ビジュアル プログラミング 言語。 ビジュアルプログラミング(Scratch)の次に習いたいプログラミング言語5選

今話題のビジュアルプログラミングとは?簡単に解説をしてみた

ビジュアル プログラミング 言語

プログラミング言語って? 「プログラミング」と聞くと大量な英語や数字が並んでいるイメージがある通り、通常はプログラミング言語ごとのルールに基づいたプログラムコードをテキストでカタカタとタイプして記述していきます。 プログラミング言語というと通常はこのテキストで打つものを指し、JavaScript、PHP、Java、Pythonなどさまざまな種類の言語があり、それぞれの言語に得意な分野があります。 同じ論理を記述する場合でも、プログラミング言語によって文法が異なり、それぞれが別の記述ルールを持っています。 英語の指示語が多いのですが、語学としての英語とは全く違うものなので、英語ができればプログラミングができるわけではないし、プログラミングができれば英語が流ちょうに使いこなせるというわけでもありません。 子ども向けに工夫されたビジュアルプログラミング言語 さて、子どもの場合、低年齢だと文字をキーボードでタイプするのがハードルになることが多い上、日本人のように英語が母語でないとアルファベット表記も壁になります。 そのため、子ども向けには、文字をたくさんタイプしなくて良いように工夫されたものが登場しました。 プログラムに必要な要素をグラフィカルにパーツ化し、ドラッグ&ドロップのマウス操作でプログラミングできるようにしたのです。 これらを広く「ビジュアル(プログラミング)言語」と呼び、それに対応して、文字でコードを記述するプログラミング言語を「テキスト(プログラミング)言語」と呼びます。 なお、ビジュアルプログラミングと比較するために「テキスト言語」という言葉を使っているだけなので、大人のプロのプログラミングの世界では、わざわざ「テキスト言語」と表現することはありません。 「ビジュアル言語」と呼ばれるツールにはいろいろな種類があり、ツール図鑑では大きく3つに分類するとわかりやすいと考えています。 「ブロックタイプ」「フロータイプ」「独自ルールタイプ」です。 (1)ブロックタイプ のビジュアルプログラミング ビジュアルプログラミングで最もメジャーなのがでおなじみのブロックタイプです。 ブロックタイプの場合、指示の書かれた小さなブロックをマウス操作でつなぎ合わせてプログラミングしていきます。 また、ブロックタイプで多カ国の言語に対応している場合、例えば「move 10 steps」というブロックは「10歩動かす」のように日本語に置き換えられているので、英語が母語でない日本の子どもでも抵抗感が低く扱いやすいのも特徴です。 は子ども向けのプログラミングでは早い時期から広く受け入れられてきました。 また、オープンソースなのでScratchに準じて開発されたブログラミングツールもたくさんあります。 さらに、今ではMicrosoftが「MakeCode」、Googleが「Blockly」というブロックタイプのビジュアルプログラミングエディターをオープンソースで公開しているので、これらを使って作られるツールも増えています。 必然的にブロックタイプが多くなるわけです。 なお、「MakeCode」と「Blockly」の場合は、ブロックでのプログラムとJavaScriptの表記を画面上でリアルタイムで切り替えられるようになっていて、テキスト言語の書き方をなるべくそのままビジュアライズしていると言えるでしょう。 micro:bitのようにハードのあるツールは、複数のプログラミング手法に対応している場合があります。 (2)フロータイプ のビジュアルプログラミング ブロックタイプとは違う手法でプログラムの論理構造が見えやすいのがフロータイプです。 フローチャートのように、指示や機能、条件のアイコンを配置して線でつないでプログラムします。 や、などの専用アプリのプログラミング方式として採用されています。 MESHやSAM Labsの実際のパーツブロックを示すアイコンもあるので、とても直感的です。 ものの仕組みを論理的に考える力が要求されるので、ソフトとハードの両方を発想してものづくりをするようなツールにはぴったりです。 (3)独自ルールタイプ のビジュアルプログラミング 上記のどちらでもなく独自ルールで作られたビジュアルプログラミング言語もあります。 あまり多くなく、やが挙げられます。 いずれも、文字や数字で指示や論理構造を作ったり考えたりするのではなく、より直感的な独自の手法でプログラムを作っていきます。 アプリケーションで作品を「作っている」という感覚で、プログラムが生成されるようになっているのが特徴です。 例えばViscuitは「メガネ」という独特の入れ物が用意されていて、その左右のエリアに同じ絵を入れると、その配置に応じて絵に動きをつけることができます。 さらに、メガネを複数用意したり、他の要素を追加したりすることで、条件のある仕組みを作ることができます。 ぜひ、ツールの特徴を知って、目的に合わせてツール選びをしてみてください。 テキストプログラミングの独特の流儀で論理構造を作ることを重視したいのならばブロックタイプがいいでしょうし、もう少し日常的な論理思考で取り組みやすいプログラミング手法でハードとソフト両方を同時に発想するものづくりを重視したいならば、MESHのようなフロータイプはとても良いでしょう。 また、高学年以上で、かつコンピューター操作に十分慣れているならば、ビジュアルプログラミングを選ばずに、初めからテキストプログラミングに取り組んでも構わないわけです。 子どもがプログラミングに取り組むときに重要なのは、無理のないツールを選んで簡単なプログラムを自分の力で作ることを体験させてあげることだと思います。 課題設定やツールの理解が難しいために「プログラムは見本通りに作れば動くから理屈はわからなくても同じように作って」とか「プログラムは途中まで作ってあるのでこの部分は気にしないで」となってしまうくらいならば、レベルを下げる方が子どもの理解や達成感は上がるはずです。 立派なものを作る必要はなくどんなにシンプルなものでもいいので、自分がつくった小さな簡単なプログラムが本当に動くという大きな驚きをぜひ感じて欲しいと思います。

