児童向け絵本ソノシートを発売した。 1960年代、子供向け番組の主題歌の多くは、からレコード会社などへ音源が貸し出されるケースが多かった。 新番組が始まると、朝日ソノラマやその競合メーカーは同じ音源を収録したレコードやソノシートを一斉に発売していた。 朝日ソノラマでは、と協力体制をとり、『』や『』などの主題歌制作を担った。 また、朝日ソノラマは通常の黒盤レコード『ソノラマレコード』を発売していた時期もあった。 しかし1970年代に入ると、通常のビニール盤レコードの普及が進んだために再び売り上げが伸び悩み、同業者の撤退や倒産が相次いだ。 朝日ソノラマは音質を上げるため、ソノシートの盤質をやや硬くし、紙レーベルを付けた『パンチシート』と呼ばれる仕様のレコードで、アニメや特撮ものの絵本レコードを生産するようになる。 しかし1980年代後半頃を境に、絵本レコード事業からは完全撤退し出版がメインとなった。 うち、ソノラマ文庫はジュブナイルSFを中心に、ら後の流行作家をデビューさせるなど多くの成果を生み、雑誌「宇宙船」は国産特撮映像マニアの牙城として今日まで他社復刊で継続されるなど、個性的な足跡を残している。 に同年を以て廃業・することを発表。 既存のの諸等は朝日新聞社出版本部が引き継ぎ、「SONORAMA」「朝日ソノラマ」の商標権も朝日新聞社が継承する、事実上のとなった。 後に朝日新聞社は出版本部をよりとして分社化した。 沿革 [ ]• 9月、「朝日ソノプレス社」として創業。 と印刷物を組み合わせた、音の出る雑誌『月刊 朝日ソノラマ』を創刊し脚光を浴びる。 12月、「朝日ソノラマ」に改称。 12月、『月刊 朝日ソノラマ』を休刊(事実上の廃刊)。 、を発刊。 8月、『』を発行。 2007年 廃業・会社清算、既刊の書籍・雑誌は朝日新聞社出版本部が継承。 2008年 4月、朝日新聞出版設立。 以後、朝日ソノラマから継承した刊行物も同社から出版される。 発行雑誌 [ ]• - 漫画雑誌• - 月刊漫画雑誌• - 漫画雑誌• - 漫画雑誌• - 漫画雑誌• ほんとにあった笑っちゃう話 - 漫画雑誌。 会社清算後に休刊。 - 漫画雑誌。 - 季刊漫画雑誌• 季刊カメラレビュー - 写真誌• クラシックカメラ専科 - 写真誌• - NO,3までファンタスティックTVコレクションと表記。 1977年より発行。 毎号一つの作品、一つのテーマで掘り下げた特集記事と、作品公開当時の資料などを網羅した不定期刊行物で、今にいたるマニア向けムック本の先駆けとなる内容。 - SF特撮誌 2005年7月号で休刊。 2007年にが編集権を継承し、2008年に復刊。 獅子王 - SF・ファンタジー小説誌。 1985年初夏号から1992年5月号まで、計74回出版。 創刊当初は季刊。 グリフォン(GRIFFON) - SF・ファンタジー小説雑誌。 1992年11月号から1994年5月号まで、計7回出版。 小説ではや、等が、漫画では、等が連載していた。 1994年春号を以って「再スタートは本年秋を予定しています」という言葉を最後に姿を消し、実質廃刊になったものと推測される。 ソノラマMOOK - 特撮系芸能誌。 vol. 27から29は朝日新聞社、30からはに発売元を変更。 ソノラマMOOK - 若手男性俳優中心の芸能誌。 Vol. 2からはより発売。 さらにVol. 5からは東京ニュース通信社に発売元を変更。 著名な刊行物 [ ]• サンヤングシリーズ(著『妖怪紳士』、著『オヨヨ島の冒険』など)• 少年少女名探偵金田一耕助シリーズ(著『獄門島』、『八つ墓村』など)• 少年少女世界恐怖小説シリーズ(著『吸血鬼ドラキュラ』、著『透明人間』など)• 『新・自民党戦国史』(伊藤昌哉著、1983年9月発行) レーベル一覧 [ ] 小説 [ ]• コミック [ ]• サンコミックス• サンワイドコミックス• サンコミックス ストロベリーシリーズ• DUOセレクション• ソノラマコミック文庫• 眠れぬ夜の奇妙な話コミックス• ハロウィンコミックス• ハロウィン少女コミック館• ほんとにあった怖い話コミックス ゲームブック [ ]• ハローチャレンジャーブックシリーズ• スターチャレンジシリーズ 脚注 [ ].
次の新型コロナウイルスの感染拡大に伴い全国の多くの小学校が臨時休校になることから、株式会社朝日新聞出版は子どもたちのためにできることを検討した結果、家で過ごすことが多くなる子どもたちに向け、累計900万部を突破している人気シリーズ「科学漫画サバイバル」シリーズおよび科学まんがシリーズ「バトル・ブレイブス」の人気作品を、コミックサイト「ソノラマプラス」上で毎週1冊丸ごと無料公開することを発表した。 面倒な会員登録などは一切なく、誰でも読むことができるようになっている。 尚、「科学漫画サバイバル」の電子配信は国内初の試みとなる。 まず第一弾として本日3月3日(火)から10日(火)まで、 「科学漫画サバイバル」シリーズでもっとも売れている「深海のサバイバル」と「バトル・ブレイブスVS. 最恐ティラノサウルス[恐竜編]」が一冊まるごと公開される。 上記以降の公開スケジュールは下記の通り・閲覧URLは科学漫画サバイバルの公式HPおよび公式Twitter等で告知される。 ただ読書している間は、思いっきりのびのびと心を動かして楽しんで欲しい。 この休校の期間そして春休みが、子どもたちにとって新しい出会いや発見の時期であることを願っています。 新型コロナウイルスが一日も早く収束し、子どもたちの健康と安全が確保されることを願うとともに、闘病中の方々のご回復を心からお祈り致します。 」と合わせて発表されている。 科学まんがシリーズ「バトル・ブレイブス」は動物の習性を知り尽くした子ども隊員たちの捕獲作戦を通じて、動物の生態を楽しく学べる科学まんがシリーズ。 この機会に楽しく子供に学ばせたい。
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