食べ過ぎが体に良くないということは理解している方も多いと思いますが、どこからが「食べ過ぎ」になるのか気になりますよね。 実は、日本ではカプサイシンの摂取量について明確な基準は設けられていません。 しかしドイツでは、カプサイシンの摂取量について調査をおこない基準をもうけています。 ただし、この摂取量はカプサイシンへの感受性が強い人や食べ慣れていない人には、あまり望ましくない効果を与えると注意がされています。 体重60kgの大人だと300mgという計算になります。 一般的なキムチ用唐辛子に換算すると、一本あたり0. 06〜0. 07mgのカプサイシンが含まれているので4000〜5000本分になりますね。 さすがに、そこまで食べることはないと思いますが、唐辛子の種類によってカプサイシンの量は変わってきますから、やはり注意は必要です。 味蕾が壊れるということは、味を感じにくくなる、つまり味覚障害が起こるということです。 成人の平均的な味蕾の数は約3,000個といわれていますが、最近では若くても2,000個ほどしかない方がいるそうです。 味蕾が2,000個しかない方は、味覚障害者とみなされることがあります。 また、亜鉛不足により味覚障害を引き起こしてしまうこともあります。 味覚障害の原因には、「亜鉛欠乏症」、「薬の副作用による薬物性」、「口腔疾患(口の中の病気)」、「全身疾患(糖尿病や消化器疾患、肝臓疾患、腎臓疾患、悪性腫瘍、頭部外傷、脳卒中などの脳血管障害)」や「心因性」があります。 心因性の場合は、自発性異常味覚や異味症が多いことが特徴的なんです。 つまり「常に激辛を好む」人のなかには、心因性味覚障害が隠れている可能性があるんですよ。
次の気になる営業時間 11時から20時まで。 火曜日は定休日。 注文方法は? 食券機で食券を購入。 見たとき、ヤバそうな臭いがたくさんしたので心配になった。 友人が頼んだカレーと比較してみよう。 まずは、一口食べてみる。 ん~辛い!しかし、これならいけそうだ!! 既に勝利の余韻に浸りながら、パクパクと口の中にカレーを放り込む。 超辛いけどうまい!旨辛というか、激辛旨という奴だろう。 友人には「味わって喰え!」と言われたが、辛い物をゆっくり食べるリスクがあるので食べ進めた。 繰り返すが、超激辛は味わって食べる者ではない!しかし、頭によぎった不安は、激辛対策をしていなかったこと。 空腹で食べる激辛は胃痛をもたらす事がほとんど。 例えば、サラダを食べるとか、牛乳やヨーグルトなどの乳製品を先に食べてから激辛に挑戦することで胃痛を防ぐことができる。 それをしていなかったのである。 6分程度で食べ終わって友人を待っていたのだが、人気店の為お客さんがどんどん入ってくる。 トッピングや水を飲みながら友人を待っていたのだが、限界に達しで外で待つことにした。 歩いたとたんにやってきた!腹が、腹が震える!!メッチャ腹痛に襲われる。 お店の人に辛かったけどうまかったですと涼しい顔で出てきたのに。 腹痛で座り込む始末。 友人が食べ終わってでてきてから、秋葉原駅に移動しているときに座り込むこと5回。 そのあと21時くらいまでずっとお腹が痛かった。 激辛の腹痛というのは、動かなければ問題ないのである。 動く事で辛み成分が胃壁にあたり胃腹痛を起こす。 何とも言えない感覚である。 これ以上歩くと死ぬうと思わせてしまうのだ。 何度もこんな経験をしても超激辛を求めるのはMでしかないという事である。 100辛を食べて思ったこと・・・ おまつてきには、食べる事に関して辛くて悶絶するほどではないがかなり辛かった。 しかし、胃やお腹は舌よりもデリケート。 胃は辛さには強くならないし、鈍感にもならない。 少し歩くたびに辛さが胃壁を刺激して歩けなくなる。 そして休憩したくなる。 夜まで苦労してしまった。 ただそういう意味では100辛は中級車以上の激辛ファイターにおススメの超激辛カレー。 しかも味はしっかりしていてウマいです。 今回の教訓は、「激辛を食べるときはそのあとに予定がないときに食べよ」ということである。 アクセス アーカイブ•
次の「辛味中毒」「辛味依存症」ですか、、、それだけ苦しくてもまた懲りずに食べるのはかなりの中毒とお見受けします。 お話から察しますとどうも胃壁が胃炎か胃潰瘍(あるいは食道炎や十二指腸潰瘍)でやられているようですから、先ずそれを治す方から始めてください。 中毒には少々つらい事になりますがその間は「辛味厳禁」です。 とにかく体内部の事は診察、検査をしないと確定的な事は言えませんのでネット上での相談はこのあたりで止めて、後は病院に行かれる事をお奨めします。 【追記】 何か苦しみをけしかけるようで申し訳ありませんが、唐辛子(ペパー)で極度に辛いものを幾つか順不同で書いておきます。 いずれも南北アメリカで良く知られているものです。 「ムラト」「ハラペーニョ」「コビンチョ」「カイエンヌ」「セラノ」「ハバネロ」「ブート ホロキア」「チルテピン(テピン)」「ナガ モリッチ」と言ったところで、中でも「ブート ホロキア」は非常に危険です。 またこれらを使ったチリソースも色々発売されていますが、舐めると口がきけないほど強烈な辛さです。 胃の調子が治ってからお試しください。 【再追記】 面白い話を生理学者・病理学者から聞きましたので一言ご紹介。 この唐辛子の辛味成分カプサイシンは痛みと良く似ていて違うのは熱感覚と発汗作用だそうです。 そうしてこのカプサイシンの受容体に先に取り付く鎮痛剤がいくつかあるそうですが、人体への長期使用の副作用などが未だ判っていないので実際には試験的にしか使われていないそうです。 この受容体に鎮痛剤が先に取り付くと辛味を感じる事がなくなるそうですが、唐辛子の辛味を感じなくなるのでは「辛いものを食べてるぞ!」と言う充実感というか実行感が無くなるのであまりお奨めでないような気がします。 カプサイシンは冷水には殆ど溶けませんが、体温程度になると溶け始めます。 また油やアルコールには容易に溶けますのでラー油の状態やお酒、あるいはチリソースとして一緒に食べると粘膜の損傷が酷くなるそうです。 とにかく口から肛門まで消化管の全ての粘膜に「悪さ」をしますので食べる量にご注意ください。 私の友人で激辛物を食べると肛門がヒリヒリするといつも叫んでいたのがいました。 アメリカ大陸からヨーロッパに最初に紹介された時「毒物」だと考えたのは今になってみるとある程度正解だったかもしれません。 またメキシコ人のあの激辛志向は粘膜に影響無いのかいつも不思議に思って、色々調べましたが別に特段の手立てをしている訳では無いようです、要するに粘膜の鍛え方が違うようです(笑)。 【蛇足】 私も若い頃は猛烈辛味が大好きでしたが、歳とともに丸く甘味の方に寄って行きつつあります(笑)。 食料研の西丸さんがチリで食べた原種の唐辛子はちょっと噛むと1週間は口の中がひりひりするそうです。
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