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ビジュアルプログラミング言語を俯瞰する(ScratchからNode

ビジュアル プログラミング 言語

プログラミング言語って? 「プログラミング」と聞くと大量な英語や数字が並んでいるイメージがある通り、通常はプログラミング言語ごとのルールに基づいたプログラムコードをテキストでカタカタとタイプして記述していきます。 プログラミング言語というと通常はこのテキストで打つものを指し、JavaScript、PHP、Java、Pythonなどさまざまな種類の言語があり、それぞれの言語に得意な分野があります。 同じ論理を記述する場合でも、プログラミング言語によって文法が異なり、それぞれが別の記述ルールを持っています。 英語の指示語が多いのですが、語学としての英語とは全く違うものなので、英語ができればプログラミングができるわけではないし、プログラミングができれば英語が流ちょうに使いこなせるというわけでもありません。 子ども向けに工夫されたビジュアルプログラミング言語 さて、子どもの場合、低年齢だと文字をキーボードでタイプするのがハードルになることが多い上、日本人のように英語が母語でないとアルファベット表記も壁になります。 そのため、子ども向けには、文字をたくさんタイプしなくて良いように工夫されたものが登場しました。 プログラムに必要な要素をグラフィカルにパーツ化し、ドラッグ&ドロップのマウス操作でプログラミングできるようにしたのです。 これらを広く「ビジュアル(プログラミング)言語」と呼び、それに対応して、文字でコードを記述するプログラミング言語を「テキスト(プログラミング)言語」と呼びます。 なお、ビジュアルプログラミングと比較するために「テキスト言語」という言葉を使っているだけなので、大人のプロのプログラミングの世界では、わざわざ「テキスト言語」と表現することはありません。 「ビジュアル言語」と呼ばれるツールにはいろいろな種類があり、ツール図鑑では大きく3つに分類するとわかりやすいと考えています。 「ブロックタイプ」「フロータイプ」「独自ルールタイプ」です。 (1)ブロックタイプ のビジュアルプログラミング ビジュアルプログラミングで最もメジャーなのがでおなじみのブロックタイプです。 ブロックタイプの場合、指示の書かれた小さなブロックをマウス操作でつなぎ合わせてプログラミングしていきます。 また、ブロックタイプで多カ国の言語に対応している場合、例えば「move 10 steps」というブロックは「10歩動かす」のように日本語に置き換えられているので、英語が母語でない日本の子どもでも抵抗感が低く扱いやすいのも特徴です。 は子ども向けのプログラミングでは早い時期から広く受け入れられてきました。 また、オープンソースなのでScratchに準じて開発されたブログラミングツールもたくさんあります。 さらに、今ではMicrosoftが「MakeCode」、Googleが「Blockly」というブロックタイプのビジュアルプログラミングエディターをオープンソースで公開しているので、これらを使って作られるツールも増えています。 必然的にブロックタイプが多くなるわけです。 なお、「MakeCode」と「Blockly」の場合は、ブロックでのプログラムとJavaScriptの表記を画面上でリアルタイムで切り替えられるようになっていて、テキスト言語の書き方をなるべくそのままビジュアライズしていると言えるでしょう。 micro:bitのようにハードのあるツールは、複数のプログラミング手法に対応している場合があります。 (2)フロータイプ のビジュアルプログラミング ブロックタイプとは違う手法でプログラムの論理構造が見えやすいのがフロータイプです。 フローチャートのように、指示や機能、条件のアイコンを配置して線でつないでプログラムします。 や、などの専用アプリのプログラミング方式として採用されています。 MESHやSAM Labsの実際のパーツブロックを示すアイコンもあるので、とても直感的です。 ものの仕組みを論理的に考える力が要求されるので、ソフトとハードの両方を発想してものづくりをするようなツールにはぴったりです。 (3)独自ルールタイプ のビジュアルプログラミング 上記のどちらでもなく独自ルールで作られたビジュアルプログラミング言語もあります。 あまり多くなく、やが挙げられます。 いずれも、文字や数字で指示や論理構造を作ったり考えたりするのではなく、より直感的な独自の手法でプログラムを作っていきます。 アプリケーションで作品を「作っている」という感覚で、プログラムが生成されるようになっているのが特徴です。 例えばViscuitは「メガネ」という独特の入れ物が用意されていて、その左右のエリアに同じ絵を入れると、その配置に応じて絵に動きをつけることができます。 さらに、メガネを複数用意したり、他の要素を追加したりすることで、条件のある仕組みを作ることができます。 ぜひ、ツールの特徴を知って、目的に合わせてツール選びをしてみてください。 テキストプログラミングの独特の流儀で論理構造を作ることを重視したいのならばブロックタイプがいいでしょうし、もう少し日常的な論理思考で取り組みやすいプログラミング手法でハードとソフト両方を同時に発想するものづくりを重視したいならば、MESHのようなフロータイプはとても良いでしょう。 また、高学年以上で、かつコンピューター操作に十分慣れているならば、ビジュアルプログラミングを選ばずに、初めからテキストプログラミングに取り組んでも構わないわけです。 子どもがプログラミングに取り組むときに重要なのは、無理のないツールを選んで簡単なプログラムを自分の力で作ることを体験させてあげることだと思います。 課題設定やツールの理解が難しいために「プログラムは見本通りに作れば動くから理屈はわからなくても同じように作って」とか「プログラムは途中まで作ってあるのでこの部分は気にしないで」となってしまうくらいならば、レベルを下げる方が子どもの理解や達成感は上がるはずです。 立派なものを作る必要はなくどんなにシンプルなものでもいいので、自分がつくった小さな簡単なプログラムが本当に動くという大きな驚きをぜひ感じて欲しいと思います。

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子ども向け ビジュアルプログラミング言語 Viscuit(ビスケット)ってどんなものなの?:じゃあどうする?

ビジュアル プログラミング 言語

これまで、一般的に「プログラミング」というと文字や記号を使ってプログラムを作り上げることを指していました。 それに対して、図形(ブロック)などを使って、マウスで図形を動かすことにより見た目にわかりやすくプログラミングをできるものが登場しました。 それを「ビジュアルプログラミング」と呼びます。 例えば、画面に「こんにちは!」と表示させるプログラムを作りたいと考えたとき、IT業界でよく使われているプログラミング言語で記述すると以下のようになります。 何種類も記号が使われているうえ、1か所でも間違えると動きません。 実際に画面に表示させる命令をしているのは3行目だけですが、それを書くために長い前書きを書かなければなりません。 それでは、ビジュアルプログラミング言語で有名なはどうでしょうか。 左側の一覧から必要な処理を選んで、ドラッグするだけで作成できます。 実際のプログラム内容はこれだけです。 前書きや記号は一切ありません。 ちなみに「こんにちは!」は最初から準備されていますが、表示する内容は変更することができます。 このように、視覚的にわかりやすくプログラムを作ることができるのが「ビジュアルプログラミング」なのです。 プログラムというのは、「コンピュータを動かすための命令」です。 コンピュータが一番理解できる命令は、すべてが「0」と「1」であらわされたプログラムです。 もちろん人間には読めないので、それを人間がわかるように作られているのがプログラミング言語です。 最終的にコンピュータが必要な部分を「0」「1」に置き換えて処理しています。 人間にわかりやすくなればなるほど、1つの命令に使う「(コンピュータにとって)余計な情報」が増えていきます。 ビジュアルプログラミングは入門用ということで「わかりやすさ」を第一としています。 他のプログラミング言語に比べると、複雑な処理をすることをあまり想定していないのです。 実際に複雑な処理をしようとしたら、かなりの手間がかかるでしょう。 高校で数学に挫折し、理系とは無縁だった筆者がプログラミングに興味を持ったきっかけはというゲーム作成ツールでした。 数は限られていましたが、ゲームに必要なキャラクターや背景などを組み合わせ、キャラクターを自動で動かすこともできました。 命令を間違えると同じところをぐるぐる回って止まらないこともあり、正しく動かすためにどうすればいいのか頭を悩ませたものです。 そして「もっとちゃんとプログラムを作ってみたい」と思ったのです。 今思えば、広い意味で「ビジュアルプログラミング」の先駆けだったと言えると思います。 「プログラミング教育必修化」により、子どもにプログラミングを覚えさせなければ!と焦っている方もいらっしゃると思いますが、複雑なものをいきなり覚えさせる必要はありません。 コンピュータがどうやって動くのか、どのように命令すればわかってくれるのかを覚えるには、まずはビジュアルプログラミングが最適だと思います。 お子さんの興味によっては、もっと複雑な処理ができるプログラミング言語を勉強したい!と思うかもしれません。 みらいごとラボのEクラスではJavaScriptという言語を使った本格的なコードベースのプログラミングも学べます。 先ずは基礎的なことやタイピングを習得したのち、Eクラスで本格的なプログラミングを学ばせてあげてください。 また、もしお子さんのプログラミングを見て興味を持たれたなら、是非ご自身でもやってみてください。 きっと「作る楽しさ」を味わっていただけると思います。

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